JPH024067Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH024067Y2 JPH024067Y2 JP4889685U JP4889685U JPH024067Y2 JP H024067 Y2 JPH024067 Y2 JP H024067Y2 JP 4889685 U JP4889685 U JP 4889685U JP 4889685 U JP4889685 U JP 4889685U JP H024067 Y2 JPH024067 Y2 JP H024067Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical body
- cut
- cylinder
- flange
- convex locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001012 protector Effects 0.000 claims description 12
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 9
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 9
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 229910000639 Spring steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Buffer Packaging (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、鋼管をはじめとする管の端面を保護
する用具、即ち搬送中に管の端面が傷むのを防ぐ
ため管端面に取付け使用する為の管端面保護具に
関するものである。
する用具、即ち搬送中に管の端面が傷むのを防ぐ
ため管端面に取付け使用する為の管端面保護具に
関するものである。
〈従来の技術〉
従来から、この種の管端面保護具としては種々
のものが提供されおり、その一例として本件出願
人の出願に係る特公昭57−35017号公報にて示さ
れるものがある。この器具は、短い両端開口円筒
体の片端面に鍔部が付き、円筒体の側面に抜け防
止用の打抜爪を突出し、円筒体及び鍔部を通して
長手方向に一条の切れ目を渡設して、同切れ目の
内側に切れ目を跨ぐ状態に湾曲状山形片を当接し
た如きものである。
のものが提供されおり、その一例として本件出願
人の出願に係る特公昭57−35017号公報にて示さ
れるものがある。この器具は、短い両端開口円筒
体の片端面に鍔部が付き、円筒体の側面に抜け防
止用の打抜爪を突出し、円筒体及び鍔部を通して
長手方向に一条の切れ目を渡設して、同切れ目の
内側に切れ目を跨ぐ状態に湾曲状山形片を当接し
た如きものである。
〈考案が解決しようする問題点〉
上記特公昭57−35017号公報記載の管端面保護
具は伸縮の許容範囲が狭く、応用面に乏しい等の
欠点があつた。即ち、湾曲状山形片を打撃してそ
の塑性変形により円筒体の直径が大きくなつて鋼
管に圧接されるものであり、湾曲状山形片の長さ
によつてその伸長率は決められるもので内径の異
なる管に使用する場合、その伸長率の範囲内の管
にしか使用できないため、適用される管種に大き
な制約が科せられ、応用範囲が非常に狭くて実用
性に乏しく、しかも上記湾曲状山形片を金槌等で
打撃して押し広げる為、打撃する位置が異なると
同じ効果が得られないものであつたし、更に抜け
防止用の打抜爪も曲がり易く使用途中に脱落する
様な事があつた。
具は伸縮の許容範囲が狭く、応用面に乏しい等の
欠点があつた。即ち、湾曲状山形片を打撃してそ
の塑性変形により円筒体の直径が大きくなつて鋼
管に圧接されるものであり、湾曲状山形片の長さ
によつてその伸長率は決められるもので内径の異
なる管に使用する場合、その伸長率の範囲内の管
にしか使用できないため、適用される管種に大き
な制約が科せられ、応用範囲が非常に狭くて実用
性に乏しく、しかも上記湾曲状山形片を金槌等で
打撃して押し広げる為、打撃する位置が異なると
同じ効果が得られないものであつたし、更に抜け
防止用の打抜爪も曲がり易く使用途中に脱落する
様な事があつた。
〈問題点を解決する為の手段〉
本考案は上述の諸問題を解決する管端面保護具
を提供せんとするものであり、その要旨は弾性材
を素材とする両端開口状筒体の片端を外方向に折
曲し鍔部となし、該筒体及び鍔部を通じ一条の切
断部を渡設し、同切断部により2分された筒体切
断面側の一方に凸状係止片を、他方には上記凸状
係止部が嵌入される凹状係合部を設け、更に上記
切断部を跨ぎ、その両端が筒体内壁に固着される
帯体により筒体の弾性力を高速せしめ、しかも上
記筒体の外周面には所要の弾性片が装着されたこ
