JP4513549B2 - 構内交換機 - Google Patents

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Description

本発明は、通話制御を行うためのDSP(Digital Signal Processor)回路の物理的なリソースを動的に使用するために論理的なリソース管理を行う構内交換機に関するものである。
従来、IP端末/IP回線と非IP端末/非IP回線が音声通信を行う場合、データパケットを音声データに変換するためにDSP回路を用いる。このため、DSP回路を端末毎ではなく、通話単位ごとに動的に制御しようとした場合、DSP回路の動作制御、ソフトウェア上のリソース管理が必要となる。また、構内交換機をデータ送受信線で結ぶ使用形態の構内交換機を実現する場合、単一の構内交換機内で通信を行う場合にはDSP回路を不要としていた非IP端末/非IP回線の通信においても、データ送受信線で音声の送受信を行うためにDSP回路が必要となり、DSP回路の動作制御、ソフトウェア上のリソース管理が必要となる。
例えば図14において、1は非IP端末100,101と構内交換機A,Bの送受信線、2はデータバス、3は音声ハイウェイ(以下、音声HW)、4は音声HW接続線、10は非IP内線インターフェイス(以下、IF)回路、20は音声との接続スイッチ、31はデータ送受信線で接続された構内交換機で音声通信を行う場合の専用DSP(Digital Signal Processor)回路、40はCPU回路、41はRAM領域、42は制御用のプログラム等を格納したプログラム格納領域、50は構内交換機A,Bのデータ通信線接続端子、51は構内交換機A,B間のデータ通信線である。図14は従来のデータ通信線で接続された構内交換機と音声端末のブロック図である。
構内交換機A,B内にそれぞれ収容された非IP端末/非IP回線同士で通信を行う場合には、内部の音声HW3の接続制御で対応するためDSP回路30を必要としないが、この構内交換機A,Bをデータ通信線51で結ぶ使用形態では、別々の構内交換機A,Bに収容する音声端末(非IP端末100,101)間で音声通信を行う場合には、音声HW3による接続ができないため、そのままでは音声の送受信ができない。
特開2000−358098号公報 特許第2636731号公報
上述したように、データ送受信線で結ぶ使用形態の構内交換機A,Bにおいて、各構内交換機A,Bに収容する音声端末で音声通信を行う場合には音声HW3による接続ができないため、音声の送受信ができない。そこで、このような使用形態の構内交換機A,Bから音声データを出力する場合にはその制御を行うソフトウェアブロックと、これにより音声をデータパケットに変換するためのDSP回路が必要となる。
このとき通常の1:1通話にも関わらず、このような構内交換機A,Bに収容される非IP端末/非IP回線間で通信を行う場合には、これらの端末/回線の通話制御を行うソフトウェアブロックの他に、構内交換機A,Bから外部にデータパケットを出力するためのソフトウェアブロックが必要となる。すなわち、ソフトウェアリソースの負荷が増加する上、これらの制御ブロック毎に静的にDSP回路を割り当てた場合、通常交換機A,B内の通話で使用されない制御ブロックにDSPリソースが割り付けられることとなり、DSP回路の使用状況が非効率的になるという問題点があった。
そこで本発明は、必要最小数のDSP回路で動作させることができ、CPUに対する負荷を軽減でき、より高速に処理することが可能な構内交換機を提供することを目的とする。
本発明の構内交換機は、複数のブロックから構成されるDSP回路をブロック単位で通信呼に割り当てる構内交換機において、通信を行う制御対象に通信呼が発生した際に、制御対象が非IP端末であり且つ制御対象と通信を行う通信相手がIP端末であるか否かを判定する判定手段と、判定手段によって制御対象が非IP端末であり且つ通信相手がIP端末であると判定されたら、DSP回路内で制御対象が既に取得しているブロックの数と通信呼に必要なブロックの数とを比較し、既に取得しているブロックの数と必要なブロックの数とが一致したら、通信呼に対して既に取得しているブロックを割り当てる割当手段と、を備えたことを主要な特徴とする。
