JP2014202767A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 感光体からトナー画像を中間転写ベルトに転写させた後、感光体の軸方向に複数の発光素子が配置された除電装置により感光体の表面を除電させる際に、感光体の表面が適切に除電されるようにする。
【解決手段】 感光体11からトナー画像を中間転写ベルト22に転写させた後、感光体の軸方向に複数の発光素子15aが配置された除電装置15により感光体の表面を除電させるにあたり、除電装置から感光体の表面に照射される光量が強い位置と光量が弱い位置とにおいて、中間転写ベルトに付与されたトナーのトナー濃度を検出する第1濃度センサー31と第2濃度センサー32を設け、検出されたトナー濃度の濃度差が所定の閾値を超えた場合に、除電制御装置34により、除電装置による追加除電動作を行う。
【選択図】 図14

Description

本発明は、複写機,プリンター,ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置に関するものである。特に、回転駆動される感光体に形成されたトナー画像を中間転写ベルトに転写させた後、感光体の軸方向に複数の発光素子が配置された除電装置から感光体の表面に光を照射させて感光体の表面を除電させる画像形成装置に関する。
従来から、複写機,ファクシミリ,プリンター及びこれらの複合機等の画像形成装置としては、回転駆動される感光体の表面を帯電装置により帯電させ、帯電された感光体の表面に潜像形成装置により画像情報に応じた露光を行って、感光体の表面に静電潜像を形成し、現像装置により感光体の表面に形成された静電潜像にトナーを供給して感光体の表面にトナー画像を形成し、このように感光体の表面に形成されたトナー画像を中間転写ベルトや記録媒体に転写させた後、この感光体の表面に残留する電位を除電装置によって除電させ、このように除電された感光体の表面を帯電装置によって再度帯電させるようにしている。
また、前記の除電装置としては、LED等の発光素子を感光体の軸方向に複数配列させ、各発光素子から光を感光体の表面に照射させて、感光体の表面を除電させるようにしたものが多く利用されている。
ここで、感光体の軸方向に配列された各発光素子から光を感光体の表面に照射させて、感光体の表面を除電させるようにした場合、発光素子と対向する部分において感光体の表面に照射される光の強度が、発光素子と発光素子との間の部分において感光体の表面に照射される光の強度よりも高くなり、感光体の軸方向において感光体の表面に除電ムラが生じるようになる。
そして、このように感光体の表面に除電ムラが生じた状態で、この感光体の表面を帯電装置によって帯電させた場合、感光体の表面に帯電ムラが発生し、これにより形成される画像に濃度ムラが発生する等の問題があった。
また、近年においては、特許文献1において、複数の発光素子を感光体の軸方向に所定間隔を介して設けた除電装置において、揺動カム等により上記の発光素子を感光体の表面の移動方向に揺動させ、発光素子の点灯開始時には、発光素子の光軸を感光体の表面の移動方向下流側に変位させる一方、発光素子の消灯直前には、発光素子の光軸を感光体の表面の移動方向上流側に変位させ、発光素子の光量が過渡的に変化する点灯直後及び消灯直前に、発光素子間の部分の帯電の除去が感光体の表面の移動方向に対して不十分になるのを抑制して、帯電除去の境界線をきれいな直線状にすることが提案されている。
しかし、特許文献1に示されるものにおいては、発光素子の点灯開始時と発光素子の消灯直前とに、発光素子の光軸を感光体の表面の移動方向下流側と上流側とに変位させるための揺動カム等の機構が必要になり、コストが高く付くと共に装置が大型化するという問題があり、さらに上記のように発光素子の光軸を感光体の表面の移動方向下流側と上流側とに変位させるだけでは、発光素子と対向する部分と、発光素子と発光素子との間の部分とにおいて、感光体の表面に照射される光の強度が変化して、感光体の表面に除電ムラが生じた場合に、このような除電ムラを適切に検知して、除電ムラを十分に解消することは困難であった。
また、特許文献2においては、非画像形成時に、接触帯電部材に所定の電圧を印加して感光ドラムを帯電させ、帯電前露光装置は点灯させずに、所定光量に調整された標準露光装置を点灯させて露光を行った感光体表面の領域を、接触帯電部材で再び帯電した際に流れる第1の帯電電流値を帯電電流検出装置で検出し、非画像形成時に、接触帯電部材に所定の電圧を印加して感光ドラムを帯電させ、標準露光装置は点灯させずに、帯電前露光装置を点灯させて露光を行った感光体表面の領域を、接触帯電部材で再び帯電した際に流れる第2の帯電電流値を帯電電流検出装置で検出し、第1と第2の帯電電流値とに基づいて、制御装置により画像形成時における帯電前露光装置の光量を決定し、表面電位検出手段を用いないで、画像形成時の帯電前露光装置の光量を適宜、最適にするようにしたものが提案されている。
