JP2001104311A - 超音波内視鏡診断装置 - Google Patents

超音波内視鏡診断装置

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JP2001104311A JP2000115563A JP2000115563A JP2001104311A JP 2001104311 A JP2001104311 A JP 2001104311A JP 2000115563 A JP2000115563 A JP 2000115563A JP 2000115563 A JP2000115563 A JP 2000115563A JP 2001104311 A JP2001104311 A JP 2001104311A
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和也 雑賀
Toshiyuki Takara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波内視鏡の挿入部を体腔内に挿入するた
めに、信号ケーブルは細径化され、絶縁耐電圧の維持と
外部ノイズの遮蔽効率維持が困難であった。 【解決手段】 超音波内視鏡2の挿入部2aに配置する
信号ケーブル29に比して、超音波内視鏡2の操作部2
bと超音波観測装置4との間の超音波コード7に配置さ
れる中継用ケーブル170は、信号伝導率の高い太径の
ケーブルを用い、かつ、前記挿入部2aには、絶縁チュ
ーブ58を配置し、その絶縁チューブ58に前記信号ケ
ーブル29を挿通配置して、絶縁耐電圧維持向上を図る
電子走査式超音波内視鏡診断装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、挿入部先端に電子
走査式の超音波送受信部を有する電子走査式超音波内視
鏡と、この電子走査式超音波内視鏡が接続される超音波
観測装置とを備える超音波内視鏡診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】細長の挿入部を体腔内に挿入することに
より、体腔内臓器等を観察したり、必要に応じて処置具
挿入用チャンネル内に挿通した処置具を用いて各種治療
処置を行う内視鏡が広く用いられている。
【0003】前記処置具挿通用チャンネルを有する内視
鏡では、例えば、この処置具挿通チャンネルに超音波プ
ローブを挿通させることにより超音波診断を行える。前
記内視鏡を用いて超音波診断を行う場合、超音波プロー
ブを処置具挿通用チャンネルを介して目的部位へと導
き、超音波ビームを発振することによって超音波診断を
行える。
【0004】また、体腔内に挿入可能な内視鏡挿入部の
先端に超音波振動子を設け、この超音波振動子によって
超音波断層画像を得られるようにすると共に、この挿入
部に処置具挿通用チャンネルを設け、この処置具挿通用
チャンネルの先端側に設けた導出口から処置具を導出さ
せて、病変組織を採取する等の診断や処置を行える電子
走査式或いは機械走査式の超音波内視鏡が実用化されて
いる。
【0005】超音波診断装置は、医用電気機器の安全規
格のIEC601−1及びIEC601の個別規格であ
るIEC601−2−18が適用される。この安全規格
では、超音波内視鏡の超音波信号授受用信号線と体腔内
に挿入される超音波内視鏡の挿入部外装表面との間の絶
縁耐電圧が、基礎絶縁と、補強絶縁と、及び強化絶縁又
は二重絶縁(基礎絶縁+補強絶縁)の3種類の絶縁試験
項目毎の基準電圧に対する試験電圧値が設定されてい
る。
【0006】この安全規格に適合する超音波診断装置が
特開平7−178084号公報に記載されている。
【0007】この特開平7−178084号公報に記載
されている超音波診断装置は、電源部を形成する1次回
路と、1次回路から内部回路への信号を分離する絶縁ト
ランスと、超音波を患者に送波し受信する回路と画像表
示や装置の制御を行う制御回路を含む内部回路と、内部
回路とVTRやモニタ等の外部機器を分離するアイソレ
ーション回路とで構成されて、患者に対する漏れ電流の
制限をしている。
【0008】また、本件外出願人が出願した特願平10
−327098号の特許出願明細書に、前記超音波内視
鏡と超音波観測装置との間で超音波駆動信号や受信超音
波信号を授受する超音波信号ケーブルとして、信号線を
シールド線で覆った複数の同軸シールド線を用い、この
シールド線を保護接地し、かつ、これら複数の同軸シー
ルドを更に基礎絶縁を有する絶縁外皮(以下、ジャケッ
トという)で覆うことにより、前記安全規格に適合させ
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−178084号公報に示された超音波診断装置は、
内部回路が複数存在するために、アイソレーション回路
も複数必要となり、装置の大型化や構造の複雑化を招く
課題があった。
【0010】また、特願平10−327098号特許出
願明細書に記載の超音波ケーブルについて、前記安全規
格は、単一故障時の安全性確保も求められており、超音
波信号ケーブルのシールド線やジャケットが破損し、シ
ールド線及びジャケットの基礎絶縁が破壊されたときの
安全性の確保が必要となる。このため、従来の超音波内
視鏡では、考えられる挿入部の曲げ動作に対して、シー
ルド線やジャケットが破損しないような曲げ耐性を有す
るケーブルを使用したり、かつ、破損した際には、前記
安全規格を満足することを証明していた。
【0011】しかし、体腔内に挿入される前記超音波内
視鏡の挿入部の外径には制限があり、この制限の基で耐
繰り返し屈曲性や耐引っ張り/圧縮性の強度を有するシ
ールド線とジャケットからなる信号ケーブルを用いる必
要がある。前記挿入部の制限外径の基で前記信号ケーブ
ルの絶縁性を確保するためには、信号線とシールド線の
導電性と耐ノイズ性を犠牲にして、ジャケットの肉厚を
厚くする必要があった。これにより、信号線の径が細く
なり超音波駆動信号や超音波受信信号の伝導特性の劣化
となり、体腔内の観察部位への超音波の到達深度である
深達度の低い超音波画像や外来ノイズが混入した超音波
画像しか得られない課題があった。
【0012】更に、前記超音波信号ケーブルは、前記超
音波内視鏡挿入部の先端の超音波振動子から内視鏡挿入
部を操作する操作部や、この操作部と前記超音波観測装
置に着脱される超音波コネクタを接続するユニバーサル
コード及び超音波コード等の長い経路に配置する必要が
あり、信号の伝導特性の劣化と外来ノイズの影響が受け
やすく、深達度が浅く、かつ、ノイズが混入した超音波
画像となる課題があった。
【0013】さらにまた、前記超音波内視鏡挿入部の先
端に取り付け固定されている超音波振動子やその他の超
音波内視鏡を構成する部分にトラブルが生じ、故障修理
を行う場合には、前記挿入部を交換するか、又は前記超
音波内視鏡を分解してトラブル箇所の補修後再度組立直
す必要があり、故障修理に多くの時間と費用が発生する
課題があった。
【0014】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、超音波内視鏡の安全規格に適合すると共に、良好な
超音波深達度と外来ノイズの影響にも強く、かつ、補修
作業が簡便な超音波内視鏡診断装置を提供することを目
的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波内視鏡診
断装置は、体腔内に挿入される挿入部の先端側に電子走
査式超音波送受信部を有する超音波内視鏡と、前記電子
走査式超音波送受信部から超音波を発生させるための駆
動信号の生成及び前記電子走査式超音波送受信部で受信
した超音波信号に対する信号処理等を行う超音波観測装
置とを備える超音波内視鏡診断装置において、前記超音
波内視鏡の電子走査式超音波送受信部に接続された複数
の信号線を総合シールド及び総合保護被覆で外装された
多心超音波信号ケーブルと、前記多心超音波信号ケーブ
ルの基端に接続され、前記超音波観測装置に着脱自在に
接続される超音波コネクタと、前記多心超音波信号ケー
ブルのうち、前記電子走査式超音波送受信部から前記超
音波内視鏡の挿入部内に配置されるケーブルの信号伝導
率よりも、前記超音波内視鏡の挿入部以降から前記超音
波コネクタに配置されるケーブルの信号伝導率が高い、
高信号伝導超音波信号ケーブルとを具備することを特徴
とする。
【0016】これにより、超音波信号ケーブルの信号伝
導率と外来ノイズの遮蔽性能が向上し、かつ、体腔内に
挿入する超音波内視鏡挿入部が細径化され、体腔深部に
まで挿入可能となり、深達度の深い超音波画像が得られ
ると共に、超音波内視鏡の補修も容易に実施可能とな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図8は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は、本発明の第1の実施の形態
の電子走査式超音波内視鏡診断装置の概略構成を説明す
る説明図、図2は、図1の電子走査式超音波内視鏡の先
端部分の概略構成を示す斜視図、図3は、図1の電子走
査式超音波内視鏡の挿入部に用いる信号ケーブルの概略
構成を示す説明図、図4は、電子操作式超音波内視鏡の
挿入部先端の概略構成を示す断面図、図4(a)は図3
に示した振動子ユニットの縦断面図で、図4(b)は図
4(a)の切断線C−Cで切断した信号ケーブルの断面
図で、図4(c)は図4(b)に示した信号ケーブルの
一部拡大断面図、図5は、電子操作式超音波内視鏡の挿
入部の先端部分の断面で、図5(a)は挿入部先端部分
の縦断面図で、図5(b)は図5(a)のb−b切断線
で切断した断面図、図6は、電子走査式内視鏡の操作部
及び中継部の内部構成を示す断面図、図7は、電子操作
式超音波内視鏡の操作部と超音波コネクタとを接続する
超音波コードに内蔵する中継ケーブルを示し、図7
(a)は外観説明図、図7(b)は図7(a)のb−b
切断線で切断した断面図で、及び図7(c)は図7
(b)の一部拡大断面図、及び図8は、超音波コネクタ
の内部構成を説明する断面図である。
【0018】図1に示すように、本発明に係る電子走査
式超音波内視鏡診断装置1は、体腔内に挿入する挿入部
先端に電子走査式の超音波送受信部を有する電子走査式
超音波内視鏡(以下、超音波内視鏡という)2と、この
超音波内視鏡2に内蔵された照明光学系に観察部位を照
明する照明光を供給する光源装置3と、超音波駆動信号
の生成及び受信した超音波信号の処理等を行う超音波観
測装置4と、この超音波観測装置4に接続されて、超音
波診断画像を表示する表示装置(図示せず)とから主に
構成されている。
【0019】前記超音波内視鏡2と前記光源装置3と
は、ユニバーサルコード5の基端に設けた内視鏡コネク
タ6を介して着脱自在に接続されるようになっており、
前記超音波内視鏡2と超音波観測装置4とは、超音波コ
ード7の基端に設けた超音波コネクタ8を介して着脱自
在に接続されるようになっている。
【0020】前記超音波内視鏡2は、体腔内に挿入され
る細長な挿入部2aと、この挿入部2aの後端に位置す
る操作部2bと、この操作部2bの基端部に設けられた
中継部2cと、この中継部2cの基端に設けられた接眼
部2dとから構成されている。
【0021】前記ユニバーサルコード5は、前記操作部
2bの側部から延出され、及び前記超音波コード7は、
前記中継部2cの側部から延出されるようになってい
る。
【0022】前記挿入部2aは、先端側から後述する振
動子ユニット20と、振動ユニット20の後端に位置す
る硬質部9と、この硬質部9の後端に位置する湾曲自在
な湾曲部10と、この湾曲部10の後端に位置して、前
記操作部2bの先端部に至る細径で、かつ、長尺の可撓
性を有する可撓部11が連接されている。前記硬質部9
は、耐薬品性や生体適合性及び絶縁性に優れた樹脂材
料、例えば、ポリスルフォンやポリエチルエーテルケト
ン等が使用される。
【0023】前記操作部2bには、前記湾曲部10を所
望の方向に湾曲制御するためのアングルノブ12と、送
気及び送水操作を行うための送気・送水ボタン13と、
吸引操作を行うための吸引ボタン14と、処置具を体腔
内の目的部位に挿入するための処置具挿入口15と、及
び後述する鉗子起上台27を操作する鉗子起上レバー1
6とが設けられている。
【0024】前記挿入部2aの先端側の振動子ユニット
20と硬質部9の構成について図2を用いて説明する。
【0025】前記挿入部2aの先端に位置する振動子ユ
ニット20は、複数のアレイ振動子からなる振動子群2
1からなり、図中矢印で示す超音波走査範囲22内に超
音波を走査するようになっている。この振動子ユニット
20の後端に位置する硬質部9の先端面9aには、観察
部位に照明光を照射する照明レンズカバー23と、観察
部位の光学像を捉える観察光学系の観察用レンズカバー
24と、この観察用レンズカバー24の表面に付着した
汚物や体液を除去する送気・送水を行う送気・送水ノズ
ル25が設けられている。これら照明レンズカバー2
3、観察用レンズカバー24、及び送気・送水ノズル2
5の内部には、図示していないライトガイドファイバ
ー、イメージガイドファイバー、及び送気・送水チュー
ブが配置されている。ライトガイドファイバーは挿入部
2a、操作部2b、及びユニバーサルコード5内に延在
