JPH06134860A - ラミネート装置 - Google Patents

ラミネート装置

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JPH06134860A
JPH06134860A JP3957091A JP3957091A JPH06134860A JP H06134860 A JPH06134860 A JP H06134860A JP 3957091 A JP3957091 A JP 3957091A JP 3957091 A JP3957091 A JP 3957091A JP H06134860 A JPH06134860 A JP H06134860A
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JP
Japan
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laminating
laminated
film
films
cutting
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JP3957091A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Matsuo
和弘 松尾
Yoshihiko Kitahara
義彦 北原
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Canon Inc
Canon Finetech Nisca Inc
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Canon Inc
Canon Aptex Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 〔目的〕 ラミネート処理後に搬送されるラミネートフ
ィルム6a,6bを、その搬送速度と同速度でカッタユ
ニット17を移動させながら裁断して、ラミネートフィ
ルム6a,6bの無駄とラミネート処理時間の無駄を解
消する。 〔構成〕 ラミネート処理後のラミネートフィルム6
a,6bを裁断するカッタユニット17を、ラミネート
フィルム6a,6bと同方向へ同速度で移動可能に設け
る。ラミネートフィルム6a,6bの裁断位置とカッタ
ユニット17を同速度で移動させながらカッタユニット
17がラミネートフィルム6a,6bを裁断する。これ
により、ラミネートフィルム6a,6b及びラミネート
処理時間の無駄を省くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラミネート対象物を熱
反応性の上下のラミネートフィルムの間には挟み込んで
加圧・加熱することにより、ラミネート対象物をラミネ
ートフィルムにより密閉してラミネート処理するラミネ
ート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート状のラミネート対象物の表
裏をラミネートフィルムにより包み込んで密閉してラミ
ネート処理することにより、ラミネート対象物の見栄え
及び保存性をよくするラミネート装置が知られている。
【0003】図7は従来のラミネート装置の一例を示し
ている。
【0004】同図において、装置本体100内には熱反
応性の上側ラミネートフィルム102aを巻回してなる
上側ラミネートフィルムロール101a及び下側ラミネ
ートフィルム102bを巻回してなる下側ラミネートフ
ィルムロール101bがそれぞれ配設されている。各ラ
ミネートフィルムロールラミネートフィルムロール10
1a,101bから剥離されたラミネートフィルム10
2a,102bは、互いに圧接している加圧・加熱ロー
ラ103a,103bにそれぞれ巻回されて重ね合わさ
れた状態になってプルローラ105a,105bにより
テンションが与えられている。上記加圧・加熱ローラ1
03a,103bの内部には、同ローラをそれぞれ加熱
するための加熱ヒータ106a,106bがそれぞれ収
納されている。
【0005】加圧・加熱ローラ対103の上流側に設け
られた給紙台109からは、ラミネート対象物110が
セットされて上下ラミネートフィルム102a,102
bの合流部である加熱ヒータ106a,106bのニッ
プ部へ挿入される。ラミネート対象物110は、上下ラ
