JPH05228563A - ケースの製造方法 - Google Patents
ケースの製造方法Info
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- JPH05228563A JPH05228563A JP4047943A JP4794392A JPH05228563A JP H05228563 A JPH05228563 A JP H05228563A JP 4047943 A JP4047943 A JP 4047943A JP 4794392 A JP4794392 A JP 4794392A JP H05228563 A JPH05228563 A JP H05228563A
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- JP
- Japan
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- case
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- punch
- manufacturing
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 16
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims abstract description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 13
- 238000009966 trimming Methods 0.000 description 20
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 4
- 230000000740 bleeding effect Effects 0.000 description 3
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
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- Punching Or Piercing (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】有底筒状ケースの開口部側の縁部に生ずるナイ
フエッジ形状や、曲率半径の増加を押さえ、かつ、ケー
スの高さを均一にすることができ、様々な形状のケース
に適用可能なケースの製造方法を提供する。 【構成】ケースの外径より径の大きい段付き部を有する
絞りパンチを用いて、少なくとも次のa、bの工程を有
する。 a 絞りダイ1と段部6とでケース4の縁部13を成形
加工する工程。 b 縁部13を切断する工程。
フエッジ形状や、曲率半径の増加を押さえ、かつ、ケー
スの高さを均一にすることができ、様々な形状のケース
に適用可能なケースの製造方法を提供する。 【構成】ケースの外径より径の大きい段付き部を有する
絞りパンチを用いて、少なくとも次のa、bの工程を有
する。 a 絞りダイ1と段部6とでケース4の縁部13を成形
加工する工程。 b 縁部13を切断する工程。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばモータなどに利
用可能な、ケースの製造方法に関する。
用可能な、ケースの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】モータ等に利用可能な有底筒状のケース
を形成する場合、開放端を必要な寸法に仕上げるため、
縁部を切り落す必要がある。ケースの縁部を切り落す方
法として、次に示すような方法が知られている。
を形成する場合、開放端を必要な寸法に仕上げるため、
縁部を切り落す必要がある。ケースの縁部を切り落す方
法として、次に示すような方法が知られている。
【0003】フランジトリミング 図6、図7に示すように、ダイに板状のケース材料を取
付け、絞りパンチを押し当てて絞り加工をし、ケース2
1を形成する。その後、ケース21の開放端側外周部の
不要なフランジ22を切り落す。 ピンチトリミング 図8、図9に示すように、径の大きさが部分的に異なる
円柱状の絞りパンチ27を、ダイ26に取付けられた絞
り加工前の板状のケース材料に押し当て、絞り加工によ
ってケース21を形成し、絞り加工によって生じたケー
ス21の開放端側のフランジ22を絞りパンチ27の段
部28で切断する。 ワイプダウントリミング 図10の(a)に示すように、一度フランジトリミング
加工してケース21のフランジ22の部分の面積を小さ
くした後、図10の(b)に示すように再度絞り加工を
行い、ケース21の開放端側に残っていたフランジの一
部22aをなくす。 シミートリミング 図12に示すように、開放端部にフランジ22が形成さ
