JPH05228100A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

Info

Publication number
JPH05228100A
JPH05228100A JP3080513A JP8051391A JPH05228100A JP H05228100 A JPH05228100 A JP H05228100A JP 3080513 A JP3080513 A JP 3080513A JP 8051391 A JP8051391 A JP 8051391A JP H05228100 A JPH05228100 A JP H05228100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
engaging
fixed
cam
operation knob
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3080513A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Ito
秀雄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP3080513A priority Critical patent/JPH05228100A/ja
Publication of JPH05228100A publication Critical patent/JPH05228100A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、操作部の軽量化を図り、機能を落と
さず、使い勝手の向上を図ることを最も主要な特徴とす
る。 【構成】固定軸12側に湾曲操作ノブ40側の係合部3
7aに対して係脱可能に支持され、常時は係合部37a
との係合解除位置で保持された可動ロック部Rを設け、
かつブレ−キ操作用の操作レバ−45cの操作にともな
い固定軸12の回りに回動する回動部材45にこの回動
部材45の回動動作にともない可動ロック部Rを係合部
37aとの係合解除位置から係合部37aとの係合位置
まで弾性的に移動操作する押圧部45aを設けたことを
特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は挿入部の先端に設けら
れた湾曲機構を湾曲操作する湾曲操作部およびそのブレ
−キ機構を備えた内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、挿入部の先端に湾曲機構が設け
られ、手元側の操作部に設けられた湾曲操作部材によっ
てこの湾曲機構を遠隔的に湾曲操作する構成の内視鏡が
知られている。この種の内視鏡では例えば実開昭62−
130601号公報に示されているように固定軸に対し
て湾曲操作ノブ(湾曲操作部材)が回転自在に支持され
ているとともに、この湾曲操作ノブの回転を制動するブ
レ−キ機構が設けられている。
【0003】このブレーキ機構には固定軸側に板ばね状
のブレ−キ用ばね部材の一端が固定されている。このば
ね部材の他端はそのばね力によって湾曲操作ノブ側の係
合部に係合解除可能に係合された状態で保持されてい
る。
【0004】また、ブレ−キ機構の操作レバ−側にはば
ね部材をそのばね力に抗して湾曲操作ノブ側の係合部と
の係合解除方向に押圧するピンが設けられている。そし
て、この操作レバ−の操作にともない固定軸側のばね部
材が湾曲操作ノブ側の係合部との係合位置から係合解除
位置まで移動操作されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成の内視鏡
では湾曲操作ノブが回転可能な状態で保持されている場
合にはブレ−キ機構の操作レバ−側のピンが常時ばね部
材からばね力を受けているので、この操作レバ−、ピ
ン、ばね部材および湾曲操作ノブ側の係合部等の部品は
比較的強度が高い金属材料を使用する必要があった。そ
のため、操作部の重量が大きくなるので、内視鏡の操作
がしにくくなり、使いにくいものとなっていた。
【0006】また、ブレ−キ機構の操作レバ−側のピン
とばね部材との接合面等は金属面同志が接合されている
ので、その金属面の表面状態により、くいついて動かな
くなったり、錆び付きによる摩擦抵抗の増加が生じるお
それもあった。
【0007】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、操作部の軽量化を図ることができ、機能を落とさ
ず、使用しやすい内視鏡を提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は操作部本体内
の固定部に基端部が固定された固定軸に前記操作部本体
の外部に配設された湾曲操作部材が回転自在に装着さ
れ、この湾曲操作部材の回転操作にともない挿入部の湾
曲機構が湾曲操作されるとともに、前記湾曲操作部材の
回転を制動するブレ−キ機構が設けられた内視鏡におい
て、前記固定部側に前記湾曲操作部材側の係合部に対し
て係脱可能に支持され、常時は前記係合部との係合解除
位置で保持された可撓性の可動ロック部を設け、かつ前
記ブレ−キ機構のブレ−キ操作用の操作レバ−の操作に
ともない前記固定軸の回りに回動する回動部材にこの回
動部材の回動動作にともない前記可動ロック部を前記係
合部との係合解除位置から前記係合部との係合位置まで
弾性的に移動操作するロック操作部を設けたものであ
る。
【0009】
【作用】上記の構成において、ブレ−キ機構の制動解除
時には可動ロック部が非変形状態で保持され、この状態
で可動ロック部が湾曲操作部材側の係合部との係合解除
位置で保持される。そして、ブレ−キ機構の制動操作用
の操作レバ−の操作による回動部材の回動動作にともな
い可動ロック部を変形させ、このロック操作部の変形動
作によって可動ロック部を係合部との係合解除位置から
係合部との係合位置まで弾性的に移動操作することによ
り、湾曲操作部材の回転を制動させるようにしたもので
ある。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図2中、1は内視鏡である。この内視鏡1は操
作部2、挿入部3およびライトガイドケーブル4とから
なっている。
【0011】挿入部3は可撓管5の先端に湾曲管(湾曲
機構)6を介して先端構成部7を連結してなる。また、
操作部2には後述する湾曲操作装置8が設けられてい
る。この湾曲操作装置8の湾曲操作部8aは操作部2の
外部に出ている。そして、この湾曲操作装置8の湾曲操
作部8aを術者が外部から操作することにより、挿入部
3の湾曲管6を遠隔的に湾曲させ、先端構成部7の向き
を上下左右方向に変更できるようになっている。
【0012】また、図1は湾曲操作装置8の概略構成を
示すものである。図1中で、10は操作部2のケーシン
グ本体(操作部本体)である。このケーシング本体10
は電気絶縁材料、たとえばプラスチック製であり、この
内部にはこのケーシング本体10に固定された基板11
が配設されている。
【0013】この基板11には固定軸12がその一端に
形成された鍔13を介して固定されている。この固定軸
12の他端側はケーシング本体10に穿設された透孔1
4から外部に突出している。
【0014】また、固定軸12には内スリ−ブ15と外
スリ−ブ16とが回転自在に順次外嵌されている。内ス
リ−ブ15の一端には第1のスプロケット17が一体的
に設けられ、外スリ−ブ16の一端には第2のスプロケ
ット18が一体的に設けられている。これら各スプロケ
ット17,18には両端にワイヤが連結されたチェーン
(ともに図示せず)が歯合している。上記4本のワイヤ
は湾曲管6を形成するコマ(図示せず)に周方向に90
°間隔で連結されている。したがって、第1のスプロケ
ット17が回転すると湾曲管6が例えば上下に湾曲さ
れ、第2のスプロケット18が回転すると左右に湾曲さ
れるようになっている。
【0015】また、本体10の透孔14には軸受筒体2
0がOリング21を介して気密に被嵌して固定されてい
る。そして、この軸受筒体20には外スリ−ブ16が回
転自在に支持されている。なお、軸受筒体20の一端は
基板11を覆うカバー22に固定されている。
【0016】一方、内スリ−ブ15は外スリ−ブ16よ
りも長尺に形成され、これらの他端にはそれぞれ鍔15
a,16aが設けられている。外スリ−ブ16の鍔16
aには略キャップ状の第1の受け体26がその開口面を
本体10側に向けた状態で固定されている。この場合、
第1の受け体26の内部には収容室25が形成されてい
る。さらに、この第1の受け体26の閉塞面には中央部
に内スリ−ブ15の貫通口が形成されている。この貫通
口の周縁部位には本体10側に向けて屈曲された屈曲部
が形成されており、この屈曲部と内スリ−ブ15との間
にはOリング23が介挿されている。
【0017】また、第1の受け体26の収容室25内に
は摩擦板27が軸受筒体20にOリング28を介して回
転自在に支持された状態で収容されている。この摩擦板
27の上面には外スリ−ブ16の鍔16aに摩擦接触さ
れる摩擦面27aが形成されている。さらに、この摩擦
板27の外周面には環状のOリング装着溝27bが形成
されている。そして、このOリング装着溝27b内にO
リング29が嵌着されており、このOリング29を介し
て摩擦板27の外周面と第1の受け体26の内周面との
間が接合されている。
【0018】また、第1の受け体26の外周面にはその
軸方向に沿って突起26a、36等分のピッチ間隔で形
成された第1の外周スプライン26bおよびおねじ26
cが順次形成されている。
【0019】さらに、第1の受け体26の開口面側のお
ねじ26cには摩擦板27と第1の受け体26の端部壁
内面との圧接力を調整する環状の調整体33が回転自在
に螺着されている。この調整体33の外周面には第1の
外周スプライン26bより大径で4等分のピッチ間隔の
第2の外周スプライン33aが形成されている。
