JPH0523155B2 - - Google Patents
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- JPH0523155B2 JPH0523155B2 JP19181987A JP19181987A JPH0523155B2 JP H0523155 B2 JPH0523155 B2 JP H0523155B2 JP 19181987 A JP19181987 A JP 19181987A JP 19181987 A JP19181987 A JP 19181987A JP H0523155 B2 JPH0523155 B2 JP H0523155B2
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Description
【発明の詳細な説明】
A 発明の目的
(1) 産業上の利用分野
本発明はバツクネツト用支柱の立設工法および
その立設工法に用いられる基礎ブロツクに関す
る。
その立設工法に用いられる基礎ブロツクに関す
る。
(2) 従来の技術
従来、前記支柱を立設する場合は、地面に複数
の支柱立設用孔を掘削する工程と、各孔内で上下
面を開口させた型枠を組む工程と、その型枠内に
生コンクリートを打込んだ後、支柱差込み孔を形
成すべく厚紙製円形型枠を生コンクリートに挿入
する工程と、生コンクリート硬化後前記型枠を除
去して支柱差込み孔を得る工程と、前記支柱差込
み孔に支柱を差込んで、その高さおよび鉛直度
(立ち)を調整した後、支柱と支柱差込み孔との
隙間に部分的に詰物をして支柱を自立させる工程
と、前記隙間に生コンクリートを打込んで硬化さ
せる工程とを用いている。
の支柱立設用孔を掘削する工程と、各孔内で上下
面を開口させた型枠を組む工程と、その型枠内に
生コンクリートを打込んだ後、支柱差込み孔を形
成すべく厚紙製円形型枠を生コンクリートに挿入
する工程と、生コンクリート硬化後前記型枠を除
去して支柱差込み孔を得る工程と、前記支柱差込
み孔に支柱を差込んで、その高さおよび鉛直度
(立ち)を調整した後、支柱と支柱差込み孔との
隙間に部分的に詰物をして支柱を自立させる工程
と、前記隙間に生コンクリートを打込んで硬化さ
せる工程とを用いている。
(3) 発明が解決しようとする問題
しかしながら前記従来工法は2回の生コンクー
ト打込み作業を必要とするので工期が長くなり、
また支柱差込み孔の形成ならびに各支柱の高さお
よび鉛直度の調整が面倒であり、さらに打込みに
より形成されるコンクリートブロツクにより支柱
の倒れを防止する構成であるから、重量の大きな
コンクリートブロツクを得るために大きな支柱立
設用孔を掘削しなければならず、その結果、生コ
ンクリートの打込量が多くなり、また掘削により
生じた多量の残土のほとんどを搬出しなければな
らないといつた問題もある。
ト打込み作業を必要とするので工期が長くなり、
また支柱差込み孔の形成ならびに各支柱の高さお
よび鉛直度の調整が面倒であり、さらに打込みに
より形成されるコンクリートブロツクにより支柱
の倒れを防止する構成であるから、重量の大きな
コンクリートブロツクを得るために大きな支柱立
設用孔を掘削しなければならず、その結果、生コ
ンクリートの打込量が多くなり、また掘削により
生じた多量の残土のほとんどを搬出しなければな
らないといつた問題もある。
本発明は前記問題を解決することのできる前記
立設工法およびその立設工法に用いられる基礎ブ
ロツクを提供することを目的とする。
立設工法およびその立設工法に用いられる基礎ブ
ロツクを提供することを目的とする。
B 発明の構成
(1) 問題点を解決するための手段
本発明は複数の支柱と、それら支柱間に張設さ
れるネツトとを備えたバツクネツトの前記支柱を
立設する工法であつて、地面に複数の支柱立設用
孔を掘削する工程と、各孔に上下面を開口させた
枠形をなすコンクリート製基礎ブロツクを設置し
た後、該基礎ブロツクの周囲に前記掘削により生
じた残土の一部を埋戻して前記基礎ブロツクを固
定する工程と、各支柱の高さを決めるべく該支柱
に固着された高さ規制部材を前記基礎ブロツクの
内面に略水平に突設された複数の第1支持材に載
置する工程と、各支柱を鉛直にした後、前記第1
支持材よりも上方において前記基礎ブロツクの内
面に略水平に突設された複数の第2支持材と前記
支柱とを鉛直度規制部材を介して固着する工程
と、前記基礎ブロツク内に生コンクリートを打込
んで、硬化させる工程とを用いることを特徴とす
る。
れるネツトとを備えたバツクネツトの前記支柱を
立設する工法であつて、地面に複数の支柱立設用
孔を掘削する工程と、各孔に上下面を開口させた
枠形をなすコンクリート製基礎ブロツクを設置し
た後、該基礎ブロツクの周囲に前記掘削により生
じた残土の一部を埋戻して前記基礎ブロツクを固
定する工程と、各支柱の高さを決めるべく該支柱
に固着された高さ規制部材を前記基礎ブロツクの
内面に略水平に突設された複数の第1支持材に載
置する工程と、各支柱を鉛直にした後、前記第1
支持材よりも上方において前記基礎ブロツクの内
面に略水平に突設された複数の第2支持材と前記
支柱とを鉛直度規制部材を介して固着する工程
と、前記基礎ブロツク内に生コンクリートを打込
んで、硬化させる工程とを用いることを特徴とす
る。
また本発明は複数の支柱と、それら支柱間に張
設されるネツトとを備えたバツクネツトの前記支
柱を立設するために用いられる上下面を開口させ
た枠形をなすコンクリート製基礎ブロツクであつ
て、前記ネツト表面の下方延長面と平行な平板状
鉛直部および該鉛直部の下縁に在つて前記下方延
長面より遠去かる方向に突出する水平部を持ち、
前記鉛直部を対向させて配設される鉤形第1およ
び第2構成体と、両鉛直部と協働して生コンクリ
ート打込用空間を形成すべく前記下方延長面と交
差すると共に両鉛直部を挟むように配設されて両
鉛直部に複数の締結具により締結される平板状第
3および第4構成体とを有し、両鉛直部の内面
に、前記支柱の高さを決めるべく該支柱に固着さ
れた高さ規制部材を載置する複数の第1支持材を
略水平に突設し、また両鉛直部の内面に、前記支
柱を鉛直にした後該支柱を鉛直度規制部材を介し
て固着する複数の第2支持材を前記第1支持材よ
りも上方において略水平に突設したことを特徴と
する。
設されるネツトとを備えたバツクネツトの前記支
柱を立設するために用いられる上下面を開口させ
た枠形をなすコンクリート製基礎ブロツクであつ
て、前記ネツト表面の下方延長面と平行な平板状
鉛直部および該鉛直部の下縁に在つて前記下方延
長面より遠去かる方向に突出する水平部を持ち、
前記鉛直部を対向させて配設される鉤形第1およ
び第2構成体と、両鉛直部と協働して生コンクリ
ート打込用空間を形成すべく前記下方延長面と交
差すると共に両鉛直部を挟むように配設されて両
鉛直部に複数の締結具により締結される平板状第
3および第4構成体とを有し、両鉛直部の内面
に、前記支柱の高さを決めるべく該支柱に固着さ
れた高さ規制部材を載置する複数の第1支持材を
略水平に突設し、また両鉛直部の内面に、前記支
柱を鉛直にした後該支柱を鉛直度規制部材を介し
て固着する複数の第2支持材を前記第1支持材よ
りも上方において略水平に突設したことを特徴と
する。
(2) 作用
前記立設工法によれば、生コンクリートの打込
み作業は1回でよいから、工期を大幅に短縮する
ことができる。
み作業は1回でよいから、工期を大幅に短縮する
ことができる。
また各支柱の高さおよび鉛直度調整作業を基礎
ブロツク、高さ規制部材、および鉛直度規制部材
の協動によつて迅速、且つ正確に行うことができ
る。
ブロツク、高さ規制部材、および鉛直度規制部材
の協動によつて迅速、且つ正確に行うことができ
る。
さらに基礎ブロツクと、それに打込まれたコン
クリートと、埋戻した土の重量により支柱の倒れ
を防止するので、基礎ブロツクを小型高重量に構
成することによりコンクリート打込量を少なく
し、また残土量を減らしてその搬出作業を容易に
行うことができる。
クリートと、埋戻した土の重量により支柱の倒れ
を防止するので、基礎ブロツクを小型高重量に構
成することによりコンクリート打込量を少なく
し、また残土量を減らしてその搬出作業を容易に
行うことができる。
前記基礎ブロツクによれば、前記立設工法を能
率良く実施することができ、また両水平部の踏張
り作用を得てネツトに作用する風圧に対し十分に
対向し得る高強度な基礎構造を得ることができ
る。
率良く実施することができ、また両水平部の踏張
り作用を得てネツトに作用する風圧に対し十分に
対向し得る高強度な基礎構造を得ることができ
る。
さらに支柱の高さおよび地耐力に応じて前記踏
張り、作用および生コンクリート打込量を調整す
るために、第3および第4構成体として前記下方
延長面と交差する方向の長さを変えたものを使用
して、両鉛直部間の間隔を変えることが可能であ
