JPH05228097A - 体腔内診断装置 - Google Patents

体腔内診断装置

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JPH05228097A
JPH05228097A JP4070349A JP7034992A JPH05228097A JP H05228097 A JPH05228097 A JP H05228097A JP 4070349 A JP4070349 A JP 4070349A JP 7034992 A JP7034992 A JP 7034992A JP H05228097 A JPH05228097 A JP H05228097A
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JP
Japan
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ring
insulating
fixed cylinder
body cavity
jacket
Prior art date
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Pending
Application number
JP4070349A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Tanaka
俊積 田中
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
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Priority to US08/019,254 priority patent/US5347993A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属部材の外側での二つの絶縁性外被の気密
性を向上させることによって、患者に対し装置本体が十
分に電気的に絶縁されるようにする。 【構成】 絶縁性外被であるゴムブーツ24に、Oリン
グを保持するためのリング溝25を形成し、このリング
溝25にOリング15を嵌め込んでゴムブーツ24と外
被17を接続する。これにより、ゴムブーツ24と外被
17との間の気密性を向上させ、金属製の第1の固定筒
20へ液体等が達することを防止する。この場合、上記
ゴムブーツ24にOリングの役目をする環状突起を一体
に形成する構成としてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は体腔内診断装置、特に観
察画像をモニタ上に表示する超音波プローブや内視鏡等
に適用され、装置本体を患者から電気的に遮断するため
の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、体腔内に超音波プローブを挿
入し、内部から観察部位に超音波を放射することによっ
て、目的部位の断層画像を非浸襲的にモニタ上に表示す
る体腔内(超音波)診断装置が用いられている。この体
腔内診断装置は、所定径の超音波プローブを単独で消化
器官等の体腔内に挿入して、比較的広範囲の断層領域を
画像表示するタイプのものや、例えば固体撮像素子であ
るCCD(Charge Coupled Device )により撮像する電
子内視鏡に配設された鉗子口を利用し、この鉗子口にカ
テーテル状の細い径の超音波プローブを挿入して行うタ
イプのもの等がある。
【0003】図3には、従来の体腔内診断装置(経食道
プローブ)の概略構成が示されており、図示されるよう
に、先端部1の側面にアレイ状の振動子2が配設され、
この振動子2では複数の振動素子を励振制御することに
より所定の超音波ビームが放射される。この先端部1は
湾曲部3に保持され、後端接続部4を介して操作部5へ
接続されており、この操作部5の操作によって先端部1
が上下、左右に曲げ駆動可能となる。すなわち、操作部
5には上下アングルツマミ6、左右アングルツマミ7が
設けられ、この両アングルツマミ6,7と先端部1とが
4本のワイヤ8で接続されており、上記上下アングルツ
マミ6、左右アングルツマミ7を回転動作させワイヤ8
を引張り操作することにより、先端部1を所望の方向へ
曲げ駆動することができる。従って、体腔内診断装置に
よれば、上記操作部5の操作によって先端部1を目的部
位に位置決めしながら、超音波を所定範囲に放射するこ
とにより、患部の断層画像が形成されることになる。
【0004】このような診断装置においては、上記先端
部1及び湾曲部3を患者の体腔内に挿入するので、安全
性の観点から挿入部を電気的に絶縁した(フローティン
グ)状態とする必要があり、従来の装置では先端部1及
び湾曲部3を絶縁体である樹脂製(プラスチック)材料
又は弾性ゴム材料の外被で覆っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おける体腔内診断装置では、先端部1や湾曲部3の体腔
内挿入部分については電気的絶縁の対策が採られている
が、湾曲部3の後端接続部やそれ以後の処理装置側の部
分では絶縁対策が不十分であった。すなわち、図4には
図3における湾曲部3の後端接続部4の内部構成が示さ
れており、図において、湾曲部3の後端部を貫通させた
状態で保持する金属製の第1(外側)の固定筒10が設
けられている。また、この第1の固定筒10の内部に螺
合する金属製の第2(内側)の固定筒11が操作部5側
の金属製の筒12にネジ等により取り付けられる。従っ
て、上記第1の固定筒10に湾曲部3の後端部を貫通保
持させた後に第2の固定筒11を螺合固定することによ
って、湾曲部3と操作部5とが接続されることになる。
【0006】そして、上記第1の固定筒10には絶縁性
外被の一部となるゴムブーツ14が一体に形成されると
共に、第1の固定筒10の外周所定位置にはOリング1
5を保持する溝16が形成されている。従って、上記溝
16にOリング15を嵌め込んで操作部5側の樹脂(プ
ラスチック)製の外被17が圧接状態で被せられること
によって、湾曲部3の後端接続部4の組立て接続が完了
する。
【0007】しかし、上記の組立てでは湾曲部3側のゴ
ムブーツ14と操作部5側の外被17との気密状態が十
分ではなく、液体等が上記ゴムブーツ14と外被17と
の間から侵入して金属製の第1の固定筒10まで達し、
内部の電気回路部との電気的遮断状態が維持されなくな
ってしまうという問題があった。近年では、術中で体腔
内診断装置を用いることが多くなっており、この際には
生理食塩水、体液、血液等が上記後端接続部4に達する
事態も生じることから、何らかの対策が必要となる。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、金属部材の外側での二つの絶縁性
外被の気密性を向上させることによって、患者に対し装
置本体を十分に電気的に絶縁することが可能となる体腔
内診断装置を提供することにある。
【0009】上記目的を達成するために、第1請求項に
係る発明は、装置本体の構造部である金属部材の外側で
二つの絶縁性外被が重ねられて被着接続される体腔内診
断装置において、上記絶縁性外被のうち内側に位置する
外被にはOリングを保持するためのリング溝を形成し、
このリング溝にOリングを嵌め込んで二つの絶縁性外被
を被着するようにしたことを特徴とする。また、第2請
求項に係る発明は、装置本体の構造部である金属部材の
外側で二つの絶縁性外被が重ねられて被着接続される体
腔内診断装置において、上記絶縁性外被のうち内側に位
置する外被にOリングの役目をする環状突起を一体に形
成し、この環状突起に圧接して外側の絶縁性外被を被着
するようにしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記の第1請求項の構成によれば、Oリングが
内側の絶縁性外被に載置保持され、このOリングに外側
の絶縁性外被が圧接状態で重ねられるので、従来のよう
に金属部材と外側の外被との間に気密性が保たれるので
はなく、内側と外側の絶縁性外被間で気密性が維持され
ることになり、内部の金属部材に外側から液体等が達す
ることはなくなる。
【0011】また、第2請求項の構成によれば、内側の
絶縁性外被自体にOリングが形成されることになり、上
記と同様に内側と外側の絶縁性外被間で気密性が維持さ
れることになる。
【0012】
【実施例】図1には、第1実施例に係る体腔内診断装置
(経食道プローブ)の構成が示され、図(a)には湾曲
部の第1の固定筒部の構造、図(b)には組み立てられ
た接続部の構造が示されている。図1(a)において、
湾曲部と操作部を接続するための第1の固定筒20は、
金属製材料から形成され、湾曲部を貫通させてその後端
部を係止させるための段差部21が形成されると共に、
内部には雌ネジ部22が形成されており、この雌ネジ部
22には後述する第2の固定筒が螺合固定されることに
なる。また、この第1の固定筒20の外周にはOリング
15の位置規制をする環状の突起23が設けられ、更に
先端方向には絶縁性保護外被としてのゴム(弾性ゴム)
ブーツ24が第1の固定筒21と一体となるように形成
されている。そして、このゴムブーツ24には、Oリン
グ15を載置保持するリング溝25が形成されており、
図示のようにOリング15はリング溝25と上記突起2
3で規制された位置に載置されることになる。なお、実
施例では上記リング溝25は片側が開放される溝形状と
しているが、上記突起23に対応する部分もゴムブーツ
24に形成するようにし、完全な溝形状としてもよい。
【0013】上記図1(a)の構成の第1の固定筒20
及びゴムブーツ24を用いて組み立てると、図(b)に
示されるようになる。すなわち、操作部側の金属製の筒
12の外周に、樹脂(プラスチック)製の外被17が形
成されると共に、この筒12には外周に雄ネジ部が形成
された金属製の第2の固定筒11がネジ27により固定
されている。従って、まず上記ゴムブーツ24のリング
溝25にOリング15をセットした状態で、湾曲部3を
第1の固定筒20に貫通させ、その後端部を段差部21
で係止させる。そして、上記第2の固定筒11の雄ネジ
部を上記第1の固定筒20の雌ネジ部22に螺合させ、
ネジ締め固定すれば、湾曲部3と操作部(5)の接続が
完了することになる。このときには、図示のように、O
リング15によってゴムブーツ24と操作部側の外被1
7との間の気密が良好に維持されることになり、両者間
から液体が金属製の第1の固定筒20まで侵入すること
がなく、接続部でのフローティングを確実に保つことが
可能となる。
【0014】図2には、本発明の第2実施例の構成が示
されており、第2実施例は上記Oリングをゴムブーツに
一体に形成したものである。すなわち、図(a)に示さ
れるように、第1実施例と同様の構成とされた第1の固
定筒20にゴムブーツ30が一体となるように形成され
ているが、この絶縁性保護外被としてのゴムブーツ30
には、第1の固定筒20の突起23の近傍にこの突起2
3よりも上方へ突出する断面が半円状の環状突起31が
一体に形成される。このゴムブーツ30は、弾性ゴムを
材料としており、上記環状突起31によって気密性が良
好に保たれる弾性の材料を選択することが好ましい。
【0015】上記第2実施例によれば、図(b)に示さ
れるように、第1実施例と同様に、湾曲部3を第1の固