【0020】また、調整体33の下端面には径方向内方
に突出する鍔33bが設けられている。この鍔33bは
摩擦板27の下面側に配設された環状体37を受けてい
る。この場合、環状体37には摩擦板27の下面に突設
された突起27cが嵌合される嵌合孔が形成されてお
り、環状体37と摩擦板27との間は摩擦板27の下面
に突設された突起27cによって回転規制されている。
したがって、調整体33をねじ込むと摩擦板27を圧縮
する力が増大し、摩擦板27と第1の受け体26の端部
壁内面との圧接力が増大する。つまり、調整体33を回
転操作することによって摩擦板27による摩擦力を任意
に調節できるようになっている。さらに、環状体37の
内周面には図5に示す内歯車状の係合部37aが形成さ
れている。
【0021】また、第1の受け体26と調整体33には
湾曲管6を遠隔的に左右方向に湾曲させる第1の操作ノ
ブ(湾曲操作部材)40の内周面が嵌着される。この場
合、第1の操作ノブ40は電気絶縁材料、たとえばプラ
スチック製であり、この内周面には第1,第2の外周ス
プライン26b,33aに対応する内周スプライン40
a,40bが形成されている。そして、これらスプライ
ン26b,33a、40a,40bの嵌合によって第1
の操作ノブ40を回転させたときに第1の受け体26と
調整体33とが一体に回転するとともに、第1の受け体
26と調整体33との相対的な回転が阻止される。つま
り、調整体33による摩擦力の調整状態が固定されるよ
うになっている。
【0022】なお、第1の受け体26の突起26aには
第1の操作ノブ40の抜出を防止する押えリング42が
嵌着されている。この場合、第1の受け体26の端部外
周面には図4で示す切り欠き26bが形成されていると
ともに、押えリング42の内周面には図3に示すように
切り欠き26bと対応する形状の支持部42aが形成さ
れている。そして、第1の受け体26の切り欠き26b
に押えリング42の支持部42aを合わせて押し込み回
転させることで押えリング42を第1の受け体26に固
定している。
【0023】さらに、押えリング42の下部には小突起
42bが突設されている。そして、押えリング42を第
1の受け体26に装着した状態ではその小突起42bの
弾性変形で、軸方向についてのガタを吸収している。し
たがって、この押えリング42は弾性変形力の大きいプ
ラスチック材料で成形されている。
【0024】また、軸受筒体20には摩擦板27の下側
に配置される第1の固定円板43が回転不能に固定され
ているとともに、この第1の固定円板43の下側に配置
される第2の固定円板44が軸受筒体20に同様に回転
不能に固定されている。さらに、この第2の固定円板4
4の下側には回動部材45が軸受筒体20に回転自在に
支持されている。
【0025】第1の固定円板43の外周部位には図5に
示すように板ばね状のばね部43aおよび係止部43b
がそれぞれ形成されている。この場合、ばね部43aは
固定軸12を中心とする円弧に沿う円弧状に形成されて
いる。そして、このばね部43aは円弧部の一端が第1
の固定円板43の外周部位に連結されている。
【0026】さらに、第2の固定円板44には第1の固
定円板43の係止部43bおよびばね部43aの基端部
にそれぞれ嵌着する第1の係止溝44a、第2の係止溝
44bが設けられている。また、この第2の固定円板4
4には固定軸12と同心の円弧に沿う円弧状のストッパ
孔44cと貫通孔44dとが形成されている。さらに、
この第2の固定円板44には可撓性の可動ロック部Rが
設けられている。
【0027】この可動ロック部Rには第2の固定円板4
4に固定軸12と同心の円弧に沿う方向に突設された円
弧状の操作ア−ム44eが形成されている。さらに、こ
の操作ア−ム44eの先端には第1の操作ノブ40側の
環状体37の係合部37aに対して係脱可能に支持され
る爪部44fが形成されている。そして、第2の固定円
板44は弾性力をもったプラスチック材料で成形されて
いる。
【0028】また、回動部材45の上表面には第2の固
定円板44のストッパ孔44cに係合するストッパ45
b、操作ア−ム44eの内方に形成される開口溝部44
g内に挿入される押圧部(ロック操作部)45aおよび
貫通孔44d内に挿入されるクリックピン46がそれぞ
れ突設さられている。なお、操作ア−ム44eの爪部4
4fには固定軸12方向に向けて膨出された膨出部が形
成されており、この爪部44fの膨出部によって開口溝
部44gの溝幅が他の部分に比べて縮小されている。さ
らに、回動部材45の幅寸法は爪部44fの部分以外の
開口溝部44gの溝幅と略同寸法に形成されている。な
お、この回動部材45にはブレ−キ機構のブレ−キ操作
用の操作レバ−45cが一体に形成されている。
【0029】そして、操作レバ−45cの操作にともな
いこの回動部材45はストッパ45bがストッパ孔44
cの両端にそれぞれ当接する位置間の範囲で回動自在と
なっている。この場合、例えば図6に示すようにストッ
パ45bがストッパ孔44cの右側端部に当接された状
態では押圧部45aは開口溝部44gの略中心部位に配
置された状態で保持される。そのため、この状態では操
作ア−ム44eの爪部44fが第1の操作ノブ40側の
係合部37aとの係合解除位置で保持される。
【0030】また、回動部材45が図6の位置から反時
計回り方向に回動操作され、図5に示すようにストッパ
45bがストッパ孔44cの左側端部に当接された状態
では押圧部45aは開口溝部44gにおける爪部44f
側に移動される。そして、この押圧部45aの移動動作
にともない操作ア−ム44eが外方向に押圧されて弾性
変形し、この操作ア−ム44eの先端の爪部44fが第
1の操作ノブ40側の係合部37aに係合される。この
状態では第1の固定円板43側に第1の操作ノブ40側
の摩擦板27が結合され、この摩擦板27の回転が阻止
される。したがって、この状態で第1の操作ノブ40を
回転させる場合には、摩擦板27と外スリ−ブ16の鍔
16aとの間の摩擦力が回転抵抗となる。
【0031】また、第1の固定円板43のばね部43a
にはブレ−キ操作用の操作レバ−45cが第1の操作ノ
ブ40の制動を解除する制動解除位置(図6に示す)か
ら制動位置(図5に示す)まで移動操作される操作時の
クリックピン46の回動軌道の中途部上に延出される略
山形の延出部43cが屈曲形成されている。そして、ブ
レ−キ操作用の操作レバ−45cが制動解除位置および
制動位置で保持されている状態ではこのばね部43aは
クリックピン46に非圧接状態で保持されるようになっ
ている。
【0032】また、ブレ−キ操作用の操作レバ−45c
が第1の操作ノブ40の制動解除位置と制動位置との間
の過渡位置に保持されている状態ではクリックピン46
はばね部43aを中心方向に押し、弾性変形させる。こ
の時のばね部43aのばね力はピン46を元の位置に戻
す方向の力として働くので、回動部材45は制動解除位
置と制動位置との間の過渡位置では停止しない状態とな
る。
【0033】一方、内スリ−ブ15の鍔15aには略キ
ャップ状の第2の受け体50がその開口面を上方に向け
た状態で配置され、図7に示すように略馬蹄形状の板5
1を横方向から嵌装した状態で固定されている。この第
2の受け体50の内部の収容室52には環状の板ばね5
3と、環状の摩擦板54とが順次上下動自在に収容され
ている。この板ばね53の内周部位には下方に向かって
屈曲した屈曲部53aが形成されている。
【0034】さらに、摩擦板54の上面側には固定軸1
2に回転不能かつ上下動自在に保持された圧接板55が
設けられている。この圧接板55は固定軸12に回転可
能に取付けられた押し体56の下面側に突設されたボス
部57の下端によって押圧され、摩擦板54と圧接する
ようになっている。すなわち、押し体56の上下動の量
によって圧接板55と摩擦板54との摩擦力を調整でき
るようになっている。なお、押し体56はプラスチック
材料等の弾性変形のしやすい樹脂によって形成されてい
る。
【0035】また、圧接板55と押し体56との間には
環状の密封部材57が設けられている。この密封部材5
7の内周面および外周面にはそれぞれOリング装着溝が
形成されており、この密封部材57の内周面側のOリン
グ装着溝に嵌着されたOリング58はボス部57の外周
面に圧接し、密封部材57の外周面側のOリング装着溝
に嵌着されたOリング59は第2の受け体50の内周面
に圧接している。
【0036】また、押し体56には図8に示すように最
大外周の位置には複数の爪60…が上方向に向けて立設
されている。これらの爪60…の根元の両側部には各爪
60が弾性変形しやすいように切欠溝60a,60aが
設けられている。さらに、押し体56の上面には略円筒
状の筒状部56bが突設されている。この筒状部56b
の先端部内周面には押し体56の回転範囲を規制するた
めの一対のストッパ61,62およびクリック操作用の
一対の突起63,64がそれぞれ内方向に向けて突設さ
れている。さらに、この筒状部56bの上端部には上方
向に向けて突設された一対の突出部65,65が対向配
置されている。
【0037】また、押し体56の筒状部56bの筒内に
は図10に示すように3つの第1のカム66が形成され
ている。この第1のカム66にはカム溝平面部66aと
カム溝斜面部66bとが形成されている。この場合、カ
ム溝平面部66aは押し体56のカム基準面56cより
低い位置に形成されている。そして、このカム溝平面部
66aの一端側はカム溝斜面部66bを介してカム基準
面56c側に連結され、他端側は段差部を介してカム基
準面56c側に連結されている。
【0038】さらに、押し体56のカム基準面56c上
には弾性変形力を持ったプラスチック材料で成形された
調整押し体69が配設されている。この調整押し体69
の下面には押し体56の第1のカム66と対応する位置
に第2のカム70が形成されている。この第2のカム7
0は押し体56に形成されている第1のカム66とは凹
凸が逆となっている。したがって、図11に示すカムの
展開図のように所定の位置では、第1のカム66のカム