させて内視鏡コネクタ6に接続されている。イメージガ
イドファイバーは挿入部2a、操作部2b及び中継部2
c内に延在させて接眼部2dに接続されている。送気・
送水チューブは挿入部2aおよび操作部2b内に延在さ
せて送気・送水ボタン13を経て、ユニバーサルコード
5内を介して内視鏡コネクタ6に接続されている。
【0026】更に、前記硬質部9の先端面9aには、前
記振動子群21の超音波走査範囲22に中心軸が含まれ
るように鉗子出口26を開口している。この鉗子出口2
6の近傍には、鉗子出口26から突出させる、例えば組
織吸引針等の処置具の突出方向を調整する鉗子起上台2
7が揺動可能(詳細は、図5参照)に設けられている。
なお、前記送気・送水ノズル25及び鉗子起上台27を
形成する材質は、例えば、セラミック、樹脂等の電気絶
縁物を使用している。
【0027】次に、前記振動子ユニット20について、
図3と図4を用いて説明する。振動子ユニット20は、
図3に示すように、超音波信号の送受信を行う複数のア
レイ振動子からなる振動子群21と、この振動子群21
を収納すると共に、前記硬質部9との着脱を行うハウジ
ング部28と、前記振動子群21に電気的に接続され、
かつ前記ハウジング部28の中空部に挿入される超音波
信号の伝達を行う信号ケーブル29と、及びこの信号ケ
ーブル29の基端に接続形成された超音波信号の伝達中
継を行う中継部30から構成されている。
【0028】前記振動子群21とハウジング部28の構
成は、前記振動子ユニット20の縦断面を示す図4
(a)と、図3のc−c切断線から切断した断面を示す
る図4(b)と、及び図4(b)の一部を拡大した図4
(c)に示している。
【0029】前記振動子群21は、複数のアレイ振動子
31…31が円弧状に配列されて、このアレイ振動子3
1の前面側は共通接地電極32,内面側は前記アレイ振
動子31の配列数の信号電極33が設けられている。前
記共通接地電極32の前面には、音響整合層34が設け
られ、この音響整合層34の前面には、パリレンC等の
耐水性と絶縁性を有し、かつ、音響特性の良いコーティ
ング35が設けられた構成となっている。
【0030】前記振動子群21の信号電極33は、後述
する信号ケーブル29の信号心線42に接続し、前記共
通接地電極32は、後述する信号ケーブル29のシール
ド40,44に接続した後、前記信号電極33にパッキ
ング材36を充填する。この振動子群21に接続された
信号ケーブル29は、前記ハウジング部28の中空部に
挿入して接着剤37で固定されている。なお、ハウジン
グ部28は、前記硬質部9と同様に、絶縁性を有する樹
脂材を用いて基礎絶縁が確保されている。
【0031】本発明の実施例では、前記振動子群21の
曲率半径が約5mmで、超音波走査範囲22は180度
を有している。
【0032】前記信号ケーブル29は、図4(b)に示
すように、前記振動子群21の複数のアレイ振動子31
…31に接続される複数の同軸信号線38と、この複数
の同軸信号線38を覆う絶縁被覆39と、この絶縁被覆
39を覆う総合シールド40と、及びこの総合シールド
40を覆い、かつ、基礎絶縁以上の耐電圧を有する総合
絶縁被覆(以下、総合ジャケットという)41から構成
されている。この信号ケーブル29の同軸信号線38
は、図4(c)に示すように、信号心線42と、この信
号心線42を覆う絶縁被覆43と、この絶縁被覆43を
覆うシールド44と、及びこのシールド44を覆うジャ
ケット45から構成されている。
【0033】この信号ケーブル29は、本発明の実施例
では、信号心線42にはAWG46番線を用い、同軸信
号線38の外径は、約φ0.2mmであり、信号ケーブ
ル29の外径は、約φ3mm程度としている。
【0034】前記信号ケーブル29の基端に配置される
前記中継部30は、コンタクトパッド46と、接地パッ
ド47と、延長用接続パッド48を備えたフレキシブル
配線基板(以下、FPCという)49で構成されてい
る。前記信号ケーブル29の同軸信号線38の信号心線
42とシールド44は、前記中継部30のコンタクトパ
ッド46と接地パッド47に電気的に接続され、かつ、
前記中継部30のコンタクトパッド46と接地パッド4
7は、それぞれ延長用接続パッド48に電気的に導通接
続されている。
【0035】本発明の実施例では、信号ケーブル29の
複数の同軸信号線38を4つに分割して、この4つに分
割した同軸信号線38に対して、それぞれ4つのFPC
49…49に接続させている。
【0036】次に、前記振動子ユニット20を前記硬質
部9に取り付けた状態を図5を用いて説明する。なお、
図5(a)は前記振動子ユニット20と硬質部9の断面
図で、図5(b)は図5(a)のb−b切断線で切断し
た断面図である。
【0037】前記振動子ユニット20のハウジング部2
8は、前記硬質部9に設けられた配置用透孔50に固定
ビス51によって着脱自在に連結固定されている。前記
振動子ユニット20と前記配置用透孔50との隙間を介
して体液等が挿入部2a内に侵入することを防止するO
リング52がOリング押さえ53によって、前記配置用
透孔50の内周面の所定位置に配置されている。前記振
動子ユニット20のハウジング部28と前記硬質部9は
樹脂部材で形成されており、振動子ユニット20を硬質
部9に固定する際に、硬質部9に固定ビス51を直接螺
合させると、硬質部9に形成された雌ネジが摩耗して固
定状態が不安定となる恐れがある。このため、振動子ユ
ニット20のハウジング部28と硬質部9との間に断面
形状が略C字形状の固定金具54を配置している。この
固定金具54には、硬質部9に形成されている固定ビス
51が挿通配置される透孔55に対応する位置に貫通雌
ネジ56が形成されている。つまり、透孔55から挿入
された固定ビス51を貫通雌ネジ56に螺合させて、ハ
ウジング部28を固定ビス51の押圧力によって硬質部
9の所定位置に強固、かつ安定に固定させている。
【0038】前記配置用透孔50の基端部には、基礎絶
縁の耐電圧を有する樹脂性の中空口金57が接着固定さ
れており、この中空口金57には、基礎絶縁以上の耐電
圧を有する保護チューブ58の一端が固定されている。
この保護チューブ58は、挿入部2a内に延在し、他端
は操作部2b内に固定されている。更に、前記保護チュ
ーブ58内には、振動子ユニット20の信号ケーブル2
9が挿入配置されている。
【0039】つまり、前記信号ケーブル29は、前記総
合ジャケット41と前記保護チューブ58によって二重
絶縁の耐電圧を有するようになっている。
【0040】すなわち、総合ジャケット41が基礎絶縁
の耐電圧を有する場合には、前記保護チューブ58は補
強絶縁の耐電圧を有し、総合ジャケット41が補強絶縁
の耐電圧を有する場合には、前記保護チューブ58が基
礎絶縁の耐電圧を有することになる。なお、本発明の実
施例では、総合ジャケット41は基礎絶縁の耐電圧を有
し、前記保護チューブ58は補強絶縁の耐電圧を有する
ように構成されている。
【0041】前記前記硬質部9から突出する前記振動子
ユニット20の振動子群21とハウジング部28の接続
部分は、前記照明レンズカバー23と前記観察レンズカ
バー24から照明観察する光学視野範囲59を遮ること
のないように配置されており、更に、硬質部9は前記超
音波走査範囲22を遮ることのないように構成配置され
るようになっている。
【0042】前記操作部2bに設けた処置具挿入口15
(図1参照)は、挿入部2aに設けられた処置具挿通用
チャンネル60に連通している。前記処置具挿入口15
と処置具挿通用チャンネル60を介して挿通された組織
吸引針等の処置具(図2に一点鎖線で示している)は、
前記硬質部9の先端面9aに開口する処置具出口26か
ら体腔内に導出するようになっている。
【0043】この処置具出口26の前記鉗子起上台27
は、操作部2bに設けられた鉗子起上レバー16を操作
することにより、図中の矢印61(揺動範囲)で示すよ
うに、実線で示した鉗子起上台27の位置から一点鎖線
で示した鉗子起上台27の位置まで揺動するようになっ
ている。この揺動する鉗子起上台27の上に配置されて
いる前記処置具は、前記鉗子出口26の中心軸が前記超
音波走査範囲22及び光学視野範囲59に含まれるため
に、超音波走査面範囲22及び光学視野範囲59内を移
動可能としている。
【0044】次に前記操作部2bの構成について図6を
用いて説明する。前記操作部2bは、超音波内視鏡2を
把持する把持部62と、前記アングルノブ12,送気・
送水ボタン13,吸引ボタン14,及び鉗子起上レバー
16(図1参照)が配置された操作本体部63と、この
操作本体部63の基端に固定され、前記信号ケーブル2
9の中継を行う中継部2cとで構成されている。この中
継部2cの基端には前記接眼部2dが固定されている
(図1参照)。
【0045】前記中継部2cは、略箱状の樹脂製カバー
64で形成され、前記操作本体部63と前記接眼部2d
に対してビス及び接着剤によって固定されている。な
お、この樹脂製カバー64は、前記操作本体部63と前
記接眼部2dの内部の金属部分に対して基礎絶縁以上の
耐電圧を有するようにしている。
【0046】この樹脂性カバー64の内部には、箱状の
金属シールド板65が収納配置され、この金属シールド
板65には、前記信号ケーブル29を導出する部分に口
金66が固定されている。この口金66には、前記挿入
部2a内に延在している前記振動子ユニット20の信号
ケーブル29を保護被覆する保護チューブ58の他端が
固定されるようになっている。前記金属シールド板65
の内部には、中継基板67が配置されている。この中継
基板67には、前記口金66に固定された保護チューブ
58内に挿通された前記振動子ユニット20の信号ケー
ブル29の基端に設けられた前記FPC49…49が電
気的に着脱接続されるコネクタ68…68が配置されて
いる。なお、前記信号ケーブル29の総合シールド40
は、図示されていないが前記金属シールド板65に電気
的に接続されている。
【0047】更に、前記中継基板67には、中継コネク
タ69…69が固定配置されると共に、前記コネクタ6
8…68と前記中継コネクタ69…69の各接続ピンと
相互に一対一に対応して電気的に接続されている。前記
中継コネクタ69…69は、後述する中継ケーブル70
の第1の中継用FPC71…71が電気的に着脱自在に
接続されるようになっている。
【0048】前記中継ケーブル70の構成について、図
7を用いて説明する。なお、図7(a)は中継ケーブル
70の全体構成を説明する説明図で、図7(b)は、図
7(a)のb−b切断線から切断した断面図で、図7
(c)は、図7(b)の一部拡大断面図である。
【0049】前記中継ケーブル70の両端には、図3に
示した信号ケーブル29の基端に取り付けられたFPC
49…49と同様な、第1の中継用FPC71…71
と、第2の中継用FPC75…75が取り付け固定され
ている。この第1と第2の中継用FPC71,75は、
コンタクトパッド72,72’と、接地パッド73,7
3’と、及び延長用接続パッド74,74’が設けら
れ、このコンタクトパッド72,72’と接地パッド7
3,73’は、それぞれ延長用接続パッド74,74’
に電気的に導通接続されている。
【0050】前記中継ケーブル70は、図7(b)に示
すように、複数の同軸信号線76と、この複数の同軸信
号線76を覆う総合シールド77と、この総合シールド
77を覆い、基礎絶縁以上の耐電圧を有する総合ジャケ
ット78で構成されている。前記同軸信号線76は、図
7(c)に示すように、信号心線79と、この信号心線
79を覆う絶縁被覆80と、この絶縁被覆80を覆うシ
ールド81と、及びこのシールド81を覆う絶縁用のジ
ャケット82から構成されている。
【0051】本発明の実施形態では、信号心線79にA
WG42番線で、同軸信号線76の外径は、約φ0.3
mmの信号伝導率の高いものを使用し、この同軸信号線
76を前記振動子ユニット20の信号ケーブル29に用
いられている同軸信号線38と同数用いて、前記総合シ
ールド77と総合ジャケット78で覆い、かつ、前記総
合シールド77はノイズ遮蔽性の高い材質と形状のもの
を用いて、前記中継ケーブル70の外径を約φ6mm程
度とした。更に、前記信号ケーブル29と同様に中継ケ
ーブル70の複数の同軸信号線76を4つに分割して、
その分割した同軸信号線76毎に前記第1と第2の中継
用FPC71…71,75…75に分割配置されてい
る。
【0052】これら分割されたそれぞれの同軸信号線7
6の信号心線79は、前記第1と第2の中継用FPC7
1,75のコンタクトパッド72,72’に、シールド
81は、接地パッド73,73’にそれぞれ電気的に接
続され、前記総合シールド77の一端は、前記中継部2
cの金属シールド板65に電気的に接続されるようにな
っている。
【0053】すなわち、前記超音波内視鏡2の挿入部2
aに内挿される前記振動子ユニット20の信号ケーブル
29は、同軸信号線38を細径化して、この信号ケーブ
ル29の全体径も細径化している。一方、前記中継ケー
ブル70は、前記信号ケーブル29よりも信号伝導率の
高い太径の同軸信号線76を用い、かつ、総合シールド
77も前記信号ケーブル29の総合シールド40よりも
シールド効果の高いシールド線を用いている。前記信号
ケーブル29の基端のFPC49と、中継ケーブル70
の一端の第1の中継FPC74とを前記中継部2c内に
設けた中継基板67のコネクタ68と中継コネクタ69
に接続させるようにしている。これにより、前記中継ケ
ーブル70における超音波信号の伝導特性と、外部ノイ
ズに対する遮蔽特性が改善向上される。
【0054】次に、前記中継ケーブル70の第2の中継
FPC75が接続される超音波コネクタ8について図8
を用いて説明する。
【0055】超音波コネクタ8は、前記中継ケーブル7
0が挿通する挿通用透孔を有する金属製の箱状の外装部
材であるコネクタ本体82と、このコネクタ本体82の
内部空間内に取付配置され、前記挿通用透孔に対応する
配置用透孔を有し、コネクタ本体82の先端側開口より
突出して配置される電気的接続手段を構成する内装部材
であるフレーム部83とで構成されている。
【0056】このフレーム部83内には、中継ケーブル
70の総合シールド77を剥いた状態の同軸信号線76
が挿通配置される透孔84を備えた不要輻射ノイズ低減
部材であるフェライトコア85と中継ケーブル70の第
2の中継FPC75が接続されるコネクタ86を配設し
たマッチング基板87等が設けられている。このマッチ
ング基板87には、超音波観測器4に電気接続される複
数の接続ピン(図示しない)及び電気的接地手段を構成
する接地板88を設けたコネクタユニット89が接続さ
れている。このコネクタユニット89に設けた接地板8
8は、フレーム部83に電気的に接続されている。一
方、フレーム部83の外周面には、カバーシールド90
がフレーム部83に電気的に導通した状態で配置されて
いる。
【0057】コネクタ本体82とフレーム部83とは、
絶縁ブロック91及び絶縁シート92によって、2つの
部材が電気的に非導通な状態となるように一体的に固定
されている。なお、絶縁ブロック91は、点線に示すよ
うにビスによってフレーム部83に一体的に固定される
と共に、ビス(図示しない)によってコネクタ本体82
に対しても一体的に固定されている。このことによっ
て、コネクタ本体82とフレーム部83とは確実に絶縁
される。また、符号93は、フレーム部83の先端側周
面を被覆するゴムカバーであり、符号84は超音波コネ
クタ8を超音波観測装置4に着脱させるときに使用する
レバーである。
【0058】超音波コネクタ8のコネクタ本体82内に
挿通された中継ケーブル78は、1度フレーム部83内
に挿通された後、第1隙間部95を通ってカバーシール
ド90とフレーム部83との間に配置される。このカバ
ーシールド90とフレーム部83との間に配置される中
継ケーブル70は、総合ジャケット78が剥がされて総
合シールド77が剥きだされた状態になっており、この
剥き出された状態の総合シールド77がシールドクラン
プ96によって少なくとも接地板88に電気的接続され
ているフレーム部83,若しくはこのフレーム部83に
電気的に導通したカバーシールド90に電気的に接触し
た状態で固定されている。このことによって、中継ケー
ブル70の総合シールド77は、フレーム部83,又は
カバーシールド90及びフレーム部83を介して接地板
88と電気的に導通した状態になっている。
【0059】一方、中継ケーブル70は、第2の隙間9
5を通って再びフレーム部83内に挿通される。この
時、フレーム部83内には、総合シールド77が剥がさ
れた状態の複数の同軸信号線76が挿通されている。こ
の同軸信号線76はフレーム部83内に配置されている
フェライトコア85の有する透孔84の一開口端側から
他開口端側に挿通された後、フェライトコア85の外周
側を通って、再び一開口端側から挿通されて他開口端側
から突出してフレーム部83内の所定の位置に配置さ
れ、第2の中継FPC75とコネクタ86とが着脱自在
に電気的に接続される。
【0060】このような構成の電子走査式超音波内視鏡
診断装置1の動作について、説明する。前記超音波内視
鏡2の超音波コネクタ8を前記聴音波観測装置4に接続
することにより、前記超音波観測装置4から送信される
聴音波駆動信号は、超音波コネクタ8の接続ピンからマ
ッチング基板87,コネクタ86を介して中継ケーブル
70に伝達され、前記中継部2cの中継基板67を介し
て信号ケーブル29に伝達される。更に、超音波駆動信
号は、信号ケーブル29の先端に配置した振動子群21
に伝達され、振動子群21で超音波に変換されて体腔内
に向かって超音波を発振する。体腔内で反射された超音
波は、再び前記振動子群21で受信されて電気信号に変
換された後、超音波受信信号として、前述の超音波駆動
信号の伝達と逆の経路で前記超音波観測装置4に伝達さ
れる。
【0061】この超音波受信信号は、前記超音波観測装
置4で信号処理を行った後、図示しないモニターにモー
ド画像やドプラ画像等の各種超音波画像として表示され
る。
【0062】前記超音波駆動信号と超音波受信号は、前
記信号ケーブル29及び前記中継ケーブル70によって
伝達されるが、前記中継ケーブル70の同軸信号線76
は、前記信号ケーブル20の同軸信号線38よりも太く
て、伝送損失の少ないケーブルを用い、かつ、総合シー
ルド77もシールド効果の高い材質と形状のシールド材
を用いている。このため、前記中継ケーブル70による
前記超音波駆動信号と受信信号の伝送損失は最小限に抑
制でき、また、外部ノイズを確実に遮蔽することが可能
となる。
【0063】一方、前記超音波内視鏡2の挿入部2aに
内装される前記信号ケーブル29は、特に湾曲部10の
湾曲によって、繰り返し湾曲動作を受けるが、保護チュ
ーブ58によって前記信号ケーブル29は被覆されてい
るために、繰り返される湾曲動作による信号ケーブル2
9の同軸信号線38の断線から保護可能となる。
【0064】更に、前記同軸信号線38のシールド4
4、総合シールド42、及び保護チューブ58のうち、
いずれか一つが破壊されたとしても(単一故障)、十分
安全規格の絶縁耐電圧の要求項目を満足できる。つま
り、前記同軸信号線38のシールド線44が断線した場
合、基礎絶縁をもつ総合ジャケット41及び補強絶縁を
もつ保護チューブ58によって、信号心線42と前記挿
入部2aの外装に対して二重絶縁が保たれる。前記総合
ジャケット41が破損した場合、シールド44及び補強
絶縁をもつ保護チューブ58によって、信号心線42は
挿入部2aの外装に対して基礎絶縁以上(補強絶縁)が
保たれる。更に、保護チューブ58が破損した場合、シ
ールド44及び基礎絶縁をもつ総合ジャケット41によ
って、信号心線42は挿入部2aの外装に対して基礎絶
縁が保たれる。
【0065】従って、信号ケーブル29の選定に当たっ
て、同じ外径のケーブルを使用する際にも繰り返し湾曲