定筒20に貫通させ、その後端部を段差部21で係止さ
せた後に、上記第2の固定筒11を第1の固定筒20に
ネジ締め固定することにより、湾曲部3と操作部の接続
が行われる。この際には、図示のように、環状突起31
に操作部側の外被17が圧接することによって、ゴムブ
ーツ30と外被17との間の気密が良好に維持されるこ
とになる。そして、この第2実施例の場合は、Oリング
を取り付ける手間が不要となる利点がある。
【0016】上記第1及び第2実施例では、装置本体の
湾曲部3と操作部(5)の接続部に適用した例を示した
が、これに限らず、体腔内診断装置において二つの外被
が接続される他の部分に適用することができ、また内視
鏡鉗子口挿入型の超音波プローブや他の体腔内診断装置
にも適用することが可能となる。
【0017】また、上記実施例では内側の絶縁性外被で
あるゴムブーツ24,30を弾性ゴムとしたが、この内
側保護外被を樹脂製材料で形成してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1請求項の場合は内側の絶縁性外被にOリングを保持
するためのリング溝を形成し、このリング溝にOリング
を嵌め込んで二つの絶縁性外被を被着するようにし、第
2請求項の場合は内側の絶縁性外被にOリングの役目を
する環状突起を一体に形成し、この環状突起の外側に他
の絶縁性外被を被着するようにしたので、装置本体に存
在する接続部における外被間の気密性を高めることがで
き、装置本体の広い範囲での電気的な絶縁を良好に維持
することが可能となる。従って、術中に使用する際であ
っても安全性が確実に保たれることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る体腔内診断装置(経
食道プローブ)における接続部の構成を示す図であり、
図(a)は第1の固定筒及びゴムブーツを示す図、図
(b)は接続した状態を示す図である。
【図2】第2実施例における接続部の構成を示す図であ
り、図(a)は第1の固定筒及びゴムブーツを示す図、
図(b)は接続した状態を示す図である。
【図3】経食道プローブの全体構成を示す図である。
【図4】図3での湾曲部と操作部との接続部の構成を示
す図である。
【符号の説明】
1 … 先端部、 3 … 湾曲部、4 … 後端接続
部、 5 … 操作部、10,20 … 第1の固定
筒、11 … 第2の固定筒、15 … Oリング、
23 … 突起、24,30 … ゴムブーツ、25
… リング溝、31 … 環状突起。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の構造部である金属部材の外側
    で二つの絶縁性外被が重ねられて被着接続される体腔内
    診断装置において、上記絶縁性外被のうち内側に位置す
    る外被にはOリングを保持するためのリング溝を形成
    し、このリング溝にOリングを嵌め込んで二つの絶縁性
    外被を被着するようにしたことを特徴とする体腔内診断
    装置。
  2. 【請求項2】 装置本体の構造部である金属部材の外側
    で二つの絶縁性外被が重ねられて被着接続される体腔内
    診断装置において、上記絶縁性外被のうち内側に位置す
    る外被にOリングの役目をする環状突起を一体に形成
    し、この環状突起に圧接して外側の絶縁性外被を被着す
    るようにしたことを特徴とする体腔内診断装置。
JP4070349A 1992-02-20 1992-02-20 体腔内診断装置 Pending JPH05228097A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4070349A JPH05228097A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 体腔内診断装置
US08/019,254 US5347993A (en) 1992-02-20 1993-02-18 Body cavity diagnostic apparatus

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JP4070349A JPH05228097A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 体腔内診断装置

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JPH05228097A true JPH05228097A (ja) 1993-09-07

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ID=13428870

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JP4070349A Pending JPH05228097A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 体腔内診断装置

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5920141A (ja) * 1982-07-26 1984-02-01 オリンパス光学工業株式会社 体腔内診断装置
JPS62164432A (ja) * 1986-01-17 1987-07-21 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡
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