JPH05224483A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05224483A
JPH05224483A JP4057593A JP5759392A JPH05224483A JP H05224483 A JPH05224483 A JP H05224483A JP 4057593 A JP4057593 A JP 4057593A JP 5759392 A JP5759392 A JP 5759392A JP H05224483 A JPH05224483 A JP H05224483A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像形成関与部材の欠陥を自動的に早期に検出
して警告する。 【構成】感光ドラムの電位分布、濃度分布をそれぞれ検
出する電位センサ51a,52a、定着器通過後の転写
材の濃度分布を検出する濃度センサ53aを、いずれも
感光ドラムの軸方向に移動可能に配設し、判定手段60
に接続する。判定手段60には、画像形成関与部材の寸
法、配置位置を記憶する記憶手段61、さらに警告手段
63を接続する。電位ムラや濃度ムラは、これらの発生
源となる例えば、感光ドラム、現像ローラ、ヒートロー
ラ、露光ランプ、除電ランプ、分離爪等の画像形成関与
部材によって、それぞれ特有なパターンを示すから、逆
にこのパターンを検出することで、欠陥の発生源を特定
し、速やかに警告することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、レーザビーム
プリンタ等の画像形成装置に係り、詳しくは、画像形成
に直接的に関与する部材(以下、「画像形成関与部材」
という)の破損、劣化等の欠陥を早期に検出して、これ
を警告する機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、レーザビームプリンタ等
の画像形成装置において、画像形成関与部材の欠陥は、
画像形成対象となる転写材に出力された画像を見て判断
し、善処している。
【0003】画像形成関与部材の主なものをあげると、
像担持体としての感光ドラム、現像装置の現像ローラ、
定着器のヒートローラ、あるいは、感光ドラムを露光す
るための露光ランプ、感光ドラムの電荷を除去する除電
ランプ、上述のヒートローラから転写材を剥離する定着
分離爪等がある。これら6種の部材は、いずれも転写材
の幅(感光ドラムの軸方向に沿った左右方向の幅、つま
り感光ドラムの回転方向と直交する方向の幅をいう。)
よりも広く形成されている(厳密には、転写材の画像形
成領域の幅よりも広く形成されている)。
【0004】そして、前半の3種、つまり、感光ドラ
ム、現像ローラ、ヒートローラは、いずれも円柱形状の
回転部材であって、所定周期で1回転する。したがっ
て、これらの部材に破損、汚れ、劣化等の欠陥が発生す
ると、転写材の全長がこれらの部材の周長(外周の周方
向の長さ)の2倍よりも長いときには、転写材上の画像
欠陥は、各部材の周長と同じピッチで、進行方向に繰り
返し現われる。逆に画像欠陥のピッチを測ることによ
り、部材の周長を割り出して欠陥、故障を起こした部材
を特定することができる。
【0005】一方、後半の3種、つまり露光ランプ、除
電ランプ、定着分離爪は、感光ドラムの軸方向に沿っ
て、例えば、フィラメントや複数の分離爪を配置した構
成となっており、これらに欠陥が発生すると、転写材上
の画像には、フィラメントパターンや分離爪の配置パタ
ーンに対応した左右方向の濃度ムラ等の画像欠陥が発生
する。この場合も、濃度ムラの様子から、欠陥部品を特
定することができる。
【0006】このように、複数の画像形成関与部材のう
ちの欠陥が発生した画像形成関与部材によって、画像欠
陥のパターンが異なることに基づき、例えばサビースマ
ンがこのパターンを目視することによって、欠陥を起こ
した部材を特定し、整備、交換等の適宜な処置を施して
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例による
と、最終的な製品に画像欠陥が発生しなければ、画像形
成関与部材の欠陥・故障を知ることができないという大