れているケース21をダイ26に取付け、ケース21の
上記開放端部を、前後左右に移動するカム29を用いて
切り落す。
付け、絞りパンチを押し当てて絞り加工をし、ケース2
1を形成する。その後、ケース21の開放端側外周部の
不要なフランジ22を切り落す。 ピンチトリミング 図8、図9に示すように、径の大きさが部分的に異なる
円柱状の絞りパンチ27を、ダイ26に取付けられた絞
り加工前の板状のケース材料に押し当て、絞り加工によ
ってケース21を形成し、絞り加工によって生じたケー
ス21の開放端側のフランジ22を絞りパンチ27の段
部28で切断する。 ワイプダウントリミング 図10の(a)に示すように、一度フランジトリミング
加工してケース21のフランジ22の部分の面積を小さ
くした後、図10の(b)に示すように再度絞り加工を
行い、ケース21の開放端側に残っていたフランジの一
部22aをなくす。 シミートリミング 図12に示すように、開放端部にフランジ22が形成さ
れているケース21をダイ26に取付け、ケース21の
上記開放端部を、前後左右に移動するカム29を用いて
切り落す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術として示し
た上記各ケースの製造方法は、それぞれ以下の様な問題
点を有している。まず、フランジトリミングによってケ
ースを形成した場合、図7に示すようにフランジ22を
切り落した後のケース21の開口端部23の内周縁部2
3aが曲率半径Rの大きい曲面になり、縁部先端25は
ナイフエッジ状になってしまう。開口端部23の、内周
縁部23aの曲率半径Rが大きいと、開口部に蓋等の別
の部材を取付けるときの支障となる。縁部先端25がナ
イフエッジ状だとバリが生じ易く、また、手作業の際に
ケガをしやすい。またフランジ22を切り落す際、曲率
半径が大きい事によって、トリミングパンチとケース縁
部との間に間隙があるため、変形を生ずる。
た上記各ケースの製造方法は、それぞれ以下の様な問題
点を有している。まず、フランジトリミングによってケ
ースを形成した場合、図7に示すようにフランジ22を
切り落した後のケース21の開口端部23の内周縁部2
3aが曲率半径Rの大きい曲面になり、縁部先端25は
ナイフエッジ状になってしまう。開口端部23の、内周
縁部23aの曲率半径Rが大きいと、開口部に蓋等の別
の部材を取付けるときの支障となる。縁部先端25がナ
イフエッジ状だとバリが生じ易く、また、手作業の際に
ケガをしやすい。またフランジ22を切り落す際、曲率
半径が大きい事によって、トリミングパンチとケース縁
部との間に間隙があるため、変形を生ずる。
【0005】次に、ピンチトリミングによってケースを
形成した場合は、図9に示すように、ケース21の縁部
23の内周縁部23aの曲率半径Rが大きくなる。ま
た、フランジ22を引きちぎるため、ケース21の縁部
23の外側に縦バリが生じてしまう。また、ケース21
の縁部先端25は、ナイフエッジ状の形状になってしま
う。
形成した場合は、図9に示すように、ケース21の縁部
23の内周縁部23aの曲率半径Rが大きくなる。ま
た、フランジ22を引きちぎるため、ケース21の縁部
23の外側に縦バリが生じてしまう。また、ケース21
の縁部先端25は、ナイフエッジ状の形状になってしま
う。
【0006】ワイプダウンの場合は、図11に示すよう
にケース21を絞りながら成形するだけなので、複数の
ケース21を形成すると、高さのバラツキが多く生じて
しまい、安定した高さのケース21を作ることができな
い。
にケース21を絞りながら成形するだけなので、複数の
ケース21を形成すると、高さのバラツキが多く生じて
しまい、安定した高さのケース21を作ることができな
い。
【0007】シミートリミングの場合は、フランジ22
を切断するとき、ケース21の横から加工の力が加わる
ため、ケース21本体に歪みが生じ、ケース21の真円
度が悪くなってしまう。また、径が小さなケースや、高
さの低いケースの形成に不向きである。
を切断するとき、ケース21の横から加工の力が加わる
ため、ケース21本体に歪みが生じ、ケース21の真円
度が悪くなってしまう。また、径が小さなケースや、高
さの低いケースの形成に不向きである。
【0008】本発明は以上のような問題点を解決するた
めになされたもので、モータケースの開口部側の縁部に
生ずるナイフエッジ形状や、曲率半径の増加を押さえ、
板厚と略同等の幅の平面をケース開口端面に有し、なお
かつ、ケース高さを精度よく均一にすることができ、様
々な形状のケースに適用可能なケースの製造方法を提供
することを目的とする。
めになされたもので、モータケースの開口部側の縁部に
生ずるナイフエッジ形状や、曲率半径の増加を押さえ、
板厚と略同等の幅の平面をケース開口端面に有し、なお
かつ、ケース高さを精度よく均一にすることができ、様
々な形状のケースに適用可能なケースの製造方法を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、絞りダイに設けた挿入孔に絞りパンチの挿
入ピンを挿入する有底筒状のケースの製造方法であっ
て、上記ケースの外径より径の大きい段部を有する絞り
パンチを用いて、少なくとも次のa、bの工程を有する
ことを特徴とする、 a 上記絞りダイと上記段部とで上記ケースの縁部を成
形加工する工程、 b 上記縁部を切断する工程。
に本発明は、絞りダイに設けた挿入孔に絞りパンチの挿
入ピンを挿入する有底筒状のケースの製造方法であっ
て、上記ケースの外径より径の大きい段部を有する絞り
パンチを用いて、少なくとも次のa、bの工程を有する
ことを特徴とする、 a 上記絞りダイと上記段部とで上記ケースの縁部を成
形加工する工程、 b 上記縁部を切断する工程。
【0010】
【作用】ケースの製造工程において、段部を有する絞り
パンチで絞り加工した後、絞りダイの挿入孔の径と同程
度の径を有するトリミングパンチでフランジを切断すれ
ば、ケース縁部の曲率半径の増加やナイフエッジ状に形
成されるのを押さえることができ、均一な高さのケース
を製造することが可能となる。
パンチで絞り加工した後、絞りダイの挿入孔の径と同程
度の径を有するトリミングパンチでフランジを切断すれ
ば、ケース縁部の曲率半径の増加やナイフエッジ状に形
成されるのを押さえることができ、均一な高さのケース
を製造することが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明にかかるケースの製造方法の実
施例について図面を参照しながら説明する。図1及び図
2は、ケースの製造工程の第1工程で、絞り加工工程を
示している。この工程では、板状のケース材料を絞りダ
イ1の下部に配置し、絞りパンチ2の絞りピン12を押
し当てて絞り加工をし、絞りダイ1の挿入孔3内にケー
ス4を形成する。絞りパンチ2は、径の大きさが部分的
に異なる段付き円柱形状で、小径部分が絞りピン12と
なっており、この絞りピン12と大径部14の境に平坦
な段部6を有している。絞りパンチ2の先端の絞りピン
12は、絞りダイ1の挿入孔3の径よりやや小さく、大
径部14の径は挿入孔3の径よりも大きくなるように形
成されている。絞りパンチ2を絞りダイ1の方向へ動か
すと、最初に先端の絞りピン12がケース材料に当り、
ケース材料がダイ3の内周形状と絞りピン12の外周形
状に沿って絞り加工され、ケース4の形状が形成され
る。この段階では、ケース4の開口端縁部にフランジ5
が付いている。
施例について図面を参照しながら説明する。図1及び図
2は、ケースの製造工程の第1工程で、絞り加工工程を
示している。この工程では、板状のケース材料を絞りダ
イ1の下部に配置し、絞りパンチ2の絞りピン12を押
し当てて絞り加工をし、絞りダイ1の挿入孔3内にケー
ス4を形成する。絞りパンチ2は、径の大きさが部分的
に異なる段付き円柱形状で、小径部分が絞りピン12と
なっており、この絞りピン12と大径部14の境に平坦
な段部6を有している。絞りパンチ2の先端の絞りピン
12は、絞りダイ1の挿入孔3の径よりやや小さく、大
径部14の径は挿入孔3の径よりも大きくなるように形
成されている。絞りパンチ2を絞りダイ1の方向へ動か
すと、最初に先端の絞りピン12がケース材料に当り、
ケース材料がダイ3の内周形状と絞りピン12の外周形
状に沿って絞り加工され、ケース4の形状が形成され
る。この段階では、ケース4の開口端縁部にフランジ5
が付いている。
【0012】更に、絞りピン12を押しつけると、図2
に示すように、段部6がケース4の開口部付近の曲部1
1に当り、更に力を加えつづけることによって、フラン
ジ5の曲部11が段部6に押し潰される。押し潰された
分の肉は、絞りピン12を押しつけた際に、肉の量が不
足していたケース4の内側の曲部11の方に向かって、
すなわち絞りパンチ2の絞りピン12と大径部14との
境界の角隅部に向かって移動し肉量の不足分を補う。従
って、曲部11の曲率半径Rはそれほど大きくならな
い。
に示すように、段部6がケース4の開口部付近の曲部1
1に当り、更に力を加えつづけることによって、フラン
ジ5の曲部11が段部6に押し潰される。押し潰された
分の肉は、絞りピン12を押しつけた際に、肉の量が不
足していたケース4の内側の曲部11の方に向かって、
すなわち絞りパンチ2の絞りピン12と大径部14との
境界の角隅部に向かって移動し肉量の不足分を補う。従
って、曲部11の曲率半径Rはそれほど大きくならな
い。
【0013】なお、段部6による押し潰しの際、段部6
に残っているエアを外部に抜いてやらないと、肉をケー
ス4内側の曲部11へ円滑に移動させることは難しい。
そこで、絞りパンチ2には、絞りピン12と大径部14
との境目の角隅部にエア抜き用孔7を設けている。図5
は、絞り加工工程に用いられる絞りパンチ2と、絞りパ
ンチ2に設けられたエア抜き用孔7の経路を示してい
る。エア抜き用孔7は、絞りピン12と大径部14との