しかし、この特許文献2のものは、前記の第1と第2の帯電電流値とに基づいて、制御装置により画像形成時における帯電前露光装置の光量を制御するものであるため、帯電前露光装置の光量を設定するための追加回路が必要になると共に、前記のように発光素子と対向する部分と、発光素子と発光素子との間の部分とにおいて、感光体の表面に照射される光の強度が変化して、感光体の表面に除電ムラが生じた場合に、このような除電ムラを適切に検知して、除電ムラを十分に解消することは困難であった。
また、特許文献3においては、帯電手段により、感光体の表面を画像形成電位よりも高い一次帯電電位に帯電させた後、露光手段により、非画像領域に対して表面電位制御用レーザーパワーで画像形成電位まで下降させると共に、画像形成領域に対して画像形成用レーザーパワーで露光して、感光体に静電潜像を形成するようにし、予備帯電部材や発光ダイオード等の除電部材を付加しないで、画像形成を行うものが提案されている。
しかし、この特許文献3のものは、感光体の表面を画像形成電位よりも高い一次帯電電位に帯電させるため、感光体に加わる負荷が大きくなると共に、露光手段により、非画像領域と画像形成領域とに対して照射させるレーザーパワーを変化させるための制御や機構が必要になり、装置が複雑化してコストが高く付くという問題があり、また発光ダイオード等の除電部材を付加しないため、前記のように発光素子と対向する部分と、発光素子と発光素子との間の部分とにおいて、感光体の表面に照射される光の強度が変化して、感光体の表面に除電ムラが生じるのを解消するという問題自体が存在していないものである。
特開平6−230658号公報 特開2009−175675号公報 特開2007−232881号公報
本発明は、回転駆動される感光体に形成されたトナー画像を中間転写ベルトに転写させた後、感光体の軸方向に複数の発光素子が配置された除電装置から感光体の表面に光を照射させて感光体の表面を除電させる画像形成装置において、前記の除電装置から感光体の表面に照射される光の強度が感光体の軸方向において強い部分と弱い部分とが存在する場合における前記のような問題を解決することを課題とするものである。
すなわち、本発明は、前記のような画像形成装置において、感光体の軸方向に複数の発光素子が配置された除電装置から感光体の表面に照射される光の強度が感光体の軸方向において強い部分と弱い部分とが存在する場合においても、感光体の表面が適切に除電されて、良好な画像形成が行えるようにすることを課題とするものである。
本発明に係る画像形成装置においては、前記の課題を解決するため、回転駆動される感光体に形成されたトナー画像を中間転写ベルトに転写させた後、感光体の軸方向に複数の発光素子が配置された除電装置から感光体の表面に光を照射させて感光体の表面を除電させる画像形成装置において、
前記の除電装置から感光体の表面に照射される光量が強くなる位置に対応する前記の中間転写ベルトに付与されたトナーのトナー濃度を検出する第1濃度センサーと、前記の除電装置から感光体の表面に照射される光量が弱くなる位置に対応する前記の中間転写ベルトに付与されたトナーのトナー濃度を検出する第2濃度センサーと、前記の除電装置を制御する除電制御装置とを設け、
前記の第1濃度センサーと第2濃度センサーとによって検出されたトナー濃度の濃度差が所定の閾値を超えた場合に、前記の除電制御装置により、前記の除電装置によって感光体の表面を除電させる追加除電動作を行うようにした。
ここで、前記の画像形成装置においては、感光体の使用履歴や、速度優先モードや画質優先モード等の画像形成モードに応じて、前記の閾値を変更させることができる。
また、前記の画像形成装置において、前記の除電制御装置により、前記の除電装置によって感光体の表面を除電させる追加除電動作を行うにあたっては、感光体の使用履歴や、速度優先モードや画質優先モード等の画像形成モードに応じて、回転する感光体の表面を前記の除電装置によって追加除電させる追加除電動作の回数、すなわち除電装置によって除電させる時の感光体の回転回数を変更させたり、前記の除電装置から感光体の表面に照射させる光量を変更させたりすることができる。
さらに、前記の画像形成装置においては、前記の第1濃度センサーと第2濃度センサーとによって検出されたトナー濃度の濃度差が所定の閾値以下になったことを検知するまで、前記の除電制御装置により、前記の除電装置によって感光体の表面を除電させる追加除電動作を行うようにすることもできる。
また、前記の画像形成装置においては、画像形成動作を行う前の画像安定化動作において、前記の第1濃度センサーと第2濃度センサーとによって検出されたトナー濃度の濃度差が所定の閾値を超えた場合に、前記の除電制御装置により、前記の除電装置によって感光体の表面を除電させる追加除電動作を行うようにすることもできる。
また、前記の画像形成装置において、中間転写ベルトに付与されたトナーのトナー濃度を検出する前記の第1濃度センサーと第2濃度センサーとを設けるにあたり、画像形成動作時においても、前記の第1濃度センサーと第2濃度センサーによって中間転写ベルトに付与されたトナーのトナー濃度を適切に検出できるようにするため、第1濃度センサーと第2濃度センサーとを画像形成を行う画像形成領域の外部に設け、画像形成領域の外部において中間転写ベルトに付与されたトナーのトナー濃度を、この第1濃度センサーと第2濃度センサーとによって検知させることができる。
本発明の画像形成装置においては、前記のように除電装置から感光体の表面に照射される光量が強くなる位置に対応する前記の中間転写ベルトに付与されたトナーのトナー濃度を検出する第1濃度センサーと、前記の除電装置から感光体の表面に照射される光量が弱くなる位置に対応する前記の中間転写ベルトに付与されたトナーのトナー濃度を検出する第2濃度センサーとを設け、第1濃度センサーと第2濃度センサーとによって検出されたトナー濃度の濃度差が所定の閾値を超えた場合に、除電制御装置により、除電装置によって感光体の表面を除電させる追加除電動作を行うようにした。
この結果、本発明の画像形成装置においては、感光体の軸方向に複数の発光素子が配置された除電装置から感光体に照射される光の強度が感光体の軸方向において強い部分と弱い部分とが存在する場合においても、前記の追加除電動作を行うことによって、感光体の表面全体が適切に除電され、感光体の表面に除電ムラが生じるのが防止されて、濃度ムラ等のない良好な画像形成が安定して行えるようになる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る画像形成装置に使用する除電装置を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、前記の除電装置における各発光素子を発光させて感光体の表面を除電させる場合に、感光体の軸方向において感光体の表面に照射される光のイレーサー光量及び感光体の表面電位が変化する状態を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、感光体から中間転写ベルトに転写された画像形成領域の側方外部における濃度検出用のトナーのトナー濃度を、第1濃度センサーと第2濃度センサーによって測定する状態を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、第1濃度センサーと第2濃度センサーとにおいて測定されたトナー濃度の濃度差を、比較手段により閾値と比較して、除電制御装置により除電装置を制御する場合の構成を示したブロック図である。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、記憶手段に記憶された感光体の使用履歴と画像形成条件設定手段において設定された画像形成モードとに基づいて、閾値設定手段により閾値を設定して、比較手段に出力する場合の構成を示したブロック図である。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、記憶手段に記憶された感光体の使用履歴に基づいて、閾値を設定する工程を示したフローチャートである。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、画像形成条件設定手段において設定された画像形成モードに基づいて、閾値を設定する工程を示したフローチャートである。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、記憶手段に記憶された感光体の使用履歴と画像形成条件設定手段において設定された画像形成モードとに基づいて、除電制御装置により除電装置を制御する構成を示したブロック図である。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、記憶手段に記憶された感光体の使用履歴に基づいて、追加除電回数を設定する工程を示したフローチャートである。