JPH05225662A - テープカセット装填装置 - Google Patents
テープカセット装填装置Info
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- JPH05225662A JPH05225662A JP4057200A JP5720092A JPH05225662A JP H05225662 A JPH05225662 A JP H05225662A JP 4057200 A JP4057200 A JP 4057200A JP 5720092 A JP5720092 A JP 5720092A JP H05225662 A JPH05225662 A JP H05225662A
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- drive
- gear
- cassette
- frame
- loading device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 横方向の形状が中心線に対して左右対称で、
大きさもコンパクトにすることのできるフロント・ロー
ディング型カセット装填装置を提供すること。 【構成】 駆動モータを、カセット挿入口5の下部に設
けると共に、駆動モータからドライブギア9に伝達する
駆動力をフレーム1、2上のスライダー移動経路を通ら
ないようにしたこと。
大きさもコンパクトにすることのできるフロント・ロー
ディング型カセット装填装置を提供すること。 【構成】 駆動モータを、カセット挿入口5の下部に設
けると共に、駆動モータからドライブギア9に伝達する
駆動力をフレーム1、2上のスライダー移動経路を通ら
ないようにしたこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気記録再生装置の
テープカセット装填装置にかかり、更に詳しくはフロン
ト・ローディング型(Front Loading type)のテープカ
セット装填装置(以下、単に「カセット装填装置」とい
う)に関する。
テープカセット装填装置にかかり、更に詳しくはフロン
ト・ローディング型(Front Loading type)のテープカ
セット装填装置(以下、単に「カセット装填装置」とい
う)に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のカセット装填装置には、例え
ば、図9および図10に示す構成のものが知られてい
る。すなわち、メカニカルシャーシ(非図示)に立設し
た左右一対のフレーム1、2の一側下端にダウンガイド
3を固定し、さらに他方の上部に天板4を連結し、ダウ
ンガイド側に、テープカセット挿入口(以下「カセット
挿入口」と略称する。)5を設けた外枠6と、外枠内に
挿入されるカセットを収容し、フレーム1、2の内壁面
に沿ってカセットをガイドするスライダー7と、外枠6
の左右側面にそれぞれ配置した、スライダー7を移動さ
せる対のドライブ手段18と、ドライブ手段18に駆動
力を送る駆動モータ24と、駆動モータ24から片側の
ドライブ手段18に駆動力を伝達する手段23と、を有
する。
ば、図9および図10に示す構成のものが知られてい
る。すなわち、メカニカルシャーシ(非図示)に立設し
た左右一対のフレーム1、2の一側下端にダウンガイド
3を固定し、さらに他方の上部に天板4を連結し、ダウ
ンガイド側に、テープカセット挿入口(以下「カセット
挿入口」と略称する。)5を設けた外枠6と、外枠内に
挿入されるカセットを収容し、フレーム1、2の内壁面
に沿ってカセットをガイドするスライダー7と、外枠6
の左右側面にそれぞれ配置した、スライダー7を移動さ
せる対のドライブ手段18と、ドライブ手段18に駆動
力を送る駆動モータ24と、駆動モータ24から片側の
ドライブ手段18に駆動力を伝達する手段23と、を有
する。
【0003】前記対のフレーム1および2の壁面にはそ
れぞれ、図11に示す位置関係でL字状ガイド穴1a、
1bおよび2a、2bが形成されており、L字状ガイド
穴1a、1b間および2a、2b間に鉛直ガイド穴1c
および2cが形成されている。さらに、スライダー7の
後面側先端両側には、図9に示すように、挿入するカセ
ット28を受け止めるストッパ7aおよび7bが設けら
れ、ストッパ7a、7bの先端はカセット28の左右両
側をガイドするように曲げられている。また、スライダ
ー7の上部には、収容したカセット28を鉛直下方に押
圧するためのカセット押下バネ29が設けられている。
また、スライダー7の左右外側面には、フレーム1およ
びフィルム2のL字状ガイド穴1a(2a)、1b(2
b);鉛直ガイド穴1c(2c)と係合する位置関係お
よび寸法を有するガイド軸7c(7f)、7d(7
g)、7e(7h)が突設されている。ガイド軸7c、
7dおよび7f、7gは7e、7hよりも長寸に作られ
ており、フレーム1および2の外側に突出している。一
方、ガイド軸7eと7hの先端は、フレーム1および2
外側へ突出しないように、スライダー7の壁面からフレ
ーム1および2の外側面までの長さよりも若干短かめに
作られている。
れぞれ、図11に示す位置関係でL字状ガイド穴1a、
1bおよび2a、2bが形成されており、L字状ガイド
穴1a、1b間および2a、2b間に鉛直ガイド穴1c
および2cが形成されている。さらに、スライダー7の
後面側先端両側には、図9に示すように、挿入するカセ
ット28を受け止めるストッパ7aおよび7bが設けら
れ、ストッパ7a、7bの先端はカセット28の左右両
側をガイドするように曲げられている。また、スライダ
ー7の上部には、収容したカセット28を鉛直下方に押
圧するためのカセット押下バネ29が設けられている。
また、スライダー7の左右外側面には、フレーム1およ
びフィルム2のL字状ガイド穴1a(2a)、1b(2
b);鉛直ガイド穴1c(2c)と係合する位置関係お
よび寸法を有するガイド軸7c(7f)、7d(7
g)、7e(7h)が突設されている。ガイド軸7c、
7dおよび7f、7gは7e、7hよりも長寸に作られ
ており、フレーム1および2の外側に突出している。一
方、ガイド軸7eと7hの先端は、フレーム1および2
外側へ突出しないように、スライダー7の壁面からフレ
ーム1および2の外側面までの長さよりも若干短かめに
作られている。
【0004】さらに、上述したスライダー7は、外枠内
を前後に駆動するためのドライブ手段18として、図1
1から図14に示すように、片側のフレーム1の外側
に、スライダー7のガイド軸7c、7fと係合するU字
状開口部8aをもつ係合ガイド部材8を設けたドライブ
ギア9および10と、ドライブギア9および10にそれ
ぞれ回転自在に噛合する中間ギア11および12と、こ
の中間ギア11および12に歯合し、かつ、フレーム1
および2間に掛け渡したメインシャフト15の端部に回
転自在に固定され、互いに同期して回転するシンクロギ
ア13および14が設けられている。また、ドライブギ
ア9には例えば複動スプリング16によって複動連結し
たウォームホイール17を軸支したものを用いている。
さらに、上述した片方のドライブ手段18に駆動モータ
24の駆動力を伝達する手段27は、フレーム1の外側
に駆動モータ24の出力軸に固定したモータギア20に
歯合したウォームホイール21と、ウォームホイール2
1と反対側端部にウォームギア22を有するウォーム軸
23により構成されている。
を前後に駆動するためのドライブ手段18として、図1
1から図14に示すように、片側のフレーム1の外側
に、スライダー7のガイド軸7c、7fと係合するU字
状開口部8aをもつ係合ガイド部材8を設けたドライブ
ギア9および10と、ドライブギア9および10にそれ
ぞれ回転自在に噛合する中間ギア11および12と、こ
の中間ギア11および12に歯合し、かつ、フレーム1
および2間に掛け渡したメインシャフト15の端部に回
転自在に固定され、互いに同期して回転するシンクロギ
ア13および14が設けられている。また、ドライブギ
ア9には例えば複動スプリング16によって複動連結し
たウォームホイール17を軸支したものを用いている。
さらに、上述した片方のドライブ手段18に駆動モータ
24の駆動力を伝達する手段27は、フレーム1の外側
に駆動モータ24の出力軸に固定したモータギア20に
歯合したウォームホイール21と、ウォームホイール2
1と反対側端部にウォームギア22を有するウォーム軸
23により構成されている。
【0005】また、上述したフレーム1および2の間に
は、一般に、ドライブギア9の非回転状態では図示しな
いカムによって蓋アーム25が回転させられて開閉蓋2
6が開動するように構成されている。そして、ドライブ
ギア9の回転状態ではカムが蓋アーム25を押さない構
造になっているので、図示しない縮少バネにより開閉蓋
26は閉状態になる。図12に示すように、外枠のカセ
ット挿入口5からカセット28を挿入し、ストッパ7
a、7bに突き当るまで押し込んでスライダーを初期移
動態勢にする。
は、一般に、ドライブギア9の非回転状態では図示しな
いカムによって蓋アーム25が回転させられて開閉蓋2
6が開動するように構成されている。そして、ドライブ
ギア9の回転状態ではカムが蓋アーム25を押さない構
造になっているので、図示しない縮少バネにより開閉蓋
26は閉状態になる。図12に示すように、外枠のカセ
ット挿入口5からカセット28を挿入し、ストッパ7
a、7bに突き当るまで押し込んでスライダーを初期移
動態勢にする。
【0006】このようにして、スライダー7が初期移動
態勢に移ると、スライダーの左右側面のガイド軸7c
(7f)は、外枠6両側のドライブギア9および10に
取り付けられている係合ガイド部材8(8)のU字状開
口部8aにはまり、ドライブギア9(および10)に回
転トルクを与える。したがってウォームホイール17は
ウォームホイール22のギアと噛合しているため回転し
ないが、ウォームホイール17に複動連結しているドラ
イブギア9は、与えられた回転トルクによって複動スプ
リング16を伸ばしながら回転させられる。すると、ド
ライブギア9と対のドライブギア10も同期して回転す
るようになる。すなわち、フレーム1および2間に掛け
渡したメインシャフト15両側に設けたシンクロギア1
3、14は、ドライブギア9に歯合した中間ギア11お
よびドライブギア10に歯合した中間ギア12によりシ
ンクロギア13の回転と同期して回転するようになる。
すると、ドライブギア9および10の回転により、図示
しないスイッチレバーが移動し、自動装填動作「オン」
になり、駆動モータ24の駆動力は、モータギア20か
らウォームホイール21に伝達し、さらにウォーム軸2
3を介してウォームホイール22に伝達される。そして
ウォームホイール17からドライブギア9に回転トルク
が与えられる。そしてドライブギア9が回転すると、ド
ライブギア10もドライブギア9と同期して回転する。
態勢に移ると、スライダーの左右側面のガイド軸7c
(7f)は、外枠6両側のドライブギア9および10に
取り付けられている係合ガイド部材8(8)のU字状開
口部8aにはまり、ドライブギア9(および10)に回
転トルクを与える。したがってウォームホイール17は
ウォームホイール22のギアと噛合しているため回転し
ないが、ウォームホイール17に複動連結しているドラ
イブギア9は、与えられた回転トルクによって複動スプ
リング16を伸ばしながら回転させられる。すると、ド
ライブギア9と対のドライブギア10も同期して回転す
るようになる。すなわち、フレーム1および2間に掛け
渡したメインシャフト15両側に設けたシンクロギア1
3、14は、ドライブギア9に歯合した中間ギア11お
よびドライブギア10に歯合した中間ギア12によりシ
ンクロギア13の回転と同期して回転するようになる。
すると、ドライブギア9および10の回転により、図示
しないスイッチレバーが移動し、自動装填動作「オン」
になり、駆動モータ24の駆動力は、モータギア20か
らウォームホイール21に伝達し、さらにウォーム軸2
3を介してウォームホイール22に伝達される。そして
ウォームホイール17からドライブギア9に回転トルク
が与えられる。そしてドライブギア9が回転すると、ド
ライブギア10もドライブギア9と同期して回転する。
【0007】ドライブギア9、10が同期して回転する
と、左右の係合ガイド部材8、8も回転し、係合ガイド
部材8、8のU字開口部8a、8aに係合しているガイ
ド軸7c、7fは押圧され、スライダー7は外枠6の後
面方向へ移動し、ガイド軸7cがフレーム1上のガイド
穴1a、ガイド軸7dがガイド穴1b、ガイド軸7eが
鉛直ガイド穴1c、ガイド軸7fがガイド穴2a、ガイ
ド軸7gがガイド穴2b、ガイド軸7hが鉛直ガイド穴
2cにガイドされて移動するので、スライダー7は水平
移動の後、鉛直移動に移行する。
と、左右の係合ガイド部材8、8も回転し、係合ガイド
部材8、8のU字開口部8a、8aに係合しているガイ
ド軸7c、7fは押圧され、スライダー7は外枠6の後
面方向へ移動し、ガイド軸7cがフレーム1上のガイド
穴1a、ガイド軸7dがガイド穴1b、ガイド軸7eが
鉛直ガイド穴1c、ガイド軸7fがガイド穴2a、ガイ
ド軸7gがガイド穴2b、ガイド軸7hが鉛直ガイド穴
2cにガイドされて移動するので、スライダー7は水平
移動の後、鉛直移動に移行する。
【0008】図13は、スライダー7が水平移動から鉛
直移動に移行する過程で、蓋アーム25が、ドライブギ
ア9のカム(非図示)によって回転せしめられ、開閉蓋
26が開状態になる過程を示している。更に、この状態
(図13)の後もドライブギア9が回転すると、カム
(非図示)が蓋アーム25を押さなくなり、開閉蓋26
を閉方向に付勢している縮少バネ(非図示)のはたらき
により、図14に示すように、開閉蓋26は閉方向へ回
動し、蓋アーム25ももとの位置に戻る。さらに、スラ
イダー7の鉛直移動過程では、カセット28は事前の水
平移動中に開閉蓋26のロック(lock)状態は、ロック
解除され、カセット28の開閉蓋26を開動しながら鉛
直穴にガイドされて垂直に降下し、図14に示すように
メカニカルシャーシ(非図示)に設けたガイドピン(非
図示)上に装填される。カセット28の追い出し動作
は、上述した装填順序と反対の順序でカセット追い出し
が行われる。
直移動に移行する過程で、蓋アーム25が、ドライブギ
ア9のカム(非図示)によって回転せしめられ、開閉蓋
26が開状態になる過程を示している。更に、この状態
(図13)の後もドライブギア9が回転すると、カム
(非図示)が蓋アーム25を押さなくなり、開閉蓋26
を閉方向に付勢している縮少バネ(非図示)のはたらき
により、図14に示すように、開閉蓋26は閉方向へ回
動し、蓋アーム25ももとの位置に戻る。さらに、スラ
イダー7の鉛直移動過程では、カセット28は事前の水
平移動中に開閉蓋26のロック(lock)状態は、ロック
解除され、カセット28の開閉蓋26を開動しながら鉛
直穴にガイドされて垂直に降下し、図14に示すように
メカニカルシャーシ(非図示)に設けたガイドピン(非
図示)上に装填される。カセット28の追い出し動作
は、上述した装填順序と反対の順序でカセット追い出し
が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した従来
構造のカセット装填装置は、(イ)駆動モータから対の
ドライバ手段に駆動力を伝達する手段は、一方の側のド
ライブ手段のみであるから、カセット装填装置の横方向
は、左右が非対称に大きくなるばかりでなく、駆動モー
タがカセット装填装置のカセット挿入口の後面側に設け
られているから、駆動モータ設置側の寸法が大きくなる
という具合の悪い点があった。 (ロ)さらに、従来のカセット装填装置は、片方の外枠
フレームの外側のドライブ手段に複動機構を設けるた
め、(イ)の場合よりも片側の横方向寸法が大きくなる
ので、例えばビデオテープレコーダ(VTR)等にセッ
トする場合が大型になるという具合の悪い点があった。
そこで、この発明では、このような従来のカセット装填
装置の具合の悪い点を解消し、横方向寸法が左右対称
に、しかも小型化でき、外観をコンパクトにまとめるこ
とのできるカセット装填装置を提供しようとするもので
ある。
構造のカセット装填装置は、(イ)駆動モータから対の
ドライバ手段に駆動力を伝達する手段は、一方の側のド
ライブ手段のみであるから、カセット装填装置の横方向
は、左右が非対称に大きくなるばかりでなく、駆動モー
タがカセット装填装置のカセット挿入口の後面側に設け
られているから、駆動モータ設置側の寸法が大きくなる
という具合の悪い点があった。 (ロ)さらに、従来のカセット装填装置は、片方の外枠
フレームの外側のドライブ手段に複動機構を設けるた
め、(イ)の場合よりも片側の横方向寸法が大きくなる
ので、例えばビデオテープレコーダ(VTR)等にセッ
トする場合が大型になるという具合の悪い点があった。
そこで、この発明では、このような従来のカセット装填
装置の具合の悪い点を解消し、横方向寸法が左右対称
に、しかも小型化でき、外観をコンパクトにまとめるこ
とのできるカセット装填装置を提供しようとするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、この発明の請求項1では、図1に示すように、テー
プカセットを収容し、前後に移動可能のスライダー7
と、スライダー7を両側面から支持しかつ壁面に沿って
ガイドする対のフレーム1、2を備えた外枠6と、外枠
6の対のフレーム1、2側面にそれぞれ配置した対のド
ライブ手段18、19と、ドライブ手段18、19に駆
動力を供給する駆動モータ24と、駆動モータから一方
のドライブ手段18へ駆動力を伝達する手段27と、前
記対のフレーム1、2間に架設され、一のドライブ手段
18と他方のドライブ手段19とを同位相で回転させる
同期手段13、14と、を備えたテープカセット装填装
置において、駆動モータ24をカセット挿入口5下部に
設けるとともに、ドライブ手段18に駆動力を、フレー
ム1、2の内側を通して伝達する構成にした。
め、この発明の請求項1では、図1に示すように、テー
プカセットを収容し、前後に移動可能のスライダー7
と、スライダー7を両側面から支持しかつ壁面に沿って
ガイドする対のフレーム1、2を備えた外枠6と、外枠
6の対のフレーム1、2側面にそれぞれ配置した対のド
ライブ手段18、19と、ドライブ手段18、19に駆
動力を供給する駆動モータ24と、駆動モータから一方
のドライブ手段18へ駆動力を伝達する手段27と、前
記対のフレーム1、2間に架設され、一のドライブ手段
18と他方のドライブ手段19とを同位相で回転させる
同期手段13、14と、を備えたテープカセット装填装
置において、駆動モータ24をカセット挿入口5下部に
設けるとともに、ドライブ手段18に駆動力を、フレー
ム1、2の内側を通して伝達する構成にした。
【0011】また、請求項2はテープカセットを収容
し、前後に移動可能のスライダー7と、スライダー7を
両側面から支持しかつ壁面に沿ってガイドする対のフレ
ーム1、2を備えた外枠6と、外枠6の対のフレーム
1、2の外側面にそれぞれ配置した対のドライブ手段1
8、19と、外枠のカセット挿入口5下部に設けられ、
ドライブ手段18、19に駆動力をフレーム1の内側を
通してドライブ手段18に伝達すると共に、前記対のフ
レーム1、2間に架設され、一のドライブ手段18と他
方のドライブ手段19とを同位相で回転させる同期手段
13、14とを備えたテープカセット装填装置におい
て、一のドライブ手段と他方のドライブ手段19とを同
位相で回転させる同期手段13に複動手段33を設けた
ことを特徴とするものである。
し、前後に移動可能のスライダー7と、スライダー7を
両側面から支持しかつ壁面に沿ってガイドする対のフレ
ーム1、2を備えた外枠6と、外枠6の対のフレーム
1、2の外側面にそれぞれ配置した対のドライブ手段1
8、19と、外枠のカセット挿入口5下部に設けられ、
ドライブ手段18、19に駆動力をフレーム1の内側を
通してドライブ手段18に伝達すると共に、前記対のフ
レーム1、2間に架設され、一のドライブ手段18と他
方のドライブ手段19とを同位相で回転させる同期手段
13、14とを備えたテープカセット装填装置におい
て、一のドライブ手段と他方のドライブ手段19とを同
位相で回転させる同期手段13に複動手段33を設けた
ことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】以上のように、請求項1のカセット装填装置に
よれば、駆動モータが外枠のカセット挿入口下部に設け
るため、駆動モータに発生する駆動力は、フレームの内
側を通ってドライブ手段に伝達するため、フレーム上の
ガイド穴を通らない。また、装置の横幅寸法が小型で、
左右も対称に形成できる。また、請求項2のカセット装
填装置によれば、駆動モータを外枠のカセット挿入口下
部に設け、対のフレームに架設したメインシャフト上の
同期手段に複動手段を設けるから、フレーム上のガイド
穴を通らずにドライブ手段18、19に駆動モータの駆
動力を伝達することができる。
よれば、駆動モータが外枠のカセット挿入口下部に設け
るため、駆動モータに発生する駆動力は、フレームの内
側を通ってドライブ手段に伝達するため、フレーム上の
ガイド穴を通らない。また、装置の横幅寸法が小型で、
左右も対称に形成できる。また、請求項2のカセット装
填装置によれば、駆動モータを外枠のカセット挿入口下
部に設け、対のフレームに架設したメインシャフト上の
同期手段に複動手段を設けるから、フレーム上のガイド
穴を通らずにドライブ手段18、19に駆動モータの駆
