JPH05229000A - ラミネート装置 - Google Patents

ラミネート装置

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JPH05229000A
JPH05229000A JP4057114A JP5711492A JPH05229000A JP H05229000 A JPH05229000 A JP H05229000A JP 4057114 A JP4057114 A JP 4057114A JP 5711492 A JP5711492 A JP 5711492A JP H05229000 A JPH05229000 A JP H05229000A
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JP
Japan
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laminating
feeding
laminating apparatus
unit
laminated
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Withdrawn
Application number
JP4057114A
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English (en)
Inventor
Noriaki Nakazawa
範昭 中沢
Koji Nakamori
弘司 中森
Hideaki Furukawa
英昭 古川
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Canon Inc
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Inc
Canon Aptex Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ラミネート対象物の給送の異常時に、次の給紙
動作を停止するように制御する。 【構成】給紙ローラ25によりラミネート対象物20が
給送されてから一定時間経過後に連続して次のラミネー
ト対象物20′が給紙台21に載置されると、第1の検
知手段27からの信号により、制御部はラミネート対象
物20,20′間の間隔を一定にするような所定の制御
を行う。これにより、ラミネートフィルム6の無駄及び
ラミネート対象物20,20′の重なりが解消される。
また、給送手段25の給送が異常の時、制御部は給送手
段25の給送動作を停止させて、装置の安全性が図られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラミネート対象物を熱
反応の上下のラミネートフィルムの間に挟み込んで加
圧、加熱することによりラミネート対象物をラミネート
フィルムにより密閉してラミネート処理するラミネート
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート状のラミネート対象物の表
裏をラミネートフィルムにより包み込んで密閉してラミ
ネート処理することにより、ラミネート対象物の見栄え
及び保存性を良くするラミネート装置が知られている。
【0003】図27に従来のラミネート装置の一例を示
す。同図において、装置本体200内には熱反応性の上
側ラミネートフィルム202aを巻回してなる上側ラミ
ネートフィルムロール201a及び、下側ラミネートフ
ィルム202bを巻回してなる下側ラミネートフィルム
ロール201bがそれぞれ配設されている。各ラミネー
トフィルムロール201a,201bから剥離されたラ
ミネートフィルム202a,202bは互いに圧接して
いる加圧、加熱ローラ203a,203bにそれぞれ巻
回されて重ね合わされた状態になってプルローラ205
a,205bによりテンションが与えられている。上記
加圧、加熱ローラ203a,203bの内部には同ロー
ラをそれぞれ加熱するための加熱ヒータ206a,20
6bがそれぞれ収納されている。
【0004】加圧、加熱ローラ対203の上流側に設け
られた給紙台209からは、ラミネート対象物210が
セットされて上下ラミネートフィルム202a、202
bの合流部である加熱ヒータ206a,206bのニッ
プ部へ挿入される。ラミネート対象物210は上下ラミ
ネートフィルム202a,202bにより包み込まれる
ようにして加圧、加熱ローラ対203により加圧、加熱
されて挟着され、プルローラ対205により機外に排出
される。ラミネートフィルム202a,202b及びラ
ミネート対象物210の後端は、プルローラ対205の
下流側に設けられたカッタユニット211により裁断さ
れる。
【0005】カッタユニット211の下流には、裁断さ
れたラミネート処理後の対象物を機械の外へ排出する排
紙ローラ208a,208bが配設されている。
【0006】装置本体100の上部には、操作部213
が配置されており、この操作部213にはラミネートフ
ィルム202a,202b及びプルローラ対205の搬
送スピード及び加圧、加熱ローラ対203の外周温度を
それぞれマニュアルでセットするスイッチ215,21
6が配置されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のラミネート装置においてはラミネート対象物2
10を連続してラミネート処理する場合、ユーザの目視
で最初のラミネート対象物210が処理されたことを確
認してから次のラミネート対象物210をラミネート装
置に挿入するためラミネート対象物210の各々の間隔