ミネートフィルム102a,102bにより包み込まれ
ようにして加圧・加熱ローラ対103により加圧・加熱
されて挟着され、プルローラ対105により機外に搬送
される。ラミネートフィルム102a,102b及びラ
ミネート対象物110の後端は、プルローラ対105の
下流側に設けられたカッタユニット111により裁断さ
れる。
【0006】装置本体100の上部には、操作部113
が配設されており、この操作部113はラミネートフィ
ルム102a及び102b及びプルローラ対105の搬
送スピード及び加圧・加熱ローラ対103の外周温度を
それぞれマニュアルでセットするスイッチ115,11
6が配設されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のラミネート装置においては、ラミネート対象物
110を連続してラミネート処理し、1枚毎に切り離さ
れた状態で得ようとするために、上記ラミネート装置の
有するカッタユニット111で裁断するとき、その度ラ
ミネート動作を停止させ、ラミネートフィルム102
a,102bを停止させカッタユニット111を動作さ
せる必要がある。
【0008】従って、ラミネート対象物110を連続し
てラミネート処理する場合でも、1枚毎にラミネート処
理したときと同じ分だけの無駄長さを個々のラミネート
フィルム102a,102bが含んでおり、これを裁断
する時に生じるロスタイムが大きく発生してしまう。ま
た、ラミネート処理時間とラミネートフィルム102
a,102bの無駄長さをなくすようにすると、一連の
ラミネート処理動作を行ない、これを終了した後に排出
されたラミネートフィルム102a,102bの個々の
ラミネート対象物110の間をユーザの手で裁断しなけ
ればならず、時間と手間がかかるという問題があった。
【0009】そこで、本発明は、ラミネートフィルムを
裁断するカッタユニット自体をラミネートフィルムと共
に移動可能にして裁断作業の効率を向上させたラミネー
ト装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、例えば図1及び図5を参照し
て示すと、シート状のラミネート対象物(20)を上下
から挟着して包み込む熱反応性の1対のラミネートフィ
ルム(6a,6b)と、前記ラミネート対象物(20)
を挟着しているラミネートフィルム(6a,6b)を加
圧・加熱してラミネート処理する加圧・加熱手段(10
a,10b)と、ラミネート処理されて搬送されたラミ
ネートフィルム(6a,6b)を裁断する裁断手段(1
7)と、を有するラミネート装置において、前記裁断手
段(17)を、ラミネートフィルム(6a,6b)の搬
送方向にラミネートフィルムと(6a,6b)同速度で
移動させながらラミネートフィルム(6a,6b)の裁
断を行なうことを特徴とする。
【0011】
【作用】以上構成に基づき、ラミネートフィルム(6
a,6b)により上下を包み込まれたラミネート対象物
(20)は、加圧・加熱ローラ(10a,10b)によ
り加圧・加熱されてラミネート処理されながら搬送され
る。ラミネート処理後のラミネートフィルムの後端であ
る裁断位置が裁断手段(17)に位置する時に、カッタ
ユニット17もラミネートフィルム(6a,6b)と同
速度で同方向へ移動される。このカッタユニット(1
7)の移動する間に、裁断手段(17)が裁断方向に移
動してラミネートフィルム(6a,6b)の所定の裁断
位置を裁断する。
【0012】これにより、ラミネート対象物(20)を
連続してラミネート処理することができて、ラミネート
フィルム(6a,6b)の無駄及びラミネート処理時間
の無駄が省かれる。
【0013】なお、上記カッコ内の符号は図面を参照す
るために示すものであって、本発明の構成を何等限定す
るものではない。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0015】図1において、装置本体1内の上部側に
は、ラミネートフィルム6aをロール状に巻きつけたラ
ミネートフィルムロール5aが配設されており、このラ
ミネートフィルムロール5aから剥離されたラミネート
フィルム6aはテンションローラ7a、プレヒートロー
ラ9a及びラミネートローラとしての加圧・加熱ローラ
(加熱ブロック)10aにそれぞれ巻回されている。ま
た、装置本体1の下部側には、ラミネートフィルム6b
