JPH05228683A - はんだ付け用加熱装置 - Google Patents

はんだ付け用加熱装置

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Publication number
JPH05228683A
JPH05228683A JP2365692A JP2365692A JPH05228683A JP H05228683 A JPH05228683 A JP H05228683A JP 2365692 A JP2365692 A JP 2365692A JP 2365692 A JP2365692 A JP 2365692A JP H05228683 A JPH05228683 A JP H05228683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
preheater
rail
substrate
work
movable rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2365692A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsaku Kuranari
慎作 鞍成
Masaharu Muto
正治 武藤
Takeo Hasegawa
武男 長谷川
Koji Saito
浩司 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamura Corp filed Critical Tamura Corp
Priority to JP2365692A priority Critical patent/JPH05228683A/ja
Publication of JPH05228683A publication Critical patent/JPH05228683A/ja
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  • Molten Solder (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動はんだ付けラインのはんだ付け用加熱装
置において、加熱される基板の温度分布の均一性、小形
基板に対する加熱効率の向上等を図る。 【構成】 両側の搬送爪21により基板Wの両側部を把持
して搬送しながら、基板Wをプリヒータ13により加熱す
る。大型基板を搬送する場合から小型基板を搬送する場
合へ変更するときは、レール移動スクリュー34を回転す
る。これにより、雌ねじ部材33とともに可動レール12が
水平移動する。同時に、スプロケット52,チェン54およ
びスプロケット53によりプリヒータ移動スクリュー46が
回転して台車42の雌ねじ部材44が移動し、プリヒータ13
も同方向へ水平移動する。その際に、スプロケット52,
53の歯数比により、可動レール12の移動量の半分だけプ
リヒータ13が同方向へ移動する。これにより、基板Wの
中心とプリヒータ13の中心とが常に一致し、プリヒータ
13の高温部を基板Wの加熱に有効に利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動はんだ付けライン
にてワークを予加熱するはんだ付け用加熱装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動はんだ付けラインにてワーク(基
板)を予加熱するはんだ付け用加熱装置は、ワークの両
側部を搬送爪により把持して搬送しながら、ワークをプ
リヒータにより予加熱するものであり、図3に示される
ように、一側の搬送爪を定位置で案内する固定レール11
に対し、他側の搬送爪をワーク幅に応じた位置で案内す
る可動レール12が平行に設けられ、この可動レール12が
ワーク幅の変更に対応してレール間隔調整方向に移動さ
れる。なお、プリヒータ13で予加熱されたワークは、噴
流式はんだ槽14のノズル15から噴流される溶融はんだに
よってはんだ付けされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図3にて可動レール12
が実線で示された位置にあるときは、両側のレール11,
12間の中心とプリヒータ13の中心とが一致しているが、
ワーク幅に応じて可動レール12が2点鎖線で示される位
置に調整されると、両側のレール11,12間の中心と、固
定設置されたプリヒータ13の中心とが一致しなくなる。
そして、図4に示されるように、プリヒータ13のワーク
加熱領域はAからBへと変化する。
【0004】前記加熱領域Bでは、一側に高温部13a が
位置するとともに他側に低温部13bが位置するので、加
熱されたワークの温度分布が均一とならない。また、ワ
ーク幅が小さくなる程、高温部13a が狭くなり低温部13
b の比率が高くなるので、小形ワークへの加熱効率が低
下するとともに、そのワーク温度を赤外線放射温度計等
により測定してプリヒータへの通電を制御するので、高
温部13a を効率良く利用できれば供給する必要のない過
剰電力をプリヒータへ供給しなければならず、消費電力
が大きくなる問題がある。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、ワークの両側部を搬送爪により把持して搬送しな
がらワークをプリヒータにより予加熱するはんだ付け用
加熱装置において、ワーク温度分布の均一性、小形ワー
ク加熱効率の向上、消費電力の節約を図ることを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワークの両側
部を搬送爪により把持して搬送しながら、ワークをプリ
ヒータにより予加熱するはんだ付け用加熱装置におい
て、一側の搬送爪を定位置で案内する固定レールに対
し、他側の搬送爪をワーク幅に応じた位置で案内する可
動レールをレール間隔調整方向に移動するレール移動機
構と、前記プリヒータをレール間隔調整方向に移動する
プリヒータ移動機構と、前記レール移動機構および前記
プリヒータ移動機構を連動して可動レールの移動量の半
分だけプリヒータを同方向へ移動する連動機構とにより
構成されたはんだ付け用加熱装置である。
【0007】
【作用】本発明は、レール移動機構によりワーク幅に応
じて可動レールを移動すると、連動機構によりプリヒー
タ移動機構が作動して、可動レールの移動量の半分だけ
プリヒータが同方向へ移動する。これにより、ワークの
中心とプリヒータの中心とが常に一致し、プリヒータの
高温部をワークの加熱に有効に利用できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図1および図2に示される実
施例を参照して詳細に説明する。
【0009】図1には、ワーク(プリント配線基板)W
の両側部を搬送爪21により把持して搬送しながら、この
ワークWをプリヒータ13により予加熱するはんだ付け用
加熱装置が示されている。
【0010】左側の搬送爪21を案内する固定レール11は
定位置に設けられている。この固定レール11に対し、右
側の搬送爪21を案内する可動レール12がワーク幅に応じ
た位置に設けられている。前記搬送爪21は、固定レール
11および可動レール12に沿って摺動される両側のエンド
レスチェン22にそれぞれ所定ピッチで取付けられてい
る。
【0011】前記可動レール12をレール間隔調整方向に
移動するレール移動機構31として、可動レール12上に取
付板32を介して雌ねじ部材33が取付けられ、この雌ねじ
部材33にレール移動スクリュー34が螺合され、さらにこ
のスクリュー34の先端は固定レール11上に取付けられた
軸受35により回転自在に保持されている。
【0012】また、前記プリヒータ13をレール間隔調整
方向に移動するプリヒータ移動機構41として、プリヒー
タ13を支持した台車42がガイドレール43上に移動自在に
設けられ、この台車42から下側に雌ねじ部材44が突設さ
れ、この雌ねじ部材44に一対の軸受45により回転自在に
保持されたプリヒータ移動スクリュー46が螺合されてい
る。
【0013】さらに、前記レール移動機構31および前記
プリヒータ移動機構41を連動して可動レール12の移動量
の半分だけプリヒータ13を同方向へ移動する連動機構51
として、前記レール移動スクリュー34の端部と前記プリ
ヒータ移動スクリュー46の端部とにスプロケット52,53
が一体に設けられ、この両スプロケットの間にエンドレ
スチェン54が巻掛けられている。スプロケット52には、
これを回転するためのハンドル55が設けられている。
【0014】両スクリュー34,46のピッチが同一の場合
は、レール移動側スプロケット52の歯数に対しプリヒー
タ移動側スプロケット53の歯数を1:2の割合に設定す
る。なお、両スプロケット52,53の歯数が同一の場合
は、レール移動スクリュー34のピッチに対しプリヒータ
移動スクリュー46のピッチを2:1の割合に設定しても
良い。
【0015】次に、この実施例の作用を説明すると、レ
ール移動スクリュー34を回転することにより、これと螺
合する雌ねじ部材33と一体の可動レール12をワーク幅に
応じて水平移動すると、連動機構51によりプリヒータ移
動スクリュー46が回転して、これと螺合する雌ねじ部材
44と一体の台車42を介してプリヒータ13も水平移動す
る。
【0016】その際に、前記スプロケット52,53の歯数
比またはスクリュー34,46のピッチ比により、図2
(A)の大型ワークを搬送する場合から図2(B)の小
型ワークを搬送する場合へのワーク幅変更で示されるよ
うに、可動レール12の移動量Lの半分(L/2)だけプ
リヒータ13が同方向へ移動する。これにより、ワークW
の中心とプリヒータ13の中心とが常に一致し、プリヒー
タ13の高温部をワークWの加熱に有効に利用できる。
【0017】なお、レール移動機構31は、レール11,12
の両端部に同一のものをそれぞれ設けるので、両端部の
スクリュー34を連動する機構も必要であるが、その機構
は良く知られているので説明を省略する。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、レール移動機構および
プリヒータ移動機構を連動して可動レールの移動量の半
分だけプリヒータを同方向へ移動するようにしたから、
ワーク幅に応じて可動レールを移動しても、常にプリヒ
ータの中心部をワークの中心部と一致させることがで
き、加熱されたワークの温度分布が左右不均一となるお
それを防止できる。特に、小形ワークを搬送する場合、
プリヒータの中心高温部を有効に使用してその小形ワー
クを加熱できるから、小形ワークに対する加熱効率の低
下を防止できるとともに、消費電力の過剰供給も防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のはんだ付け用加熱装置の一実施例を示
す正面図である。
【図2】同上加熱装置の作用を示す説明図である。
【図3】従来のプリヒータとワーク搬送レールとの関係
を示す平面図である。
【図4】従来のプリヒータにおける加熱領域の変化を示
す平面図である。
【符号の説明】
W ワーク 11 固定レール 12 可動レール 13 プリヒータ 21 搬送爪 31 レール移動機構 41 プリヒータ移動機構 51 連動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 浩司 埼玉県狭山市上広瀬東久保591番地の11 株式会社タムラ製作所機工工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの両側部を搬送爪により把持して
    搬送しながら、ワークをプリヒータにより予加熱するは
    んだ付け用加熱装置において、 一側の搬送爪を定位置で案内する固定レールに対し、他
    側の搬送爪をワーク幅に応じた位置で案内する可動レー
    ルをレール間隔調整方向に移動するレール移動機構と、 前記プリヒータをレール間隔調整方向に移動するプリヒ
    ータ移動機構と、 前記レール移動機構および前記プリヒータ移動機構を連
    動して可動レールの移動量の半分だけプリヒータを同方
    向へ移動する連動機構とを具備したことを特徴とするは
    んだ付け用加熱装置。
JP2365692A 1992-02-10 1992-02-10 はんだ付け用加熱装置 Pending JPH05228683A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104475996A (zh) * 2014-11-14 2015-04-01 宋贝贝 一种液压缸缸体焊缝焊接装置
CN114603227A (zh) * 2022-03-23 2022-06-10 美的集团股份有限公司 波峰焊设备及其控制方法和控制装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104475996A (zh) * 2014-11-14 2015-04-01 宋贝贝 一种液压缸缸体焊缝焊接装置
CN114603227A (zh) * 2022-03-23 2022-06-10 美的集团股份有限公司 波峰焊设备及其控制方法和控制装置
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