本発明の構内交換機は、DSP回路を必要とする通話形態に対してその機能を実現することはもちろん、交換機外との音声通信を行うためのデータパケット出力用のソフトウェアブロックを使用する代わりに、限られたDSP回路を動的に割り付け制御することで、必要最小数のDSP回路で構内交換機の機能を実現でき、効率良くDSP回路を使用することができる。また、必要最小限のソフトウェアブロックで構内交換機の機能を実現するため、CPUに対する負荷を軽減することができ、より高速に処理を実現することが可能になるという利点がある。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、複数のブロックから構成されるDSP回路をブロック単位で通信呼に割り当てる構内交換機において、通信を行う制御対象に通信呼が発生した際に、制御対象が非IP端末であり且つ制御対象と通信を行う通信相手がIP端末であるか否かを判定する判定手段と、判定手段によって制御対象が非IP端末であり且つ通信相手がIP端末であると判定されたら、DSP回路内で制御対象が既に取得しているブロックの数と通信呼に必要なブロックの数とを比較し、既に取得しているブロックの数と必要なブロックの数とが一致したら、通信呼に対して既に取得しているブロックを割り当てる割当手段と、を備える。制御対象が非IP端末であり且つ通信相手がIP端末である場合にはDSPリソースが必要であり、既に取得しているブロックの数と発生した通信呼に必要なブロックの数とが一致したら、通信呼に対して新たなブロックを割り当てる代わりに既に取得しているブロックを割り当てる。これによって、必要最小数のDSP回路で動作可能であり、CPUに対する負荷を軽減でき、より高速に処理することができる。
第2の発明は、複数のブロックから構成されるDSP回路をブロック単位で通信呼に割り当てる構内交換機において、通信を行う制御対象に通信呼が発生した際に、制御対象が非IP端末であり且つ制御対象と通信を行う通信相手がデータ通信線で接続された交換機に収容された端末であるか否かを判定する判定手段と、判定手段によって制御対象が非IP端末であり且つ通信相手がデータ通信線で接続された交換機に収容された端末であると判定されたら、DSP回路内で制御対象が既に取得しているブロックの数と通信呼に必要なブロックの数とを比較し、既に取得しているブロックの数と必要なブロックの数とが一致したら、通信呼に対して既に取得しているブロックを割り当てる割当手段と、を備える。制御対象が非IP端末であり且つ通信相手がデータ通信線で接続された交換機に収容された端末である場合にはDSPリソースが必要であり、既に取得しているブロックの数と発生した通信呼に必要なブロックの数とが一致したら、通信呼に対して新たなブロックを割り当てる代わりに既に取得しているブロックを割り当てる。これによって、必要最小数のDSP回路で動作可能であり、CPUに対する負荷を軽減でき、より高速に処理することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図13を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態1におけるデータ送受信線で接続された構内交換機に収容される非IP端末同士で通信を行う場合のシーケンスチャート、図2は図1における非IP端末同士で通信を行う場合のブロック図、図3は図1のDSPリソース取得判定処理のフローチャートである。また、図4は図1の音声パス接続制御のフローチャート、図5は図1のDSP制御のフローチャートである。
図2において、1は非IP端末100,101と構内交換機A,Bの送受信線、2はデータバス、3は音声ハイウェイ(以下、音声HW)、4は音声HW接続線、10は非IP内線IF回路、20は音声との接続スイッチ、30はDSP(Digital Signal Processor)回路、40はCPU回路、41はRAM領域、42は制御用のプログラム等を格納したプログラム格納領域、50は構内交換機A,Bのデータ通信線接続端子、51は構内交換機A,B間のデータ通信線(本発明のケーブル)である。
図2に示す非IP端末100から非IP端末101に発信する場合、まず非IP端末100の通信を制御するソフトウェアブロックの呼制御部(図示しない)のダイヤル解析処理手段が発信のためのダイヤル解析処理を行う。本ダイヤル解析処理の結果、この構内交換機A内ではなく、データ送受信線で接続された別の構内交換機Bに収容された非IP端末101への発信処理を行うと判定した場合、図3に基づいてDSP取得判定手段がDSPリソース取得判定を行う。
なお、呼制御部はプログラム格納領域42内に格納された呼制御を司るソフトウェアで構成されるソフトウェアブロックであり、CPU回路40にプログラムが読み込まれて各機能実現手段として実行される。そしてダイヤル解析処理手段(図示しない)、DSP取得判定手段(図示しない)はいずれもソフトウェアブロックの呼制御部に含まれ、CPU回路40にプログラムが読み込まれて実行される機能実現手段である。以下説明するDSPリソース取得手段(図示しない)、接続制御手段(図示しない)、DSP制御手段(図示しない)等も同様の機能実現手段である。