が一定ではなく必要以上に広くなり無駄なラミネートフ
ィルム202a,202bを必要とする欠点がある。
【0008】このラミネートフィルム202a,202
bの無駄長を少なくしようとして最初のラミネート対象
物210がラミネート処理されたことを確認する前に、
次のラミネート対象物210を装置内部に挿入すると、
1枚目と2枚目が重なってラミネートされてしまう不具
合を生じる欠点があった。
【0009】更にシート材の給紙不良及びラミネートフ
ィルムの残量が少なくなっているにも拘らずシート材の
給紙を行っているとフィルムの無駄やラミネート装置本
体の破壊につながるという欠点があった。
【0010】また、ラミネート対象物を密封したシート
材の搬送速度を変更させずにシート材を裁断するロータ
リ式カッタ刃を用いているにも拘らずカッタ刃の異常を
検知できなかったり、もし仮に検知できたとしてもユー
ザに装置の異常を知らせることができないという欠点が
あった。
【0011】そこで、本発明は、シート材の給送やフィ
ルム残量の異常があるときに、給送動作を停止させて装
置の安全性及び信頼性の向上を図ったラミネート装置を
提供することを目的とするものである。
【0012】また、カッタの駆動手段に異常があるとき
に、駆動手段を停止させて装置の安全を図ったラミネー
ト装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の事情に
鑑みなされたものであって、ラミネート対象物(20)
を給紙台(21)から搬送し、熱反応性のラミネートフ
ィルム(6)を合わせた状態で加圧・加熱することによ
りラミネート処理をするラミネート装置において、前記
給紙台(21)から前記ラミネート対象物(20)を給
送する給送手段(25)と、前記ラミネート対象物(2
0)または前記ラミネートフィルム(6)の送り異常を
検知する異常検知手段(29,47)と、前記異常検知
手段(29,47)の検出に基づいて前記給送手段(2
5)によるラミネート対象物(20)の給送を制御する
制御手段(100)と、を有することを特徴とする。
【0014】また、ラミネートすべき対象物(20)を
熱反応性の上下のラミネートフィルム間に挟んで搬送
し、これを加熱、加圧することによりラミネート処理す
るラミネート装置において、シート材(6,20)の搬
送速度を変更せずにシート材(6,20)を裁断するロ
ータリ式シート切断装置(17)を具備し、前記ロータ
リ式シート切断装置(17)にカッタ刃(17a)の駆
動手段(97)の駆動信号と駆動手段(97)の動作を
監視する監視手段(96)と、前記監視手段の信号によ
り前記駆動手段を制御する制御手段(100)と、を有
することを特徴とする。
【0015】
【作用】以上の構成に基づき、給紙台に載置された前記
ラミネート対象物(20)を前記第1の検知手段(2
7)により検知されると図7に示す制御部(60)は給
送手段(25)、シャッタ部材(26)、表示手段(7
0)に所定の制御を行い、前記ラミネート対象物を密閉
処理する加圧、加熱手段(10)へ搬送する。一定時間
経過後に連続して次のラミネート対象物(20′)が給
紙台(21)に載置されると第1の検知手段(27)か
らの検知信号により制御部(60)はラミネート対象物
(20,20′)間の間隔を一定にするような所定の制
御を行い、ラミネートフィルムの無駄及びラミネート対
象物の重なりを解消した処理を行うものである。
【0016】更に給送手段(25)の駆動信号に応じて
タイマ手段またはパルスカウント手段を起動させ、前記
タイマ手段もしくはパルスカウント手段とシート材
(6,20)を検知する第2の検知信号(29)の出力
信号により異常出力信号及びフィルム(6)の残量検知
手段(88)による異常出力信号によって給紙動作を停
止することによってラミネート装置本体の安全性、信頼
性、耐久性を向上させたものである。
【0017】また、ラミネート装置においてロータリ式
カッタ(17)を用い、該ロータリ式カッタ刃(17
a)の所定位置を検知する所定位置検知手段(93)
と、駆動手段(97)からの出力信号によってタイマ手
段(96)及びパルスカウント手段を起動させまたは電
流検知手段(95)によって異常電流が流れた場合、駆
動手段(97)の異常を判断し、駆動手段(97)への
電源供給を遮断し、表示手段(70)によってユーザに
知らせることによってユーザの安全確保または駆動手段
の発煙、発火を未然に防ぐようにしたものである。
【0018】なお、カッコ内の符号は、図面を参照する
ためのものであって、何等構成を限定するものではな
い。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照して説
明する。
【0020】図1及び図2において、装置本体1は図2
に示すように下部本体R3と、この下部本体R3に支軸
2により回動自在に取り付けられた上部ラミネート装置
R1と、支軸3により下部本体R3に枢支された給紙部
R2とからなっている。ラミネート部R1には、ラミネ
ートフィルム6aをロール状に巻き付けたラミネートフ
ィルムロール5aが配設されており、このラミネートフ
ィルムロール5aから剥離されたラミネートフィルム6
aはテンションローラ7a、プレヒートローラ9a及び
加圧、加熱ローラ10aに巻回されている。また、下部
本体R3にはラミネートフィルム6bをロール状に巻き
付けたラミネートフィルムロール5bが配設されてお
り、このラミネートフィルムロール5bから剥離された
ラミネートフィルム6bは、テンションローラ7b,7
c、プレヒートローラ9b及び上記加圧、加熱ローラ1
0aに圧接している加圧、加熱ローラ10bに巻き回さ
れている。
【0021】上記テンションローラ7a,7cは、ラミ
ネートフィルム6a,6bがプレヒートローラ9a,9
bに一定長さで接触すると共に、プレヒートローラ9
a,9bと加圧、加熱ローラ10a,10b間における
ラミネートフィルム6a,6bの弛みや、これによるラ
ミネートフィルム6a,6bどうしが接着するのを防止
しているフィルム保持用のローラである。また、上記ラ
ミネートロール5b、テンションローラ7b,7c等に
より、ラミネートロール5b部を装置本体1に着脱自在
のラミネートフィルムロールユニットXが構成されてい
る。
【0022】上記プレヒートローラ9a,9bの中心部
には、同ローラを加熱するプレヒータ12a,12b
が、また、加圧、加熱ローラ10a,10bの中心部に
は同ローラを加熱するラミネートヒータ13a,13b
等がそれぞれ収納されている。上記プレヒートローラ9
a,9bの表面温度は図12に示すプレヒートローラ温
度センサ55により、また、加圧、加熱ローラ対10の
表面温度は、加圧、加熱ローラ温度センサ56によりそ
れぞれ検知されている。
【0023】加圧、加熱ローラ対10の上流側には、ラ
ミネート対象物20がセットされている給紙台21と、
この給紙台21と共に給紙経路22を形成する上部ガイ
ド23が配設されている。給紙経路22の挿入口22a
には、給紙台21に対して接離自在のピックアップロー
ラ25と、挿入されるラミネート対象物20の先端を規
制するシャッタ部材26が配設されている。
【0024】また、ピックアップローラ25とシャッタ
部材26の下流側間には、挿入されたラミネート対象物
20の給紙を検知する第1の検知手段(第1の検知セン
サ)27が配設され、シャッタ部材26の下流側と加
圧、加熱ローラ対10間には、ラミネート対象物20の
搬送及び後端を検知する第2の検知センサ29が配設さ
れている。更にラミネート対象物20の挿入口22aの
近接(図1において上方)に表示手段70が配設されて
いる。
【0025】加圧、加熱ローラ対10の下流側には、プ
ルローラ対15があり互いに圧接している上側ローラ1
5a、下側ローラ15bが配設されていて、加圧、加熱
ローラ対10において合流したラミネートフィルム6
a,6b及び、後述するラミネート対象物20を矢印1
6方向へ引っ張っている。プルローラ対15の下流側に
は裁断手段(以下カッタユニットという)17及び排出
ローラ19が順次配設されている。上記カッタユニット
17は上刃の回転刃であるカッタ17aと台17bとか
らなっていて、ラミネートフィルム6a,6b及びラミ
ネート対象物20の後端を裁断するものである。
【0026】次にラミネートフィルム6a,6bの引き
出し方向(矢印16方向)に加えられた負荷について図
3を用いて説明する。
【0027】図3(a) において、ラミネートフィルム6
aは芯金30aに巻回されていてラミネートフィルムロ
ール5aを構成している。この芯金30aが回動自在に
装着されているロールシャフト31aは、ラミネート装
置の側板32に接合されたテンション調整ナット33を
介して支持されている。上記芯金30aとテンション調
整ナット33との間にはテンションバネ35が介在され
ていて、テンション調整ナット33の締め込み具合によ
ってラミネートフィルムロール5aのシート引き出し方
向への負荷が調整できるようになっている。
【0028】ここで、ラミネートフィルムロール5a
は、第1の厚みのラミネートフィルム6aからなってい
る。図3(b) に示すラミネートロール5bは、第2の厚
みのラミネートフィルム6bからなっていて芯金30b
に巻回されている。そして、上記芯金30aはストレー
ト状に形成されているが、芯金30bの一端部にはフラ
ンジ部30cが形成されている。上記側板32の芯金近
傍には芯金識別スイッチ36が構成されており、この芯
金識別スイッチ36がOFFのときには第1の芯金30
aの装着が識別され、また、ONの時には第2の芯金3
0bの装着が識別される。
【0029】次に、ラミネート装置へラミネートフィル
ムロールユニットXの装着について図4により説明す
る。
【0030】前述のラミネートロール5bは、枠体37
内に装着されている。ラミネートフィルム6bは、ラミ
ネートロール5bの剥離部5cから剥離され、テンショ
ンローラ7b,7cを介してラミネートフィルムロール
ユニットXの上方に導かれている。ラミネートフィルム
6bが剥離される剥離部5cの下流側近傍には、板バネ
からなる保持部材39により保持されている除電針40
が配設されており、この除電針40の自由端は剥離直後
のラミネートフィルム6b面に当接して剥離時に生ずる
静電気を除去している。
【0031】また、図4(a) はフィルム残量が多い時の
ラミネートフィルム6bの状態であり、図4(b) はフィ
ルム残量が少ない時のラミネートフィルム6bの状態を
示している。除電針40は、フィルム残量によりラミネ
ートフィルム6bの位置が変化しても、保持部材39の
有する弾力によりラミネートロール5bの裏面に常に当
接して追随するように構成されている。剥離されたラミ
ネートフィルム6bは、除電針40により常に除電され
ることにより、ラミネートフィルム6bが他の金属部分
に張り付くことや、静電気による装置の誤動作の発生が
防止される。
【0032】上記のようにラミネートフィルム6bを予
め装着したラミネートフィルムロールユニットXは、図
2に示すようにラミネート装置の上部ラミネート部R1
とラミネートロール部R2を開いた状態で上側から装置
内部に挿入される。この時ラミネートフィルムロールユ
ニットXは、下部本体R3内部に設けられているレール
41に沿って内部に挿入されるようになっていて容易に
装着可能になっている。
【0033】次にラミネート装置の駆動系について図5
により説明する。
【0034】同図において、メインモータ42は、不図
示の取付部材を介して側板32に固着されており、この
出力軸にはモータギヤ43及びクロック円板45がそれ
ぞれ固着されている。プルローラ対15の上側ローラ1
5aの軸端にはプルローラギヤ46が固着されていて上
記モータギヤ43に噛合している。上記クロック円板4
5は、スリット(図示略)を有しており、このクロック
円板45の近傍には、上記スリットを検知する透過型の
フォトセンサからなるクロックセンサ47が設けられて
いる。
【0035】次に本発明に係わるラミネート対象物20
をラミネート処理する場合の動作について図6〜図1
0、図12〜図20を参照して説明する。
【0036】なお、表示手段に関しては給紙台21にラ
ミネート対象物を載置可能状態を示す表示方法、または
載置禁止状態を示す表示方法またはその両方の状態をそ
れぞれ示す表示方法とが可能であるが、本説明において
は載置禁止状態の時の表示する場合について述べる。
【0037】ラミネート対象物20は、給紙台21に載
置され挿入口22aに差し込まれて先端がシャッタ部材
26(下流側)に突き当てられる。ラミネート対象物2
0が第1の検知センサ27により検知されると、制御部
60は、次のラミネート対象物20′の給紙台21への
載置、挿入を禁止することを示すよう表示手段70へ出
力する(図6、図12)。これと共に、第1の検知セン
サ27からの検知信号により、制御部60は、ピックア
ップソレノイド50をONし、ピックアップローラ25
を下降させて、ラミネート対象物20を一定の圧力で加
圧する。更にシャッタソレノイド49がONされる。シ
ャッタソレノイド49が動作することによりシャッタ部
材26(下流側)が給紙台21上から退避すると共にシ
ャッタ部材26(上流側)は、ラミネート対象物20上
に下降する。これにより次のラミネート対象物20′の
給紙台21上への載置、挿入が禁止される(図7、図1
2)。
【0038】その後、ピックアップモータ51がON
し、ピックアップローラ25が回転を始める。ラミネー
ト対象物20はピックアップローラ25の回転により搬
送され第2の検知センサ29を検出させる。第2の検知
センサ29からの検出信号により予め設定された搬送距
離L1 が経過した後メインモータ42がONしてプルロ
ーラ対15が回転を始める。ラミネートフィルム6a,
6bはプルローラ対15により引っ張られて加圧、加熱
ローラ対10が従動回転する。前記ピックアップモータ
51は第2の検知センサ29からの検出信号より予め設
定された搬送距離が経過した後、制御部60によりOF
Fされる(図8)。これと同時にピックアップソレノイ
ド50がOFFしピックアップローラ25は、給紙台2
1上から退避する。更にシャッタソレノイド49もOF
Fし、シャッタ部材26(下流側)は給紙台21上に下
降し、シャッタ部材26(上流側)は給紙台21上から
退避し、挿入口22aを開口する。更に表示手段70を
OFFし、次のラミネート対象物20′の給紙台21へ
の載置、挿入禁止状態を解除する(図9)。
【0039】禁止状態を解除されたことにより、ユーザ
は次のラミネート対象物20′が1枚目のラミネート対
象物20の上に重なるように挿入する。この時、2枚目
のラミネート対象物20′の先端は1枚目のラミネート
対象物20の上に降りているシャッタ部材26(下流
側)に突き当たり、1枚目のラミネート対象物20に連
れ込まれることを防止している。第2の検知センサ29
が1枚目のラミネート対象物20の後端を検知し第1の
検知センサ27が2枚目のラミネート対象物20′を検
知すると制御部60は連続ラミネートであることを認識
する。
【0040】連続ラミネートが認識されると1枚目のラ
ミネート対象物20の後端を第2の検知センサ29が検
知してから所定の搬送距離L3 後、シャッタソレノイド
49がONしてシャッタ部材26が給紙台21上から退
避し、更にピックアップソレノイド50がONし、ピッ
クアップローラ25が下降して2枚目のラミネート対象
物20′を搬送する。複数枚のラミネート処理の場合、
以上のような動作が繰り返して行われる。(図10)。
【0041】以上の制御を行うことによって、連続ラミ
ネート処理における個々のラミネート対象物の重なりを
防止し、ラミネート対象物間の間隔L3 が一定のものが
得られる。
【0042】連続して挿入されるラミネート対象物に対
して給送手段の異常出力を検知した場合の実施例につい
て以下に述べる。
【0043】図11に本実施例の構成を示す。80はラ
ミネート対象物の束Mを順次給送する自動給送機構であ
り、84はラミネート対象物の束Mをセットする載置ト
レイである。載置トレイにおいてまず不図示の分離モー
タが駆動することにより、半月ローラ83、分離ローラ
82、及び分離ベルト81によりラミネート対象物の束
Mの最下部にある1枚目のラミネート対象物M1が分離
され、給紙台21の挿入口22aへ搬送される。
【0044】第1の検知センサ27により1枚目のラミ
ネート対象物M1が検出されると、ピックアップソレノ
イド50、シャッタソレノイド49がONした後、ピッ
クアップモータ51がONし、1枚目のラミネート対象
物M1が搬送される。第2の検知センサ29が1枚目の
ラミネート対象物M1の先端を検知してから、所定の搬
送距離L1 が経過した後、メインモータ42がONしプ
ルローラ対51が回転すると共に、加圧、加熱ローラ対
10が従動回転する。前記ピックアップモータ51は、
第2の検知センサ29からの検出信号により、所定の搬
送距離L2 が経過した後にOFFされ、同時にピックア
ップソレノイド50、シャッタソレノイド49がOFF
される。
【0045】自動給送機構80の載置トレイ84に配置
してあるトレイ載置検知センサ85によりトレイ上のラ
ミネート対象物Mが検出されている場合は、制御部60
は連続ラミネートであることを認識し、次のラミネート
対象物の分離給送動作を開始する。この給送動作の間に
図13、図14に示すように給送動作の出力信号に応じ
てタイマ手段もしくはパルスカウント手段を起動させ、
このタイマ手段もしくはパルスカウント手段がタイムア
ップもしくはカウントアップ後にラミネート対象物M1
を検知する第2の検知手段29においてラミネート対象
物M1が検知できなければ給送手段83を停止させて表
示手段70においてジャム表示をするというシーケンス
にはいる。なお、タイマ値及びパルスカウント値はこの
限りではない。 〈実施例2〉図15及び図16に本実施例のフローチャ
ートを示す。本実施例においては、ラミネートフィルム
の残量検知において、この検知手段の出力信号において
シート材を給送する給送手段及び表示手段を制御するよ
うにしたものである。
【0046】図15、図16において、シート材(ラミ
ネート対象物)20を第1の検知手段27において検知
したならば給送手段の各負荷をONして給紙動作を開始
する。タイマカウント値(図15)もしくはパルスカウ
ント値(図16)を設定後、各カウンタがカウントアッ
プ中にラミネートフィルムの残量検知手段においてフィ
ルムが残り少ないと判断された場合は給送動作終了前に
給送手段の各負荷をOFFして、表示手段70において
フィルムエンプティ表示を行い給紙動作を禁止するとい
う制御を行うことによって、ラミネート装置本体1の破
壊を防ぐと共にユーザにそのことを表示手段によって知
らせる。 〈実施例3〉図17、図18及び図19、図20に本実
施例のフローチャートを示す。本実施例においては、ラ
ミネートフィルム6の残量検知において、この検知手段
88の出力信号においてシート材20を給送する給送手
段及び表示手段70を制御するようにしたものである。
【0047】図17、図18において、シート材を第1
の検知手段27において検知したならば給送手段の各負
荷をONして給紙動作を開始する。タイマカウント値
(図17、図18)もしくはパルスカウント値(図1
9、図20)を設定後、各カウントがカウントアップ中
にラミネートフィルム6の残量検知手段においてフィル
ム6が残り少ないと判断された場合は現在給送動作を行
っているシート材20については、このシート材20が
給送終了までは給送動作を続けるが次のシート材20に
ついては給送前に給送手段の各負荷をOFFして、表示
手段70においてフィルムエンプティ表示を行い給紙動
作を禁止するという制御を行うことによって、ラミネー
ト装置本体1の破壊を防ぐと共にユーザにそのことを表
示手段70によって知らせる。 〈実施例4〉図21に本発明の他の実施例を示すラミネ
ート装置の側面図である。
【0048】同図において、5a,5bはラミネートフ
ィルム6a,6bをロール状に巻き付けられたシートロ
ールであって、これらは上下にそれぞれ1ずつ配置され
ている。13a,13bはラミネートヒータであって、
これらは前記ラミネートフィルム6a,6bをそれぞれ
加熱するものである。更に10a,10bは加圧ローラ
であってこれらはラミネートヒータ13a,13bによ
って加熱されたラミネートフィルム6a,6bをその間
に挟み込んで加圧することによりラミネート対象物20
をラミネート処理するものである。
【0049】また、15a,15bはプルローラであ
り、これらの周速は加圧ローラ10a,10bよりも早
い速度に設定されており、ラミネート処理されたラミネ
ート対象物20は、前記プルローラ15a,15b、加
圧ローラ10a,10bの間で所定のテンションを受け
るようになっている。
【0050】前記シートロール5a,5bにはフィルム
引き出し方向に所定の負荷がかけられており、プルロー
ラ15a,15bにより引っ張られたラミネートフィル
ム6a,6bには加圧ローラ10a,10b及びラミネ
ートヒータ13a,13bを介してプルローラ15a,
15bとシートロール5a,5bとの間でテンションを
付与されている。
【0051】また、17はカッタユニットであってこれ
はカッタ刃17a、カッタベース17b、及びカッタク
ラッチ(図示せず)により構成されており、ラミネート
処理されたラミネート対象物20の先端及び後端をそれ
ぞれに裁断するものである。カッタユニット17より下
流側にジャム検知センサユニット2(図示せず)があ
り、カッタユニット17により裁断終了したラミネート
対象物20を排出するための排紙ローラ19a,19b
と連動してジャムの判断をする。
【0052】次に、駆動系の構成の詳細を図22に基づ
いて説明する。
【0053】図22は本発明に関わるラミネート装置の
駆動系を示す駆動系展開図であり、同図中42はメイン
モータであり、このメインモータ42の出力軸にはモー
タギヤ61が結着されている。そしてメインモータ42
の回転はモータギヤ61、アイドラギヤ62,63及び
加圧ローラクラッチ65を介して加圧ローラギヤ67に
伝達されプルローラ15が回転駆動せしめられる。同、
プルローラクラッチ65のON/OFFによりプルロー
ラ15の回転が制御される。
【0054】また、アイドラギヤ71の軸上には加圧ロ
ーラクラッチ72が介設されており、該加圧ローラクラ
ッチ72は加圧ローラギヤ73に連結されており加圧ロ
ーラクラッチ72のON/OFFによって加圧ローラ1
0の回転が制御される。
【0055】一方、メインモータ42の軸上にはモータ
ギヤ61と反対側に円周上に複数のスリットを等間隔に
配置してなるクロック円板45が結着されており、該ク
ロック円板45の近くには前記スリットを検知する透過
型の光センサからなるクロックセンサ47が設けられて
いる。
【0056】次に、本発明に係わるラミネート装置によ
りラミネート対象物20をラミネート処理する場合の動
作について説明する。
【0057】まず、ラミネート装置の電源スイッチをO
Nする。次にラミネートする対象物20を給紙台21に
載せ操作部スタートボタンをONする(図示せず)。加
熱された上下のラミネートフィルム6a,6bの間に挟
まれてラミネート対象物20は三者一体となり加圧ロー
ラ10a,10bのニップ部に挟み込まれて加圧ローラ
10a,10bによって加圧されラミネート処理され
る。更に、紙搬送量の計時はクロックセンサ47によっ
て行われる。ラミネート処理後のラミネート対象物20
の後端がラミネートセンサ92からカッタ17までの距
離が計時された後、加圧ローラクラッチ65がOFFさ
れラミネート処理後のラミネート対象物20の後端が裁
断される。(先端の場合は加圧ローラクラッチはOFF
されない)ラミネート対象物20の後端を裁断し、プル
ローラクラッチ65がONされて排紙ローラ19が回転
しているため、ラミネート処理後のラミネート対象物2
0は排出される。
【0058】以上の一連の動作を繰り返すことによりラ
ミネート対象物20に対して次々とラミネート処理が行
われる。
【0059】次に、以上の制御及び動作を図23に示す
ブロック図に基づいて説明する。
【0060】図23は以上説明した動作を行わせるため
の制御回路を示すブロック図である。制御回路ROM,
RAM等を内蔵した周知のワンチップマイコン(以下M
COMと称する)100を中心に構成されており、この
MCOM100での入力ポートP0−P5には各搬送ロ
ーラ15a,15b,19a,19bの移動量をカウン
トするクロックセンサ47、加圧ローラ10a,10b
とカッタユニット17間にあってラミネート処理後のラ
ミネート対象物20の先端及び後端を検出するラミネー
トセンサ92、ラミネート対象物20を検知する原稿検
知センサ91、カッタ刃の所定位置を検知する所定位置
検知センサ93、異常電流を検知する電流検知センサ9
5、カッタ刃の起動時間を計時するタイマ手段96から
の各信号が入力される。
【0061】また、出力ポートF0−F5はそれぞれの
ドライバD0−D5を介してカッタエラー表示ランプ1
50のON/OFF制御、メインモータ42のON/O
FF制御、ラミネートヒータ13a,13bのON/O
FF制御、加圧ローラ10a,10bの回転を行わせる
加圧ローラクラッチ72のON/OFF制御、プルロー
ラ15a,15bの回転を行わせるプルローラクラッチ
65のON/OFF制御、ラミネート処理後のラミネー
ト対象物20の裁断を行うカッタクラッチ97のON/
OFF制御、を行わせる各出力信号が出力される。前記
入力信号の読み込み、あるいは負荷のON/OFF及び
各々の設定値へのコントロールはMCOM100内のR
OMに格納されたプログラムにしたがって実行される。
【0062】次に、図24を示すフローチャートに沿っ
て本実施例のカッタクラッチの初期制御について説明す
る。電源投入直後にカッタ刃がホームポジションにいる
か、いないかを判断(S100)して、ホームポジショ
ンにいた場合はステップ108に進み予熱制御シーケン
スに入るが、もしホームポジションにいない場合はステ
ップ101に進みタイマカウント手段に1secセット
してタイマ96を起動させる。そしてメインモータ42
とカッタークラッチ97をON(S102)してカッタ
刃17に駆動をかける。この時にパルスカウント手段4
7にも起動をかける。
【0063】ステップ103において100パルスカウ
ントされていなければタイマ96のカウントアップを待
ち続けタイマアップ後にメインモータ42及びカッタク
ラッチ17をOFF(S105)し、タイマ及びパルス
カウント手段をクリアする(S106)。ここでカッタ
刃17が所定位置に戻って来ているかチェック(S10
7)する。戻って来ていればステップ108に進み予熱
制御シーケンスにはいる。しかし、ここで戻ってきてい
なければステップ109に進みカッタ17のエラー表示
を行う。ステップ103においてパルスカウントアップ
していたならばステップ105に進みカッタ刃17の所
定位置のチェックを行う(S106〜107)。ここ
で、カットタイマ値及びパルスカウント値についてはこ
の限りではない。 〈実施例5〉図25に本実施例のフローチャートを示
す。
【0064】実施例4では所定時間内に所定のパルスを
カウントしていたら正常動作とみなしていたが、本実施
例では所定パルスカウント後に、ロータリ式カッタ刃1
7aが所定位置検知において所定位置に戻ってきている
かを判断し、所定位置までロータリ式カッタ刃17aを
移動させたものである。
【0065】ステップ100において、所定位置検知手
段であるマイクロスイッチ93がONしていたならばカ
ットタイマを起動させてロータリ式カッタ刃17aを駆
動するカッタクラッチ97をONする。そしてステップ
103において、所定のパルスをカウントしたかどうか
を判断する。ここでカウントアップしていなければカッ
トタイマのカウントアップを待つ(S104)。そして
ステップ102〜104を実行し、もし、カウントアッ
プしたならばステップ210に進み前記所定位置検知手
段であるマイクロスイッチ101がOFFしているか判
断し、もしONしていればシート材は裁断されたとみな
し、前記カッタ駆動クラッチをOFF(S211)、カ
ットタイマ及びパルスカウントをクリアする(S21
2)。しかし、ステップ210でOFFであったならば
タイマアップを待ち(S213)、タイムアップ後にス
テップ105に進みカッタクラッチ97をOFFしてス
テップ106においてタイマ及びパルスカウント手段を
クリアする。そして、ステップ107においてカッタ刃
17aが所定位置に戻っているか判断して、戻ってきて
いれば正常終了であるが、戻ってきていなければステッ
プ109に進みカッタのエラー表示を行う。ここで、カ
ットタイマ値及びパルスカウント値についてはこの限り
ではない。 〈実施例6〉図26に本実施例のフローチャートを示
す。実施例4,5ではカッタ駆動手段の監視手段として
クロックパルスをカウントしてシート材裁断装置17の
異常を検知していたが、ロータリカッタ刃17aを駆動
する駆動手段の負荷変動による第2の監視手段である電
流検知手段95によって異常検知を行うものである。
【0066】ステップ100において、所定位置検知手
段であるマイクロスイッチ93がONしていたならばカ
ットタイマ96を起動させてロータリ式カッタ刃17a
を駆動するカッタクラッチ97をONする。そしてステ
ップ103において、所定のパルスをカウントしたかど
うかを判断する。
【0067】ここで、カウントアップしていなければス
テップ300において電流検知手段95において0.5
A以上電流が検出されたかをチェックする。もし、ここ
で検知されたならばステップ310に進みカッタクラッ
チをOFFしてカッタエラー表示150をする。しか
し、電流検知により0.5A以下であればカットタイマ
96のカウントアップを待つ(S104)。そして、ス
テップ102〜104を実行し、もし、カウントアップ
したならば、ステップ210に進み前記所定位置検知手
段であるマイクロスイッチ93がOFFしているか判断
し、もしONしていればシート材20は裁断されたとみ
なし、前記カッター駆動クラッチ97をOFF(S21
1)、カットタイマ96及びパルスカウントをクリアす
る(S212)。
【0068】しかし、ステップ210でOFFであった
ならばタイムアップを待ち(S213)、タイプアップ
後にステップ105に進みカッタクラッチ97をOFF
してステップ106においてタイマ96及びパルスカウ
ント手段47をクリアする。そして、ステップ107に
おいてカッタ刃17aが所定位置に戻っているか判断し
て、戻ってきていれば正常終了であるが戻ってきていな
ければステップ109に進みカッタ17のエラー表示1
50を行う。ここで、カットタイマ値、駆動手段の電流
のしきい値及びパルスカウント値についてはこの限りで
はない。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればラ
ミネート装置において、給送手段の駆動信号に応じてタ
イマ手段またはパルスカウント手段を起動させ、前記タ
イマ手段もしくはパルスカウント手段とシート材を検知
する第2の検知信号の出力信号による異常出力信号及び
フィルムの残量検知手段による異常出力信号によって給
紙動作を停止することによって、ラミネート装置本体の
安全性、信頼性、耐久性を向上させることができる。
【0070】また、シート材を裁断するロータリ式シー
ト材裁断装置を具備したラミネート装置において、シー
ト材を裁断する刃を駆動する駆動手段と、刃の所定位置
を検出する所定位置検知手段と、駆動信号からの出力信
号によってタイマ手段及びパルスカウント手段を起動さ
せ、または電流検知手段によって異常電流が流れた場
合、駆動手段の異常を判断し、駆動手段への電源供給を
遮断し、表示手段によってユーザに知らせることによっ
てユーザの安全確保または駆動手段の発煙、発火を未然
に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例が適用されているラミネート装
置の縦断側面図。
【図2】同じくラミネートフィルム装着時の上側ラミネ
ート部及び給紙部をそれぞれ開放した状態の縦断側面
図。
【図3】同じくラミネートフィルムロール部の要部を示
す縦断正面図。
【図4】同じくラミネートフィルムロールユニットの縦
断正面図。
【図5】同じくラミネート装置の駆動系を示す展開図。
【図6】同じく給紙、搬送部の側面図。
【図7】同じく給紙、搬送部の側面図。
【図8】同じく給紙、搬送部の側面図。
【図9】同じく給紙、搬送部の側面図。
【図10】同じく給紙、搬送部の側面図。
【図11】同じく連続給紙機構を有する給紙部の側面
図。
【図12】同じく給紙、搬送制御のフローチャート。
【図13】同じく給紙、搬送制御のフローチャート。
【図14】同じく給紙、搬送制御のフローチャート。
【図15】同じく第2実施例のフローチャート。
【図16】同じく第2実施例のフローチャート。
【図17】同じく第3実施例のフローチャート。
【図18】同じく第3実施例のフローチャート。
【図19】同じく第3実施例のフローチャート。
【図20】同じく第3実施例のフローチャート。
【図21】本発明の第4の実施例に係わるラミネート装
置の側面図。
【図22】同じく駆動系展開図。
【図23】同じくブロック図。
【図24】同じくフローチャート。
【図25】同じく実施例5のフローチャート。
【図26】同じく実施例6のフローチャート。
【図27】従来のラミネート装置の縦断面図。
【符号の説明】
1 装置本体 R1,R2 ラミネート部 R3 下部本体 X ラミネートフィルムロールユニット 6a,6b ラミネートフィルム 10 加圧、加熱ローラ対 17 ロータリ式裁断装置 17a ロータ刃 20 ラミネート対象物 22a 挿入口 25 搬送手段 26 シャッタ部材 27 第1の検知センサ 29 第2の検知センサ 96 監視手段 97 駆動手段 100 制御部 70 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 英昭 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラミネート対象物を給紙台から搬送し、
    熱反応性のラミネートフィルムを合わせた状態で加圧・
    加熱することによりラミネート処理をするラミネート装
    置において、 前記給紙台から前記ラミネート対象物を給送する給送手
    段と、 前記ラミネート対象物または前記ラミネートフィルムの
    送り異常を検知する異常検知手段と、 前記異常検知手段の検出に基づいて前記給送手段による
    ラミネート対象物の給送を制御する制御手段と、 を有することを特徴とするラミネート装置。
  2. 【請求項2】 ラミネート対象物の給送に関して異常を
    検知するのが熱反応性のラミネートフィルムの残量を検
    出するフィルム残量検知手段であることを特徴とする請
    求項1記載のラミネート装置。
  3. 【請求項3】 ラミネート対象物の給送に関して異常を
    検知するのがシート材給送手段の駆動信号によりタイマ
    手段及びパルスカウント手段を起動させ、該タイマ手段
    及びパルスカウント手段の出力信号と出力信号と、前記
    給送手段により給送されたラミネート対象物を検知する
    検知手段の出力信号に応じてジャムを検知するジャム検
    知手段であることを特徴とする請求項1記載のラミネー
    ト装置。
  4. 【請求項4】 連続給送モード時に給紙台に載置された
    ラミネート対象物を加圧、加熱ローラ対へ搬送動作期間
    中、前記フィルム残量検知手段の出力信号に応じて、次
    のシート材の給送を停止させるがフィルムに挟まってい
    るシート材のラミネート動作は停止しないことを特徴と
    する請求項2記載のラミネート装置。
  5. 【請求項5】 連続給送モード時に給紙台に載置された
    ラミネート対象物を加圧、加熱ローラ対へ搬送動作期間
    中、前記ジャム検知手段の出力信号に応じては、次のシ
    ート材の給送を停止させるが、フィルムに挟まっている
    シートのラミネート動作は停止しないことを特徴とする
    請求項3記載のラミネート装置。
  6. 【請求項6】 ラミネートすべき対象物を熱反応性の上
    下のラミネートフィルム間に挟んで搬送し、これを加
    熱、加圧することによりラミネート処理するラミネート
    装置において、 シート材の搬送速度を変更せずにシート材を裁断するロ
    ータリ式シート切断装置を具備し、 前記ロータリ式シート切断装置にカッタ刃の駆動手段の
    駆動信号と駆動手段の動作を監視する監視手段と、 前記監視手段の信号により前記駆動手段を制御する制御
    手段と、 を有することを特徴とするラミネート装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動信号と監視手段の出力信号に応
    じて前記ロータリ式カッタ刃を駆動する駆動手段を制御
    することを特徴とする請求項6記載のラミネート装置。
  8. 【請求項8】 前記ロータリ式カッタ刃が所定の位置に
    あることを検知する位置検知手段を設け、前記駆動信号
    と監視手段の出力信号に応じて駆動開始時に前記ロータ
    リ式カッタ刃を所定の位置まで移動するように制御する
    ことを特徴とする請求項7記載のラミネート装置。
  9. 【請求項9】 前記駆動手段の異常を知らせる表示手段
    を設け、駆動信号と監視手段の出力信号に応じて前記表
    示手段を制御することを特徴とする請求項6ないし8の
    いずれかに記載のラミネート装置。
  10. 【請求項10】 前記監視手段が前記ロータリ式カッタ
    刃の駆動によって発生するパルスであることを特徴とす
    る請求項6ないし9のいずれかに記載のラミネート装
    置。
  11. 【請求項11】 前記監視手段が前記ロータリ式カッタ
    刃の駆動手段の電流検知手段であることを特徴とする請
    求項6ないし9のいずれかに記載のラミネート装置。
  12. 【請求項12】 前記パルスを計数するタイマ手段を設
    け駆動手段の駆動信号と共に所定時間のタイマを起動
    し、所定時間内のパルスを計数する前記パルス数が所定
    数より小さい場合に監視手段の出力となることを特徴と
    する請求項10記載のラミネート装置。
JP4057114A 1992-02-07 1992-02-07 ラミネート装置 Withdrawn JPH05229000A (ja)

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JP4057114A JPH05229000A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 ラミネート装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4942058B2 (ja) * 1998-05-08 2012-05-30 ポラロイド コーポレイション 熱接着可能な薄片を基板に適用する装置および方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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