JPH05231522A - 変速制御装置 - Google Patents

変速制御装置

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Publication number
JPH05231522A
JPH05231522A JP4059190A JP5919092A JPH05231522A JP H05231522 A JPH05231522 A JP H05231522A JP 4059190 A JP4059190 A JP 4059190A JP 5919092 A JP5919092 A JP 5919092A JP H05231522 A JPH05231522 A JP H05231522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
accelerator
downshift
electronic control
driver
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4059190A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Tsukasaki
文雄 塚崎
Masahiro Nezu
正弘 根津
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Akebono Research and Development Centre Ltd
Original Assignee
Akebono Research and Development Centre Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Akebono Research and Development Centre Ltd filed Critical Akebono Research and Development Centre Ltd
Priority to JP4059190A priority Critical patent/JPH05231522A/ja
Publication of JPH05231522A publication Critical patent/JPH05231522A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2552/00Input parameters relating to infrastructure
    • B60W2552/15Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction

Landscapes

  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】下り坂に入るとセンサが勾配を検出し、アクセ
ルペダルが踏み込まれていない時はオーバードライブを
自動的に解除して下段側のギヤにシフトダウンするよう
にして、ドライバーがシフトレバーを操作せずとも自動
的にエンジンブレーキ効果を高めることができるように
する。 【構成】変速制御装置は、下り勾配を検出する勾配セン
サ1と、アクセル踏込み状態を検出するアクセルセンサ
2と、これらセンサからの情報によってシフトダウンの
必要性を判別し、自動変速装置にシフトダウンを実施あ
るいはドライバーにシフトダウンを勧告することができ
る電子制御装置6とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両が下り勾配走行時
に、自動変速機付き車両(以下、AT車という)のギヤ
シフトを自動的に制御するか、あるいはギヤシフトダウ
ンをドライバーに勧告し、下り勾配走行中のエンジンブ
レーキ効果を高め、下り勾配走行中において足踏み式の
主ブレーキ使用の頻度を減らすことができるようにした
AT車の変速制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のAT車は、走行中にアクセルペダ
ルを緩めると加速不要と判断し、室内騒音を下げるため
及び燃費を節約するために自動的にギヤ比の小さい高速
側(上段側)ギヤにシフトアップするようになってい
る。したがって、通常の走行中はシフトアップが進み、
オーバードライブギヤに入っていることが多い。また自
動変速機に採用されている流体式トルクコンバータは逆
方向のトルク伝達力が小さいことも良く知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうしたことから、A
T車においてはオーバードライブギヤでの走行中にアク
セルペダルを緩めても、ギヤ比が小さいこと、自動変速