をロール状に巻きつけたラミネートロール5bが配設さ
れており、このラミネートフィルムロール5aから剥離
されたラミネートフィルム6bは、テンションローラ7
b,7c、プレヒートローラ9b及び上記加圧・加熱ロ
ーラ10aに圧接している加圧・加熱ローラ10bに巻
回されている。
【0016】上記テンションローラ7a,7cは、ラミ
ネートフィルム6a,6bがプレヒートローラ9a,9
bに一定長さで接触すると共に、プレヒートローラ9
a,9bと加圧・加熱ローラ10a,10b間における
ラミネートフィルム6a,6bのたるみや、これによる
ラミネートフィルム6a,6b同志が接着するのを防止
しているフィルム保持用のローラである。また、上記ラ
ミネートロール5b、テンションローラ7b,7c等に
より、ラミネートロール5b部を装置本体1に着脱自在
のラミネートフィルムロールユニットXが構成されてい
る。
【0017】上記プレヒートローラ9a,9bの中心部
には、同ローラを加熱するプレヒータ12a,12b
が、また加圧・加熱ローラ10a,10bの中心部には
同ローラを加熱する加熱手段のラミネートヒータ13
a,13b等がそれぞれ収納されている。上記加熱手段
は、上記ラミネートヒータ13a,13bと、このヒー
タ13a,13bの熱をラミネートフィルム6a,6b
に供給する加圧・加熱ローラ(加熱ブロック)10a,
10bからなっている。上記プレヒートローラ9a,9
bの表面温度は図7に示すプレヒートローラ温度センサ
55により、また加圧・加熱ローラ対10の表面温度
は、加圧・加熱ローラ温度センサ56によりそれぞれ検
知されている。
【0018】加圧・加熱ローラ対10の下流側には、互
いに圧接している上側ローラ15a,下側15bからな
るプルローラ対15が配設されていて、加圧・加熱ロー
ラ対10において合流したラミネートフィルム6a,6
b及び後述するラミネート対象物を矢印16方向へ引っ
張っている。プルローラ対15の下流側には、カッタユ
ニット17及び排出ローラ19が順次配設されている。
上記カッタユニット17は、ラミネートフィルム6a,
6b及びラミネート対象物の後端を裁断するものであ
る。 加圧・加熱ローラ対10の上流側には、ラミネー
ト対象物20がセットされる給紙台21と、この給紙台
21と共に給紙経路22を形成する上部ガイド板23が
配設されている。給紙経路22の挿入口22aには、給
紙台21に対して接離自在のピックアップローラ25
と、挿入されるラミネート対象物20の先端を規制する
シャッタ部材26が配設されている。また、ピックアッ
プローラ(給紙手段)25とシャッタ部材26間には、
挿入されたラミネート対象物20の給紙を検知する給紙
センサ27が配設されている。
【0019】前記加熱手段(ラミネートヒータ13a,
13b,加圧・加熱ローラ対10)がラミネート可能の
温度に達した状態で、上記ラミネート対象物20を給紙
センサ27が検知すると、上記ラミネートヒータ13
a,13bが所定時間Sの間加圧・加熱ローラ対10を
加熱し、加圧・加熱ローラ対10への熱伝達すると、ピ
ックアップローラ25による給紙動作が開始される。
【0020】次に、ラミネートフィルム6a,6bの引
きだし方向(矢印16方向)に加えられた負荷について
図2を用いて説明する。
【0021】図2(a) において、ラミネートフィルム6
aは芯金30aに巻回されていてラミネートフィルムロ
ール5aを構成している。この芯金30aが回動自在に
装着されているロールシャフト31aは、ラミネート装
置の側板32aに螺合されたテンション調整ナット33
を介して支持されている。上記芯金30aとテンション
調整ナット33との間にはテンションばね35が介在さ
れていて、テンション調整ナット33の閉め込み具合に
よって、ラミネートフィルムロール5aのシート引きだ
し方向への負荷が調整できるようになっている。
【0022】ここで、ラミネートフィルムロール5a
は、第1の厚みのラミネートフィルム6aからなってい
る。図2(b) に示すラミネートロール5bは、第2の厚
みのラミネートフィルム6bからなっていて芯金30b
に巻回されている。そして、上記芯金30aはストレー
ト状に形成されているが、芯金30bの一端部にはフラ
ンジ部30cが形成されている。上記側板32の芯金近
傍には、芯金識別スイッチ36が構成されており、この
芯金識別スイッチ36がOFFのときには第1の芯金3
