JPH05229204A - インク・ジェット・プリント方法及び装置 - Google Patents

インク・ジェット・プリント方法及び装置

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JPH05229204A
JPH05229204A JP4179025A JP17902592A JPH05229204A JP H05229204 A JPH05229204 A JP H05229204A JP 4179025 A JP4179025 A JP 4179025A JP 17902592 A JP17902592 A JP 17902592A JP H05229204 A JPH05229204 A JP H05229204A
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drum
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JP4179025A
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English (en)
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Eru Adamusu Ronarudo
ロナルド・エル・アダムス
Buratsudofuoodo Chiyaaruzu
チャールズ・ブラッドフォード
Efu Baaku Edowaado
エドワード・エフ・バーク
Pii Hofuman Erudon
エルドン・ピー・ホフマン
Bii Girubaato Rodonii
ロドニー・ビー・ギルバート
Deii Raizu Jieemuzu
ジェームズ・ディー・ライズ
Shii Ban Hoon Aasaa
アーサー・シー・バン・ホーン
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Tektronix Japan Ltd
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Sony Tektronix Corp
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
    • B41J13/10Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides
    • B41J13/22Clamps or grippers
    • B41J13/223Clamps or grippers on rotatable drums
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/0015Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form for treating before, during or after printing or for uniform coating or laminating the copy material before or after printing
    • B41J11/002Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating
    • B41J11/0024Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating using conduction means, e.g. by using a heated platen
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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    • B41J11/00244Means for heating the copy materials before or during printing

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  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インク・ジェット・プリンタにおいて、プリ
ント媒体の移動及びプリンタ・ヘッドによるプリントを
確実に行う。 【構成】 クランプ50は、ドラム40上でプリント媒
体22の第1エッジをこのドラムにクランプする。ブレ
ード62は、プリンタ媒体に逆張力を加えて、ドラム上
にプリント媒体をピンと張る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク・ジェット・プ
リンタ装置及びその方法、特に、プリンタを通過するプ
リント媒体移動経路の全体的な技術及びかかる媒体のプ
リント方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】インク
・ジェット・プリンタ、特に、インク滴の形成にアコー
スティク・ドライバを用いるドロップ・オン・デマンド
・インク・ジェット・プリンタは、当業者に周知であ
る。この形式のインパルス・インク・ジェットの原理
は、インク室に圧力波を発生し、この圧力波により、イ
ンク室からノズル・オリフィスに向かってインク滴を噴
射することである。この形式のインク・ジェット・プリ
ンタ・ヘッドには、種々のアコースティク・ドライバが
使用されている。例えば、ドライバを、薄い隔壁に結合
した圧電物質で形成したトランスジューサで構成しても
よい。供給した電圧に応答して、隔壁は、インク室内に
インクを配置し、圧力波を起こし、インクを1個以上の
ノズルに流す。インク内に圧力波を発生するアコーステ
ィク・ドライバの別の形式は、ヒータ・バブル源ドライ
バ(いわゆるバブル・ジェット)と、電磁ソレノイド・
ドライバとを含んでいる。
【0003】既知のインク・ジェット・プリンタは、典
型的には、インクを供給する貯蔵部を具えたインク・ジ
ェット・プリンタ・ヘッドを組み合わせており、このヘ
ッドからのインク滴はプリント媒体に向かって噴射され
る。なお、インクには、複数の色のインクがあり、貯蔵
部は、これらインクをインク・ジェット・プリンタ・ヘ
ッドの種々のノズルに供給する。また、インク・ジェッ
ト・プリンタ・ヘッドがプリント媒体に沿って往復、又
は走査し、インク・ジェット・プリンタ・ヘッドがプリ
ント媒体にプリントするのが一般的である。
【0004】典型的なアプリケーションでは、プリント
媒体がドラムに渡されて、引き続きプリントするため
に、プリント媒体の1つのエッジをつかむクランプの如
き機構により、このドラムに固定される。ドラムの回転
がプリント位置を通過すると、インク・ジェット・プリ
ンタ・ヘッドからインクがプリント媒体に噴射されて、
プリントを行う。典型的なプリント配列において、プリ
ント媒体は、ピクセルの行に沿って効果的にプリントさ
れる。なお、各ピクセル又は画素には、所定の大きさ及
び高さがある。ピクセル要素の高さは、ドラムの回転方
向におけるプリント媒体に沿った距離に対応する。
【0005】正確なプリントのために、プリンタを介し
てプリント媒体の移動を高精度に制御する必要がある。
プリント期間中のプリント媒体のいかなるたるみや、プ
