JPH0320922Y2 - - Google Patents

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JPH0320922Y2
JPH0320922Y2 JP1070185U JP1070185U JPH0320922Y2 JP H0320922 Y2 JPH0320922 Y2 JP H0320922Y2 JP 1070185 U JP1070185 U JP 1070185U JP 1070185 U JP1070185 U JP 1070185U JP H0320922 Y2 JPH0320922 Y2 JP H0320922Y2
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housing
tape cassette
gear
guide groove
arm
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はテープカセツト自動装着装置に関す
る。
従来の技術 テープカセツト自動装着装置は、挿入されたテ
ープカセツトを収納したハウジングを略水平姿勢
を保つたまゝ最初に水平方向に続いて下方向移動
させる構成である。ハウジングをこのように移動
させる機構としては、ハウジングの両側面に夫々
三個のローラを設け、各ローラを側板の対応する
L字状のガイド溝に嵌合させて案内させる構成、
或いにハウジングの両側面に夫々一個のローラを
設け、各ローラを側板の対応するL字状のガイド
溝に嵌合案内させてハウジングの移動路を定め、
ハウジングの姿勢については、一方の側板に上下
動可能にガイド部材を設け、このガイド部材の水
平方向案内溝にハウジングの側板の一対のローラ
を嵌合させて規制する構成がある。本考案は後者
の構成の機構の改良に係るものである。
考案が解決しようとする問題点 従来の上記後者の構成の機構は、ハウジングの
側面に、ガイド部材の案内溝に嵌合する部材とし
て、ローラを特別に取付けてなる構造であり、部
品点数が多くなり、それだけコスト高であるとい
う問題点があつた。
本考案は上記問題点を解決したテープカセツト
装着装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案は、プレス成形してなるハウジングの側
板を曲げ形成する際に曲げられずに残された曲げ
残し部を上記ローラの代わりに利用し、これをガ
イド部材の案内溝に嵌合させてなる構成としたも
のである。
実施例 次に本考案になるテープカセツト自動装着装置
の一実施例について説明する。
第1図乃至第3図は夫々本考案になるテープカ
セツト自動装着装置1の平面図,正面図,側面図
である。この装置1は各図中二点鎖線で示すビデ
オテープレコーダ2内に各図に示すように組込ま
れている。
装置1は、大略、両側の垂立した側板3,4
と、この間に移動可能に支持されたハウジング5
と、ハウジング5を第4図Aに示すカセツト挿入
位置より同図Bに示す位置を経て同図Cに示すカ
セツト装着位置へ移動させるハウジング移動機構
とよりなる。ハウジング移動機構は後述するよう
にウオームギヤ機構は使用せずに専ら複数の平歯
車を組合わせてなる構成である。
ハウジング5は、第5図に示すように、板金を
略U字状にプレス成形してなるものであり、テー
プカセツト支持板部5aとこの両側の垂立板部5
b,5cとよりなる。5d,5eは垂立板部5c
を折り曲げて形成する際に折り曲げられずに残さ
れた本考案の要部をなす曲げ残し部であり、ハウ
ジング5より左方に突出している。なお、曲げ残
し部5d,5eは、夫々外側を折り畳み部5d−
,5e−1,対向内側を傾斜部5d−2,5e−2
とされ、後述するガイド溝に沿つて引つ掛かるこ
となくスムーズに移動しうる「橇」形状としてあ
る。このハウジング5は、第1には垂立板部5
b,5c上のローラ6,7が夫々対向する側板
3,4のL字状のガイド溝3a,4aに嵌合し、
第2には曲げ残し部5d,5eがガイド部材8の
ガイド溝8aに嵌合した状態で支持されている。
ガイド部材8は、三個のローラ9,10,11
を、側板4の略垂直方向に延在するガイド溝4
b,4c,4dに嵌合して、略水平状態のまゝ上
下動するように、側板4の内側に設けてある。従
つて、ハウジング5は、第4図A乃至Cに示すよ
