JP2002135815A - デジタル交換機 - Google Patents

デジタル交換機

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JP2002135815A
JP2002135815A JP2000320403A JP2000320403A JP2002135815A JP 2002135815 A JP2002135815 A JP 2002135815A JP 2000320403 A JP2000320403 A JP 2000320403A JP 2000320403 A JP2000320403 A JP 2000320403A JP 2002135815 A JP2002135815 A JP 2002135815A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エコーが発生しない通信接続では、エコーキ
ャンセラを動作させないデジタル交換機を提供する。 【解決手段】 エコー信号をキャンセルするエコーキャ
ンセラ回路52、55、57を備えるデジタル交換機1
において、エコーキャンセラ回路52、55、57を経
由する通信接続経路DL1〜DL3と、エコーキャンセ
ラ回路をバイパスする通信接続経路BP1〜BP3と、
双方の通信接続経路を切り換えるエコーキャンセラ切替
回路51、54、56とを備え、通信接続回路が全てデ
ジタル回路である場合には、エコーキャンセラ切替回路
51、54、56をバイパスする通信接続経路BP1〜
BP3側に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相手の電話機まで
の通信経路で発生したエコー信号をキャンセルするエコ
ーキャンセラを備えて内線電話器と通信接続されるデジ
タル交換機に関し、特に、通信接続経路が全てデジタル
回線である場合にエコーキャンセラをバイパスして通信
接続できるデジタル交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から相手の電話機までの通信経路で
発生したエコー信号をキャンセルするエコーキャンセラ
を備えて内線電話器と通信接続されるデジタル交換機が
知られている。
【0003】図6は、従来のデジタル交換機の構成の一
例を示すブロック図である。
【0004】図6に示した従来のデジタル交換機60
は、アナログ方式の内線電話機2と通信接続されるアナ
ログ内線回路33と、デジタル方式の内線電話機3と通
信接続する少なくとも1個のデジタル内線回路34と、
コードレス方式の内線電話機4と無線通信接続されるコ
ードレス内線回路35と、アナログ方式で公衆通信回線
網5と通信接続するアナログ局線回路15と、デジタル
方式で公衆通信回線網5と通信接続するデジタル局線回
路16と、三者会議やメッセージサービス等のサービス
を提供する各種サービス用回路17と、各内線回路33
〜35および各局線回路15〜16を任意の組み合わせ
で通信接続できるデジタル通話路スイッチ36と、前記
各内線回路33〜35を介して受信した内線電話機2〜
4の何れか1つからのダイアル信号から通信接続相手先
を検出し、その通信接続相手先によって、各局線回路1
5〜16および各内線回路33〜35中から通信接続に
使用される回路を判定して、その回路を制御する制御信
号(C41〜C47中の該当する信号)を出力する中央
制御装置37とを有している。
【0005】また、各内線回路33〜35内には、相手
の電話機までの通信接続経路で発生したエコー信号をキ
ャンセルするエコーキャンセラ回路52、55、57を
各々備える。エコーキャンセラ回路52、55、57
は、例えば、送信信号に対してデジタル信号処理を実施
することにより擬似エコー信号を発生させ、通信接続相
手の電話機から戻ってきたエコー信号と、擬似エコー信
号を加算することによりエコー信号をキャンセルする回
路である。
【0006】デジタル交換機60は、電話局との契約に
よりアナログ方式かデジタル方式かの何れかの方式で公
衆通信回線網5と通信接続される。また、通信接続の相
手局6と通信相手の加入者電話機7がアナログ方式の契
約であれば、相手局6ではアナログ方式の加入者線回路
を用い、デジタル方式の契約であれば、デジタル方式の
加入者線回路を用いる。
【0007】一般的に、相手の電話機までの通信接続経
路で発生するエコー信号は、交換機内等の4線と加入者
電話機等の2線とを変換するハイブリッドトランスで発
生する。図6では、ハイブリッドトランス53は、2線
のアナログ内線電話機2と通信接続するためにデジタル
交換機60のアナログ内線回路33内に設けられ、ハイ
ブリッドトランス58は、2線のアナログ公衆通信回線
5と通信接続するためにデジタル交換機60のアナログ
局線回路15内に設けられ、ハイブリッドトランス59
は、2線の加入者電話機7と通信接続するために相手局