リント媒体移動経路を介してプリント媒体を進める際の
エラーにより、プリント品質が低下する。
【0006】従来のプリンタの1つがラクダワラの米国
特許第4386771号に開示されている。この特許
は、グリップ・バーが開いて、プリンタ媒体のシートの
エッジを受け、閉じて、このシートをドラムに保持する
ことを開示している。このドラムは、始め、第1方向に
回転する。移動ヘッド電子写真プリンタや、静止熱プリ
ンタの配列などのプリント手段を用いることが開示され
ている。ドラムからプリント媒体のシートを外すには、
ドラムの回転方向を逆にし、シートの梁の強さにより、
シートの表面の自由エッジをドラムから持ち上げて、こ
の自由エッジを捕まえたエッジの反対のエッジとする。
この自由エッジをシート・ストリッパに供給する。シー
ト・ストリッパは、ドラムからのシートの方向を案内す
る。なお、この特許では、このストリッパがドラムの1
2時位置(真上の位置)に配置されるように示されてい
る。
【0007】バーヤン等による米国特許第431713
8号は、シートの第1エッジをドラムのクランプに移動
させるファクシミリ・シートの取り扱いに関する方法及
び装置を開示している。ドラムは、走査期間中、第1方
向に回転する。ローラをドラムに対向して配置し、この
ドラムの回転は逆で、シートをドラムから取り去る。こ
のローラは、走査動作中、ドラムから離れている。
【0008】これら文献の各々において、クランプが、
走査期間中、ドラム上のシートを保持するのに用いると
理解される機構に過ぎないならば、プリントが正確では
ない。
【0009】プリンタの他の例が、ワタナベ等の米国特
許第4581618号に開示されている。この特許にお
いて、ローラ機構がプリント媒体を、ドラムを圧迫する
第1ピンチ・ローラに供給する。このドラムは、ゴム等
の高弾性物質のプラテンとして記載されている。ソフト
なゴム・ローラの半径は、特に他のローラが結合した位
置にて、制限された精度内ではない。「フィード・パル
ス」モータと呼ばれるモータを用いて、プリンタのドラ
ム及び紙移動機構を駆動する。精巧な複数のギア駆動機
構を用いて、モータをシステムのドラム及び他の紙移動
ローラに結合する。適切な時点において、プリント媒体
を第1ローラからドラムに移動させる。この特許で中央
のギャップとして示された可動ピンチ・ローラが、プリ
ント媒体をドラムに維持する。可動ピンチ・ローラは、
摩擦クラッチによるトルクにより、紙をドラムに維持す
る。プリント期間中、ドラム機構は、プリントの各ライ
ンのプリント後に、所定の角度にドラムを回転させると
記載されている。
【0010】この装置の紙移動機構にギアを用いている
ので、バックラッシュが生じて、プリント動作期間中、
プリント媒体の位置決め精度が悪くなる。また、ギア
は、典型的には、任意の時点に、互いにかみ合う歯が非
常に少ないので、ギアの特定の歯の構成の変化により、
プリンタを介したプリント媒体の移動の精度が悪くな
る。さらに、多くのギアに伝わる駆動機構は、摩耗し、
機械的な破損を起こす。
【0011】アレン等の米国特許第4707704号
は、インク・ジェット・プリンタのドラムを駆動するス
テッパ・モータを用いることを開示している。この特許
において、ステッパ・モータは、ドラムのシャフトと直
接結合するように示されている。この構成により、ドラ
ムの慣性をモータ・シャフトに直接加えて、モータ及び
モータの負荷の間での慣性の一致を非常に弱くできる。
さらに、この特許は、プリント媒体のローラがドラム内
に位置決めされ、プリンタのために内部ローラによりド
ラムの外部にプリント媒体を移動させる移動経路を開示
している。なお、移動経路は、弾性物質で覆われてい
る。
【0012】従来のプリンタは、プリンタ期間中に、プ
リント媒体をドラムに固定する種々の形式のクランプを
用いている。スパラー等の米国特許第4815870号
は、熱プリンタ・ドラム用のシート・クランプを開示し
ており、このクランプは、ドラムの隅に配置する。この
ドラムは、プリント期間中は、第1方向に回転し、シー
ト取り外し期間中は、逆方向に回転する。
【0013】プリント媒体上に相変化インク又はホット
・メルト・インクを溶かし、広げるための圧力固定ロー
ラを利用することも知られている。モリグチ等の日本特
許第18351号、ガーステメイアーの米国特許第47
45420号、チッテリングトンの米国特許第4889
761号等が、その例である。ローラを有する従来のイ
メージ固定装置の他の例には、ソレの米国特許第329
3059号、ファンツゾの米国特許第3566076
号、ムラナカの米国特許第4568949号等がある。
これら存在する溶融ローラは、典型的には、単位インチ
当たり100ポンドの如き非常に高い負荷力を溶融ロー
ラ間の接触ラインに沿って加える。この場合、10イン
チの長さのローラに対して、1000ポンドの力をロー
ラに加えなければならない。
【0014】したがって、本発明の目的は、従来の多く
のインク・ジェット・プリンタの上述及びその他の欠点
を改善できる改良されたインク・ジェット・プリント方
法及び装置の提供にある。
【0015】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によれ
ば、インクをプリント媒体に向かって噴射する少なくと
も1個のオリフィスを有するインク・ジェット・プリン
タ・ヘッドからのインクによりプリント媒体のシートを
プリントする方法を開示している。各プリント媒体のシ
ートは、第1エッジと、この第1エッジの反対側の第2
エッジと、横方向に離れた1対のサイド・エッジとを具
えている。本発明の第1の視点によれば、本発明の方法
は、プリント媒体を第1方向に移動させ、プリント領域
の入り口からこのプリント領域を介して、このプリント
領域に入るステップを含んでいる。なお、インクは、イ
ンク・ジェット・プリンタ・ヘッドからプリント媒体に
噴射される一方、プリント媒体がプリント領域内にあ
る。プリント領域近傍のプリント媒体に張力を加えて、
プリント媒体がピンと張れるように引っ張り、プリント
期間中にプリント領域を介してプリント媒体を移動させ
る。
【0016】本発明のより特定した視点としては、移動
ステップは、プリント媒体の第1エッジをドラムにクラ
ンプして、そのドラムを第1方向に回転させるステップ
を含んでいる。ドラムは、このドラムの動きに抵抗する
張力により、プリント領域を介してプリント媒体を引っ
張るので、プリント媒体がピンと引っ張られる。プリン
ト媒体及びドラムに対して張力ブレードを位置決めする
ことにより、張力を加える。なお、このブレードは、プ
リント媒体を横切る方向に伸びる。また、この方法は、
ドラムから離れる方向にブレードを蝶番式に回転させ
て、このブレードがプリント媒体及びドラムに対して蝶
番式に回転する前に、クランプがブレードを越えて第1
方向に移動できるようにするステップも含んでいる。
【0017】本発明の更に他の視点によれば、ブレード
をドラムから離れる方向に蝶番式に回転させ、このドラ
ムの回転方向を逆にして、プリント媒体の第2エッジを
プリント媒体の出口経路に放す。また、クラスを離し、
プリント媒体が出口経路に沿って出られるようにする。
【0018】本発明の更に他の視点によれば、プリント
媒体が出口経路に沿って進むにつれ、このプリント媒体
への圧力が止まるか、固定される。
【0019】上述の方法を実現する本発明による装置
は、第1及び第2方向の夫々に回転できるプリント媒体
移動ドラムを含んでいる。ドラム上のプリント媒体受け
クランプは、プリント媒体の第1エッジを受け、この第
1エッジをドラムに取り外し可能にクランプする。プリ
ント媒体のシートをクランプに渡した後、ドラムは第1
方向に回転して、プリント領域を介してプリント媒体を
移動させる。テンションのかかったブレードは、プリン
ト領域の先頭の位置で、逆テンションをプリント媒体に
加える。このドラムを第1方向と反対の第2方向に回転
させて、プリント媒体の第2エッジを出口経路に渡す。
圧力を止めたり固定する装置は、出口経路に配置して、
プリント媒体がドラムから出る際に、このプリント媒体
上のインク滴を溶融させてもよい。
【0020】本発明の上述及びその他の目的、特徴及び
利点は、添付図を参照した以下の説明より明らかになろ
う。
【0021】
【実施例】図1〜図3は、プリント媒体のシートをプリ
ント期間中における種々の位置の本発明のインク・ジェ
ット・プリンタ装置の拡大図である。図4は、プリンタ
領域におけるプリント媒体に向けてインクを噴射する位
置でのインク・ジェット・プリンタ・ヘッドの拡大図で
ある。図5は、プリント媒体へのインク滴をプリントす
る1つのパターンを示すプリント媒体シートの図であ
る。プリンタは、インク・ジェット・プリンタ・ヘッド
14を具えており、このプリンタ・ヘッドは、インクを
貯蔵する貯蔵システム16に取り付けられる。なお、こ
の貯蔵システムは、インクをインク・ジェット・プリン
タ・ヘッドに供給する。インク・ジェット・プリンタ・
ヘッドは、インク滴噴射オリフィス、好適には、複数の
オリフィス(図示せず)を含んでいる。これらオリフィ
スから、インク滴は、各図において符号22で示すプリ
ント媒体シートの如きインク滴受けプリント媒体に向か
って噴射される。プリント媒体22は、紙、透明媒体、
シート・ストックの任意の他の形式等の適切な媒体でよ
いことに留意されたい。図4及び5に最もよく示す如
く、プリント媒体シート22は、第1エッジ24、反対
側の第2エッジ26、横方向に離れた1対のサイド・エ
ッジ28及び30を有する。
【0022】プリンタ装置は、これら図には示されない
ベアリングによりプリンタ・フレームワークに回転可能
に取り付けられた中央シャフト42を有するドラム40
を具えているので、図2に矢印44で示す第1方向及び
図1の矢印46で示す反対方向、即ち第2方向にシャフ
ト42の長手方向の軸の回りにドラム40を回転させ
る。図11及び12を参照して詳細に後述する適切な駆
動機構を用いて、プリンタ動作期間中、第1方向44及
び第2方向46の夫々に、ドラムを選択的に回転させ
る。1つの好適な形式を詳細に後述する(図13及び図
14を参照)クランプ50は、ドラムに対するプリント
媒体の第1エッジ24を受け、クランプする。図示した
クランプ50は、ステム部分56及びプリント媒体エッ
ジ・グリップ、即ちグリップ部分54を有する一般的な
L字形である。矢印52に示す如く、各半径方向にクラ
ンプ50を移動させると、グリップ要素54が、開くか
(ドラム表面から離れるか)、閉じて(ドラム表面に引
かれて)、プリント媒体を離すか、クランプする。
【0023】この装置は、逆張力をプリント媒体に与え
るバイアス機構も具えており、プリント媒体はドラムに
より運ばれる。スリップ・クラッチを有する摩擦ローラ
の如き他の形式のバイアス機構を用いることもできる
が、好適な張力機構は、長くなったブレード62を有す
る張力ブレード組立体60を具えている。このブレード
62は、プリント媒体の横方向、即ち、ドラムに運ばれ
るプリント媒体のサイドからサイドに伸びて、ドラムの
部分を支持する。支持部材64により、ブレード62を
プリンタ・フレームに取り付ける。好適には、ブレード
を支持して、ドラムが運ぶプリント媒体と結合したり、
この結合が外れるように移動をシフトする(例えば、図
1及び図2を比較する)。さらに、図示した支持部材6
4は、蝶番のようにブレードをフレームに取り付けて、
ドラムに対して及びドラムから離れるように蝶番形式に
回転させて、張力をドラム上のプリント媒体に加えた
り、この張力を取り去る。ブレード62をドラムからシ
フトして、プリント媒体をドラムから取り除く期間中
に、クランプ50の通路をブレードの真下にできる。
【0024】図3及び図4に示す如く、インク・ジェッ
ト・プリンタ・ヘッド、この場合、貯蔵組立体16を1
対のレール70、72に設け、モータ(図示せず)によ
り、従来方法で、サイド28及び30の間で、プリント
媒体のシートを横切って駆動され、プリント動作期間中
にプリント媒体を走査する。インク・ジェット・プリン
タ・ヘッド14は、インクをプリント媒体22に向かっ
て噴射する。一方、このプリント媒体は、図4内でPと
示すプリント領域に位置決めされる。よって、プリント
媒体が図4の領域76のプリント領域に入ると、このプ
リント媒体は、インク・ジェット・プリンタ・ヘッドか
らのインク滴によりプリントされる。プリント媒体が領
域Pを通過するので、このプリントが続く。そして、図
4の数字78が示す位置でのプリント領域からプリント
媒体が出るまで、このプリント媒体は、矢印44の方向
にドラム40が回転することにより、この領域を介して
移動する。
【0025】張力ブレード62は、プリント領域への入
り口76に近い位置80にて、プリント媒体と結合す
る。したがって、図4に示す如く、クランプされたプリ
ント媒体がドラムの回転によりプリント領域を介して引
っ張られると、ブレード52が供給した逆張力が、プリ
ント領域内のプリント媒体をピンと引っ張る。なお、こ
の逆張力は、典型的には、約0.5オンスから5オンス
の範囲であり、最も好適には約1オンスである。その結
果、プリント領域内の種々のプリント媒体の緩みにより
生じるプリントの不規則さを実質的に除去できる。この
明細書において、用語「プリント領域近傍」は、プリン
ト領域の入り口から約0.02インチ〜約0.06イン
チを意味し、また、このプリント領域の入り口は、プリ
ント媒体がプリント領域に入ると、このプリント媒体に
インクが先ず供給される位置である。最も適切には、逆
張力を、プリント領域の入り口の約0.03インチ内に
加えなければならないことが判った。
【0026】上述の如く、もし、インク・ジェット・プ
リンタ・ヘッドを直接支持するならば、インク・ジェッ
ト・プリンタ・ヘッド14及び貯蔵部16を、プリント
媒体の表面を横切ってシャトル、即ち往復運動するよう
に取り付けてもよい。このシャトル運動は、典型的に
は、ドラム40によりプリント媒体22が進む方向に対
して、斜めの方向、より典型的には、ほぼ直角の方向で
ある。
【0027】インク・ジェット・プリンタ・ヘッドは、
任意の形式でよく、ドロップ・オン・デマンド型でもよ
い。なお、インク滴は、関連した変換器の付勢状態に応
じて、単に噴射される。インク・ジェット・プリンタ・
ヘッド14は、連続形式でもよく、また、プリント媒体
22の方向にインク滴を放すのを強めるために、空気の
助けを借りるものでもよい。適切なインク・ジェット・
プリンタ・ヘッドの1つは、レ等の米国特許第4727
378号に開示されている。配列に配置されたノズル・
オリフィスを有する形式のインク・ジェット・プリンタ
・ヘッドを用いてもよい。かかる形式のインク・ジェッ
ト・プリンタ・ヘッドは、ロイ等の米国特許出願第07
/430213号に開示されている。
【0028】これらインク・ジェット・プリンタ・ヘッ
ドの各々は、アコースティク・ドライバ、特に、圧電物
質を用いており、駆動信号に応答して、インク・ジェッ
ト・プリンタ・ヘッド内に圧力波を発生する。これら圧
力波により、関連したノズル・オリフィス開口からのイ
ンク滴の噴射が要求により生じる。この形式のインク・
ジェット・プリンタ・ヘッドを用いて、300ドット/
インチ以上のアドレス指定能力を達成する。また、これ
らインク・ジェット・プリンタ・ヘッドを用いて、水性
インクの如き非ホット・メルト・インクを噴射すると同
様に、ホット・メルト、即ち、相変化インクのインク滴
をプリント媒体に向かって噴射する。ホット・メルト・
インク・ジェット・プリンタの場合、ヒータが含まれて
おり、イン貯蔵部及びインク・ジェット・プリンタ・ヘ
ッドを加熱して、インクを噴射のための液体状態に維持
する。よって、プリント期間中、インク滴、又は点をプ
リント媒体に供給する。インクがホット・メルト形式の
場合、インク点は、媒体上で、液体から固体に相変化す
る。また、固形化する際、インク滴は、プリント媒体の
表面から幾分突出する。透明媒体の如きある形式のプリ
ント媒体は、そこにぶつかったインク滴は大幅には浸透
しない。その結果、かかるプリント媒体にとって、凝固
したホット・メルト・インクの点は、平面紙の如き多孔
性媒体の他の形式の場合よりも、その媒体から大幅に突
出しようとする。インク・ジェット・プリントの減算原
色システムにおいて、2つの原色のインク滴を他の上に
重ねて噴射することにより、2次色(シアン、マゼンタ
及び緑)を達成する。相変化インクの場合、これによ
り、プリント領域は、インクの異なる厚さで覆われる。
媒体のこの領域は、単一層のインクを有する媒体の領域
よりも目立つ。
【0029】ホット・メルト・インクを用いた場合、プ
リント媒体上でインクを固定又は溶融することにより利
点が得られる。一般には、これは、インク層がプリント
媒体上に異なる厚さで存在する場合、プリント媒体上に
配置されたインク滴に充分な圧力を加えて、このインク
滴を広げることを含む。
【0030】再び図1〜図5を参照する。図示したプリ
ンタは、出口経路92に出口90を有する。この出口経
路92は、プリントの終了した媒体が集められる出口ト
レイ94で終わる。概略的に符号96で示す付加的な圧
力溶融又は固定機構を設けて、プリント媒体上のインク
点に圧力を加え、プリント媒体が収集トレイ94に向か
う経路92に沿って進む際に、インク点を平らにし、広
げる。圧力供給機構の1例において、1対の長手方向に
伸びる圧力ローラ98、100が互いに支え、それらの
間にニップ102を定めている。好適には、これら圧力
溶融ローラ98及び102の一方又は両方を、夫々矢印
104、106で示すように回転駆動して、これら圧力
溶融ローラを介してプリント媒体を移動させる。典型的
には、これら圧力ローラの一方の対応端部において、シ
ャフトに付加を加えることにより、これら圧力ローラに
負荷を加えて、圧力ローラ及びプリント媒体間で結合す
るラインに沿って、1インチ当たり100ポンドの高い
溶融圧力を与える。ローラ98及び100は、スチール
のような剛性材料でもよいが、好ましくは、これらロー
ラの少なくとも1個は、弾性材料で囲まれた剛性コアを
有する。これについては、1989年5月24日に出願
したジェームズ・ディ・ライズの米国特許出願第07/
357382号「圧力固定及び発生装置」に開示されて
いる。
【0031】代わりに、圧力溶融装置は、比較的小さな
圧力車輪の形式をとれる。この車輪は、出口90の位置
にて、ドラム上のプリント媒体と結合するようになる。
この場合、プリント媒体が圧力車輪に結合させる位置
で、ドラム40は、プリント媒体をバック・アップす
る。例えば、プリント媒体がドラムの表面に残った後、
圧力車輪は、プリント媒体と結合する。一方、ドラム表
面でない他の表面によりプリント媒体がバック・アップ
される。小さな圧力車輪の場合、この車輪は、概して、
軸の周囲で回転するように取り付けられる。なお、この
軸は、ドラム40の軸と直角であり、プリント媒体を横
切ってくり返し通過するように、プリント媒体のサイド
からサイドに移動する。典型的な圧力車輪の幅は、1イ
ンチ未満であるが、好適には、2分の1未満である。そ
して、特定の好適実施例では、4分の1インチである。
これら車輪は、ステンレス・スチール、又はデュポン・
コーポレションのデルリン(商標)如きプラスチック材
料等の任意の適切な材料である。上述の如く、これら小
さな車輪がプリント媒体にシフトされた際、線形インチ
当たり100ポンドの所望のライン負荷力をこれら車輪
が与える。この形式の圧力供給器は、ジェームズ・ディ
・ライズの米国特許出願第07/577382号「圧力
固定及び発生装置」に開示されている。また、相変化イ
ンク又はホット・メルト・インクによりプリント媒体に
プリントする際、96の如き圧力溶融又は固定装置を含
むのが最も好ましい。
【0032】さらに図1〜図5を参照する。このプリン
タは、シート保持及び引渡機構10を具えており、この
機構はプリント媒体保持カセットを具えている。このプ
リント媒体保持カセットは、従来方法で動作し、駆動ひ
きずり車輪112により結合される位置でプリント媒体
の1つのシートを選択的に配置するように動作する。車
輪112は、プリンタ・フレームに回転可能に取り付け
られた中央シャフト114を有する。このひきずり車輪
は、図示しないモータが、矢印116の方向に選択的に
駆動し、カセット・トレイからプリント媒体のシートを
ピックアップし、それをプリンタに供給する。
【0033】引きずり車輪112から、プリント媒体
は、1対のガイド118、120の間を通過し、フレー
ムに取り付けられたアイドル・ローラ124及びフレー
ムに取り付けられた移動駆動(される)ローラ126の
間のニップ122に入る。これらローラ124、126
の各々は、プリンタ・フレームに回転可能に取り付けら
れており、ローラ126は、プリント媒体をドラムに移
す期間中、矢印128の方向に、図示しない駆動モータ
により選択的に駆動される。また、この装置は、紙クラ
ンプ・ガイド130を含んでいる。このガイド130
は、図示の形式では、プリンタ・フレームワークに端部
134で蝶番形式に回転する第1脚部132を有するほ
ぼU字形のガイドを具えている。このクランプ・ガイド
は、平坦なプリント媒体ガイド面138を有する第2脚
部136も具えている。面138は、クランプ・ガイド
の位置でドラム面の接線に対して鋭角の方向にあり、面
138に衝突するプリント媒体シートのエッジ24をク
ランプ50に向ける。クランプ・ガイド130のベース
139は、このベース及び脚部136の交差部にノッチ
140を有する。これらの条件で、矢印46の方向への
ドラム40の回転により、クランプ・ガイド130は、
ドラム面から離れるようにシフトし、プリント媒体をク
ランプに向けるような位置にガイド面138を配置す
る。
【0034】付加的なプリント媒体移動ガイド面を、図
1で符号150及び152で示すごとくプリンタの下側
領域に設ける。また、長いプリント媒体ガイド156及
び他のガイド158により、プリント媒体出口90を取
り付けて、出口経路92の部分を構成するガイド・チャ
ンネルとする。1対の離間したストリッパ・ガイド16
0、162は、出口経路92の他の部分となる。これら
ガイド160、162は、夫々のローラ98、100の
面と結合して、溶融動作期間中、プリント媒体が積み重
なる際に、プリント媒体をこれらローラから剥がす。こ
