JPH05228012A - 髪乾燥装置 - Google Patents

髪乾燥装置

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JPH05228012A
JPH05228012A JP6907892A JP6907892A JPH05228012A JP H05228012 A JPH05228012 A JP H05228012A JP 6907892 A JP6907892 A JP 6907892A JP 6907892 A JP6907892 A JP 6907892A JP H05228012 A JPH05228012 A JP H05228012A
Authority
JP
Japan
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air
drying
heater
impeller
hair
Prior art date
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Pending
Application number
JP6907892A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Fujino
清 藤野
Shingo Tanaka
真吾 田中
Yuzuru Nakamura
譲 中村
Taketsugu Ueyama
剛嗣 植山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
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Publication of JPH05228012A publication Critical patent/JPH05228012A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 髪を痛めることのない髪乾燥装置を提供する
こと。 【構成】 円周方向に多数の小羽根を配設した羽根車
と、この羽根車の周囲の空気を案内する送風路と、この
送風路の出口にヒータを備えた髪乾燥装置において、こ
の送風路中に空気中に含まれる水分を吸収する除湿剤を
設けるとともにヒータの発生熱量を低く抑えたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は髪乾燥装置、特に髪を
痛めないで髪を乾かすことのできる髪乾燥装置の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】髪を乾かすためには湿度の少ない空気を
送風するのが効果的であるが、従来の髪乾燥装置におい
ては送風路出口に設けたヒータで空気を高温とすること
で相対的に湿度を下げるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、この従来の
髪乾燥装置においては高温の空気を髪に吹き付けること
になるので、どうしても髪を痛めてしまうという問題が
あった。
【0004】本発明の目的はこのような課題を解決する
ことにあり、低温の乾燥した空気を送風して髪を痛める
ことのない髪乾燥装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明に係る髪乾燥装置は、前記送風路中に空気中に含
まれる水分を吸収する除湿剤を設けるとともに送風路出
口に設けるヒータの発生熱量を低く抑えるようにした。
【0006】送風路の入口には前記湿気を吸収した除湿
剤を乾燥させるための発生熱量の高いヒータを設けるの
がよい。
【0007】除湿剤は乾燥の状態に応じて色が変わるも
のを用い、外部からその乾燥の度合がわかるようにする
のがよい。
【0008】
【作用】本発明に係る髪乾燥装置は除湿剤により水分を
除去した空気を発生熱量の低いヒータを通して送風す
る。
【0009】
【実施例】以下この発明の実施例を添付図面に基いて説
明する。図1は本発明の第1実施例に係る髪乾燥装置の
一部を断面とした正面図である。
【0010】髪乾燥装置1はその中心に再生用ヒータ2
を設けた羽根車3、この羽根車3の外周に配設した多数
の羽根4、羽根車3周囲の空気を案内する乾燥用送風路
5および再生用送風路6、乾燥用送風路5の排出口7に
設けた乾燥用ヒータ8、乾燥用送風路5と再生用送風路
6を切替える切替板9、およびスイッチ10から構成す
る。なお、11は再生用送風路6の排出口である。
【0011】再生用ヒータ2は高温を発生できるような
発生熱量を大きくしたコイル形ヒータを羽根車3の中心
軸上に設ける。
【0012】羽根車3はモータ(図示せず)に接続され
電源から電力を供給することで回転する。このモータの
回転数は、例えば乾燥のときは低回転とし心地好い風を
発生させ、再生のときは高回転として急速に髪乾燥装置
内部の空気を排出できるようにする。
【0013】この実施例においては羽根車3の外周に配
設される羽根4に除湿剤、例えばシリカゲル等を担持し
これによって空気中の水分を吸収する。このシリカゲル
は乾燥状態においてはほとんど無色であるが空気中の水
分を吸収すると青色、赤色と次第に色を帯びてくるので
吸湿状態が一目でわかるとともにその再生も加熱するこ
とで容易に行うことができる。
【0014】なお、髪乾燥装置はこの羽根車3の両側
(図においては裏表)に空気導入用の切欠12を設けて
いるので、この切欠12を通してシリカゲルの乾燥状態
を確認することができる。
【0015】乾燥用ヒータ8は髪を痛めることがないよ
うに低温であることが必要であることから発生熱量を低
くしたコイル形ヒータを排気口7の内周に渦巻き状に形
成したものを用いる。なお、この乾燥用ヒータとしては
上記のものに限るものではなく、例えばハロゲン赤外線
ランプを用いてもよい。
【0016】切替板9は乾燥用と再生用の送風路を切替
えるためのものであり、支軸9aを中心として回動する
ようになっている。そして、常時は図の実線で示す位置
にあり、乾燥用送風路5を形成するよう構成している。
【0017】スイッチ10は、例えば操作部をスライド
することによりモータの通電を切替え電源オフ、乾燥、
再生の3つの状態を設定できるスライドスイッチを用い
る。また、このスイッチ10は再生位置にすることで前
記切替板9を点線で示す位置に回動させて再生用送風路
6を形成するよう構成している。
【0018】上記の構成の本発明に係る髪乾燥装置はス
イッチ10を乾燥にすると羽根車3を矢印13方向に回
転させ切欠12から羽根車3内に空気を吸込み羽根4に
担持されているシリカゲルによってこの空気中の水分を
吸収し除湿する(このとき切替板9は実線で示す位置に
ある)。除湿された空気は羽根4に押されて羽根車3の
回転による遠心力で羽根車3の外側に移動し乾燥用送風
路5に沿って矢印14のように流動し低温に加熱された
乾燥用ヒータ8の間を通って排出口7から矢印16のよ
うに乾燥した低温温風として排出される。
【0019】この乾燥動作によってシリカゲルが空気中
の水分を吸収して赤色となったときには、スイッチ9を
再生にして所定時間の間シリカゲルの乾燥動作(再生)
を行う。なお、赤色となったときは著しく劣化したとき
であるから青色のときに再生を行うことが望ましい。
【0020】すなわち、スイッチ9を再生にすると羽根
車3は矢印15方向に回転しそのため切欠12から羽根
車3内に吸込まれた空気は矢印17のように流動し切替
板9を点線で示す位置に回動し再生用送風路6を形成す
る。羽根4に担持されたシリカゲルに吸収された水分は
再生用ヒータ2で高温に加熱されて蒸発し羽根車3の矢
印方向15への回転によって前記切欠12から羽根車3
内に吸込まれた空気中に吸収される。このとき羽根車3
は高速回転しているのでこの多くの水分を含んだ空気は
羽根4で押されて羽根車3の回転による遠心力で羽根車
3の外側に急速に移動し再生用送風路6に沿って矢印1
7のように流動し高温の湿気を多く含んだ空気を矢印1
8で示すように排出口11から外部へ排出する。これに
よってシリカゲルは再び乾燥状態となり効率よく空気中
の水分を吸収することができるようになる。
【0021】図2は本発明の第2実施例に係る髪乾燥装
置の一部を断面とした正面図であり、同一部分には同一
符号を付しその説明を省略する。
【0022】この実施例では再生用送風路を別に設ける
ことはせず、乾燥用送風路5を乾燥と再生の両方に使用
するようにしたものである。この構成において、髪乾燥
装置は乾燥時においては第1実施例と同様に動作する。
すなわち、シリカゲルによって湿気が除去された空気は
乾燥用送風路5に沿って矢印19のように流動し、さら
に矢印20で示すように排出口7から低温のまま外部へ
排出される。一方、再生時においては第1実施例と異な
り羽根車3は逆転せず乾燥時と同一方向に回転し、再生
用ヒータ2で高温に加熱された湿気を多く含んだ空気は
乾燥時と同様に乾燥用送風路5に沿って矢印19のよう
に流動し、さらに矢印20で示すように排出口7から外
部へ排出される。
【0023】この実施例による場合も、前述の実施例と
同様に乾燥した低温温風の排出(乾燥)および湿気を含
んだ高温温風の排出(再生)を効率良く行うことができ
る。
【0024】なお、この実施例においては羽根車として
ロータリファンを用いたが、これに限ることなく、例え
ば円板ファンを用いることもできる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明の髪乾燥装置によれ
ば乾燥時において送風を高温とすることなしに乾燥した
空気を発生させることができるので、髪を痛めることな
く髪を乾かすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る髪乾燥装置の一部を
断面とした正面図
【図2】本発明の第2実施例に係る髪乾燥装置の一部を
断面とした正面図
【符号の説明】
1…髪乾燥装置、2…再生用ヒータ、3…羽根車、4…
羽根、5…乾燥用送風路、6…再生用送風路、7,11
…排出口、8…乾燥用ヒータ、9…切替板、9a…支
軸、10…スイッチ、12…切欠、13〜20…矢印。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 譲 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 植山 剛嗣 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周方向に多数の小羽根を配設した羽根
    車と、この羽根車の周囲の空気を案内する送風路と、こ
    の送風路の出口にヒータを備えた髪乾燥装置において、
    前記送風路中に空気中に含まれる水分を吸収する除湿剤
    を設けるとともに前記ヒータの発生熱量を低く抑えたこ
    とを特徴とする髪乾燥装置。
  2. 【請求項2】 前記送風路の入口には前記湿気を吸収し
    た除湿剤を乾燥させるための発生熱量の高いヒータを設
    けたことを特徴とする請求項1記載の髪乾燥装置。
  3. 【請求項3】 前記除湿剤は乾燥の状態に応じて色が変
    わるものを用い外部からその乾燥の度合がわかるように
    したことを特徴とする請求項1または2記載の髪乾燥装
    置。
JP6907892A 1992-02-18 1992-02-18 髪乾燥装置 Pending JPH05228012A (ja)

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JP6907892A JPH05228012A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 髪乾燥装置

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JP6907892A JPH05228012A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 髪乾燥装置

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200459903Y1 (ko) * 2010-10-01 2012-04-20 한성신 머리카락 급속 건조기
GB2521144A (en) * 2013-12-10 2015-06-17 Dyson Technology Ltd A hand held appliance
DE102014004602A1 (de) 2014-03-27 2015-10-01 Technische Universität Ilmenau Vorrichtung und Verfahren zur Aufbereitung eines Luftstroms
CN108175169A (zh) * 2018-02-26 2018-06-19 深圳科利电器有限公司 一种可吸入水份的吹风机
US10004313B2 (en) 2013-12-10 2018-06-26 Dyson Technology Limited Hand held appliance
US10165843B2 (en) 2013-12-10 2019-01-01 Dyson Technology Limited Hand held appliance
CN111315254A (zh) * 2017-07-14 2020-06-19 品谱公司 吹风机

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010215