り、これにより支柱の高さおよび地耐力に見合つ
た基礎構造を得ることができる。
張り、作用および生コンクリート打込量を調整す
るために、第3および第4構成体として前記下方
延長面と交差する方向の長さを変えたものを使用
して、両鉛直部間の間隔を変えることが可能であ
り、これにより支柱の高さおよび地耐力に見合つ
た基礎構造を得ることができる。
その上、第1構成体と第2構成体とを、また第
3構成体と第4構成体とをそれぞれ同一形状に成
形し得るので、それらの成形作業が容易である。
3構成体と第4構成体とをそれぞれ同一形状に成
形し得るので、それらの成形作業が容易である。
(3) 実施例
第1、第2図はバツクネツト1を示し、そのバ
ンクネツト1は地面2に立設された複数の角形鋼
管よりなる支柱3と、各支柱3間に張設されるネ
ツト4とを備えている。
ンクネツト1は地面2に立設された複数の角形鋼
管よりなる支柱3と、各支柱3間に張設されるネ
ツト4とを備えている。
各支柱3の立設に当たつては、第3、第4図に
明示するように上下面を開口させた枠形をなすコ
ンクリート製基礎ブロツク5が用いられる。
明示するように上下面を開口させた枠形をなすコ
ンクリート製基礎ブロツク5が用いられる。
その基礎ブロツク5はネツト4表面の下方延面
4aと平行な平板状鉛直部6aおよびその鉛直部
6aの下縁に在つて下方延長面4aより遠去かる
方向に突出する平板状水平部6bを持ち、鉛直部
6aを対向させて配設される鉤形第1および第2
構成体61,62と、両鉛直部6aと協働して生コ
ンクリート打込用空間Sを形成すべく、前記下方
延長面4aと交差すると共に両鉛直部6aを挟む
ように配設されて両鉛直部6aに複数の締結具に
より締結される平板状第3および第4構成体63,
6aとを有する。
4aと平行な平板状鉛直部6aおよびその鉛直部
6aの下縁に在つて下方延長面4aより遠去かる
方向に突出する平板状水平部6bを持ち、鉛直部
6aを対向させて配設される鉤形第1および第2
構成体61,62と、両鉛直部6aと協働して生コ
ンクリート打込用空間Sを形成すべく、前記下方
延長面4aと交差すると共に両鉛直部6aを挟む
ように配設されて両鉛直部6aに複数の締結具に
より締結される平板状第3および第4構成体63,
6aとを有する。
図示例においては、各締結具としてボルト7が
用いられ、第3および第4構成体63,64の両側
部に形成された複数の長孔8にそれぞれボルト7
を挿通して第1および第2構成体61,62の側端
面に開口するねじ孔9に螺合することにより第3
および第4構成体63,64が第1および第2構成
体61,62に締結される。
用いられ、第3および第4構成体63,64の両側
部に形成された複数の長孔8にそれぞれボルト7
を挿通して第1および第2構成体61,62の側端
面に開口するねじ孔9に螺合することにより第3
および第4構成体63,64が第1および第2構成
体61,62に締結される。
第1および第2構成体61,62に、水平部6b
から鉛直部6aを通るように複数の鉄筋101〜
104が埋設され、また鉛直部6aには水平方向
に延びる複数の鉄筋11が埋設される。鉛直部6
aの鉄筋101〜104のうち2本101,102は
鉛直部6a内面側に突出して水平に折曲げられ、
両鉛直部6aから突出する各2本の鉄筋101,
101および102,102をそれぞれ重合させる
ことにより2本の第1支持材121が構成される。
また第1支持材121の上方において、鉛直部6
a内面側に2本の鉄筋103,104が突出して水
平に折曲げられ、両鉛直部6aから突出する各2
本の鉄筋103,103および104,104をそれ
ぞれ重合させることにより2本の第2支持材12
2が構成される。
から鉛直部6aを通るように複数の鉄筋101〜
104が埋設され、また鉛直部6aには水平方向
に延びる複数の鉄筋11が埋設される。鉛直部6
aの鉄筋101〜104のうち2本101,102は
鉛直部6a内面側に突出して水平に折曲げられ、
両鉛直部6aから突出する各2本の鉄筋101,
101および102,102をそれぞれ重合させる
ことにより2本の第1支持材121が構成される。
また第1支持材121の上方において、鉛直部6
a内面側に2本の鉄筋103,104が突出して水
平に折曲げられ、両鉛直部6aから突出する各2
本の鉄筋103,103および104,104をそれ
ぞれ重合させることにより2本の第2支持材12
2が構成される。
次に、前記基礎ブロツク5を用いた支柱3の立
