JPH0522462A - 信号中継伝送方式 - Google Patents

信号中継伝送方式

Info

Publication number
JPH0522462A
JPH0522462A JP20236791A JP20236791A JPH0522462A JP H0522462 A JPH0522462 A JP H0522462A JP 20236791 A JP20236791 A JP 20236791A JP 20236791 A JP20236791 A JP 20236791A JP H0522462 A JPH0522462 A JP H0522462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
selector
exchange
modem
discrimination information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20236791A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Shimizu
浩利 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP20236791A priority Critical patent/JPH0522462A/ja
Publication of JPH0522462A publication Critical patent/JPH0522462A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ディジタル音声を低ビットレート
に圧縮し伝送する時分割多重化装置などに使用して好適
な信号中継伝送方式に関し、FAX信号を中継する際
に、変換回数を中継段数に関係無く1回だけにすること
を目的とする。 【構成】 交換機1の入線側に、モデム3,ビット付加
部4,セレクタ6,判別情報付加手段9をそなえるとと
もに、交換機1の出線側に、モデム11,ビット削除部
12,セレクタ14,判別情報検出手段17をそなえ、
判別情報検出手段17によって、交換機1からの信号に
ついて判別情報が検出されると、セレクタ6,14をビ
ット付加部4,ビット削除部12側に切り替え、交換機
1からの信号について該判別情報が検出されないと、セ
レクタ6,14をモデム3,11側に切り替えるセレク
タ切替制御手段18を設けるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図6,図7) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1,図2) 作用(図1,図2) 実施例(図3〜図5) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、64Kbpsディジタ
ル音声を16Kbpsなどの低ビットレートに圧縮し伝
送する時分割多重化装置などに使用して好適な信号中継
伝送方式に関する。
【0003】
【従来の技術】図6は従来の時分割多重化装置などに使
用される信号中継伝送方式を示すブロック図であるが、
この図6において、101は電話端末101a,FAX
端末101bを収容する交換機であり、この交換機10
1の出線側には、符号化部102,G3対応FAXモデ
ム103,音声/モデム信号判別器(モデム判別器)1
04,セレクタ105,セレクタ切替え制御器106が
設けられている。
【0004】ここで、符号化部102は、送られてきた
64K PCM信号を圧縮符号化するもので、G3対応
FAXモデム103は、送られてきた64K PCM信
号を圧縮符号化して、交換機101からのFAX信号を
画像信号を含む信号に変換するものである。
【0005】音声/モデム信号判別器104は、送られ
てきた出力の中に含まれる、音声/モデム切替信号が、
音声信号であるかFAX信号なのかを判別して、その判
別結果をセレクタ切替え制御器106に出力するもので
ある。
【0006】セレクタ105は、セレクタ切替え制御器
106の制御に従って、符号化部102の音声/モデム
切替信号および音声信号、あるいはG3対応FAXモデ
ム103の音声/モデム切替信号および画像信号のどち
らかを、伝送路に出力するものである。
【0007】セレクタ切替え制御器106は、音声/モ
デム信号判別器104での判別結果に基づき、音声/モ
デム切替信号の判別結果が音声信号であれば符号化部1
02側、あるいはFAX信号であればG3対応FAXモ
デム103側に切替えるものである。
【0008】また、107も電話端末107a,FAX
端末107bを収容する交換機であり、この交換機10
7の入線側には、復号化器108,G3対応FAXモデ
ム109,音声/モデム信号判別器(モデム判別器)1
10,セレクタ1111,セレクタ切替え制御器112
が設けられている。
【0009】ここで、復号化器108は、送られてきた
16K圧縮符号化信号を復号化するものであり、G3対
応FAXモデム109は、送られてきた16K圧縮符号
化信号を復号化して、中継線からの画像信号を含む信号
をFAX信号に戻すものである。
【0010】音声/モデム信号判別器110は、送られ
てきた出力の中に含まれる、音声/モデム切替信号が、
音声信号であるかFAX信号なのかを判別して、その判
別結果をセレクタ切替え制御器112に出力するもので
ある。
【0011】セレクタ111は、セレクタ切替え制御器
112の制御に従って、復号化器108の音声/モデム
切替信号および音声信号、あるいはG3対応FAXモデ
ム109の音声/モデム切替信号および画像信号のどち
らかを、交換機107に出力するものである。
【0012】セレクタ切替え制御器112は、音声/モ
デム信号判別器110での判別結果に基づき、音声/モ
デム切替信号の判別結果が音声信号であれば復号化器1
08側、あるいは画像信号を含む信号であればG3対応
FAXモデム109側に切替えるものである。
【0013】すなわち、音声/モデム信号判別器11
0,セレクタ切替え制御器112,セレクタ111は送
信側のそれとほぼ同様の働きをなし、音声/モデム切替
信号に従って音声/モデムを切替え復号化し、64K
PCM信号に変換して、交換機107に出力するように
なっている。
【0014】このような構成により、この信号中継伝送
方式では、交換機101から図7のに示される64K
PCM信号が、符号化部102,G3対応FAXモデ
ム103,音声/モデム信号判別器104に送られる。
【0015】符号化部102およびG3対応FAXモデ
ム103では、送られてきた64KPCM信号を圧縮符
