JPH0779906B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JPH0779906B2
JPH0779906B2 JP61013987A JP1398786A JPH0779906B2 JP H0779906 B2 JPH0779906 B2 JP H0779906B2 JP 61013987 A JP61013987 A JP 61013987A JP 1398786 A JP1398786 A JP 1398786A JP H0779906 B2 JPH0779906 B2 JP H0779906B2
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勝彦 角谷
幸延 大道
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は除湿型の衣類乾燥機に関する。
従来の技術 従来、この種の衣類乾燥機は、例えば特開昭58−67997
号公報に示されているように、第7図のような構造にな
っていた。第7図において、1は衣類乾燥機外枠、2は
外枠1内に回転自在に設置した衣類収納庫すなわちドラ
ム、3はドラム2内に被乾燥物を投入するためのドア、
4は送風と熱交換の両機能を有する熱交換型送風機で、
この熱交換型送風機の外周部には略リング状で断面がV
字形状の可撓性のシール材5が固定してある。6は熱交
換型送風機4を回転させるモータ、7は外枠1の後面を
覆う裏板、8は熱交換型送風機4の両面の空気流れの通
風路を形成する隔壁で、裏板7とともに熱交換型送風機
4を内包して渦巻き室9を有するケーシングを形成して
いる。10は高温多湿な乾燥用空気をヒータ11に導く循環
風胴、12は吸気した冷却用空気を排気するための排気
口、13は除湿水を機外に排水する排水口である。a,bは
それぞれ乾燥用空気と冷却用空気の流れを示している。
上記衣類乾燥機においてモータ6が回転し熱交換型送風
機4が回転すると、空気の流れaとbが生じ、衣類を乾
燥させた高温多湿の乾燥用空気は熱交換型送風機4のブ
レード部分で冷却用空気により冷却され除湿される。除
湿された乾燥用空気はヒータ11で加熱され再びドラム2
内に送風され、このようにして衣類が乾燥処理される。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、熱交換型送風機4が高速回
転するため、高い機械的強度と精度を必要とするもので
あった。また、熱交換型送風機4のインペラ外周部の空
気吹き出し部近傍において、インペラ両面を流れる2つ
の空気流れを分離するシール構造を必要とし、長期的な
使用によってはシール材5の摩耗などによる信頼性低下
の問題があるとともに、摺動抵抗が大きくなるなどの課
題を有していた。
本発明は強度と精度面で有利な熱交換構成を実現すると
ともに、特別なシール構造なしで高いシール性能を有
し、モータの必要トルクの小さく、かつ低騒音の衣類乾
燥機を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明の衣類乾燥機は、衣類を収納するドラムと、ヒー
タを収容した乾燥用空気経路と、この乾燥用空気経路内
を循環する乾燥用空気を冷却するための冷却用空気経路
と、乾燥用空気経路内の空気を循環する乾燥用ファン
と、冷却用空気経路内の冷却用空気を送風するととも
に、前記乾燥用ファンと対向して配置された冷却用ファ
ンと、両ファンを同軸上で回転させ、かつ回転ドラムを
駆動するモータと、前記2つの経路を仕切るとともに両
ファンの間に位置し、その両面に各ファンの外周近傍か
ら放射状に配設された突起を有する熱交換器とを備え、
前記冷却用ファンを風量タイプのラジアル型もしくはシ
ロッコ型のファンとし、前記乾燥用ファンを圧力タイプ
のターボ型ファンとしかつ冷却用ファンより径を大きく
したことを特徴とする。
作用 この構成によると、乾燥用ファンと冷却用ファンにより
乾燥用空気と冷却用空気を送風し、両空気は静止してい
る熱交換器で熱交換される。冷却用ファンを小径で風量
タイプのラジアル型あるいはシロッコ型のファンとし、
乾燥用ファンを大径で圧力タイプのターボ型のファンと
することにより、必要風量が少なくしかも、高い送風圧
力が必要な乾燥用空気の送風と、低い送風圧力で必要風
量が大きい冷却用空気の送風とを、それぞれ最適のファ
ンで効率的に行なうことができる。
実施例 以下本発明の一実施例を第1図〜第3図に基づいて説明
する。なお、第7図の従来例と同一構成のものについて
は同一符号を付して詳細な説明を省略し、相違点につい
てのみ説明する。
14,15は回転軸16に独立して設けた乾燥用ファンと冷却
用ファンで、乾燥用ファン14は第2図のような大径のタ
ーボ型ファンで、冷却用ファン15は第3図のように乾燥
用ファン14に比べて小径のラジアル型ファンが使用され
ている。17は両ファン14と15の間を仕切る仕切板で、中
央に回転軸16が貫通する穴が設けられている。18は仕切
板17のファン外周部に設けた熱交換器で、両面に突出す
る略放射状の突起19を有した薄板波形状をなしている。
この熱交換器18は仕切板17と一体または別体のいずれで
もかまわない。20は当て板で、冷却用ファン15の外側に
設けられ冷却用空気を熱交換器18にスムーズに導く。こ
の当て板20と外枠1の後部を閉塞する裏板21とにより冷
却用ファン15と熱交換器18を内包する冷却用空気側のフ
ァンケースを構成している。22は乾燥用ファン14と熱交
換器18を内包する乾燥用空気側のファンケースである。
前記乾燥用ファン14はドラム2と熱交換器18のドラム対
面側とヒータ11と循環風胴10とにより閉経路を成す乾燥
用空気経路に乾燥用空気を供給している。冷却用空気経
路は吸気口24と熱交換器18と排気口25により構成され、
冷却用ファン15により外気が取入れられる。
このように構成したため、電源を投入しモータ6を回転
させ、この回転力で乾燥用ファン14と冷却用ファン15お
よびドラム2を回転させると、各々のファンにより乾燥
用空気流れaと冷却用空気流れbが発生する。乾燥用空
気はヒータ11で加熱された後、ドラム2内の衣類を乾燥
させ、その後、乾燥用ファン15により熱交換器18のドラ
ム対面側に送風され、循環風胴10を通って再びヒータ11
方向に向う。冷却用空気流れbは吸気口24より吸気した
機外の空気であり、冷却用ファン15により熱交換器18の
機外対面側に送風された後、排気口25より機外に排気さ
れる。そして両空気は熱交換器18を構成する薄板1枚を
間に挟んで隣り合って流れ、このとき、高温多湿度な乾
燥用空気から温度の低い冷却用空気へと熱移動が起こ
り、乾燥用空気は冷却され、これに含まれている水分は
凝縮し水滴となり排水口13より排水され、乾燥用空気は
除湿されドラム2内へ戻り衣類の乾燥を行なう。
本実施例の衣類乾燥機では、熱交換器18が静止している
ため大幅な構造の簡素化がはかれる。
仕切板17と冷却用ファン15と乾燥用ファン14との間隙は
狭く長いため、冷却用空気と乾燥用空気とを分離するた
めに特別なシール装置が不要となっている。
乾燥用空気経路途中には、乾燥に必要な乾燥用空気風量
1.1m3/minのときに約20mmAqの送風抵抗となる熱交換器1
8とヒータ11とがあり、一方冷却用空気経路には熱交換
器18のみでほとんど送風抵抗となるようなものがなく、
必要冷却用空気風量2m3/minに対して約5mmAqの送風抵抗
しかない。今、乾燥用ファン14と冷却用ファン15を同径
で同一形状のもとすればその必要回転数は、必要な乾燥
用空気の送風量を得る回転数として決まり、冷却用ファ
ン15の能力は必要十分以上なものとなり、モータ6の必
要トルクが大きくなり、さらに冷却風量の増加により騒
音の増大をもたらす。また、冷却用ファン15に比べ乾燥
用ファン14の径が大きく、同一形状たとえばラジアル型
のファンとすれば同一回転数で冷却用空気側と乾燥用空
気側で送風能力を異ならせることができ、それぞれに最
適風量を得ることが可能となる。しかしながら、第4図
に示したように径だけが異なるファンの風量圧力特性は
相似形となり、圧力の高い所で動作する乾燥用ファン14
は開放風量に比べ極めて閉め切り状態に近い所で動作す
ることとなり、非常に効率が悪くなるとともに、騒音も
高くなる。そこで、本実施例では冷却用ファン15には小
径で風量タイプのラジアル型のファンを、乾燥用ファン
14には冷却用ファン15より大径で圧力タイプのターボ型
ファンとしている。このようにすれば、それぞれ、同一
回転数における風量圧力特性は第5図のようになり、乾
燥用ファン14の特性は閉め切り圧力が増大するとともに
開放風量が低下した圧力型となっている。このため、乾
燥用ファン14は閉め切り状態から開放状態に近い効率の
良い所で動作可能となり、モータ6の必要トルクを減少
させることができるとともに、ファン内での空気流れの
乱れが少なくなり騒音を低くすることができる。
なお、本実施例では冷却用ファン15をラジアル型とした
が、より大風量タイプのシロッコ型とすればその風量圧
力特性は第6図のように閉め切り圧力が低下し、開放風
量が増大した風量タイプの風量圧力特性となる。このた
め、冷却用ファン15の動作点がさらに効率の良い所で動
作することになり、より一層のモータ6の必要トルクの
減少と低騒音化が実現できる。また、熱交換器18の構成
は薄板波形状に限られるものではなく、例えば平板の両
面にこれと一体または別体の突起を放射状に設けたもの
であっても良い。
発明の効果 以上のように本発明の衣類乾燥機は、乾燥用ファンおよ
び冷却用ファンとこの両ファンの間を仕切って設けた仕
切板と、この仕切板のファン外周部近傍に設けた略放射
状の突起を有する熱交換器と乾燥用ファンおよび冷却用
ファンとを備え、前記冷却用ファンは小径でかつ風量タ
イプのラジアル型もしくはシロッコ型のファンとし、前
記乾燥用ファンは大径でかつ圧力タイプのターボ型ファ
ンとすることにより、構造が簡単でシール構造が不要と
なるとともに、乾燥用空気と冷却用空気の送風をファン
の効率の高い所で行なうことができ、モータの必要トル
クの低減と低騒音化をはたした衣類乾燥機を提供でき、
その効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における衣類乾燥機の側面
図、第2図は第1図における乾燥用ファンの斜視図、第
3図は第1図における冷却用ファンの斜視図、第4図〜
第6図は乾燥用ファンと冷却用ファンの風量圧力特性
図、第7図は従来の衣類乾燥機の側面断面図である。 2……ドラム、6……モータ、11……ヒータ、14……乾
燥用ファン、15……冷却用ファン、17……仕切板、18…
…熱交換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衣類を収納するドラムと、ヒータを収容し
    た乾燥用空気経路と、この乾燥用空気経路内を循環する
    乾燥用空気を冷却するための冷却用空気経路と、乾燥用
    空気経路内の空気を循環する乾燥用ファンと、冷却用空
    気経路内の冷却用空気を送風するするとともに、前記乾
    燥用ファンと対向して配置された冷却用ファンと、両フ
    ァンを同軸上で回転させ、かつ回転ドラムを駆動するモ
    ータと、前記2つの経路を仕切るとともに両ファンの間
    に位置し、その両面に各ファンの外周近傍から放射状に
    配設された突起を有する熱交換器とを備え、前記冷却用
    ファンを風量タイプのラジアル型もしくはシロッコ型の
    ファンとし、前記乾燥用ファンを圧力タイプのターボ型
    ファンとしかつ冷却用ファンより径を大きくした衣類乾
    燥機。
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