うに、曲げ残し部5d,5eをガイド溝8aに案
内されて略水平の姿勢を保ちつゝ、ガイド溝3
a,4aに案内されて略L字状に移動しうる。
こゝで、第4図に示すように、上記のL字状の
ガイド溝3a,4aのうち水平方向に延在する部
分は、水平の基準面に対して上方に角度θ傾斜し
ており、これに対応して、上昇位置のガイド部材
8もガイド溝8aが水平面に対して上方に同じく
角度θ傾斜した状態にある。従つて、ハウジング
5は、第4図Aのテープカセツト挿入位置より装
置の奥方に移動するとき、角度θで上昇するよう
に斜めに移動する。即ちハウジング5は移動して
高さをかせぎ、最終的にはキヤプスタンを乗り越
える高さH1となる。これにより、テープカセツ
ト挿入位置においてハウジング5はH1より低い
高さH2にあり、第2図に示すように、ビデオテ
ープレコーダ2のテープカセツト挿入口2aもハ
ウジングが水平移動する場合より上記の上昇分低
い位置となり、挿入口2aと天板2bとの間の額
部分2cの幅がwと広くなり、ビデオテープレコ
ーダ2は正面よりみてより安定した感じとなる。
ハウジング5は、高さH1に到つた後、ガイド
部材8と共に垂直に下降する。ガイド部材8は下
降中に上記傾斜を補正され下降を完了した状態で
は、第4図Cに示すようにガイド溝8aが水平方
向に延在する状態となる。従つて、ハウジング5
は、高さH3のテープカセツト装着位置では、水
平状態となる。
ハウジング移動機構は、第6図乃至第8図に併
せて示すように、側板3の内側に取付けられたモ
ータ20と、モータ20との間でベルト21が掛
け渡されたプーリ部22aとギヤ部22bとより
なるギヤ22と、ギヤ部22bと噛合した大径ギ
ヤ部23aとカム23bと小径ギヤ部23cとよ
りなるギヤ23と、小径ギヤ部23cと噛合した
ギヤ24と、ギヤ24に対して引張コイルばね2
5により連結されており、ギヤ24と略一体的に
回動し、上記ローラ6と係合したフオーク部を有
するフオーク状アーム26と、ギヤ24と噛合し
ており、側板3,4間に横架された連結軸27の
一端に固定されたギヤ28と、連結軸27の他端
に固定されたギヤ29と、ギヤ29と噛合したギ
ヤ30と、ギヤ30に対して引張コイルばね31
により連結されており、ギヤ30と略一体的に回
動し、上記ローラ7と係合したフオーク部を有す
るフオーク状アーム32とよりなる。
なお、ギヤ22,23は夫々側板3にねじ止め
してあるブラケツト33上の軸34,35に、ギ
ヤ24は側板3上の軸36に、ギヤ30は側板4
上の軸37に軸承してある。またギヤ28,29
は同径、ギヤ24,35も同径であり、アーム2
6,32は同期して回動する。
こゝで、モータ20は側板3の内側に配され、
ギヤ22,23,24,28は、側板3とブラケ
ツト33との間に偏平なスペース38内に組込ま
れており、ギヤ9,30も側板4に接近して配さ
れているため、ハウジング移動機構の側板3,4
より外側に突き出した寸法は小さい。従つて、装
置1は従来に比べて横幅寸法Lが短い構造とな
り、これが組込まれるビデオテープレコーダを更
に小型化することが可能となる。
次に上記構成の装置1の動作について説明す
る。
テープカセツト挿入前には、装置1は第1図乃
至第3図,第4図A,第6図,第8図乃び第10
図Aに示す状態にある。即ち、アーム26は第6
図中反時計方向,アーム32は第8図中時計方向
に回動しており、ハウジング5はテープカセツト
挿入位置に位置している。また、ギヤ24,30
は、夫々欠歯部24a,30aがギヤ28,29
に対向する状態にある。
操作者は第6図及び第8図中二点鎖線で示すよ
うにテープカセツト40を挿入口2aを通して矢
印X方向に挿入する。40は、扉41を押し開け
て、第4図Aに示すように先端がラグ5f,5g
に当接する最終位置までハウジング5内に挿入さ
れる。こゝで、ハウジング移動機構は、上記のよ
うに、ロツク機能を有するとウオームギヤ機構を
有さず、平歯車列で構成されているため、ハウジ
ング5は押されるモータ20を強制的に回動させ
て移動しうる状態にある。このため、テープカセ
ツト40を更に押し込むとハウジング5が矢印X
方向に移動され、アーム26,32、ギヤ24,
30等が回動し、ギヤ24の第1のピン部24b
がスイツチ42より離れスイツチ24が切り換わ
り、モータ20が始動して正転する。
モータ20の回転は、ベルト21,ギヤ22,
ギヤ23を介してギヤ24に伝達され、更には、
ギヤ28,29を介してギヤ30に伝達され、両
側のアーム26,32が第6図中時計方向、第8
図中反時計方向に回動する。ハウジング5はロー
ラ6,7を夫々アーム26,32により係止され
つゝ、テープカセツト40と共に、前記のように
略L字状に移動して、テープカセツト装着位置に
到る。ハウジング移動機構は、第7図及び第9図
に示す状態となり、後述するように逆転不可能に
ロツクされ、テープカセツト40は、上面の左右
側を押圧レバー43,44の押圧部43a,44
aにより下方に押圧された状態で、リールが対応
するリール軸(共に図示せず)に嵌合した状態で
装着される。押圧レバー43,44は、夫々ハウ
ジングの垂立板部5b,5c上のピン45,46
に支承されており、ばね47,48により回動付
勢されている。なお、ギヤ24は最初の状態より
略半回転しており、第2のピン部24cによりス
イツチ42が切り換わり、モータ20は停止す
る。
なお、テープカセツト挿入位置にあるハウジン
グ5は押されると矢印X方向に移動しうる状態に
あるため、テープカセツト40を勢いよく挿入し
たような場合にもハウジング5が押されて移動す
ることにより、従来のような「ガツン」といつた
衝撃は発生せず、テープカセツト40等を傷める
おそれは無くなり、且つ操作感触も向上する。即
ち、操斎者によるテープカセツト40の挿入力の
バラツキが吸収され、テープカセツトの手動によ
る挿入段階より自動による挿入段階への移行がス
ムーズに行なわれる。
一方、テープカセツト挿入位置にあるハウジン
グ5は上記のように移動しうる状態にあるが、テ
ープカセツト40がハウジング5内に最終位置ま
で挿入される途中でハウジング5が移動し、装置
1が動作を開始し、テープカセツト40を残して
ハウジング5が空のまゝ移動を開始してしまう危
険を持ち合わせている。これに対しては、装置1
には以下に述べるような対策が施してある。
第1には、テープカセツト40の挿入過程でハ
ウジング5に矢印X方向の力が作用しないように
構成してある。即ち、押圧レバー43,44は
夫々腕部43b,44bを夫々側板3,4の頂部
の第1の張り出し部49,50の下面に係止され
てばね47,48による回動を制限されており、
押圧部43a,44aはハウジング5の支持板部
5aより寸法A(テープカセツト40の厚さTよ
り多少大)離れた高さ位置にある。このため、テ
ープカセツト40は押圧部43a,44aを擦る
ことなく、押圧部43a,44aに対して非接触
状態で、即ちハウジング5に矢印X方向の力を作
用させずに、ハウジング5内に挿入される。
第2には、上記の腕部43b,44bが第1の
張り出し部49,50の下面にばね47,48の
ばね力により押し当たつて一種の制動機構を構成
している。この制動機構は矢印X方向に移動する
ようにするハウジング5に対して制動力を付与す
る。
第3には、ローラ6,7が夫々ガイド溝3a,
4aの水平部の端の下方への切欠凹部3a−1
4a−1内に嵌入している。これにより、ハウジ
ング5が矢印X方向に移動を開始するには、ロー
ラ6,7が切欠凹部3a−1,4a−1より抜け出
す必要がある。従つて、ハウジング5は、移動開
始時に一時的に比較的大なる力を必要とする状態
で支持されている。
上記のように、ハウジング5は容易には移動し
ない状態でテープカセツト挿入位置に保持され、
しかも、テープカセツト40はハウジング5に矢
印X方向の力を作用させずにハウジング5内に挿
入されるため、テープカセツト40が挿入する過
程ではハウジング5はテープカセツト挿入位置に
保持され、テープカセツト40はハウジング5内
に最終位置まで確実に挿入され、この後ハウジン
グ5がラグ5f,5gを押されることにより移動
を開始することになり、前記の危険性は解消され
る。
なお、たとえハウジング5が空のまゝで移動し
たとしても、ハウジング5の移動は途中で停止さ
れ、ハウジング5は元のテープカセツト挿入位置
に戻される。即ち、ハウジング5が空のまゝで移
動を開始し、腕部43b,44bが第1の張り出
し部49,50より外れると、押圧レバー43,
44はばね47,48により回動し、腕部43
b,44bが上昇して、側板3,4の頂部の第2
の張り出し部51,52に対向する。このため、
ハウジング5が移動を開始すると直ちに腕部43
b,44bの先端が第2の張り出し部51,52
に衝突してハウジング5は矢印X方向への移動を
制限され、モータ20の負荷は急増する。検知手
段(図示せず)がモータ20の負荷の急増を検知
すると、モータ20が停止更には逆転され、ハウ
ジング5は元のテープカセツト挿入位置に戻され
る。
また、ハウジング移動機構は平歯車を組合わせ
てなる構成であるため、テープカセツト40が装
着された状態で、平歯車を逆転不可能にロツクす
る必要がある。以下このロツク機構53について
特に、第10図A乃至Cを参照して説明する。
第10図Aはハウジング5がテープカセツト挿
入位置にあるときの状態を示す。略扇形状のカム
23bとこれが係止するギヤ24上のロツクピン
24dとは同図に示す位置関係にある。カム23
bが反時計方向に回動し、ギヤ24が時計方向に
回動することにより、テープカセツト装着動作が
開始される。こゝで、ギヤ部23cとギヤ24と
の歯車比は、ロツクピン部24dがカム23bの
側面23b−1に衝突せずにこの側面23b−1
を移動し、このロツクピン部24dを追いかける
ようにカム23bが回動するように定めてある。
ギヤ24と一体的に回動するアーム26により
ローラ6が移動されてガイド溝3aの垂直部の下
端に到つた際、ロツク機構53は第10図Bに示
す状態となる。即ち、欠歯部24aの始端がギヤ
23cに対向し、カム23bの傾斜した第1のカ
ム面23b−2がロツクピン部24に対向する。
ギヤ部23c及びカム23bは更に反時計方向に
回動す。このとき、ロツクピン部24dが第1の
カム面23b-2により押されて、ギヤ24がばね
25を引張しつゝアーム26とは独立に時計方向
に回動する。最終的には、第10図Cに示すよう
に、第1のカム面23b−2に引き続く第2のカ
ム面23b−3がロツクピン部24dを係止し、
欠歯部24aがギヤ部23cに対向し、ギヤ24
は引張したばね25のばね力により反時計方向に
回動付勢された状態となる。このときロツクピン
部24dは、ロツクピン部24dと軸36とを結
ぶ線分Mと、ロツクピン部24dと軸35とを結
ぶ線分Nとが略直交する幾何学的関係となる位置
にある。このため、ロツクピン部24dはカム2
3bを矢印Fで示すように略軸35を向く方向に
押圧するため、カム23b,即ちギヤ23には回
動力は生じない。これにより、ギヤ24はロツク
ピン部24dを第2のカム面23b−3により係
止されて反時計方向回動を阻止されてロツクされ
た状態となる。
こゝで、ギヤ24は、ロツク専用の部材を使用
しないでロツクされているため、ロツク機構53
のコストは安価となる。
アーム26は引張したばね25により、第7図
乃び第10図C中時計方向に回動付勢され、反対
側のアーム32は引張したばね31により第9図
中反時計方向に回動付勢され、ハウジング5は左
右のローラ6,7をアーム26,32により係止
されてテープカセツト装着位置にロツクされる。
また、テープカセツト40が装着されている状
態でイジエクト操作すると、モータ20が逆転
し、ハウジング移動機構が上記のテープカセツト
装着動作時とは逆方向に動作し、ハウジング5は
最初に上昇し次いで水平方向に移動してテープカ
セツト挿入位置に戻り、テープカセツト40がイ
ジエクトされる。
次に、扉41に関連する機構について説明す
る。
扉41は、第1図及び第2図に示すように、上
側の両端側の軸部41a,41bを夫々側板3,
4に軸承されて設けてある。
第6図及び第7図中、60は係止レバーであ
り、、ピン61に軸承されて、ギヤ28の近傍に
配してある。ギヤ28には係止レバー60に作用
する突起28aが設けてある。ギヤ28の歯数
は、上記のテープカセツト装着動作時に約3/4回
転するように定めてある。
第6図に示すようにハウジング5がテープカセ
ツト挿入位置にあるときには、係止レバー60は
同図に示す回動位置にあり、その先端部60aは
扉41の下端の開蓋時における軌跡62より外れ
た位置にあり、扉41は開蓋しうる状態にあり、
テープカセツト40は扉41を押し開いて自由に
挿入される。
第7図に示すようにハウジング5がテープカセ
ツト装着位置にあるときは、係止レバー60は突
起28aに係止されて時計方向に回動した回動位
置にあり、その先端部60aは軌跡62と交差す
る位置にあり、扉41は先端部60aに当接して
開蓋を制限される状態にある。このため、テープ
カセツト40が既に装着されている状態で別のテ
ープカセツトを装着しようとしてテープカセツト
を挿入口2aを通して挿入しようとしても、扉4
1が開蓋せず、テープカセツトの挿入は阻止さ
れ、テープカセツトの所謂二重装着が防止され
る。
また、第8図及び第9図中、63は開蓋レバー
であり、軸27に軸承されており、一方の腕部6
3aは扉41の側方まで延在しており、この腕部
63aの先端はピン64が設けてあり、他方の腕
部63bはギヤ30のピン部30bにより作用さ
れるようにギヤ30の内側面に沿つて延在してい
る。
テープカセツト装着動作が開始されると、反時
計方向に回動するギヤ30のピン部30bが腕部
63bを押し開蓋レバー63が第9図中二点鎖線
で示すように反時計方向に回動し、扉41はピン
64により係止されて開蓋状態とされる。テープ
カセツト40が装着されると、ピン部30bが腕
部63bより外れ、レバー63は回動復帰し、扉
41が閉じる。またテープカセツトイジエクト動
作が開始されると、第9図に示す状態より時計方
向に回動するギヤ30のピン部30bが腕部63
bを押しレバー63が同図中二点鎖線で示すよう
に反時計方向に回動し、扉41はピン63に係止
されて開蓋される。なお、イジエクト動作が開始
すると直ちに係止レバー60が第7図中反時計方
向に回動し、先端部60aが軌跡62より退避
し、扉41はレバー60に係止されずに回動して
開蓋する。ハウジング5がテープカセツト挿入位
置に戻るとピン部30bが腕部63bより外れ、
レバー63は回動復帰する。扉41は、テープカ
セツト40の上面に係止されており、テープカセ
ツト40がハウジング5より引き出されると、閉
じる。
考案の効果 上述の如く、本考案のテープカセツト自動装着
装置によれば、ハウジングをプレス成形するとき
に折曲されずに残つた曲げ残し部を従来のローラ
の代わりにガイド部材の案内溝に嵌合させてなる
構成であるため、ローラが不要となり、部品点数
の削減を図り得、その分コストダウンを図り得る
という特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図,第3図は夫々本考案になるテ
ープカセツト自動装着装置の一実施例の平面図,
正面図,側面図、第4図A,B,Cは夫々第1図
乃至第3図に示す装置のテープカセツト装着動作
前,動作途中,動作完了後の状態を概略的に示す
図、第5図はハウジングの形状及び支持状態を概
略的に示す図、第6図及び第7図は夫々第1図乃
至第3図の装置の右側面側のハウジング移動機構
の動作前及び動作完了後の状態を示す図、第8図
及び第9図は夫々第1図乃至第3図の装置の左側
面側のハウジング移動機構の動作前及び動作完了
後の状態を示す図、第10図A,B,Cは夫々ハ
ウジング移動機構の動作を説明する図である。 1……テープカセツト自動装着装置、2……ビ
デオテープレコーダ、3,4……側板、3a,4
a……ガイド溝、5……ハウジング、5a……支
持板部、5b,5c……垂立板部、5d,5e…
…曲げ残し部、5d−1,5e−1……折り畳み
部、5d−2,5e−2……傾斜部、6,7……ロ
ーラ、8……ガイド部材、8a……ガイド溝、2
0……モータ、26,32……フオーク状アー
ム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 挿入されたテープカセツトを収納するハウジン
    グの略水平方向の移動を案内すると共に該ハウジ
    ングを略水平に支持する案内溝を有し、テープカ
    セツト装着動作の後半において下降するガイド部
    材を設けてなり、該ハウジングを該テープカセツ
    トが挿入される挿入位置より該テープカセツトが
    装着される装着位置へ略L字状に移動させて該テ
    ープカセツトを自動的に装着する装置において、
    プレス成形してなる該ハウジングの曲げ残し部を
    上記案内溝に嵌合しうる形状とし、該ハウジング
    が該ハウジングの一部である上記曲げ残し部によ
    り該案内溝に案内されて支持された構成のテープ
    カセツト自動装着装置。
JP1070185U 1985-01-29 1985-01-29 Expired JPH0320922Y2 (ja)

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