きな問題があった。
【0008】すなわち、一般のユーザにとって画像欠陥
を見極めるのはなかなか困難であり、また画像欠陥が判
ったときは、既に画像形成関与部材の欠陥・故障がかな
り進行している可能性が高く、欠陥がわかるまでに多く
の画像不良の製品が形成されている場合が多い。
【0009】そこで、本発明は、画像形成関与部材の寸
法、位置等を記憶する記憶手段と、検出対象の電位ムラ
や濃度ムラを2次元的に走査する検出手段とを組み合わ
せることにより、欠陥部材を早期に自動的に発見するよ
うにした画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、像担持体の周囲に、潜像形
成手段、現像手段、転写分離手段を配設してなる画像形
成装置において、複数の画像形成関与部材の寸法、配設
位置のうちのいずれか一方または双方を記憶する記憶手
段と、前記像担持体の回転方向と直交する方向に移動し
て2次元的に電位ムラまたは濃度ムラのうちの少なくと
も一方を検出する検出手段と、該検出手段が検出する電
位ムラまたは濃度ムラのパターンと、前記記憶手段が記
憶している前記複数の画像形成部材の寸法、配置位置の
情報とを比較して、電位ムラまたは濃度ムラを発生して
いる前記画像形成関与部材を特定する判定手段とを備え
る、ことを特徴とする。
【0011】また、前記判定手段の出力に応じて警告を
発する警告手段を備えるようにしてもよい。
【0012】
【作用】以上の構成によると、検出手段は、像担持体の
回転方向と直交する方向に移動可能であるから、例えば
像担持体の2次元的な電位分布、濃度分布、転写材の2
次元的な濃度分布を検出することができる。
【0013】ところで、例えば像担持体としての感光ド
ラム、現像手段の現像ローラ、定着手段のヒートローラ
等に欠陥が発生すると、感光ドラム上のトナー像または
転写材に転写後のトナー像には、前述のドラム、ローラ
の周長に対応したピッチで進行方向に特有の欠陥が発生
する。
【0014】したがって、逆にトナー像の特有の欠陥を
検出することによって、欠陥部品を特定することができ
る。
【0015】また、ローラ類ばかりでなく、例えば露光
手段の露光ランプ、除電ランプ、定着器のヒートローラ
等の欠陥によっても、感光体上の電位分布、濃度分布、
転写材上のトナー像の濃度について、進行方向に向かっ
て左右方向の特有の欠陥が生じ、反対に欠陥を検出する
ことにより、欠陥部材を特定することができる。
【0016】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例を説明
する。
【0017】図1は、本発明に係る画像形成装置の一例
を示す概略図である。
【0018】装置本体Mのほぼ中央には、像担持体とし
ての感光ドラム1が配置されている。感光ドラム1は、
表面に光電導層を有する円柱状の部材であり、装置本体
Mによって回転自在に支持されている。感光ドラム1
は、不図示の駆動装置を介して、軸1aを中心に矢印R
方向に回転駆動される。
【0019】感光ドラム1の周囲には、その回転方向に
沿って順に、帯電装置2、露光手段3、ブランクランプ
5等の潜像形成手段、トナー(現像剤)Tを収納した現
像装置(現像手段)6、転写分離手段を構成する転写帯
電器7、分離帯電器9、分離爪10、クリーニング手段
としてのクリーナ11、そして除電ランプ12等の除電
装置が配設されている。
【0020】帯電装置2から簡単に説明する。帯電装置
2は、感光ドラム1の軸1aに沿って左右方向(感光ド
ラム1の回転方向と直交する方向)に配設されるととも
に、不図示の高圧電源に接続された放電ワイヤ2aと、
放電ワイヤ2aの3方を囲繞し、感光ドラム1に向けて
開口されたシールド部材2bとを有する。露光手段3
は、装置本体M上部の原稿台ガラスG上に載置された原
稿Dを照射する露光ランプ3aと、原稿Dからの反射光
を感光ドラム1に導く複数のミラー3bと、反射光の光
路中に配置されたレンズ3cとを備えている。そして、
反射光が感光ドラム1上を露光する露光位置の少し下流
のブランクランプ5は感光ドラム1の非画像域を除電す
るものである。
【0021】現像装置6は、トナーTを収納する現像容
器6aと、現像容器6aの開口部に回転自在に配置され