動力を伝達することができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例について説明する。
図1〜図3は、それぞれ本実施例のテープカセット装填
装置40の概略構成を示す平面図、カセット挿入口側正
面図および右側面図(図1の)である。テープカセット
装填装置35は、従来のテープカセット装填装置と同じ
ように、メカニカルシャーシ(図示せず)に立設された
フレーム1とフレーム2が、上部が天板4aと4bによ
って固定され、さらにカセット挿入口5側下部両側にダ
ウンガイド3が固定されている。カセット挿入口5側
は、所定のカセットが挿入できる寸法に開口されてお
り、カセット挿入口5にはフレーム1、2の上部に設け
た回転軸を中心として回動可能の開閉蓋26が設けられ
ている。また、フレーム1および2には、L字状ガイド
穴1a(2a)、1b(2b)および鉛直穴1c(2
c)が設けられており、後述するスライダー7の左右側
面のガイド軸7a、7b、7cと係合し、ドライブギア
9、10の回転駆動に伴なって、ドライブギア9、10
の係合ガイド部材8、8によりフレーム内を前後に移動
する。
図1〜図3は、それぞれ本実施例のテープカセット装填
装置40の概略構成を示す平面図、カセット挿入口側正
面図および右側面図(図1の)である。テープカセット
装填装置35は、従来のテープカセット装填装置と同じ
ように、メカニカルシャーシ(図示せず)に立設された
フレーム1とフレーム2が、上部が天板4aと4bによ
って固定され、さらにカセット挿入口5側下部両側にダ
ウンガイド3が固定されている。カセット挿入口5側
は、所定のカセットが挿入できる寸法に開口されてお
り、カセット挿入口5にはフレーム1、2の上部に設け
た回転軸を中心として回動可能の開閉蓋26が設けられ
ている。また、フレーム1および2には、L字状ガイド
穴1a(2a)、1b(2b)および鉛直穴1c(2
c)が設けられており、後述するスライダー7の左右側
面のガイド軸7a、7b、7cと係合し、ドライブギア
9、10の回転駆動に伴なって、ドライブギア9、10
の係合ガイド部材8、8によりフレーム内を前後に移動
する。
【0014】スライダー7の駆動機構は、駆動モータ2
4と、カセット挿入口5下部に設けたモータユニット3
0の駆動モータ24とその駆動を減速する減速ギア31
と、複動ギア32を介してフレーム2の内側からドライ
ブ手段に伝達する構成になっている。ドライブ手段は、
フレーム1および2にそれぞれ、回転自在に軸支したド
ライブギア9および10とを有している。さらに、ドラ
イブギア9および10には、それぞれと歯合する中間ギ
ア11(12)が設けられている。また、中間ギア11
(12)はシンクロギア13(14)と歯合し、かつ、
フレーム1およびフレーム2間に架設したメインシャフ
ト15の両端に回転可能に固定され、一方のドライブギ
ア9と同期して他方のドライブギア10も回転するよう
に設けられている。シンクロギア13の内側には図8に
示すように複動ギア32と複動スプリング33が回転可
能に取り付けられており、モータユニット30の減速ギ
ア31が、前記複動ギア32と歯合するよう構成されて
いる。上述したモータユニット30は、フレーム1、2
のカセット挿入口5下部のフレーム1内側に取り付けら
れており、駆動モータ24と減速ギア31とから構成さ
れ、減速ギア31はフレーム1の内側に取り付けられて
いる。
4と、カセット挿入口5下部に設けたモータユニット3
0の駆動モータ24とその駆動を減速する減速ギア31
と、複動ギア32を介してフレーム2の内側からドライ
ブ手段に伝達する構成になっている。ドライブ手段は、
フレーム1および2にそれぞれ、回転自在に軸支したド
ライブギア9および10とを有している。さらに、ドラ
イブギア9および10には、それぞれと歯合する中間ギ
ア11(12)が設けられている。また、中間ギア11
(12)はシンクロギア13(14)と歯合し、かつ、
フレーム1およびフレーム2間に架設したメインシャフ
ト15の両端に回転可能に固定され、一方のドライブギ
ア9と同期して他方のドライブギア10も回転するよう
に設けられている。シンクロギア13の内側には図8に
示すように複動ギア32と複動スプリング33が回転可
能に取り付けられており、モータユニット30の減速ギ
ア31が、前記複動ギア32と歯合するよう構成されて
いる。上述したモータユニット30は、フレーム1、2
のカセット挿入口5下部のフレーム1内側に取り付けら
れており、駆動モータ24と減速ギア31とから構成さ
れ、減速ギア31はフレーム1の内側に取り付けられて
いる。
【0015】一方、フレーム2の上部にはカセット挿入
口5を開閉するための開閉蓋26が、設けられており、
メインシャフト15を回転中心として回転する蓋アーム
25により、回動自在に軸支されている。
口5を開閉するための開閉蓋26が、設けられており、
メインシャフト15を回転中心として回転する蓋アーム
25により、回動自在に軸支されている。
【0016】次に、図3〜図7を参照して本実施例のカ
セット装填装置35におけるカセット28の装填態様に
ついて説明する。図4に示すように、開閉蓋26を開状
態にしておいて、カセット挿入口5から挿入すべきカセ
ット28をフレーム内に押し込むと、従来のカセット装
填装置と同じようにスライダー7が初期移動して左右の
ドライブギア9、10に回転トルクが与える。一方、モ
ータユニット30の減速ギア31と複動ギア32は(図
8参照のこと)、駆動モータ24の停止トルクがあるた
め回転しないが、ドライブギア9がシンクロギア13と
複動ギア32を連結している複動スプリング33を伸ば
しながら回転すると同時に、従来構造のカセット装填装
置と同じように、ドライブギア10も同期して回転す
る。
セット装填装置35におけるカセット28の装填態様に
ついて説明する。図4に示すように、開閉蓋26を開状
態にしておいて、カセット挿入口5から挿入すべきカセ
ット28をフレーム内に押し込むと、従来のカセット装
填装置と同じようにスライダー7が初期移動して左右の
ドライブギア9、10に回転トルクが与える。一方、モ
ータユニット30の減速ギア31と複動ギア32は(図
8参照のこと)、駆動モータ24の停止トルクがあるた
め回転しないが、ドライブギア9がシンクロギア13と
複動ギア32を連結している複動スプリング33を伸ば
しながら回転すると同時に、従来構造のカセット装填装
置と同じように、ドライブギア10も同期して回転す
る。
【0017】かくして、ドライブギア9の回転に伴ない
スイッチレバー(図示せず)が「オン」になり、カセッ
ト28の自動装填が開始される。すなわち、駆動モータ
24が回転すると共に、当該駆動モータ24の回転はモ
ータユニット30で減速され、減速ギア31に伝達され
る。そして、減速ギア31の回転トルクは、図8に示す
ようにシンクロギア13へ伝達され、さらに、シンクロ
ギア13の回転は中間ギア11、中間ギア12、メイン
シャフト15を介してドライブギア9と中間ギア11に
伝達され、ドライブギア9と10は同期して回転する。
そして、ドライブギア9と10の回転により、従来のカ
セット装填装置と同じようにスライダー7は、ガイド穴
1a、1b、1c;2a、2b、2cに沿って水平移動
し、カセット28のカセットコンテナー蓋28aのロッ
クを解除して垂直移動に移る。すると、コンテナー蓋2
8aはオープンレバー(非図示)によって開けながら図
5に示す位置に降下する。
スイッチレバー(図示せず)が「オン」になり、カセッ
ト28の自動装填が開始される。すなわち、駆動モータ
24が回転すると共に、当該駆動モータ24の回転はモ
ータユニット30で減速され、減速ギア31に伝達され
る。そして、減速ギア31の回転トルクは、図8に示す
ようにシンクロギア13へ伝達され、さらに、シンクロ
ギア13の回転は中間ギア11、中間ギア12、メイン
シャフト15を介してドライブギア9と中間ギア11に
伝達され、ドライブギア9と10は同期して回転する。
そして、ドライブギア9と10の回転により、従来のカ
セット装填装置と同じようにスライダー7は、ガイド穴
1a、1b、1c;2a、2b、2cに沿って水平移動
し、カセット28のカセットコンテナー蓋28aのロッ
クを解除して垂直移動に移る。すると、コンテナー蓋2
8aはオープンレバー(非図示)によって開けながら図
5に示す位置に降下する。
【0018】図6、図7は、それぞれ図3、図4に示す
本実施例のカセット装填装置40の左側面図であるが、
スライダー7が水平移動から鉛直移動へ移る過程を示す
ものである。図6、図7に示すように、フレーム1、2
のカセット挿入口5側には、メインシャフト15と回転
するシンクロギア14と同期して回転する蓋アーム25
が設けられており、蓋アーム25上には弾性突部25a
が設けられており、さらに、フレーム2の蓋アーム25
の作動域には当接部2aが設けられている。フレーム1
と2間に回転可能に軸支された開閉蓋26は、、蓋スプ
リング(図示せず)により閉じる方向に付勢されてい
る。また、蓋アーム25は中間ギア12のカムにより、
ドライブギア9と10と同期をとって回転させられるた
めに開動する。この時、蓋アーム25に設けられた弾性
突部25aはフレーム2の当接部2dに当接し変形する
ことで、旧位置に戻る回転トルクを生じ、蓋アーム25
は、中間ギア12のカム12aによって回転させられる
ことがなくなる。そして、弾性突部25aの変形による
回転トルクにより蓋アーム25は閉じる方向に回転し、
弾性突部25aとフレーム2の当接部2aが当接しなく
なった時点で、開閉蓋26を閉方向に付勢している縮少
バネ(非図示)により戻され、図6に示す蓋アーム25
および開閉蓋26の状態に復帰する。なお、カセット2
8の追い出し動作は、上述した装填動作とは逆の順序に
より行われる。
本実施例のカセット装填装置40の左側面図であるが、
スライダー7が水平移動から鉛直移動へ移る過程を示す
ものである。図6、図7に示すように、フレーム1、2
のカセット挿入口5側には、メインシャフト15と回転
するシンクロギア14と同期して回転する蓋アーム25
が設けられており、蓋アーム25上には弾性突部25a
が設けられており、さらに、フレーム2の蓋アーム25
の作動域には当接部2aが設けられている。フレーム1
と2間に回転可能に軸支された開閉蓋26は、、蓋スプ
リング(図示せず)により閉じる方向に付勢されてい
る。また、蓋アーム25は中間ギア12のカムにより、
ドライブギア9と10と同期をとって回転させられるた
めに開動する。この時、蓋アーム25に設けられた弾性
突部25aはフレーム2の当接部2dに当接し変形する
ことで、旧位置に戻る回転トルクを生じ、蓋アーム25
は、中間ギア12のカム12aによって回転させられる
ことがなくなる。そして、弾性突部25aの変形による
回転トルクにより蓋アーム25は閉じる方向に回転し、
弾性突部25aとフレーム2の当接部2aが当接しなく