境目の角隅部から絞りパンチ2内を通って絞りパンチ2
の下端で外気に連通している。
に残っているエアを外部に抜いてやらないと、肉をケー
ス4内側の曲部11へ円滑に移動させることは難しい。
そこで、絞りパンチ2には、絞りピン12と大径部14
との境目の角隅部にエア抜き用孔7を設けている。図5
は、絞り加工工程に用いられる絞りパンチ2と、絞りパ
ンチ2に設けられたエア抜き用孔7の経路を示してい
る。エア抜き用孔7は、絞りピン12と大径部14との
境目の角隅部から絞りパンチ2内を通って絞りパンチ2
の下端で外気に連通している。
【0014】一方、図3に示す第2の工程は、トリミン
グパンチ8によってフランジ5を切断する工程である。
絞り加工が完了したケース4を、トリミングパンチ8の
小径部1bにセットし、トリミング用ダイ1’の挿入孔
3’に挿入する。トリミングパンチ8は、ケース4の内
径よりやや小さい径の小径部16と、ダイ1’の挿入孔
3’よりやや小さい径の大径部17と、これら小径部1
6と大径部17との境目に段部18を有してなる。上記
大径部17の径は、上記挿入孔3’の径よりやや小さい
径であり、トリミングパンチ8の小径部16をケース4
の内径部に挿入し、かつ、上記段部18をケース4のフ
ランジ5に押しつけることによって、ケース4から不要
なフランジ5を切り落すことができる。このような方法
を用いてフランジ5を切断すると、ケース4上のフラン
ジ切り落し部10はナイフエッジ状にならず、図4に示
すように開口端面対してほぼ直角な形状となる。
グパンチ8によってフランジ5を切断する工程である。
絞り加工が完了したケース4を、トリミングパンチ8の
小径部1bにセットし、トリミング用ダイ1’の挿入孔
3’に挿入する。トリミングパンチ8は、ケース4の内
径よりやや小さい径の小径部16と、ダイ1’の挿入孔
3’よりやや小さい径の大径部17と、これら小径部1
6と大径部17との境目に段部18を有してなる。上記
大径部17の径は、上記挿入孔3’の径よりやや小さい
径であり、トリミングパンチ8の小径部16をケース4
の内径部に挿入し、かつ、上記段部18をケース4のフ
ランジ5に押しつけることによって、ケース4から不要
なフランジ5を切り落すことができる。このような方法
を用いてフランジ5を切断すると、ケース4上のフラン
ジ切り落し部10はナイフエッジ状にならず、図4に示
すように開口端面対してほぼ直角な形状となる。
【0015】以上のような、第1の絞り加工工程、第2
のトリミング工程を経ることによって、次のような特徴
を有するケース4が製造可能となる。 ・ケース4の開口端縁部の曲部11の曲率半径Rが小さ
い。 ・ケース4の開口端縁部のフランジ切り落し部10が開
口端面に対してほぼ直角。 ・不要部をカットする方式であるため、ケースの高さが
正確にだせる。 ・横バリが発生しない。 ・加工時、横からの圧力が加わらないためケースの変形
がなく、真円度の高いケースを得ることができる。ケー
ス4の開口端面が、板厚とほぼ同等の平面となる。
のトリミング工程を経ることによって、次のような特徴
を有するケース4が製造可能となる。 ・ケース4の開口端縁部の曲部11の曲率半径Rが小さ
い。 ・ケース4の開口端縁部のフランジ切り落し部10が開
口端面に対してほぼ直角。 ・不要部をカットする方式であるため、ケースの高さが
正確にだせる。 ・横バリが発生しない。 ・加工時、横からの圧力が加わらないためケースの変形
がなく、真円度の高いケースを得ることができる。ケー
ス4の開口端面が、板厚とほぼ同等の平面となる。
【0016】以上説明したような製造方法は、モータ用
ケースに限らず、径が小さく、絞りが小さいケース、そ
の他各種ケースの製造方法として適用可能である。
ケースに限らず、径が小さく、絞りが小さいケース、そ
の他各種ケースの製造方法として適用可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、ケースの外形より径の
大きい段部を有する絞りパンチを用いて、絞りダイと上
記段部とでケース縁部を成形加工する工程、上記縁部を
切断する工程を経ることによって、以下のような効果を
奏することができる。 ・ケース開口部付近の縁部の形状がほぼ直角で、曲率半
径が小さく、板厚とほぼ同等の平面を開口端面に有し、
バリが少ないケースを製造することができる。 ・ケースの高さを正確にだせるため、バラツキのないケ
ースが製造することができる。 ・真円度の高いケースを製造することができる。
大きい段部を有する絞りパンチを用いて、絞りダイと上
記段部とでケース縁部を成形加工する工程、上記縁部を
切断する工程を経ることによって、以下のような効果を
奏することができる。 ・ケース開口部付近の縁部の形状がほぼ直角で、曲率半
径が小さく、板厚とほぼ同等の平面を開口端面に有し、
バリが少ないケースを製造することができる。 ・ケースの高さを正確にだせるため、バラツキのないケ
ースが製造することができる。 ・真円度の高いケースを製造することができる。