てトナーTを感光ドラム1に供給する現像ローラ6bと
を主要構成部材としてなり、転写帯電器7、離帯電器9
は帯電装置2と同様に、それぞれ放電ワイヤ7a,9a
及びシールド部材7b,9bを有し、これらの下流側の
分離爪10は後述の転写材Pの分離を補助する。クリー
ナ11は残留トナーを除去するクリーニングブレード
(不図示)を有し、除電ランプ12は感光ドラム1を除
電して、次の帯電に備える。
【0022】感光ドラム1の下方には、画像形成対象と
なる転写材Pの搬送路が形成されている。搬送路の上流
側(図1の右側)には、転写材Pを収納する上下2段の
給紙カセット20,21が装着されている。給紙カセッ
ト20,21の一端部の上方には、転写材Pを送り出す
給紙ローラ22,23が配置され、その下流には、感光
ドラム1の回転に同期するように、感光ドラム1に向け
て転写材Pを供給するレジストローラ25が配設されて
いる。
【0023】感光ドラム1の下流には、転写材Pを搬送
する搬送ベルト26に隣接して定着器27が設けてあ
る。定着器27は、そのニップ部に転写材Pを挟み込ん
でこれを加圧加熱するヒートローラ27aと加圧ローラ
27b、そしてヒートローラ27aに転写材Pが巻き付
くのを防止する定着分離爪27cを備えている。定着器
27の下流には、転写材Pの進路を2方向に振り分ける
フラッパ29が揺動自在に配設されている。一方の進路
は、排紙ローラ30を介して装置本体Mの外部に通じ、
他方は搬送ローラ31,32、搬送ガイド33、搬送ロ
ーラ35を介して中間トレイ36に通じている。なお、
中間トレイ36に一時滞留された転写材Pは、不図示の
再給紙ローラ等を介して再度レジストローラ25,感光
ドラム1に供給され、1枚の転写材Pに対し、多重の画
像形成がなされるようになっている。
【0024】次に、上述の画像形成装置による画像形成
プロセスを説明する。
【0025】まず、コピー(画像形成)が指示される
と、感光ドラム1が矢印R方向に所定の回転速度で回転
が開始される。帯電装置2の放電ワイヤ2aに高圧が印
加され、これにより、感光ドラム1表面が一様均一に帯
電(コロナ帯電)される。つづいて、露光手段3の露光
ランプ3aから発した照射光が原稿Dによって反射さ
れ、さらにレンズ3cを介して感光ドラム1上に導か
れ、感光ドラム1を露光してその表面に原稿Dに応じた
静電潜像を形成する。
【0026】感光ドラム1上の静電潜像は、現像装置6
の現像ローラ6bによってトナーTが付着され、トナー
像となる。このトナー像は、給紙カセット20または給
紙カセット21から給紙ローラ22,23、レジストロ
ーラ25を介して感光ドラム1に供給された転写材P
に、転写帯電器7によって転写される。トナー像が転写
された転写材Pは、分離帯電器9,分離爪10によって
感光ドラム1から分離され、搬送ベルト26によって定
着器27に搬送される。ここでトナー像が定着された転
写材Pは、フラッパ29の位置に応じて、排紙ローラ3
0または搬送ローラ31に供給される。排紙ローラ30
に供給されたときは装置本体M外に排出され、また、搬
送ローラ31に供給されたときは、その後搬送ローラ3
2等を介して中間トレイ36に滞留される。なお、中間
トレイ36の転写材Pは、再び感光ドラム1に供給さ
れ、再度画像形成がなされる。
【0027】上述の画像形成装置においては、好適な画
質の画像を得るために帯電装置2,現像装置6,転写帯
電器7等の画像形成条件が適宜に変更される。これらの
画像形成条件は、ブランクランプ5と現像装置6との間
の電位検出手段51、分離帯電器9と分離爪10との間
及び搬送ローラ32と搬送ローラ35との間の濃度検出
手段52,53の出力に基づいて変更する。
【0028】なお、原稿台ガラスGの一端部には、標準
濃度板37が設けてあり、露光手段3の露光ランプ3a
が図1の点線で図示する位置に移動して、この標準濃度
板37を照射し、ここからの反射光によって感光ドラム
1を露光することができるようになっている。
【0029】図2は、濃度検出手段52の全体構成を示
す斜視図である。濃度検出手段52は感光ドラム1の軸
1aに沿って左右方向(矢印K1,K2方向)に移動可
能な濃度センサ52aを有する。濃度センサ52aに