溝平面部66aには第2のカム70のカム溝平面部70
aが対応し、第1のカム66のカム溝斜面部66bには
第2のカム70のカム溝斜面部70bが対応し、第1の
カム66のカム基準面56cには第2のカム70のカム
基準面69aが対応するようになっている。
【0039】また、この調整押し体69の上面には固定
板73を収容する収容穴69bが形成されており、この
収容穴69b内に固定板73が嵌装されている。この場
合、固定板73の外周部位には凹陥部73a、調整押し
体69の収容穴69bの内周面にはこの凹陥部73aに
嵌合する回り止め用の突起部74が突設されており、固
定板73と調整押し体69との間の回転が規制されてい
る。さらに、固定板73の中心位置には角孔73bが形
成されている。この角孔73b内には固定軸12の上端
部に形成された角柱部が嵌着されており、固定板73が
固定軸12に対して回転不能な状態で支持されている。
これにより、固定軸12に対して調整押し体69と固定
板73とは回転不能となり、上下方向のみ移動可能とな
る。
【0040】さらに、固定板73には押し体56の回転
角を規制する突出部73cが形成されている。そして、
押し体56はストッパ61,62の間の範囲内で回転自
由な状態で保持されている。
【0041】また、調整押し体69の外周部にはア−ム
状のクリックばね部77が形成されている。このクリッ
クばね部77の先端部は非変形状態では図9に示すよう
に押し体56の筒状部56bの内周面の近傍位置まで延
出されている。そのため、押し体56の回転時にはその
始点、終点では筒状部56bの内周面の突起63,64
をのりこえなければ回転できないようになっており、押
し体56の回転時には突起63,64をのりこえる時に
クリック感を感じるようになっている。
【0042】そして、図12に示すように第1のカム6
6のカム基準面56cと第2のカム70のカム溝平面部
70aとの間、および第1のカム66のカム溝平面部6
6aと第2のカム70のカム基準面69aとの間がそれ
ぞれ当接している状態から、押し体56が図9中で反時
計回り方向に回動されると、図11に示すように第1の
カム66のカム基準面56cと第2のカム70のカム基
準面69aとが当接した位置まで押し体56が下方に移
動距離xだけ移動操作される。このときの押し体56の
下降動作にともない押し体56のボス部56aによって
圧接板55が摩擦板54に押し付けられ、その時の力に
対応する摩擦力が発生し、これが受け体50の回転抵抗
となって現われ、それがエンゲージ状態(制動状態)と
なる。
【0043】一方、固定板73は固定軸12と螺合させ
たゆるみ止めのダブルナット78によって固定されてい
る。この場合、ナット78を締め込むことによって、第
2のカム70側を基準として第1のカム66側が下方に
下がり、圧接板55を押す。これにより押し体56の通
常位置における、摩擦板54の与える摩擦力を簡単に調
節することができる。
【0044】さらに、押し体56の上にはキャップ状の
操作体79が上から取付けられている。この操作体79
の本体79aには図9で示すように押し体56の爪60
…と結合する複数の孔79b…が形成されている。この
場合、操作体79を押し体56に組付ける時には操作体
79を押し体56に上から押し込むだけで、爪60…が
操作体79の孔79b…内に嵌着される状態に弾性変形
して結合するようになっており、非常に組立性がよくな
っている。なお、操作体79の内筒部内周面と押し体5
6の筒状部56b外周面との接合面間にはOリング81
が嵌着され、このOリング81を介して操作体79と押
し体56との接合面間が気密に結合されている。
【0045】また、操作体79の内筒部内には押し体5
6の突出部65,65が挿嵌され、回転方向のストッパ
として働いていると共に、組立時の操作体79の孔79
b…と押し体56の爪60…との位置決めとなってい
る。
【0046】一方、第2の受け体50の筒部外周面には
下部側に外周スプライン50aが形成されている。さら
に、この受け体50の筒部外周面の上端部にはリング状
の溝50bが形成されている。この溝50bの上側のフ
ランジ部50c外周面には複数の切欠き部50d…が形
成されている。また、この受け体50の筒部の溝50b
にはフランジ部50cの各切欠き部50d…間の中間部
位と対応する部分に複数の突起50e…が形成されてい
る。
【0047】そして、第2の受け体50の筒部外周面の
外周スプライン50aには第2の操作ノブ87の円筒部
87aの内周面に形成された内周スプライン87bが外
嵌されている。さらに、第2の受け体50の筒部の溝5
0bには回り止め用の押えリング88が装着されてい
る。
【0048】この押えリング88の内周面には図14に
示すように第2の受け体50の切欠き部50d…と同数
の突起部88aが形成されている。これらの突起部88
aの先端面には凹陥部88bが形成されている。そし
て、この押えリング88の装着時には押えリング88の
突起部88a…を第2の受け体50の切欠き部50d…