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、記憶手段に記憶された感光体の使用履歴に基づいて、イレーサー光量を設定する工程を示したフローチャートである。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、画像形成条件設定手段において設定された画像形成モードに基づいて、追加除電回数を設定する工程を示したフローチャートである。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、画像形成条件設定手段において設定された画像形成モードに基づいて、イレーサー光量を設定する工程を示したフローチャートである。 前記の実施形態に係る画像形成装置において画像形成を行うにあたり、記憶手段に記憶された感光体の使用履歴と画像形成条件設定手段において設定された画像形成モードとに基づいて、閾値や追加除電動作内容を設定して追加除電動作を実施する工程を示したフローチャートである。 前記の図14に示すフローチャートにおいて、第1濃度センサーと第2濃度センサーとにおいて測定されたトナー濃度の濃度差が閾値を超えている場合に、濃度差が閾値以下になるまで追加除電動作を繰り返して行う場合の工程を示したフローチャートである。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、画像形成を行う前の画像安定化動作時に、追加除電動作を実施する工程を示したフローチャートである。
次に、本発明の実施形態に係る画像形成装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明に係る画像形成装置は、下記の実施形態に示したものに限定されず、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
この実施形態に係る画像形成装置においては、図1に示すように、装置本体1内に、イメージングユニット10として、黒色のトナーを用いて画像形成を行う黒色のイメージングユニット10Kと、シアン色のトナーを用いて画像形成を行うシアン色のイメージングユニット10Cと、マゼンダ色のトナーを用いて画像形成を行うマゼンダ色のイメージングユニット10Mと、黄色のトナーを用いて画像形成を行う黄色のイメージングユニット10Yとからなる4つのイメージングユニット10K,10C,10M,10Yを装着させている。
また、前記の各イメージングユニット10K,10C,10M,10Yにおいては、それぞれ感光体11と、この感光体11の表面を帯電させる帯電ローラー12からなる帯電装置と、感光体11の表面に後述する潜像形成装置21によって形成された静電潜像にそれぞれ対応する色彩のトナーを供給して、感光体11の表面にそれぞれの色彩のトナー画像を形成する現像装置13と、感光体11の表面に形成されたトナー画像を後述する中間転写ベルト22に一次転写させた後、この感光体11の表面に残留するトナーを除去する第1クリーニング装置14と、残留するトナーが除去された感光体11の表面を除電させる除電装置15を設けている。なお、前記の帯電装置は、帯電ローラー12に限られず、スコロトロン方式の帯電装置等、各種の帯電装置を用いることができる。
また、前記の除電装置15としては、図2に示すように、LEDからなる発光素子15aが感光体11の軸方向に所要間隔を介して複数設けられたものを用いている。
そして、この画像形成装置においては、各イメージングユニット10K,10C,10M,10Yにおいて、前記の帯電ローラー12に帯電用電源(図示せず)から例えば−1150V程度の定電圧を印加させて、各帯電ローラー12によりそれぞれ感光体11の表面を所定の表面電位になるように帯電させる。
次いで、画像読取装置やパーソナルコンピューター等の画像情報入力手段(図示せず)から出力された画像情報データーに基づいて、前記のように帯電された各感光体11の表面に対して、潜像形成装置21によりそれぞれ対応する画像情報データーに基づいた露光を行って、各感光体11の表面にそれぞれ画像情報データーに応じた静電潜像を形成する。
そして、このように各感光体11の表面に形成された静電潜像に、前記の各現像装置13からそれぞれの色彩のトナーを供給して、各感光体11の表面にそれぞれの色彩のトナー画像を形成する。