れらストリッパ・ガイド160、162は、典型的に
は、ステンレス・スチール又は他の材料の弾性シートで
構成される。ストリッパ・ガイド162の近傍に、更に
他のガイド166を設けて、プリント媒体がプリンタか
ら選択的に駆動される出口ローラ168に出るようにガ
イドをするのに用いる。この出口ローラは、図示しない
モータにより、矢印170の方向に駆動して、プリント
媒体シートを、プリントの後に続く収集トレイ94に運
ぶ。もちろん、当業者には、図1に示す種々のガイドを
変更して、プリンタ内において、プリント媒体がハング
アップしたり、ジャム(紙ずまり)したりする可能性を
最小にすることができる。
【0035】図1において、長い接触ローラ180の長
手方向の軸がドラム40の長手方向の軸とほぼ平行にな
るように、この接触ローラ180を配置する。ドラム4
0と同様に、接触ローラ180は、典型的には、剛性フ
レーム要素に軸受けされる。これらフレーム要素の1つ
を、図1において、181で示す。接触ローラ180
は、これらフレーム要素に結合したシャフト182を有
する。シャフト182の夫々の端部は、典型的には、約
2ポンド以上の重り(図示せず)の負荷がかかるが、こ
の負荷は所望に調整できる。その結果、接触ローラ18
0をドラム40に対して保持し、ニップ184を、接触
ローラ180がドラムと結合する位置でプリント媒体移
動経路内に定める。プリンタの動作期間中、プリント媒
体22は、プリント・サイクル部分でこのニップを通過
し、接触ローラによりドラムに対して維持される。
【0036】特定の位置で回転本体の回転を拘束する任
意の既知の機構により、ドラム40を位置決めする。こ
の機構には、シャフト角度エンコード・スライド・スイ
ッチ接点、光学センサ等がある。後述の如く、ステップ
・モータ、タイミング・プリー及びタイミング・ベルト
駆動機構を適切に用いて、ドラムに正確な動きを与え
る。さらに、図示しない光学センサを用いて、ドラム上
のプリント媒体を検知してもよく、これらの種々の位置
において、プリンタは、プリント媒体のジャムなどを検
出できる。
【0037】張力ブレード、ドラム及びクランプ組立体
の好適な形式について説明した後、上述のプリンタ層の
動作を説明する。
【0038】逆張力ブレード組立体60を図9及び10
に示す。この組立体は、スチール等の剛性シャフト19
0を含んでおり、このシャフトは、断面が矩形で、平面
ブレード取り付け面102を与える。シャフト192の
夫々の端部は、194及び196で示す如く円形であ
り、点線198及び200で示すフレーム部分に軸受け
される。他の構成を用いてもよいが、ブレード62は、
好適には矩形であり、シャフト10の平坦な取り付け面
192に対して下側端部202及び上側端部マージン2
04を位置決めする(図10)。リベット208等の締
め付け部材により保持される長い保持棒206は、張力
ブレード62の長さ全体に沿ってこの張力ブレードをシ
ャフト190にクランプし、張力ブレードをその位置に
確実に取り付ける。
【0039】トーション・スプリング210により、張
力ブレードの下側端部202をプリント媒体及びドラム
に対してバイアスする。このトーション・スプリング
は、一端がシャフト190に固定され、他端がプリンタ
・フレームワーク200に固定される。このトーション
・スプリングは、典型的には、2〜6ポンド、好適には
約5ポンドの負荷をブレードに加える。図9に212で
示すカムは、シャフト190から下側に突出するフラン
ジであり、図9に214で示すカム・アクチュエータに
より結合して、矢印216の方向にシャフト190を回
転させて、ブレード62をドラムからシフトさせる。モ
ータ216は、この目的のために動作し、カム・アクチ
ュエータ214の動きをストッパ(図示せず)により制
限する。モータを停止させると、カム・アクチュエータ
214がその元の位置に戻り、スプリング210は、再
び、ドラムに対してブレードをバイアスする。
【0040】摩擦ローラ/スリップ・クラッチ等の他の
形式のプリント媒体張力装置も利用できることに留意さ
れたい。しかし、好ましい張力機構は、上述の張力ブレ
ード組立体60を具えており、この組立体は、ドラム上
のプリント媒体の幅全体に対してほぼ均一な張力圧力を
加える淡々な機構で構成されている。
【0041】ドラム40は、任意の従来構成でもよい。
しかし、図11及び12は、ドラムのドラムの好適な形
式を示す。このドラム40は、アルミニウム又はステン
レス・スチール等の剛性材料で構成されており、好適に
は、シャフト42に取り付けられた比較的薄いシェル2
20を具えている。他の材料としては、例えば、プラス
チックである。特定例としては、ドラムを0.05イン
チの厚さのアルミニウムで構成してもよい。さらに、
0.004インチの厚さのニッケル板又は他の良好な反
射面をドラム上に設けてもよい。これは、プリント媒体
の反射がドラム面よりも良くないので、ドラム上のプリ
ント媒体のエッジ又は境界の光学検知(逆反射光学セン
サを用いる)を容易にする。光学センサの分解能は、吸
収性(例えば、黒)でより反射の良好な媒体の間ではな
く、反射ドラム及び散乱反射媒体の間を識別できる程高
い。また、種々の媒体、特に濃い色の媒体は、反射ドラ
ム上で検出できる。さらに、アルミニウムのドラムの如
く、高い熱導伝性の高熱媒体支持により、良好なプリン
ト品質が得られる。0.005インチのステンレス・ス
チールのドラムに比較して、アルミニウム・ドラムのピ
ーク媒体温度は、ステンレス・スチール・ドラムよりも
摂氏15度だけ低い。また、かかるドラムは、かかるプ
リント媒体が加熱された際に、このプリント媒体の不均
一な伸びや、しわを減らす。
【0042】1対の円形の端部ベル状部材222、22
4を外側シェル220と結合させ、これを支持する。こ
の場合、シャフト42は、夫々の端部ベル状部材の1つ
を介して伸びる1対のシャフト部を具えている。ベアリ
ング230は、夫々のシャフト部42を軸受して、図1
1で232により概略的に示すプリンタ・フレームワー
クの部分を支持する。図12に示す如く、端部ベル状部
材は、スポーク234〜240と共に設けられる。夫々
対抗するスポーク240の各々は、クランプ機構受け開
口242と共に設けられ、この開口を介して、クランプ
組立体(後述する)が挿入され、固定される。その結
果、ドラムの回転慣性は低いので、プリント期間中のド
ラムの回転により生じるいかなる回転振動も迅速に減衰
できる。
【0043】正確なプリントを行うために、特に、ドラ
ムの直径を均一にするが、好適には、そのバラツキをプ
ラス・マイナス0.002インチ以内にする。さらに、
必要ではないが、ドラムの外側表面は、1対の円周上に
伸びる帯の如く、特に摩擦の強い面を有する。これは、
図11において、符号250で示すが、最も好適な表面
は、摩擦係数が少なくとも1である
【0044】図示のドラム40は、図13及び14を参
照して後述するごとく、クランプ50(図1)の脚部5
6を受ける複数のクランプ機構受けスロット252も含
んでいる。さらに、光学センサにより検知できるスロッ
ト254と共にドラムを設けて、プリント期間中、ドラ
ムの回転位置を確認する。このドラムは、組立のため
に、シャフト部42の一方に取り付けられた圧縮スプリ
ング256及びスペーサ258も具えている。
【0045】任意の適切な駆動機構を、ドラム40の回
転のために用いていもよい。例えば、モータをドラム・