は、互いに平行なガイド棒52bと棒ねじ52cとが貫
通している。ガイド棒52bは、感光ドラム1の軸1a
に対して平行になるように、左右一対の支持板52d,
52eに固定されるとともに、濃度検出手段52aを矢
印K1,K2方向に移動自在に支持し、一方、棒ねじ5
2cは支持板52d,52eによって矢印R1,R2方
向に回動自在に支持されるとともに、濃度センサ52a
に螺合されている。棒ねじ52cの一方の端部は、一方
の支持板52eを貫通してさらに延長され、正逆回転可
能なモータ52fに連結されている。このモータ52f
は駆動電圧を発生する駆動源52gに、さらに駆動源5
2gは、後に詳述するCPU(判定手段)60に接続さ
れている。すなわち、モータ52fの正転、逆転によっ
て棒ねじ52cは矢印R1方向または矢印R2方向に回
転し、これに伴い濃度センサ52aが矢印K1方向また
は矢印K2方向に移動するようになっている。なお、濃
度センサ52aの移動範囲は、感光ドラム1上の画像形
成領域の軸1a方向の左右横幅よりも大きいものとす
る。これにより、濃度センサ52aは矢印K1,K2方
向の移動と、感光ドラム1の矢印R方向の回転とを組み
合わせることで、感光ドラム1の画像形成領域全体を2
次元的に走査して、任意の地点に形成されたトナー像の
濃度を検出できるようになっている。
【0030】濃度検出手段53の濃度センサ53aは、
図3に示すように、搬送ガイド33の下方に移動自在に
配設されている。搬送ガイド33には、転写材Pの画像
形成領域よりも左右横幅が広いスリット33aが形成さ
れており、このスリット33aに沿って濃度センサ53
aが矢印K3,K4方向に移動することによって転写材
Pの下面側に定着されたトナー像の濃度を検出する。こ
の際、搬送ローラ32,35は、転写材Pをステップき
ざみで矢印K5方向に搬送する、すなわちタクト送りす
るようになっていて、この転写材Pのタクト送りと、濃
度センサ53aの矢印K3,K4方向の移動との運動を
組み合わせて、濃度センサ53aは転写材Pの画像形成
領域全体を2次元的に走査し、トナー像の濃度を検出す
る。なお、濃度センサ53aの駆動機構については、濃
度検出手段52の濃度センサ52aのそれと同様とする
ことができるので、その説明は省略する。さらに、電位
検出手段51については、図2に図示する濃度センサ5
2aに代えて電位センサを装着した構成とすればよい。
【0031】図4は、装置本体Mの主要構成部材である
画像形成関与部材に欠陥、故障等が生じたとき、その影
響が画像に現われる様子を示したものである。図4の例
は現像ローラ6bの表面の一部にトナー融着Aが生じた
場合を示している。トナー融着Aを生じた部分は、トナ
ー融着Aを生じていない部分に比べて現像ローラ6b上
のトナー層の厚みが厚いためトナー層と感光ドラム1と
の間のギャップが小さくなり感光ドラム1にトナーが付
着しやすくなる。この付着トナーが転写材Pに転写され
て、トナー融着Aに対応した周期LのかぶりA′が現像
ローラ6bの周長と同一周期で生ずるわけである。ただ
し、かぶりA′の周期Lが現像ローラ6bの周長と一致
するのは、現像ローラ6bと感光ドラム1との周速が等
しい場合に限られ、両者の周速が異なる場合は、Lは、
(現像ローラ周長)×(感光ドラムの周速)/(現像ロ
ーラの周速)に一致する。
【0032】同様に感光ドラム1にトナー融着Aや、帯
電装置2の異常放電によるピンホール(局所的な光導電
層の絶縁破壊で帯電不能となる)が生ずると、画像には
周期的なかぶり、白抜けが生ずる。また、ヒートローラ
27aに定着分離爪27cによる表層剥離傷が生ずると
定着不良のためヒートローラ27aの周長に等しい周期
的な白抜け、かぶりを生ずる。
【0033】さらに、画像形成関与部材の配置位置に同
期して生ずる画像欠陥として、ランプ類の配光ムラ、転
写材Pの感光ドラム1からの分離不良時に生ずる分離爪
跡、定着分離爪跡等がある。配光ムラは除電ランプ12
の劣化による光量ダウンが原因で、例えば図5に図示す
るように除電ランプ12が劣化すると、発光素子12a
の間dは感光ドラム1の受光光量が低下し除電不足とな
り、除電ランプ12の配置と同期したパターンの濃度ム
ラが生ずる。分離不良は分離帯電器9がトナー、紙粉等