とを特徴とする管端面保護具である。
を提供せんとするものであり、その要旨は弾性材
を素材とする両端開口状筒体の片端を外方向に折
曲し鍔部となし、該筒体及び鍔部を通じ一条の切
断部を渡設し、同切断部により2分された筒体切
断面側の一方に凸状係止片を、他方には上記凸状
係止部が嵌入される凹状係合部を設け、更に上記
切断部を跨ぎ、その両端が筒体内壁に固着される
帯体により筒体の弾性力を高速せしめ、しかも上
記筒体の外周面には所要の弾性片が装着されたこ
とを特徴とする管端面保護具である。
〈実施例及び作用〉
以下本考案の実施例の図面を参酌し乍ら詳述す
る。
る。
第1図に本考案の管端面保護具の一実施例を示
すが、バネ鋼等の弾性材を素材とする両端開口状
筒体1の片端を折曲して鍔部2とされ、この筒体
1は鍔部2をも通して長手方向に一条の切断線3
が設けられている。この切断線3を挾む円筒体の
2個切断面側には、互いに嵌合し合う凸状係止片
4と凹状係合部5とが設けられ、これら凸状係止
片4と凹状係合部5との嵌合した状態で保持する
為の帯体6が切断線3を跨ぎ両端が筒体内壁に固
着される如く取付けられている。
すが、バネ鋼等の弾性材を素材とする両端開口状
筒体1の片端を折曲して鍔部2とされ、この筒体
1は鍔部2をも通して長手方向に一条の切断線3
が設けられている。この切断線3を挾む円筒体の
2個切断面側には、互いに嵌合し合う凸状係止片
4と凹状係合部5とが設けられ、これら凸状係止
片4と凹状係合部5との嵌合した状態で保持する
為の帯体6が切断線3を跨ぎ両端が筒体内壁に固
着される如く取付けられている。
又筒体1の外周面には、ゴムやプラスチツク等
を素材とする弾性片7が、装着されている。
を素材とする弾性片7が、装着されている。
上記した第1図に示した実施例では凸状係止片
4及び凹状係合部5とをそれぞれ1個ずつとした
が、これらは第2図に示す様にそれぞれ2個ずつ
あるいはそれ以上配設してもよい。
4及び凹状係合部5とをそれぞれ1個ずつとした
が、これらは第2図に示す様にそれぞれ2個ずつ
あるいはそれ以上配設してもよい。
又第1図の場合には拘束用の帯体6を線材状の
ものを示し、かつその結着具8を筒体1の内壁面
に取付けた如き構造のものを示したが、この帯体
6は線材状のものに限らず、第2図に示す様に狭
幅帯状材でもよく、その配設本数は筒体1の大き
さや長さに応じ適宜選択するものとする。
ものを示し、かつその結着具8を筒体1の内壁面
に取付けた如き構造のものを示したが、この帯体
6は線材状のものに限らず、第2図に示す様に狭
幅帯状材でもよく、その配設本数は筒体1の大き
さや長さに応じ適宜選択するものとする。
以上の構成により成る本考案の管端面保護具で
は、それを鋼管9の開放端から挿入し、鋼管9の
端面に鍔部2を当接せしめた状態で、ニツパーそ
の他所要工具を用い帯体6を切断すると、筒体1
はそれ自体の弾性力により径方向に拡張され、第
3図に示す様にその外周面に装着されている弾性
片7が筒体1の内壁面へ圧着する状態で固定され
る。その場合に凸状係止片4は凹状係合部5内に
は在るが帯体6で拘束されていた場合よりは浅く
嵌入している状態となつている。
は、それを鋼管9の開放端から挿入し、鋼管9の
端面に鍔部2を当接せしめた状態で、ニツパーそ
の他所要工具を用い帯体6を切断すると、筒体1
はそれ自体の弾性力により径方向に拡張され、第
3図に示す様にその外周面に装着されている弾性
片7が筒体1の内壁面へ圧着する状態で固定され
る。その場合に凸状係止片4は凹状係合部5内に
は在るが帯体6で拘束されていた場合よりは浅く
嵌入している状態となつている。
〈考案の効果〉
以上述べて来た本考案の管端面保護具によれば
鋼管への取付けは、保護具自体を差し込んでその
帯体を切断するという簡単な操作で行え、その様
にして取付けられた保護具はそれ自体が弾性素材
から構成されている為に弾性力による拡張力で鋼
管端部に強固に固定され、しかもこの様に拡がつ
た状態にあつても凸状係止片は凹状係合部の内に
その一部が嵌入されている為に切断線部分に於い
て切断線方向にズレ変形を起こす事なく、保護具
自体が常に一体感が保たれる結果、鋼管に取付け
た状態で安定感があり、脱落し難いものである。
鋼管への取付けは、保護具自体を差し込んでその
帯体を切断するという簡単な操作で行え、その様
にして取付けられた保護具はそれ自体が弾性素材
から構成されている為に弾性力による拡張力で鋼
管端部に強固に固定され、しかもこの様に拡がつ
た状態にあつても凸状係止片は凹状係合部の内に
その一部が嵌入されている為に切断線部分に於い
て切断線方向にズレ変形を起こす事なく、保護具
自体が常に一体感が保たれる結果、鋼管に取付け
た状態で安定感があり、脱落し難いものである。
又筒体の外周面にはゴム等の弾性片が装着され
ているので、保護具を取付け、取り外しする際に
