JPH05227740A - スイッチング電源回路 - Google Patents

スイッチング電源回路

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Publication number
JPH05227740A
JPH05227740A JP2861092A JP2861092A JPH05227740A JP H05227740 A JPH05227740 A JP H05227740A JP 2861092 A JP2861092 A JP 2861092A JP 2861092 A JP2861092 A JP 2861092A JP H05227740 A JPH05227740 A JP H05227740A
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JP
Japan
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circuit
signal
pulse width
switch elements
level shift
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Withdrawn
Application number
JP2861092A
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Inventor
Kazuo Yoshida
和雄 吉田
Takashi Kanda
隆司 神田
Masahito Onishi
雅人 大西
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】レベルシフト回路を用いたことに伴う消費電力
の増加を抑制することができる比較的簡単な構成のスイ
ッチング電源回路を提供する。 【構成】電源Eの両端間に一対のスイッチ素子S1 ,S
2 の直列回路を接続し、スイッチ素子S2 に負荷Zを並
列接続する。両スイッチ素子S1 ,S2 は、交互に択一
的にオンになるように制御信号Vh,Vgによって制御
する。タイミング信号Vdの基準電位を、両スイッチ素
子S1 ,S2 の接続点の電位とするように、レベルシフ
ト回路3によって基準電位を偏移させる。タイミング信
号Vdのパルス幅はスイッチ素子S1 のオン期間よりも
短く設定される。レベルシフト回路3の出力パルス幅を
パルス幅引延し回路8aによって引き延ばすことによっ
て制御信号Vhを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流電源の両端間に一
対のスイッチ素子の直列回路を接続し、両スイッチ素子
が交互に択一的にオンになるように制御して負荷に通電
するようにしたスイッチング電源回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、図7に示すように、直流電源
(脈流電源を含む)Eの両端間にFET等からなる一対
のスイッチ素子S1 ,S2 の直列回路を接続し、低圧側
のスイッチ素子S2 に負荷Zを並列接続し、両スイッチ
素子S1 ,S2 が交互に択一的にオンになるように制御
して負荷Zに通電するスイッチング電源回路が提供され
ている。ところで、各スイッチ素子S1 ,S2 は、ソー
ス電位を基準電位とすると、ゲート電位が基準電位に対
してHレベルになるとオンになる。したがって、スイッ
チ素子S1 は両スイッチ素子S1 ,S2 の接続点の電位
Vzに対してHレベルになる制御信号Vhが制御電極に
入力されるとオンになり、また、スイッチ素子S2 は電
源Eの負極電位に対してHレベルになる制御信号Vgが
制御電極に入力されるとオンになる。ここで、両スイッ
チ素子S1 ,S2 の接続点の電位Vzはスイッチ素子S
2 のオン・オフの状態によって変動するから、スイッチ
素子S1 の制御には、電位Vzの変動に対応した制御信
号Vhを生成する必要がある。
【0003】この要求を満たすために、スイッチ素子S
1 の両端間(ソース−ドレイン間)に抵抗Rとコンデン
サCとの直列回路を接続し、コンデンサCにツェナーダ
イオードZDを並列接続した給電回路4を構成し、コン
デンサCの両端電圧を後述するレベルシフト回路3の出
力部およびバッファBUF1 に給電する構成が考えられ
ている。給電回路4は、スイッチ素子S1 のオフ期間に
抵抗Rを介してコンデンサCを充電し、コンデンサCの
端子電圧の最大値をツェナーダイオードZDによって制
限するものである。このような給電回路4を設けること
により、スイッチ素子S1 に対して、両スイッチ素子S
1 ,S2 の接続点の電位Vzを基準電位とした制御信号
Vhを与えることができるのである。
【0004】ところで、制御信号Vh,Vgの発生タイ