機における逆方向トルク伝達性が劣ること、エンジン回
転が低いことから十分なエンジンブレーキ効果が得られ
ず、どうしてもドライバーは足踏み式の主ブレーキ使用
に依存することが多くなる。一方、AT車においては、
下り坂走行中は主ブレーキの使いすぎによる過熱防止、
ブレーキ効果減退を予防するためにエンジンブレーキの
効果が高い下段側ギヤへのシフトダウンが推奨されてい
る。しかし、AT車のドライバーはこれを面倒がって足
踏み式の主ブレーキ使用に依存することが多く、山岳路
等降坂時にブレーキ過熱が原因でブレーキの効きが悪く
なり、最悪の時は事故を発生する場合もある。
【0004】そこで、本発明は、下り坂に入るとセンサ
が勾配を検出し、アクセルペダルが踏み込まれていない
時はオーバードライブを自動的に解除して下段側のギヤ
にシフトダウンするようにし、これによってドライバー
がシフトレバーを操作せずとも自動的にエンジンブレー
キ効果を高めることができるようにして、主ブレーキの
使用を減らすことができる変速制御装置を提案せんとす
るものである。さらに、オーバードライブ解除だけでは
エンジンブレーキ効果が不足し、相変わらず主ブレーキ
が使用されている場合には、その時のエンジンの回転が
高速でなければ、さらに下段側のギヤにシフトダウンし
てエンジンブレーキ効果をより一層高めることができる
変速制御装置、あるいは、ドライバーにウォーニングラ
ンプなどによってシフトダウンを勧告する変速制御装置
を提案し、AT車の主ブレーキ使用頻度減少による走行
安全性を向上を図り、上述の諸問題を解決せんとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明の技術解
決手段は、降り勾配を検出する勾配センサ1と、アクセ
ル踏込み状態を検出するアクセルセンサ2と、これらセ
ンサからの情報によってシフトダウンの必要性を判別
し、自動変速装置にシフトダウンを実施あるいはドライ
バーにシフトダウンを勧告することができる電子制御装
置6からなることを特徴とする変速制御装置にあり、さ
らに、前記電子制御装置はシフトダウンが行なわれた後
も、主ブレーキが継続的に使用されているか否かを判断
する判断手段と、主ブレーキ使用量とエンジン回転速度
の情報を得てさらに下段ギヤへシフトダウンする必要性
を判別する判別手段と、自動変速装置にシフトダウンを
実施あるいはドライバーにシフトダウンを勧告すること
ができる手段とを備えていることを特徴とする変速制御
装置にある。
【0006】
【作用】例として4速AT車が走行中に下り坂に入り、
電子制御装置6の判別手段が勾配センサ1から「降り坂
走行中」情報を、アクセルセンサ2から「アクセル踏込
み解除」情報を、さらにギヤポジションセンサ3から
「オーバードライブ」情報を受け取ると、電子制御装置
6はシフトダウン必要を判別し、図示せぬ自動変速装置
の電子制御装置にオーバードライブ解除信号あるいはO
Dスイッチをオフとする信号を送る。この信号により自
動変速装置はギヤ比が大きい下段側の3速に自動的にシ
フトダウンされる。
【0007】その後、3速走行でもエンジンブレーキ効
果が充分でなく、ドライバーが主ブレーキを踏み続けて
いる場合には、主ブレーキを踏み続けていることをブレ
ーキセンサから検出するとともにエンジン回転速度をエ
ンジン回転速度センサ5から検出し、電子制御装置6は
これら各センサからの情報をもとにさらにエンジンブレ
ーキ効果の高い下段の2速ギヤへのシフトダウンが可能
か否かを判断する。電子制御装置6がシフトダウンが可
能と判断すると自動的に自動変速装置のアクチュエータ
を作動してシフトダウンを実行するかあるいは計器盤の
ウォーニングランプの「2速にシフトダウンせよ」の表
示を点灯させ、ドライバーに2速へのシフトダウンを勧
告する。エンジンブレーキの必要がなくなりアクセルペ
ダルが踏み込まれれば、電子制御装置6は自動変速装置
のアクチュエータを作動させ、あるいは計器盤のウォー
ニングランプの作動を停止して、直ちにAT車の通常の
走行スケジュールに戻る。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を4速
AT車について説明すると図1は本発明に係る第1実施
例としての変速制御装置のブロック線図である。図1に
おいて、1は勾配センサであり、このセンサは下り勾配
を検出する傾斜角センサあるいは加速度センサ等から構
成されている。前記勾配センサ1は、小型のものであれ
ばECU基板に組み込むことができる。2はアクセルの
踏込みを検出するアクセルセンサ、3は車両走行中にお
ける使用変速段(ギヤポジション)を検出するセンサ、
4はブレーキ作動を検出する例えばストップランプ回路
からなるブレーキセンサ、5はエンジンの回転速度域を
検出するエンジン回転速度センサ(タコメータ入力信号