次いで、各イメージングユニット10K,10C,10M,10Yにおける各感光体11の表面に形成された各色彩のトナー画像を、駆動ローラー22aと回転ローラー22bに架け渡されて回転駆動される中間転写ベルト22を介して各一次転写ローラー23と対向する各一次転写部に導き、各一次転写部において、各感光体11の表面に形成された各色彩のトナー画像を、それぞれ一次転写ローラー23により中間転写ベルト22に順々に転写させて、この中間転写ベルト22の上に各色彩のトナー画像を重畳させる。
また、前記のように各感光体11の表面に形成されたトナー画像を中間転写ベルト22に一次転写させた後、各感光体11の表面に残留するトナーをそれぞれ前記の第1クリーニング装置14によって除去した後、各感光体11の表面を前記の除電装置15により除電させるようにしている。
そして、このように中間転写ベルト22に各色彩のトナー画像が重畳された状態で、二次転写ローラー24と対向する二次転写部に導くようにする。
一方、この画像形成装置における装置本体1内に収容された記録媒体Sを、給紙ローラー25により給紙してタイミングローラー26に導き、このタイミングローラー26によって記録媒体Sを適当なタイミングで前記の中間転写ベルト22と二次転写ローラー24とが対向する二次転写部に導き、中間転写ベルト22上に形成された前記のトナー画像を、二次転写ローラー24により記録媒体Sに転写させるようにする。また、記録媒体Sに転写されずに中間転写ベルト22上に残ったトナーを、第2クリーニング装置27によって中間転写ベルト22から除去させるようにしている。
そして、前記のようにしてトナー画像が転写された記録媒体Sを定着装置28に導き、この定着装置28において、前記のトナー画像を記録媒体Sに定着させた後、トナー画像が定着された記録媒体Sを排紙ローラー29によって排紙させるようにしている。
ここで、前記のようにLEDからなる発光素子15aが感光体11の軸方向に所要間隔を介して複数設けられた除電装置15から感光体11の表面に光を照射させて、感光体11の表面を除電させるようにした場合、図3に示すように、各発光素子15aと対向する部分においては、感光体11の表面に照射されるイレーサー光量が強くなる一方、発光素子15a間と対向する部分においては、感光体11の表面に照射されるイレーサー光量が弱くなる。このため、各発光素子15aと対向する部分においては、発光素子15a間と対向する部分に比べて、感光体11の表面が強く除電されて表面電位が低くなり、このように表面電位が低くなった各発光素子15aと対向する部分においては、発光素子15a間と対向する部分に比べて、トナーが多く供給されるようになる。
また、この実施形態に係る画像形成装置においては、図4に示すように、トナー画像を形成する画像形成領域の外側の部分であって、前記の発光素子15aと対向する感光体11の位置に対応する中間転写ベルト22の位置において、中間転写ベルト22に転写されたトナーtのトナー濃度を検出する第1濃度センサー31と、発光素子15a間と対向する感光体11の位置に対応する中間転写ベルト22の位置において、中間転写ベルト22に転写されたトナーtのトナー濃度を検出する第2濃度センサー32とを設けている。
そして、例えば、黒色のトナーを用いたイメージングユニット10Kにおいて、その感光体11における画像形成領域の外部側方において、発光素子15aと対向する位置及び発光素子15aと発光素子15aとの間と対向する位置にそれぞれ濃度検出用のトナー像を形成し、この感光体11に形成された濃度検出用のトナー像を中間転写ベルト22に転写させ、前記の第1濃度センサー31と第2濃度センサー32とにより、それぞれの位置におけるトナー濃度を検出するようにしている。なお、他のイメージングユニット10C,10M,10Yにおいても、黒色のトナーを用いたイメージングユニット10Kの場合と同様にして、前記の第1濃度センサー31と第2濃度センサー32とにより、それぞれの位置におけるトナー濃度を検出することができる。
ここで、前記の除電装置15によって感光体11の表面を除電させた場合において、発光素子15aと対向する部分における感光体11の表面電位と、発光素子15aと発光素子15aとの間と対向する部分における感光体11の表面電位との差が大きくなって、感光体11の表面に除電ムラが生じると、前記の帯電ローラー12によって感光体11の表面を帯電させた場合に、感光体11の表面に帯電ムラが生じ、形成される画像に濃度ムラが発生するようになる。
ここで、この実施形態に係る画像形成装置においては、画像形成装置に設けられたCPU30によって各種の制御を行うようにしている。