号化し、図7のに示される16K圧縮符号化信号に変
換して、セレクタ105に出力する。
【0016】音声/モデム信号判別器104では、送ら
れてきた出力の中に含まれる、音声/モデム切替信号
が、音声信号であるかFAX信号なのかを判別して、そ
の判別結果をセレクタ切替え制御器106に出力する。
【0017】セレクタ切替え制御器106では、音声/
モデム切替信号の判別結果が音声信号であれば、セレク
タ105を符号化部102側に切り替えるとともに、F
AX信号であればセレクタ105をG3対応FAXモデ
ム103側に切り替える。
【0018】このようにして、セレクタ105からは、
セレクタ切替え制御器106の制御に従って、符号化部
102からのの音声/モデム切替信号および音声信号、
あるいはG3対応FAXモデム103からのの音声/モ
デム切替信号および画像信号のいずれかが、伝送路に出
力される。
【0019】一方、伝送路を経て送られてきた16K圧
縮符号化信号は、受信側の復号化器108,G3対応F
AXモデム109,音声/モデム信号判別器110に入
力される。
【0020】復号化器108およびG3対応FAXモデ
ム109では、送られてきた16K圧縮符号化信号を復
号化し、図7のに示される64K PCM信号に変換
して、セレクタ111に出力する。
【0021】そして、音声/モデム信号判別器110,
セレクタ切替え制御器112,セレクタ111では、送
信側のそれとほぼ同様の働きをなし、音声/モデム切替
信号に従って、音声/モデムを切替え復号化し、図7の
に示される64K PCM信号に変換して、交換機1
07に出力する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の信号中継伝送方式によるハード構成では、F
AX信号を扱う際に、多数のアルゴニズムの信号の判別
するために、バッファメモリに保存して処理を行なう。
従って、FAX信号を符号化して、中継線に出力し、対
局側で復号化する際に、一定量の遅延が生じる。
【0023】この場合、1リンク程度の遅延量では、F
AXの手順に支障はでないが、多段中継を行なうと無視
できなくなり、これによりFAX中継に支障をきたすと
いう課題がある。
【0024】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、各中継段毎でのPCM信号とアルゴリズムの
データ化の相互変換部分をバイパスさせることにより、
初段での送信局のモデムにおいて、FAX信号は画像デ
ータと手順に変換させられ中継線に出力され、そしてそ
の画像データと手順は各中継局のモデムをバイパスし、
最終段の受信局でのみ、モデムに入力してFAX信号に
変換されることにより、変換回数は中継段数に関係無く
常に1回だけで済むようにした、信号中継伝送方式を提
供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】図1は第1の発明の原理
ブロック図で、この図1において、1はFAX端末1b
を収容する交換機であり、この交換機1の入線側には、
モデム3,ビット付加部4,セレクタ6,判別情報付加
手段9が設けられている。
【0026】ここで、モデム3は、中継線からのFAX
信号を画像信号を含む信号に戻すものであり、ビット付
加部4は、中継線からの圧縮信号を交換機1で処理すべ
くビット情報を付加するものである。
【0027】セレクタ6は、上記のモデム3およびビッ
ト付加部4のいずれかを選択するものであり、判別情報
付加手段9は、セレクタ6からの出力信号に判別情報を
付加するものである。
【0028】さらに、交換機1の出線側には、モデム1
1,ビット削除部12,セレクタ14,判別情報検出手
段17が設けられている。モデム11は、交換機1から
の画像信号を含む信号をFAX信号に変換するものであ
り、ビット削除部12は、交換機1からの信号を圧縮信
号に戻すべく交換機からの信号よりビット情報を削除す
るものである。
【0029】セレクタ14は、上記のモデム11および
ビット削除部12のいずれかを選するものであり、判別
情報検出手段17は、交換機1からの信号について判別
情報の有無を検出し、判別結果の情報を出力するもので
ある。
【0030】ところで、18はセレクタ切替制御手段
で、このセレクタ切替制御手段18は、判別情報検出手
段17によって、交換機1からの信号について判別情報
が検出されると、セレクタ6,12をビット付加部4,
ビット削除部12側に切り替え、交換機1からの信号に
ついて判別情報が検出されないと、セレクタ6,14を
モデム3,11側に切り替えるものである(以上が請求
項1の構成要件)。
【0031】なお、19は判別情報付加禁止手段で、こ
の判別情報付加禁止手段19は、通信が開始されると、
判別情報付加手段9が、セレクタ6からの出力信号に判
別情報を付加することを禁止するものである(請求項
3)。
【0032】図2は第2の発明の原理ブロック図である
が、この図2において、1は電話端末1a,FAX端末
1bを収容する交換機で、この交換機1の入線側に、復
号化部2,モデム3,ビット付加部4,サブセレクタ
5,セレクタ6,判別情報付加手段9,モデム検出手段
7,サブセレクタ切替制御手段8が設けられている。
【0033】ここで、復号化部2は、中継線からの圧縮
信号を復号化するもので、モデム3は、中継線からの画
像信号を含む信号をFAX信号に戻すものであり、ビッ
ト付加部4は、中継線からの圧縮信号を交換機で処理す
べくビット情報を付加するものである。
【0034】サブセレクタ5は、上記の復号化部2およ
びモデム2のいずれかを選択するものであり、セレクタ
6は、上記のバイパス通路4およびサブセレクタ5のい
ずれかを選択するものである。
【0035】モデム検出手段7は、中継線からの信号に
ついて画像信号を含む信号の有無を検出するものであ
り、サブセレクタ切替制御手段8は、モデム検出手段7
によって、中継線からの信号について画像信号を含む信
号が検出されると、サブセレクタ5をモデム3側に切り
替え、中継線からの信号について画像信号を含む信号が
検出されないと、サブセレクタ5を復号化部2側に切り
替えるものであり、判別情報付加手段9は、セレクタ6
からの出力信号に判別情報を付加するものである。
【0036】さらに、交換機1の出線側には、符号化部
10,モデム11,ビット削除部12,サブセレクタ1
3,セレクタ14,モデム検出手段15,サブセレクタ
切替制御手段16,判別情報検出手段17が設けられて
いる。
【0037】ここで、符号化部10は、交換機1からの
信号について圧縮して符号化するものであり、モデム1
1は、交換機1からのFAX信号を画像信号を含む信号
に変換するものであり、ビット削除部12は、交換機1