ミングは、無安定マルチバイブレータ1(たとえば、5
55として市販されている集積回路に抵抗やコンデンサ
を外付して構成する)から出力される基準信号Vaによ
り設定される。この基準信号VaはTフリップフロップ
2(たとえば、4027として市販されているCMOS
型の集積回路を用いる)に入力され、非反転出力端と反
転出力端とからそれぞれ基準信号Vaを分周した信号V
b,Vcが出力される。両信号Vb,Vcは、それぞれ
アンド回路AND1 ,AND2 に入力されて基準信号V
aとの論理積であるタイミング信号Vd,Veが出力さ
れる。タイミング信号Vdは一対のカレントミラー回路
からなるレベルシフト回路3を介して基準電位を偏移さ
せてバッファBUF1 に入力され、バッファBUF1
ら制御信号Vhが出力される。すなわち、タイミング信
号Vdに対応して1段目のカレントミラー回路の出力抵
抗R1 に一定電流Idが流れ、2段目のカレントミラー
回路の出力抵抗R2 の両端間に基準電位を偏移させたタ
イミング信号Vfが得られるのであり、このタイミング
信号VfをバッファBUF1 に通すことによって制御信
号Vhが得られるのである。また、タイミング信号Ve
はバッファBUF2 に入力され、バッファBUF2 から
制御信号Vgが出力される。ここに、バッファBU
1 ,BUF2 には、たとえば4050として市販され
ているCMOS型の集積回路を用いることができる。ま
た、レベルシフト回路3として、カレントミラー回路を
用いて電流信号により基準電位をシフトさせる構成のも
のを示しているが、トランスやフォトカプラによってア
イソレーションを行う構成のものも考えられている。
【0005】上述した構成によれば、図8(a)に示す
ように無安定マルチバイブレータ1から基準信号Vaを
出力すると、Tフリップフロップ2からは図8(b)
(c)に示すように、基準信号Vaの立ち上がり時に立
ち上がるとともに交互に択一的にHレベルになる一対の
信号Vb,Vcが出力される。すなわち、時刻t0 で基
準信号Vaが立ち上がるとTフリップフロップ2の非反
転出力が立ち上がり、時刻t2 で基準信号Vaが立ち上
がるとTフリップフロップ2の反転出力が立ち上がるの
である。したがって、アンド回路AND1 ,AND2
よって基準信号Vaと各信号Vb,Vcとの論理積であ
るタイミング信号Vd,Veを生成すると、図8(d)
(f)のように、両タイミング信号Vd,Veは、交互
に択一的にHレベルになるとともに、Hレベルになる期
間の後に同時にLレベルになる一定の期間を有すること
になる。すなわち、タイミング信号Vdは信号Vbと基
準信号Vaとの論理積であるから、時刻t0 で立ち上が
り時刻t1 で立ち下がるのであり、タイミング信号Ve
は信号Vcと基準信号Vaとの論理積であるから、時刻
2 で立ち上がり時刻t3 で立ち下がるのである。その
後、時刻t4 で基準信号Vaが立ち上がると、タイミン
グ信号Vdが立ち上がって上述の動作を繰り返す。タイ
ミング信号Vdはレベルシフト回路3に入力され、レベ
ルシフト回路3の1段目のカレントミラー回路の出力抵
抗R1 に図8(e)のようにタイミング信号Vdに対応
する電流Idが流れ、レベルシフト回路3の2段目のカ
レントミラー回路の出力抵抗R2 には図8(g)のよう
に、両スイッチ素子S1 ,S2 の接続点の電位Vzを基
準電位とするように信号レベルが変換されたタイミング
信号Vfが発生する。このタイミング信号Vfはバッフ
ァBUF1 に入力され、バッファBUF1 から図8
(i)のようにタイミング信号Vdに同期した制御信号
Vhが出力されるのである。また、タイミング信号Ve
はバッファBUF2 に入力され、バッファBUF2 から
は図8(h)のようにタイミング信号Veに同期した制
御信号Vgが出力される。図8(g)(i)は基準電位
が両スイッチ素子S1 ,S2 の接続点の電位Vzであ
り、図8(h)は基準電位が電源Eの低圧側の電位にな
っている。このようにして、両スイッチ素子S1 ,S2
は、交互に択一的にオンになり、かつ、一方がオンにな
った後に同時にオフになる期間を挟んで他方がオンにな
るのである。
【0006】ところで、上記構成では、タイミング信号
Vdのパルス幅がスイッチ素子S1のオン期間とほぼ等
しくなるように構成されているから、スイッチ素子S1
がオンである期間はレベルシフト回路3に電流が流れ続
けることになる。とくに、レベルシフト回路3の1段目
のカレントミラー回路の出力抵抗R1 には電源Eの電圧
が印加されるから、出力抵抗R1 に流れる電流Idが小
さいとしても、カレントミラー回路3での消費電力は比
較的大きなものになるという問題がある。
【0007】このような問題を解決する構成として、図
9のような構成が考えられる。すなわち、図10(a)
に示すように、スイッチ素子S1 ,S2 のオン期間より