0aの装着が識別され、またONのときには第2の芯金
30bの装着が識別される。
【0023】なお、上記実施例では、2種類の芯金芯金
30a,30bの識別を行なっているが、フランジ部3
0cの外径を変化させて、芯金識別スイッチ36を3個
以上設けることにより、厚みの異なる3種類の以上の芯
金、すなわちラミネートフィルムの厚みの識別を行なう
ことも可能である。
【0024】次にラミネート装置の駆動系について図3
により説明する。
【0025】同図において、メインモータ42は、不図
示の取りつけ部材を介して側板32aに固着されてお
り、この出力軸にはモータギヤ43及びクロック円板4
5がそれぞれ固着されている。モータギヤ43の回転
は、アイドルギア40及び支軸46に回転自在に装着さ
れているアイドルギア41に伝達されている。上記支軸
46には、上記支軸46と一体のギヤ66及びプルロー
ラクラッチ65が装着されており、上記ギヤ66にはプ
ルローラ対15の支軸に固着されているプルローラギヤ
67が噛合している。メインモータ42の回転は、上記
プルローラクラッチ65のON/OFFに制御されてプ
ルローラ対15に伝達される。
【0026】さらに、モータギヤ43の回転は、アイド
ルギア67及び支軸70に回転自在に装着されているア
イドルギア79に伝達されている。上記支軸70には、
加圧ローラクラッチ71及び支軸70と一体のギヤ72
が装着されており、上記ギヤ72には、加圧・加熱ロー
ラ対10の支軸に固着されている加圧ローラギヤ73が
噛合している。メインモータ42の回転は、上記加圧ロ
ーラクラッチ71のON/OFFにより制御されて加圧
・加熱ローラ対10に伝達される。
【0027】また、図中の符号75は給紙モータを示し
ている。この給紙モータ75の出力軸75aには、ピッ
クアップローラクラッチ76、アイドルギア77が装着
されており、このアイドルギア77は、ピックアップロ
ーラ25と一体のピックアップローラギヤ79に噛合し
ている。給紙モータ75の回転は、ピックアップローラ
クラッチ76のON/OFFにより制御されてピックア
ップローラ25に伝達される。
【0028】上記クロック円板45は、複数のスリット
(図示略)を有しており、このクロック円板45の近傍
には、上記スリットを検知する透過型の光センサからな
るクロックセンサ47が設けられている。
【0029】次に、ラミネート対象物20をラミネート
処理する場合の動作について説明する。
【0030】ラミネート対象物20は、給紙台21(図
1参照)に載置され挿入口22aに差し込まれて先端が
シャッタ部材26に突き当てられる。ラミネート対象物
20が、給紙センサ27により検知されると、シャッタ
ソレノイド49(図4参照)がONして、シャッタ部材
26が給紙台21上から退避する。これとともにピック
アップソレノイド50がONし、ピックアップローラ2
5を下降させて、ラミネート対象物20を一定の圧力で
加圧する。
【0031】その後、ピックアップモータ51がONし
ピックアップローラ25が回転を始める。ラミネート対
象物20は、ピックアップローラ25の回転により搬送
され、予め設定された時間が経過するとメインモータ4
2がONしてプルローラ対15が回転を始める。ラミネ
ートフィルム6a,6bは、上記プルローラ対15によ
り引っ張れら、加圧・加熱ローラ対10及びプレヒート
ローラ9a,9bが従動回転する。接着されていないラ
ミネートフィルム6a,6bは、予め余熱されているプ
レヒートローラ9a,9bにより第1の温度に加熱さ
れ、続いてプルローラ対15により常に一定の温度にコ
ントロールされた第2の温度に加熱される。
【0032】ラミネート対象物20は、ピックアップロ
ーラ25により加圧・加熱ローラ対10のニップ部に送
り込まれ、加熱された上下のラミネートフィルム6a,
6bの間に挟まれてた状態で加圧・加熱ローラ対10に
より加圧・加熱されてラミネート処理される。ピックア
ップローラ25は、予め設定された時間だけ加圧回転し
た後、ピックアップソレノイド50が作動して給紙台2
1上から退避し、さらにピックアップモータ51のOF
Fにより回転を停止する。
【0033】次に、本発明に係わるラミネートフィルム
6a,6bの切断手段(カッタユニット)17の構成及
び動作を、図5、図6に基づいて説明する。
【0034】カッタユニット17のステー84は、側板
32a,32bに取りつけられた1対のレール88a,