からの信号を圧縮信号に戻すべく交換機からの信号より
ビット情報を削除するものである。
【0038】サブセレクタ13は、上記の符号化部10
およびモデム11のいずれかを選択するものであり、セ
レクタ14は、上記のビット削除部12およびサブセレ
クタ13のいずれかを選択するものである。
【0039】モデム検出手段15は、交換機1からの信
号についてFAX信号の有無を検出するものであり、サ
ブセレクタ切替制御手段16は、モデム検出手段15に
よって、交換機からの信号についてFAX信号が検出さ
れると、サブセレクタ13をモデム11側に切り替え、
交換機1からの信号についてFAX信号が検出されない
と、サブセレクタ13を符号化部10側に切り替えるも
のであり、判別情報検出手段17は、交換機1からの信
号について判別情報の有無を検出するものである。
【0040】ところで、18はセレクタ切替制御手段
で、このセレクタ切替制御手段18は、判別情報検出手
段17によって、交換機1からの信号について判別情報
が検出されると、セレクタ6,14をビット付加部4,
ビット削除部12側に切り替え、交換機1からの信号に
ついて判別情報が検出されないと、セレクタ6,14を
サブセレクタ5,13側に切り替えるものである。
【0041】なお、この場合も、通信が開始されると、
判別情報付加手段9が、セレクタ6からの出力信号に判
別情報を付加する判別情報付加禁止手段19を設けるこ
とができる(請求項3)。
【0042】
【作用】上述の第1の発明の信号中継伝送方式(請求項
1,3)では、図1に示すように、判別情報検出手段1
7によって、交換機1からの信号について判別情報が検
出されると、セレクタ6,14をビット付加部4,ビッ
ト削除部12側に切り替える。これにより、中継線から
の圧縮信号は、ビット付加部4でビット情報を付加され
たあと、セレクタ6を経由して、判別情報付加手段9
で、判別情報が付加されて、交換機1で中継交換された
あと、ビット削除部12でビット情報が削除されて、セ
レクタ14を介し他の中継線へ出される。
【0043】一方、判別情報検出手段9によって、交換
機1からの信号について判別情報が検出されないと、セ
レクタ切替制御手段18は、セレクタ6,14をモデム
3,11側に切り替える。これにより、交換機1に収容
されているFAX端末1bからのFAX信号は、交換機
1からモデム11で画像信号に符号化されて、セレクタ
14を介し伝送線へ出される(請求項1)。
【0044】なお、通信が開始されると、判別情報付加
禁止手段19は、判別情報付加手段9によって、セレク
タ6からの出力信号に判別情報を付加することを禁止す
る(請求項3)。
【0045】そして、上述の第2の発明の信号中継伝送
方式(請求項2,3)では、図2に示すように、判別情
報検出手段17によって、交換機1からの信号について
判別情報が検出されると、セレクタ6,14をビット付
加部4,ビット削除部12側に切り替える。これによ
り、中継線からの圧縮信号は、ビット付加部4でビット
情報を付加されたあと、セレクタ6を経由して、判別情
報付加手段9で、判別情報が付加されて、交換機1で中
継交換されたあと、ビット削除部12でビット情報が削
除されて、セレクタ14を介し他の中継線へ出される。
【0046】一方、判別情報検出手段9によって、交換
機1からの信号について判別情報が検出されないと、セ
レクタ切替制御手段18は、セレクタ6,14をサブセ
レクタ5,13側に切り替える。そして且つ、モデム検
出手段7によって、交換機1からの信号についてFAX
信号が、また、モデム検出手段15によって、画像信号
を含む信号が検出されると、サブセレクタ切替制御手段
8,16は、サブセレクタ5,13をモデム3,11側
に切り替える。これにより、交換機1に収容されている
FAX端末1bからのFAX信号は、交換機1からモデ
ム11で画像信号に符号化されて、セレクタ14を介し
伝送線へ出される。
【0047】そしてまた、モデム検出手段7によって、
交換機1からの信号についてFAX信号が、また、モデ
ム検出手段15によって、画像信号を含む信号が検出さ
れない場合には、サブセレクタ切替制御手段8,16
は、サブセレクタ5,13を復号化部2,符合化部10
側に切り替える。これにより、この場合は、交換機1に
収容されている電話端末1aからの音声信号は、交換機
1から符合化部10で圧縮信号に符号化されて、セレク
タ14を介し伝送線へ出される(請求項2)。
【0048】なお、この場合も、通信が開始されると、
判別情報付加禁止手段19は、判別情報付加手段9によ
って、セレクタ6からの出力信号に判別情報を付加する
ことを禁止する(請求項3)。
【0049】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図3は本発明の一実施例としての信号中継伝送方
式を用いた伝送ネットワークのブロック図であり、この
信号中継伝送方式を用いた伝送ネットワークは、この図
3に示されるA,B,Cのそれぞれの局と、局A−局B
間と局A−局C間を結ぶ中継線によって成り立ってい
る。
【0050】A局では、中継交換機51が、複数の時分
割多重化装置53−1,53−2,・・を介して複数の
中継線に接続されており、更にこの中継交換機51は、
複数の内線端末(電話端末52aやFAX端末52b)
を収容する構内交換機52に接続されている。
【0051】また、B,C局では、それぞれ複数の内線
端末(同様に電話端末52aやFAX端末52b)を収
容する構内交換機52が、時分割多重化装置53を介し
て中継線に接続されている。
【0052】図4は本発明の一実施例としての信号中継
伝送方式を示すブロック図であり、図3のA局を詳細に
示したものである。この図4の各時分割多重化装置53
ーI(I=1,2,・・・・)は、交換機51側のイン
ターフェス〔交換機インターフェス(PBXインターフ
ェス53tーI)〕と、中継線側のポート(ネットワー
クポート53uーI)とをそなえ、且つ、PBXインタ
ーフェス53tーIとネットワークポート53uーIと
の間において、交換機51の入線側に、復号化部53a
ーI,モデム53bーI,サブセレクタ53cーI,モ
デム検出部53dーI,サブセレクタ切替制御部53e
ーI,ビット付加部53fーI,遅延部53f′ーI,
セレクタ53gーI,判別信号付加部53hーIをそな
えるとともに、交換機51の出線側に、符号化部53i
ーI,モデム53jーI,サブセレクタ53kーI,モ
デム検出部53lーI,サブセレクタ切替制御部53m
ーI,ビット付加部53nーI,遅延部53n′ーI,
セレクタ53oーI,判別信号検出部53pーIをそな
えている。更にまた、セレクタ切替制御部53qーI,
判別信号付加禁止部53rーIもそなえている。
