JPH05231474A - 弾性構造体 - Google Patents
弾性構造体Info
- Publication number
- JPH05231474A JPH05231474A JP6955392A JP6955392A JPH05231474A JP H05231474 A JPH05231474 A JP H05231474A JP 6955392 A JP6955392 A JP 6955392A JP 6955392 A JP6955392 A JP 6955392A JP H05231474 A JPH05231474 A JP H05231474A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic
- elastic structure
- hard plate
- portions
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クッション効果が大であると共に、他部材に
容易にかつ強固に固着出来る弾性構造体を提供する。 【構成】 断面形状に於て山部2を有する。山部2の左
右中腹部に凹凸波部3,3を形成する。弾性構造体1は
弾性板から成る。山部2の左右中腹部の下端部11, 11を
下方の硬質板12に固着する。山部2の上端部に上方の硬
質板14を当接させる。硬質板12に対して硬質板14を接近
させる力Wが作用すると、凹凸波部3,3が波長方向に
収縮し、かつ、凹凸波部3,3はその傾斜が変化する方
向に弯曲する。凹凸波部3,3の収縮と弯曲の2種類の
弾性変形により、山部2の高さが低くなると共に衝撃が
スムースに吸収される。
容易にかつ強固に固着出来る弾性構造体を提供する。 【構成】 断面形状に於て山部2を有する。山部2の左
右中腹部に凹凸波部3,3を形成する。弾性構造体1は
弾性板から成る。山部2の左右中腹部の下端部11, 11を
下方の硬質板12に固着する。山部2の上端部に上方の硬
質板14を当接させる。硬質板12に対して硬質板14を接近
させる力Wが作用すると、凹凸波部3,3が波長方向に
収縮し、かつ、凹凸波部3,3はその傾斜が変化する方
向に弯曲する。凹凸波部3,3の収縮と弯曲の2種類の
弾性変形により、山部2の高さが低くなると共に衝撃が
スムースに吸収される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾性構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ベッドや椅子等のクッションに使
用する弾性構造体としては、一般に、Uの字状の弾性線
条体から成るものやコイル状の弾性線条体から成るもの
等が使用されていた。
用する弾性構造体としては、一般に、Uの字状の弾性線
条体から成るものやコイル状の弾性線条体から成るもの
等が使用されていた。
【0003】また、体育館の床面や壁面、あるいは、通
路の床面等に於て、クッション性をもたせるためにゴム
や軟質プラスチック層を敷いた構造のものがあった。
路の床面等に於て、クッション性をもたせるためにゴム
や軟質プラスチック層を敷いた構造のものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の弾性構造体では、例えば、Uの字状の弾性線条体
から成るものでは、衝撃の吸収性が悪くクッション効果
が低いという欠点があった。また、コイル状の弾性線条
体から成るものでは、ベッドのクッションに使用する場
合は、コイル状の弾性線条体を一つ一つベッド内に固着
するため、固着作業に時間がかかる欠点があった。
従来の弾性構造体では、例えば、Uの字状の弾性線条体
から成るものでは、衝撃の吸収性が悪くクッション効果
が低いという欠点があった。また、コイル状の弾性線条
体から成るものでは、ベッドのクッションに使用する場
合は、コイル状の弾性線条体を一つ一つベッド内に固着
するため、固着作業に時間がかかる欠点があった。
【0005】そして、弾性線条体は他部材に固着し難
く、一旦固着しても不意に外れる虞れがあった。また、
上記床面や壁面用の軟かい弾性層を敷いたものでは、施
工が難しかったり、吸収エネルギーが十分でなかった
り、耐久性に問題があった。
く、一旦固着しても不意に外れる虞れがあった。また、
上記床面や壁面用の軟かい弾性層を敷いたものでは、施
工が難しかったり、吸収エネルギーが十分でなかった
り、耐久性に問題があった。
【0006】そこで、本発明は、上述の欠点を解消し、