耐性より耐ノイズ性に優れたケーブルを使用可能であ
り、ノイズ耐性を向上できる。
【0066】また、振動子ユニット20は、硬質部9に
固定されている固定ビス51を着脱し、かつ、中継部2
c内の中継基板67のコネクタ68に接続されるFPC
49…49の着脱することによって、保護チューブ58
をガイドにして、挿入部2aに対して簡単に挿脱可能で
ある。
【0067】(第2の実施の形態)図9ないし図12は
本発明の第2の実施の形態に係り、図9は本発明の第2
の実施の形態に用いられる太径の中継用ケーブルの概略
構成を示す概略構成図、図10は中継用ケーブルのFP
Cと信号ケーブルのFPCとの二つのFPCの接続前後
を示し、図10(a)は接続前、図10(b)は接続
後、図11は図10の接続とは異なる接続を示す説明
図、図12は電子操作式の超音波電子内視鏡装置の操作
部を示す断面図であり、図12(a)は操作部の透視断
面図、図12(b)は同図(a)の操作部のX−X’断
面図である。
【0068】本第2の実施の形態では、前記信号ケーブ
ル29(細径同軸ケーブル)の操作部側端末をFPC端
末とし、このFPC端末パターンに半田付け可能なFP
Cパターンを前記超音波コネクタ8に接続される中継用
ケーブル(太径ケーブル)の端末とすることで、これら
信号ケーブル29(細径同軸ケーブル)と太径同軸ケー
ブルとを内視鏡操作部内の限られたスペースに接続可能
な構成とする。
【0069】図9に示すように内視鏡操作部(図12参
照)から超音波コネクタ(不図示)に至る太径の中継用
ケーブル170は、この基端に配置されるFPC175
を図3で説明した信号ケーブル29のFPC49と同様
な構成となっている。
【0070】即ち、この中継ケーブル170の両端に
は、前記信号ケーブル29の基端に取り付けられたFP
C49…49と同様な、第1の中継用FPC171…1
71と、第2の中継用FPC175…175とが取り付
け固定されている。この第1と第2の中継用FPC17
1,175は、コンタクトパッド172,172’と、
接地パッド173,173’と、及び延長用接続パッド
174,174’とが設けられ、このコンタクトパッド
172,172’と接地パッド173,173’とは、
それぞれ延長用接続パッド174,174’に電気的に
導通接続されている。
【0071】前記中継用ケーブル170は、図7で説明
した中継ケーブル70と同様に複数の同軸信号線176
と、この複数の同軸信号線176を覆う総合シールド1
77と、この総合シールド177を覆い、基礎絶縁以上
の耐電圧を有する総合ジャケット178で構成されてい
る。前記同軸信号線176は、図7で説明した中継ケー
ブル70と同様に信号心線179と、この信号心線17
9を覆う絶縁被覆(不図示)と、この絶縁被覆を覆うシ
ールド181(図11参照)と、及びこのシールド18
1を覆う絶縁用のジャケット182(図11参照)とか
ら構成されている。
【0072】前記中継用ケーブルのFPC175を図1
0に示すように前記信号ケーブル29のFPC49に接
続するので、この中継用ケーブルのFPC175はFP
C49と対を成して機能するようになっている。図10
はこれら中継用ケーブルのFPC175と信号ケーブル
29のFPC49との二つのFPCの接続前後を示して
いる。
【0073】即ち、図10(a)に示すように前記中継
用ケーブル170のFPC175の延長用接続パッド1
74を前記信号ケーブル29のFPC49の延長用接続
パッド48にそれぞれはめ込むことで、図10(b)に
示すように前記中継用ケーブル170の延長用接続パッ
ド174と前記信号ケーブル29のFPC49とはそれ
ぞれ接続される。これにより、中継用FPC175が図
9のように五月雨状に並んでいるため接続部の外径を押
さえつつ、また、十数本のケーブルを一枚のFPC毎に
配線しているため順序立てて配線を合理的に行え、前記
中継用ケーブル170と前記信号ケーブル29とは接続
される。
【0074】尚、図示しないが信号ケーブル(細径ケー
ブル)29の振動子群側端末及び中継用ケーブル(太径
ケーブル)170の超音波コネクタ側端末もそれぞれ五
月雨状に並んで各々、接続に要するスペースを削減して
いる。
【0075】また、中継用FPC175が取り付け固定
された中継用ケーブル(太径ケーブル)170はそのス
トランド数本と中継用FPC175との接続部外径を押
さえるため、図11に示すように一本一本のケーブル半
田付け部を中継用FPC175のパッド(接地パッド1
73’、コンタクトパッド172’)に互い違いに半田
付けしても良い。即ち、それぞれの同軸信号線176の
信号心線179をコンタクトパッド172’に、シール
ド181を接地パッド173’にそれぞれ互い違いに半
田付けしても良い。
【0076】上述したように中継用ケーブルのFPC1
75を前記信号ケーブル29のFPC49に接続可能な
ので、図12に示すように操作部2bの内の遊休部分又
はスイッチ部2e内にこれらの接続を設けることができ
る。
【0077】図12(a)に示すように本第2の実施の
形態に用いられる電子操作式超音波内視鏡装置は、図示
しない挿入部の先端部側に撮像装置(不図示)を内蔵し
た電子操作式の超音波電子内視鏡装置であり、前記撮像
装置で撮像して得た内視鏡像をフリーズ等の操作を行う
スイッチ部2eが操作部2bの後端側に設けられてい
る。尚、この操作部2bには、図示しないが光源装置及
び画像処理装置に接続するユニバーサルケーブルと、超
音波観測装置に接続する超音波コネクタを端部に備える
前記中継用ケーブル170が延出するようになってい
る。
【0078】そして、図12(b)に示すように本第2
の実施の形態では、上述した中継用ケーブル170のF
PC175と前記信号ケーブル29のFPC49との接
続を把持部(操作部グリップ)60内の遊休部分62a
に設けるように構成している。尚、これらの接続を操作
部本体63内又はスイッチ部2e内の遊休部分に設ける
ように構成しても良い。
【0079】以上により、本第2の実施の形態によれば
中継部(副操作部)を削除でき、信号ケーブル(細径ケ
ーブル)29と中継用ケーブル(太径ケーブル)170
との接続部を把持部(操作部グリップ)60内に設置で
き、操作部2bの軽量化を計ることができるので、これ
により術者の疲労も軽減される。また、副操作部(中継
部)に設置してあったスイッチ部類も左手手指から持ち
替えることなく届く位置に設置可能となる。
【0080】ところで、本出願人が先に出願した特願平
10−327098号の特許出願明細書には、本実施例
に図示していない切除されたFPCが記載されており、
その受入検査時点での有用性とシステムコネクタへの接
続時の有用性が記載されている。
【0081】しかしながら、操作部内に中継を置くには
パターンを出す方向がケーブル走行方向と直角である
と、図9で説明したFPC175のようにパターンが測
方にむき出しになる。これを防ぐためコンタクトパッド
のパターンを基板対角方向に設けるようにFPCを構成
する。
【0082】図13はコンタクトパッドのパターンを基
板対角方向に設けたFPCを示し、図13(a)は中継
FPCを示し、図13(b)は同図(a)の中継FPC
が接続されるケーブル端末FPCである。
【0083】図13(a)に示すように中継FPC27
5は、図9で説明したFPC175と同様に、コンタク
トパッド272及び接地パッド273を有し、広いピッ
チパターンを所有する部分即ち、延長用接続パッド27
4を切除線202を境に切除して、図13(b)に示す
他のFPC(第2の基板)としてもう一方の伝送効率の
良いケーブル端末FPC276に接続するようになって
いる。
【0084】この中継FPC275のパターン方向をケ
ーブルの走行方向と同じくするために、この中継FPC
275には前記コンタクトパッド272を対角上に設け
ており、前記ケーブル端末FPC276の接地パッド2
78の後端に設けた接続部279に前記コンタクトパッ
ド272をはめ込むことで、これら中継FPC275を
ケーブル端末FPC276に接続できるようになってい
る。尚、図13(b)に示すケーブル端末FPC276
は、前記中継FPC275の対角上コンタクトパッド2
72と対応するようにコンタクトパッド277を対応し
て設けてある。
【0085】なお、本発明は、前述した実施形態のみに
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。
【0086】[付記]以上詳述したように本発明の実施
形態によれば、以下の如き構成を得ることができる。
【0087】(1)体腔内に挿入される挿入部の先端側
に電子走査式超音波送受信部を有する超音波内視鏡と、
前記電子走査式超音波送受信部から超音波を発生させる
ための駆動信号の生成及び前記電子走査式超音波送受信
部で受信した超音波信号に対する信号処理等を行う超音
波観測装置とを備える超音波内視鏡診断装置において、
前記超音波内視鏡の電子走査式超音波送受信部に接続さ
れた複数の信号線を総合シールド及び総合保護被覆で外
装された多心超音波信号ケーブルと、前記多心超音波信
号ケーブルの基端に接続され、前記超音波観測装置に着
脱自在に接続される超音波コネクタと、前記多心超音波
信号ケーブルのうち、前記電子走査式超音波送受信部か
ら前記超音波内視鏡の挿入部内に配置されるケーブルの
信号伝導率よりも、前記超音波内視鏡の挿入部以降から
前記超音波コネクタに配置されるケーブルの信号伝導率
が高い、高信号伝導超音波信号ケーブルと、を具備する
ことを特徴とする超音波内視鏡診断装置。
【0088】(2)前記多心超音波信号ケーブルを構成
する複数の信号線は、同軸シールドケーブルを用い、こ
の同軸シールドケーブルのうち、前記電子走査式超音波
送受信部から前記超音波内視鏡の操作部内に配置される
同軸シールドケーブルの信号心線の径よりも、前記超音
波内視鏡の操作部以降から前記超音波コネクタに配置さ
れる同軸シールドケーブルの信号心線の径を太くしたこ
とを特徴とする付記1に記載した超音波内視鏡診断装
置。
【0089】(3)前記超音波内視鏡の挿入部に配置さ
れる多心超音波信号ケーブルと、前記超音波内視鏡の挿
入部以降から前記超音波コネクタに配置される多心超音
波信号ケーブルは、前記超音波内視鏡の操作部内で電気
的に接続されたことを特徴とする付記項1に記載した超
音波内視鏡診断装置。
【0090】(4)前記超音波内視鏡の挿入部に配置さ
れる多心超音波信号ケーブルと、前記超音波内視鏡の挿
入部以降から前記超音波コネクタに配置される多心超音
波信号ケーブルは、前記超音波内視鏡の操作部内でフレ
キシブルコネクタを介して、着脱自在に電気的に接続さ
れたことを特徴とする付記項1に記載した超音波内視鏡
診断装置。
【0091】(5)前記フレキシブルコネクタは、フレ
キシブルプリントコネクタと、このフレキシブルプリン
トコネクタに接続される硬質コネクタとからなることを
特徴とする付記4に記載した超音波内視鏡診断装置。
【0092】(6)体腔内に挿入される挿入部の先端側
に電子走査式超音波を送受信するアレイ振動子と、この
アレイ振動子の各素子に接続され複数の信号ケーブルを
前記挿入部から超音波コネクタまで延在させた電子走査
式超音波内視鏡と、この電子走査式超音波内視鏡に対し
て電子走査式超音波駆動信号と受信信号を授受する超音
波観測装置に前記超音波コネクタを着脱自在に接続可能
とした超音波内視鏡診断装置において、前記信号ケーブ
ルに同軸シールドケーブルを用い、この同軸シールドケ
ーブルの信号心線を前記超音波観測装置の信号授受端子
に接続するコネクタと、前記同軸シールドケーブルのシ
ールドを、前記超音波観測装置の接地端子に接続するコ
ネクタとを有する前記超音波コネクタと、前記超音波コ
ネクタに接続される複数の前記同軸シールドケーブルを
一体的に被覆し、かつ、基礎絶縁又は補強絶縁を有する
総合ジャケットと、前記電子走査式超音波内視鏡の少な
くとも挿入部先端から湾曲部までに配置された前記総合
ジャケットを被覆する補強絶縁又は基礎絶縁を有する絶
縁チューブと、を具備したことを特徴とする電子走査式
超音波診断装置。
【0093】(7)前記総合ジャケットの一端は、前記
電子走査式超音波内視鏡の挿入部先端に対して着脱自在
に固定し、前記同軸シールドケーブル及び前記総合ジャ
ケットと、前記絶縁チューブを挿入軸方向に相対的に移
動可能にしたことを特徴とする付記6に記載した電子走
査式超音波内視鏡診断装置。
【0094】(8)体腔内に挿入される挿入部の先端側
に電子走査式超音波を送受信するアレイ振動子と、この
アレイ振動子の各素子に接続され複数の信号ケーブルを
前記挿入部から超音波コネクタまで延在させた電子走査
式超音波内視鏡と、この電子走査式超音波内視鏡に対し
て電子走査式超音波駆動信号と受信信号を授受する超音
波観測装置に前記超音波コネクタを着脱自在に接続可能
とした超音波内視鏡診断装置において、前記信号ケーブ
ルに複数の同軸シールドケーブルを用い、この複数の同
軸シールドケーブルを基礎絶縁又は補強絶縁を有する材
質の総合ジャケットで一体的に被覆した同軸信号ケーブ
ルと、この同軸信号ケーブルを被覆する補強絶縁又は基
礎絶縁を有し、かつ、一端が前記電子走査式超音波内視
鏡の挿入部先端に、他端は前記電子走査式超音波内視鏡
の操作部に固定された絶縁チューブと、前記同軸信号ケ
ーブルの内、前記電子走査式超音波内視鏡の挿入部から