あるいは発電機出力で良い)、6は電子制御装置、7は
変速機アクチュエータ、8は計器盤に取りつけたウオー
ニングランプであり、これらは車体の適宜個所に適宜手
段により取付けられている。
【0009】前記電子制御装置6は、先述した各センサ
からの情報を得て、後述するフローチャートにしたがっ
て自動変速装置(AT)の変速アクチュエータにシフト
ダウン実施の信号を出力してシフトダウンさせたり、あ
るいは計器盤上のウォーニングランプを点灯させてドラ
イバーにシフトダウンを勧告する機能を有しており、電
子制御装置6内部に設けられた判別手段によりシフトダ
ウン必要性やウォーニングランプ点灯の判断を行ない前
記作業を実施する。なお、ドライバーが主ブレーキを踏
み続けていることをブレーキセンサから判断する必要が
あるため、電子制御装置の判別手段の中に、ある程度連
続してブレーキが作動していることを検出するための作
動時間の積分回路を設けて置くことが望ましい。
【0010】上記各構成要素から構成されている変速制
御装置の作動を説明すると、車両が下り坂に入り電子制
御装置6の判別手段が、勾配センサ1から「降り坂走行
中」情報を、アクセルセンサ2から「アクセル踏込み解
除」情報を、さらにギヤポジションセンサ3から「オー
バードライブ」情報を受け取ると、電子制御装置6はシ
フトダウン必要を判別し、図示せぬ自動変速装置の電子
制御装置にオーバードライブ解除信号あるいはODスイ
ッチをオフとする信号を送る。この信号により自動変速
装置は3速に自動的にシフトダウンされる。シフトダウ
ン後、3速走行でもエンジンブレーキ効果が充分でな
く、ブレーキセンサからの信号をもとにドライバーが相
変わらず主ブレーキを踏み続けていると電子制御装置が
判断すると、電子制御装置6はエンジン回転速度をエン
ジン回転速度センサ5から検出し、これら各センサから
の情報をもとにさらにエンジンブレーキ効果の高い下段
の2速ギヤへのシフトダウンが可能か否かを判断する。
【0011】電子制御装置6がシフトダウンが可能と判
断すると自動的に変速機アクチュエータを作動してシフ
トダウンを実行するか、あるいは計器盤のウォーニング
ランプの「2速にシフトダウンせよ」の表示を点灯さ
せ、ドライバーに2速へのシフトダウンを勧告する。エ
ンジンブレーキの必要がなくなりアクセルペダルが踏み
込まれれば、電子制御装置6は変速機アクチュエータを
作動させ、あるいは計器盤のウォーニングランプの作動
を停止して、直ちにATの走行スケジュールに戻る。
こうして本発明では、山岳路等降坂時のブレーキ過熱を
自動的に防止でき、ブレーキの効き低下による事故を未
然に防止できる。
【0012】つづいて、上記実施例における変速制御装
置を4速AT車に適用した場合についての制御フローを
図3のフローチャートに基づいて説明する。ステップ1
00において本プログラムがスタートすると、ステップ
101において自動変速装置のスケジュール走行が実行
される。このスケジュール走行はAT車における通常走
行である。この通常走行中に車両が下り坂に入り、ステ
ップ102で勾配センサ1が下り坂であることを判断す
ると、ステップ103は、アクセルセンサからの信号に
よりアクセルが踏込みこまれているか否かを判断する。
アクセル踏み込みがなされていないとステップ104に
進み、ステップ104はギヤポジションセンサからの情
報によってオーバードライブがONかOFFを判断す
る。オーバードライブがONであるとステップ105へ
進み自動変速装置の3速へのシフトダウンがアクチュエ
ータによって自動的に実行されるか、あるいは計器盤の
ウォーニングランプの「3速にシフトダウンせよ」の表
示を点灯させ、ドライバーに3速へのシフトダウンを勧
告する。
【0013】3速走行でもエンジンブレーキ効果が充分
でなく、ドライバーが主ブレーキを踏み続けている場合
には、ステップ106でブレーキが連続して使用されて
いると判断し、ステップ107に進む。ステップ107
では、エンジン回転速度の情報からさらにエンジンブレ
ーキ効果の高い下段の2速ギヤへのシフトダウンが可能
であるかを判断し、シフトダウンが可能であると判別す
ると、ステップ108へ進みむ。ステップ108ではギ
ヤポジションが2速であるか否かを判断し、2速でない
場合にはステップ109で自動変速装置の2速へのシフ
トダウンを実行するか、あるいは計器盤のウォーニング
ランプの「2速にシフトダウンせよ」の表示を点灯さ
せ、ドライバーに2速へのシフトダウンを勧告する。ス
テップ110では2速ギヤへのシフトダウンが実行され
ているかを判断し、2速ギヤで無い場合にはステップ1
03に戻り前記したフローを繰り返す。また、ステップ
110で2速ギヤであると判断されるとステップ106
に戻りさらに下位へのシフトダウンの可能性を判断す
る。
【0014】なお、上記フローにおいて、ステップ10