DSPリソース取得判定は通話形態を判定しながら次のような手順で実行される。DSP取得判定手段により、まず、制御対象が非IP端末/非IP回線か否かを判定し(step1)、IP端末/IP回線の場合はDSPリソース不要と判定する(step2)。step1において非IP端末/非IP回線の場合は、通信相手がIP端末/IP回線か否かを判定する(step3)。
通信相手が非IP端末/非IP回線の場合、さらにデータ通信線51で結線された構内交換機内の端末/回線かを判定し(step4)、この構内交換機内の端末/回線でなければDSPリソース不要と判定し(step5)、データ通信線51で結線された構内交換機内の端末/回線の場合は通信に使用する音声コーデックが決定されているかの確認を行う(step6)。
これが未決定であれば自構内交換機内の呼制御部のDSPリソース取得手段が想定される最大DSP回路数でDSPリソースを取得し(step7)、決定されている場合にはその音声コーデックで使うDSP回路数でDSPリソースを取得する(step8)。
上述した非IP端末101への発信処理の場合、step1の制御対象の端末種別は非IP端末で通信相手の端末/回線種別は非IP端末であるが、通信相手はデータ送受信線で接続された構内交換機Bに収容された端末であるため、DSPリソースが必要な場合となり、step6においてDSP取得判定手段が本通話制御を行った際に必要となる音声コーデック種別を判定し、DSPリソース取得手段が必要となるDSP回路数分のDSPリソースを取得する。
DSPリソースを取得した後に、構内交換機Aの呼制御部は使用可能な音声コーデックの種別の情報を付加し、呼設定メッセージを通信相手の構内交換機B内に存在する通信制御を行うソフトウェアブロックの呼制御部に通知する。
呼設定メッセージを受信した構内交換機Bの呼制御部の着信時判定処理手段は、構内交換機Aと同様に、図3に示したDSPリソース取得判定処理に従った手順で判定処理を行う。本着信の場合には、制御する端末種別は非IP端末で通信相手の端末/回線種別は非IP端末であるが、通信相手はデータ送受信線で接続された構内交換機Aに収容された端末であるために、DSPリソースが必要な場合と判定し、本通話制御を行った際に必要となる音声コーデック種別を判定して、DSPリソース取得手段が必要となるDSP回路数分のDSPリソースを取得する。
DSPリソースの取得を行った後に構内交換機B内の呼制御部は端末に対して着信制御を行う。着信制御後の着信端末のリンガー鳴動処理や、発信側の呼出音聴取状態への移行処理は通常通話の場合の発着信動作時と同様の処理を行う。非IP端末101から構内交換機B内の呼制御部へ呼出中メッセージが通知され、構内交換機B内の呼制御部から構内交換機A内の呼制御部に呼出メッセージが通知され、非IP端末100へ呼出中メッセージが通知されて呼出音を送出する。
着信側の非IP端末101が着信に応答した場合、非IP端末101の通信制御を行う構内交換機B内の呼制御部に応答制御のメッセージが通知される。このメッセージをトリガーに呼制御部では音声パスの接続制御とDSP制御を行う。
次に、図4に従って音声パス接続制御の手順を説明する。呼制御部は、接続制御手段(図示しない)により、まず、制御対象が非IP端末/非IP回線か否かを判定し(step11)、IP端末/IP回線の場合は音声パス接続制御不要と判定する(step12)。
step11において非IP端末/非IP回線の場合は、通信相手がIP端末/IP回線か否かを判定する(step13)。通信相手が非IP端末/非IP回線の場合、さらにデータ通信線51で結線された構内交換機内の端末/回線かを判定し(step14)、この構内交換機内の端末/回線でなければ音声H/W接続制御を行い(step15)、データ通信線51で結線された構内交換機内の端末/回線の場合は取得しているDSP回路ブロック数と実際に使用するDSP回路ブロック数とが同数かを判定する(step16)。
step16において、同数でなければ取得しているDSP回路数を実際に使用するDSP回路数にして(step17)、使用するDSP回路と音声H/Wの接続制御を行い(step18)、同数の場合はそのまま使用するDSP回路と音声H/Wの接続制御を行う(step18)。