シャフト42に直接接続してもよい。さらに、溶融期間
中にローラのバックアップをするために、長い溶融ロー
ラをドラムと共に用いる場合、このドラムを回転する単
一の駆動機構が、ローラとの接触により溶融ローラも回
転させる。これは、ドラムが実際に溶融ローラを駆動す
る場合である。これらの代わりを用いてもよいが、好適
な駆動機構は、安価な要素を用いて、ドラム40及びプ
リント媒体の特に正確な動作を達成する。
【0046】次に特に図11を参照する。図示の駆動機
構は、出力シャフト262を有する従来のステップ・モ
ータ260を具えている。この出力シャフト262は、
増分角度毎に回転するが、各駆動パルスがステップ・モ
ータに供給される。この形式のステップ・モータの出力
シャフトは、その出力シャフトの各完全な回転に対する
所定数のステップだけ増分する。特定例としては、ステ
ップ・モータの1回転当たり200ステップだけ出力シ
ャフトが動くが、各ステップは1.8度の角度である。
非累積エラーが、5%の如く意図する制限内である市販
のステップ・モータを選択することにより、ステップ・
モータは、任意のステップ数の終わりにおいて、その理
論的位置に対して1.8度の規定エラーとなる。好適な
ステップ・モータの1つは、日本のオリエンタル・モー
タ・カンパニー・リミテッドが市販するPH266シリ
ーズのモータである。
【0047】第1タイミング・ベルト・スポロケット2
64を出力シャフト262に固定的に取り付ける。第2
タイミング・ベルト・スポロケット266を、ドラム4
0のシャフト部42に固く取り付けるように、ドラム4
0に結合させる。これらタイミング・ベルト・スポロケ
ットの両方は、複数の歯を有する。タイミング・ベルト
268は、タイミング・ベルト・スポロケット264、
266に結合して、増分の動きを出力シャフト262か
らドラム40に転送する。適切なタイミング・ベルの特
定例は、米国イリノイ州レムバードのケミ・フレックス
社が市販しており、アラミド・コアを有するウレタンで
ある。タイミング・ベルトは、締め付けたり、バックラ
ッシュを実質的に除去するのが容易である。
【0048】タイミング・ベルト268は、典型的に
は、タイミング・ベルト・スポロケットの各々の少なく
とも7又は8個の歯と結合するので、歯の平均化が行え
る。すなわち、タイミング・ベルトは、同時に複数の歯
と結合するので、タイミング・ベルト・スポロケットの
個々の歯の不正確さが実質的に平均化する。また、スポ
ロケット266は典型的にはスポロケット264よりも
多い歯を有するが、スポロケット266及び264の間
の歯の比により、ドラムの慣性の大幅な減少が出力シャ
フト262に反映する。よって、この出力シャフトの負
荷、磨耗及びスリップの可能性を最小にでき、負荷に対
するモータの慣性適合を改善できる。例えば、タイミン
グ・ベルト・スポロケット264上の30の歯及びタイ
ミング・ベルト・スポロケット266上の180の歯に
より、動きを6対1に減少でき、慣性を36対1に減少
できる。図示しないが、1個以上の中間タイミング・ベ
ルト・スポロケットを複数のタイミング・ベルトと一緒
に用いて、ステップ・モータ260からの動きをドラム
に伝えることができる。
【0049】ドラム40の円周、並びにスポロケット2
66及び264と共に多くの中間スポロケット上の歯の
比を選択して、ステップ・モータの各ステップにより、
複数のピクセルの高さと実質的に等しい距離を介して、
ドラムの外側表面を回転させる。なお中間スポロケット
を用いる場合は、ステップ・モータの各ステップにより
出力シャフトが増分する距離の分である。すなわち、プ
リンタは、典型的には、所定の高さ及び所定の幅の画
素、即ちピクセルのラインに沿ってプリントを行う。駆
動機構の要素を選択して、1つ以上のピクセルに等しい
距離、好適には、個々のピクセルの高さの整数倍だけ、
プリント媒体を進ませることにより、プリント媒体上に
プリントしたイメージの帯状模様(バンディング)を大
幅に減らせることが判った。バンディングは、一種の現
象であり、プリントしたラインに望ましくないインクの
上の重なり又は下の重なりがある限り、インク・ジェッ
ト・プリンタがプリントしたインクは、均一に供給され
ない。よって、プリントされたイメージにバンィング又
は不均一が現れる。インク・ジェット・プリンタ・ヘッ
ドがプリント媒体を連続的に横切ると、複数のピクセル
の高さだけプリント媒体を正確に進ませることにより、
バンディングを人間の目に実質的に検知できなくなる。
典型的には、インク・ジェット・プリンタ・ヘッドは、
1回のパスでインクの複数のラインをプリントする。よ
って、ラインの特定グループが完全にプリントされた
際、プリント媒体が充分な数のピクセルだけ進み、まだ
プリントされていない位置のプリント媒体をプリントで
きるようにする。図5に示す如く、このアプローチによ
り、プリント領域のプリント媒体の部分を横切る1つ以
上の経路を作るインク・ジェット・プリンタ・ヘッド
が、曲がりくねった経路でプリントを行なう。
【0050】5パーセントの非累積エラーのステップ・
モータにより、ピクセルの高さは0.003333イン
チであり、プリンタは1インチ当たり300ドットであ
る。これにより、プリント媒体が、理論的位置のピクセ
ルの約10分の1以内に位置決めされることが判った。
5パーセントの非累積エラーのモータよりも高精度のス
テップ・モータにより、プリント媒体を進ませる際によ
り高精度が達成できる。さらに、プリント領域内の逆張
力機構によりプリント媒体を維持するという事実により
この精度を高める。
【0051】任意の適切なクランプ機構を用いてもよい
が、クランプ50の好適な形式を図13及び14に示
す。媒体クランプ50の目的は、プリント媒体グリップ
・エッジ54及びドラム面の間のプリント媒体の前縁2
4を保持することである。クランプ力は、プリント期間
中に、プリント媒体の前縁がクランプの外に動くか引っ
張られるのを防止できる位、充分に大きくなければなら
ないし、好適には、8ボンドから約10ポンドである。
後述の如く、プリント媒体を操作する期間中、種々のド
ラム回転位置において、媒体クランプが開いたり、閉じ
たりする。一般的には、プリント媒体を受ける位置内の
クランプにより(図1参照)、プリント媒体を、開いた
クランプに過駆動し、クランプによる媒体の前縁24を
揃えるスキューイング・バックルを形成する。クランプ
を閉じる際、送りローラ112、124及び126のプ
リント媒体方向と独立して、プリント媒体を適切な方向
でドラム面にクランプする。プリント媒体上にイメージ
をプリントした後、媒体クランプを開き、ドラムを回転
して、プリント媒体をプリンタの出口システムに運ぶ。
【0052】媒体クランプが、種々の形式及び大きさの
媒体を保持できるのが望ましい。この際、プリンタのプ
リント又はプリント媒体を扱う機能を損なうことなく、
ドラム表面上において、媒体の厚さは、約0.003〜
0.011インチであり、幅は、約4〜約12インチで
ある。インク・ジェット・プリンタ・ヘッド14及び紙
グリップ・クランプ間で接触を防止するために、紙グリ
ップ・クランプ54の厚さは、プリンタ・ヘッド及びプ
リント媒体表面間の通常ギャップ、例えば、0.032
インチよりも薄くなければならない。これらの寸法は変
更できるが、厚さが0.012インチのギャップで、ス
テンレス・スチールのグリップ・クランプ254によ
り、プリント媒体がない場合、インク・ジェット・プリ
