JPH0522593Y2 - - Google Patents

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JPH0522593Y2
JPH0522593Y2 JP1987184940U JP18494087U JPH0522593Y2 JP H0522593 Y2 JPH0522593 Y2 JP H0522593Y2 JP 1987184940 U JP1987184940 U JP 1987184940U JP 18494087 U JP18494087 U JP 18494087U JP H0522593 Y2 JPH0522593 Y2 JP H0522593Y2
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JP
Japan
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fence
holes
connector
shaped
sides
Prior art date
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JP1987184940U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は組立式の金属柵に関するものである。
(従来の技術) 組立式の金属柵自体は公知であるが、従来のも
のは設置後の形態が単純で変化がない。逆に変化
のあるもの、例えば傾斜段状であるとか凹凸状の
場合は通常の組立式では対応できず、特定の場所
専用の構造となる。そのため経費が嵩みかつ工期
も長くなり、補修も容易ではない。
(技術的課題) 本考案の課題は前記の点を解決し、施工、補修
等が短期間で容易に実施できかつ変化に富んだ形
態の柵が形成できるようにすることにある。
(技術的手段) 前記課題を解決するため本考案は、所定の大き
さを有する枠板状の複数の柵体1…と、2個の柵
体1…を立てて連設するため柵体1…側端を接
続、固定する複数の支柱2…とから成り、各支柱
2は、前記2個の柵体1…側端を受け入れるため
支柱2の両側方へ開いた上下方向の凹部22,2
2と、両凹部22,22を隔てかつそれらのほぼ
中間に介在する縦通壁23が設けられた横断面略
H字型を有し、柵体1と支柱2…の固定手段とし
て、支柱2の両側に於る柵体1,1を同じ高さで
或は段状に連設するため、締結高さの選択が可能
なように、前記縦通壁23の上下方向に細長くか
つ縦通壁23を貫通させた複数の貫通孔3,4…
と、該貫通孔3,4…に通される着脱可能な支軸
5によつて支柱2…に締結され、かつそれ自体は
他側で柵体1に接続される接続具6とを備えてお
り、接続具6と柵体1との接続部が支柱2の両側
の凹部22に入つて隠れるように構成するという
手段を講じたものである。
(実施例) 図面を参考に説明すると、個々の柵体1は筒状
の下貫11、任意の模様を有する1枚又は2枚以
上の鋳鉄製の腰板12及び頭貫13から成り、上
部の笠14と共に2本の支柱2,2間に連設され
る。腰板12は上下端部に複数の突起15,16
を有し、上下の貫11,13に形成された小穴1
7,18に嵌合させて保持される。尚、この例で
は各貫や支柱も鉄系の材質を使用しているが、こ
れに限定されるものではない。
固定手段の接続具6は腰板12より左右に突出
する上下の貫11,13の端部に嵌合し、止ねじ
19により止着して、柵体1に一体化されるもの
で、上下方向に突出した固定片20を有し、そこ
にボルト状の止軸5を挿通するための軸孔21が
形成されている。上部の笠14も同様の固定手段
を有しており、5′は笠止軸、6′は笠接続具、1
9′は止ねじ、20′は笠固定片、21′は軸孔で
あり、柵体1の固定手段と同一寸法で形成され互
換性を有する。なお、上下貫13,11及び笠1
4の端部は1端だけを緊締し、他端はねじ止めし
ないか或いは止ねじ19,19′を通す孔を長孔
19″とし、温度変化による伸縮に対応できるよ
うにする。
支柱2は前記2個の柵体1…側端を受け入れる
ため支柱2の両側方へ開いた上下方向の凹部2
2,22と、両凹部22,22を隔てかつそれら
のほぼ中間に介在する縦通壁23が設けられた横
断面略H字型を有し、両側の凹部22は、連設す
る柵体1及び笠14の接続具6,6′を収められ
る大きさを有する。境の縦通壁23の上下に縦長
の2個の貫通孔3,4が形成されており、前述し
た固定手段の止軸5が通過し反対側でナツト型の
締結具25により固定される。24はワツシヤを
示す。笠止軸5′も同様の貫通孔3′に挿通し、同
じ締結具25で止められる。止軸5,5′は長短
2種用意し、支柱2の左右に柵体1…を同じ高さ
で連設するときは長いものを用いて両側の固定片
20を共通に締結し(第7図)、段違いにすると
きは短いものを用いると良い(第6図)。縦長貫
通孔3,3′,4の長さは任意であり、長孔に代
えて多数の丸孔を上下に設けても良いが、例示の
長孔の場合柵体1の段違いの程度が自由に変えら
れる。なお、接続具6,6′の上下貫11,13
及び笠14と嵌合する筒部を長目に形成すると施
工時の誤差に対応し易い。
(考案の作用) 上記の構成によれば、支柱2の貫通孔3,4に
於て柵体取付け高さを必要に応じて設定し、その
高さで柵体1に取付けた接続具6を止軸5と締結
具25とを用いて支柱2に取付けることができ
る。このように1本の支柱で両側の柵体1,1を
順次連接できるが、これは支柱2が横断面略H字
型で、中の縦通壁23を中心に左右に対称的に接
続具6を取り付けられることによる。
柵体1は支柱2の両側のものを同じ高さにする
ときは双方の柵体1,1の2個の接続具6,6を
支柱2の両側に配して同じ止軸5で共通に締着す
る。これは支柱2が断面H型を有し、その縦通壁
23を貫通して貫通孔3,4が形成されているこ
とによる。
支柱2の両側で柵体1,1の高さを変えるきは
各柵体1,1を支柱2の両側で任意の高さにし、
その位置で止軸5により別々に締着する。その場
合左右の柵体1,1の高さは、第10図に示すよ
うに傾斜地の傾斜の度合に応じられる。この傾斜
に応じるのは、貫通孔3,4が上下に細長く、そ
の長さの範囲で上下に位置を変えられる構成によ
る。また笠14の取付も同様に行なうことができ
る。貫通孔3,4は2又は3箇所設けられ、縦通
壁23を部分的に貫通するに過ぎないため、支柱
2の強度を低下させるおそれも殆んどない。
(考案の効果) 従つて本考案によれば、柵体1…を1本の支柱
2…の左右に固定手段により連続的に組み立てら
れるので、必要最少限度の支柱2を用いて、最良
の施工結果を得ることができる効果を奏し、組み
立て時、止軸5を支柱上下方向の貫通孔3,4に
通して支柱1の両側に複数の柵体1…の連設が行
なえるので、水平直線状の柵、水平段違い状の
柵、傾斜段状の柵など変化に富んだ柵が形成でき
ると共に、組立て、補修が短期間で容易に実施で
きる。
特に本考案におよれば、水平乃至段状の柵が、
全く同じ構成、材料、手数、時間で構築できるこ
と、支柱の構造によつて接続部が外部から隠され
ること、その支柱2は横断面略H字型のもの1本
を柵体2間に必要とするだけであることなど、構
成を従来のものよりもさらに合理化することがで
き、かつまたそれより外観の良い金属柵が構築で
きるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る組立式金属柵の実施例を示
すもので、第1図は正面図、第2図は分解斜視
図、第3図は第1図A−A線断面図、第4図はそ
の部分拡大図、第5図は柵体連設部の側面方向の
拡大説明図、第6図は同じく正面方向から見た断
面図、第7図は横断面図、第8図、第9図、第1
0図は施工例3種の正面図である。 1……柵体、2……支柱、3,4……貫通孔、
5……止軸、6……接続具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 所定の大きさを有する枠板状の複数の柵体1
    …と、2個の柵体1…を立てて連設するため柵
    体1…側端を接続、固定する複数の支柱2…と
    から成り、各支柱2は、前記2個の柵体1…側
    端を受け入れるため支柱2の両側方へ開いた上
    下方向の凹部22,22と、両凹部22,22
    を隔てかつそれらのほぼ中間に介在する縦通壁
    23が設けられた横断面略H字型を有し、柵体
    1と支柱2…の固定手段として、支柱2の両側
    に於る柵体1,1を同じ高さで或は段状に連設
    するため、締結高さの選択が可能なように、前
    記縦通壁23の上下方向に細長くかつ縦通壁2
    3を貫通させた複数の貫通孔3,4…と、該貫
    通孔3,4…に通される着脱可能な支軸5によ
    つて支柱2…に締結され、かつそれ自体は他側
    で柵体1に接続される接続具6とを備えてお
    り、接続具6と柵体1との接続部が支柱2の両
    側の凹部22に入つて隠れるように構成された
    組立式金属柵。 (2) 接続具6によつて接続される柵体1は、連設
    方向の両端部に夫々接続具6と嵌合可能な嵌合
    口を有し、接続具6への嵌合により支柱2…の
    上下に間隔をおいて並設される杆状の上、下の
    貫11,13と、上下の貫11,13の間を埋
    める略板状の腰板12とからなり、腰板12の
    上下端部と上、下の貫11,13に相互に嵌合
    可能な突起15,16と小穴17,18が設け
    られた実用新案登録請求の範囲第1項記載の組
    立式金属柵。
JP1987184940U 1987-12-04 1987-12-04 Expired - Lifetime JPH0522593Y2 (ja)

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JPH0189560U JPH0189560U (ja) 1989-06-13
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JPS4532057Y1 (ja) * 1966-09-19 1970-12-08
JPS5012222U (ja) * 1973-05-28 1975-02-07
JPS5432847U (ja) * 1977-08-10 1979-03-03

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