も短いパルス幅の基準信号Vaを発生することによっ
て、図10(d)(e)のようにスイッチ素子S1 ,S
2 のオン期間よりも短いパルス幅のタイミング信号V
d,Veを生成する。ここで、Tフリップフロップ2か
ら発生する信号Vb,Vcは図10(b)(c)のよう
に図7の構成と同様の信号になる。タイミング信号V
d,Veは、それぞれタイミング信号Vd,Veの立ち
下がりを検出して図10(g)(k)のようなタイミン
グ信号Vd′,Ve′を出力するワンショットマルチバ
イブレータ5a,5bに入力される。ワンショットマル
チバイブレータ5a,5bは、たとえば555として市
販されている集積回路に時定数を設定する抵抗やコンデ
ンサを外付することによって構成される。
【0008】タイミング信号Vd′,Veは、それぞれ
レベルシフト回路3a,3bを通して基準電位が偏移さ
れてタイミング信号Vi,Vjが生成され、各タイミン
グ信号Vi,Vjは、それぞれRSフリップフロップ6
aのセット端子Sとリセット端子Rとに入力される。各
レベルシフト回路3a,3bは、2段のカレントミラー
回路によって構成され、各1段目のカレントミラー回路
の出力抵抗R3 ,R4にそれぞれタイミング信号V
d′,Veに応じて図10(f)(h)のように電流I
d′,Ieが流れると、各2段目のカレントミラー回路
の出力抵抗R5 ,R 6 の両端に図10(i)(j)のよ
うにタイミング信号Vi,Vjが発生する。タイミング
信号Viが立ち上がると、図10(l)のように、RS
フリップフロップ6aの出力であるタイミング信号Vf
が立ち上がり、タイミング信号Vjが立ち上がるとタイ
ミング信号Vfは立ち下がる。すなわち、タイミング信
号Vfは、タイミング信号Vdの立ち下がりからタイミ
ング信号Veの立ち上がりまでの期間にHレベルにな
る。このタイミング信号Vfは図7の構成と同様にバッ
ファBUF1 を介して制御信号Vh(図10(n)参
照)としてスイッチ素子S1の制御端子に入力される。
【0009】一方、タイミング信号Vd,Ve′は、そ
れぞれRSフリップフロップ6bのリセット端子Rとセ
ット端子Sとに入力される。したがって、タイミング信
号Ve′が立ち上がると、図10(m)のように、RS
フリップフロップ6bの出力であるタイミング信号Vk
が立ち上がり、タイミング信号Vdが立ち上がるとタイ
ミング信号Vkは立ち下がる。すなわち、タイミング信
号Vkは、タイミング信号Veの立ち下がりからタイミ
ング信号Vdの立ち上がりまでの期間にHレベルにな
る。このタイミング信号Vkは図7の構成と同様にバッ
ファBUF2 を介して制御信号Vg(図10(o)参
照)としてスイッチ素子S2 の制御端子に入力される。
【0010】以上の構成によって、図7の構成と同様
に、両スイッチ素子S1 ,S2 は同時にオフになる期間
を挟んで交互に択一的にオンになるのである。また、レ
ベルシフト回路3a,3bには、それぞれタイミング信
号Vd′,VeがHレベルである期間にのみ電流が流
れ、両タイミング信号Vd′,Veは、スイッチ素子S
1のオン期間に比較してパルス幅を十分小さくすること
ができるから、図7の構成に比較して消費電力を大幅に
削減できるのである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図9に示した構成で
は、図7の構成に比較して消費電力は削減できるのであ
るが、回路構成が複雑になるという問題がある。本発明
は上記問題点の解決を目的とするものであり、レベルシ
フト回路を用いたことに伴う消費電力の増加を抑制する
ことができ、しかも構成が比較的簡単であるスイッチン
グ電源回路を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、直流電源の両端間に一対のス
イッチ素子の直列回路を接続し、両スイッチ素子が交互
に択一的にオンになるように制御回路から制御信号を発
生して負荷に通電するスイッチング電源回路において、
制御回路は、各スイッチ素子のオン期間よりも短いパル
ス幅のパルス信号である一対のタイミング信号を交互に
択一的に発生するタイミング信号発生回路と、両スイッ
チ素子の接続点の電位が一方のタイミング信号の基準電
位になるように基準電位を偏移させるレベルシフト回路
と、レベルシフト回路の出力パルス幅を引き延ばして制
御信号を出力するパルス幅引延し回路とを備えているの
である。
【0013】請求項2の発明では、直流電源の両端間に
一対のスイッチ素子の直列回路を接続し、両スイッチ素
子が交互に択一的にオンになるように制御回路から制御
信号を発生して負荷に通電するスイッチング電源回路に
おいて、制御回路は、パルス信号である一対のタイミン
グ信号を交互に択一的に発生するタイミング信号発生回
路と、タイミング信号を発生間隔に対応するレベルを有
し各スイッチ素子のオン期間よりも短い所定のパルス幅
の信号に変換する第1の変換回路と、両スイッチ素子の
接続点の電位が第1の変換回路の出力信号の基準電位に
なるように基準電位を偏移させるレベルシフト回路と、
レベルシフト回路の出力パルスのレベルに対応するパル
ス幅を有した制御信号を出力する第2の変換回路とを備
えているのである。
【0014】
【作用】請求項1の構成によれば、スイッチ素子のオン
期間よりも短いパルス幅のパルス信号であるタイミング
信号を発生し、レベルシフト回路によってタイミング信
号の基準電位を偏移させた後に、基準電位が偏移したタ
イミング信号のパルス幅をパルス幅引延し回路によって
引き延ばすので、タイミング信号のパルス幅をスイッチ
素子のオン期間よりも短く設定しながらも、スイッチ素
子を所定の長さのオン期間に設定することができるので
ある。すなわち、レベルシフト回路への通電時間が短く
なり、消費電力の抑制につながるのである。また、レベ
ルシフト回路の後段側にパルス幅引延し回路を設けてい
るだけであるから、ワンショットマルチバイブレータ、
2つのレベルシフト回路、RSフリップフロップを設け
た従来構成に比較すれば回路構成が簡単になるのであ
る。
【0015】請求項2の構成によれば、タイミング信号
を、タイミング信号の発生間隔に対応するレベルを有し
スイッチ素子のオン期間よりも短いパルス幅の信号に変
換して、レベルシフト回路によって基準電位を偏移させ
た後、基準電位を偏移させた信号のレベルに対応するパ
ルス幅を有した制御信号に再変換するので、レベルシフ
ト回路を通過する信号のパルス幅を短くすることがで
き、レベルシフト回路の通電時間を短時間にして消費電
力を抑制することができるのである。また、レベルシフ
ト回路の前後にそれぞれ変換回路を設けているだけであ
るから、従来構成に比較すれば回路構成が簡単になる。
【0016】
【実施例】(実施例1)図1に示すように、本実施例の
基本構成は従来構成として示した図7の構成とほぼ同様
であるから、相違点を中心に説明する。すなわち、本実
施例では、スイッチ素子S1 に対する制御信号Vhを与
える回路については、レベルシフト回路3の出力抵抗に
代えてコンデンサC1 を設け、一対のトランジスタ
11,Q12よりなりコンデンサC1 を入力側に接続した
カレントミラー回路と、カレントミラー回路の出力抵抗
である可変抵抗器VR1 と、バッファBUF1 とからな
るパルス幅引延し回路8aを設けている。また、スイッ
チ素子S2 に対する制御信号Vgを与える回路について
は、タイミング信号Veを受けて電流信号を出力する2
段のカレントミラー回路からなる電圧−電流変換回路7
を設け、電圧−電流変換回路7の出力電流により充電さ
れるコンデンサC2 と、一対のトランジスタQ21,Q22
よりなりコンデンサC2 を入力側に接続したカレントミ
ラー回路と、カレントミラー回路の出力抵抗である可変
抵抗器VR2 と、バッファBUF2 とからなるパルス幅
引延し回路8bを設けている。レベルシフト回路3およ
び電圧−電流変換回路7には、それぞれタイミング信号
Vd,Veが入力される。タイミング信号Vd,Ve
は、無安定マルチバイブレータ1とTフリップフロップ
2と、一対のアンド回路AND1 ,AND2 とによって
構成されたタイミング発生回路より出力される。タイミ
ング信号発生回路では、図9に示した従来構成と同様
に、スイッチ素子S1 ,S2 のオン期間よりもパルス幅
が短く設定されたタイミング信号Vd,Veを発生す
る。
【0017】パルス幅引延し回路8a,8bは、コンデ
ンサC1 ,C2 への充電電荷を可変抵抗器VR1 ,VR
2 の抵抗値に応じた時間で放電し、バッファBUF1
BUF2 の入力閾値をコンデンサC1 ,C2 の端子電圧
Vf,Vkが越えている期間にバッファBUF1 ,BU
2 の出力をHレベルにするように構成されている。す
なわち、コンデンサC1 ,C2 の容量と可変抵抗器VR
1 ,VR2 の抵抗値との設定値に応じて、バッファBU
1 ,BUF2 の出力である制御信号Vh,Vgのパル
ス幅を調節できるのである。各コンデンサC1 ,C2
の充電電流は、レベルシフト回路3または電圧−電流変
換回路7の出力電流によって与えられる。すなわち、タ
イミング信号Vd,Veのオン期間にコンデンサC1
2 に充電されるのであって、コンデンサC1 ,C2
容量や可変抵抗器VR1 ,VR2の抵抗値を適宜設定す
れば、制御信号Vh,Vgのパルス幅をタイミング信号
Vd,Veのパルス幅よりも長くすることができる。
【0018】次に動作を説明する。タイミング信号V
d,Veは、無安定マルチバイブレータ1から出力され
た図2(a)のような基準信号Vaに基づいて、Tフリ
ップフロップ2で図2(b)(c)のような信号Vb,
Vcを生成した後、基準信号Vaと信号Vb,Vcとの
論理積をそれぞれアンド回路AND1 ,AND2 から出