6内に設けられている。
【0008】従来のデジタル交換機60の動作は、以下
のように実施される。
【0009】例えば、アナログ内線電話機2から通信接
続相手の加入者電話機6に電話をかける場合、アナログ
内線電話機2からダイアル信号が送出されると、そのダ
イアル信号は、アナログ内線回路33およびデジタル通
話路スイッチ回路36を経由して中央制御装置37に入
力される。中央制御装置37は、入力したダイアル信号
から通信接続相手先を検出し、アナログ局線回路15を
含むデジタル交換機10内でその通信接続に用いられる
全ての回路に対して、それらの回路の駆動を制御する制
御信号(例えば図6中の制御信号C41〜C47)を選
択して、制御線CLを介して送出する。この制御信号に
より、デジタル交換機60内では、デジタル通話路スイ
ッチ回路36により内線と外線との通信接続経路が設定
され、通信接続に用いられる各回路が駆動される。ま
た、その制御信号と同時か各回路が駆動された後、ダイ
アル信号が外線(公衆通信回線網5)に送出される。こ
のようにして、アナログ内線電話機2から通信接続相手
の加入者電話機6までの通信接続がなされるために必要
となるデジタル交換機10内の通信接続が実施される。
【0010】ここで、デジタル交換機10がアナログ回
線契約である場合には、公衆通信回線網5と通信接続す
る場合にアナログ局線回路15が用いられ、デジタル回
線契約である場合には、公衆通信回線網5と通信接続す
る場合にデジタル局線回路16が用いられる。
【0011】また、アナログ内線電話機2からデジタル
内線電話機3に内線電話をかける場合、アナログ内線電
話機2からダイアル信号が送出されると、そのダイアル
信号は、中央制御装置37に入力される。中央制御装置
37では、そのダイアル信号から通信接続相手先を検出
し、デジタル内線回路34を含むデジタル交換機10内
でその通信接続に用いられる全ての回路に対して、それ
らの回路の駆動を制御する制御信号を選択して、制御線
CLを介して送出する。この制御信号により、デジタル
交換機60内のデジタル通話路スイッチ回路36による
内線間の通信接続経路が設定され、通信接続に用いられ
る各回路が駆動される。また、その制御信号と同時か各
回路が駆動された後、ダイアル信号がデジタル内線回路
34に送出される。このようにして、アナログ内線電話
機2からデジタル内線電話機3までの通信接続がなされ
るために必要となるデジタル交換機10内の通信接続が
実施される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のデジタル交換機60で、例えば、アナログ内線電話
機2からデジタル内線電話機3に内線電話をかける場
合、デジタル通話路スイッチ36から相手のデジタル内
線電話機3までの通信接続経路にはハイブリッドトラン
スが無くなるのでエコー信号は発生しなくなる。ところ
が、アナログ内線回路33内のエコーキャンセラ回路5
2は駆動されるので、エコーキャンセラ回路52は発生
していないエコー信号をキャンセルする動作を行うこと
になり、この動作は非常に不安定な動作であることか
ら、場合によっては通話品質を低下させることがあると
いう問題があった。
【0013】本発明は、上述した如き従来の問題を解決
するためになされたものであって、エコーが発生しない
通信接続では、エコーキャンセラを動作させないデジタ
ル交換機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に記載した本発明のデジタル交換機は、ア
ナログ方式の内線電話機と通信接続するアナログ内線回
路と、デジタル方式の内線電話機と通信接続する少なく
とも1個のデジタル内線回路と、アナログ方式で公衆通
信回線網と通信接続するアナログ局線回路と、デジタル
方式で公衆通信回線網と通信接続するデジタル局線回路
と、各内線回路および各局線回路を任意の組み合わせで
通信接続できるデジタル通話路スイッチと、各内線回路
を介して受信したダイアル信号から通信接続相手先を検
出することにより各局線回路および内線回路中から通信
接続に使用される回路を判定して、該回路を制御する制
御信号を出力する中央制御装置とを有し、各内線回路内
には、相手の電話機までの通信接続経路で発生したエコ
ー信号をキャンセルするエコーキャンセラ回路を備える
デジタル交換機において、各内線回路の内部には、各々
エコーキャンセラ回路を経由する通信接続経路と、エコ
ーキャンセラ回路をバイパスする通信接続経路と、双方
の通信接続経路を切り換えるエコーキャンセラ切替回路
とをさらに備え、中央制御装置は、各内線回路を経由し
て入力されたダイアル信号に基づいてデジタル通話路ス
イッチから通信接続相手先までの通信接続回路が全てデ
ジタル回路であるか否かを判定し、全てデジタル回路で
ある場合には、ダイアル信号が入力した内線回路のエコ
ーキャンセラ切替回路をバイパスする通信接続経路側に
切り換えることを特徴とする。
【0015】また、請求項2に記載した本発明のデジタ
ル交換機は、アナログ方式の内線電話機と通信接続する
アナログ内線回路と、デジタル方式の内線電話機と通信
接続する少なくとも1個のデジタル内線回路と、アナロ
グ方式で公衆通信回線網と通信接続するアナログ局線回
路と、デジタル方式で公衆通信回線網と通信接続するデ
ジタル局線回路と、各内線回路および各局線回路を任意
の組み合わせで通信接続できるデジタル通話路スイッチ
と、各内線回路を介して受信したダイアル信号から通信
接続相手先を検出することにより各局線回路および内線
回路中から通信接続に使用される回路を判定して、該回
路を制御する制御信号を出力する中央制御装置とを有
し、各内線回路内には、相手の電話機までの通信接続経
路で発生したエコー信号をキャンセルするエコーキャン
セラ回路を備えるデジタル交換機において、各内線回路
とデジタル通話路スイッチ回路との間には、各々エコー
キャンセラ回路を経由する通信接続経路と、エコーキャ
ンセラ回路をバイパスする通信接続経路とをさらに備
え、中央制御装置は、デジタル通話路スイッチ回路を、
各内線回路を経由して入力されたダイアル信号に基づい
てデジタル通話路スイッチから通信接続相手先までの通
信接続回路が全てデジタル回路であるか否かを判定し、
全てデジタル回路である場合には、ダイアル信号が入力
した内線回路のエコーキャンセラ回路をバイパスする通
信接続経路と通信接続するように切り換えることを特徴
とする。
【0016】また、請求項3に記載した本発明のデジタ
ル交換機は、アナログ方式の内線電話機と通信接続する
アナログ内線回路と、デジタル方式の内線電話機と通信
接続する少なくとも1個のデジタル内線回路と、アナロ
グ方式で公衆通信回線網と通信接続するアナログ局線回
路と、デジタル方式で公衆通信回線網と通信接続するデ
ジタル局線回路と、各内線回路および各局線回路を任意
の組み合わせで通信接続できるデジタル通話路スイッチ
と、各内線回路を介して受信したダイアル信号から通信
接続相手先を検出することにより各局線回路および内線
回路中から通信接続に使用される回路を判定して、該回
路を制御する制御信号を出力する中央制御装置とを有
し、さらに、各内線電話機から相手の電話機までの通信
接続経路で発生したエコー信号をキャンセルするための
エコーキャンセラ回路を内蔵するエコーキャンセラトラ
ンクがデジタル通話路スイッチに通信接続されたデジタ
ル交換機において、エコーキャンセラトランクの内部に
は、通信接続経路とエコーキャンセラ回路との通信接続
あるいは非通信接続を切り換えるエコーキャンセラ切替
回路をさらに備え、中央制御装置は、各内線回路を経由
して入力されたダイアル信号に基づいてデジタル通話路
スイッチから通信接続相手先までの通信接続回路が全て
デジタル回路であるか否かを判定し、全てデジタル回路
である場合には、エコーキャンセラ切替回路を非通信接
続側に切り換えることを特徴とするデジタル交換機。
【0017】また、請求項4に記載した本発明のデジタ
ル交換機は、アナログ方式の内線電話機と通信接続する
アナログ内線回路と、デジタル方式の内線電話機と通信
接続する少なくとも1個のデジタル内線回路と、アナロ
グ方式で公衆通信回線網と通信接続するアナログ局線回
路と、デジタル方式で公衆通信回線網と通信接続するデ
ジタル局線回路と、各内線回路および各局線回路を任意
の組み合わせで通信接続できるデジタル通話路スイッチ
と、各内線回路を介して受信したダイアル信号から通信
接続相手先を検出することにより各局線回路および内線
回路中から通信接続に使用される回路を判定して、該回
路を制御する制御信号を出力する中央制御装置とを有
し、さらに、各内線電話機から相手の電話機までの通信
接続経路で発生したエコー信号をキャンセルするための
エコーキャンセラ回路を内蔵するエコーキャンセラトラ
ンクがデジタル通話路スイッチに通信接続されたデジタ
ル交換機において、エコーキャンセラトランクとデジタ
ル通話路スイッチ回路との間には、エコーキャンセラ回
路と通信接続する通信接続経路と、エコーキャンセラ回
路と通信接続しないでバイパスする通信接続経路とをさ
らに備え、中央制御装置は、デジタル通話路スイッチ回
路を、各内線回路を経由して入力されたダイアル信号に
基づいてデジタル通話路スイッチから通信接続相手先ま
での通信接続回路が全てデジタル回路であるか否かを判
定し、全てデジタル回路である場合には、エコーキャン
セラ回路をバイパスする通信接続経路に通信接続するよ
うに切り換えることを特徴とするデジタル交換機。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施形態
に基づいて説明する。
【0019】図1は、本発明の第1の実施形態のデジタ
ル交換機の構成を示すブロック図である。なお、図1中
で図6に示した従来のデジタル交換機60と同じ機能を
有するものについては、同じ符号を付与して重複する説
明を省略する。
【0020】図1のデジタル交換機1が、図6のデジタ
ル交換機60と主に異なる点は、以下の点である。
【0021】1つめとしては、アナログ内線回路11内
には、エコーキャンセラ回路52を経由させる通信接続
経路DL1と、エコーキャンセラ回路52をバイパスさ
せる通信接続経路BP1と、双方(DL1とBP1)の
通信接続経路を切り換えるエコーキャンセラ切替回路5
1とをさらに備えた点である。
【0022】2つ目としては、デジタル内線回路34内
にも、エコーキャンセラ回路55を経由させる通信接続
経路DL2と、エコーキャンセラ回路55をバイパスさ
せる通信接続経路BP2と、双方(DL2とBP2)の
通信接続経路を切り換えるエコーキャンセラ切替回路5
4とを備えた点である。
【0023】3つ目としては、コードレス内線回路35
内に、エコーキャンセラ回路57を経由させる通信接続
経路DL3と、エコーキャンセラ回路57をバイパスさ
せる通信接続経路BP3と、双方(DL3とBP3)の
通信接続経路を切り換えるエコーキャンセラ切替回路5
6とを備えた点である。
【0024】4つ目としては、例えば、デジタル内線電
話機3と通信接続する場合のように、各内線回路11〜
13を経由して入力されたダイアル信号に基づいてデジ
タル通話路スイッチ14から通信接続相手先までに設定
される通信接続回路が全てデジタル回路である場合と、
そうでない場合とを中央制御装置18が判定する点であ
る。また、さらに、中央制御装置18は、通信接続回路
が全てデジタル回路である場合には、ダイアル信号が入
力した内線回路11〜13内のエコーキャンセラ切替回
路51、54あるいは56を、バイパスする通信接続経
路BP1〜BP3側に切り換えるように、制御信号C1
〜C3を制御線CLを介してエコーキャンセラ切替回路
51、54あるいは56に送出する点である。
【0025】デジタル交換機1の動作については、図2
のフローチャートを参照して説明する。
【0026】例えば、アナログ内線電話機2から外線の
加入者電話機7(通信相手先)のダイヤル信号が送出さ
れた場合、中央制御装置18が、アナログ内線回路11
を通過したダイヤル信号を受信する(ステップS1)。
中央制御装置18は、ダイアル信号から相手局の局番を
検出する(ステップS2)。中央制御装置18は、ダイ
アル信号および相手局の局番からデジタル交換機1内
で、通信接続回路として使用される回路を判定する(ス
テップS3)。例えば、アナログ内線電話機2と加入者
電話機7とが通信接続される場合には、アナログ内線回
路11とアナログ局線回路15が使用される回路と判定
される。
【0027】次に、中央制御装置18は、ダイアル信号
および使用される回路から、相手先への通信接続回路は
全てデジタル回路であるか否かを判断する(ステップS
4)。全てデジタル回路である場合(ステップS4:Y
ES)には、中央制御装置18は、アナログ内線回路1
1とアナログ局線回路15に対する通信接続動作指示に
加えて、エコーキャンセラ切替回路51を、エコーキャ
ンセラ回路52をバイパスさせる側、すなわち、エコー
キャンセラ52を非動作にする側に切り換える指示を出
力する(ステップS5)。
【0028】それに対し、例えば、アナログ内線電話機
2からデジタル内線電話機3(通信相手先)のダイヤル
信号が送出された場合には、ステップS1からステップ
S3までは、上記と同様であるが、ステップS4で全て
デジタル回路でない場合(ステップS4:NO)にな
る。その場合、中央制御装置18は、アナログ内線回路
11とアナログ局線回路15に対する通信接続動作指示
に加えて、エコーキャンセラ切替回路51を、エコーキ
ャンセラ回路52をバイパスさせない側、すなわち、エ
コーキャンセラ52を動作させる側に切り換える指示を
出力する(ステップS6)。
【0029】このようにして、本実施形態では、デジタ
ル通話路スイッチ14から通信接続相手先までの通信接
続回路が全てデジタル回路である場合には、エコーキャ
ンセラ回路を動作させないようにできるので、発生して
いないエコー信号をキャンセルするためにエコーキャン
セラ回路が非常に不安定な動作を行うことが無くなり、
デジタル交換機の通話品質を低下させることをなくすこ
とができる。
【0030】図3は、本発明の第2の実施形態のデジタ
ル交換機の構成を示すブロック図である。
【0031】図3のデジタル交換機8が、図1に示した
第1の実施形態のデジタル交換機1と主に異なる点は、
デジタル交換機8では、各内線回路20〜22内にエコ
ーキャンセラ切替回路を備えず、その切替機能を、デジ
タル通話機スイッチ回路23に実施させるように構成し
た点である。そのため、アナログ内線回路11内では、
第1の実施形態のエコーキャンセラ回路51および各通
信接続経路BP1、DL1、EL1に替えて、エコーキ
ャンセラ回路52を経由させるようにデジタル通話路ス
イッチ回路23と通信接続する通信接続経路EL1と、
エコーキャンセラ回路52をバイパスさせてデジタル通
話路スイッチ回路23と通信接続する通信接続経路BL
1とを備えている。
【0032】また、デジタル内線回路34内では、第1
の実施形態のエコーキャンセラ回路55および各通信接
続経路BP2、DL2、EL2に替えて、エコーキャン
セラ回路55を経由させるようにデジタル通話路スイッ
チ回路23と通信接続する通信接続経路EL5と、エコ
ーキャンセラ回路55をバイパスさせてデジタル通話路
スイッチ回路23と通信接続する通信接続経路BL2と
を備えている。また、コードレス内線回路35内では、
第1の実施形態のエコーキャンセラ回路57および各通
信接続経路BP3、DL3、EL3に替えて、エコーキ
ャンセラ回路57を経由させるようにデジタル通話路ス
イッチ回路23と通信接続する通信接続経路EL6と、
エコーキャンセラ回路57をバイパスさせてデジタル通
話路スイッチ回路23と通信接続する通信接続経路BL
3とを備えているさらに、中央制御装置18は、通信接
続回路が全てデジタル回路である場合には、ダイアル信
号が入力した内線回路11〜13内の通信接続経路EL
4〜EL6を、バイパスする通信接続経路BL1〜BL
3側に切り換えるように制御信号C14をデジタル通話
路スイッチ23に送出する。また、それに伴い、中央制
御装置18から各内線回路20〜22への制御信号C1
1〜C13には、エコーキャンセラ切替回路51、54
および56に対する指示が無くなる。
【0033】その他の構成については図1の実施形態の
第1のデジタル交換機1と同様であるので重複する説明
を省略する。
【0034】第2の実施形態のデジタル交換機8の動作
としては、第1の実施形態のデジタル交換機1とは、中
央制御装置19からエコーキャンセラ回路52、55、
57をバイパスさせるために、指示を出力する先がデジ
タル通話路スイッチ回路23になり、通信接続経路EL
4〜EL6から通信接続経路BL1〜BL3に切り換え
る指示となる。従って、フローチャートとしては、図2
の第1の実施形態のフローチャートと同一であるが、切
替指示の出力先が異なることになる。
【0035】このように、本実施形態では、デジタル通
話路スイッチ23から通信接続相手先までの通信接続回
路が全てデジタル回路である場合には、簡単な通信接続
経路を追加するのみで、エコーキャンセラ回路を動作さ
せないようにできるので、コスト上昇をほとんどさせる
ことなく、発生していないエコー信号をキャンセルする
ためにエコーキャンセラ回路が非常に不安定な動作を行
うことが無くなり、デジタル交換機の通話品質を低下さ
せることをなくすことができる。
【0036】図4は、本発明の第3の実施形態のデジタ
ル交換機の構成を示すブロック図である。
【0037】図4のデジタル交換機9が、図1に示した
第1の実施形態のデジタル交換機1と主に異なる点は、
デジタル交換機9では、各内線回路24〜26内に個別
にエコーキャンセラ回路およびエコーキャンセラ切替回
路を備えず、そのエコーキャンセル機能を集約したエコ
ーキャンセラトランク27を別個に設けてデジタル通話
機スイッチ回路28と通信接続するように構成した点で
ある。そのため、アナログ内線回路11内には、第1の
実施形態のエコーキャンセラ回路51および各通信接続
経路BP1、DL1、EL1が無くなり、通信接続経路
EL7でデジタル通話路スイッチ回路28と通信接続す
るのみとなる。
【0038】また、デジタル内線回路34内でも、第1
の実施形態のエコーキャンセラ回路55および各通信接
続経路BP2、DL2、EL2が無くなり、通信接続経
路EL8でデジタル通話路スイッチ回路28と通信接続
するのみとなる。
【0039】また、コードレス内線回路35内でも、第
1の実施形態のエコーキャンセラ回路57および各通信
接続経路BP3、DL3、EL3が無くなり、通信接続
経路EL9でデジタル通話路スイッチ回路28と通信接
続するのみとなる。
【0040】新規に設けられるエコーキャンセラトラン
ク27は、通信接続経路EL10によりデジタル通話路
スイッチ回路28と通信接続され、エコーキャンセラト
ランク27内には、第1の実施形態のエコーキャンセラ
回路52等と同様にエコーキャンセラ機能を有するエコ
ーキャンセラ回路60と、エコーキャンセラ回路60を
経由させる通信接続経路DL4と、DL4と解放端とを
切り換えることによりエコーキャンセラ回路60を使用
する場合と、使用しない場合を切り換えるエコーキャン
セラ切替回路61とをさらに備えた点である。
【0041】さらに、中央制御装置29は、通信接続回
路が全てデジタル回路である場合には、エコーキャンセ
ラ回路60を使用しない側に切り換えるように制御信号
C28をエコーキャンセラ切替回路61に送出する。ま
た、それに伴い、中央制御装置18から各内線回路20
〜22への制御信号C11〜C13には、エコーキャン
セラ回路52、55および57と、エコーキャンセラ切
替回路51、54および56に対する指示が無くなる。
【0042】その他の構成については図1の第1の実施
形態のデジタル交換機1と同様であるので重複する説明
を省略する。
【0043】第3の実施形態のデジタル交換機9の動作
としては、第1の実施形態のデジタル交換機1とは、中
央制御装置29からエコーキャンセラ回路60を動作さ
せないために、指示を出力する先がエコーキャンセラト
ランク27内のエコーキャンセラ切替回路61になり、
通信接続経路EL1〜EL3と通信接続経路BP1〜B
P3を切り換える指示からエコーキャンセラ60を動作
させるか非動作とするかを切り換える指示となる。従っ
て、フローチャートとしては、図2の第1の実施形態の
フローチャートと同一であるが、切替指示の出力先とエ
コーキャンセラ回路を非動作にさせる方法が異なること
になる。
【0044】このように、本実施形態では、デジタル通
話路スイッチ28から通信接続相手先までの通信接続回
路が全てデジタル回路である場合には、エコーキャンセ
ラトランク中のエコーキャンセラ回路を動作させないよ
うにできるので、個々の内線回路内にエコーキャンセラ
回路を設置することによってコストを上昇させることな
く、発生していないエコー信号をキャンセルするために
エコーキャンセラ回路が非常に不安定な動作を行うこと
が無くなり、デジタル交換機の通話品質を低下させるこ
とをなくすことができる。
【0045】図5は、本発明の第4の実施形態のデジタ
ル交換機の構成を示すブロック図である。
【0046】図5のデジタル交換機10が、図4に示し
た第3の実施形態のデジタル交換機9と主に異なる点
は、デジタル交換機10では、エコーキャンセラ30ト
ランク内にエコーキャンセラ切替回路を備えず、その切
替機能を、デジタル通話機スイッチ回路31に実施させ
るように構成した点である。
【0047】そのため、エコーキャンセラトランク30
とデジタル通話路スイッチ回路31とを通信接続する通
信接続経路EL11と、エコーキャンセラトランク30
をバイパスさせてデジタル通話路スイッチ回路31に戻
るように通信接続する通信接続経路EL12とを備えて
いる。なお、便宜上から、図5では通信接続経路EL1
2をデジタル通話路スイッチ回路31の外部に示した
が、通信接続経路EL12は、デジタル通話路スイッチ
回路31の内部回路であっても良い。
【0048】中央制御装置18は、通信接続回路が全て
デジタル回路である場合には、エコーキャンセラトラン
ク30と通信接続する通信接続経路EL11を、バイパ
スする通信接続経路EL12側に切り換えるように制御
信号C34をデジタル通話路スイッチ31に送出する。
また、それに伴い、中央制御装置32からエコーキャン
セラトランク30への制御信号C38には、エコーキャ
ンセラ切替回路61に対する指示が無くなる。
【0049】その他の構成については図4の第3の実施
形態のデジタル交換機9と同様であるので重複する説明
を省略する。
【0050】第4の実施形態のデジタル交換機10の動
作としては、第3の実施形態のデジタル交換機9とは、
中央制御装置32からエコーキャンセラ回路60を動作
させないために、指示を出力する先がデジタル通話路ス
イッチ回路31になり、エコーキャンセラ切替回路61
を動作させるか非動作とするかを切り換える指示から通
信接続経路EL11と通信接続経路EL12を切り換え
る指示となる。従って、フローチャートとしては、図2
の第1の実施形態のフローチャートと同一であるが、切
替指示の出力先とエコーキャンセラ回路を非動作にさせ
る方法が異なることになる。
【0051】このように、本実施形態では、デジタル通
話路スイッチ31から通信接続相手先までの通信接続回
路が全てデジタル回路である場合には、簡単な通信接続
経路を追加するのみで、エコーキャンセラトランク中の
エコーキャンセラ回路を動作させないようにできるの
で、コスト上昇をほとんどさせることなく、個々の内線
回路内にエコーキャンセラ回路を設置することによって
コストを上昇させることなく、発生していないエコー信
号をキャンセルするためにエコーキャンセラ回路が非常
に不安定な動作を行うことが無くなり、デジタル交換機
の通話品質を低下させることをなくすことができる。
【0052】なお、上記さた各実施形態では、各回路を
1個づつしか描いていないが、本発明はこれに限るもの
ではなく、任意数の内線回路、局線回路、あるいは、サ
ービス用回路を備えるデジタル交換機に適用することが
できる。また、上記した各実施形態では、デジタル内線
回路の一例としてコードレス内線電話機およびコードレ
ス内線回路を示したが、コードレス内線電話回路を有し
ていないデジタル交換機にも本発明を適用することがで
きる。また、上記した各実施形態では、アナログ内線電
話機2から発呼する場合について説明したが、デジタル
内線電話機3あるいはコードレス内戦電話機4から発呼
する場合にも本発明を適用することができることはいう
までもないことである。
【0053】
【発明の効果】上記のように本発明は、デジタル通話路
スイッチから通信接続相手先までの通信接続回路が全て
デジタル回路である場合には、エコーキャンセラ回路を
動作させないようにできるので、発生していないエコー
信号をキャンセルするためにエコーキャンセラ回路が非
常に不安定な動作を行うことが無くなり、デジタル交換
機の通話品質を低下させることをなくすことができる。
【0054】また、デジタル通話路スイッチへの簡単な
通信接続経路を設定するのみで、エコーキャンセラ回路
を動作させないようにできるので、本発明によるコスト
上昇をほとんどさせないようにできる。
【0055】また、個々の内線回路内にエコーキャンセ
ラ回路を設置せず、エコーキャンセラ回路を集約したエ
コーキャンセラトランクを使用する場合にも本発明を適
用できるので、よりコスト上昇を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態のデジタル交換機の
構成を示すブロック図である。
【図2】 第1の実施形態のデジタル交換機の動作フロ
ーチャートである。
【図3】 本発明の第2の実施形態のデジタル交換機の
構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の第3の実施形態のデジタル交換機の
構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の第4の実施形態のデジタル交換機の
構成を示すブロック図である。
【図6】 従来のデジタル交換機の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 デジタル交換機、 2 アナログ内線電話機、 3
デジタル内線電話機、 4 コードレス内線電話機、
5 公衆通信回線網、 6 相手局、 7加入者電話
機、 11 アナログ内線回路、 12 デジタル内線
回路、 13コードレス内線回路、 14 デジタル通
話路スイッチ回路、 15 アナログ局線回路、 16
デジタル局線回路、 17 各種サービス回路、 1
8中央制御装置、 51、54、56 エコーキャンセ
ラ(EC)切替回路、 52、55、57 エコーキャ
ンセラ(EC)回路、 53、58、59 ハイブリッ
ドトランス、 CL 制御線、 DL1〜3、EL1〜
3、BP1〜3 通信接続経路、 C1〜C7 制御信
号。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ方式の内線電話機と通信接続す
    るアナログ内線回路と、デジタル方式の内線電話機と通
    信接続する少なくとも1個のデジタル内線回路と、アナ
    ログ方式で公衆通信回線網と通信接続するアナログ局線
    回路と、デジタル方式で公衆通信回線網と通信接続する
    デジタル局線回路と、前記各内線回路および各局線回路
    を任意の組み合わせで通信接続できるデジタル通話路ス
    イッチと、前記各内線回路を介して受信したダイアル信
    号から通信接続相手先を検出することにより前記各局線
    回路および内線回路中から通信接続に使用される回路を
    判定して、該回路を制御する制御信号を出力する中央制
    御装置とを有し、前記各内線回路内には、相手の電話機
    までの通信接続経路で発生したエコー信号をキャンセル
    するエコーキャンセラ回路を備えるデジタル交換機にお
    いて、 前記各内線回路の内部には、各々前記エコーキャンセラ
    回路を経由する通信接続経路と、前記エコーキャンセラ
    回路をバイパスする通信接続経路と、前記双方の通信接
    続経路を切り換えるエコーキャンセラ切替回路とをさら
    に備え、 前記中央制御装置は、前記各内線回路を経由して入力さ
    れたダイアル信号に基づいて前記デジタル通話路スイッ
    チから通信接続相手先までの通信接続回路が全てデジタ
    ル回路であるか否かを判定し、全てデジタル回路である
    場合には、ダイアル信号が入力した内線回路のエコーキ
    ャンセラ切替回路をバイパスする通信接続経路側に切り
    換えることを特徴とするデジタル交換機。
  2. 【請求項2】 アナログ方式の内線電話機と通信接続す
    るアナログ内線回路と、デジタル方式の内線電話機と通
    信接続する少なくとも1個のデジタル内線回路と、アナ
    ログ方式で公衆通信回線網と通信接続するアナログ局線
    回路と、デジタル方式で公衆通信回線網と通信接続する
    デジタル局線回路と、前記各内線回路および各局線回路
    を任意の組み合わせで通信接続できるデジタル通話路ス
    イッチと、前記各内線回路を介して受信したダイアル信
    号から通信接続相手先を検出することにより前記各局線
    回路および内線回路中から通信接続に使用される回路を
    判定して、該回路を制御する制御信号を出力する中央制
    御装置とを有し、前記各内線回路内には、相手の電話機
    までの通信接続経路で発生したエコー信号をキャンセル
    するエコーキャンセラ回路を備えるデジタル交換機にお
    いて、 前記各内線回路と前記デジタル通話路スイッチ回路との
    間には、各々前記エコーキャンセラ回路を経由する通信
    接続経路と、前記エコーキャンセラ回路をバイパスする
    通信接続経路とをさらに備え、 前記中央制御装置は、デジタル通話路スイッチ回路を、
    前記各内線回路を経由して入力されたダイアル信号に基
    づいて前記デジタル通話路スイッチから通信接続相手先
    までの通信接続回路が全てデジタル回路であるか否かを
    判定し、全てデジタル回路である場合には、ダイアル信
    号が入力した内線回路のエコーキャンセラ回路をバイパ
    スする通信接続経路と通信接続するように切り換えるこ
    とを特徴とするデジタル交換機。
  3. 【請求項3】 アナログ方式の内線電話機と通信接続す
    るアナログ内線回路と、デジタル方式の内線電話機と通
    信接続する少なくとも1個のデジタル内線回路と、アナ
    ログ方式で公衆通信回線網と通信接続するアナログ局線
    回路と、デジタル方式で公衆通信回線網と通信接続する
    デジタル局線回路と、前記各内線回路および各局線回路
    を任意の組み合わせで通信接続できるデジタル通話路ス
    イッチと、前記各内線回路を介して受信したダイアル信
    号から通信接続相手先を検出することにより前記各局線
    回路および内線回路中から通信接続に使用される回路を
    判定して、該回路を制御する制御信号を出力する中央制
    御装置とを有し、さらに、前記各内線電話機から相手の
    電話機までの通信接続経路で発生したエコー信号をキャ
    ンセルするためのエコーキャンセラ回路を内蔵するエコ
    ーキャンセラトランクが前記デジタル通話路スイッチに
    通信接続されたデジタル交換機において、 前記エコーキャンセラトランクの内部には、前記通信接
    続経路と前記エコーキャンセラ回路との通信接続あるい
    は非通信接続を切り換えるエコーキャンセラ切替回路を
    さらに備え、 前記中央制御装置は、前記各内線回路を経由して入力さ
    れたダイアル信号に基づいて前記デジタル通話路スイッ
    チから通信接続相手先までの通信接続回路が全てデジタ
    ル回路であるか否かを判定し、全てデジタル回路である
    場合には、前記エコーキャンセラ切替回路を非通信接続
    側に切り換えることを特徴とするデジタル交換機。
  4. 【請求項4】 アナログ方式の内線電話機と通信接続す
    るアナログ内線回路と、デジタル方式の内線電話機と通
    信接続する少なくとも1個のデジタル内線回路と、アナ
    ログ方式で公衆通信回線網と通信接続するアナログ局線
    回路と、デジタル方式で公衆通信回線網と通信接続する
    デジタル局線回路と、前記各内線回路および各局線回路
    を任意の組み合わせで通信接続できるデジタル通話路ス
    イッチと、前記各内線回路を介して受信したダイアル信
    号から通信接続相手先を検出することにより前記各局線
    回路および内線回路中から通信接続に使用される回路を
    判定して、該回路を制御する制御信号を出力する中央制
    御装置とを有し、さらに、前記各内線電話機から相手の
    電話機までの通信接続経路で発生したエコー信号をキャ
    ンセルするためのエコーキャンセラ回路を内蔵するエコ
    ーキャンセラトランクが前記デジタル通話路スイッチに
    通信接続されたデジタル交換機において、 前記エコーキャンセラトランクと前記デジタル通話路ス
    イッチ回路との間には、前記エコーキャンセラ回路と通
    信接続する通信接続経路と、前記エコーキャンセラ回路
    と通信接続しないでバイパスする通信接続経路とをさら
    に備え、 前記中央制御装置は、デジタル通話路スイッチ回路を、
    前記各内線回路を経由して入力されたダイアル信号に基
    づいて前記デジタル通話路スイッチから通信接続相手先
    までの通信接続回路が全てデジタル回路であるか否かを
    判定し、全てデジタル回路である場合には、前記エコー
    キャンセラ回路をバイパスする通信接続経路に通信接続
    するように切り換えることを特徴とするデジタル交換
    機。
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