【0053】ここで、復号化部53aーIは、処理能力
が9.6Kbps以上のものであり、本実施例おいて
は、16K復号化部とし、中継線からの16Kpbsの
圧縮信号(図5の)を復号化するものである。
【0054】モデム53bーIは、中継線からのG3F
AXの場合、最大9.6Kbpsの画像データと手順を
含む信号を64KbpsのFAX信号(図5の)に復
号化するものである。なお、これらの復号化部53aー
Iとモデム53bーIは、1度バッファメモリに蓄えて
から変換するので、遅延が生じるものである。
【0055】サブセレクタ53cーIは、復号化部53
aーIからの信号またはモデム53bーIのからの信号
のいずれかを選択するものである。モデム検出部53d
ーIは、交換機51からの信号について画像データと手
順を含む信号の有無を検出するものである。
【0056】サブセレクタ切替部53eーIは、モデム
検出部53dーIによって、中継線からの信号について
画像データと手順を含む信号が検出されると、サブセレ
クタ53cーIをモデム53bーI側に切り替え、中継
線からの信号について画像信号を含む信号が検出されな
いと、サブセレクタ53cーIを復号化部53aーI側
に切り替えるものである。
【0057】ビット付加部53fーIは、中継線からの
圧縮信号を交換機51で処理すべく、ビット情報を付加
するものである。すなわち、交換機51はD/A変換の
符合法則が64KbpsのPCM符合であるため、デー
タ交換単位が64Kbpsであり、そのため、圧縮信号
の処理単位を適合させるために、中継線からの16Kp
bsの圧縮信号(図5の)を図5ののようにビット
付加するのである。
【0058】遅延部53f′ーIは、復号化部53aー
Iとモデム53bーIが、信号を1度バッファメモリに
蓄えてから変換するために、生じる遅延の補正を行な
い、復号化部53aーIでの復号化処理時間とビット付
加部53fーIでのビット付加時間との時間調整を行な
うものである。
【0059】セレクタ53gーIは、復号化部53aー
Iからの信号およびサブセレクタ53kーIからの信号
のいずれかを選択するものである。また、判別信号付加
部53hーIは、セレクタ53gーIからの出力信号に
判別情報としてのフレームビットFを付加するものであ
るが、このフレームビットFは、64KbpsPCM信
号のS/Nに、最も影響を与えないLSBビットに常時
または一定周期で付加される。
【0060】ここで、復号化部53aーIからの信号に
フレームビットFを付加した場合は、図5ののように
なり、ビット付加部53fーIからの信号にフレームビ
ットFを付加した場合は、図5の,のようになる。
【0061】符号化部53iーIは、処理能力が9.6
Kbps以上のものであり、本実施例おいては、復号化
部53aーIと同様に16K符号化部とし、交換機51
からの64Kpbsの信号(図5の)について圧縮し
て符号化するものである。
【0062】モデム53jーIは、交換機51からの6
4KbpsのFAX信号(図5の)を画像データと手
順を含む信号に符号化するものである。この符号化部5
3iーIとモデム53jーIは、1度バッファメモリに
蓄えてから変換するものであるので、遅延が生じるもの
である。
【0063】サブセレクタ53kーIは、符号化部53
iーIからの信号およびモデム53jーIからの信号の
いずれかを選択する。モデム検出部53lーIは、中継
線からの信号についてFAX信号の有無を検出するもの
である。
【0064】サブセレクタ切替部53mーIは、モデム
検出部53lーIによって、交換機51からの信号につ
いてFAX信号を含む信号が検出されると、サブセレク
タ53kーIをモデム53jーI側に切り替え、交換機
からの信号についてFAX信号を含む信号が検出されな
いと、サブセレクタ53kーIを符号化部53iーI側
に切り替えるものである。
【0065】ビット削除部53nーIは、交換機51か
らのビット付加されて見かけ上64Kbpsの信号(図
5の,)を、中継線用の16Kbps圧縮符号化信
号(図5の)に変換するため、ビット情報を削除する
ためのものである。すなわち、交換機51からのビット
付加されて見かけ上64Kpbsの信号(図5,)
からビットを削除して、中継線用の16Kbpsの圧縮
符号化信号に戻すのである。
【0066】遅延部53n′ーIは、信号を符号化部5
3iーIとモデム53jーIが、1度バッファメモリに
蓄えてから変換するために、生じる遅延の補正を行な
い、符号化部53iーIでの符号化処理時間とビット削
除部53nーIでのビット削除時間との時間調整を行な
うものである。
【0067】セレクタ53oーIは、符号化部53iー
Iからの信号およびサブセレクタ53kーIからの信号
のいずれかを選択するものである。判別情報検出部53
pーIは、交換機51からの信号のLSBビットについ
て判別情報としてのフレームビットFの有無を検出する
ものである。
【0068】セレクタ切替制御部53qーIは、判別情
報検出部によって、交換機51からの信号についてフレ
ームビットFが検出されると、セレクタ53oーIをビ
ット削除部53nーI側に切り替え、交換機51からの
信号についてフレームビットFが検出されないと、セレ
クタ53oーIをサブセレクタ53kーI側に切り替え
るものである。
【0069】判別情報付加禁止部53rーIは、通信が
開始されたか終了されたかをSS(信号送信),SR
(信号受信)信号によって認識し、セレクタを固定ある
いは解除し、また、判別情報付加部53hーIによっ
て、セレクタ53gーIからの出力信号にフレームビッ
トFの付加するかしないかを決めるもので、この判別情
報付加禁止部53rーIとしては、ANDゲートが使用
される。
【0070】すなわち、判別情報付加禁止部53rーI
は、通信が開始されると、SS,SR信号は同時にビジ
ー状態となるので、それを判別信号付加部53hーIを
停止させる合図として受けて、セレクタ53gーIをサ
ブセレクタ53cーI側に固定してから、その後に、判
別情報付加部53hーIによって、セレクタ53gーI
からの出力信号に判別情報を付加することを禁止するよ
うになっている。
【0071】そして、通話が終了すると、SS,SR信
号が同時にビジー状態にはならないので、これを判別信
号付加部53hーIを可動させる合図として受けて、フ
レームビットFの付加を開始し、その後に、セレクタの
固定を解除するようになっている。
【0072】次に本発明の実施例の作用について説明す
る。まず、例えば交換機51を経由して中継線54ー
1,54ー2間で信号が中継される場合(このような信
号を中継信号という)から説明する。
【0073】すなわち、この場合、中継線54ー1から
時分割多重化装置53ー1へ入ってきた信号は、時分割
多重化装置53ー1の判別情報付加部53hー1でフレ
ームビットFが付加される。
【0074】そして、この信号は交換機51で中継交換
され時分割多重化装置53ー2を介して中継線54ー2
へ送られるのであるが、その際、この信号は時分割多重
化装置53ー2の判別情報検出部53hー2によって判
別情報が検出される。
【0075】これにより、時分割多重化装置53ー2の
セレクタ切替部53qー2はセレクタ53gー2,53
oー2をそれぞれビット付加部53fー2,ビット削除
部53nー2側に切り替える。
【0076】そしてその後、中継線54ー2から時分割
多重化装置53ー2へ入ってきた信号は、時分割多重化
装置53−2のビット付加部53fー2でビット情報を
付加されたあと、遅延部53f′ー2で遅延補正を施さ
れて、セレクタ53gー2を経由して、判別情報付加部
53hー2で、フレームビットFが付加されて、交換機
51で中継交換され、時分割多重化装置53ー1へ送ら
れる。
【0077】そして同様の要領で、この時分割多重化装
置53ー1へ送られた信号は、時分割多重化装置53ー
1の判別情報検出部53hー1によって判別情報が検出
される。これにより、時分割多重化装置53ー1のセレ
クタ切替部53qー1はセレクタ53gー1,53oー
1をそれぞれビット付加部53fー1,ビット削除部5
3nー1側に切り替える。
【0078】そして、すでに中継線54ー1から時分割
多重化装置53ー1へ入ってきてた信号は、セレクタ5
3gー1がビット付加部53fー1側に選択されるた
め、ビット付加部53fー1でビット情報を付加された
あと、遅延部53f′ー1で遅延補正を施されたもの
が、セレクタ53gー1を経由するようになる。
【0079】そして、判別情報付加部53hー1で、フ
レームビットFが付加されて、交換機51で中継交換さ
れ、時分割多重化装置53ー2へ送られるのである。こ
の場合、中継通信が確立されると、判別情報付加禁止部
53rー1への出力されるSS,SR信号は、共にビジ
ー状態になるので、判別情報付加禁止部53rー1は判
別情報検出部53pー1を制御して、セレクタ切替部5
3gー1,53oー1を固定し、それからのち、判別情
報付加部53hー1のフレームビットFの付加を停止さ
せる。これにより、LBSビットにフレームビットFが
付加されない信号が中継される。
【0080】そして、通話が終了すると判別情報付加禁
止部53rー1へのSS,SR信号は、共にビジー状態
にはならないので、判別情報付加禁止部53rー1は、
判別情報付加部53hー1のフレームビットFの付加を
再び開始させ、そしてその後、セレクタ切替部53gー
1,53oー1を固定を解除させるのである。
【0081】つぎに、内線端末としてのFAX端末52
bと例えば中継線54−1に繋がる対局のFAX端末5
2bとの間で通話が行なわれる場合(いわゆる自局落ち
の場合)について説明する。いま、交換機52に収容さ
れている内線端末(FAX端末)52bがFAX信号を
送信した場合、この端末52bからの信号は、交換機5
1から時分割多重化装置53−1へ出力される。
【0082】この信号は、FAX信号であるので、モデ
ム検出部53pー1の検出情報からサブセレクタ切替制
御部53mー1は、サブセレクタ53kーIをモデム5
3jー1側に切り替える。
【0083】また、この信号には、フレームビットFは
付加されていないので、判別情報検出部53pー1の検
出情報からセレクタ切替制御部53qー1は、セレクタ
53gーI,53oー1をサブセレクタ53cー1,5
3kー1側に切り替える。
【0084】これらの動作により、交換機52に収容さ
れている端末52bからの信号は、交換機51からの出
力後にモデム53jー1で画像データと手順信号とに符
号化されたものが、サブセレクタ53kー1を介して
後、更にセレクタ53oー1を介して中継線54−1へ
出される。
【0085】また、対局からの圧縮信号は画像データと
手順信号であるので、モデム検出部53dー1の検出情
報からサブセレクタ切替制御部53eー1は、サブセレ
クタ53cーIをモデム53bー1側に切り替える。
【0086】これにより、対局からの信号は、中継線5
4ー1からの入ってきたのち、モデム53bー1でFA
X信号に復号化されて、サブセレクタ53cー1を介
し、更にセレクタ53gー1を介して、判別情付加部5
3hー1でフレームビットFを付加されて、交換機51
を経て自局落ち信号としてこの交換機51に収容されて
いるFAX端末52bへ送られる。
【0087】このように、交換機51に収容されている
端末52bと対局との通信が確立されると、判別情報付
加禁止部53rー1への出力されるSS,SR信号は、
共にビジー状態になるので、判別情報付加禁止部53r
ー1は判別情報検出部53pー1を制御して、セレクタ
切替部53gー1,53oー1を固定し、それからの
ち、判別情報付加部53hー1のフレームビットFの付
加を停止させる。これにより、端末52aはLBSビッ
トにフレームビットFが付加されない信号を受信する。
【0088】そして、通話が終了すると判別情報付加禁
止部53rー1へのSS,SR信号は、共にビジー状態
にはならないので、判別情報付加禁止部53rー1は、
判別情報付加部53hー1のフレームビットFの付加を
再び開始させ、そしてその後、セレクタ切替部53gー
1,53oー1を固定を解除させる。
【0089】また、同様の要領で、音声信号を通信する
場合は、各モデム検出部53dー1,53lー1には、
画像データと手順信号およびFAX信号が検出されない
ので、サブセレクタ切替制御部53eー1,53mー1
は、それぞれサブセレクタ53cーI,53kーIを復
号化部53aー1,復号化部53lー1側に切り替え
る。
【0090】そして、この結果、交換機52に収容され
ている電話端末52aからの音声信号は、交換機51か
らの出力後に符号化部53iー1で符合化されたもの
が、サブセレクタ53kー1を介し、更にセレクタ53
oー1を介して、中継線54ー1へ出力される。
【0091】また、対局からの圧縮信号は、復号化部1
3bー1で復号化されて、サブセレクタ53cー1を介
し、更にセレクタ53cー1を介して、判別情付加部5
3hー1でフレームビットFを付加されて、交換機51
を経て自局落ち信号としてこの交換機11に収容されて
いる端末52aへ送られる。
【0092】このように、端末52aと対局の通信が確
立されると、上記の場合と同様に、判別情報付加禁止部
53rー1は判別情報検出部53pー1を制御して、セ
レクタ切替部53gー1,53oー1を固定し、それか
らのち、判別情報付加部53hー1のフレームビットF
の付加を停止する。これにより、端末52aはLBSビ
ットにフレームビットFが付加されない信号を受信す
る。そして、通話が終了すると、再びフレームビットF
の付加を開始し、そしてそののち、セレクタ切替部53
gー1,53oー1を固定を解除する。
【0093】このように、時分割多重化装置53ーIに
おいて、交換機51および各中継線54ーIから入って
くる信号が、画像データと手順信号を含む信号、あるい
はFAX信号であるか、それとも復号化あるいは符合化
された音声信号であるかを検出することにより、通信が
FAXによるものか音声によるものかを認識することが
でき、もし、FAXによるものであると認識した場合、
中継線54ーIから送られてきた信号に関しては、モデ
ム53bーIでFAX信号に復号化されたものが、サブ
セレクタ53cーIを介し、また交換機51から送られ
てきた信号に関しても、モデム53jーIで画像信号と
手順信号に符号化されたものが、サブセレクタ53cー
Iを介することにより、音声信号の伝送路においてもF
AX信号の疎通が可能となるのである。
【0094】また、中継線から交換機51方向に目印と
なるフレームパルスFを付加して信号を送ることによ
り、交換機51から送られる信号が中継線からのもの
か、内線からのものかを認識し、フレームパルスFが見
つかった場合は、各信号は各ビット付加部53fーI,
遅延部13f′ーIおよびビット削除部13nーI,遅
延部13n′ーIを通り、ビット付加/削除を施すとと
もに、モデム53bーI,復号化部53aーIおよびモ
デム53jーI,符号化部53iーIの遅延の補正を行
ない、各セレクタ53gーIおよび53oーIはビット
付加/削除された信号を中継線に送出し、もし、フレー
ムパルスFが見つからない場合は、サブセレクタ53c
ーIおよび53kーIに接続し内線に送出することによ
り、変換段数を中継段数に関係なく常に一回にできるの
である。
【0095】このようにして、最終段の受信局でのみ、
画像データと手順をモデム53bーIに入力してFAX
信号にされるために、中継線での信号遅延が従来方式と
ほぼ等しくなり、低ビットレート圧縮での中継線におい
ても一段中継と同等の品質を保つことができるため、F
AX信号の中継が可能となる。
【0096】また、通信が開始されるとSS,SR信号
が同時にONになり、判別情報禁止部53rーIはセレ
クタ53gーI,53oーIを固定し、判別情報付加部
53hーIのフレームビットFの付加を停止するため、
信号のS/Nが低下することはなく、特にFAX信号の
場合においてでさえも、正確な通信が可能となる。
【0097】すなわち、この実施例にかかる信号中継伝
送方式によれば、次のような効果ないし利点が得られ
る。 (1)復号化部53a−Iとモデム53b−Iを、また
符号化部53i−Iとモデム53j−Iのいずれかを選
択する各サブセレクタ53c−I,53k−Iと、交換
機および中継線からの信号についてFAX信号および画
像信号を含む信号の有無を検出する各モデム検出部53
d−I,53l−Iと、各モデム検出部53d−I,5
3l−Iによって、交換機からの信号についてFAX信
号、および中継線からの信号について画像信号を含む信
号が検出されると、各サブセレクタ53c−I,53k
−Iをモデム53b−I,53j−I側に切り替え、交
換機からの信号についてFAX信号および中継線からの
信号について画像信号を含む信号が検出されないと、各
サブセレクタ53c−I,53k−Iを復号化部53a
−I,符号化部53i−I側に切り替えるサブセレクタ
切替制御部53e−I,53m−Iが設けられることに
より、音声信号の伝送路においてもFAX信号の疎通が
可能になる。
【0098】(2)中継信号の場合には、各サブセレク
タ53c−I,53k−Iをバイパスするバイパス通路
を設け、またそのバイパス通路にビット付加/削除部5
3f−I,53m─Iを設置し、また、交換機方向に目
印となる判別情報を付加し、交換機からの信号について
判別情報が検出されると、セレクタ53g−I,53o
−Iをビット付加部/ビット削除部53f−I,53m
─I側に切り替え、交換機からの信号について判別情報
が検出されないと、セレクタ53g−I,53o−Iを
各サブセレクタサブセレクタ53c−I,53k−I側
に切り替えるセレクタ切替制御部53q−Iを設けるこ
とにより、内線と中継線を判別し選択する機能を有し、
それにより、中継段数によらず常に、中継線での信号遅
延が従来方式とほぼ等しくなり、低ビットレート圧縮で
の中継線においても一段中継と同等の品質を保ち、FA
X信号の中継が可能となる。
【0099】(3)通信が開始されると、各セレクタ5
3g−I,53o−Iを固定し、また判別情報付加部5
3h−Iによって、セレクタ53g−Iからの出力信号
に判別情報を付加することを禁止する判別情報付加禁止
部53r−Iを設けることにより、信号が低下すること
はなく、特にFAX信号の場合においてでさえも、正確
な通信が可能となる。
【0100】なお、音声信号の授受は行なわず、FAX
信号だけを扱うものにも、本信号中継伝送方式の適用が
可能である。この場合は、画像データと手順信号および
音声信号、FAX信号および音声信号の選択が省かれる
だけで、前述の実施例と同様の要領で信号中継伝送が行
なわれる。
【0101】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の信号中継
伝送方式(請求項1,2)によれば、各中継段毎でのP
CM信号とアルゴリズムのデータ化の相互変換部分をバ
イパスさせることにより、初段での送信局のモデムにお
いて、FAX信号は画像データと手順に変換させられ中
継線に出力され、そしてその画像データと手順は各中継
局のモデムをバイパスし、最終段の受信局でのみ、モデ
ムに入力してFAX信号に変換されることになり、これ
により変換回数は中継段数に関係無く常に1回だけで済
ませることができる利点がある。
【0102】また、本発明の信号中継伝送方式(請求項
3)では、通信が開始されると、各セレクタを固定し、
また判別情報付加手段によって、セレクタからの出力信
号に判別情報を付加することを禁止する判別情報付加禁
止手段を設けることにより、信号が低下することはな
く、特にFAX信号の場合においてでさえも、正確な通
信が可能になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の原理ブロック図である。
【図2】第2の発明の原理ブロック図である。
【図3】本発明の一実施例としての信号中継伝送方式を
用いた伝送ネットワークのブロック図である。
【図4】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施例の作用を説明する図である。
【図6】従来例を示すブロック図である。
【図7】従来例の作用を説明する図である。
【符号の説明】
1 交換機 1a 電話端末 1b FAX端末 2 復号化部 3 モデム 4 ビット付加部 5 サブセレクタ 6 セレクタ 7 モデム検出手段 8 サブセレクタ切替制御手段 9 判別情報付加手段 10 符号化部 11 モデム 12 ビット削除部 13 サブセレクタ 14 セレクタ 15 モデム検出手段 16 サブセレクタ切替制御手段 17 判別情報検出手段 18 セレクタ切替制御手段 19 判別情報付加禁止手段 51 交換機 52 構内交換機 52a 電話端末 52b FAX端末 53ーI 時分割多重化装置 53aーI 復号化部 53bーI モデム 53cーI サブセレクタ 53dーI モデム検出器 53eーI サブセレクタ切替制御部 53fーI ビット付加部 53f′ーI 遅延部 53gーI セレクタ 53hーI 判別情報付加部 53iーI 符号化部 53jーI モデム 53kーI サブセレクタ 53lーI モデム検出部 53mーI サブセレクタ切替制御部 53nーI ビット削除部 53n′ーI 遅延部 53oーI セレクタ 53pーI 判別信号検出部 53qーI セレクタ切替制御部 53rーI 判別情報付加禁止部 101 交換機 101a 電話端末 101b FAX端末 102 符号化部 103 モデム 104 モデム検出器 105 セレクタ 106 セレクタ切替制御器 107 交換機 107a 電話端末 107b FAX端末 108 復号化器 109 モデム 110 モデム検出器 111 セレクタ 112 セレクタ切替制御器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機(1)の入線側に、中継線からの
    画像信号を含む信号をFAX信号に戻すモデム(3)
    と、該中継線からの圧縮信号を該交換機で処理すべくビ
    ット情報を付加するビット付加部(4)と、上記のモデ
    ム(3)および該ビット付加部(4)のいずれかを選択
    するセレクタ(6)と、該セレクタ(6)からの出力信
    号に判別情報を付加する判別情報付加手段(9)とをそ
    なえるとともに、 該交換機(1)の出線側に、該交換機(1)からのFA
    X信号を画像信号を含む信号に変換するモデム(11)
    と、該交換機(1)からの信号を圧縮信号に戻すべく該
    交換機(1)からの信号より該ビット情報を削除するビ
    ット削除部(12)と、上記のモデム(11)およびビ
    ット削除部(12)のいずれかを選択するセレクタ(1
    4)と、該交換機(1)からの信号について該判別情報
    の有無を検出する判別情報検出手段(17)とをそな
    え、 該判別情報検出手段(17)によって、該交換機(1)
    からの信号について該判別情報が検出されると、該セレ
    クタ(6,14)を該ビット付加部(4),該ビット削
    除部(12)側に切り替え、該交換機(1)からの信号
    について該判別情報が検出されないと、該セレクタ
    (6,14)を該モデム(3,11)側に切り替えるセ
    レクタ切替制御手段(18)が設けられたことを特徴と
    する、信号中継伝送方式。
  2. 【請求項2】 交換機(1)の入線側に、中継線からの
    圧縮信号を復号化する復号化部(2)と、該中継線から
    の画像信号を含む信号をFAX信号に戻すモデム(3)
    と、該中継線からの圧縮信号を該交換機(1)で処理す
    べくビット情報を付加するビット付加部(4)と、上記
    の復号化部(2)およびモデム(3)のいずれかを選択
    するサブセレクタ(5)と、上記のビット付加部(4)
    およびサブセレクタ(5)のいずれかを選択するセレク
    タ(6)と、該中継線からの信号について該画像信号を
    含む信号の有無を検出するモデム検出手段(7)と、該
    モデム検出手段(7)によって、該中継線からの信号に
    ついて該画像信号を含む信号が検出されると、該サブセ
    レクタ(5)を該モデム(3)側に切り替え、該中継線
    からの信号について該画像信号を含む信号が検出されな
    いと、該サブセレクタ(5)を該復号化部(2)側に切
    り替えるサブセレクタ切替制御手段(8)と、該セレク
    タ(6)からの出力信号に判別情報を付加する判別情報
    付加手段(9)とをそなえるとともに、 該交換機(1)の出線側に、該交換機(1)からの信号
    について圧縮して符号化する符号化部(10)と、該交
    換機(1)からのFAX信号を画像信号を含む信号に変
    換するモデム(11)と、該交換機(1)からの信号を
    圧縮信号に戻すべく該交換機(1)からの信号より該ビ
    ット情報を削除するビット削除部(12)と、上記の符
    号化部(10)およびモデム(11)のいずれかを選択
    するサブセレクタ(13)と、上記のビット削除部(1
    2)およびサブセレクタ(13)のいずれかを選択する
    セレクタ(14)と、該交換機(1)からの信号につい
    て該FAX信号の有無を検出するモデム検出手段(1
    5)と、該モデム検出手段(15)によって、該交換機
    (1)からの信号について該FAX信号が検出される
    と、該サブセレクタ(13)を該モデム(11)側に切
    り替え、該交換機(1)からの信号について該FAX信
    号が検出されないと、該サブセレクタ(13)を該符号
    化部(10)側に切り替えるサブセレクタ切替制御手段
    (16)と、該交換機(1)からの信号について該判別
    情報の有無を検出する判別情報検出手段(17)とをそ
    なえ、 該判別情報検出手段(17)によって、該交換機(1)
    からの信号について該判別情報が検出されると、該セレ
    クタ(14)を該ビット付加部(4),ビット削除部
    (12)側に切り替え、該交換機(1)からの信号につ
    いて該判別情報が検出されないと、該セレクタ(6,1
    4)を該サブセレクタ(5,13)側に切り替えるセレ
    クタ切替制御手段(18)が設けられたことを特徴とす
    る、信号中継伝送方式。
  3. 【請求項3】 通信が開始されると、該判別情報付加手
    段(9)によって該セレクタ(6)からの出力信号に判
    別情報を付加することを禁止する手段(19)が設けら
    れたことを特徴とする、請求項1または請求項2記載の
    に記載の信号中継伝送方式。
JP20236791A 1991-07-16 1991-07-16 信号中継伝送方式 Pending JPH0522462A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20236791A JPH0522462A (ja) 1991-07-16 1991-07-16 信号中継伝送方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20236791A JPH0522462A (ja) 1991-07-16 1991-07-16 信号中継伝送方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0522462A true JPH0522462A (ja) 1993-01-29

Family

ID=16456331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20236791A Pending JPH0522462A (ja) 1991-07-16 1991-07-16 信号中継伝送方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0522462A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6049194A (en) * 1997-07-25 2000-04-11 Kokusan Denki Co., Ltd. Generating apparatus including magneto acting as power supply
CN100456672C (zh) * 2003-02-17 2009-01-28 华为技术有限公司 一种信令点上报流程分时处理方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS631238A (ja) * 1986-06-20 1988-01-06 Hitachi Denshi Ltd デイジタル伝送方式
JPS6326044A (ja) * 1986-07-18 1988-02-03 Nec Corp 音声符号化装置
JPH01147933A (ja) * 1987-12-04 1989-06-09 Toshiba Corp 信号伝送システム
JPH01272330A (ja) * 1988-03-11 1989-10-31 American Teleph & Telegr Co <Att> コーデックとその操作方法、及び通信システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS631238A (ja) * 1986-06-20 1988-01-06 Hitachi Denshi Ltd デイジタル伝送方式
JPS6326044A (ja) * 1986-07-18 1988-02-03 Nec Corp 音声符号化装置
JPH01147933A (ja) * 1987-12-04 1989-06-09 Toshiba Corp 信号伝送システム
JPH01272330A (ja) * 1988-03-11 1989-10-31 American Teleph & Telegr Co <Att> コーデックとその操作方法、及び通信システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6049194A (en) * 1997-07-25 2000-04-11 Kokusan Denki Co., Ltd. Generating apparatus including magneto acting as power supply
CN100456672C (zh) * 2003-02-17 2009-01-28 华为技术有限公司 一种信令点上报流程分时处理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10500829A (ja) 伝送システム、信号処理装置およびそれらの動作方法
US5563912A (en) High efficiency speech coding apparatus and transit switching system employing the same
WO1992003023A1 (en) Communication equipment having repeat switching function
JPH0522462A (ja) 信号中継伝送方式
JPH0759030A (ja) テレビ会議システム
EP0996112A2 (en) Silence compression coding/decoding method and device
GB2294841A (en) Digital audio signal transmitting apparatus with a bypass to reduce quantization errors
EP1014738A2 (en) A method and apparatus for efficient bandwith usage in a packet switching network
JPS63314930A (ja) 多重化通信装置
AU755263B2 (en) Method, system and apparatus for transmitting coded telecommunication signals
JP3208629B2 (ja) 中継交換切替え制御方法
EP0705052A2 (en) Digital speech communication system
JP2878018B2 (ja) 符号化音声信号用中継交換機
JP3765615B2 (ja) 音声伝送装置
JP3000922B2 (ja) ファクシミリ信号送信装置
JPH07154765A (ja) 画像通信端末
JP3254556B2 (ja) 高能率音声符号化装置及びそれを用いた中継交換システム
JPH0823526A (ja) テレビ電話
JP2770011B2 (ja) 画像送信装置
JP3460271B2 (ja) 通信システムおよび通信制御方法
KR960016839B1 (ko) 팩시밀리의 독취 및 기록장치
JPH01106540A (ja) 画像通信装置
JPH09219744A (ja) 音声圧縮交換システム及び交換制御方法
JPH07250174A (ja) 情報信号伝送方法及び情報信号伝送装置
JPH0530234A (ja) テレビ留守番電話

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981201