設工法について説明す。
設工法について説明す。
先ず、第5図に示すように、地面2に複数の支
柱立設用孔13を所定の間隔に掘削する。
柱立設用孔13を所定の間隔に掘削する。
各孔13をに基礎ブロツク5を、その両水平部
6bが、前記下方延長面4aの両側に位置するよ
うに設置した後基礎ブロツク5の周囲に掘削によ
り生じた残土14の一部を埋戻して基礎ブロツク
5を固定する。
6bが、前記下方延長面4aの両側に位置するよ
うに設置した後基礎ブロツク5の周囲に掘削によ
り生じた残土14の一部を埋戻して基礎ブロツク
5を固定する。
第2、第6図に示すように支柱3の高さを決め
た後、その支柱3下端近傍にそれを挟むように一
対のアングル材よりなる高さ規制部材15を溶接
等の手段で固着し、その高さ規制部材15を両記
第2支持材122の間を通して両第1支持材121
に載置する。
た後、その支柱3下端近傍にそれを挟むように一
対のアングル材よりなる高さ規制部材15を溶接
等の手段で固着し、その高さ規制部材15を両記
第2支持材122の間を通して両第1支持材121
に載置する。
支柱3を鉛直にした後、一対のアングル材より
なる鉛直度規制部材16を、高さ規制部材15よ
りも上方において、支柱3にそれを挟むように溶
接等の手段で固着すると共に鉛直度規制部材16
を各第2支持材122に溶接等の手段で固着する。
これにより各支柱3は高さを一定にして鉛直状態
に自立する。
なる鉛直度規制部材16を、高さ規制部材15よ
りも上方において、支柱3にそれを挟むように溶
接等の手段で固着すると共に鉛直度規制部材16
を各第2支持材122に溶接等の手段で固着する。
これにより各支柱3は高さを一定にして鉛直状態
に自立する。
基礎ブロツク5の空間Sに生コンクリート17
aを打込んで硬化させる。
aを打込んで硬化させる。
前記工法によれば、生コンクリート17aの打
込み作業は1回でよいから工期を大幅に短縮する
ことができる。また各支柱3の高さおよび鉛直度
調整作業を基礎ブロツク5、高さ規制部材15お
よび鉛直度規制部材16の協働によつて迅速、且
つ正確に行うことができる。
込み作業は1回でよいから工期を大幅に短縮する
ことができる。また各支柱3の高さおよび鉛直度
調整作業を基礎ブロツク5、高さ規制部材15お
よび鉛直度規制部材16の協働によつて迅速、且
つ正確に行うことができる。
さらに基礎ブロツク5と、それに打込まれたコ
ンクート17と、埋戻した土の重量により支柱3
の倒れを防止するので、基礎ブロツク5を小型高
重量に構成することによりコンクリート打込量を
少なくし、また残土量を減らしてその搬出作業を
容易に行うことができる。これは工期を短縮する
上にも有効である。
ンクート17と、埋戻した土の重量により支柱3
の倒れを防止するので、基礎ブロツク5を小型高
重量に構成することによりコンクリート打込量を
少なくし、また残土量を減らしてその搬出作業を
容易に行うことができる。これは工期を短縮する
上にも有効である。
前記基礎ブロツク5によれば、前記立設工法を
能率良く実施することができる。また両水平部6
bの踏張り作用と、両水平部6b上に埋戻された
残土の重量による押え込み作用とによつてネツト
4に作用する風圧に対し十分に対向し得る高強度
な基礎構造を得ることができる。
能率良く実施することができる。また両水平部6
bの踏張り作用と、両水平部6b上に埋戻された
残土の重量による押え込み作用とによつてネツト
4に作用する風圧に対し十分に対向し得る高強度
な基礎構造を得ることができる。
さらに支柱3の高さおよび地耐力に応じて、前
記踏張り作用および生コンクリート17aの打込
量を調整するために、第3および第4構成体63,
6aとして前記下方延長面4aと交差する方向の
長さLを変えたものを使用して、両鉛直部6a間
の間隔Dを変えることが可能であり、これにより
支柱の高さおよび地耐力に見合つた基礎構造を得
ることができる。
記踏張り作用および生コンクリート17aの打込
量を調整するために、第3および第4構成体63,
6aとして前記下方延長面4aと交差する方向の
長さLを変えたものを使用して、両鉛直部6a間
の間隔Dを変えることが可能であり、これにより
支柱の高さおよび地耐力に見合つた基礎構造を得
ることができる。
その上第1構成体61と第2構成体62とを、ま
た第3構成体63と第4構成体64とをそれぞれ同
一形状に成形し得るので、それらの成形作業が容
易であり、量産性に優れている。
