JP3228543B2 - ラミネート装置 - Google Patents

ラミネート装置

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JP3228543B2
JP3228543B2 JP35092291A JP35092291A JP3228543B2 JP 3228543 B2 JP3228543 B2 JP 3228543B2 JP 35092291 A JP35092291 A JP 35092291A JP 35092291 A JP35092291 A JP 35092291A JP 3228543 B2 JP3228543 B2 JP 3228543B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、複写機、プリ
ンタ、ファクシミリ等の画像形成装置において画像形成
後のシート材等(被ラミネート対象物)を、その見栄え
や保存性等を高めるための目的でラミネート処理するの
に用いるラミネート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のラミネート装置において行われ
るラミネート処理は、シート状の被ラミネート対象物の
表裏面を上下2枚のラミネートフィルムで密封状態に包
み込むものである。そして、そのラミネート処理の方法
としては、被ラミネート対象物をラミネート装置本体の
一側に設けた給紙台よりラミネート装置本体内に給紙
し、これを上下の熱反応性ラミネートフィルムで挟み込
んで搬送中に、上下のラミネートフィルムを被ラミネー
ト対象物と一体に加熱及び加圧して被ラミネート対象物
をラミネート処理する方法が採られる。
【0003】この種のラミネート装置においては、従
来、給紙台上に被ラミネート対象物があるか否かを検知
するための被ラミネート対象物検知センサを設け、この
被ラミネート対象物検知センサからの検知信号(被ラミ
ネート対象物有り信号)を基準として、所定のタイミン
グでラミネート動作の開始と停止とを行っている。
【0004】また、ラミネートフィルムを被ラミネート
対象物の先端部と後端部に合わせて切断する場合も、被
ラミネート対象物検知センサからの検知信号を基準とし
て、所定のタイミングでシート切断装置を駆動させるよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来方法の場合、被ラミネート対象物が給紙台上に停止し
ている時点から、ラミネート動作の開始時点及び停止時
点、あるいはシート切断装置の駆動開始時点を予測して
タイミングをとるため、例えば、搬送機構に生ずる負荷
や搬送力のバラツキ、あるいは搬送スリップ等によって
設定したタイミングがずれるようなことがあると、ラミ
ネート処理済の被ラミネート対象物が機内に滞留した
り、ラミネート処理済の被ラミネート対象物を切断して
しまう問題があった。
【0006】そこで、本発明は、上述の如き事情に鑑み
てなされたもので、ラミネート処理済の被ラミネート対
象物が機内に滞留したり、ラミネート処理済の被ラミネ
ート対象物を切断してしまうようなことがないラミネー
ト装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、給紙台より給
紙されたシート状の被ラミネート対象物を熱反応性の上
下2枚のラミネートフィルムで挟んで搬送中、前記上下
のラミネートフィルムを前記被ラミネート対象物と一体
的に加熱し、加圧することにより前記被ラミネート対象
物に対してラミネート処理を行うラミネート装置に係
る。
【0008】
【0009】
【0010】そして、本発明に係るラミネート装置は、
上記目的を達成するため、給紙台より給紙されたシート
状の被ラミネート対象物を熱反応性の上下2枚のラミネ
ートフィルムで挟んで搬送中、前記上下のラミネートフ
ィルムを前記被ラミネート対象物と一体的に加熱し、加
圧することにより前記被ラミネート対象物に対してラミ
ネート処理を行うラミネート装置において、前記給紙台
上に前記被ラミネート対象物があるか否かを検知するた
めの被ラミネート対象物検知手段と、ラミネート処理後
の被ラミネート対象物後端が機外に排紙されたか否かを
検知するための排紙検知手段と、前記ラミネートフィル
ムを切断するためのシート切断手段と、前記被ラミネー
ト対象物検知手段及び前記排紙検知手段の検知状態に応
じてラミネート動作を制御する制御手段と、を備え、前
記制御手段は前記排紙検知手段が被ラミネート対象物後
端の排紙を検出すると前記シート切断手段を駆動させる
ことを特徴とする。
【0011】また、前記制御手段は、前記被ラミネート
対象物検知手段が被ラミネート対象物有りを検知すると
ラミネート動作を開始させ、かつ、前記排紙検知手段が
被ラミネート対象物の排紙を検知するとラミネート動作
を停止させることを特徴とする。
【0012】また、前記ラミネート対象物の先端部及び
後端部に合わせて前記ラミネートフィルムを切断するた
めのシート切断手段を備え、前記制御手段は、前記被ラ
ミネート対象物検知手段が被ラミネート対象物有りを検
知すると所定のタイミングで前記シート切断手段を駆動
させ、かつ、前記排紙検知手段が被ラミネート対象物の
排紙を検知すると前記シート切断手段を駆動させること
を特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成とした本発明に係るラミネート装置に
よれば、被ラミネート対象物検知手段が被ラミネート対
象物有りを検知すると、ラミネート動作が開始され、排
紙検知手段が被ラミネート対象物後端の排紙を検知する
とシート切断手段が駆動されてラミネートフィルムが切
断され、この後、ラミネート動作が停止される。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】また、被ラミネート対象物検知手段が被ラ
ミネート対象物有りを検知すると所定のタイミングでシ
ート切断手段が駆動して被ラミネート対象物の先端部に
合わせてラミネートフィルムを切断し、排紙検知手段が
被対象物の排紙を検知するとシート切断手段が駆動して
被ラミネート対象物の後端部に合わせてラミネートフィ
ルムを切断する。
【0019】このため、ラミネート動作の停止と、ラミ
ネートフィルムを被ラミネート対象物の後端分合わせて
切断する際のシート切断手段の駆動が、被ラミネート対
象物の搬送状態にあったタイミングで行われる。
【0020】これにより、ラミネート処理済の被ラミネ
ート対象物が機内に滞留することはなく、またラミネー
ト処理済の被ラミネート対象物が切断されるようなこと
もない。
【0021】
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0023】図1は本発明の基礎になる参考例に係るラ
ミネート装置の全体構成を示す。
【0024】本ラミネート装置は、ラミネート装置本体
1の一側部に水平状の給紙台2を備えており、この給紙
台2より被ラミネート対象物であるシート材Sをラミネ
ート装置本体1内に給紙する。
【0025】この給紙台2上には、その上流側より、第
1のシート材検知センサ(第1の被ラミネート対象物検
知手段)3、給紙ローラ5、レジストシャッタ6、第2
のシート材検知センサ(第2の被ラミネート対象物検知
手段)7が順に配設されている。
【0026】また、ラミネート装置本体1内には、給紙
台2に連続する水平状のシート材搬送路9が形成されて
おり、このシート材搬送路9上に、上流側より、加圧ロ
ーラ対10、ラミネートフィルム検知センサ11、プル
ローラ対12、シート切断装置(シート切断手段)1
3、ジャム検知センサ15、排紙ローラ対16が順に配
設されている。
【0027】また、シート材搬送路9の上部と下部に
は、回転ドラム17A,17Bにロール状に巻かれた熱
反応性のラミネートフィルム19A,19Bが配設され
ている。この各ラミネートフィルム19A,19Bの先
端は、ガイドローラ20A,20Bを介して加圧ローラ
対10に巻き取られ、更にプルローラ対12のニップ部
に挟持されている。
【0028】第1のシート材検知センサ3は、給紙台2
上にシート材Sがあるか否かを検知するためのものであ
る。
【0029】給紙ローラ5は、給紙台2上に置かれたシ
ート材Sを給紙するためのものであり、第1のシート材
検知センサ3がシート材Sを検知すると時計方向に回転
駆動する。
【0030】レジストシャッタ6は、給紙ローラ5によ
り給紙されたシート材Sの斜行状態を矯正するためのも
のであり、シート材Sの先端側に所定のループが形成さ
れるとシート材搬送路9から退避する。このレジストシ
ャッタ6は不図示のソレノイドで駆動する。
【0031】第2のシート材検知センサ7は、給紙台2
より給紙されたシート材Sの先端部と後端部を検知する
ためのものである。
【0032】加圧ローラ対10は、所定の回転速度で回
転して、給紙台2より給紙されたシート材Sと回転ドラ
ム17A,17Bに巻かれたラミネートフィルム19
A,19Bを搬送すると共に、これらを所定の圧力で加
圧するためのものである。
【0033】この加圧ローラ対10の各ローラ10A,
10Bの軸芯部には、ローラ形のラミネートヒータ21
A,21Bが装着されており、加圧ローラ対10によっ
て繰り出されるラミネートフィルム19A,19Bは、
この各ラミネートヒータ21A,21Bの発熱により所
定の温度で加熱される。ラミネートヒータ21A,21
Bの発熱はローラ10A,10Bに伝熱されている。
【0034】ラミネートフィルム検知センサ11は、ラ
ミネートフィルム19A,19Bが所定の位置にあるか
否かを検知するためのものである。
【0035】プルローラ対12は、各回転ドラム17
A,17Bから繰り出されたラミネートフィルム19
A,19Bの先端側を保持すると共に、加圧ローラ対1
0との間に存在するラミネート処理後のシート材Sに所
定のテンションを与えるためのものである。このため、
プルローラ対12の周速は加圧ローラ対10の周速より
も若干大きく設定されている。
【0036】また、ラミネートフィルム19A,19B
が巻かれている回転ドラム17A,17Bにはその繰り
出し方向に所定の負荷がかけられており、加圧ローラ対
10と回転ドラム17A,17Bとの間に存在するラミ
ネートフィルム19A,19Bに所定のテンションが与
えられている。
【0037】シート切断装置13は、ラミネート処理後
のシート材Sの先端部と後端部に合わせてラミネートフ
ィルム19A,19Bを切断するためのものである。こ
のシート切断装置13は、シート材搬送路9の上側に配
置された固定形の上カッタ13Aとシート材搬送路9の
下側に配置された回転形の下カッタ13B(回転して上
カッタ13Aと噛み合う)とカッタソレノイド(不図
示)からなる。このシート切断装置13のようにロータ
リ形カッタを用いれば、シート材Sの搬送に支障なくラ
ミネートフィルム19A,19Bの切断を行える。
【0038】排紙ローラ対16は、ラミネート処理後の
シート材Sを排出口22を介して機外へ排出するための
ものである。この排紙ローラ対16部分で生じたジャム
は、その上流部に配置されているジャム検知センサ15
により検知される。
【0039】ジャム検知センサ15は、シート材搬送路
9の上側に配置された発光部15Aとシート材搬送路9
下側に配置された受光部15Bとを備える透過型の光セ
ンサである。発光部15Aから発光した光がシート材S
によって遮断されると受光部15Bが検知信号を出力す
る。
【0040】図2は、本ラミネート装置の給紙ローラ5
と、加圧ローラ対10と、プルローラ対12と、排紙ロ
ーラ対16の駆動機構を示す。
【0041】加圧ローラ対10とプルローラ対12は同
一の駆動モータ(メインモータ)23からの回転動力を
受けて回転駆動する。駆動モータ23の出力軸25に固
定装着された駆動ギヤ26の回転を、アイドラギヤ2
7,29,30を介して加圧ローラ対10のローラ軸3
1に固定装着された加圧ローラギヤ32に伝えている。
また、アイドラギヤ33,35,36を介してプルロー
ラ対12のローラ軸37に固定装着されたプルローラギ
ヤ39に伝えている。
【0042】給紙ローラ5と排紙ローラ対16はそれぞ
れ専用の駆動モータ40,41からの回転動力を受けて
回転駆動する。駆動モータ40の出力軸42に固定装着
された駆動ギヤ43の回転を、給紙ローラ5のローラ軸
45に固定装着された給紙ローラギヤ46に伝えてい
る。また、駆動モータ41の出力軸47に固定装着され
た駆動ギヤ49の回転を、排紙ローラ対16のローラ軸
50に固定装着された排紙ローラギヤ51に伝えてい
る。
【0043】なお、上記駆動モータ23には、その出力
軸25の回転を利用してクロック信号を出力するクロッ
ク装置52が備えられている。このクロック装置52
は、円周上に複数のスリット(不図示)が等間隔で形成
されているクロック円板52Aと、回転中のクロック円
板52Aのスリットを検知するクロックセンサ(透過型
光センサ)52Bとからなる。クロック円板52Aは出
力軸25上に固定装着され、クロックセンサ52Bはク
ロック円板52A付近に設置されている。
【0044】ここで、本ラミネート装置におけるラミネ
ート動作の概要を図1を参照して説明する。
【0045】給紙台2上にシート材Sを置くと、このシ
ート材Sが第1のシート材検知センサ3によって検知さ
れる。これにより、給紙ローラ5が時計方向に回転して
シート材Sを給紙する。給紙されたシート材Sはレジス
トシャッタ6によって斜行矯正された後、シート材先端
が加圧ローラ対10のニップ部に入り込むまで送られ
る。そして、給紙されたシート材Sの先端部と後端部が
第2のシート材検知センサ7によって検知される。
【0046】このようにしてシート材Sの給紙が終る
と、加圧ローラ対10とプルローラ対12と排紙ローラ
対16が回転を開始してラミネート処理態勢に入る。
【0047】加圧ローラ対10の回転により、シート材
Sは上下のラミネートフィルム19A,19B間に挟ま
れながら下流へ搬送される。このとき、上下のラミネー
トフィルム19A,19Bも加圧ローラ対10によって
順次繰り出され、シート材Sを挟み込んだ状態で、ラミ
ネートヒータ21A,21Bに加熱され、加圧ローラ対
10により加圧される。これによって、シート材Sの表
裏面は上下のラミネートフィルム19A,19Bで密封
される。
【0048】ラミネート処理されたシート材Sの先端部
がプルローラ対12を通過してシート切断装置13上に
達すると、シート切断装置13が駆動して余分なラミネ
ートフィルム19A,19Bをシート材先端部に合わせ
て切断する。また、シート材Sの後端部がプルローラ対
12を通過してシート切断装置13上に達すると、再び
シート切断装置13が駆動してラミネートフィルム19
A,19Bをシート材後端部に合わせて切断し、ラミネ
ート処理されたシート材Sを未使用のラミネートフィル
ム19A,19Bから切り離す。
【0049】このように、ラミネート処理を終え、未使
用のラミネートフィルム19A,19Bから切り離され
たシート材Sは、排紙ローラ対16により機外へ排出さ
れる。
【0050】図3は、本ラミネート装置全体を制御する
中央演算処理装置(制御手段)を示す。
【0051】この中央演算処理装置53には、給紙制御
部55と、排紙制御部56と、搬送制御部57と、温度
制御部59と、ジャム検知手段60と、シート切断手段
61と、異常状態検知手段62と、第1のシート材検知
手段63と、第2のシート材検知手段65と、排紙検知
手段66と、クロック手段67とが電気的に接続されて
いる。
【0052】給紙制御部55は、給紙ローラ5を駆動す
る駆動モータ40のオン、オフと、レジストシャッタ6
を駆動するソレノイドのオン、オフを制御するためのも
のである。
【0053】排紙制御部56は、排紙ローラ対16を駆
動する駆動モータ41のオン、オフを制御するためのも
のである。
【0054】搬送制御部57は、加圧ローラ対10とプ
ルローラ対12を駆動する駆動モータ23のオン、オフ
と回転速度を制御するためのものである。
【0055】温度制御部59は、ラミネートヒータ21
A,21B内に組み込まれているハロゲンランプ(不図
示)をオン、オフすることにより、ラミネートヒータ2
1A,21Bの温度を制御するためのものである。
【0056】ジャム検知手段60は、排紙ローラ対16
部分でのシート材Sのジャムを検知するジャム検知セン
サ15である。
【0057】シート切断手段61は、ラミネート処理後
のシート材Sの先端部と後端部に合わせラミネートフィ
ルム19A,19Bを切断するシート切断装置13であ
る。
【0058】異常状態検知手段62は、ラミネートヒー
タ21A,21Bの温度の異常上昇や回路の断線等、ラ
ミネート装置の異常状態を検知するためのものである。
【0059】第1のシート材検知手段63は、給紙台2
上にシート材Sがあるか否かを検知する第1のシート材
検知センサ3である。
【0060】第2のシート材検知手段65は、給紙台2
より給紙されたシート材Sの先端部と後端部を検知する
第2のシート材検知センサ7である。
【0061】排紙検知手段66は、ラミネート処理後の
シート材Sが排紙ローラ対16により機外へ排紙された
か否かを検知するためのものである。
【0062】クロック手段67は、加圧ローラ対10と
プルローラ対12を回転駆動する駆動モータ23の出力
軸25の回転を利用してクロック信号を出力するクロッ
ク装置52である。
【0063】次に、上記中央演算処理装置53における
制御例を図4、図5、図6、図7を参照して説明する。
【0064】図4は、本参考例に係る制御例を示すもの
である。
【0065】まず、ラミネート動作を開始するための態
勢になっているか否か(準備OKか)を判断する(S
1)。そして、ラミネート動作開始態勢になると、給紙
台2上にシート材Sがセットされ、第1のシート材検知
手段63に検知されるのを待つ(S2)。
【0066】給紙台2上にシート材Sがセットされたな
らば、給紙制御部55を動作させ(S3)、シート材S
を給紙する。
【0067】続いて、搬送制御部57及び排紙制御部5
6を駆動させるタイミングを合わせるためのタイマをセ
ットし(S4)、タイムアップするのを待つ(S5)。
【0068】そして、タイマがタイムアップしたなら
ば、搬送制御部56及び排紙制御部56を動作させ(S
6)、シート材S及びラミネートフィルム19A,19
Bを搬送し、ラミネート処理後のラミネートフィルム1
9A,19Bを排紙する。
【0069】次に、第2のシート材検知手段65がシー
ト材Sの先端部を検知するのを待つ(S7)。そして、
シート材Sの先端部が検知されたならば、シート切断手
段61がラミネート処理後のシート材Sの先端部に合わ
せてラミネートフィルム19A,19Bを切断するタイ
ミングを合わせるため、並びに給紙制御部55を停止さ
せるタイミングを合わせるためのタイマをセットし(S
8)、タイムアップするのを待つ(S9)。
【0070】そして、タイマがタイムアップしたなら
ば、シート切断手段61を駆動させ(S10)、ラミネ
ート処理後のシート材Sの先端部に合わせてラミネート
フィルムを切断する。続いて、給紙制御部55の動作を
停止させる(S11)。
【0071】次に、第2のシート材検知手段65がシー
ト材Sの後端部を検知するのを待つ(S12)。そし
て、シート材Sの後端部が検知されたならば、シート切
断手段61がラミネート処理後のシート材Sの後端部に
合わせてラミネートフィルム19A,19Bを切断する
タイミングを合わせるため、並びに搬送制御部57及び
排紙制御部56の動作を停止させるタイミングを合わせ
るためのタイマをセットし(S13)、タイムアップす
るのを待つ(S14)。
【0072】そして、タイマがタイムアップしたなら
ば、シート切断手段61を駆動させ(S15)、ラミネ
ート処理後のシート材Sの後端部に合わせてラミネート
フィルム19A,19Bを切断する。続いて、搬送制御
部57及び排紙制御部56の動作を停止させ(S1
6)、ステップS2へフィードバックする。
【0073】なお、ここでは、タイマを用いて、シート
切断手段61がラミネート処理後のシート材Sの先端部
及び後端部に合わせてラミネートフィルム19A,19
Bを切断するタイミングや、搬送制御部57等の動作開
始、停止のタイミングを合わせるようにしたが、図5に
示すように、クロック手段67から送信されるクロック
信号によりカウントするカウンタを用いてタイミングを
合わせるようにしてもよい。
【0074】次に、本発明の実施例に係る制御例を図6
に示す。
【0075】まず、ラミネート動作を開始するための態
勢になっているか否か(準備OKか)を判断する(S
1)。そして、ラミネート動作開始態勢になると、給紙
台2上にシート材Sがセットされ、第1のシート材検知
手段63に検知されるのを待つ(S2)。
【0076】給紙台2上にシート材Sがセットされたな
らば、給紙制御部55を動作させ(S3)、シート材S
を給紙する。続いて、搬送制御部57及び排紙制御部5
6を動作させ(S4)、シート材S及びラミネートフィ
ルム19A,19Bを搬送し、ラミネート処理後のラミ
ネートフィルム19A,19Bを排紙する。
【0077】続いて、シート切断手段61がラミネート
処理後のシート材Sの先端部に合わせてラミネートフィ
ルム19A,10Bを切断するタイミングを合わせるた
めのタイマをセットし(S5)、タイムアップするのを
待つ(S6)。
【0078】そしてタイマがタイムアップしたならば、
シート切断手段61を駆動させ(S7)、ラミネート処
理後のシート材Sの先端部に合わせてラミネートフィル
ム19A,19Bを切断する。
【0079】次に、排紙検知手段66が機外に排紙され
るシート材Sを検知するのを待ち(S8)、シート材S
の排紙が検知されたならば、シート材切断手段61を駆
動させ(S9)、ラミネート処理後のシート材Sの後端
部に合わせてラミネートフィルム19A,19Bを切断
する。
【0080】続いて、給紙制御部55、搬送制御部57
及び排紙制御部56の動作を停止させ(S10)、ステ
ップS2へフィードバックする。
【0081】なお、ここでは、タイマを用いてシート切
断手段61がラミネート後のシート材Sの先端部に合わ
せてラミネートフィルム19A,19Bを切断するタイ
ミングを合わせるようにしたが、図7に示すように、ク
ロック手段67から送信されるクロック信号によりカウ
ントするカウンタを用いてタイミングを合わせるように
してもよい。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るラミ