に合わせ、溝50b内に挿入したのち、この押えリング
88を溝50bに沿わせて回転させ、この押えリング8
8の突起部88aを第2の受け体50の突起50e…に
のりこえさせて図14のようにこの押えリング88の突
起部88aの凹陥部88b内に第2の受け体50の突起
50e…を嵌着させる状態で取付けられている。したが
って、押えリング88の装着時にはこの押えリング88
によって第2の操作ノブ87が第2の受け体50から抜
出するのを阻止している。
【0049】なお、押えリング88は、軟らかいプラス
チック材料で形成されており、その下面には図示しない
突起部が形成されている。これにより、第2の操作ノブ
87をその弾性領域内で押えつけているのでガタがな
く、過大な力で第2の操作ノブ87を押しつけることが
ないので、応力集中による操作ノブ87の割れも防ぐこ
とができるようになっている。
【0050】したがって、第2の操作ノブ87により第
2の受け体50を回転させれば、この回転に内スリ−ブ
15を連動させて挿入部3の湾曲管6を上下方向に湾曲
させることができる。このとき、摩擦板54と圧接板5
5との摩擦力が第2の操作ノブ87の回転抵抗となるか
ら、摩擦力を操作体79によって調節すれば第2の操作
ノブ87を固定したり、その回転角度を微細に変化させ
るなどのことができる。
【0051】そこで、上記構成のものにあっては第1の
操作ノブ40のブレ−キ機構の制動解除時には第2の固
定円板44の可動ロック部Rの操作ア−ム44eが非変
形状態で保持され、この状態で可動ロック部Rが第1の
操作ノブ40側の係合部37aとの係合解除位置で保持
される。そして、ブレ−キ機構の制動操作用の操作レバ
−45cの操作時には回動部材45の回動動作にともな
い押圧部45aによって操作ア−ム44eを弾性変形さ
せ、この操作ア−ム44eの先端の爪部44fを第1の
操作ノブ40側の係合部37aに係合させることによ
り、第1の操作ノブ40の回転を制動させるようにした
ので、第1の操作ノブ40が回転可能な状態で保持され
ている場合に従来の操作レバ−側のピンのように常時ば
ね部材からのばね力を受ける部品を省略することができ
る。そのため、第1の操作ノブ40のブレ−キ機構の構
成部品として従来のように比較的強度が高い金属材料を
使用する必要がないので、第1の操作ノブ40のブレ−
キ機構の構成部品を軽量なプラスチック材料によって形
成することができる。したがって、内視鏡1の操作部2
全体の重量を軽量化することができるので、内視鏡1を
操作しやすくすることができ、使い勝手の向上を図るこ
とができる。
【0052】さらに、第1の操作ノブ40のブレ−キ操
作用の操作レバ−45cが制動解除位置および制動位置
で保持されている状態ではクリック操作用のばね部43
aをクリックピン46に非圧接状態で保持させるように
したので、クリックピン46を操作レバー45cととも
にプラスチック材料によって一体成形させることがで
き、操作部2全体の一層の軽量化を図ることができる。
【0053】なお、この発明は上記各実施例に限定され
るものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施できることは勿論である。
【0054】
【発明の効果】この発明によれば固定部側に湾曲操作部
材側の係合部に対して係脱可能に支持され、常時は係合
部との係合解除位置で保持された可撓性の可動ロック部
を設け、かつブレ−キ機構のブレ−キ操作用の操作レバ
−の操作にともない固定軸の回りに回動する回動部材に
この回動部材の回動動作にともない可動ロック部を係合
部との係合解除位置から係合部との係合位置まで弾性的
に移動操作するロック操作部を設けたので、ブレ−キ機
構の構成部品として比較的強度が高い金属材料を使用す
る必要がない。そのため、操作部の軽量化を図ることが
でき、機能を落とさず、使い勝手の向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の要部の概略構成を示す
縦断面図。
【図2】 内視鏡全体の外観を示す斜視図。
【図3】 押えリングの横断面図。
【図4】 第1の受け体の横断面図。
【図5】 第1の操作ノブの制動状態を示す横断面図。
【図6】 第1の操作ノブの制動解除状態を示す横断面
図。
【図7】 第2の受け体の取付け状態を示す横断面図。
【図8】 押し体を示す斜視図。
【図9】 押し体と操作体との取付け状態を示す横断面
図。
【図10】 押し体の第1のカムを示す斜視図。
【図11】 操作体が第2の操作ノブの制動位置まで移
動操作された状態の第1のカムと第2のカムとの係合状
態を示す要部の概略構成図。
【図12】 操作体が第2の操作ノブの制動解除位置で
保持されている状態の第1のカムと第2のカムとの係合
状態を示す要部の概略構成図。
【図13】 第2の受け体を示す斜視図。
【図14】 押えリングと第2の受け体との連結状態を
示す横断面図。
【符号の説明】
3…挿入部,6…湾曲管(湾曲機構),10…ケーシン
グ本体(操作部本体),12…固定軸,37a…係合
部,40…第1の操作ノブ(湾曲操作部材),R…可動
ロック部,45…回動部材,45a…押圧部(ロック操
作部),45c…操作レバ−。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】また、回動部材45の上表面には第2の固
定円板44のストッパ孔44cに係合するストッパ45
b、操作アーム44eの内方に形成される開口溝部44
g内に挿入される押圧部(ロック操作部)45aおよび
貫通孔44d内に挿入されるクリックピン46がそれぞ
突設されている。なお、操作アーム44eの爪部44
fには固定軸12方向に向けて膨出された膨出部が形成
されており、この爪部44fの膨出部によって開口溝部
44gの溝幅が他の部分に比べて縮小されている。さら
に、回動部材45の幅寸法は爪部44fの部分以外の開
口溝部44gの溝幅と略同寸法に形成されている。な
お、この回動部材45にはブレーキ機構のブレーキ操作
用の操作レバー45cが一体に形成されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】さらに、摩擦板54の上面側には固定軸1
2に回転不能かつ上下動自在に保持された圧接板55が
設けられている。この圧接板55は固定軸12に回転可
能に取付けられた押し体56の下面側に突設されたボス
56aの下端によって押圧され、摩擦板54と圧接す
るようになっている。すなわち、押し体56の上下動の
量によって圧接板55と摩擦板54との摩擦力を調整で
きるようになっている。なお、押し体56はプラスチッ
ク材料等の弾性変形のしやすい樹脂によって形成されて
いる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】また、圧接板55と押し体56との間には
環状の密封部材57が設けられている。この密封部材5
7の内周面および外周面にはそれぞれOリング装着溝が
形成されており、この密封部材57の内周面側のOリン
グ装着溝に嵌着されたOリング58はボス部56aの外
周面に圧接し、密封部材57の外周面側のOリング装着
溝に嵌着されたOリング59は第2の受け体50の内周
面に圧接している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部本体内の固定部に基端部が固定さ
    れた固定軸に前記操作部本体の外部に配設された湾曲操
    作部材が回転自在に装着され、この湾曲操作部材の回転
    操作にともない挿入部の湾曲機構が湾曲操作されるとと
    もに、前記湾曲操作部材の回転を制動するブレ−キ機構
    が設けられた内視鏡において、前記固定部側に前記湾曲
    操作部材側の係合部に対して係脱可能に支持され、常時
    は前記係合部との係合解除位置で保持された可撓性の可
    動ロック部を設け、かつ前記ブレ−キ機構のブレ−キ操
    作用の操作レバ−の操作にともない前記固定軸の回りに
    回動する回動部材にこの回動部材の回動動作にともない
    前記可動ロック部を前記係合部との係合解除位置から前
    記係合部との係合位置まで弾性的に移動操作するロック
    操作部を設けたことを特徴とする内視鏡。
JP3080513A 1991-03-20 1991-03-20 内視鏡 Withdrawn JPH05228100A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3080513A JPH05228100A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3080513A JPH05228100A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 内視鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05228100A true JPH05228100A (ja) 1993-09-07

Family

ID=13720398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3080513A Withdrawn JPH05228100A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05228100A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003061903A (ja) * 2001-08-23 2003-03-04 Pentax Corp 内視鏡の操作装置
US20160000304A1 (en) * 2008-05-13 2016-01-07 Boston Scientific Scimed, Inc. Steering system with locking mechanism
WO2019123814A1 (ja) * 2017-12-19 2019-06-27 オリンパス株式会社 挿入機器の操作部
