JP3156394B2 - タイミング調整回路 - Google Patents
タイミング調整回路Info
- Publication number
- JP3156394B2 JP3156394B2 JP28565992A JP28565992A JP3156394B2 JP 3156394 B2 JP3156394 B2 JP 3156394B2 JP 28565992 A JP28565992 A JP 28565992A JP 28565992 A JP28565992 A JP 28565992A JP 3156394 B2 JP3156394 B2 JP 3156394B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- timing
- signal
- address
- data
- center
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- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイミング調整回路に
関し、特にDAMAシステムに使用され、センター局の
DAMA制御装置により制御される地球局の衛星通信装
置が、センター局から送信されてくるフレームに同期さ
せてセンター局に応答を返す場合のタイミング調整回路
に関する。
関し、特にDAMAシステムに使用され、センター局の
DAMA制御装置により制御される地球局の衛星通信装
置が、センター局から送信されてくるフレームに同期さ
せてセンター局に応答を返す場合のタイミング調整回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のDAMA(Demand Ass
ignment MultipleAccess)シス
テムにおいては、センター局に設置されるDAMA制御
装置が地球局の衛星通信装置を制御している場合に、セ
ンターから送信されてくるフレームに同期させてセンタ
ー局に応答を返す動作を行うが、衛星と各地球局間の距
離の差による遅延量の差を補正するために、各地球局か
らの応答を送信するタイミングを調整して送信しなけれ
ばならなかった。
ignment MultipleAccess)シス
テムにおいては、センター局に設置されるDAMA制御
装置が地球局の衛星通信装置を制御している場合に、セ
ンターから送信されてくるフレームに同期させてセンタ
ー局に応答を返す動作を行うが、衛星と各地球局間の距
離の差による遅延量の差を補正するために、各地球局か
らの応答を送信するタイミングを調整して送信しなけれ
ばならなかった。
【0003】この従来のタイミング調整の方法として
は、カウンタにあらかじめ遅延量から計算されるクロッ
クの遅延量をプリセットしておき、ロード信号をトリガ
ーとしてカウンタを動作させて、カウンタのキャリー等
により送信タイミングを作り出す。従って前述のカウン
タのプリセット値をスイッチやCPUから設定する事に
より、送信タイミングを可変する事ができた。なお、送
信タイミングの可変範囲はカウンタの段数によりプリセ
ットの値に制限がある。データの多重化の方法として、
タイミングROMを用いる場合と、フレームパルスを基
準にして多重化のタイミング回路で実現する場合などい
くつかある。フレーム構成が決まっている場合にはタイ
ミングROMを使用するのが有効である。システムが大
規模になり、複数地球局それぞれの衛星通信装置が多く
なると、地球局間の距離の差により遅延量の設定値が異
なるので、各地球局毎に設定をする場合に容易に設定で
きることが必要である。
は、カウンタにあらかじめ遅延量から計算されるクロッ
クの遅延量をプリセットしておき、ロード信号をトリガ
ーとしてカウンタを動作させて、カウンタのキャリー等
により送信タイミングを作り出す。従って前述のカウン
タのプリセット値をスイッチやCPUから設定する事に
より、送信タイミングを可変する事ができた。なお、送
信タイミングの可変範囲はカウンタの段数によりプリセ
ットの値に制限がある。データの多重化の方法として、
タイミングROMを用いる場合と、フレームパルスを基
準にして多重化のタイミング回路で実現する場合などい
くつかある。フレーム構成が決まっている場合にはタイ
ミングROMを使用するのが有効である。システムが大
規模になり、複数地球局それぞれの衛星通信装置が多く
なると、地球局間の距離の差により遅延量の設定値が異
なるので、各地球局毎に設定をする場合に容易に設定で
きることが必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のタイミング
調整回路は、センター局に設置されるDAMA制御装置
に制御される地球局の衛星通信装置がセンター局から送
信されてくるフレームに同期させてセンター局に応答を
返す場合に、衛星と各地球局間の距離の差による遅延量
の差を補正するために、送信するタイミングの調整が複
雑である欠点がある。
調整回路は、センター局に設置されるDAMA制御装置
に制御される地球局の衛星通信装置がセンター局から送
信されてくるフレームに同期させてセンター局に応答を
返す場合に、衛星と各地球局間の距離の差による遅延量
の差を補正するために、送信するタイミングの調整が複
雑である欠点がある。
【0005】本発明の目的は、各地球局の衛星通信装置
が遅延量の差を補正するために、容易に送信タイミング
を可変にすることができるタイミング調整回路を提供す
ることにある。
が遅延量の差を補正するために、容易に送信タイミング
を可変にすることができるタイミング調整回路を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のタイミング調整
回路は、DAMA(Demand Assignmen
t Multiple Access)システムのセン
ター局に設置されるDAMA制御装置により衛星を経由
して制御される地球局の衛星通信装置がセンター局に応
答する場合のタイミング調整回路において、前記センタ
ー局から送信されてくるフレーム同期信号に合わせてデ
ータを受信する手段と、前記同期信号から同期語を検出
しフレーム同期をとるフレーム検出手段と、前記センタ
ー局からのフレームパルスに同期させて応答を返すため
のスロットパルスを生成する手段と、衛星と各地球局間
の距離の差による伝搬遅延量の差を補正するための遅延
量を設定する手段と、前記スロットパルスを基準にして
設定された前記遅延量に対応するアドレスのカウント初
期値を計算する手段と、この計算された前記カウント初
期値から前記スロットパルスを基準に前記アドレスをカ
ウントするアドレスカウント手段と、このアドレスカウ
ント手段でカウントされたアドレスを受けて多重化する
ための信号を出力するタイミングROMと、このタイミ
ングROMから出力される信号を用いてデータを多重化
する手段と、前記多重化された応答データを前記センタ
ーに送信する手段とを備え、前記タイミングROMはデ
ータを多重化するタイミングを決める信号と送信するか
否かを決める信号とが書き込まれている事を特徴として
いる。
回路は、DAMA(Demand Assignmen
t Multiple Access)システムのセン
ター局に設置されるDAMA制御装置により衛星を経由
して制御される地球局の衛星通信装置がセンター局に応
答する場合のタイミング調整回路において、前記センタ
ー局から送信されてくるフレーム同期信号に合わせてデ
ータを受信する手段と、前記同期信号から同期語を検出
しフレーム同期をとるフレーム検出手段と、前記センタ
ー局からのフレームパルスに同期させて応答を返すため
のスロットパルスを生成する手段と、衛星と各地球局間
の距離の差による伝搬遅延量の差を補正するための遅延
量を設定する手段と、前記スロットパルスを基準にして
設定された前記遅延量に対応するアドレスのカウント初
期値を計算する手段と、この計算された前記カウント初
期値から前記スロットパルスを基準に前記アドレスをカ
ウントするアドレスカウント手段と、このアドレスカウ
ント手段でカウントされたアドレスを受けて多重化する
ための信号を出力するタイミングROMと、このタイミ
ングROMから出力される信号を用いてデータを多重化
する手段と、前記多重化された応答データを前記センタ
ーに送信する手段とを備え、前記タイミングROMはデ
ータを多重化するタイミングを決める信号と送信するか
否かを決める信号とが書き込まれている事を特徴として
いる。
【0007】
【実施例】次に図面を参照して本発明を説明する。図1
は本発明の一実施例のブロック図である。図1の各地球
局の衛星通信装置10は、センター局から衛星を経由し
て送られて来る受信信号101を受信回路11により復
調する。フレーム検出回路12は復調した受信信号10
1からフレームパルスを生成する。スロット生成回路1
3は、マルチフレームの先頭を基準にしフレームパルス
からスロットパルスを生成する。一方遅延量設定回路1
4は、キーボード等から遅延量を入力する。遅延量計算
回路15は、遅延量設定回路14から入力された遅延量
に対応してアドレスカウンタ16のカウント初期値に設
定するための値を計算する。アドレスカウンタ16は、
応答データの送信を可とするキャリアオン信号102が
外部から入力されたとき、遅延量計算回路15で計算さ
れたカウント初期値からスロットパルスを基準にしカウ
ントし始める。タイミングROM17は、アドレスカウ
ンタ16でカウントされたアドレスを受けて、そのアド
レスに対応する数十本のデータを多重化するための信号
を出力する。データ多重回路18はタイミングROM1
7の出力を用いてフレーム構成のとられたデータを生成
し、送信回路19を経由して衛星に向けて送信する。タ
イミングROM17の内容は、フレーム構成をとるため
のデータを多重化するタイミングを決める信号と送信す
るか否かを決める信号とが書き込まれ、多重化するタイ
ミングを決める信号が書込まれている先頭のアドレス
(スタートアドレス)以前のアドレスにはデータの書き
込みを禁止する信号とキャリアオン信号102を無効と
する信号とが書き込まれている。また、遅延量はアドレ
スカウンタ16のクロック速度により、1ビット当たり
の遅延量が決まるので、遅延量の分だけアドレスカウン
タ16のカウント初期値を変更するだけで容易に遅延さ
せる事ができる。このカウント初期値を変更するだけで
データを多重化するための信号全てのタイミングが遅延
される。従って、アドレスカウンタ16で従来の送信タ
イミングを遅延させるための遅延用カウンタを代行して
いる。
は本発明の一実施例のブロック図である。図1の各地球
局の衛星通信装置10は、センター局から衛星を経由し
て送られて来る受信信号101を受信回路11により復
調する。フレーム検出回路12は復調した受信信号10
1からフレームパルスを生成する。スロット生成回路1
3は、マルチフレームの先頭を基準にしフレームパルス
からスロットパルスを生成する。一方遅延量設定回路1
4は、キーボード等から遅延量を入力する。遅延量計算
回路15は、遅延量設定回路14から入力された遅延量
に対応してアドレスカウンタ16のカウント初期値に設
定するための値を計算する。アドレスカウンタ16は、
応答データの送信を可とするキャリアオン信号102が
外部から入力されたとき、遅延量計算回路15で計算さ
れたカウント初期値からスロットパルスを基準にしカウ
ントし始める。タイミングROM17は、アドレスカウ
ンタ16でカウントされたアドレスを受けて、そのアド
レスに対応する数十本のデータを多重化するための信号
を出力する。データ多重回路18はタイミングROM1
7の出力を用いてフレーム構成のとられたデータを生成
し、送信回路19を経由して衛星に向けて送信する。タ
イミングROM17の内容は、フレーム構成をとるため
のデータを多重化するタイミングを決める信号と送信す
るか否かを決める信号とが書き込まれ、多重化するタイ
ミングを決める信号が書込まれている先頭のアドレス
(スタートアドレス)以前のアドレスにはデータの書き
込みを禁止する信号とキャリアオン信号102を無効と
する信号とが書き込まれている。また、遅延量はアドレ
スカウンタ16のクロック速度により、1ビット当たり
の遅延量が決まるので、遅延量の分だけアドレスカウン
タ16のカウント初期値を変更するだけで容易に遅延さ
せる事ができる。このカウント初期値を変更するだけで
データを多重化するための信号全てのタイミングが遅延
される。従って、アドレスカウンタ16で従来の送信タ
イミングを遅延させるための遅延用カウンタを代行して
いる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明のタイミング
調整回路は、従来のタイミングROMのアドレスカウン
タと従来の送信タイミング遅延用カウンタとを組み合わ
せたアドレスカウンタのみでカウント初期値を遅延量の
分だけ減らして設定するだけで送信タイミングを遅延さ
せる事ができる。従って、送信タイミングを遅延させる
ためにアドレスカウンタのカウント初期値とタイミング
ROMの書き込み方により実現できる効果がある。した
がって、回路規模が少なくて済み、さらに全てロジック
で実現できるので、LSI化を容易に行うことができ、
小型化されるという効果もある。
調整回路は、従来のタイミングROMのアドレスカウン
タと従来の送信タイミング遅延用カウンタとを組み合わ
せたアドレスカウンタのみでカウント初期値を遅延量の
分だけ減らして設定するだけで送信タイミングを遅延さ
せる事ができる。従って、送信タイミングを遅延させる
ためにアドレスカウンタのカウント初期値とタイミング
ROMの書き込み方により実現できる効果がある。した
がって、回路規模が少なくて済み、さらに全てロジック
で実現できるので、LSI化を容易に行うことができ、
小型化されるという効果もある。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
10 衛星通信装置 11 受信回路 12 フレーム検出回路 13 スロット生成回路 14 遅延量設定回路 15 遅延量計算回路 16 アドレスカウンタ 17 タイミングROM 18 データ多重回路 19 送信回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/212 H04J 3/00 H04L 7/08
Claims (1)
- 【請求項1】 DAMA(Demand Assign
ment Multiple Access)システム
のセンター局に設置されるDAMA制御装置により衛星
を経由して制御される地球局の衛星通信装置がセンター
局に応答する場合のタイミング調整回路において、前記
センター局から送信されてくるフレーム同期信号に合わ
せてデータを受信する手段と、前記同期信号から同期語
を検出しフレーム同期をとるフレーム検出手段と、前記
センター局からのフレームパルスに同期させて応答を返
すためのスロットパルスを生成する手段と、衛星と各地
球局間の距離の差による伝搬遅延量の差を補正するため
の遅延量を設定する手段と、前記スロットパルスを基準
にして設定された前記遅延量に対応するアドレスのカウ
ント初期値を計算する手段と、この計算された前記カウ
ント初期値から前記スロットパルスを基準に前記アドレ
スをカウントするアドレスカウント手段と、このアドレ
スカウント手段でカウントされたアドレスを受けて多重
化するための信号を出力するタイミングROMと、この
タイミングROMから出力される信号を用いてデータを
多重化する手段と、前記多重化された応答データを前記
センターに送信する手段とを備え、前記タイミングRO
Mはデータを多重化するタイミングを決める信号と送信
するか否かを決める信号とが書き込まれている事を特徴
とするタイミング調整回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28565992A JP3156394B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | タイミング調整回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28565992A JP3156394B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | タイミング調整回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06141008A JPH06141008A (ja) | 1994-05-20 |
JP3156394B2 true JP3156394B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=17694402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28565992A Expired - Fee Related JP3156394B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | タイミング調整回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3156394B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP28565992A patent/JP3156394B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06141008A (ja) | 1994-05-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010109 |
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