2、103において下り坂でない、あるいは下り坂でも
アクセルの踏み込みが続いている(緩い下り坂の場合に
はアクセルを踏むことがある)と判断されるとステップ
101に戻り通常のスケジュール走行に移行する。即
ち、エンジンブレーキの必要がなくなりアクセルペダル
が踏み込まれれば、自動変速装置のスケジュール走行に
戻る。また、ステップ104でオーバードライブがOF
F(ギヤポジションが3速である)であると判断される
とステップ106以降のフローが実行される。ステップ
106でブレーキが使用されていないと判断されるとス
テップ103以降のフローが実行される。ステップ10
7、108においてエンジン回転速度が高いあるいはエ
ンジン回転速度が高くなくても2速ギヤであると判断さ
れるとステップ106に戻りステップ106以降のフロ
ーが実行される。
【0015】上記のように本実施例によれば、通常のス
ケジュール走行中に下り坂に入ると直ちに電子制御装置
によってシフトダウンの必要性が判断され、電子制御装
置6がシフトダウンが可能と判断すると自動的に自動変
速装置のアクチュエータを作動させてシフトダウンを実
行するかあるいは計器盤のウォーニングランプの「下段
へシフトダウンせよ」の表示を点灯してドライバーに下
段へのシフトダウンを勧告するため、AT車の主ブレー
キ使用頻度が減少し、より一層の走行安全性を確保でき
る。さらに本実施例では新たなセンサとしては勾配セン
サとアクセルセンサを準備するのみで良く、その他のセ
ンサはすべて車両に固有の情報を利用してECUがシフ
トダウン必要性を判別することができるため、極めて実
用性が高い。また、4速AT車に限らず、本発明はすべ
ての多速ATに対してシフトダウンを繰り返すことによ
って同様に実施することができる。さらに、電子制御装
置6は別体とせず、自動変速機の電子制御装置に容易に
組込むことができる。
【0016】続いて本発明の第2実施例を図2を参照し
て説明する。図2は、コストパーフォーマンスを高める
ために、シフトダウンをオーバードライブ解除のみに限
定した場合のブロック線図である。この例の場合には、
電子制御装置6は勾配センサ1、アクセルセンサ2の他
にギヤポジションのセンサとしてODスイッチ10のオ
ン/オフ信号を検出し、これらセンサからの情報によっ
てODスイッチをオフにさせるだけで良い。このため、
第1実施例のものに比較して装置を安価に製造すること
ができる。上記実施例における制御フローを図4のフロ
ーチャートに従って説明する。この例は電子制御装置を
4速AT車に適用しエンジンブレーキをオーバードライ
ブ解除のみに限定した場合のフローチャートである。
【0017】制御は、勾配センサの情報と、アクセル踏
込みセンサの情報によってODスイッチをオフとすると
ともに、アクセル踏込みによって自動変速装置のスケジ
ュール走行に復帰するものであり、制御方法は図3の例
と同様である。本実施例では特にオーバードライブ解除
のみに限定したため、安全性向上の効果に比べて発生す
るコストが少なく、コストパーフォーマンスが非常に優
れている。ステップ200において本プログラムがスタ
ートすると、ステップ201において自動変速装置のス
ケジュール走行が実行される。このスケジュール走行は
AT車における通常走行である。この通常走行中に車両
が下り坂に入り、ステップ202で勾配センサ1が下り
坂であることを判断すると、ステップ203では、アク
セルセンサ2からの信号によりアクセルが踏込みこまれ
ているか否かを判断する。アクセル踏み込みがなされて
いないと判断されるとステップ204に進み、ステップ
204ではギヤポジションセンサからの情報によってオ
ーバードライブがONかOFFを判断する。オーバード
ライブがONであると判断されるとステップ205へ進
み自動変速機のオーバードライブをOFFにする。
【0018】また、ステップ204でオーバードライブ
がOFFであると判断されるとステップ203以降のフ
ローが実行される。上記のように本発明によれば、通常
のスケジュール走行中に下り坂に入ると電子制御装置に
よってオーバードライブをOFFにする必要性が判断さ
れ、その結果オーバードライブをOFFにする。これに
よりAT車の主ブレーキ使用頻度が減少し、より一層の
走行安全性を確保できる。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、下り坂に入るとセンサが下り勾配を検出し、アク
セルペダルが踏み込まれていない時は自動的にオーバー
ドライブを解除して下段側のギヤにシフトダウンするの
で、ドライバーが操作せずとも自動的にエンジンブレー
キ効果が高められ、主ブレーキの使用が減って安全性が
向上する。特にオーバードライブ解除に限定した場合に
は安全性向上の効果に比べて発生するコストが少なくコ