なった時点で、開閉蓋26を閉方向に付勢している縮少
バネ(非図示)により戻され、図6に示す蓋アーム25
および開閉蓋26の状態に復帰する。なお、カセット2
8の追い出し動作は、上述した装填動作とは逆の順序に
より行われる。
【0019】本実施例のカセット装填装置によれば、駆
動モータの駆動力は、減速ギア、および複動ギア、シン
クロギア、中間ギアを介して片方のドライブギアに伝達
できる。このため、従来のカセット装填装置のようにフ
レームのL字状ガイド穴および鉛直ガイド穴を通らずに
ドライブギアに伝達できる。したがって、駆動モータの
伝達機構をフレームの幅方向外側に設ける必要がないの
で、横幅が小さく、左右の対称性のよいカセット装填装
置とすることができる。さらに、本実施例のカセット装
填装置は、フレーム2側に、開閉蓋26の開閉を行う蓋
アーム25がメインシャフト15を回転中心として回転
可能に軸支されているから、従来のカセット装填装置に
比べ、装置の左右の対称性がよい。
動モータの駆動力は、減速ギア、および複動ギア、シン
クロギア、中間ギアを介して片方のドライブギアに伝達
できる。このため、従来のカセット装填装置のようにフ
レームのL字状ガイド穴および鉛直ガイド穴を通らずに
ドライブギアに伝達できる。したがって、駆動モータの
伝達機構をフレームの幅方向外側に設ける必要がないの
で、横幅が小さく、左右の対称性のよいカセット装填装
置とすることができる。さらに、本実施例のカセット装
填装置は、フレーム2側に、開閉蓋26の開閉を行う蓋
アーム25がメインシャフト15を回転中心として回転
可能に軸支されているから、従来のカセット装填装置に
比べ、装置の左右の対称性がよい。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、磁気記録再生装置のカセット装填装置のサイ
ズ、殊に横幅方向をコンパクトにすることができる。ま
た、カセットの中心線から左右の寸法もほぼ同一寸法に
することができるため、より小型の磁気記録再生装置を
提供することができる。
によれば、磁気記録再生装置のカセット装填装置のサイ
ズ、殊に横幅方向をコンパクトにすることができる。ま
た、カセットの中心線から左右の寸法もほぼ同一寸法に
することができるため、より小型の磁気記録再生装置を
提供することができる。
【図1】本発明の実施例にかかるカセット装填装置の平
面図である。
面図である。
【図2】図1のカセット挿入口側の正面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】実施例のカセット装填装置に対するカセット挿
入時の状態を示す図1の右側面図である。
入時の状態を示す図1の右側面図である。
【図5】図4に示すカセット装填装置中のカセット垂直
降下状態を示す側面図である。
降下状態を示す側面図である。
【図6】図1の左側面図である。
【図7】実施例のカセット装填装置に対するカセット挿
入・移動途中の状態を示す左側面図である。
入・移動途中の状態を示す左側面図である。
【図8】図4の要部拡大図である。
【図9】従来のカセット装填装置の平面図である。
【図10】図9のカセット挿入口正面図である。
【図11】図9に示すカセット装填装置の右側面図であ
る。
る。
【図12】図9のカセット装填装置に対するカセット挿
入時の状態を示す右側面図である。
入時の状態を示す右側面図である。
【図13】図12における挿入カセットの水平移動終了
状態を示す右側面図である。
状態を示す右側面図である。
【図14】図13における挿入カセットの垂直移動終了
状態を示す右側面図である。
状態を示す右側面図である。
1 フレーム(右) 2 フレーム(左) 3 ダウンガイド 4 天板 5 カセット挿入口 7 スライダー 8 係合ガイド部材 9 ドライブギア(右) 10 ドライブギア(左) 13 シンクロギア(右) 14 シンクロギア(左) 15 メインシャフト 16 複動スプリング(ドライブギア9側の) 20 モータギア 23 ウォーム軸 24 駆動モータ 25 蓋アーム 26 (カセット挿入口の)開閉蓋 28 カセット 29 押下スプリング 30 モータユニット 31 減速ギア 32 複動ギア 33 複動スプリング(シンクロギア13側の) 35 実施例にかかるカセット装填装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、この発明の請求項1は、図1に示すように、テープ
カセットを収容し、前後に移動可能のスライダー7と、
スライダー7を両側面から支持し、かつ壁面に沿ってガ
イドする対のフレーム1、2を備えた外枠6と、外枠6
の対のフレーム1、2側面にそれぞれ配置した対のドラ
イブ手段18、19と、ドライブ手段18、19に駆動
力を供給する駆動モータ24と、駆動モータから一方の
ドライブ手段18へ駆動力を伝達する手段27と、前記
対のフレーム1、2間に架設され、一のドライブ手段1
8と他方のドライブ手段19とを同位相で回転させる同
期手段13、14と、を備えたテープカセット装填装置
において、駆動モータ24をカセット挿入口5下部に設
けるとともに、ドライブ手段18に駆動力を伝達する構
成にした。
め、この発明の請求項1は、図1に示すように、テープ
カセットを収容し、前後に移動可能のスライダー7と、
スライダー7を両側面から支持し、かつ壁面に沿ってガ
イドする対のフレーム1、2を備えた外枠6と、外枠6
の対のフレーム1、2側面にそれぞれ配置した対のドラ
イブ手段18、19と、ドライブ手段18、19に駆動
力を供給する駆動モータ24と、駆動モータから一方の
ドライブ手段18へ駆動力を伝達する手段27と、前記
対のフレーム1、2間に架設され、一のドライブ手段1
8と他方のドライブ手段19とを同位相で回転させる同
期手段13、14と、を備えたテープカセット装填装置
において、駆動モータ24をカセット挿入口5下部に設
けるとともに、ドライブ手段18に駆動力を伝達する構
成にした。
Claims (2)
- 【請求項1】 テープカセットを収容し、前後に移動可
能のスライダーと、 スライダーを両側面から支持しかつ壁面に沿ってガイド
する対のフレームを備えた外枠と、 外枠の対のフレーム側面にそれぞれ配置した対のドライ
ブ手段と、 ドライブ手段に駆動力を供給する駆動モータと、 駆動モータから一のドライブ手段へ駆動力を伝達する手
段と、 前記対のフレーム間に架設され、一のドライブ手段と他
方のドライブ手段とを同位相で回転させる同期手段と、
を備えたテープカセット装填装置において、 駆動モータをカセット挿入口下部に設けるとともに、ド
ライブ手段に駆動力を、フレームの内側を通して伝達す
ることを特徴とするテープカセット装填装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のテープカセット装填装
置において、 一のドライブ手段と他方のドライブ手段の回転力とを同
位相で回転させる同期手段に、複動手段を設けたことを
特徴とするテープカセット装填装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4057200A JP2788688B2 (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | テープカセット装填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4057200A JP2788688B2 (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | テープカセット装填装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05225662A true JPH05225662A (ja) | 1993-09-03 |
JP2788688B2 JP2788688B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=13048856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4057200A Expired - Lifetime JP2788688B2 (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | テープカセット装填装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2788688B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008130217A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-05 | Sony Corp | スレッドモータおよび再生装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59188864A (ja) * | 1983-04-11 | 1984-10-26 | Hitachi Ltd | カセツト移送装置 |
JPH0210559A (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-16 | Sharp Corp | カセット装填機構 |
-
1992
- 1992-02-12 JP JP4057200A patent/JP2788688B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59188864A (ja) * | 1983-04-11 | 1984-10-26 | Hitachi Ltd | カセツト移送装置 |
JPH0210559A (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-16 | Sharp Corp | カセット装填機構 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008130217A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-05 | Sony Corp | スレッドモータおよび再生装置 |
US8127320B2 (en) | 2006-11-27 | 2012-02-28 | Sony Corporation | Thread motor and playback device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2788688B2 (ja) | 1998-08-20 |
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