力することにより図2(d)(f)のようなパルス信号
として得られる。タイミング信号Vdはレベルシフト回
路3を通ることによって基準電位が偏移し、図2(e)
のような出力電流Id″が得られる。この電流によって
コンデンサC1 が充電されるが、コンデンサC1 は、パ
ルス幅引延し回路8aのカレントミラー回路を構成する
トランジスタQ11のコレクタ−エミッタに並列接続され
ているから、トランジスタQ11のコレクタ−エミッタを
通る経路で放電も同時に行われる。トランジスタQ11
コレクタ−エミッタを通る放電電流Ifは可変抵抗器V
1によって制限されるから、結局、可変抵抗器VR1
の抵抗値に応じた時定数でコンデンサC1 が放電するこ
とになる。ここにおいて、レベルシフト回路3の出力電
流Id″に対して、コンデンサC1 の放電電流Ifが小
さくなるように設定すれば(If<Id″)、充電時間
よりも放電時間を長くすることができる。すなわち、I
d″−If=N×If(Nは1より大きい数)となるよ
うにIfを設定すれば、コンデンサC1 の放電時間は充
電時間のN倍になる。コンデンサC1 の端子電圧Vf
は、図2(h)のようにタイミング信号VdがHレベル
である期間に急上昇し、以後、徐々に下降することにな
る。また、コンデンサC1 はバッファBUF1 の入力端
に接続されているから、コンデンサC1 の端子電圧がバ
ッファBUF1 の入力閾値(図2(h)に破線で示すレ
ベル)を越えている期間だけ、図2(j)のように、バ
ッファBUF1 の出力である制御信号VhがHレベルに
なる。このようにパルス幅引延し回路8aを設けること
によって、タイミング信号Vdのパルス幅よりも長い制
御信号Vhを生成することができるのであって、レベル
シフト回路3に電流が流れる時間をスイッチ素子S1
オン期間よりも短くすることができるのである。
【0019】電圧−電流変換回路7とパルス幅引延し回
路8bとの動作も同様であって、タイミング信号Veに
対応した電流Ie″が電圧−電流変換回路7の出力とし
て得られ、この電流Ie″によってコンデンサC2 が充
電されるとともに、可変抵抗器VR2 により設定された
抵抗値でコンデンサC2 が放電するのである。したがっ
て、コンデンサC2 の端子電圧は、図2(i)のように
変化するのであり、コンデンサC2 の端子電圧がバッフ
ァBUF2 の入力閾値(図2(i)の破線で示すレベ
ル)を越えている期間だけ、図2(k)のように、バッ
ファBUF2 の出力である制御信号VgがHレベルにな
る。ここに、トランジスタQ21のコレクタ−エミッタを
通る放電電流Ikを適宜大きさに制限し、Ik<Ie″
となるように設定すれば充電時間よりも放電時間を長く
することができ、電圧−電流変換回路7に電流が流れる
時間をスイッチ素子S2 のオン期間よりも短くすること
ができるのである。
【0020】以上の動作を繰り返すことによって、両ス
イッチ素子S1 ,S2 が交互に択一的にオンになるので
あって、比較的簡単な構成ながら、スイッチ素子S1
2のオン期間よりも短いパルス幅のタイミング信号を
レベルシフト回路3に入力することによって、スイッチ
素子S1 ,S2 を制御することができるのである。その
結果、レベルシフト回路3での消費電力の低減につなが
るのである。
【0021】上記構成において、両スイッチ素子S1
2 が同時にオンになると、電源Eの両端間が短絡され
ることになって不都合であるから、制御信号Vh,Vg
がHレベルである期間に比較して、基準信号Vaの発生
間隔を長く設定することが必要である。いま、制御信号
Vh,Vgのオン期間が基準信号Vaのオン期間のN倍
(Nは1より大)であるとすると、(基準信号Vaのオ
ン期間)×N<(基準信号の発生間隔)という条件を満
たす必要があるから、結果的に、基準信号Vaのオンデ
ューティは1/Nより小さいことが必要である。要する
に、基準信号Vaのオンデューティは、基準信号Vaの
オン期間と制御信号Vh,Vgとの比によって制限され
るのである。また、図2の右半分に示すように、基準信
号Vaのパルス幅や周期を変更しても、上記条件が満た
されている限り動作可能であり、基準信号Vaのパルス
幅を変更せずに周期のみを変更すれば、制御信号Vh,
Vgのオンデューティが変化することになって、負荷Z
への供給電力を制御できることになる。
【0022】(実施例2)本実施例は、図3に示すよう
に、ブリッジ型のスイッチング電源回路を構成するよう
にスイッチ素子S1 ,S2 ,S1 ′,S2 ′を接続した
ものであって、各一対のスイッチ素子S1 ,S2
1 ′,S2 ′の直列回路をそれぞれ電源Eの両端間に
接続し、両直列回路におけるスイッチ素子S1 ,S2
1 ′,S2 ′の接続点間に負荷Zを接続したものであ
る。スイッチ素子S1 ,S2 ,S1 ′,S2 ′は、負荷
Zを介して接続された高圧側と低圧側とが同時にオンに