で帯電能が低下したときに起こる。分離が良好のときは
転写材Pは分離爪10に接触する前に剥離するが、分離
不良になると転写材Pは分離爪10に接触してから剥離
するため、分離爪10に付着した転写残トナーは、転写
材P先端に付着し、いわゆる分離爪跡となる。また定着
分離爪跡は、定着分離爪27cが摩耗鈍化し、分離能が
低下したときに生じる。定着分離爪27c先端が、鋭利
なときは、爪先端がヒートローラ27aに巻付いた転写
材Pとヒートローラ27a表面との間に侵入しやすく分
離が良好だが、爪先端が鈍化すると爪先端は侵入し難く
なり、無理に分離しようとするため転写材Pに爪跡がで
きる。爪跡が顕著になると転写材P上の定着トナーが掻
き取られ白抜けになる。このように各画像形成関与部材
の故障等によりその部材に応じた特有の画像欠陥が生ず
る。
【0034】図6は画像欠陥判定回路のブロック図であ
る。CPU60は、濃度センサ52a,53a、及び電
位センサ51aで測定した濃度分布データ及び電位分布
データと記憶手段(ROM)61に格納されている画像
形成関与部材の寸法、配置位置を比較し、故障か否かを
判定する。故障であると判定した場合は、警告手段63
により警告する。警告は例えば装置本体Mの操作パネル
に故障箇所を表示することで行い、ユーザはこれを見て
サービスコールする。RAM62は比較、判定のための
算術処理で使用するメモリ領域である。
【0035】次に、画像欠陥判定の手順を説明する。図
8は、周期的欠陥の判定のメインフローで4つのSET
Pで構成される。画像欠陥はかぶりのように白地部で目
立つものと白抜けのように黒地部で目立つものがあるの
で、ベタ白(全面白地)とベタ黒(全面黒地)について
調べる。また、ベタ白、ベタ黒各々について感光ドラム
1上のトナー像(非通紙)と定着後の転写材P上のトナ
ー像(通紙)とを調べる。非通紙の場合と通紙の場合に
分けて調べるのは、定着器27の故障を発見しやすくす
るためである。
【0036】図9はSETP1(S1)のフローであ
る。まず、感光ドラム1上にベタ白を作成し(S10
1)、濃度センサ52aを感光ドラム1の軸1a方向に
移動させながら軸1a方向の各位置ごとに回転する感光
ドラム1の周方向の濃度分布D(x)(xは周方向の位
置)を測定する(S102)。このとき、露光ランプ3
aは図1の点線の位置に移動し白地(反射濃度0.0
5)に均一塗布された標準濃度板37からの反射光を感
光ドラム1に露光する。また給紙を停止し、転写帯電器
7と分離帯電器9は出力停止する。周方向の測定範囲
は、構成部品のうち最大周長をもつ部品の周長の2倍に
設定する。これは最大周長をもつ部品の故障による画像
欠陥を測定範囲中に2個生成するためである。本例は最
大周長をもつ部品は感光ドラム1で、測定範囲を680
mmとした。
【0037】図7は濃度分布の測定例で白地上に計9個
の局所的カブリが生じている。この濃度分布から欠陥位
置を求める。求め方は濃度分布としきい値を比較するこ
とにより行い、濃度が例えばしきい値0.3より高い位
置を欠陥位置とみなす。図7のように個々のカブリの左
端xi (i=1〜9)を欠陥位置とする(図9のS10
3)。欠陥が存在しない場合は、STEP2に進み(S
104)、存在する場合は欠陥原因を調べる。欠陥位置
i が等間隔の場合(S105)は原因は単品に由来す
ると考えられるので、間隔xi + 1 −xi を原因候補の
感光ドラム1の周長Ld、現像ローラ6bの周長Lsと
比較し(S106,S107)、一致した方を故障とみ
なして警告する(S108,S109)。いずれとも一
致しない場合は原因不明であり異常警告する(S11
0)。LdがLsの整数倍のときは感光ドラム1と現像
ローラ6bの欠陥位置が重なる可能性があり原因が単品
かどうか判定できなくなる。この場合の判定方法は後述
する。
【0038】xi が等間隔でないのは複数部品で故障が
生じたか、同一部品で複数個の故障を生じた場合であ
る。等間隔でない場合の判定方法を図7の例について述
べる。図7には周期Ld(340mm)と周期Ls(10
0mm)のカブリが含まれている。判定の進め方は消去法
である。まずx1が感光ドラム1の故障による欠陥であ
ると仮定して、集合xi (i=1〜9)から要素x1