クッション効果が大きく、かつ、容易にかつ位置ずれし
ないように強力に固着出来、かつ、施工も容易で耐久性
に優れた弾性構造体を提供することを目的とする。
クッション効果が大きく、かつ、容易にかつ位置ずれし
ないように強力に固着出来、かつ、施工も容易で耐久性
に優れた弾性構造体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る弾性構造体
は、断面形状に於て山部を有し、かつ該山部の左右中腹
部に凹凸波部を形成した弾性板から成るものである。
は、断面形状に於て山部を有し、かつ該山部の左右中腹
部に凹凸波部を形成した弾性板から成るものである。
【0008】また、断面形状が所定ピッチで山部と谷部
が交互に並設されると共に、該山部の左右中腹部に凹凸
波部を形成した弾性板から成るものである。
が交互に並設されると共に、該山部の左右中腹部に凹凸
波部を形成した弾性板から成るものである。
【0009】
【作用】本発明の弾性構造体の山部の左右の下端部は、
ネジ等の固着具にて他部材に容易に固着出来る。山部の
左右の下端部を他部材に固着した本発明の弾性構造体の
山部上方に下方へ押圧力が作用すると、山部の左右中腹
部の凹凸波部が波長方向に収縮し、かつ、凹凸波部はそ
の傾斜が変化する方向に弯曲して、山部の高さ寸法が低
くなる。
ネジ等の固着具にて他部材に容易に固着出来る。山部の
左右の下端部を他部材に固着した本発明の弾性構造体の
山部上方に下方へ押圧力が作用すると、山部の左右中腹
部の凹凸波部が波長方向に収縮し、かつ、凹凸波部はそ
の傾斜が変化する方向に弯曲して、山部の高さ寸法が低
くなる。
【0010】この凹凸波部の波長方向への収縮と、その
傾斜が変化する方向への弯曲との、2種類の弾性変形に
より、弾性エネルギーが蓄積され、かつ、スムースに衝
撃が吸収される。
傾斜が変化する方向への弯曲との、2種類の弾性変形に
より、弾性エネルギーが蓄積され、かつ、スムースに衝
撃が吸収される。
【0011】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づき、本発明を
詳説する。
詳説する。
【0012】図1は、本発明に係る弾性構造体の一実施
例を示し、この弾性構造体1は、断面形状に於て山部2
を有し、かつ該山部2の左右中腹部に凹凸波部3,3を
形成した複合波状の弾性板から成る。
例を示し、この弾性構造体1は、断面形状に於て山部2
を有し、かつ該山部2の左右中腹部に凹凸波部3,3を
形成した複合波状の弾性板から成る。
【0013】また、この弾性構造体1は、前後方向に連
続状とされ、その前後方向の長さ寸法は大小任意の長さ
寸法とすることが出来る。
続状とされ、その前後方向の長さ寸法は大小任意の長さ
寸法とすることが出来る。
【0014】なお、この弾性板の材質としては、炭素鋼
や銅合金等の金属、あるいは、合成樹脂等の非金属等い
かなる弾性体を使用するも自由である。
や銅合金等の金属、あるいは、合成樹脂等の非金属等い
かなる弾性体を使用するも自由である。
【0015】また、この弾性構造体1は、椅子やベンチ
のクッション、又は、建築物,道路,機械及び乗り物等
の床面や壁面の緩衝用、さらには、スキー板やガードレ
ール等種々のものに使用可能である。
のクッション、又は、建築物,道路,機械及び乗り物等
の床面や壁面の緩衝用、さらには、スキー板やガードレ
ール等種々のものに使用可能である。
【0016】凹凸波部3,3は、夫々、1つの小山部5
と1つの小谷部6を有する。
と1つの小谷部6を有する。
【0017】なお、上記凹凸波部3,3を、2個以上の
複数個の小山部5…と2個以上の複数個の小谷部6…と
を有するように形成するも望ましい。
複数個の小山部5…と2個以上の複数個の小谷部6…と
を有するように形成するも望ましい。
【0018】山部2の上方中央部には、前後方向の上方
開口凹溝7が形成され、該凹溝7内には丸棒状の補強部
材8が嵌入されている。
開口凹溝7が形成され、該凹溝7内には丸棒状の補強部
材8が嵌入されている。
【0019】また、山部2の左右中腹部の夫々の下端部
11, 11には、前後方向の下方開口凹溝9,9が形成さ
れ、該凹溝9,9内には丸棒状の補強部材10, 10が嵌入
されている。
11, 11には、前後方向の下方開口凹溝9,9が形成さ
れ、該凹溝9,9内には丸棒状の補強部材10, 10が嵌入
されている。
【0020】そして、上記下端部11, 11は、凹溝9,9
内に嵌入された補強部材10, 10を貫通すると共に前後方
向に複数個配設されるネジ等の固着具13, 13にて、下方
の硬質板12に固着される。
内に嵌入された補強部材10, 10を貫通すると共に前後方
向に複数個配設されるネジ等の固着具13, 13にて、下方
の硬質板12に固着される。
【0021】また、山部2の頂点部の凹溝7内に嵌入さ
れた補強部材8の上端部には、上記硬質板12と平行とさ
れた硬質板14を当接する。
れた補強部材8の上端部には、上記硬質板12と平行とさ
れた硬質板14を当接する。
【0022】なお、山部2の頂点部の凹溝7及び左右中
腹部の下端部11, 11の凹溝9,9を形成しなくても良
く、その場合は、補強部材8,10, 10は使用しない。
腹部の下端部11, 11の凹溝9,9を形成しなくても良
く、その場合は、補強部材8,10, 10は使用しない。
【0023】また、左右中腹部の下端部11, 11を建築物
や乗り物等の壁面や床面に直接固着するも望ましい。
や乗り物等の壁面や床面に直接固着するも望ましい。
【0024】また、図例では、弾性構造体1が1個のみ
とされているが、複数個の弾性構造体1…を相互に平行
として左右に所定間隔毎に並設するも好ましい。
とされているが、複数個の弾性構造体1…を相互に平行
として左右に所定間隔毎に並設するも好ましい。
【0025】しかして、下方の硬質板12に対して上方の
硬質板14を接近させる力Wが作用すると、仮想線で示す
如く、該山部2の左右中腹部の凹凸波部3,3が波長方
向に収縮する。
硬質板14を接近させる力Wが作用すると、仮想線で示す
如く、該山部2の左右中腹部の凹凸波部3,3が波長方
向に収縮する。
【0026】かつ、凹凸波部3,3は、その傾斜が変化
するように捩じれる。つまり、凹凸波部3,3は、その
波長方向の中間部近傍廻りに矢印A,Bで示す如く上部
が内方へ回転する方向にかつ下部が外方へ回転する方向
に(凹凸波部3,3の傾斜が変化する方向に)弯曲す
る。
するように捩じれる。つまり、凹凸波部3,3は、その
波長方向の中間部近傍廻りに矢印A,Bで示す如く上部
が内方へ回転する方向にかつ下部が外方へ回転する方向
に(凹凸波部3,3の傾斜が変化する方向に)弯曲す
る。
【0027】上記のように、凹凸波部3,3の波長方向
への収縮と、該凹凸波部3,3の波長方向の中間部近傍
廻りに回転する方向への弯曲との、2種類の弾性変形に
より、山部2の高さ寸法が低くなると共に弾性エネルギ
ーが蓄積され、かつ、スムースな衝撃吸収効果が得られ
る。
への収縮と、該凹凸波部3,3の波長方向の中間部近傍
廻りに回転する方向への弯曲との、2種類の弾性変形に
より、山部2の高さ寸法が低くなると共に弾性エネルギ
ーが蓄積され、かつ、スムースな衝撃吸収効果が得られ
る。
【0028】次に、図2は、本発明の弾性構造体の他の
実施例を示す。この弾性構造体1は、建築物等の床部15
と室内側の化粧板16との間に介装される緩衝用パネル17
内に設けられている。
実施例を示す。この弾性構造体1は、建築物等の床部15
と室内側の化粧板16との間に介装される緩衝用パネル17
内に設けられている。
【0029】この弾性構造体1は、断面形状が所定ピッ
チで山部2…と谷部4…が交互に並設されると共に、該
山部2…の左右中腹部に凹凸波部3…を形成した連山形
の複合波状弾性板から成る。そして、その上下面を断熱
材20で被覆して板状のクッション板22が形成されてい
る。
チで山部2…と谷部4…が交互に並設されると共に、該
山部2…の左右中腹部に凹凸波部3…を形成した連山形
の複合波状弾性板から成る。そして、その上下面を断熱
材20で被覆して板状のクッション板22が形成されてい
る。
【0030】さらに、上記クッション板22の上面側に硬
質板14が貼着され、かつ、クッション板22の下面側に硬
質板12が貼着されて、パネル17が形成されている。
質板14が貼着され、かつ、クッション板22の下面側に硬
質板12が貼着されて、パネル17が形成されている。
【0031】また、断熱材20と上方の硬質板14及び断熱
材20と下方の硬質板12の間には空間部23が形成されてい
る。さらに、下方の硬質板12の下面と床部15の上面との
間には、ゴム粒子等から成る凹凸面均シ層21が形成され
ている。
材20と下方の硬質板12の間には空間部23が形成されてい
る。さらに、下方の硬質板12の下面と床部15の上面との
間には、ゴム粒子等から成る凹凸面均シ層21が形成され
ている。
【0032】しかして、このパネル17の上方の化粧板16