なるように制御される。負荷Zを介さずに直列接続され
ているスイッチ素子S1 ,S2 、S1 ′,S2 ′は実施
例1と同様に交互に択一的にオンになる。したがって、
スイッチ素子S1 ,S2 ′がオンである期間にはスイッ
チ素子S2 ,S1 ′はオフであり、逆にスイッチ素子S
1 ,S2 ′がオフである期間にはスイッチ素子S2,S
1 ′はオンになる。このようにして負荷Zには交番電流
が流れることになる。各スイッチ素子S1 ,S2
1 ′,S2 ′に制御信号を与える回路は実施例1の構
成を2つ用いた回路である。すなわち、スイッチ素子S
1 ,S2 を制御する回路は、実施例1と同じであって、
スイッチ素子S1 ′,S2 ′を制御する回路として同じ
構成の回路を付加しているのである。ただし、スイッチ
素子S1 ′,S2 ′を制御のもとになるタイミング信号
Vd,Veは、スイッチ素子S1 ,S2 と共通である
が、高圧側と低圧側とが逆転している。他の構成および
動作は実施例1と同様であるから説明を省略する。
【0023】(実施例3)本実施例は、図4に示すよう
に、実施例1の回路構成に対して、タイミング信号V
d,Veの発生間隔に対応するレベルを有した所定パル
ス幅の信号Vd″,Ve″に変換する第1の変換回路と
してのF−V変換回路9a,9bを付加したものであ
る。レベルシフト回路3、電圧−電流変換回路7に対し
ては信号Vd″,Ve″を入力するのであって、パルス
幅引延し回路8a,8bは、信号Vd″,Ve″のレベ
ルに対応するパルス幅の制御信号Vh,Vgを出力する
第2の変換回路として機能する。
【0024】両F−V変換回路9a,9bの構成は同じ
であるから、タイミング信号Vdが入力される一方のF
−V変換回路9aについて説明する。トランジスタQ15
はタイミング信号VdがHレベルである期間にオンにな
り、同時にトランジスタQ16をオンにする。すなわち、
タイミング信号VdがHレベルである期間にはトランジ
スタQ16がオンになって、トランジスタQ17のコレクタ
に電源電圧VDDを印加する。一方、トランジスタQ17
ベースには、コンデンサC11、抵抗R11、抵抗R12より
なるフィルタ回路が接続される。タイミング信号Vdの
パルス幅が一定であるとすれば、タイミング信号Vdの
発生間隔が短いほどフィルタ回路のインピーダンスが小
さくなってトランジスタQ17のベース電流が増加し、結
果的にトランジスタQ17のコレクタ電流が増加する。ト
ランジスタQ17のエミッタには抵抗R13が接続されてい
るから、トランジスタQ17のエミッタと抵抗R13との接
続点から得られるF−V変換回路9aの出力信号Vd″
は、タイミング信号Vdと同じパルス幅を有し、タイミ
ング信号Vdの発生周期に対応するレベルを有したパル
ス信号になるのである。
【0025】上述のようにしてF−V変換回路9a,9
bによって得られた信号Vd″,Ve″は、実施例1の
タイミング信号Vd,Veと同様にレベルシフト回路
3、電圧−電流変換回路7に入力され、さらに、パルス
幅引延し回路8a,8bにおいてパルス幅の引延しが行
われる。ところで、パルス幅引延し回路8a,8bは、
充電電流Id″,Ie″が大きいほどコンデンサC1
2 への充電電荷量が大きくなって制御信号Vh,Vg
のパルス幅を大きくするから、結果的に、タイミング信
号Vd,Veの発生間隔に対応したパルス幅の制御信号
Vh,Vgを出力することになる。要するに、制御信号
Vh,Vgのパルス幅に関する情報を、信号Vd″,V
e″のレベルに変換してレベルシフト回路3や電流−電
圧変換回路7に入力するから、実施例1と同様に、レベ
ルシフト回路3や電流−電圧変換回路7には、スイッチ
素子S1 ,S2 のオン期間よりも短いパルス幅の信号V
d″,Ve″が入力されるのであって、消費電力の低減
につながるのである。
【0026】本実施例の各部の動作は、図5のようなも
のであって、図5(a)の右半分のように、基準信号V
aの発生間隔が長くなると、図5(f)(g)のように
信号Vd″,Ve″のレベルが高くなり、結果的に、図
5(h)(i)のように電流Id″,Ie″が増加し
て、図5(j)(k)のようにコンデンサC1 ,C2
端子電圧Vf,Vkが上昇し、図5(l)(m)のよう
に制御信号Vh,Vgのパルス幅が長くなるのである。
他の構成および動作は実施例1と同様である。
【0027】(実施例4)本実施例は、図6に示すよう
に、ブリッジ型のスイッチング電源回路を構成するよう
にスイッチ素子S1 ,S2 ,S1 ′,S2 ′を接続した
ものであって、各一対のスイッチ素子S1 ,S2
1 ′,S2 ′の直列回路をそれぞれ電源Eの両端間に
接続し、両直列回路におけるスイッチ素子S1 ,S2
1 ′,S2 ′の接続点間に負荷Zを接続したものであ
る。スイッチ素子S1 ,S2 ,S1 ′,S2 ′は、負荷
Zを介して接続された高圧側と低圧側とが同時にオンに
なるように制御される。すなわち、実施例2と同様にし
て負荷Zには交番電流が流れることになる。各スイッチ
素子S1 ,S2 ,S1 ′,S2 ′に制御信号を与える回
路は実施例3の構成を2つ用いた回路である。すなわ
ち、スイッチ素子S1 ,S2を制御する回路は、実施例
3と同じであって、スイッチ素子S1 ′,S2 ′を制御
する回路として同じ構成の回路を付加しているのであ
る。ただし、スイッチ素子S1 ′,S2 ′を制御するた
めに与える信号Vd″,Ve″は、スイッチ素子S1
2 と共通であるが、高圧側と低圧側とが逆転してい
る。他の構成および動作は実施例3と同様であるから説
明を省略する。
【0028】上記各実施例では、レベルシフト回路3と
してカレントミラー回路を用いた構成を示したが、トラ
ンスやフォトカプラを用いてアイソレーションを行うこ
とによって、レベルシフト回路3を構成することも可能
である。また、スイッチ素子S1 〜S4 としては、FE
Tのほかバイポーラトランジスタ等の他のスイッチ素子
であっても本発明の技術思想を適用することが可能であ
る。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明は、スイッチ素子のオン
期間よりも短いパルス幅のパルス信号であるタイミング
信号を発生し、レベルシフト回路によってタイミング信
号の基準電位を偏移させた後に、基準電位が偏移したタ
イミング信号のパルス幅をパルス幅引延し回路によって
引き延ばすので、タイミング信号のパルス幅をスイッチ
素子のオン期間よりも短く設定しながらも、スイッチ素
子を所定の長さのオン期間に設定することができるので
ある。すなわち、レベルシフト回路への通電時間が短く
なり、消費電力の抑制につながるという利点がある。ま
た、レベルシフト回路の後段側にパルス幅引延し回路を
設けているだけであるから、ワンショットマルチバイブ
レータ、2つのレベルシフト回路、RSフリップフロッ
プを設けた従来構成に比較すれば回路構成が簡単になる
という効果がある。
【0030】請求項2の発明は、タイミング信号を、タ
イミング信号の発生間隔に対応するレベルを有しスイッ
チ素子のオン期間よりも短いパルス幅の信号に変換し
て、レベルシフト回路によって基準電位を偏移させた
後、基準電位を偏移させた信号のレベルに対応するパル
ス幅を有した制御信号に再変換するので、レベルシフト
回路を通過する信号のパルス幅を短くすることができ、
レベルシフト回路の通電時間を短時間にして消費電力を
抑制することができるという効果がある。また、レベル
シフト回路の前後にそれぞれ変換回路を設けているだけ
であるから、従来構成に比較すれば回路構成が簡単にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す回路図である。
【図2】実施例1の動作説明図である。
【図3】実施例2を示す回路図である。
【図4】実施例3を示す回路図である。
【図5】実施例3の動作説明図である。
【図6】実施例4を示す回路図である。
【図7】従来例を示す回路図である。
【図8】従来例の動作説明図である。
【図9】他の従来例を示す回路図である。
【図10】図9に示した従来例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 無安定マルチバイブレータ 2 Tフリップフロップ 3 レベルシフト回路 8a パルス幅引延し回路 8b パルス幅引延し回路 9a F−V変換回路 9b F−V変換回路 AND1 アンド回路 AND2 アンド回路 BUF1 バッファ BUF2 バッファ S1 スイッチ素子 S2 スイッチ素子 Z 負荷
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】ところで、制御信号Vh,Vgの発生タイ
ミングは、無安定マルチバイブレータ1(たとえば、5
55として市販されている集積回路に抵抗やコンデンサ
を外付して構成する)から出力される基準信号Vaによ
り設定される。この基準信号VaはTフリップフロップ
2(たとえば、4027として市販されているCMOS
型の集積回路を用いる)に入力され、非反転出力端と反
転出力端とからそれぞれ基準信号Vaを分周した信号V
b,Vcが出力される。両信号Vb,Vcは、それぞれ
アンド回路AND1 ,AND2 に入力されて基準信号V
aとの論理積であるタイミング信号Vd,Veが出力さ
れる。タイミング信号Vdは2組のカレントミラー回路
からなるレベルシフト回路3を介して基準電位を偏移さ
せてバッファBUF1 に入力され、バッファBUF1
ら制御信号Vhが出力される。すなわち、タイミング信
号Vdに対応して1段目のカレントミラー回路の出力抵
抗R1 に一定電流Idが流れ、2段目のカレントミラー
回路の出力抵抗R2 の両端間に基準電位を偏移させたタ
イミング信号Vfが得られるのであり、このタイミング
信号VfをバッファBUF1 に通すことによって制御信
号Vhが得られるのである。また、タイミング信号Ve
はバッファBUF2 に入力され、バッファBUF2 から
制御信号Vgが出力される。ここに、バッファBU
1 ,BUF2 には、たとえば4050として市販され
ているCMOS型の集積回路を用いることができる。ま
た、レベルシフト回路3として、カレントミラー回路を
用いて電流信号により基準電位をシフトさせる構成のも
のを示しているが、トランスやフォトカプラによってア
イソレーションを行う構成のものも考えられている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】ところで、上記構成では、タイミング信号
Vdのパルス幅がスイッチ素子S1のオン期間とほぼ等
しくなるように構成されているから、スイッチ素子S1
がオンである期間はレベルシフト回路3に電流が流れ続
けることになる。とくに、レベルシフト回路3の1段目
のカレントミラー回路の出力抵抗R1 には電源Eの電圧
とツェナーダイオードZDの両端電圧との和の電圧が印
加されるから、出力抵抗R1 に流れる電流Idが小さい
としても、カレントミラー回路3での消費電力は比較的
大きなものになるという問題がある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】本実施例の各部の動作は、図5のようなも
のであって、図5(a)の右半分のように、基準信号V
aの発生間隔が長くなると、図5(f)(g)のように
信号Vd″,Ve″のレベルが高くなり、結果的に、図
5(h)(i)のように電流Id″,Ie″が増加し
て、図5(j)(k)のようにコンデンサC1 ,C2
端子電圧Vf,Vkが上昇し、図5(l)(m)のよう
に制御信号Vh,Vgのパルス幅が長くなるのである。
したがって、基準信号Vaのパルス幅を変更せずに周期
のみを変更すれば、制御信号Vh,Vgのオンデューテ
ィが変化し、負荷Zへの供給電力が制御できる。他の構
成および動作は実施例1と同様である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源の両端間に一対のスイッチ素子
    の直列回路を接続し、両スイッチ素子が交互に択一的に
    オンになるように制御回路から制御信号を発生して負荷
    に通電するスイッチング電源回路において、制御回路
    は、各スイッチ素子のオン期間よりも短いパルス幅のパ
    ルス信号である一対のタイミング信号を交互に択一的に
    発生するタイミング信号発生回路と、両スイッチ素子の
    接続点の電位が一方のタイミング信号の基準電位になる
    ように基準電位を偏移させるレベルシフト回路と、レベ
    ルシフト回路の出力パルス幅を引き延ばして制御信号を
    出力するパルス幅引延し回路とを備えて成ることを特徴
    とするスイッチング電源回路。
  2. 【請求項2】 直流電源の両端間に一対のスイッチ素子
    の直列回路を接続し、両スイッチ素子が交互に択一的に
    オンになるように制御回路から制御信号を発生して負荷
    に通電するスイッチング電源回路において、制御回路
    は、パルス信号である一対のタイミング信号を交互に択
    一的に発生するタイミング信号発生回路と、タイミング
    信号を発生間隔に対応するレベルを有し各スイッチ素子
    のオン期間よりも短い所定のパルス幅の信号に変換する
    第1の変換回路と、両スイッチ素子の接続点の電位が第
    1の変換回路の出力信号の基準電位になるように基準電
    位を偏移させるレベルシフト回路と、レベルシフト回路
    の出力パルスのレベルに対応するパルス幅を有した制御
    信号を出力する第2の変換回路とを備えて成ることを特
    徴とするスイッチング電源回路。
JP2861092A 1992-02-15 1992-02-15 スイッチング電源回路 Withdrawn JPH05227740A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013063001A (ja) * 2011-09-15 2013-04-04 Sanken Electric Co Ltd 駆動回路及びスイッチング電源装置

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JP2013063001A (ja) * 2011-09-15 2013-04-04 Sanken Electric Co Ltd 駆動回路及びスイッチング電源装置

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