本通信においては、制御する端末種別は非IP端末で通信相手の端末/回線種別は非IP端末であるが、通信相手はデータ送受信線で接続された構内交換機Aに収容された端末であるために音声HW3の接続制御は取得しているDSPリソースに該当するDSP回路との間で行う。
次に、図5に従ってこのとき行われるDSP制御の手順を説明する。呼制御部は、DSP制御手段(図示しない)により、制御対象が非IP端末/非IP回線か否かを判定し(step21)、IP端末/IP回線の場合はDSP制御不要と判定する(step22)。step21において非IP端末/非IP回線の場合は、通信相手がIP端末/IP回線か否かを判定する(step23)。
通信相手が非IP端末/非IP回線の場合、さらにデータ通信線51で結線された構内交換機内の端末/回線かを判定し(step24)、この構内交換機内の端末/回線でなければDSP制御不要と判定し(step25)、データ通信線51で結線された構内交換機内の端末/回線の場合は取得しているDSP回路に対してデータパケット送受信のための設定処理を行う(step26)。
DSP回路を使用して通信を行う必要のある場合には、このような手順で通信を行うために必要な情報をDSP回路に設定する。これによってDSP回路は音声のデータ制御を行うほかに、データパケット送受信のための信号処理制御を行うことが可能になる。
これらの処理が完了した後に、構内交換機B内の呼制御部から応答メッセージを通信相手の発信元である構内交換機A内の呼制御部に通知する。構内交換機A内の呼制御部では、応答メッセージ受信をトリガーに音声パス接続制御、DSP制御を行う。この制御の処理フローチャートも上述した図4、図5の手順と同じ手順で判定、設定を行う。これらの設定処理が完了した後に、発信側の非IP端末100に対して応答制御が行われ、これらの処理が完了することにより、非IP端末100と非IP端末101との間で音声通信を行うことが可能となる。
(実施の形態2)
図6は本発明の実施の形態2における構内交換機に収容された非IP端末とIP端末で通信を行う場合のシーケンスチャート、図7は図6における非IP端末とIP端末で通信を行う場合のブロック図である。
図7において、5はIP端末200と構内交換機の送受信線、11はIP内線IF回路である。このほか、実施の形態2において実施の形態1と同一の符号は同一の構成を示すものであるから重複する説明は省略する。なお、実施の形態1においては構内交換機A,Bをデータ通信線51で結線しているが、実施の形態2では単一の構内交換機C内に非IP端末100とIP端末200が収容される。
図6に示すように、非IP端末100からIP端末200に発信する場合、ダイヤル入力すると、まず非IP端末100の通信を制御する構内交換機C内のソフトウェアブロックの呼制御部でダイヤル解析処理手段が発信のためのダイヤル解析処理を行う。本ダイヤル解析処理の結果、構内交換機Cに収容されるIP端末200への発信処理を行うとした場合、DSP取得判定手段により図3に示したDSPリソース取得判定を行う。このDSPリソース取得判定の詳細は上述したとおりである。
本発信処理の場合、制御する端末種別は非IP端末で通信相手の端末/回線種別はIP端末であるためにDSPリソースが必要となる。さらに、ダイヤル解析処理手段が本通話制御を行った際に必要となる音声コーデック種別を判定し、構内交換機C内の呼制御部のDSPリソース取得手段(図示しない)が必要となるDSP回路数分のDSPリソースを取得する。この通信の場合、通信相手がIP端末のため、使用される音声コーデックの種別は通話移行時にIP端末側から指定される。このため、DSPリソース取得時には構内交換機C内で機能上対応している音声コーデックの種別の中で最もDSP回路の物理的な、言い換えると最大DSP回路数のリソース(回路ブロック)を取得しておく。
DSPリソースを取得した後に、使用可能な音声コーデックの種別の情報を付加して呼設定メッセージを通信相手の構内交換機C内に存在する通信制御を行うソフトウェアブロックの呼制御部に通知する。
呼設定メッセージを受信したIP端末200の通話制御を行うソフトウェアブロックの呼制御部では、上述したDSPリソース取得判定処理を行う。本着信の場合には、制御する端末種別はIP端末であるためにDSPリソースが不要と判定され、DSPリソース取得処理は行わない。
DSPリソース取得判定処理を行った後に接続制御手段によりIP端末200に対して着信制御を行う。着信制御後の着信端末のリンガー鳴動処理や、発信側の呼出音聴取状態への移行処理は実施の形態1と同様に通常通話の場合の発着信動作時と同様の処理となる。
着信側のIP端末200が着信に応答した場合、IP端末200の通信制御を行う構内交換機C内の呼制御部に応答制御のメッセージが通知される。このメッセージをトリガーに呼制御部では上述した図4に示す音声パスの接続制御判定と図5に示すDSP制御判定を行う。
本通信の場合、制御する端末種別はIP端末であるためにIP端末200と構内交換機C内のDSP回路30との間で音声パケットによる通信が行われるため、音声HW3の接続制御は行わない。また、図5に示したDSP制御判定においても、制御対象の端末はIP端末であるために本通信ではDSP制御対象外となり、DSP回路30の制御を行う必要が無いためにDSP制御処理は行わない。
これらの判定処理が完了した後に、構内交換機C内の呼制御部から応答メッセージを通信相手の発信元である呼制御部に通知する。呼制御部では、応答メッセージ受信をトリガーに音声パス接続制御、DSP制御を行う。本制御の処理フローも上述の図4、図5に示した手順と同じ手順で判定、設定を行う。
音声パス接続制御では、制御対象端末が非IP端末で、かつ、通信相手の端末がIP端末であるため、DSP制御対象の通信となる。このため、制御対象となっている端末と通信に使用するために取得しているDSPリソースに該当するDSP回路30との間の音声HW3の接続制御を行う必要がある。
さらにDSP制御では、制御対象端末が非IP端末で、かつ、通信相手の端末がIP端末であるため、DSP回路30の制御処理を行い、通信に使用する音声コーデックの種別により音声圧縮のための設定と、DSP回路30から通信相手のIP端末への音声パケットデータの送信設定をDSP回路30に対して行う。これらの処理が完了することにより、非IP端末100とIP端末200との間で音声通信を行うことが可能となる。
(実施の形態3)
実施の形態3は既にDSPリソースを取得している非IP端末に対して、さらに着信があったときの処理に関するものである。図8は本発明の実施の形態3における既にDSPリソースを保有する非IP端末とIP端末で通信を行う場合のシーケンスチャート、図9は図8の非IP端末とIP端末で通信を行う場合のブロック図である。
図9において、構内交換機A,Dはデータ通信線51で結線されている。ここで、実施の形態3において実施の形態1,2と同一の符号は同一の構成を示すものであるから、重複する説明は省略する。
図9に示すように、既にDSP回路30を保有して通信を行っている非IP端末101へIP端末200から発信する場合、ダイヤル入力すると、まずIP端末200の通信を制御する構内交換機D内のソフトウェアブロックの呼制御部でダイヤル解析処理手段が発信のためのダイヤル解析処理を行う。本ダイヤル解析処理の結果、構内交換機D内に収容される非IP端末101への発信処理を行うとした場合、DSP取得判定手段(図示しない)により上述した図3のDSPリソース取得判定を行う。
本発信処理の場合、制御する端末種別はIP端末であるためにDSPリソースが不要と判定され、DSPリソース取得処理は行わない。そして、このDSPリソース取得判定処理の後に呼設定メッセージを通信相手の構内交換機D内に存在する通信制御を行うソフトウェアブロックの呼制御部に通知する。
呼設定メッセージを受信した非IP端末101の通話制御を行う構内交換機D内のソフトウェアブロックの呼制御部では、図3に示したDSPリソース取得判定処理に従った判定処理を行う。この場合、制御する端末種別は非IP端末で、かつ、通信相手の端末/回線種別はIP端末であるために、DSPリソースが必要な通信と判定され、DSPリソース取得手段がDSPリソース取得処理を行う。しかし、このとき、DSPリソース取得処理内で新たなDSP回路に該当するDSPリソースを取得するのではなく、既に取得しているDSP回路30のDSPリソースを新規に取得したかのように見せかけ、取得処理を行う。
図10はDSPリソース取得管理の内容となる管理テーブルを説明する図を示している。DSPリソース取得管理は、論理的にDSPリソースを管理する情報である論理DSP番号と、DSPリソースの取得処理を行った端末/回線を識別するための取得者論理識別子、端末/回線のどのBchに該当する制御でDSPリソース取得処理を行ったかを識別するための取得者論理Bch、実際に取得したDSPリソースを使用する端末/回線を識別するための使用者論理識別子、DSP回路30を使用する端末/回線のBchを識別するための使用者論理Bch、通信で使用する物理的なDSP回路を表すDSP回路情報、コーデック種別により実際に使用されるDSP回路のブロック数、DSPリソース取得処理が行われた回数を示す取得回数という情報を管理するテーブルで構成される。
そして実施の形態3のDSPリソース取得処理は、取得者論理識別子、取得者論理Bch、使用者論理識別子、使用者論理Bch、使用するコーデック種別の情報を基に行われる。すなわち、DSPリソース取得処理を行うとき、既に取得者論理識別子(ここでは非IP端末101に対する識別子)、取得者論理Bch(ここではチャネル1)、使用者論理識別子(ここでは非IP端末101に対する識別子)、使用者論理Bch(ここではチャネル1)で論理DSP番号1のDSPリソース管理が行われていたとすると、使用するコーデック種別により使用するDSP回路30のブロック数が、この既に使用しているDSP回路30のブロック数で使用可能な場合(言い換えればブロック数が一致)には、取得回数を1から2へカウントアップし、論理DSP番号1で示されるDSPリソースがみかけ上取得できたとして取り扱う。
従って複数のDSP回路30を必要とする通信呼が発生しても、条件が許せば、その通信呼に対して物理的なDSP回路30を割り当てるのではなく、既に使用しているDSP回路30を使用することで効率的なDSP回路の利用が可能となる。
(実施の形態4)
実施の形態4は実施の形態3の処理で現在使用しているDSP回路30のブロック数で通信できない場合のものである。図11は本発明の実施の形態4におけるDSPリソース取得判定処理のフローチャート、図12はDSP回路ブロック数4のDSPリソースを取得した場合の管理テーブルを説明する図、図13はDSP回路ブロック数1のDSPリソースを取得した場合の管理テーブルを説明する図である。
さて、図9の構内交換機D内の非IP端末101に発生する通信呼においてコーデックの種別が異なる場合にDSP回路で使用されるブロック数が異なる場合がある。非IP端末101でDSP回路の使用ブロック数が1の音声コーデックで通信を行っている場合に、IP端末200からDSP回路の使用ブロック数が4の音声コーデックの着信が発生した場合、図8に示したシーケンス図の非IP端末を制御するソフトウェアブロック呼制御でDSPリソースを取得するが、実施の形態3で示した場合と異なり、DSP回路の使用ブロック数が異なるため、そのままではDSP回路の流用ができない。
このため、DSPリソース取得時に図11に示す判定処理を行う。図11の判定処理の説明をすると、現在取得しているDSP回路のブロック数と新規に取得するDSP回路のブロック数とを比較し(step31)、両者が一致している場合は実施の形態3のように該当するDSPリソース管理領域(管理テーブル)の取得回数をカウントアップする(step32)。
一致しなければ現在取得しているDSP回路のブロック数が新規に取得するDSP回路のブロック数より小さい場合には(step33)、物理的なDSP回路のブロック数を確保するとともにそれを管理テーブルに新たに登録する(step34)。現在取得しているDSP回路のブロック数が新規に取得するDSP回路のブロック数より大きい場合には、それを管理テーブルに新たに登録する(step35)。
さて実施の形態3で説明したように、既に取得しているDSP回路30のブロック数と新規に取得するDSP回路30のブロック数が同じ場合、図11に示す判定処理では同一のDSPリソース管理領域で取得回数のみがカウントアップされるため、図10に示すような結果となる。これに対し、上記step34のように既に取得しているDSP回路30のブロック数より多くのDSP回路30のブロック数が必要となる場合は、現在取得している物理的なDSP回路30のブロックでは不足する。このためstep34のように、音声通信が可能となるように十分なDSP回路30のブロックを取得する。この結果、DSPリソース管理の管理テーブルは図12に示すような内容となる。
DSP回路30のブロックの管理上、同一の論理DSP番号1として管理しているが、発生している二つの通信呼に対してそれぞれDSP回路を割り当てるのではなく、DSP回路30のブロック数4の回路で、発生している二つの通信呼に対して双方ともに制御可能となるため、必要最小限度のDSP回路30(ブロック数4)で機能実現が可能であり、効率的なDSP回路30の利用が可能となる。
また、これとは逆に、DSP回路30のブロック数が4だけ必要な通信呼の存在する非IP端末101にDSP回路のブロック数が1だけ必要な通信呼が発生した場合、DSPリソース取得処理を行うが、図11に示す判定を行い、図13に示すような管理内容となる。この場合には、既にDSP回路のブロック数が4使用されているため、現在のDSP回路のブロックで新規に発生した通信呼の通信制御も可能であるから、DSP回路ブロックの再割り当て処理は必要なく、DSPリソース取得状況の管理のみが必要となる。
以上、実施の形態4において、図12、図13のような管理方式にすることにより、DSP回路30のブロックが4必要な通信呼が消失した場合、DSP回路のリソースを解放するかの判定の際、まだDSP回路30のブロックが1必要な通信呼が存在する場合には、その差分であるDSP回路30の3ブロックのリソースのみを解放し、管理テーブルの所定の領域をクリアする。また逆に、DSP回路30のブロックが1必要な通信呼が消失した場合、DSP回路30のリソースを解放するかの判定の際、まだDSP回路30のブロックが4必要な通信呼が存在すれば、DSP回路30のリソース解放処理は行わず、管理テーブルの所定の領域をクリアする。
このような処理により、複数の異なる音声コーデックで通信が必要となる場合でも効率的なDSP回路割り当て処理を実現することができる。
本発明は、収容されるIP端末/IP回線と非IP端末/非IP回線が通信する場合や、データ送受信線で接続された構内交換機に収容される非IP端末/非IP回線が音声通信する場合に、DSP回路を効率的に使用する構内交換機に適用できる。
本発明の実施の形態1におけるデータ送受信線で接続された構内交換機に収容される非IP端末同士で通信を行う場合のシーケンスチャート 図1における非IP端末同士で通信を行う場合のブロック図 図1のDSPリソース取得判定処理のフローチャート 図1の音声パス接続制御のフローチャート 図1のDSP制御のフローチャート 本発明の実施の形態2における構内交換機に収容された非IP端末とIP端末で通信を行う場合のシーケンスチャート 図6における非IP端末とIP端末で通信を行う場合のブロック図 本発明の実施の形態3における既にDSPリソースを保有する非IP端末とIP端末で通信を行う場合のシーケンスチャート 図8の非IP端末とIP端末で通信を行う場合のブロック図 DSPリソース取得管理の内容となる管理テーブルを説明する図 本発明の実施の形態4におけるDSPリソース取得判定処理のフローチャート DSP回路ブロック数4のDSPリソースを取得した場合の管理テーブルを説明する図 DSP回路ブロック数1のDSPリソースを取得した場合の管理テーブルを説明する図 従来のデータ通信線で接続された構内交換機と音声端末のブロック図
符号の説明
1 送受信線
2 データバス
3 音声HW
4 音声HW接続線
5 送受信線
10 非IP内線IF回路
11 IP内線IF回路
20 接続スイッチ
30 DSP回路
31 専用DSP回路
40 CPU回路
41 RAM領域
42 プログラム格納領域
50 データ通信線接続端子
51 データ通信線
100,101 非IP端末
200 IP端末

Claims (2)

  1. 複数のブロックから構成されるDSP回路をブロック単位で通信呼に割り当てる構内交換機において、
    通信を行う制御対象に通信呼が発生した際に、前記制御対象が非IP端末であり且つ前記制御対象と通信を行う通信相手がIP端末であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記制御対象が非IP端末であり且つ前記通信相手がIP端末であると判定されたら、前記DSP回路内で前記制御対象が既に取得しているブロックの数と前記通信呼に必要なブロックの数とを比較し、前記既に取得しているブロックの数と前記必要なブロックの数とが一致したら、前記通信呼に対して前記既に取得しているブロックを割り当てる割当手段と、
    を備えたことを特徴とする構内交換機。
  2. 複数のブロックから構成されるDSP回路をブロック単位で通信呼に割り当てる構内交換機において、
    通信を行う制御対象に通信呼が発生した際に、前記制御対象が非IP端末であり且つ前記制御対象と通信を行う通信相手がデータ通信線で接続された交換機に収容された端末であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記制御対象が非IP端末であり且つ前記通信相手がデータ通信線で接続された交換機に収容された端末であると判定されたら、前記DSP回路内で前記制御対象が既に取得しているブロックの数と前記通信呼に必要なブロックの数とを比較し、前記既に取得しているブロックの数と前記必要なブロックの数とが一致したら、前記通信呼に対して前記既に取得しているブロックを割り当てる割当手段と、
    を備えたことを特徴とする構内交換機。
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