鋼管内壁面に傷を付ける事なく、かつ該弾性片と
鋼管内壁面との摩擦抵抗の為に保護具が脱落し難
いという効果がある。
ているので、保護具を取付け、取り外しする際に
鋼管内壁面に傷を付ける事なく、かつ該弾性片と
鋼管内壁面との摩擦抵抗の為に保護具が脱落し難
いという効果がある。
第1図は本考案管端面保護具の一実施例を示す
斜視図、第2図は同他の例を示す斜視図、第3図
は同使用状態を示す説明図。 図中、1……筒体、2……鍔部、4……凸状係
止片、5……凹状係合部、6……帯体、7……弾
性片。
斜視図、第2図は同他の例を示す斜視図、第3図
は同使用状態を示す説明図。 図中、1……筒体、2……鍔部、4……凸状係
止片、5……凹状係合部、6……帯体、7……弾
性片。
Claims (1)
- 弾性材を素材とする両端開口状筒体の片端を外
方向に折曲し鍔部となし、該筒体及び鍔部を通じ
一条の切断部を渡設し、同切断部により2分され
た筒体切断面側の一方に凸状係止片を、他方には
上記凸状係止部が嵌入される凹状係合部を設け、
更に上記切断部を跨ぎ、その両端が筒体内壁に固
着される帯体により筒体の弾性力を拘束せしめ、
しかも上記筒体の外周面には所要の弾性片が装着
されたことを特徴とする管端面保護具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4889685U JPH024067Y2 (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4889685U JPH024067Y2 (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61164157U JPS61164157U (ja) | 1986-10-11 |
JPH024067Y2 true JPH024067Y2 (ja) | 1990-01-30 |
Family
ID=30565579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4889685U Expired JPH024067Y2 (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH024067Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200487226Y1 (ko) * | 2016-09-21 | 2018-08-27 | 주식회사코리아엠에프 | 배관 보호 커버 |
-
1985
- 1985-04-01 JP JP4889685U patent/JPH024067Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61164157U (ja) | 1986-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0830483B2 (ja) | 帯状締環 | |
US4068966A (en) | Mounting apparatus | |
US4106799A (en) | At least two-partite clamping sleeve for connection of two pipe ends provided with flanges | |
US6473943B1 (en) | Hose clamp | |
JPH0733879B2 (ja) | 弾性により伸張可能な環状ストラップ | |
JPS63190912A (ja) | 耳なしクランプ構造体 | |
JPH024067Y2 (ja) | ||
JPH0776596B2 (ja) | 締付けバンド | |
JPH0226858Y2 (ja) | ||
JPH024921Y2 (ja) | ||
JPH0242600Y2 (ja) | ||
JPH0245166Y2 (ja) | ||
JPH024066Y2 (ja) | ||
JP3422836B2 (ja) | クランプ用スプリングカラー | |
JPH0242601Y2 (ja) | ||
JPH0242602Y2 (ja) | ||
JPH0226859Y2 (ja) | ||
JP2000191023A (ja) | 管端部保護装置 | |
JP3003752B2 (ja) | 管端面の防食キャップ | |
JP3003096U (ja) | スペーサー | |
JPH024062Y2 (ja) | ||
CA1085643A (en) | Safety cap for the projecting ends of rebar, pipe and the like | |
JPH09303652A (ja) | ストッパ | |
US5732982A (en) | Coupling joint | |
JPS6329990Y2 (ja) |