JPH05227579A - リアルタイムデータ伝送装置 - Google Patents
リアルタイムデータ伝送装置Info
- Publication number
- JPH05227579A JPH05227579A JP4019666A JP1966692A JPH05227579A JP H05227579 A JPH05227579 A JP H05227579A JP 4019666 A JP4019666 A JP 4019666A JP 1966692 A JP1966692 A JP 1966692A JP H05227579 A JPH05227579 A JP H05227579A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- communication
- clock
- control part
- transmission information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】シリアル通信を利用した制御システムの通信時
間誤差を吸収し制御する。 【構成】制御部１ａ，１ｂと通信制御部３ａ，３ｂの両
方から逐次参照できる時計２ａ，２ｂを用意し、回線の
混雑具合や伝送情報の量により不安定となる通信時間を
補正して、リアルタイム性を確保する。
間誤差を吸収し制御する。 【構成】制御部１ａ，１ｂと通信制御部３ａ，３ｂの両
方から逐次参照できる時計２ａ，２ｂを用意し、回線の
混雑具合や伝送情報の量により不安定となる通信時間を
補正して、リアルタイム性を確保する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はリアルタイムデータ伝送
装置に関し、特にシリアル通信を利用した長距離制御や
複数の制御部間をシリアル通信で接続した大規模制御に
使用されるリアルタイムデータ伝送装置に関する。
装置に関し、特にシリアル通信を利用した長距離制御や
複数の制御部間をシリアル通信で接続した大規模制御に
使用されるリアルタイムデータ伝送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のリアルタイムデータ伝送
装置では、送信側と受信側の時計を定期的に合わせる操
作を行なったり、リアルタイム性を確保するためにシリ
アル通信用とは別の専用制御線を設けるなどの方式をと
っている。
装置では、送信側と受信側の時計を定期的に合わせる操
作を行なったり、リアルタイム性を確保するためにシリ
アル通信用とは別の専用制御線を設けるなどの方式をと
っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のリアル
タイムデータ伝送装置では、送信側と受信側との時計の
誤差によりリアルタイム性が損われるのを防止するため
に、定期的に時計の時刻合せを余儀なくされたり、シリ
アル通信線とは別に専用制御線を設けているので、時刻
合せが煩雑であり、あるいは通信線以外の余分な布線が
必要であるなどの問題点がある。
タイムデータ伝送装置では、送信側と受信側との時計の
誤差によりリアルタイム性が損われるのを防止するため
に、定期的に時計の時刻合せを余儀なくされたり、シリ
アル通信線とは別に専用制御線を設けているので、時刻
合せが煩雑であり、あるいは通信線以外の余分な布線が
必要であるなどの問題点がある。
【０００４】又、時刻合せによる方式では、シリアル通
信に要する通信時間が誤差として残るので、この誤差を
制御系の許容誤差内に収めなければならず、厳しいリア
ルタイム性が要求される装置には不適である。
信に要する通信時間が誤差として残るので、この誤差を
制御系の許容誤差内に収めなければならず、厳しいリア
ルタイム性が要求される装置には不適である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のリアルタイムデ
ータ伝送装置は、シリアル通信回線で相互に接続されて
いる複数の制御装置のおのおのに設けてあり、基準とな
る時刻を刻む時計と、入力信号の発生時あるいは出力信
号の出力時に前記時計の時刻を参照し指令を発する制御
部と、該制御部の指令を示す伝送情報を、前記時計を参
照してシリアル通信に要した時間を補正しながら相手装
置とのシリアルデータ通信を行なう通信制御部とを備え
ている。
ータ伝送装置は、シリアル通信回線で相互に接続されて
いる複数の制御装置のおのおのに設けてあり、基準とな
る時刻を刻む時計と、入力信号の発生時あるいは出力信
号の出力時に前記時計の時刻を参照し指令を発する制御
部と、該制御部の指令を示す伝送情報を、前記時計を参
照してシリアル通信に要した時間を補正しながら相手装
置とのシリアルデータ通信を行なう通信制御部とを備え
ている。
【０００６】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００７】図１は本発明の一実施例のブロック図であ
る。入力信号Ａの発生時から規定時間だけ経過した後
に、出力信号Ｂを出力する制御装置にて、送信側の制御
部１ａは入力信号Ａの発生と共に時計２ａの時刻を読み
出し、伝送情報と共に通信制御部３ａに通報する。通信
制御部３ａは、通信回線４へ伝送情報を送出しその最後
に、時計２ａの時刻を読み出し入力信号Ａの発生時刻と
の時刻差Δｔを計算した結果を、付加して送出する。受
信側の通信制御部３ｂは、その伝送情報を受信し終わる
と同時に時計２ｂの時刻を読み出し、伝送情報に付加さ
れた時刻差Δｔの分だけ補正して、入力信号Ａの発生時
刻を時計２ｂの時刻に換算する。制御部１ｂは、この換
算された時刻に基いて出力信号Ｂの出力時刻を制御する
ことにより、通信時間に起因する情報の不安定な伝達時
間誤差を吸収することができる。
る。入力信号Ａの発生時から規定時間だけ経過した後
に、出力信号Ｂを出力する制御装置にて、送信側の制御
部１ａは入力信号Ａの発生と共に時計２ａの時刻を読み
出し、伝送情報と共に通信制御部３ａに通報する。通信
制御部３ａは、通信回線４へ伝送情報を送出しその最後
に、時計２ａの時刻を読み出し入力信号Ａの発生時刻と
の時刻差Δｔを計算した結果を、付加して送出する。受
信側の通信制御部３ｂは、その伝送情報を受信し終わる
と同時に時計２ｂの時刻を読み出し、伝送情報に付加さ
れた時刻差Δｔの分だけ補正して、入力信号Ａの発生時
刻を時計２ｂの時刻に換算する。制御部１ｂは、この換
算された時刻に基いて出力信号Ｂの出力時刻を制御する
ことにより、通信時間に起因する情報の不安定な伝達時
間誤差を吸収することができる。
【０００８】次に図２のタイムチャートを用いて本実施
例における時刻補正について説明する。入力信号Ａが時
計２ａの時刻ｔa1を表示する情報を付加して、通信制御
部３ａに送る。通信制御部３ａから通信回線４への送信
は、通信回線４の混み具合や保留されている伝送情報量
などの影響により、時刻ｔa2から始まる。その伝送情報
の送信が終了する時刻ｔa3において、通信制御部３ａ
は、入力信号Ａの発生時刻ｔa1からの遅延時間Δｔ＝ｔ
a3−ｔa1を算出し、伝送情報に付加して送信する。これ
を受信した通信制御部３ｂは、伝送情報の受信終了の時
刻ｔb2を時計２ｂから読み出して、受信情報に付加され
ている遅延時間Δｔの分だけ補正し、入力信号Ａの発生
時刻ｔb1（＝ｔb2−Δｔ）を得る。制御部１ｂは、この
補正を施した時刻ｔb1から規定時間Ｔだけ経過した時刻
ｔb3（＝ｔb1＋Ｔ）を算出することによって、正確な出
力信号Ｂの出力時刻の制御が可能となる。なお遅延時間
Δｔの中にはシリアル通信内容の通信時間Δｔ’も含ま
れているので、伝送情報が可変長の場合であっても正確
な時刻補正が可能である。
例における時刻補正について説明する。入力信号Ａが時
計２ａの時刻ｔa1を表示する情報を付加して、通信制御
部３ａに送る。通信制御部３ａから通信回線４への送信
は、通信回線４の混み具合や保留されている伝送情報量
などの影響により、時刻ｔa2から始まる。その伝送情報
の送信が終了する時刻ｔa3において、通信制御部３ａ
は、入力信号Ａの発生時刻ｔa1からの遅延時間Δｔ＝ｔ
a3−ｔa1を算出し、伝送情報に付加して送信する。これ
を受信した通信制御部３ｂは、伝送情報の受信終了の時
刻ｔb2を時計２ｂから読み出して、受信情報に付加され
ている遅延時間Δｔの分だけ補正し、入力信号Ａの発生
時刻ｔb1（＝ｔb2−Δｔ）を得る。制御部１ｂは、この
補正を施した時刻ｔb1から規定時間Ｔだけ経過した時刻
ｔb3（＝ｔb1＋Ｔ）を算出することによって、正確な出
力信号Ｂの出力時刻の制御が可能となる。なお遅延時間
Δｔの中にはシリアル通信内容の通信時間Δｔ’も含ま
れているので、伝送情報が可変長の場合であっても正確
な時刻補正が可能である。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、事
象発生から通信時間をも含めて相対時間ずれを補正でき
るので、系の異なる制御装置間でも絶対時刻の調整が不
要であり、また制御装置間で同期をとるための専用線を
設ける必要も無くなる。
象発生から通信時間をも含めて相対時間ずれを補正でき
るので、系の異なる制御装置間でも絶対時刻の調整が不
要であり、また制御装置間で同期をとるための専用線を
設ける必要も無くなる。
【００１０】更に、シリアル通信による時間の誤差を制
御系の許容誤差内に収めるためにシリアル通信の伝送速
度を極端に高くする必要も無くなる。
御系の許容誤差内に収めるためにシリアル通信の伝送速
度を極端に高くする必要も無くなる。
【図１】本発明の実施例のブロック図。
【図２】本発明の実施例のタイムチャート。
１ａ，１ｂ 制御部 ２ａ，２ｂ 時計 ３ａ，３ｂ 通信制御部 ４ 通信回線
Claims (1)
- 【請求項１】 シリアル通信回線で相互に接続されてい
る複数の制御装置のおのおのに設けてあり、基準となる
時刻を刻む時計と、入力信号の発生時あるいは出力信号
の出力時に前記時計の時刻を参照し指令を発する制御部
と、該制御部の指令を示す伝送情報を、前記時計を参照
してシリアル通信に要した時間を補正しながら相手装置
とのシリアルデータ通信を行なう通信制御部とを備えて
いることを特徴とするリアルタイムデータ伝送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4019666A JPH05227579A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | リアルタイムデータ伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4019666A JPH05227579A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | リアルタイムデータ伝送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05227579A true JPH05227579A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=12005570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4019666A Withdrawn JPH05227579A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | リアルタイムデータ伝送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05227579A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101645246B1 (ko) * | 2015-08-13 | 2016-08-03 | 국방과학연구소 | 부체계 제어 장치 및 그의 제어방법 |
-
1992
- 1992-02-05 JP JP4019666A patent/JPH05227579A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101645246B1 (ko) * | 2015-08-13 | 2016-08-03 | 국방과학연구소 | 부체계 제어 장치 및 그의 제어방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |