JPH05227805A - 苗整列装置 - Google Patents

苗整列装置

Info

Publication number
JPH05227805A
JPH05227805A JP7290592A JP7290592A JPH05227805A JP H05227805 A JPH05227805 A JP H05227805A JP 7290592 A JP7290592 A JP 7290592A JP 7290592 A JP7290592 A JP 7290592A JP H05227805 A JPH05227805 A JP H05227805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seedling
seedlings
box
opening
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7290592A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Yamagishi
正人 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GENSHO KK
Original Assignee
GENSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GENSHO KK filed Critical GENSHO KK
Priority to JP7290592A priority Critical patent/JPH05227805A/ja
Publication of JPH05227805A publication Critical patent/JPH05227805A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 苗の整列機能を向上させ負荷および負荷変動
を小さくすることができる小型の苗整列装置を提供する
こと。 【構成】 箱の内部を縦横複数個に区画して独立した複
数個の苗室102を形成した苗箱101を起立状態でか
つ昇降可能に支持する支持台106と該支持台106に
支持された苗箱101を所定のピッチで下方に向って間
歇的に移動させる苗箱移動装置と、支持台106の前方
下方に苗箱101の苗室に対応する開閉ホッパー111
と、上記支持台106の下端近傍の背面に配設されて開
閉ホッパー111に対応する複数の苗室内の苗をそれぞ
れ順次前方に押し出し落下させる苗押出装置と、開閉ポ
ッパー111から落下供給された苗を苗巻取り機に搬送
供給する苗搬送装置122とを具備すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、苗箱を用いて育成した
苗を一対のテープの間に所定のピッチで挟み込んだテー
プ巻き苗を製造する苗巻取り機に苗を整然と供給するた
めに用いられる苗整列装置に係り、詳しくは、苗巻取り
機に供給される苗を、テープ巻き苗の苗ピッチごとに整
列させるに適した苗整列装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】玉葱などを栽培するに際して、平面矩形
状をなす箱の内部を縦横複数個に区画して独立した多数
個の苗室を形成し、各苗室で育成した苗を苗室から取り
出して一対のテープの間に挟み込んでテープ巻き苗と
し、このテープ巻き苗をテープ式の移植機にセットして
圃場に植え付けることがある。
【0003】このようなテープ巻き苗を製造する従来の
苗巻取り機および苗整列装置としては、例えば実開平1
−45908号公報に記載されたようなものがある。こ
れは図7に示したように、苗箱1により育成された苗1
0をこの苗箱1の苗室から取り出して所定のピッチに整
列させる苗移送装置25と、この苗移送装置25で整列
された苗10を一対のテープ13の間に挟み込んでテー
プ巻き苗11とする苗巻取り機26とで構成されてい
る。
【0004】前記苗箱1は平面矩形状をなす箱の内部を
縦横複数個に区画して独立した多数個の苗室8を形成し
ており、各苗室8内に所定量の土壌を充填して播種成育
させるものである。なお、各苗室8の底部には排水孔と
しても機能する取出孔(図示省略)を設けている。
【0005】前記苗整列装置25は、前記苗箱1を起立
状態で昇降可能に支持する苗箱載台30を有する苗箱送
り装置15と、苗箱1を苗室8のピッチをもって下方に
向って間歇的に移動させる歯車33と、所定のタイミン
グをもって横一列の苗室8内に各取出孔から突入してこ
れら横一列の苗室8内の苗を前方に一斉に押し出して苗
移送装置25の始端部に落下供給する苗押出し装置16
とを備えている。
【0006】なお、苗移送装置25は、苗箱1に形成さ
れている苗室8の横方向の数と同数のコンベア群60を
横方向に並設して構成されており、苗箱1に近い部分の
コンベア59の並設ピッチを苗室8のピッチと同一にす
るとともに、移送終端部に至るに従ってその並設ピッチ
を次第に大きくした末広がり状に並設することにより、
苗巻取機26の苗並べコンベア90上にテープ巻き苗1
1における苗ピッチと同一のピッチで苗10を落下供給
するようにしている。
【0007】このような従来の苗整列装置においては、
起立状態に支持された苗箱1から横一列の苗が一斉に押
し出されるために、苗押出し装置16の負荷が大きくな
るとともに、この苗押出し装置16の負荷変動が大きく
なるので振動などが発生する懸念がある。又、従来の苗
整列装置のように末広がり状に並設された多数本のコン
ベア群60による苗移送装置25を用いて苗箱1から押
出された苗10を前方に移動させつつその間隔を次第に
広くするようにした場合は、苗10の移送距離が大きく
なるので装置が大型化するとともに、複雑な構成の苗移
送装置25を用いる必要性があるので苗整列装置の製造
コストが高くなるという不具合があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、苗の整列機能を向上させ負荷および負荷変
動を小さくすることができる小型の苗整列装置を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明における課題を解
決するための手段は、苗を一対のテープの間に所定のピ
ッチで挟み込んだテープ巻き苗を製造する苗巻取り機に
供給される苗を所定のピッチに整列させる苗整列装置で
あって、平面矩形状をなす箱の内部を縦横複数個に区画
して独立した複数個の苗室を形成した苗箱、該苗箱を起
立状態でかつ昇降可能に支持する支持台、該支持台に支
持された上記苗箱を所定のピッチで下方に向って間歇的
に移動させる苗箱移動装置、上記支持台の前方下部にテ
ープ巻き苗の苗ピッチと同一のピッチで並設されかつ上
記苗箱の苗室に対応する開閉ホッパー、上記支持台の下
端近傍の背面に配設されて上記開閉ホッパーに対応する
複数の苗室内の苗をそれぞれ順次前方に押し出して対応
する当該各開閉ホッパーに落下させる苗押出装置、上記
開閉ホッパーから落下供給された苗を苗巻取り機に搬送
供給する苗搬送装置とを具備することを特徴とするもの
である。
【0010】
【作用】苗箱101を支持台106にセットして苗整列
装置105を起動させると、苗箱移動装置110が作動
して苗室102のピッチずつ苗箱101を間歇的に下降
させる。このようにして苗104が植えられている苗室
102の下端が苗押出装置118の前方まで移動してく
ると、この苗押出装置118が作動する。
【0011】苗押出装置118は、各開閉ホッパー11
1に対応する複数個の苗室102を一つの苗室グループ
としてこの苗室グループ内の苗室の苗104を順次前方
に押し出す。前方に押し出された苗104は、自重によ
り開閉ホッパー内に落下供給される。そして、開閉ホッ
パーが開かれるたびに各開閉ホッパーに一時貯溜されて
いる苗が苗搬送装置122上に落下供給される。このと
き、開閉ホッパー111をテープ巻き苗130の苗ピッ
チと同一のピッチで配設しているために、苗搬送装置1
22にはテープ巻き苗130の苗ピッチと同一のピッチ
で苗が落下供給されることになる。
【0012】又、同一の苗室グループ内のすべての苗が
押し出されるまでは苗箱移動装置110が停止してお
り、同一苗室グループ内のすべての苗が押し出された時
点で苗箱移動装置110が再び作動して苗箱101を苗
室のピッチと同一分だけ下方に移動させて新たな苗室グ
ループからの苗の押し出し(取り出し)が開始される。
【0013】すなわち、本発明は従来のように横一列の
苗を一斉に押し出すのではなく、横一列の苗室を各開閉
ホッパー111に対応する複数の苗室による複数の苗室
グループに分割し、各苗室グループのうちの一つの苗室
から苗を押し出すようにしているために、苗押出装置1
18の負荷が従来の数分の一になるとともに、苗押出装
置118の負荷変動も小さくなる。
【0014】又、開閉ホッパー111をテープ巻き苗1
30の苗ピッチと同一のピッチで並設して各開閉ホッパ
ー111に複数の苗室を対応させるようにしているため
に、従来のように構成が複雑で大掛かりな苗移送装置を
用いる必要性がなく、苗整列装置の製造コストを低減す
ることもできる。
【0015】
【実施例】図1は本発明に係る苗整列装置の実施例を示
す概略構成図、図2は苗巻取り機にセットした状態の斜
視図、図3は図1の側面図、図4は苗箱と苗押出装置と
の関係を示す平面図、図5は苗押出装置のカムの斜視
図、図6は苗搬送装置の斜視図である。
【0016】これらの図において、苗箱101は平面矩
形状をなす箱の内部を縦横複数個に区画して独立した多
数個の苗室102を形成している。なお、苗室102の
底部にはそれぞれ排水孔としても機能する取出孔103
を設けている。このような構成になる苗箱101の苗室
102から苗104を取り出してこれを後述するテープ
巻き苗の苗ピッチと同一のピッチで整列させる苗整列装
置105には、前記苗箱101を直立状態に起立させて
昇降自在に保持する支持台106を設けている。
【0017】上記支持台106の背部には、前記苗箱1
01に設けられている取出孔103に噛み合う多数個の
歯部107を備えた歯車108及び該歯車108を間歇
回転駆動するモータ109などによる苗箱移動装置11
0を設けることにより、前記苗箱101を苗室102の
ピッチと同一のピッチで下方に向って間歇移動させるよ