1 +nLd(nは整数)を除去する(S111)。も
しx1 が感光ドラム1の欠陥であれば除去後の集合xi
は等間隔となる(S112)はずだが本例では集合xi
は変化しない。次にx1 を現像ローラ6bの欠陥と仮定
して集合x1 から要素x1 ,x1 +nLsを除去する
(S114)。x1 は実際に現像ローラ6bの欠陥なの
で、除去後の集合xi は(x2 ,x6 )とな り間隔x6
−x2 はLdに一致する(S115)。これより感光ド
ラム1と現像ローラ6bの両方に故障のあることがわか
り警告する(S113,S116)。故障内容は、例え
ばトナー融着であり、これを除去するために清掃メンテ
ナンスを要する。
【0039】図10はSTEP2のフローである。ST
EP2では給紙し複写動作を行い(S201)、定着後
の濃度分布D(y)を測定する(S202)。欠陥位置
iの算出法はSTEP1と同じである(S203)。
欠陥がなければSTEP3に進み(S204)、欠陥が
ある場合はSTEP1で欠陥があったか否かを調べる
(S205)。STEP1で欠陥がない場合は欠陥yj
の原因は定着器に確定し、yj の間隔をヒートローラ2
7aの周長Lh(157mm)と比較する(S206)。
STEP1で欠陥があった場合はyj をSTEP1の欠
陥xi と定着器27の欠陥とに分離する。分離は集合y
j から集合xi を除去することにより行う(S20
9)。まずx1 をy1 に一致するように集合xi を平行
移動して集合x i ′=xi +(y1 −x1 )を作成し、
集合yj から集合xi ′を除去する。除去後の集合yj
が空集合(定着器欠陥なし)か等間隔かを調べる(S2
10)。否であれば、x1 をy2 ,y3 …yj にそろえ
て同処理し、除去後の集合yj が空集合か等間隔になる
まで繰返す。空集合(定着器欠陥なし)になればSTE
P3に進み(S211)、等間隔になればyj の間隔を
Lhと比較する(S212)。いずれにもならない場合
は原因不明の定着器故障であり、異常警告する(S21
4)。STEP3、STEP4は画像がベタ白からベタ
黒になるだけで判定方法はSTEP1、STEP2と同
様であるので省略する。画像作成は露光ランプ無点灯で
行う。
【0040】以上説明したがこのような像欠陥判定機構
を組込んだ画像形成装置を連続複写動作させ、警告が発
生した枚数と、警告発生後さらに複写動作を継続して画
像欠陥が許容レベルを超えた枚数を表1にまとめた。な
お、許容レベルは欠陥の大きさにして5mm以下とした。
【0041】
【表1】 判定機構を組込むことにより許容レベルを超える前に故
障を発見できている。許容レベルは欠陥位置を算出する
ときのしきい値を小さくすることでさらに厳しく設定す
ることができる。 〈第2実施例〉第2実施例では、露光ランプ3a、除電
ランプ12、定着分離爪27c等の画像形成関与部材の
配置位置と同期して生ずる欠陥の判定方法を説明する。
これらの部材は、第1実施例のものが可動であったのと
異なり、所定位置固定的に配置されている。図11は判
定フローである。まず感光ドラム1の軸1a方向の濃度
分布(ベタ白、ベタ黒、ハーフトーン)を測定し、前述
の方法で欠陥位置zi を求める(S301)。位置zi
を分離爪10(S301〜S305)、定着分離爪27
c(S311〜S315)、露光ランプ3aまたは除電
ランプ12(S321〜S327)の発光素子の位置を
比較し、一致した場合に警告を行う。除電ランプ12と
ブランクランプ5とは同じものを使用することが多いの
で除電ランプ12に同期した濃度ムラが生じた場合にム
ラの原因が除電ランプ12かブランクランプ5かを判定
するために、除電ランプ12を点灯しブランクランプ5
を切った場合と、除電ランプ12を切りブランクランプ
5を点灯した場合についてSTEP6を繰返し、いずれ
が原因かを判定する。ランプ類の配光ムラはハーフトー
ン(反射濃度0.4程度の中間調)で顕著になるのでS
TEP6ではハーフトーンの濃度分布を測定する。ハー
フトーン画像の形成は、露光ランプ3aへの入力電圧を
下げることにより行う。ハーフトーンの濃度ムラD
(z)は変動が小さい傾向があるので、微分量dD
(z)/dzを適当なしきい値と比較することにより欠