ストパーフォーマンスが非常にすぐれている。また、ア
クセルが踏まれていれば、シフトダウンは起こらず、A
Tのシフトスケジュールに沿って走行が続けられる。
【0020】さらにオーバードライブ解除だけではエン
ジンブレーキ効果が不足し、相変わらず主ブレーキが使
用されている場合には、その時のエンジンの回転が高速
でなければ、さらに下段側のギヤに自動的にシフトダウ
ンしてエンジンブレーキ効果を高めることができる。あ
るいは、ドライバーにウォーニングランプなどによって
シフトダウンを勧告し、AT車の主ブレーキ使用頻度減
少による走行安全性を向上することができる。加えて勾
配センサに半導体式のものを用いるとECU基板に組み
込むことができユニット全体が小型になり自動変速装置
の性能向上とブレーキの安全化をも図ることができる。
等々のすぐれた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例としての変速制御装置
ブロック線図である。
【図2】本発明に係る第2実施例としての変速制御装置
ブロック線図である。
【図3】本発明に係る第1実施例としての変速制御装置
のフローチャートである。
【図4】本発明に係る第2実施例としての変速制御装置
のフローチャートである。
【符号の説明】
1 勾配センサ 2 アクセルセンサ 3 ギアポジションセンサ 4 ブレーキセンサ 5 エンジン回転速度センサ 6 電子制御装置 7 変速機アクチュエータ 8 計器盤ウオーニングランプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下り勾配を検出する勾配センサ1と、アク
    セル踏込み状態を検出するアクセルセンサ2と、これら
    センサからの情報によってシフトダウンの必要性を判別
    し、自動変速装置にシフトダウンを実施あるいはドライ
    バーにシフトダウンを勧告することができる電子制御装
    置6からなることを特徴とする変速制御装置。
  2. 【請求項2】前記電子制御装置はシフトダウンが行なわ
    れた後も、主ブレーキが継続的に使用されているか否か
    を判断する判断手段と、主ブレーキ使用量とエンジン回
    転速度の情報を得てさらに下段ギヤへシフトダウンする
    必要性を判別する判別手段と、自動変速装置にシフトダ
    ウンを実施あるいはドライバーにシフトダウンを勧告す
    ることができる手段とを備えていることを特徴とする請
    求項1に記載の変速制御装置。
JP4059190A 1992-02-14 1992-02-14 変速制御装置 Withdrawn JPH05231522A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4059190A JPH05231522A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 変速制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4059190A JPH05231522A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 変速制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05231522A true JPH05231522A (ja) 1993-09-07

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ID=13106252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4059190A Withdrawn JPH05231522A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 変速制御装置

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JP (1) JPH05231522A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5890993A (en) * 1996-04-11 1999-04-06 Unisia Jecs Corporation Method of controlling the downhill running of a vehicle and apparatus therefor
JP2021095969A (ja) * 2019-12-18 2021-06-24 スズキ株式会社 報知制御装置、方法及びプログラム

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518