うにしている。
【0018】又、上記支持台106の前方下部には、苗
室102の3ピッチ分の幅を開口幅とする開閉ホッパー
111を設けている。この開閉ホッパー111は、前後
方向に沿う一対の軸112にプレート113の上端をそ
れぞれ固定して構成されており、前記一対の軸112を
対向する方向に回動させることにより、図1に実線で示
したようにプレート113の下端が相互に接触した閉鎖
状態と同図に二点鎖線で示したように一対のプレートが
相互にほぼ平行な状態になった開放状態とに切換制御さ
れるようになっている。なお、この開閉ホッパー111
のピッチを後述するテープ巻き苗の苗ピッチと一致させ
ている。
【0019】前記開閉ホッパー111の上方には、それ
ぞれ内側に向って回転駆動される一対のローラ114を
設けている。これらのローラ114は、図3に示したよ
うに歯車および軸などによる連動機構115を介して相
互に連動されたスポンジローラにより構成されており、
前記開閉ホッパー111の開閉タイミングに同期して相
互に内側に向って回転駆動される。又、各ローラ114
の上方には、前記苗室102から押し出された苗114
をローラ114の間に向って滑落案内させるためのシュ
ート116を設けている。
【0020】前記各シュート116の上部における支持
台106の前方には、前後方向幅を苗104の長さより
僅かに長くした上下方向に沿う分離板117を設けてい
る。該分離板117は、図3に示したように苗箱101
に近い後方に至るに従って上縁を上方に変位させてお
り、前記苗箱101の下降にともなって隣接する苗室1
02の苗104の間に根元側から侵入するようになって
いる。
【0021】前記支持台106の背部には苗押出装置1
18を設けている。この苗押出装置118は、苗箱10
1の横一列の苗室102に対応して前後摺動自在に並設
された押出しロッド119と、この押出しロッド119
を前方に押圧移動させるカム120と、当該押出しロッ
ド119をカム120に向って(後方に向って)摺動付
勢するコイルスプリング121とで主要部が構成されて
いる。
【0022】又、カム120は、図3から図5に示した
ように構成されており、隣接する山の間に120°の位
相差が与えられている。そして、押出ロッド119がカ
ム120の基準円に接している間は押出しロッド119
の先端が苗箱101の底面より後方に位置し、又、押出
しロッド119がカム120の山に接したときに、この
山による押圧作用を受けて押出しロッド119の先端が
苗室102の底部に設けている取出孔103から苗室1
02内に突入し、これにより苗室102内の苗104を
床土ごと前方に押し出して各苗室102に対応するシュ
ート116の間に落下させるようにしている。
【0023】一方、前記開閉ホッパー111の下方に
は、この開閉ホッパー111の並列方向(左右方向)に
沿う苗搬送装置122を設けている。この苗搬送装置1
22は、一対のスプロケット123と、このスプロケッ
ト123により支持されたリンクチェン124と、リン
クチェン124のリンクプレート125に苗ピッチと同
一のピッチで取付けた前後方向に沿うロッド126と、
このロッド126の前後両端近傍に取り付けた正面V字
状のホルダー127とで主要部が構成されており、後述
する苗巻取り機に同期して回転駆動されて搬送作用を行
なう。
【0024】苗巻取り機128は、従来の苗巻取り機の
場合と同様に苗104を一対のテープ129の間に所定
のピッチ(苗ピッチ)をもって挟み込んでテープ巻き苗
130を構成するようにしたものであり、この苗巻取り
機128のコンベア131の搬送始端部に前記苗搬送装
置122の放出部(搬送終端部)を臨ませている。
【0025】なお、前記苗箱移動装置110は、各開閉
ホッパー111に対応する3個の苗室102の苗104
の押し出し動作が完了するたびごとに苗箱101を下降
移動させるものであり、この苗箱移動装置110、苗押
出装置118、ローラ114、開閉ホッパー111およ
び苗搬送装置122などを苗巻取り機128に同期運転
させることにより、苗整列装置105の苗搬送装置12
2からコンベア131に苗104を等間隔で供給するよ
うにしている。
【0026】以上のように構成した苗整列装置におい
て、苗箱101を支持台106にセットして苗整列装置
105を起動させると、苗箱移動装置110が作動して
苗室102の1ピッチづつ苗箱101を間歇的に下降さ
せる。このようにして苗箱101が下方に移動される
と、その前方に設けられている分離板117が隣接する
苗104の間に根元側から侵入する。そして、苗箱10
1が下降するに伴って分離板117が次第に葉先側にも
侵入するために、左右に隣接する苗104は根元側から
葉先側に向ってすくい上げられるようにして円滑に分離
される。
【0027】又、苗押出装置118は、各開閉ホッパー
111に対応する3個の苗室102を一つの苗室グルー
プとしてこの苗室グループ内の苗室102の苗104を
順次前方に押し出す。
【0028】すなわち、カム120が一回転すると、一
つの開閉ホッパー111に対応して隣接している3個の
押出しロッド119が交互に120°の位相差をもって
対応する苗室102内に順次突入する。そして、該押出
しロッド119の突入により苗室102内の苗104が
それぞれ前方に押し出されて一対のシュート116の間
に落下供給される。従って、一対のシュート116の間
にはカム120が一回転するたびごとに3本の苗104
が間歇的に120°の位相差で落下供給される。
【0029】ローラ114は相互に内側に回転駆動して
いるために、一対のシュート116の間に落下供給され
た苗104の根元部分を挟持して開閉ホッパー111に
送り込み、この送り込み作用にともなって上下に隣接す
る苗104の分離を行なう。従って、成育の過程で隣接
する苗104が絡み合っていたとしても、分離板117
が左右方向の分離を行ない、ローラ114が上下方向の
分離を行なうために、開閉ホッパー111内には絡み合
いのない状態で苗104を供給できる。
【0030】このために、開閉ホッパー111が開かれ
るたびに、各開閉ホッパー111に供給されて一時貯溜
されていた苗104が苗搬送装置122のホルダー12
7上に落下供給される。なお、実施例に示したように苗
搬送装置122をリンクチェン124およびロッド12
6などで構成した場合は、苗室102から押し出された
苗104に付着している土をこの苗搬送装置122で分
離できる利点がある。
【0031】又、開閉ホッパー111をテープ巻き苗1
30の苗ピッチと同一のピッチで配設しているために、
苗搬送装置122にはテープ巻き苗130の苗ピッチと
同一のピッチで苗104が落下供給される。従って、苗
104の移送距離を短縮して苗痛みを予防することがで
きると共に、苗搬送装置122を苗巻取り機128のコ
ンベアと同一の速度で駆動することができ、苗整列装置
105と苗巻取り機128との連動構成を簡略化でき
る。
【0032】さらに又、同一の開閉ホッパー111に対
応する複数の苗室102(同一苗室グループ)のすべて
の苗室102から苗104が押し出されるまでは苗箱移
動装置110が停止しており、同一苗室グループ内のす
べての苗104が押し出された時点で苗箱移動装置11
0が再び作動して苗箱101を下方に移動させて新たな
苗室グループからの苗104の押し出し(取り出し)が
開始されるために、苗押出装置118の負荷および負荷
変動が小さくなる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、横一列の苗室を各開閉ホッパ
ーに対応する複数の苗室による複数の苗室グループに分
割し、各苗室グループの苗を時間差(位相差)をもって
順次押し出すようにしているために、苗押出装置の負荷
および負荷変動が小さくなる。
【0034】又、本発明は、開閉ホッパーをテープ巻き
苗の苗ピッチと同一のピッチで並設して各開閉ホッパー
に複数の苗室を対応させるようにしているために、苗の
整列機能を低下させることなく苗整列装置を小型化でき
るとともに製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る苗整列装置の実施例を示す構成
図。
【図2】本発明に係る苗整列装置を苗巻取り機にセット
した状態の斜視図。
【図3】図1の側面図。
【図4】苗箱と苗押出装置との関係を示す平面図。
【図5】苗押出装置のカムの斜視図。
【図6】苗搬送装置の斜視図である。
【図7】従来の苗整列装置を備えた苗巻取り機の斜視
図。
【符号の説明】
101 苗箱 102 苗室 103 取出孔 104 苗 105 苗整列装置 106 支持台 110 苗箱移動装置 111 開閉ホッパー 114 ローラ 116 シュート 117 分離板 118 苗押出装置 119 押出しロッド 120 カム 122 苗搬送装置 128 苗巻取り機 129 テープ 130 テープ巻き苗

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗を一対のテープの間に所定のピッチで
    挟み込んだテープ巻き苗を製造する苗巻取り機に供給さ
    れる苗を所定のピッチに整列させる苗整列装置であっ
    て、平面矩形状をなす箱の内部を縦横複数個に区画して
    独立した複数個の苗室を形成した苗箱、該苗箱を起立状
    態でかつ昇降可能に支持する支持台、該支持台に支持さ
    れた上記苗箱を所定のピッチで下方に向って間歇的に移
    動させる苗箱移動装置、上記支持台の前方下部にテープ
    巻き苗の苗ピッチと同一のピッチで並設されかつ上記苗
    箱の苗室に対応する開閉ホッパー、上記支持台の下端近
    傍の背面に配設されて上記開閉ホッパーに対応する複数
    の苗室内の苗をそれぞれ順次前方に押し出して対応する
    当該各開閉ホッパーに落下させる苗押出装置、上記開閉
    ホッパーから落下供給された苗を苗巻取り機に搬送供給
    する苗搬送装置とを具備することを特徴とする苗整列装
    置。
  2. 【請求項2】 苗押出装置は、支持台により支持された
    苗箱の苗室の水平方向への並列数と同数だけ水平方向に
    並設された押出しロッドと、各開閉ホッパーに対応する
    複数の該押出しロッドをそれぞれ所定の順序で苗室内に
    突入作動させて苗室内の苗を前方に押し出すカムとで構
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の苗整列
    装置。
  3. 【請求項3】 苗箱移動装置は、各開閉ホッパーに対応
    する複数の苗室の苗の押し出しが完了するたびごとに苗
    箱を下降移動させるものであることを特徴とする請求項
    1または請求項2のいずれかに記載の苗整列装置。
  4. 【請求項4】 支持台の前方に、苗箱内の苗の茎方向に
    沿う分離板を設け、該分離板の上縁を後方上位に傾斜さ
    せたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載
    の苗整列装置。
  5. 【請求項5】 分離板は、各開閉ホッパーに対応する複
    数の苗室による苗室グループの境界部分に設けられてい
    ることを特徴とする請求項4に記載の苗整列装置。
  6. 【請求項6】 開閉ホッパーの上方に、所定のタイミン
    グで相互に内向きに回転駆動される弾性体からなる一対
    のローラをそれぞれ配設したことを特徴とする請求項1
    から5のいずれかに記載の苗整列装置。
  7. 【請求項7】 一対のローラの上方に、当該ローラに対
    応する苗室から押し出された苗を当該一対のローラの間
    に向って滑落誘導するシュートをそれぞれ設けたことを
    特徴とする請求項6に記載の苗整列装置。
JP7290592A 1992-02-24 1992-02-24 苗整列装置 Withdrawn JPH05227805A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7290592A JPH05227805A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 苗整列装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7290592A JPH05227805A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 苗整列装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05227805A true JPH05227805A (ja) 1993-09-07

Family

ID=13502838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7290592A Withdrawn JPH05227805A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 苗整列装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05227805A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1602584A1 (de) Vorrichtung zur Stapelbildung von Packgut und Übergabe des Packgutstapels in ein Packguttransportsystem
US4979353A (en) Apparatus for filling two or more bags with product
US2334142A (en) Cigarette feed for packers
JP5233062B2 (ja) 育苗施設
JPH05227805A (ja) 苗整列装置
CA1091100A (en) Equipment for feeding seedlings of transplanter
JP2652646B2 (ja) シードペーパーの製造装置
GB1524463A (en) Hoppers for packing machine
JPH08289624A (ja) 苗保持器
US4217979A (en) Production of blocks of rod-shaped articles
JP3275244B2 (ja) 仮植装置
JPH0142978Y2 (ja)
JP2528208B2 (ja) 移植機の自動苗供給装置
JPS596B2 (ja) 移植機
JP3027278B2 (ja) 人工栽培きのこの収穫装置
JP3434070B2 (ja) 仮植装置
JPH084821Y2 (ja) 苗整列装置
JPS63317013A (ja) 苗の矯正装置
JP2007143408A (ja) ポット苗移植方法及びポット苗移植機
JP3275243B2 (ja) 仮植装置の苗抜取り機構
EP0126646B1 (en) Apparatus for packing oval cigarettes
JP3098052B2 (ja) 育苗用播種方法及びその装置
JP3394830B2 (ja) 仮植装置
JPH1175433A (ja) 移植機
JP3227270B2 (ja) 育苗用播種装置の育苗箱搬送機構

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518