操作部までを細径とした細径同軸信号ケーブルと、及
び、前記電子走査式超音波内視鏡の操作部以降から前記
超音波コネクタまでを太径とした太径同軸信号ケーブル
と、を具備し、前記細径シールドケーブルは、前記絶縁
チューブに対して、挿入軸方向に相対的に移動可能とし
たことを特徴とする電子走査式超音波内視鏡診断装置。
【0095】(9)前記細径同軸信号ケーブルの一端に
は、雄又は雌コネクタを接続配置し、前記太径同軸信号
ケーブルには、雌又は雄コネクタを接続配置し、それら
雄又は雌コネクタを用いて前記細径同軸ケーブルと前記
太径同軸ケーブルを相互に着脱自在に接続可能とするこ
とを特徴とする付記項8に記載した電子走査式超音波内
視鏡診断装置。
【0096】(10)前記細径同軸信号ケーブルの一端
に設けた雄又は雌コネクタと、前記太径同軸信号ケーブ
ルの一端に設けた雌又は雄コネクタに、一対一に対応す
る雄又は雌コネクタを印刷配線基板上に配置し、前記細
径同軸信号ケーブルと前記太径同軸信号ケーブルを前記
印刷配線基板に配置した雄又は雌コネクタを介して、着
脱自在に接続することを特徴とする付記項8に記載した
電子走査式超音波内視鏡診断装置。
【0097】(11)前記細径同軸信号ケーブル及び前
記太径同軸信号ケーブルの一端に接続配置して雄又は雌
コネクタの一方、又は両コネクタは、フレキシブルプリ
ントコネクタであることを特徴とする付記8又は10に
記載した電子走査式超音波内視鏡診断装置。
【0098】(12)前記細径同軸信号ケーブルと前記
太径同軸信号ケーブルとの信号心線の接続部分と、前記
超音波内視鏡の操作部外装表面とは、、二重絶縁又は強
化絶縁を有する電気絶縁材で被覆されていることを特徴
とする付記項8,9,又は10に記載した電子走査式超
音波内視鏡診断装置。
【0099】(13)前記細径同軸信号ケーブルと前記
太径同軸信号ケーブルとの信号心線の接続部分と、前記
超音波内視鏡の操作部外装表面とは、前記接続部分を被
覆し、かつ、前記超音波観測装置に接地接続されたシー
ルド及びこのシールドを被覆する基礎絶縁を有する絶縁
部材が配置されたことを特徴とする付記項8,9,又は
10に記載した電子走査式超音波内視鏡診断装置。
【0100】
【発明の効果】電子走査式超音波内視鏡の挿入部先端に
配置した超音波送受信振動子に操作部を介して超音波駆
動及び受信信号を供給する超音波観測装置との間を接続
する信号伝送ケーブルは、複数の同軸シールド線を一体
的に総合シールドと総合ジャケットで被覆することによ
り、外部ノイズの遮蔽率の向上が図られると共に、前記
電子走査式超音波内視鏡の挿入部から操作部間での間の
同軸シールド線に比して、前記操作部から超音波観測装
置までの間の同軸シールド線に太径の信号心線を用い、
電子走査式超音波内視鏡の信号伝送率の改善効果が得ら
れる。
【0101】また、前記挿入部には、絶縁チューブを配
置し、前記複数の同軸シールド線を総合シールドと総合
ジャケットで被覆した信号転送ケーブルを前記絶縁チュ
ーブ内に挿通させることにより、前記挿入部外装表面と
前記同軸シールド線との一層の絶縁耐電圧の向上効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電子走査式超音波
内視鏡診断装置の概略構成を説明する説明図
【図2】図1の電子走査式超音波内視鏡の先端部分の概
略構成を示す斜視図
【図3】図1の電子走査式超音波内視鏡の挿入部の概略
構成を示す説明図
【図4】電子操作式超音波内視鏡の挿入部先端の概略構
成を示す断面図
【図5】電子操作式超音波内視鏡の挿入部の先端面の拡
大断面を示す断面図
【図6】電子走査式内視鏡の操作部と中継部の内部構成
を示す断面図
【図7】電子操作式超音波内視鏡の操作部と超音波コネ
クタとを接続する超音波コードに内蔵する中継ケーブル
を示し、図7(a)は外観説明図、図7(b)は断面
図、及び図7(c)は拡大断面図
【図8】超音波コネクタの内部構成を説明する断面図
【図9】本発明の第2の実施の形態に用いられる太径の
中継用ケーブルの概略構成を示す概略構成図
【図10】中継用ケーブルのFPCと信号ケーブルのF
PCとの二つのFPCの接続前後を示し、図10(a)
は接続前、図10(b)は接続後
【図11】図10の接続とは異なる接続を示す説明図
【図12】電子操作式の超音波電子内視鏡装置の操作部
を示す断面図であり、図12(a)は操作部の透視断面
図、図12(b)は同図(a)の操作部のX−X’断面
【図13】コンタクトパッドのパターンを基板対角方向
に設けたFPCを示し、図13(a)は中継FPCを示
し、図13(b)は同図(a)の中継FPCが接続され
るケーブル端末FPC
【符号の説明】
1 …電子走査式超音波内視鏡診断装置 2 …電子走査式超音波内視鏡 2a…挿入部 2b…操作部 2c…中継部 2d…接眼部 7 …超音波コード 9 …硬質部 10…湾曲部 11…可撓部 20…振動子ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C061 AA00 BB03 BB08 CC04 DD03 FF35 FF45 JJ12 JJ15 JJ19 NN03 UU09 4C301 AA02 EE04 EE13 FF05 FF17 GA02 GB06 GB20 GB22 JA17 JA19

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔内に挿入される挿入部の先端側に電
    子走査式超音波送受信部を有する超音波内視鏡と、前記
    電子走査式超音波送受信部から超音波を発生させるため
    の駆動信号の生成及び前記電子走査式超音波送受信部で
    受信した超音波信号に対する信号処理等を行う超音波観
    測装置とを備える超音波内視鏡診断装置において、 前記超音波内視鏡の電子走査式超音波送受信部に接続さ
    れた複数の信号線を総合シールド及び総合保護被覆で外
    装された多心超音波信号ケーブルと、 前記多心超音波信号ケーブルの基端に接続され、前記超
    音波観測装置に着脱自在に接続される超音波コネクタ
    と、 前記多心超音波信号ケーブルのうち、前記電子走査式超
    音波送受信部から前記超音波内視鏡の挿入部内に配置さ
    れるケーブルの信号伝導率よりも、前記超音波内視鏡の
    挿入部以降から前記超音波コネクタに配置されるケーブ
    ルの信号伝導率が高い、高信号伝導超音波信号ケーブル
    と、 を具備することを特徴とする超音波内視鏡診断装置。
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