JPH0522760A - 交換機における呼処理制御方式 - Google Patents
交換機における呼処理制御方式Info
- Publication number
- JPH0522760A JPH0522760A JP17640491A JP17640491A JPH0522760A JP H0522760 A JPH0522760 A JP H0522760A JP 17640491 A JP17640491 A JP 17640491A JP 17640491 A JP17640491 A JP 17640491A JP H0522760 A JPH0522760 A JP H0522760A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- control
- control circuit
- service
- service control
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/42—Systems providing special services or facilities to subscribers
- H04M3/50—Centralised arrangements for answering calls; Centralised arrangements for recording messages for absent or busy subscribers ; Centralised arrangements for recording messages
- H04M3/53—Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems
- H04M3/533—Voice mail systems
Landscapes
- Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】端末制御回路110,210は、サービス制御
回路300から受信した制御信号と呼状態記憶回路12
0,220に記憶されている呼状態を基に状態遷移を決
定し、端末制御信号を端末100,200に送信すると
ともに、サービス制御回路300にサービス制御要求信
号を送信する。サービス制御回路300は、端末制御回
路110,120からのサービス制御要求信号を受信
し、端末制御回路110,210に対してサービス制御
指示信号を送信する。順序制御回路130,230,3
30は、サービス制御回路300に対するサービス制御
要求信号および端末100,200から端末制御回路1
10,210に対する端末制御信号とサービス制御回路
300からのサービス制御指示信号について順序制御を
行う。 【効果】サービス制御回路からのサービス制御指示信号
を待たずに呼処理を進めることができ、同時に複数の制
御信号を受信した場合にも、複雑な競合制御を行う必要
がない。
回路300から受信した制御信号と呼状態記憶回路12
0,220に記憶されている呼状態を基に状態遷移を決
定し、端末制御信号を端末100,200に送信すると
ともに、サービス制御回路300にサービス制御要求信
号を送信する。サービス制御回路300は、端末制御回
路110,120からのサービス制御要求信号を受信
し、端末制御回路110,210に対してサービス制御
指示信号を送信する。順序制御回路130,230,3
30は、サービス制御回路300に対するサービス制御
要求信号および端末100,200から端末制御回路1
10,210に対する端末制御信号とサービス制御回路
300からのサービス制御指示信号について順序制御を
行う。 【効果】サービス制御回路からのサービス制御指示信号
を待たずに呼処理を進めることができ、同時に複数の制
御信号を受信した場合にも、複雑な競合制御を行う必要
がない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交換機における呼処理制
御方式に関し、特に端末の基本呼制御と、呼のサービス
制御の機能分散に関する。
御方式に関し、特に端末の基本呼制御と、呼のサービス
制御の機能分散に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の呼処理制御方式の構成を
図2に示す。端末制御回路110,210は、端末10
0,200から受信した制御信号と端末の呼状態を記憶
する呼状態記憶回路120,220の内容を基に判断
し、サービス制御回路300に対してサービス制御要求
信号を送信することにより、サービス制御を要求する。
サービス制御回路300は、端末制御回路110,21
0からのサービス制御要求を基に呼状態遷移を決定し、
サービス制御指示信号によりそのサービスに係わる端末
制御回路110または210に対し状態遷移の指示を行
う。端末制御回路110,210は、サービス制御回路
300からのサービス制御指示信号により呼状態を遷移
させ、呼状態記憶回路120,220の内容を更新し、
それを基に端末制御信号を端末100,200に送信す
る。また相互接続時の相手端末の状態認識のために端末
制御回路間で信号を送受信する。このようにサービス制
御回路300から端末制御回路110,210に対し、
サービス制御指示信号による強制的な指示に従って端末
を制御することによって、呼処理サービスを実現してい
る。