上を人が歩行すると、パネル17内の弾性構造体1が歩行
による衝撃を吸収するため、歩行者は快適に歩行出来
る。
上を人が歩行すると、パネル17内の弾性構造体1が歩行
による衝撃を吸収するため、歩行者は快適に歩行出来
る。
【0033】なお、図例では、この実施例の弾性構造体
1は、上下対称であるため、クッション板22のみを上下
逆としても図例の物と略同一のパネル17を形成すること
が出来る。
1は、上下対称であるため、クッション板22のみを上下
逆としても図例の物と略同一のパネル17を形成すること
が出来る。
【0034】次に、図3は、図2のものと同様の弾性構
造体1の谷部4…の下端部を固着点P,Pにて左右所定
ピッチ毎(図例では1ピッチ毎)に下方の硬質板12に固
着し、かつ、山部2…の上端部に硬質板14が当接するよ
うに該硬質板14を載置させた場合を示す。
造体1の谷部4…の下端部を固着点P,Pにて左右所定
ピッチ毎(図例では1ピッチ毎)に下方の硬質板12に固
着し、かつ、山部2…の上端部に硬質板14が当接するよ
うに該硬質板14を載置させた場合を示す。
【0035】このように、谷部4…の下端部のみを左右
所定ピッチ毎に固定(図例では下方の硬質板12に固着)
した場合でも、弾性構造体1は位置ずれすることはな
い。そして、図2のものに対してクッション性は劣らな
い。
所定ピッチ毎に固定(図例では下方の硬質板12に固着)
した場合でも、弾性構造体1は位置ずれすることはな
い。そして、図2のものに対してクッション性は劣らな
い。
【0036】なお、上方の硬質板14を省略しても良く、
その場合は家具等を載置して運搬するためのパレットに
使用出来る。
その場合は家具等を載置して運搬するためのパレットに
使用出来る。
【0037】また、谷部4…の下端部を乗り物や建築物
等の床面に直接固着するも望ましい。
等の床面に直接固着するも望ましい。
【0038】次に、図4は、別の実施例を示し、この弾
性構造体1は、同一ピッチで山部2…,2b…,2c…
と谷部4…が交互に並設された3枚の連山重山形弾性板
から成る。
性構造体1は、同一ピッチで山部2…,2b…,2c…
と谷部4…が交互に並設された3枚の連山重山形弾性板
から成る。
【0039】また、3枚の弾性板の山部2…と山部2b
…と山部2c…の高さ寸法は相違している。
…と山部2c…の高さ寸法は相違している。
【0040】さらに、山部2b…の左右中腹部には凹凸
波部3b…が形成され、かつ、山部2c…の左右中腹部
には凹凸波部3c…が形成されている。
波部3b…が形成され、かつ、山部2c…の左右中腹部
には凹凸波部3c…が形成されている。
【0041】上記3枚の弾性板は、山部の高さ寸法が低
いものから高いものへと順(図例では高さ寸法が低いも
のから順に山部2c…,山部2b…,山部2…)に積層
されると共に、谷部4…が相互に密着されている。
いものから高いものへと順(図例では高さ寸法が低いも
のから順に山部2c…,山部2b…,山部2…)に積層
されると共に、谷部4…が相互に密着されている。
【0042】そして、高さ寸法が最大である山部2…の
上端が上方の硬質板14の下面に当接乃至固着されてい
る。
上端が上方の硬質板14の下面に当接乃至固着されてい
る。
【0043】また、高さ寸法が山部2…に次いで大なる
山部2b…は、山部2…の下方内側に位置し、さらに、
高さ寸法が最小である山部2c…は、山部2b…の下方
内側に位置する。
山部2b…は、山部2…の下方内側に位置し、さらに、
高さ寸法が最小である山部2c…は、山部2b…の下方
内側に位置する。
【0044】しかして、図示省略したが、下方の硬質板
12に対して上方の硬質板14を相対的に接近させる力が作
用すると、山部2…の高さ寸法が低くなり、山部2…の
下面がその下方の山部2b…の上面に当接する。
12に対して上方の硬質板14を相対的に接近させる力が作
用すると、山部2…の高さ寸法が低くなり、山部2…の
下面がその下方の山部2b…の上面に当接する。
【0045】さらに、山部2…の高さ寸法が低くなる
と、山部2b…の下面がその下方の山部2c…の上面に
当接する。
と、山部2b…の下面がその下方の山部2c…の上面に
当接する。
【0046】しかして、山部2…の高さ寸法が低くなる
途中に於て、山部2…と山部2b…及び山部2b…山部
2c…が当接する毎に、この実施例の弾性構造体1の弾
性力は段階的にアップする。
途中に於て、山部2…と山部2b…及び山部2b…山部
2c…が当接する毎に、この実施例の弾性構造体1の弾
性力は段階的にアップする。
【0047】なお、この実施例の弾性構造体1を、上記
のように連山重山形とせず、山部2と山部2bと山部2
cを夫々1個ずつ有する単一の重山形とするも望ましい
(図示省略)。
のように連山重山形とせず、山部2と山部2bと山部2
cを夫々1個ずつ有する単一の重山形とするも望ましい
(図示省略)。
【0048】なお、本発明は上記実施例以外にも要旨を
逸脱しない範囲内で設計変更自由であり、例えば、図4
の弾性構造体1の変形として、山部の高さ寸法が相違す
る弾性板を2枚として、山部を2段状に形成するも望ま
しい。
逸脱しない範囲内で設計変更自由であり、例えば、図4
の弾性構造体1の変形として、山部の高さ寸法が相違す
る弾性板を2枚として、山部を2段状に形成するも望ま
しい。
【0049】
【発明の効果】本発明は上述の構成により次のような著
大な効果を奏する。
大な効果を奏する。
【0050】請求項1記載の弾性構造体によれば、凹凸
波部3の波長方向への収縮と、その傾斜が変化する方向
への弯曲との、2種類の弾性変形により、弾性エネルギ
ーの蓄積度が大となり、スムースな衝撃吸収効果が得ら
れる。そして、良好なクッション性が発揮される。
波部3の波長方向への収縮と、その傾斜が変化する方向
への弯曲との、2種類の弾性変形により、弾性エネルギ
ーの蓄積度が大となり、スムースな衝撃吸収効果が得ら
れる。そして、良好なクッション性が発揮される。
【0051】また、弾性板から成るため、山部2の左右
中腹部の下端部を、ネジ等の固着具にて他部材に容易に
かつ強固に固着出来、不意に外れることはなくかつ位置
ずれが生じない。
中腹部の下端部を、ネジ等の固着具にて他部材に容易に
かつ強固に固着出来、不意に外れることはなくかつ位置
ずれが生じない。
【0052】請求項2記載の弾性構造体によれば、請求
項1記載のものと同様の効果を奏すると共に、床面や通
路面等の面積が大なる場所全体に敷設する場合に最適で
ある。しかも、施工が容易であって、硬質板2枚の間に
サンドウィッチ状に挟んだパネルとすることも容易なた
め、床面や通路等の施工が容易かつ迅速となる。
項1記載のものと同様の効果を奏すると共に、床面や通
路面等の面積が大なる場所全体に敷設する場合に最適で
ある。しかも、施工が容易であって、硬質板2枚の間に
サンドウィッチ状に挟んだパネルとすることも容易なた
め、床面や通路等の施工が容易かつ迅速となる。
【図1】本発明の弾性構造体の一実施例を示す断面正面
図である。
図である。
【図2】他の実施例を示す断面正面図である。
【図3】断面正面図である。
【図4】別の実施例を示す断面正面図である。
2 山部 3 凹凸波部 4 谷部
Claims (2)
- 【請求項1】 断面形状に於て山部2を有し、かつ該山
部2の左右中腹部に凹凸波部3を形成した弾性板から成
ることを特徴とする弾性構造体。 - 【請求項2】 断面形状が所定ピッチで山部2…と谷部
4…が交互に並設されると共に、該山部2…の左右中腹
部に凹凸波部3…を形成した弾性板から成ることを特徴
とする弾性構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4069553A JP2781938B2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 弾性構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4069553A JP2781938B2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 弾性構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05231474A true JPH05231474A (ja) | 1993-09-07 |
JP2781938B2 JP2781938B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=13406046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4069553A Expired - Fee Related JP2781938B2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 弾性構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2781938B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015037144A1 (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-19 | 豊田鉄工株式会社 | 重ね合わせ複合内装部品 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5723713U (ja) * | 1980-07-09 | 1982-02-06 |
-
1992
- 1992-02-18 JP JP4069553A patent/JP2781938B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5723713U (ja) * | 1980-07-09 | 1982-02-06 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015037144A1 (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-19 | 豊田鉄工株式会社 | 重ね合わせ複合内装部品 |
CN105531109A (zh) * | 2013-09-13 | 2016-04-27 | 丰田铁工株式会社 | 重合复合内饰零件 |
JP6046824B2 (ja) * | 2013-09-13 | 2016-12-21 | 豊田鉄工株式会社 | 重ね合わせ複合内装部品 |
US9802383B2 (en) | 2013-09-13 | 2017-10-31 | Toyoda Iron Works Co., Ltd. | Multilayer composite interior component |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2781938B2 (ja) | 1998-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN1037868C (zh) | 具有侧向吸收模块状运动场地用砖 | |
JP3979765B2 (ja) | 靴底の緩衝装置 | |
KR101689809B1 (ko) | 스포츠 코트용 조립식 바닥재 | |
JP2022067073A (ja) | 凹凸のある車両フロアのための支持機構がある車両フロアマット | |
WO2000008273A9 (en) | Hexagon tile with equilateral reinforcement | |
HU187984B (en) | Web covering device for roofs covered by roofing profiled sheets | |
US7066685B2 (en) | Drainage grate | |
US9622541B2 (en) | Antiskid-style sole | |
EP0744498B1 (en) | Foothold | |
EP3045305A1 (en) | Multilayer composite interior component | |
JPH05231474A (ja) | 弾性構造体 | |
JP2579864B2 (ja) | 弾性構造体 | |
US6468631B1 (en) | Elastic band-shaped base, specially track-bed matting | |
TW570846B (en) | Panel | |
JP2596506B2 (ja) | フロアーパネルの滑り防止機構 | |
JPH0321391Y2 (ja) | ||
JP2804733B2 (ja) | 弾性構造体 | |
JP2589654Y2 (ja) | クッション材 | |
JPS597943Y2 (ja) | 消音マツト | |
KR0185766B1 (ko) | 미끄럼 방지부재 | |
JP2007044178A (ja) | 作業用マット | |
JPH0216804B2 (ja) | ||
KR100336035B1 (ko) | 충격흡수용 체결기 및 그 결합체 | |
JP2860639B2 (ja) | 足マット | |
JPS58180344A (ja) | 樹脂バンパ構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |