JPH06254962A - ラミネート装置 - Google Patents

ラミネート装置

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Publication number
JPH06254962A
JPH06254962A JP7091493A JP7091493A JPH06254962A JP H06254962 A JPH06254962 A JP H06254962A JP 7091493 A JP7091493 A JP 7091493A JP 7091493 A JP7091493 A JP 7091493A JP H06254962 A JPH06254962 A JP H06254962A
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JP
Japan
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temperature
laminating
heating
laminated
temperature control
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Withdrawn
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JP7091493A
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English (en)
Inventor
Noriaki Nakazawa
範昭 中沢
Koji Nakamori
弘司 中森
Hideaki Furukawa
英昭 古川
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Canon Inc
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Inc
Canon Aptex Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラミネートフィルムを痛めることなく、ラミ
ネート対象物をラミネート処理する。 【構成】 ラミネート対象物10を検知する原稿検知手
段100の出力信号に応じて、加熱手段29,29’の
温調温度を複数個の中から少なくとも1つを選択して温
度制御手段200を制御する。また原稿検知手段100
の出力信号と、原稿枚数カウント手段201の出力に応
じて加熱手段29,29’の温調温度を複数個の中から
少なくとも1つを選択して温度制御手段200を制御す
る。これにより、待機中とラミネート動作中、さらには
ラミネート処理枚数に応じて加熱温度を切り換え適切な
温度にすることができ、ラミネートフィルムを痛めるこ
となく対象物をラミネート処理することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱反応性の上下のラミ
ネートフィルムの間に対象物を挟み込んでこれを加熱、
加圧することによってラミネート処理するラミネート装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、対象物の見栄えを良くしたり、対
象物の保存性を高める目的で、該対象物に対してラミネ
ート処理が施されるが、図22に従来のラミネート装置
を示す。即ち、図22は従来のラミネート装置の縦断面
図であり、同図において100は熱反応性の上側ラミネ
ートフィルム、l00’は同じく熱反応性の下側ラミネ
ートフィルムであって、これらはそれぞれロール状に巻
き付けられて上側シートロール101、下側シートロー
ル101’を構成している。
【0003】そして、これらのラミネートフィルムl0
0、100’はそれぞれ加熱ローラ102、加圧ローラ
102’に巻き付けられており、各先端は、プルローラ
103、103’により引っ張られてこれらラミネート
フィルム100、100’には一定のテンションが与え
られている。加熱ローラ102、加圧ローラ102’の
中心には、加熱ヒータ104、104’がそれぞれ配置
されており、これは加熱ローラ102、加圧ローラ10
2’をそれぞれ加熱している。
【0004】また、前記プルローラ103、103’の
下流側(図中、左側)には、ラミネート処理後の対象物
の先端、後端をそれぞれ裁断するためのカッター105
が配置されている。カッターユニットの下流には裁断さ
れたラミネート処理後の対象物を機械の外へと排出する
排紙ローラ108、108’が配置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来例ではラミネートヒータの温度制御は電源投入後、熱
反応性接着剤の溶融温度に達するまで温度を制御し、そ
の後はラミネート動作の待機中及び作動中もしくはラミ
ネート枚数に関係なく、共に一定の温度に温調制御する
ようなことが行われていた。その為、連続的にラミネー
ト処理を行うとラミネートフィルムに与える熱容量が全
体的に上がるため、ラミネート処理されたフィルムを熱
の与えすぎにより、フィルムを痛めたり、ラミネート処
理された原稿の見栄えを著しく粗悪化していた。
【0006】そこで本発明は、待機中とラミネート動作
中、さらにはラミネート処理枚数に応じて加熱温度を切
り換え適切な温度にする事により、ラミネートフィルム
を痛めることなく対象物をラミネート処理するラミネー
ト装置を提供する事を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、ラミネートすべき対象物(1
0)を、熱反応性のラミネートフィルム(28,2
8’)を重ね合わせて、これを加圧、加熱する事により
ラミネート対象物(10)をラミネート処理するラミネ
ート装置において、加熱手段(29,29’)と、該加
熱手段(29,29’)の温度を検出する温度検出手段
(203)と、前記加熱手段(29,29’)の温調温
度を前記温度検出手段(203)の信号に応じて制御す
る温度制御手段(200)と、前記対象物(10)の有
無を検出する検知手段(100)と、前記対象物(1
0)の枚数をカウントする枚数カウント手段(201)
と、を有し、前記加熱手段(29,29’)の温調温度
を複数個持たせることを特徴とする。
【0008】また、前記温度検出手段(203)の信号
によって、目標温度との差を検出し前記加熱手段(2
9,29’)の加熱時間を制御する事を特徴とする。
【0009】また、前記検知手段(100)の出力信号
に応じて、前記加熱手段(29,29’)の温調温度を
複数個の中から少なくとも1つを選択して温度制御手段
(200)を制御する事を特徴とする。
【0010】また、前記検知手段(100)の出力信号
と、前記枚数カウント手段(201)の出力に応じて前
記加熱手段(29,29’)の温調温度を複数個の中か
ら少なくとも1つを選択して温度制御手段(200)を
制御する事を特徴とする。
【0011】また、加熱開始時の加熱部材(30,3
0’)の温度が所定温度以下の場合と所定温度以上の場
合で、加熱手段(29,29’)の制御方法を異ならし
める制御をする事を特徴とする。
【0012】
【作用】ラミネート対象物(10)を挟持して搬送する
ラミネートフィルム(28,28’)は、温度制御手段
(200)により温度制御される加熱手段(29,2
9’)により加熱されてラミネート処理される。
【0013】上記加熱手段(29,29’)の温度は、
複数個もたされており、前記検知手段(203)の出力
信号に応じて、温調温度の複数個の中から少なくとも1
つを選択して温度制御手段(200)を制御することに
より設定される。
【0014】また、前記検知手段(203)の出力信号
と、枚数カウント手段(201)の出力に応じて、前記
加熱手段(29,29’)の温調温度を複数個の中から
少なくとも1つを選択して温度制御手段(200)を制
御する事により、待機中とラミネート動作中、さらには
ラミネート処理枚数に応じて加熱温度を切り換え適切な
温度にする。これにより、ラミネートフィルムを痛める
ことなく対象物をラミネート処理する事ができる。
【0015】
【実施例】
〈実施例1〉図1に本発明の実施例を示すラミネート装
置の側面図である。
【0016】同図において27、27’はラミネートフ
ィルム28、28’をロール状に巻き付けられたシート
ロールであって、これらは上下にそれぞれ1づつ配置さ
れている。29、29’は、ラミネートヒータであっ
て、これらは前記ラミネートフィルム28、28’をそ
れぞれ加熱するものである。更に30、30’は加圧ロ
ーラであってこれらはラミネートヒータ29、29’に
よって加熱されたラミネートフィルム28、28’をそ
の間に挟み込んで加圧することによリラミネート対象物
10をラミネート処理するものである。
【0017】又、36、36’はプルローラでありこれ
らの周速は加圧ローラ30、30’よりも早い速度に設
定されており、ラミネート処理されたラミネート対象物
また、36,36’はプルローラであり、これらの周速
は加圧ローラ30,30’よりも速い速度に設定されて
おり、ラミネート処理されたラミネート対象物10は、
前記プルローラ36,36’、加圧ローラ30,30’
の間で所定のテンションを受けるようになっている。前
記シートロール27、27’にはフィルム引き出し方向
に所定の負荷がかけられており、プルローラ36、3
6’により引っ張られたラミネートフィルム28、2
8’には加圧ローラ30、30’及びラミネートヒータ
29、29’を介してプルローラ36、36’とシート
ロ一ル27、27’との間でテンションが付与されてい
る。
【0018】また、40はカッターユニットであってこ
れはカッター刃34、カッターベース35、及びカッタ
ークラッチ(図示せず)により構成されており、ラミネ
ート処理されたラミネート対象物10の先端及び後端を
それぞれに裁断するものである。カッターユニット40
より下流側にジャム検知センサ一ユニット2(図示せ
ず)があり、カッターユニットにより裁断終了したラミ
ネート対象物10を排出するための排紙ローラ37、3
7’と連動してジャムの判断をする。
【0019】次に駆動系の構成の詳細を図2に基づいて
説明する。
【0020】図2は本発明に関わるラミネート装置の駆
動系を示す駆動系展開図であり、同図中51はメインモ
ータであり、このメインモータ51の出力軸にはモータ
ギア52が結着されている。そしてメインモータ51の
回転はモータギア52アイドラギア60、54及び加圧
ローラクラッチ59を介して加圧ローラギア53に伝達
され加圧ローラ36,37が回転駆動せしめられる。
同、加圧ローラクラッチ59のON/OFFにより加圧
ローラ30,30’の回転が制御される。
【0021】また、アイドラギア57の軸上にはプルロ
ーラクラッチ63が介設されており、このプルローラク
ラッチ63はプルローラギア65に連結されており、プ
ルローラクラッチ63のON/OFFによってプルロー
ラ30の回転が制御される。一方メインモータ51の軸
上にはモータギア52と反対側に円周上に複数のスリッ
トを等間隔に配置してなるクロック円板67が結着され
ており、該クロック円板67の近くには前記スリットを
検知する透過型の光センサーから成るクロックセンサー
68が設けられている。
【0022】次に本発明に係わるラミネート装置によリ
ラミネート対象物10をラミネー卜処理する場合の動作
について説明する。
【0023】先ず、ラミネート装置の電源スイッチをO
Nする。次にラミネートする対象物10を給紙台65に
載せると原稿検知手段100において原稿と検知する
(図示せず)。次にラミネート対象物を給紙し始める。
【0024】そして加熱された上下のラミネートフィル
ム28、28’の間に挟まれてラミネート対象物は三者
一体となり加圧ローラ30、30’のニップ部に挟み込
まれて加圧ローラ30、30’によって加圧されラミネ
ート処理される。更に、紙搬送量の計時はクロックセン
サー68によって行われる。
【0025】ラミネート処理後のラミネート対象物10
の後端が原稿位置検知センサー61からカッター40ま
での距離が計時された後、加圧ローラクラッチ59がO
FFされラミネート処理後のラミネート対象物10の後
端が裁断される。(先端の場合は加圧ローラクラッチは
OFFされない)ラミネート対象物10の後端裁断し、
排紙ローラクラッチ92がONされ排紙ローラが回転し
ている為、ラミネート処理後のラミネート対象物10は
排出される。
【0026】以上の一連の動作を繰り返すことによりラ
ミネート対象物に対して次々とラミネート処理が行われ
る。
【0027】次に以上の制御及び動作を図3に示すブロ
ック図に基づいて説明する。
【0028】図3は以上説明した動作を行わせる為の制
御回路を示すブロック図である。制御回路は、ROMR
AM等を内蔵した周知のワンチップマイコン(以下MC
OMと称する)70を中心に構成されており、このMC
OM70では、各搬送ローラ37、37’、36、3
6’の移動量をカウントするクロックセンサー68、加
圧ローラ30、30’とカッターユニット40間にあつ
てラミネート処理後のラミネート対象物17の先端及び
後端を検出する原稿位置検知手段のセンサ61、フィル
ムのジャムを検知するジャム検知手段2、ラミネート対
象物10を検知する原稿検知センサ100、加熱手段の
タイマ計時を行なうヒートタイマ計時手段202、加熱
手段の温度制御を行なう温度制御手段200、原稿枚数
をカウントする枚数カウント手段201、加熱手段の温
度を検出する温度検出手段203、メインモータ51の
ON/OFF制御、ラミネートヒータ29、29’のO
N/OFF制御、加圧ローラ30、30’の回転を行わ
せる加圧ローラクラッチ59のON/OFF制御、プル
ローラ36、36’の回転を行わせるプルローラクラッ
チ63のON/OFF制御、ラミネート処理後のラミネ
ート対象物10の裁断を行うカッタークラッチのON/
OFF制御204、を行なわせる各出力信号が出力され
る。前記入力信号の読み込み、あるいは負荷のON/O
FF及び各々の設定値へのコントロールは、MCOM7
0内のROMに格納されたプログラムに従って実行され
る。
【0029】次に図4に示すフローチャ―卜に沿つて本
実施例のヒータの温度制御について説明する。
【0030】電源投入後、ステップ100において第1
の目標温度である110℃に温度が到達しているかどう
かを判断し、到達していなければステップ200に進み
予熱温度シーケンスにはいる。もし、ここで第1の目標
温度である110℃に温度が到達していれば、ラミネー
ト待機温度シーケンスに入る(ステップ300)。
【0031】次に、ステップ400においてラミネート
対象物である原稿を検知したかどうかを判断し原稿を検
知していなければステップ300のラミネート待機温度
シーケンスに戻る。しかしステップ400において原稿
を検知したならばステップ500に進み、ラミネート動
作温度シーケンスに入る。次にステップ600に進み、
ラミネート対象物である原稿を検知したかどうか判断す
る。原稿を検知していればステップ500を繰り返す
が、もし原稿を検知していなければステップ300に戻
り、ラミネート待機温度シーケンスに戻る(ステップ3
00)。
【0032】次に、図5に示す予熱温度制御シーケンス
のフローチャートについて説明する。ステップ201に
おいて、現在のローラ温度が110℃以上であるかどう
かを判断し、110℃以上であればステップ205に進
み、ヒーターを0FFするが、110℃以下であった場
合はステップ203の予熱温度タイマ設定シーケンスに
進む。
【0033】次に、図6に示す予熱温度タイマ設定シー
ケンスについて説明する。
【0034】ステップ501において、現在のローラ表
面の温度を検知してステップ502において目標温度
(この場合110℃)との温度差をとり温度差が60℃
以上(ステップ503)有った場合はステップ507に
進み、ヒートタイマをスタートさせる。そしてステップ
508においてヒータを0Nさせて、ステップ509で
ローラ温度が85℃を越えるまでヒーターを0Nし続け
る。ローラ温度が85℃を越えたところでステップ51
2に進みヒーターを0FFする。その後ステップ513
においてヒートタイマが160秒(2分40秒)になる
までステップ512、ステップ513を繰り返す。
【0035】ステップ513において、ヒートタイマが
タイムUPしたならばステップ514に進み、ヒートタ
イマをクリアして予熱温度制御シーケンスを終了する。
しかし、ステップ503において現在温度と目標温度の
温度差が60℃以下の場合は、ステップ504に進み同
様のことを行う。
【0036】次に、図7に示すラミネート待機温度制御
シーケンスのフローチャ一トについて説明する。
【0037】ラミネート待機中温度制御においては、目
標温度として110℃を目標としているが、ステップ1
00の様にローラ温度が108℃を越えている越えてい
ないかを判断し、越えていればステップ500に飛ぶ
が、越えていなければステップ200に進み、ヒートタ
イマを5secセットしてヒーターを0Nする(ステッ
プ300)。そしてステップ400においてヒートタイ
マがタイムUPしたかどうかを判断して、タイムuPし
ていたならばステップ500に進み、ヒートタイマをク
リアしてステップ600で再度ヒートタイマ10sec
セットする。そしてステップ700においてヒーターを
0FFしステップ800においてヒートタイマのタイム
UPを待つ。 〈実施例2〉図8ないし図11に本実施例のフローチャ
ートを示す。本実施例においては、ラミネート動作中の
温度制御シーケンスについて説明する。
【0038】ステップl00において、ラミネート対象
物である原稿10を原稿検知手段100で検知したなら
ばステップ200に進み、ペーパーカウンタを起動し、
1をカウントする。そしてステップ250において原稿
の枚数を判断し、3枚目でなければステップ300に進
み、現在の加圧ローラ上下の温度が第1の目標値の11
0+5℃、即ち115℃に達しているかどうか判断す
る。(115℃=第2の目標温度)に達していなけれ
ば、ステップ350に進みヒートタイマを2secセッ
トする。
【0039】そしてステップ400に進みヒータをON
する。達していたならばステップ500に進みヒータを
OFFする。ステップ400の後に、ステップ450に
進み、該ヒートタイマがタイムUPするまでヒータを0
Nし続ける。ステップ450において、ヒートタイマが
タイムuPしたならばステップ500に進みヒートタイ
マをクリアして、ステップ550においてヒートタイマ
を5secセットする。そして、ステップ600におい
てヒーターをOFFする。そしてステップ650に進
み、該ヒートタイマがタイムUPするまでヒータをOF
Fし続ける。
【0040】ステップ650において、ヒートタイマが
タイムuPしたならばステップ700に進み、ヒートタ
イマをクリアして、ステップ100に戻る。しかし、ス
テップ250において、3枚目以降の原稿をラミネート
処理をしようとした場合、ステップ800に進み、加圧
ローラの温度制御を第3の目標値の110−5℃=10
5℃の温調制御に入る。
【0041】ステップ850において、現在の加圧ロー
ラ上下の温度が第1の目標値の110−5℃、即ち10
5℃に達しているかどうか判断する。(105℃=第3
の目標温度)達していなければ、ステップ900に進
み、ヒートタイマを3secセットしてステップ950
に進みヒータを0Nする。達していたならば、ステップ
1l00に進み、ヒートタイマをクリアしてステップ1
150に進み、ヒートタイマを5secセットしてステ
ップ1200に進みヒータを0FFする。ステップ12
50において、ヒートタイマがタイムUPしていたなら
ば、ステップ1300に進みヒートタイマをクリアして
ステップ100に戻る。 〈実施例3〉図12ないし図16に本実施例のフローチ
ャートを示す。
【0042】実施例1、2ではラミネート待機中もしく
はラミネート動作中について説明したが、ラミネート動
作終了直後の温度制御についてここで説明する。
【0043】ラミネート動作中温度シーケンスの中で原
稿が検知されなかった場合は、ステップ1350に進
み、ヒーターを強制的にOFFする。次にステップ14
00において、ヒートタイマを2Osecセットする。
そして、ステップ1450においてラミネート対象物で
ある原稿を検知しているか判断し、もし原稿を検知して
いなければ、そのままステップ1500に進みタイムU
Pを待つ。
【0044】ここで、もし原稿を検知していればステッ
プl00に戻り、ラミネート動作中温度制御シーケンス
に入る。ステップ1500において、タイムuP後ステ
ップ1550に進みヒートタイマをクリアし、ステップ
1600に進みペーパーカウンタをクリアしてラミネー
ト動作中温度制御シーケンスを終了する。 〈実施例4〉図17ないし図21に本実施例のフローチ
ャートを示す。
【0045】実施例3では、ラミネート動作後に一旦ヒ
ータを2Osecの間OFFし、再度原稿を2Osec
経過する前に検知したら、すぐにラミネート動作中温度
制御シーケンスに戻していたが、ここでは、ある程度時
間がたってからラミネート動作中温度制御シーケンスに
入る。
【0046】ラミネート動作中の温度シーケンスの中
で、原稿が検知されなかった場合は、ステップ1350
に進みヒーターを強制的にOFFする。次にステップ1
400においてヒートタイマを20secセットする。
そして、ステップ1450においてラミネート対象物で
ある原稿を検知しているか判断し、もし原稿を検知して
いなければ、そのままステップ1500に進みタイムu
Pを待つ。
【0047】ここで、もし原稿を検知していても、ステ
ップ1650においてヒートタイマがタイムuPするま
では、ラミネート動作中温度制御シーケンスに入るのを
禁止し、タイムuPしたならばステップ1700に進み
ヒートタイマをクリアし、ステップ1750でペーパー
カウンタをクリアしてステップl00に戻り、ラミネー
ト動作中温度制御シーケンスに入る。これにより、ラミ
ネート動作終了直後に、またラミネー卜動作を開始して
も、急激な加圧ローラの温度上昇を避ける事ができるの
で、ラミネートフィルムそのものを熱により痛める事な
くラミネート処理をできる事が可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、ラミネートすべき
対象物を、熱反応性の上下のラミネートフィルム間に挟
み込んで搬送し、これを加圧、加熱する事によりラミネ
ート対象物をラミネート処理するラミネート装置におい
て、検知手段の出力信号に応じて、加熱手段の温調温度
を複数個の中から少なくとも1つを選択して温度制御手
段を制御する事、また前記検知手段の出力信号と、前記
原稿枚数カウント手段の出力に応じて前記加熱手段の温
調温度を複数個の中から少なくとも1つを選択して温度
制御手段を制御する事により、待機中とラミネート動作
中、さらには、ラミネート処理枚数に応じて加熱温度を
切り換え適切な温度にすることができ、ラミネートフィ
ルムを痛めることなく対象物をラミネート処理すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラミネート装置の縦断側面図
【図2】同じく駆動系の展開図
【図3】同じく本発明の制御に係るブロック図
【図4】同じく本発明の実施例1のフローチャート
【図5】同じく実施例1のフローチャート
【図6】同じく実施例1のフローチャート
【図7】同じく実施例1のフローチャート
【図8】本発明の実施例2のフローチャート
【図9】同じく実施例2のフローチャート
【図10】同じく実施例2のフローチャート
【図11】同じく実施例2のフローチャート
【図12】本発明の実施例3のフローチャート
【図13】同じく実施例3のフローチャート
【図14】同じく実施例3のフローチャート
【図15】同じく実施例3のフローチャート
【図16】同じく実施例3のフローチャート
【図17】本発明の実施例4のフローチャート
【図18】同じく実施例4のフローチャート
【図19】同じく実施例4のフローチャート
【図20】同じく実施例4のフローチャート
【図21】同じく実施例4のフローチャート
【図22】従来のラミネート装置の縦断側面図
【符号の説明】
10 ラミネート対象物 28,28’ ラミネートフィルム 29,29’ ヒータ(加熱手段) 30,30’ 加圧ローラ(加熱部材) 100 原稿検知手段 200 温度制御手段 201 原稿枚数カウント手段 203 温度検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 英昭 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラミネートすべき対象物を、熱反応性の
    ラミネートフィルムを重ね合わせて、これを加圧、加熱
    する事によりラミネート対象物をラミネート処理するラ
    ミネート装置において、 加熱手段と、 該加熱手段の温度を検出する温度検出手段と、 前記加熱手段の温調温度を前記温度検出手段の信号に応
    じて制御する温度制御手段と、 前記対象物の有無を検出する検知手段と、 前記対象物の枚数をカウントする枚数カウント手段と、 を有し、 前記加熱手段の温調温度を、複数個持たせることを特徴
    とするラミネート装置。
  2. 【請求項2】 前記温度検出手段の信号によって、目標
    温度との差を検出し前記加熱手段の加熱時間を制御する
    事を特徴とする請求項1に記載のラミネート装置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段の出力信号に応じて、前記
    加熱手段の温調温度を複数個の中から少なくとも1つを
    選択して温度制御手段を制御する事を特徴とする請求項
    1に記載のラミネート装置。
  4. 【請求項4】 前記検知手段の出力信号と、前記枚数カ
    ウント手段の出力に応じて前記加熱手段の温調温度を複
    数個の中から少なくとも1つを選択して温度制御手段を
    制御する事を特徴とする請求項3に記載のラミネート装
    置。
  5. 【請求項5】 加熱開始時の加熱部材の温度が所定温度
    以下の場合と所定温度以上の場合で、加熱手段の制御方
    法を異ならしめる制御をする事を特徴とする請求項1に
    記載のラミネート装置。
JP7091493A 1993-03-05 1993-03-05 ラミネート装置 Withdrawn JPH06254962A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7091493A JPH06254962A (ja) 1993-03-05 1993-03-05 ラミネート装置

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JP7091493A JPH06254962A (ja) 1993-03-05 1993-03-05 ラミネート装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990004855A1 (fr) * 1988-10-21 1990-05-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Memoire a semi-conducteurs remanente et procede de production

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990004855A1 (fr) * 1988-10-21 1990-05-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Memoire a semi-conducteurs remanente et procede de production

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