図2に示す。端末制御回路110,210は、端末10
0,200から受信した制御信号と端末の呼状態を記憶
する呼状態記憶回路120,220の内容を基に判断
し、サービス制御回路300に対してサービス制御要求
信号を送信することにより、サービス制御を要求する。
サービス制御回路300は、端末制御回路110,21
0からのサービス制御要求を基に呼状態遷移を決定し、
サービス制御指示信号によりそのサービスに係わる端末
制御回路110または210に対し状態遷移の指示を行
う。端末制御回路110,210は、サービス制御回路
300からのサービス制御指示信号により呼状態を遷移
させ、呼状態記憶回路120,220の内容を更新し、
それを基に端末制御信号を端末100,200に送信す
る。また相互接続時の相手端末の状態認識のために端末
制御回路間で信号を送受信する。このようにサービス制
御回路300から端末制御回路110,210に対し、
サービス制御指示信号による強制的な指示に従って端末
を制御することによって、呼処理サービスを実現してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の呼処理制御
方式は、端末制御回路からの要求に基づいてサービスの
決定,状態遷移の決定を行なうサービス制御回路と、端
末の動作制御,状態管理を行なう端末制御回路とが主従
の関係により機能を分担しており、端末制御回路がサー
ビス制御回路に処理要求中には、(サービス制御回路か
らのサービス制御指示信号を受信するまでの間)処理待
ち時間が発生することによる処理遅延や、サービス制御
回路に対する処理要求中に検出される同一端末の状態変
化に基づく処理は、無視またはサービス制御指示信号を
待ち合わせるなどの手段により、呼処理の競合を防止す
る制御が必要になる。また、端末接続サービスなどの場
合、相手端末状態を端末制御回路が意識しなければなら
ないなどの欠点があった。
方式は、端末制御回路からの要求に基づいてサービスの
決定,状態遷移の決定を行なうサービス制御回路と、端
末の動作制御,状態管理を行なう端末制御回路とが主従
の関係により機能を分担しており、端末制御回路がサー
ビス制御回路に処理要求中には、(サービス制御回路か
らのサービス制御指示信号を受信するまでの間)処理待
ち時間が発生することによる処理遅延や、サービス制御
回路に対する処理要求中に検出される同一端末の状態変
化に基づく処理は、無視またはサービス制御指示信号を
待ち合わせるなどの手段により、呼処理の競合を防止す
る制御が必要になる。また、端末接続サービスなどの場
合、相手端末状態を端末制御回路が意識しなければなら
ないなどの欠点があった。
【0004】本発明の目的は、呼処理の遅延が無く、競
合防止のための複雑な制御が不要な交換機における呼処
理制御方式を提供することにある。
合防止のための複雑な制御が不要な交換機における呼処
理制御方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の交換機における
呼処理制御方式は、ユーザ・網インタフェース上の端末
制御プロトコルで定義される制御信号を交換機と端末間
で送受信することにより呼処理サービス制御が行なわれ
る交換機において、端末の呼状態を記憶する呼状態記憶
回路と、端末あるいはサービス制御回路から受信した制
御信号と前記呼状態記憶回路に記憶されている呼状態を
基に状態遷移を決定し、端末制御のための端末制御信号
を端末に送信すると共に、前記サービス制御回路にサー
ビスの制御を要求するサービス制御要求信号を送信する
機能を有する端末制御回路と、この端末制御回路からの
前記サービス制御要求信号を受信し、そのサービスに係
わる1つあるいは複数の前記端末制御回路に対してサー
ビスを実現するために必要なサービス制御指示信号を送
信する機能を有する前記サービス制御回路と、このサー
ビス制御回路に対する前記サービス制御要求信号および
前記端末から前記端末制御回路に対する前記端末制御信
号と前記サービス制御回路からの前記サービス制御指示
信号について順序制御を行なう順序制御回路とを有し、
端末毎に割り当てられた端末制御回路がその端末の基本
制御のみを行ない、相互接続等のサービス実現に必要な
端末制御回路間のすべての通信はサービス制御回路を介
してサービス制御要求信号およびサービス制御指示信号
を送受信することにより、端末制御回路とサービス制御
回路がそれぞれ独立して動作し、制御信号を保持および
順序制御し、呼処理を継続する。
呼処理制御方式は、ユーザ・網インタフェース上の端末
制御プロトコルで定義される制御信号を交換機と端末間
で送受信することにより呼処理サービス制御が行なわれ
る交換機において、端末の呼状態を記憶する呼状態記憶
回路と、端末あるいはサービス制御回路から受信した制
御信号と前記呼状態記憶回路に記憶されている呼状態を
基に状態遷移を決定し、端末制御のための端末制御信号
を端末に送信すると共に、前記サービス制御回路にサー
ビスの制御を要求するサービス制御要求信号を送信する
機能を有する端末制御回路と、この端末制御回路からの
前記サービス制御要求信号を受信し、そのサービスに係
わる1つあるいは複数の前記端末制御回路に対してサー
ビスを実現するために必要なサービス制御指示信号を送
信する機能を有する前記サービス制御回路と、このサー
ビス制御回路に対する前記サービス制御要求信号および
前記端末から前記端末制御回路に対する前記端末制御信
号と前記サービス制御回路からの前記サービス制御指示
信号について順序制御を行なう順序制御回路とを有し、
端末毎に割り当てられた端末制御回路がその端末の基本
制御のみを行ない、相互接続等のサービス実現に必要な
端末制御回路間のすべての通信はサービス制御回路を介
してサービス制御要求信号およびサービス制御指示信号
を送受信することにより、端末制御回路とサービス制御
回路がそれぞれ独立して動作し、制御信号を保持および
順序制御し、呼処理を継続する。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すブロック図である。
端末100,200は、網である交換機とはCCITT
勧告のQ.931ユーザ・網インタフェースにより接続
されている。端末制御回路110,210は、それぞれ
端末100,200対応の端末制御回路であり、状態遷
移の決定などの端末の基本呼制御を行い、それぞれの端
末の呼状態を保持する呼状態記憶回路120,220を
有している。サービス制御回路300は、端末制御回路
110,210からのサービス制御要求信号により動作
し、サービスの識別や交換システムのリソース制御など
の処理を行った後、サービスに関連する端末制御回路1
10,210にサービス制御指示信号を送信し呼制御を
行う。
る。図1は本発明の一実施例を示すブロック図である。
端末100,200は、網である交換機とはCCITT
勧告のQ.931ユーザ・網インタフェースにより接続
されている。端末制御回路110,210は、それぞれ
端末100,200対応の端末制御回路であり、状態遷
移の決定などの端末の基本呼制御を行い、それぞれの端
末の呼状態を保持する呼状態記憶回路120,220を
有している。サービス制御回路300は、端末制御回路
110,210からのサービス制御要求信号により動作
し、サービスの識別や交換システムのリソース制御など
の処理を行った後、サービスに関連する端末制御回路1
10,210にサービス制御指示信号を送信し呼制御を
行う。
【0007】次に端末100,200が共に空の状態か
ら端末100が端末200と通話するために発信する場
合を例に動作説明する。端末100,200は最初は空
であるため、端末制御回路110,210が有する呼状
態記憶回路120,220は共に「空状態」を示してい
る。端末100の操作により発呼すると、端末100か
ら相手端末200の加入者番号等を付加した端末制御信
号の1つである「呼設定」が端末制御回路110に対し
て送信される。これを受信した端末制御回路110は、
端末制御信号が「呼設定」であることを識別するととも
に、呼状態記憶回路120を参照して、「空状態」で
「呼設定」を受信したので、「発呼」であると判定して
発呼処理を行う。
ら端末100が端末200と通話するために発信する場
合を例に動作説明する。端末100,200は最初は空
であるため、端末制御回路110,210が有する呼状
態記憶回路120,220は共に「空状態」を示してい
る。端末100の操作により発呼すると、端末100か
ら相手端末200の加入者番号等を付加した端末制御信
号の1つである「呼設定」が端末制御回路110に対し
て送信される。これを受信した端末制御回路110は、
端末制御信号が「呼設定」であることを識別するととも
に、呼状態記憶回路120を参照して、「空状態」で
「呼設定」を受信したので、「発呼」であると判定して
発呼処理を行う。
【0008】端末制御回路110はこの処理の中で、自
交換機内における端末100に関するサービス情報,局
情報等を識別し、「呼処理中状態」への状態遷移を決定
し、通話チャネルであるBチャネルなどシステムのリソ
ースを端末100に割り当てた後に、端末100に端末
制御信号「呼設定受付」を送信し、呼状態記憶回路12
0を「発呼受付状態」に更新する。
交換機内における端末100に関するサービス情報,局
情報等を識別し、「呼処理中状態」への状態遷移を決定
し、通話チャネルであるBチャネルなどシステムのリソ
ースを端末100に割り当てた後に、端末100に端末
制御信号「呼設定受付」を送信し、呼状態記憶回路12
0を「発呼受付状態」に更新する。
【0009】さらに端末制御回路110は、受信した端
末制御信号「呼設定」から、加入者番号等相手端末20
0に関する情報を読み出し、これを呼出しを要求するサ
ービス制御要求信号に付加し、サービス制御回路300
に送信する。この間に端末100から他の端末制御信号
を受信した場合には、順序制御回路130により順序制
御を行い、発呼処理終了後に順次処理する。一方、サー
ビス制御要求信号を受信したサービス制御回路300
は、受信した信号中の相手端末番号情報を基に相手が端
末200であることと、端末制御回路110の要求が端
末100と端末200の相互接続サービスであると判定
し、端末100の場合と同様に端末200のサービスの
可否判定,通話チャネルであるBチャネルなどのシステ
ムリソースの割り当てを行った後、端末制御回路210
に呼出しを指示するサービス制御指示信号,端末制御回
路110に被呼呼出しを通知するサービス制御指示信号
をそれぞれ送信する。
末制御信号「呼設定」から、加入者番号等相手端末20
0に関する情報を読み出し、これを呼出しを要求するサ
ービス制御要求信号に付加し、サービス制御回路300
に送信する。この間に端末100から他の端末制御信号
を受信した場合には、順序制御回路130により順序制
御を行い、発呼処理終了後に順次処理する。一方、サー
ビス制御要求信号を受信したサービス制御回路300
は、受信した信号中の相手端末番号情報を基に相手が端
末200であることと、端末制御回路110の要求が端
末100と端末200の相互接続サービスであると判定
し、端末100の場合と同様に端末200のサービスの
可否判定,通話チャネルであるBチャネルなどのシステ
ムリソースの割り当てを行った後、端末制御回路210
に呼出しを指示するサービス制御指示信号,端末制御回
路110に被呼呼出しを通知するサービス制御指示信号
をそれぞれ送信する。
【0010】端末制御回路210は、受信したこのサー
ビス制御指示信号とその呼状態記憶回路220の内容が
「空状態」であることから、これを端末100からの着
信であると判定し、「着呼状態」への状態遷移を決定
し、着信処理を行う。そして端末200に対し端末制御
信号「呼設定」を送信するとともに、呼状態記憶回路2
20の内容を「着呼状態」に更新し、端末200からの
何らかの制御信号受信待ちとなる。
ビス制御指示信号とその呼状態記憶回路220の内容が
「空状態」であることから、これを端末100からの着
信であると判定し、「着呼状態」への状態遷移を決定
し、着信処理を行う。そして端末200に対し端末制御
信号「呼設定」を送信するとともに、呼状態記憶回路2
20の内容を「着呼状態」に更新し、端末200からの
何らかの制御信号受信待ちとなる。
【0011】端末200からの端末制御信号「呼出」を
受信した端末制御回路210は、端末200が着呼を確
認したことを判定し、呼状態記憶回路220の内容を
「呼出中状態」に更新し、サービス制御回路300に対
し、「呼出し中」であることを通知するサービス制御要
求信号を送信する。呼出し中を表すサービス制御要求信
号を受信したサービス制御回路300は、これをそのま
ま呼出し中を表すサービス制御指示信号として端末制御
回路110へ送信し、これを受信した端末制御回路11
0はトーン出力のためのリソース制御などを行い、呼状
態記憶回路120の内容を「相手呼出中状態」に更新
し、端末100あるいはサービス制御回路300からの
制御信号受信待ちとなる。
受信した端末制御回路210は、端末200が着呼を確
認したことを判定し、呼状態記憶回路220の内容を
「呼出中状態」に更新し、サービス制御回路300に対
し、「呼出し中」であることを通知するサービス制御要
求信号を送信する。呼出し中を表すサービス制御要求信
号を受信したサービス制御回路300は、これをそのま
ま呼出し中を表すサービス制御指示信号として端末制御
回路110へ送信し、これを受信した端末制御回路11
0はトーン出力のためのリソース制御などを行い、呼状
態記憶回路120の内容を「相手呼出中状態」に更新
し、端末100あるいはサービス制御回路300からの
制御信号受信待ちとなる。
【0012】ここで端末200が応答し、端末制御回路
210に対し「応答」を示す端末制御信号を送信し、こ
れを受信した端末制御回路210はBチャネルのネゴシ
エーションを行った後に、サービス制御回路300に対
し「応答」を示すサービス制御要求信号を送信し、呼状
態記憶回路220の内容を「応答処理中状態」に更新す
る。「応答」を示すサービス制御要求信号を受信したサ
ービス制御回路300は、端末100,200間の通話
路の設定を行い、端末制御回路110には「応答」を示
すサービス制御指示信号,端末制御回路210には「応
答確認」を示すサービス制御指示信号を送出する。「応
答確認」を示すサービス制御指示信号を受信した端末制
御回路210は、端末制御信号「応答確認」を端末20
0に送信するとともに、呼状態記憶回路220の内容を
「通信中状態」に更新する。「応答」を示すサービス制
御指示信号を受信した端末制御回路110は、端末制御
信号「応答」を端末100に送出するとともに、呼状態
記憶回路120の内容を「通信中状態」に更新する。こ
のように「通信中状態」まで状態遷移が行われる。以
降、同様な手順により切断,復旧の処理を行う。
210に対し「応答」を示す端末制御信号を送信し、こ
れを受信した端末制御回路210はBチャネルのネゴシ
エーションを行った後に、サービス制御回路300に対
し「応答」を示すサービス制御要求信号を送信し、呼状
態記憶回路220の内容を「応答処理中状態」に更新す
る。「応答」を示すサービス制御要求信号を受信したサ
ービス制御回路300は、端末100,200間の通話
路の設定を行い、端末制御回路110には「応答」を示
すサービス制御指示信号,端末制御回路210には「応
答確認」を示すサービス制御指示信号を送出する。「応
答確認」を示すサービス制御指示信号を受信した端末制
御回路210は、端末制御信号「応答確認」を端末20
0に送信するとともに、呼状態記憶回路220の内容を
「通信中状態」に更新する。「応答」を示すサービス制
御指示信号を受信した端末制御回路110は、端末制御
信号「応答」を端末100に送出するとともに、呼状態
記憶回路120の内容を「通信中状態」に更新する。こ
のように「通信中状態」まで状態遷移が行われる。以
降、同様な手順により切断,復旧の処理を行う。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、端末制御
回路の処理で、端末あるいはサービス制御回路から受信
した制御信号と自己が制御する端末の呼対応の呼状態記
憶回路の内容により状態遷移の決定が可能であるため、
サービス制御回路からのサービス制御指示信号を待たず
に呼処理を進めることが可能であり、また相手端末の状
態などを意識する必要がなくなる。また同時に複数の制
御信号を受信した場合でも、受信信号の順序制御を行う
順序制御回路を有するために、順次更新される呼状態記
憶回路の内容と個々の受信した制御信号の組み合わせに
より、状態遷移が可能であるため、複雑な競合制御を行
う必要がなくなるという効果がある。
回路の処理で、端末あるいはサービス制御回路から受信
した制御信号と自己が制御する端末の呼対応の呼状態記
憶回路の内容により状態遷移の決定が可能であるため、
サービス制御回路からのサービス制御指示信号を待たず
に呼処理を進めることが可能であり、また相手端末の状
態などを意識する必要がなくなる。また同時に複数の制
御信号を受信した場合でも、受信信号の順序制御を行う
順序制御回路を有するために、順次更新される呼状態記
憶回路の内容と個々の受信した制御信号の組み合わせに
より、状態遷移が可能であるため、複雑な競合制御を行
う必要がなくなるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】交換機の呼処理制御方式の従来例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
100,200 端末 110 端末100の端末制御回路 120 端末100の呼状態記憶回路 130 端末制御回路110の制御信号受信用順序制
御回路 210 端末200の端末制御回路 220 端末200の呼状態記憶回路 230 端末制御回路210の制御信号受信用順序制
御回路 300 サービス制御回路 330 サービス制御回路300の制御信号受信用順
序制御回路
御回路 210 端末200の端末制御回路 220 端末200の呼状態記憶回路 230 端末制御回路210の制御信号受信用順序制
御回路 300 サービス制御回路 330 サービス制御回路300の制御信号受信用順
序制御回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ユーザ・網インタフェース上の端末制御
プロトコルで定義される制御信号を交換機と端末間で送
受信することにより呼処理サービス制御が行なわれる交
換機において、端末の呼状態を記憶する呼状態記憶回路
と、端末あるいはサービス制御回路から受信した制御信
号と前記呼状態記憶回路に記憶されている呼状態を基に
状態遷移を決定し、端末制御のための端末制御信号を端
末に送信すると共に、前記サービス制御回路にサービス
の制御を要求するサービス制御要求信号を送信する機能
を有する端末制御回路と、この端末制御回路からの前記
サービス制御要求信号を受信し、そのサービスに係わる
1つあるいは複数の前記端末制御回路に対してサービス
を実現するために必要なサービス制御指示信号を送信す
る機能を有する前記サービス制御回路と、このサービス
制御回路に対する前記サービス制御要求信号および前記
端末から前記端末制御回路に対する前記端末制御信号と
前記サービス制御回路からの前記サービス制御指示信号
について順序制御を行なう順序制御回路とを有し、端末
毎に割り当てられた端末制御回路がその端末の基本制御
のみを行ない、相互接続等のサービス実現に必要な端末
制御回路間のすべての通信はサービス制御回路を介して
サービス制御要求信号およびサービス制御指示信号を送
受信することにより、端末制御回路とサービス制御回路
がそれぞれ独立して動作し、制御信号を保持および順序
制御し、呼処理を継続することを特徴とする交換機にお
ける呼処理制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17640491A JPH0522760A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 交換機における呼処理制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17640491A JPH0522760A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 交換機における呼処理制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0522760A true JPH0522760A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=16013086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17640491A Pending JPH0522760A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 交換機における呼処理制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0522760A (ja) |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP17640491A patent/JPH0522760A/ja active Pending
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