た第3構成体63と第4構成体64とをそれぞれ同
一形状に成形し得るので、それらの成形作業が容
易であり、量産性に優れている。
なお、支柱3としては、円形鋼管、V形鋼、H
形鋼等の使用も可能であり、また第1および第2
支持材121,122としては鉄筋101〜104に
代えて他の部材を用い、その基端部を鉛直部6a
に埋込んでもよい。
形鋼等の使用も可能であり、また第1および第2
支持材121,122としては鉄筋101〜104に
代えて他の部材を用い、その基端部を鉛直部6a
に埋込んでもよい。
C 発明の効果
本発明に係るバツクネツト用支柱の立設工法に
よれば、工期の短縮、支柱の高さおよび鉛直度調
整作業の能率化と正確性の向上、残土搬出作業の
容易化を図ることができる。
よれば、工期の短縮、支柱の高さおよび鉛直度調
整作業の能率化と正確性の向上、残土搬出作業の
容易化を図ることができる。
また本発明に係る基礎ブロツクによれば、前記
立設工法の能率化、基礎構造の強度向上、支柱の
高さおよび地耐力に見合つた基礎構造の実現を達
成することができる。その上量産性の優れた基礎
ブロツクを提供することができる。
立設工法の能率化、基礎構造の強度向上、支柱の
高さおよび地耐力に見合つた基礎構造の実現を達
成することができる。その上量産性の優れた基礎
ブロツクを提供することができる。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はバツ
クネツトの要部正面図、第2図は第1図−線
断面図、第3図は基礎ブロツクおよび支柱の関係
を示す分解斜視図、第4図は基礎ブロツクの平面
図、第5および第6図は立設工法の工程説明図で
ある。 1……バツクネツト、2……地面、3……支
柱、4……ネツト、4a……下方延長面、5……
基礎ブロツク、6a……鉛直部、6b……水平
部、61〜64……第1〜第4構成体、7……締結
具としてのボルト、121,122……第1、第2
支持材、13……支柱立設用孔、14……残土、
15……高さ規制部材、16……鉛直度規制部
材、17a……生コンクリート、S……生コンク
リート打込用空間。
クネツトの要部正面図、第2図は第1図−線
断面図、第3図は基礎ブロツクおよび支柱の関係
を示す分解斜視図、第4図は基礎ブロツクの平面
図、第5および第6図は立設工法の工程説明図で
ある。 1……バツクネツト、2……地面、3……支
柱、4……ネツト、4a……下方延長面、5……
基礎ブロツク、6a……鉛直部、6b……水平
部、61〜64……第1〜第4構成体、7……締結
具としてのボルト、121,122……第1、第2
支持材、13……支柱立設用孔、14……残土、
15……高さ規制部材、16……鉛直度規制部
材、17a……生コンクリート、S……生コンク
リート打込用空間。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の支柱と、それら支柱間に張設されるネ
ツトとを備えたバツクネツトの前記支柱を立設す
る工法であつて、地面に複数の支柱立設用孔を掘
削する工程と、各孔に上下面を開口させた枠形を
なすコンクリート製基礎ブロツクを設置した後、
該基礎ブロツクの周囲に前記掘削により生じた残
土の一部を埋戻して前記基礎ブロツクを固定する
工程と、各支柱の高さを決めるべく該支柱に固着
された高さ規制部材を前記基礎ブロツクの内面に
略水平に突設された複数の第1支持材に載置する
工程と、各支柱を鉛直にした後、前記第1支持材
よりも上方において前記基礎ブロツクの内面に略
水平に突設された複数の第2支持材と前記支柱と
を鉛直度規制部材を介して固着する工程と、前記
基礎ブロツク内に生コンクリートを打込んで、硬
化させる工程とを用いることを特徴とするバツク
ネツト用支柱の立設工法。 2 複数の支柱と、それら支柱間に張設されるネ
ツトとを備えたバツクネツトの前記支柱を立設す
るために用いられる上下面を開口させた枠形をな
すコンクリート製基礎ブロツクであつて、前記ネ
ツト表面の下方延長面と平行な平板状鉛直部およ
び該鉛直部の下縁に在つて前記下方延長面より遠
去かる方向に突出する水平部を持ち、前記鉛直部
を対向させて配設される鉤形第1および第2構成
体と、両鉛直部と協働して生コンクリート打込用
空間を形成すべく前記下方延長面と交差すると共
に両鉛直部を挟むように配設されて両鉛直部に複
数の締結具により締結される平板状第3および第
4構成体とを有し、両鉛直部の内面に、前記支柱
の高さを決めるべく該支柱に固着された高さ規制