陥位置を求めることができる。 〈第3実施例〉感光ドラム1の周長Ldが現像ローラ6
bの周長Lsの整数倍のとき欠陥の原因を確定できなく
なる。この場合には、濃度センサ52aと電位センサ5
1aを同期させ、欠陥位置の電位を測定する。図12に
判定フロー例を示す。この例は周期的カブリの原因を確
定するものである。まずベタ白画像において感光ドラム
1の軸1a方向でカブリを生じている位置に電位センサ
51aを固定し、周方向の電位分布V(x)を測定する
(S401,S402,S403)。感光ドラム1上に
トナー融着(ただし絶縁トナー使用)があると、融着部
分は光を透過しないため露光しても電位が低下しない。
図13は電位分布の測定結果でトナー融着のあることを
示す。欠陥位置はしきい値150ボルトと比較すること
で算出する。この例は欠陥があるので感光ドラム1のト
ナー融着を警告する(S404,S405)。欠陥がな
い場合は現像ローラ6bだけについてトナー融着を警告
する(S404,S406)。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると像
担持体の回転方向と直交する方向に移動可能な電位検出
手段または濃度検出手段と、画像形成関与部材の寸法ま
たは配置位置を記憶する記憶手段とを設け、上記電位検
出手段または濃度検出手段で測定した電位ムラまたは濃
度ムラのパターンと上記寸法または配置位置とを比較す
ることにより、画像形成関与部材の欠陥、故障を判定
し、該判定手段により故障と判定した場合に警告するよ
うにしたので、画像欠陥が顕著になる前に早期にメンテ
ナンスの要不要を自動的に判断でき、メンテナンスの効
率を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の全体構成を示す縦断面図。
【図2】濃度検出手段の全体構成を示す斜視説明図。
【図3】濃度センサの動作を示す斜視説明図。
【図4】画像欠陥の発生状況を示す斜視説明図。
【図5】除電ランプの配光ムラによる転写材の濃度ムラ
を示す図。
【図6】画像欠陥判定のブロック図。
【図7】濃度ムラのパターンの例を示す図。
【図8】周方向画像欠陥判定のメインフローチャート。
【図9】同じくサブフローチャート。
【図10】同じくサブフローチャート。
【図11】軸方向画像欠陥判定のメインフローチャー
ト。
【図12】同じくサブフローチャート。
【図13】電位ムラのパターンの例を示す図。
【符号の説明】
1 像担持体(感光ドラム) 2 潜像形成手段(帯電装置) 3 潜像形成手段(露光手段) 6 現像手段(現像装置) 7 転写分離手段(転写帯電器) 9 転写分離手段(分離帯電器) 10 転写分離手段(分離爪) 51 検出手段(電位検出手段) 52 検出手段(濃度検出手段) 53 検出手段(濃度検出手段) 60 判定手段(CPU) 61 記憶手段(ROM) 63 警告手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/29 Z 9186−5C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体の周囲に、潜像形成手段、現像
    手段、転写分離手段を配設してなる画像形成装置におい
    て、 複数の画像形成関与部材の寸法、配設位置のうちのいず
    れか一方または双方を記憶する記憶手段と、 前記像担持体の回転方向と直交する方向に移動して2次
    元的に電位ムラまたは濃度ムラのうちの少なくとも一方
    を検出する検出手段と、 該検出手段が検出する電位ムラまたは濃度ムラのパター
    ンと、前記記憶手段が記憶している前記複数の画像形成
    部材の寸法、配置位置情報とを比較して、電位ムラまた
    は濃度ムラを発生している前記画像形成関与部材を特定
    する判定手段とを備える、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段の出力に応じて警告を発す
    る警告手段を備える、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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