ネート装置においては、排紙検知手段が被ラミネート対
象物後端の排紙を検知すると、シート切断手段を駆動さ
せてラミネート処理後の被ラミネート対象物の後端部に
合わせてラミネートフィルムを切断し、この後、ラミネ
ート動作を停止させるようにしたので、ラミネートフィ
ルムの切断とラミネート動作の停止とを被ラミネート対
象物の搬送状態に合わせて行うことができる。
【0083】このため、ラミネート処理済の被ラミネー
ト対象物が機内に滞留したり、ラミネート処理済の被ラ
ミネート対象物が切断されたりするようなことがない。
【0084】
【0085】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例に係るラミネート装置の全体構
成を示す縦断側面図。
【図2】同ラミネート装置の駆動機構を示す展開平面
図。
【図3】同ラミネート装置の制御回路を示すブロック
図。
【図4】同ラミネート装置全体を制御する中央演算処理
装置の制御例を示すフローチャート。
【図5】同ラミネート装置全体を制御する中央演算処理
装置の制御例を示すフローチャート。
【図6】同中央演算処理装置の本発明の実施例に係る制
御例を示すフローチャート。
【図7】同中央演算処理装置の本発明の他の実施例に係
る制御例を示すフローチャート。
【符号の説明】
2 給紙台 19A,19B ラミネートフィルム 53 中央演算処理装置(制御手段) 61 シート切断手段 63 第1のシート材検知手段(第1の被ラミネート
対象物検知手段)(被ラミネート対象物検知手段) 65 第2のシート材検知手段(第2の被ラミネート
対象物検知手段) 66 排紙検知手段 S シート材(被ラミネート対象物)
フロントページの続き (72)発明者 中沢 範昭 茨城県水海道市坂手町5540−11 キヤノ ンアプテックス株式会社内 (72)発明者 古川 英昭 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−242355(JP,A) 特開 昭62−240253(JP,A) 特開 昭58−199152(JP,A) 特開 昭61−61853(JP,A) 実開 昭63−179115(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 63/00 - 63/48 B29C 65/00 - 65/82 B32B 1/00 - 35/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙台より給紙されたシート状の被ラミ
    ネート対象物を熱反応性の上下2枚のラミネートフィル
    ムで挟んで搬送中、前記上下のラミネートフィルムを前
    記被ラミネート対象物と一体的に加熱し、加圧すること
    により前記被ラミネート対象物に対してラミネート処理
    を行うラミネート装置において、 前記給紙台上に前記被ラミネート対象物があるか否かを
    検知するための被ラミネート対象物検知手段と、 ラミネート処理後の被ラミネート対象物後端が機外に排
    紙されたか否かを検知するための排紙検知手段と、前記ラミネートフィルムを切断するためのシート切断手
    段と、 前記被ラミネート対象物検知手段及び前記排紙検知手段
    の検知状態に応じてラミネート動作を制御する制御手段
    と、 を備え、前記制御手段は前記排紙検知手段が被ラミネート対象物
    後端の排紙を検知すると前記シート切断手段を駆動させ
    ことを特徴とするラミネート装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記被ラミネート対象
    物検知手段が被ラミネート対象物有りを検知するとラミ
    ネート動作を開始させ、かつ、前記排紙検知手段が被ラ
    ミネート対象物後端の排紙を検知すると所定のタイミン
    グでラミネート動作を停止させることを特徴とする請求
    項1記載のラミネート装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記被ラミネート対象
    物検知手段が被ラミネート対象物有りを検知すると所定
    のタイミングで前記シート切断手段を駆動させ、前記ラ
    ミネート対象物の先端部に合わせて前記ラミネートフィ
    ルムを切断することを特徴とする請求項1記載のラミネ
    ート装置。
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