WO2020125676A1 (zh) * 2018-12-18 2020-06-25 天臣国际医疗科技股份有限公司 旋钮组件及圆管型吻合器

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003061903A (ja) * 2001-08-23 2003-03-04 Pentax Corp 内視鏡の操作装置
JP4708624B2 (ja) * 2001-08-23 2011-06-22 Hoya株式会社 内視鏡の操作装置
US20160000304A1 (en) * 2008-05-13 2016-01-07 Boston Scientific Scimed, Inc. Steering system with locking mechanism
US9833131B2 (en) * 2008-05-13 2017-12-05 Boston Scientific Scimed, Inc. Steering system with locking mechanism
US10799096B2 (en) 2008-05-13 2020-10-13 Boston Scientific Scimed, Inc. Steering system with locking mechanism
US11751755B2 (en) 2008-05-13 2023-09-12 Boston Scientific Scimed, Inc. Steering system with locking mechanism
US11883005B2 (en) 2008-05-13 2024-01-30 Boston Scientific Scimed, Inc. Steering system with locking mechanism
WO2019123814A1 (ja) * 2017-12-19 2019-06-27 オリンパス株式会社 挿入機器の操作部
CN111447866A (zh) * 2017-12-19 2020-07-24 奥林巴斯株式会社 插入器械的操作单元
JPWO2019123814A1 (ja) * 2017-12-19 2020-11-26 オリンパス株式会社 操作部、操作部を有する内視鏡、操作部を有する処置具
WO2020125676A1 (zh) * 2018-12-18 2020-06-25 天臣国际医疗科技股份有限公司 旋钮组件及圆管型吻合器
US11877749B2 (en) 2018-12-18 2024-01-23 Touchstone International Medical Science Co., Ltd. Knob assembly and circular stapler

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6673012B2 (en) Control device for an endoscope
JP4703847B2 (ja) ラチェットレンチ
US4211461A (en) Axially mating cable connector
US6453764B1 (en) Switch style bicycle shift control device
JPS61188608A (ja) 機械的制御装置
KR19990063737A (ko) 가스 라이터
US5788474A (en) Safety lighter
JPH0661307B2 (ja) 圧力調理用締付装置
JPH05228100A (ja) 内視鏡
JPH076881Y2 (ja) 内視鏡の操作装置
JPH10286220A (ja) 内視鏡の湾曲操作装置
US4947975A (en) Release bearing mechanism of a clutch
US5670765A (en) Automotive lever switch
EP1214550B1 (en) A safety lighter with rotary wheel hoods
US5752117A (en) Release button mechanism of camera
JP5648133B2 (ja) 車両シートの調節装置用自動ロック段階的切替機構
JPH05115428A (ja) 内視鏡
US6548777B2 (en) Switch apparatus
JPH03132813A (ja) カムハンドルロック
JPH0823592B2 (ja) 時計の回転ベゼル構造
JP2555472Y2 (ja) 変速操作機構のミスシフト防止装置
JP3730693B2 (ja) 押ボタンスイッチ
JP4062208B2 (ja) キャップ装置
JP3936068B2 (ja) ドアクローザの停止角度調整機構
JPS597827A (ja) 圧電系と結合したガスコツク

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514