88bにガイドされて、図中矢印A,B方向に移動可能
になっている。カッタユニット駆動モータ80は側板3
2aに固設されていて、その出力軸に固着されたプーリ
81aとプーリ81bにはベルト82が巻回されてお
り、このベルト82には上記ステー84の一端が固定さ
れている。
【0035】カッタユニット駆動モータ80の出力軸の
他端部には、クロック円板83aが固着されており、こ
のクロック円板83aの複数のスリットを計測するクロ
ックセンサ83bにより、カッタユニット駆動モータ8
0の回転を制御する駆動モータセンサ83が構成されて
いる。カッタユニット駆動モータ80は正逆転可能であ
って、その正転時にはカッタユニット17を矢印A方向
へ、逆転時には矢印B方向へ搬送するようになってい
る。
【0036】カッタユニット17は、回転刃からなる上
刃17aと、この上刃17aが圧接していてステー84
上に沿って固定された下刃17bとからなっている。上
記上刃17aは、図6に示すようにスライド部材90に
回転自在に装着されており、このスライド部材90は、
ステー84上に沿って設けられたガイドレール91にス
ライド自在に取りつけられている。
【0037】上記ステー84の一端には、上刃17aを
駆動する上刃駆動モータ85が固着されていて、その出
力軸に固着されたプーリ86と、ステー84の他端部に
設けられたプーリ87にはワイヤ89が巻回されてい
る。上記スライド部材90は、ワイヤ89の適所に固着
されていて、上刃駆動モータ85の回転時に下刃17b
に圧接して回転しながら矢印C,D方向に移動する。こ
の移動時により、ラミネート対象物20をラミネート処
理したラミネートフィルム6a,6bを裁断する。
【0038】上記ガイドレール91上の両端部には、上
刃17aの移動を制御するマイクロスイッチ92,93
が設けられており、マイクロスイッチ92をONする位
置にスライド部材90があるとき第1のホームポジショ
ン、マイクロスイッチ93をONする位置にあるとき第
2のホームポジションとする。
【0039】連続して複数枚のラミネート対象物20を
ラミネート処理しようとする場合、図1に示す給紙セン
サ27によりラミネート対象物20の後端を検知し、ラ
ミネート処理されたラミネートフィルム6a,6bが矢
印A方向へ搬送され、一定時間後にカッタユニット17
の切断位置にきたとき、カッタユニット駆動モータ80
が正転してカッタユニット17をラミネートフィルム6
a,6bと同速度で矢印A方向へ移動させる。
【0040】これと同時に、上刃駆動モータ85が回転
して上刃17aが第1のホームポジションにあるときは
矢印D方向に移動して、下刃17bと協働してラミネー
トフィルム6a,6bを挟み込んだ状態でこれを裁断す
る。上刃17aが第2のホームポジションにきてマイク
ロスイッチ93をONしたとき、ラミネートフィルム6
a,6bの裁断が終了する。これと同時にカッタユニッ
ト17の矢印A方向の移動が停止し、さらカッタユニッ
ト駆動モータ80が逆転することによりカッタユニット
17はホームポジションHに戻って次のラミネートフィ
ルム6a,6bの裁断位置を待機する。
【0041】このようにして、カッタユニット17で後
端を裁断されたラミネートフィルム6a,6bは、排紙
ローラ対19により機外の不図示の排紙トレイ上に排出
される。
【0042】以上の一連のラミネート処理動作を繰り返
すことにより、ラミネート対象物20が次々にラミネー
ト処理されて行く。
【0043】次に、ラミネート装置の制御及び動作を図
4のブロック図により説明する。
【0044】同図において、制御動作はROM、RAM
等を内蔵した周知のワンチップマイクロコンピュータ
(以下MCOMという)60を中心に構成されており、
このMCOM60での入力ポートP0〜P4には、それ
ぞれ前述した給紙台21上のピックアップローラ25の
有無を検知する給紙センサ27、プレヒートローラ9
a,9bの表面温度を測定するサーミスタで構成された
プレヒートローラ温度センサ55、プルローラ対15の
表面温度を測定する加圧・加熱ローラ温度センサ56、
ラミネートフィルム6a,6bの芯金30a,30bを
識別してラミネートフィルム6a,6bの厚みを識別す
る芯金識別スイッチ36、メインモータ42の回転量及
びプルローラ対15の周面の移動量をカウントするクロ
ックセンサ47等の各信号が入力される。
【0045】また、出力ポートF0〜F7には、シャッ