ンタ・ヘッド及びグリップ・クランプ54の間のギャッ
プは通常0.019インチである。勿論、これらの寸法
は、特定のアプリケーションに応じて変更してもよい。
【0053】プリンタが、プリント媒体の4つのエッジ
の総てにおいて5ミリ(0.197インチ)のマージン
内でプリントを行えるのが望ましいならば、プリント媒
体グリップ・クランプ54の幅は、このマージンよりも
小さい範囲内でなければならない。本発明の好適実施例
において、この幅の寸法は、0.15インチである。
【0054】図13に示した特定のクランプ50は、1
対のクランプ要素を含んでおり、その夫々は、プリント
媒体グリップ部54、脚部56a、56b、56cを有
し、グリップ要素から下側に突出している。また、これ
ら脚部は、分離している。これら脚部の大きさは、ドラ
ムのスロット252(図11)に挿入できる程度であ
る。1対の理想的なクランプ・ガイド270、272
(一方を図13に示し、両方を図14に示す)をドラム
のスポーク240(図12)の開口242を介して挿入
することにより、これらクランプ・ガイドをドラム40
の内側に位置決めする。また、これらクランプ・ガイド
は、ドラム・スロット252の夫々内に適合する突出し
たボス(274、276(図13及び14)を有する。
クランプ・ガイド270、272は、例えば、接着剤、
又は超音波結合の如き他の結合技術により互いに固定し
た後、図14で278で示す如くスロットを設けて、ク
ランプ要素の夫々の脚部56a〜56cを受ける。これ
らクランプ要素の脚部の各々は、分離したバーブ保持器
の如きスプリング保持器を具えており、その1つを図1
3に280で示す。図13及び図14で282として示
す保持スプリングをスプリング保持すべり溝(図14の
284を参照)内で、スプリング保持要素(例えば28
0)上に位置決めして、クランプ・グリップ要素54
を、ドラムに近い位置又はクランプされた位置にバイア
スする。286で示す取り外し可能なスプリング保持フ
ォークを用いて、クランプ機構の組立期間中に、スプリ
ングを圧縮された状態に維持するのに用いる。
【0055】リフト・バー290は、その上面に沿った
深い溝292(図14参照)を具えており、この溝は、
リフト・バーを持ち上げてクランプを開いた期間中に、
クランプ脚部56a〜56cの下側エッジと結合する。
リフト・バーが下側、又はクランプの閉じた位置のと
き、通常のギャップ、例えば、0.025インチをこれ
ら要素の間に設けて、プリント媒体をドラム面に保持す
るのに、スプリングの完全な圧縮力を確実に用いる。プ
ッシュ・ロッド296の水平の動きを伝えるクランプ・
ピボット294によりリフト・バーを作動させ、シャフ
ト部42の1つの開口298(図12参照)を介して、
クランプ・ピボットのロッド受けソケット300と結合
させる。このクランプ・ピボットは、長いスロット30
2と共に設けるが、このスロットは、図13の位置30
4でクランプ・ガイド・ピンに押し込んでフィットさせ
る。この長いスロット302により、クランプ・ピボッ
トはこれらピンに対してスライド可能なので、ドラム・
ベル・ハウジングのスポーク240の開口242(図1
2)を介して、組立体を挿入できる。図13の306で
示す如く、プリンタ・フレームに取り付けられたギア・
モータのリード・ネジにプッシュ・ロッドを取り付ける
ことにより、このプッシュ・ロッドを駆動する。ドラム
の任意の回転位置におけるこの配列により、リフト・バ
ー290を持ち上げてクランプ50を開いて、プリント
媒体グリップ要素54とドラム表面との間に隙間を開け
る。スプリング・クランプ308及び310を用いて、
ドラム内に媒体クランプ組立体を開放可能に保持する。
【0056】上述の如く、プリント媒体をドラム面にク
ランプするための多くのドラム・クランプ機構が提案さ
れている。部品が比較的少なく済む点や、信頼性の点か
ら、図示のクランプ機構が好適であるが、勿論、他のド
ラム・クランプ機構も使用できる。
【0057】図1〜図8を再び参照する。インク・ジェ
ット・プリント媒体をプリントするプリンタの動作方法
を次に説明する。この方法によれば、プリント媒体を1
度に1シートだけ、プリント媒体カセットからドラム上
の待機紙用クランプ50に送る。図1において、インク
・ジェット・プリンタ・ヘッド14及び関連した貯蔵器
16は、プリント媒体を支持するドラムの部分のクリア
な位置にシフトされているので、この図に表示されてい
ない。さらに、必要ならば、ドラムが矢印46で示す方
向に回転して、クランプ50をホーム位置に位置決めし
て、プリント媒体シートを受ける。ドラムの回転によ
り、開いたクランプ50、特に、プリント媒体グリップ
要素54は、ガイド130と結合し、これをそのガイド
位置にシフトする。ローラ112は、プリント媒体22
のシートを持ち上げ、アイドル・ローラ124及び駆動
されたローラ126の間のニップ122に運ぶ。かかる
時点に、典型的には、ローラ126は初めに停止し、ニ
ップ122に達すると、320で示すようにプリント媒
体シートを曲げる。よって、プリント媒体の前縁24が
ローラ124、126にて初めの配置になる。そして、
矢印128の方向にローラ126を駆動して、プリント
媒体シート22、特にこのシートの前縁24を、図1に
示すように開いたクランプ50に移動させる。再び、ロ
ーラ126により、プリント媒体シートをわずかに過剰
駆動して、322に示すように、このシートを別に曲げ
て、開いたクランプ50の脚部56に対してプリント媒
体の前縁24を整列するのを助ける。そして、クランプ
50を閉じて、シートをドラムにクランプする。
【0058】これは、上述の手順で達成できるが、図2
に示す如く、逆張力スプリング又はブレード62を開い
て、矢印44(図2)の方向にドラムを約90度、大雑
把に回転させるので、このクランプがプリント媒体シー
ト22の少なくとも一部をドラムに引っ張る。また、ガ
イド130は、ドラム上にプリント媒体を維持するのを
助ける。図4に示す如く、プリント媒体がプリント領域
Pに達すると、張力ブレードがドラムと噛み合う位置8
0にクランプ・グリップ要素54が進むと、張力ブレー
ド62がプリント媒体に対抗する位置になる。さらに、
インク・ジェット・プリンタ・ヘッド14、そして、結
合していれば貯蔵器16が、プリンタ領域内のプリント
媒体22上にプリンタを行う位置にシフトする。プリン
タを行うには、インク・ジェット・プリンタ・ヘッドを
プリント媒体のサイドからサイドに横切って移動させ、
このプリント媒体を取り出す。そして、好適には、プリ
ント媒体の特定の部分に被さるインク・ジェット・プリ
ンタ・ヘッドの各経路によりプリントすべきピクセル数
(典型的な例では、16ピクセル)に等しい距離だけ、
ドラムを進ませる。プリンタ・ヘッドがプリント媒体の
サイド・エッジに達した後、逆にして、再び、ピクセル
の他の業にプリントする反対方向にプリント媒体を操作
する。よって、図5のように、曲がりくねったプリンタ
経路になる。もちろん、拘束ではあるが、2方向プリン
タは必要なく、他のプリンタ・ヘッドの走査シーケンス
を用いてもよい。
【0059】この特定例において、後縁26(図6参
照)が逆張力スプリングの下の位置に達するまで、矢印
54の方向にドラムを増分回転して、プリントを継続す
る。そして、プリント処理が完成し、逆張力スプリング
・ブレード62が開く(図7参照)。プリント媒体シー
トの後縁26がほぼ2時の位置になるまで、ドラム40