部材を載置する複数の第1支持材を略水平に突設
し、また両鉛直部の内面に、前記支柱を鉛直にし
た後該支柱を鉛直度規制部材を介して固着する複
数の第2支持材を前記第1支持材よりも上方にお
いて略水平に突設したことを特徴とする基礎ブロ
ツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19181987A JPS6434383A (en) | 1987-07-31 | 1987-07-31 | Construction method for erecting support for backnet and foundation block |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19181987A JPS6434383A (en) | 1987-07-31 | 1987-07-31 | Construction method for erecting support for backnet and foundation block |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6434383A JPS6434383A (en) | 1989-02-03 |
JPH0523155B2 true JPH0523155B2 (ja) | 1993-03-31 |
Family
ID=16281052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19181987A Granted JPS6434383A (en) | 1987-07-31 | 1987-07-31 | Construction method for erecting support for backnet and foundation block |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6434383A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5553947B1 (ja) * | 2014-02-26 | 2014-07-23 | グリーンリバー株式会社 | キャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1988219A1 (en) | 2007-05-04 | 2008-11-05 | Anatoliusz Z. Jaroszewicz | Monopile foundation |
KR100926356B1 (ko) * | 2009-05-12 | 2009-11-10 | 성호티에스(주) | 강관주 설치용 베이스 어셈블리 |
CN103410368B (zh) * | 2013-08-30 | 2016-01-20 | 新疆兵团水利水电工程集团有限公司 | 用于土方开挖中的立杆加固方法 |
JP5910839B1 (ja) * | 2015-02-03 | 2016-04-27 | 山本 健一 | 柱脚施工具及び柱脚施工方法 |
JP7344721B2 (ja) * | 2019-09-04 | 2023-09-14 | 株式会社長谷工コーポレーション | ルーフ構造物とその施工方法 |
-
1987
- 1987-07-31 JP JP19181987A patent/JPS6434383A/ja active Granted
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5553947B1 (ja) * | 2014-02-26 | 2014-07-23 | グリーンリバー株式会社 | キャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法 |
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Publication number | Publication date |
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JPS6434383A (en) | 1989-02-03 |
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