タ部材26のON/OFF動作、ピックアップローラ2
5を退避位置からラミネート対象物20上に一定圧力に
より加圧させるピックアップソレノイド50のON/O
FF動作、ピックアップローラ25を回転させるピック
アップモータ51のON/OFF動作、ラミネートフィ
ルム6a,6bを加熱させるラミネートヒータ13a,
13bのON/OFF動作、加圧・加熱ローラ対10の
表面温度を一定に保つためのプレヒータ12a,12b
のON/OFF動作、ラミネート処理後のラミネートシ
ートを連続したラミネートフィルム6a,6bから裁断
を行なうカッタモータ52のON/OFF動作、オペレ
ータにラミネート対象物20(原稿)受付を知らせてラ
ミネート動作に入ることを知らせる原稿検知表示53等
の各出力信号が出力される。
【0046】さらに、上記MCOM60からは、図3に
示すプルローラクラッチ65、加圧ローラクラッチ7
1、給紙モータ75及びピックアップローラクラッチ7
6等に出力信号が出力される。
【0047】前記入力信号の読み込み、あるいは負荷の
ON/OFF動作及び各々の設定値へのコントロール
は、MCOM60内のROMに格納されたプログラムに
従って実行される。
【0048】なお、本実施例ではカッタユニットの移動
に要する駆動源として専用のモータを設けて、この出力
軸に設けたクロック板とクロックセンサによりカッタユ
ニット17の速度制御を行なわせたが、ラミネートフィ
ルムの搬送に用いるモータからクラッチを介して駆動を
得ることによって、ラミネートフィルムの搬送速度とカ
ッタユニットの移動速度を同一にして、カッタユニット
の速度制御を簡略化した構成でもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ラミネート処理後のラミネートフィルムを裁断する裁断
手段(カッタユニット)を、搬送されてくるラミネート
フィルムの搬送方向に移動させ、この裁断手段のラミネ
ートフィルムに対する相対速度を0とすることにより、
複数枚のラミネート対象物の連続ラミネート処理及び個
々の裁断箇所の裁断を、1枚毎の加圧・加熱によるラミ
ネート処理動作を停止することなく行なうことができ
る。これにより、連続して連続ラミネート処理されたラ
ミネート対象物を個々に切り離した状態で得ることがで
き、従来のような連続したラミネート処理動作でも、個
々のラミネートシート1枚のラミネート処理と同じだけ
の無駄長を含むということがなくなると共に、裁断の際
に生じていた時間の無駄もなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用されているラミネート
装置の縦断側面図。
【図2】ラミネートフィルムロール部の要部を示す断面
正面図。
【図3】ラミネート装置の駆動系を示す展開図。
【図4】本発明のラミネート装置を制御するブロック
図。
【図5】同じく裁断手段(カッタユニット)部の平面
図。
【図6】同じく側面図。
【図7】従来のラミネート装置の一例を示す縦断側面
図。
【符号の説明】
1 装置本体 6a,6b ラミネートフィルム 10a,10b 加圧・加熱手段(加圧・加熱ロー
ラ) 17 裁断手段(カッタユニット) 17a 上刃 17b 下刃 20 ラミネート対象物 40 駆動手段(メインモータ) 80 駆動手段(カッタユニット駆動モータ) 84 ステー 85 上刃駆動モータ 92,93 マイクロスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状のラミネート対象物を上下から
    挟着して包み込む熱反応性の1対のラミネートフィルム
    と、前記ラミネート対象物を挟着しているラミネートフ
    ィルムを加圧・加熱してラミネート処理する加圧・加熱
    手段と、ラミネート処理されて搬送されたラミネートフ
    ィルムを裁断する裁断手段と、を有するラミネート装置
    において、 前記裁断手段を、ラミネートフィルムの搬送方向にラミ
    ネートフィルムと同速度で移動させながらラミネートフ
    ィルムの裁断を行なうことを特徴とするラミネート装
    置。
JP3957091A 1991-02-08 1991-02-08 ラミネート装置 Withdrawn JPH06134860A (ja)

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