は矢印44の方向に回転し続ける。張力ブレードが開く
前に、インク・ジェット・プリンタ・ヘッド14及び貯
蔵器16が、ドラムの一端にて、再びホーム位置にシフ
トし、プリント媒体を支持するドラムの位置から離れ
る。また、軽い圧力ローラ180が、ドラム上のプリン
ト媒体を保持するのを助ける。
【0060】次に、プリント期間中の方向とは逆のドラ
ム回転方向である矢印46の方向に、ドラム40が回転
して、プリント媒体の後縁26がプリンタの出口90に
進む。これを用いた場合、この逆方向のドラムの連続し
た回転により、溶融装置96を介して出口ローラ168
にプリント媒体を出力して、この出口ローラにより出力
トレイ94に運ぶ。溶融器又は圧力固定機構を用いた場
合、クランプ50を開いて(図8参照)、プリント媒体
シートのエッジ26が溶融ローラ98、100のニップ
102を通過する。代わりに、プリント媒体シートのエ
ッジ26が出口ローラ168に達したとき、クランプが
開く。再び、光学又は他のセンサを用いて、プリンタ内
のプリント媒体の位置をモニタする。例えば、エッジ2
6が出口ローラに達し、この位置でのプリント媒体シー
トの検出によりクランプが開くと、光学センサが出口ロ
ーラ168に配置される。
【0061】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、クランプ
及び張力ブレードによりプリント媒体をドラムにピンと
張り、このプリント媒体を確実に移動して、プリンタ・
ヘッドからのインクにより良好なプリントを行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリント媒体のシートをプリント期間中の種々
の位置における本発明のインク・ジェット・プリンタ装
置の実施例の拡大側面図である。
【図2】プリント媒体のシートをプリント期間中の種々
の位置における本発明のインク・ジェット・プリンタ装
置の実施例の拡大側面図である。
【図3】プリント媒体のシートをプリント期間中の種々
の位置における本発明のインク・ジェット・プリンタ装
置の実施例の拡大側面図である。
【図4】プリント領域内でプリント媒体へインクを噴射
する位置におけるインク・ジェット・プリンタ・ヘッド
を表す拡大図である。
【図5】プリント媒体にインク滴をプリントするパター
ンを示すプリント媒体のシートを示す図である。
【図6】プリント媒体のシートをプリント期間中の種々
の位置における本発明のインク・ジェット・プリンタ装
置の実施例の拡大側面図である。
【図7】プリント媒体のシートをプリント期間中の種々
の位置における本発明のインク・ジェット・プリンタ装
置の実施例の拡大側面図である。
【図8】プリント媒体のシートをプリント期間中の種々
の位置における本発明のインク・ジェット・プリンタ装
置の実施例の拡大側面図である。
【図9】本発明による張力ブレード組立体及び張力ブレ
ードを蝶番形式で回転させる駆動機構を示す図である。
【図10】図9の張力ブレード組立体の端部を示す図で
ある。
【図11】本発明に用いるプリント媒体移動ドラムの一
形式の平面図である。
【図12】図11のドラムの端部を示す図である。
【図13】本発明に用いるプリント媒体クランプの一形
式の拡大側面図である。
【図14】図13のクランプの端部の拡大図である。
【符号の説明】
14 インク・ジェット・プリンタ・ヘッド 22 プリント媒体 40 ドラム 50 クランプ 62 張力ブレード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エルドン・ピー・ホフマン アメリカ合衆国オレゴン州97068 ウェス ト・リン アルダー・コート 5521 (72)発明者 ロドニー・ビー・ギルバート アメリカ合衆国オレゴン州97068 ウェス ト・リン サンクレスト 19214 (72)発明者 ジェームズ・ディー・ライズ アメリカ合衆国オレゴン州97006−5296 ビーバートン ノース・ウェスト リンデ ル・レーン 15987 (72)発明者 アーサー・シー・バン・ホーン アメリカ合衆国オレゴン州97034 レイ ク・オスウェゴ サウス・ウェスト クレ スト・ドライブ 1890

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント媒体にインクを向けて噴射する
    少なくとも1個のオリフィスを有するインク・ジェット
    ・プリンタ・ヘッドからの上記インクにより上記プリン
    ト媒体のシートにプリントする方法であって、 上記プリント媒体を第1方向に移動して、プリント領域
    の出口から上記プリント領域を介して、上記プリント領
    域に入れ、 上記インク・ジェット・プリンタ・ヘッドから、上記プ
    リント領域内の上記プリント媒体にインクを噴射し、 上記プリント領域への入り口に隣接した上記プリント媒
    体に張力を加えて、上記プリント媒体が上記プリント領
    域を介して移動するように、上記プリント媒体をピンと
    張るように引くことを特徴とするインク・ジェット・プ
    リント方法。
  2. 【請求項2】 プリント領域内のプリント媒体にインク
    を向けて噴射する少なくとも1個のオリフィスを有し、
    プリント期間中に上記プリント媒体を走査する方向に移
    動可能なインク・ジェット・プリンタ・ヘッドからの上
    記インクにより上記プリント媒体のシートにプリントす
    る装置であって、 第1及び第2方向に夫々回転可能なプリント媒体移動ド
    ラムと、 該ドラム上で、上記プリント媒体の第1エッジを受け、
    該第1エッジを上記ドラムにクランプするプリント媒体
    受けクランプと、 該クランプが上記プリント媒体のシートの第1エッジを
    受けるプリント媒体受け位置に上記ドラムが回転したと
    き、プリント媒体のシートを上記プリント媒体受けクラ
    ンプに送るシート送り手段と、 上記プリント領域の入り口の位置における上記プリント
    媒体に逆張力を加える張力ブレード手段とを具え、 上記ドラムは第1方向に回転して、上記プリント領域を
    介して上記プリント媒体のシートを送り、上記インク・
    ジェット・プリンタ・ヘッドにより上記プリント媒体を
    プリントし、 上記ドラムから上記プリント媒体が放出される出口経路
    を更に具え、上記ドラムが上記第1方向とは逆の第2方
    向に回転し、上記プリント媒体の第2エッジを上記出口
    経路に送ることを特徴とするインク・ジェット・プリン
    ト装置。
JP4179025A 1991-06-12 1992-06-12 インク・ジェット・プリント方法及び装置 Pending JPH05229204A (ja)

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US715063 1991-06-12

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EP0518674B1 (en) 2002-09-18
DE69232774D1 (de) 2002-10-24
DE69232774T2 (de) 2003-01-30
EP0518674A1 (en) 1992-12-16

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