【図1】本発明にかかるケースの製造方法の第1工程の
実施例を示す断面図。
実施例を示す断面図。
【図2】同上実施例の要部を拡大して示す断面図。
【図3】本発明にかかるケースの製造方法の第2工程の
実施例を示す断面図。
実施例を示す断面図。
【図4】本発明にかかる製造方法によって製造されたケ
ースの要部を拡大して示す断面図。
ースの要部を拡大して示す断面図。
【図5】本発明にかかるケース製造方法に用いる絞りパ
ンチに設けられるエア抜き用孔の経路の例を示す断面
図。
ンチに設けられるエア抜き用孔の経路の例を示す断面
図。
【図6】従来のケース製造方法としてフランジトリミン
グの例を示す断面図。
グの例を示す断面図。
【図7】同上要部を拡大して示す断面図。
【図8】従来のケース製造方法としてピンチトリミング
の例を示す断面図。
の例を示す断面図。
【図9】同上要部を拡大して示す断面図。
【図10】従来のケース製造方法としてワイプダウント
リミングの例を示す断面図。
リミングの例を示す断面図。
【図11】同上要部を拡大して示す断面図。
【図12】従来のケース製造方法としてシミートリミン
グの例を示す断面図。
グの例を示す断面図。
1 絞りダイ 2 絞りパンチ 3 挿入孔 4 ケース 6 段部 12 挿入ピン 13 縁部
Claims (1)
- 【請求項1】 絞りダイに設けた挿入孔に絞りパンチの
挿入ピンを挿入する有底筒状のケースの製造方法であっ
て、上記ケースの外径より径の大きい段部を有する絞り
パンチを用いて、少なくとも次のa、bの工程を有する
ことを特徴とするケースの製造方法、 a 上記絞りダイと上記段部とで上記ケースの縁部を成
形加工する工程、 b 上記縁部を切断する工程。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4047943A JPH05228563A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | ケースの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4047943A JPH05228563A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | ケースの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05228563A true JPH05228563A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12789451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4047943A Pending JPH05228563A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | ケースの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05228563A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102350458A (zh) * | 2011-08-26 | 2012-02-15 | 西继迅达(许昌)电梯有限公司 | 一种制作电梯壁挂式外呼的方法及系统 |
JP2013514185A (ja) * | 2009-12-17 | 2013-04-25 | ティッセンクルップ スチール ヨーロッパ アクチェンゲゼルシャフト | 半殻部品を製造するための方法及び装置 |
JPWO2022039167A1 (ja) * | 2020-08-17 | 2022-02-24 | ||
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CN115041622A (zh) * | 2022-06-23 | 2022-09-13 | 联德精密材料(中国)股份有限公司 | 气体控制盘的冷镦生产工艺 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60187007A (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-24 | Hitachi Ltd | 超電導核磁気共鳴装置 |
-
1992
- 1992-02-04 JP JP4047943A patent/JPH05228563A/ja active Pending
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TWI807393B (zh) * | 2020-08-17 | 2023-07-01 | 日商日本製鐵股份有限公司 | 加工品及加工品製造方法 |
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