そして、この実施形態に係る画像形成装置においては、図5に示すように、第1濃度センサー31によって測定されたトナー濃度Taと第2濃度センサー32によって測定されるトナー濃度Tbとを、それぞれCPU30に設けられた比較手段33に出力し、この比較手段33において、第1濃度センサー31によって測定されたトナー濃度Taと、第2濃度センサー32によって測定されたトナー濃度Tbとの濃度差(Ta−Tb)を予め設定された閾値Xと比較し、前記の濃度差(Ta−Tb)が閾値Xを超えた場合には、この結果を、CPU30に設けられた除電制御装置34に出力し、この除電制御装置34により、前記の除電装置15によって感光体11の表面を除電させる追加除電動作を行うようにしている。
ここで、追加除電動作としては、回転する感光体11の表面を前記の除電装置15によって追加除電させる追加除電動作の回数、すなわち除電装置15によって除電させる場合における感光体11の回転回数を増加させたり、前記の除電装置15における各発光素子15aから感光体11の表面に照射させるイレーサー光量を強めたりするようにしている。
そして、このような追加除電動作を行うと、発光素子15a間と対向する部分においても、感光体11の表面電位が十分に低下されて、感光体11の表面における除電ムラが解消され、感光体11の表面に帯電ムラが生じるのが防止されて、形成される画像に濃度ムラが発生するのが抑制されるようになる。
また、前記の比較手段33において、第1濃度センサー31によって測定されたトナー濃度Taと第2濃度センサー32によって測定されたトナー濃度Tbとの濃度差(Ta−Tb)を閾値Xと比較するにあたり、前記の閾値Xを設定するにあたっては、例えば、図6に示すように、画像形成装置における記憶手段35に記憶された感光体11の使用履歴や、CPU30に設けられた画像形成条件設定手段36において設定された画像形成モードが速度優先モードか画質優先モードかをCPU30に設けられた閾値設定手段37に出力し、このように出力された条件に基づいて、閾値設定手段37により閾値Xを所定の値に設定し、このように設定した閾値Xを前記の比較手段33に出力するようにしている。そして、この比較手段33において、第1濃度センサー31によって測定されたトナー濃度Taと、第2濃度センサー32によって測定されたトナー濃度Tbとの濃度差(Ta−Tb)を、前記のように設定された閾値Xと比較し、前記の濃度差(Ta−Tb)が閾値Xを超えた場合には、この結果を、CPU30に設けられた除電制御装置34に出力し、この除電制御装置34により、前記の除電装置15によって感光体11の表面を除電させる追加除電動作を行うようにしている。
ここで、記憶手段36に記憶された感光体11の使用履歴に基づいて、前記の閾値設定手段37により閾値Xを設定する工程を、図7に示すフローチャートに基づいて説明する。
先ず、記憶手段36に記憶された感光体11の使用履歴を入手し(S1)、感光体11による画像形成枚数がn枚以上であるかを判断し(S2)、画像形成枚数がn枚未満である場合には閾値XをX1に設定し(S3)、画像形成枚数がn枚以上である場合には閾値XをX1−aに設定する(S4)。なお、画像形成枚数n枚の数が増加するのに伴って、前記のaの値を増加させることができる。
このようにすると、画像形成枚数が多くて使用履歴の長い感光体11の場合には、前記の閾値Xが小さくなって、第1濃度センサー31によって測定されたトナー濃度Taと第2濃度センサー32によって測定されたトナー濃度Tbとの濃度差(Ta−Tb)が少ない段階において追加除電動作が実施され、使用履歴の長い感光体11において除電ムラが発生するのが適切に解消されるようになる。
次に、画像形成条件設定手段36において設定された画像形成モードに基づいて、前記の閾値設定手段37により閾値Xを設定する工程を、図8に示すフローチャートに基づいて説明する。
先ず、画像形成条件設定手段36において設定された画像形成モードを入手し(S11)、画像形成モードが速度優先モードであるかを判断し(S12)、速度優先モードである場合には閾値XをX2に設定し(S13)、一方、画像形成モードが速度優先モードではなく画質優先モードである場合には閾値XをX2−aに設定する(S14)。
このようにすると、画像形成モードが画質優先モードの場合には、前記の閾値Xが速度優先モードの場合よりも小さくなって、第1濃度センサー31によって測定されたトナー濃度Taと第2濃度センサー32によって測定されたトナー濃度Tbとの濃度差(Ta−Tb)が少ない段階において、追加除電動作が実施されるようになり、除電ムラが発生するのが適切に抑制されて、良好な画質の画像が得られるようになる。
なお、感光体11の使用履歴と画像形成条件設定手段36において設定された画像形成モードとに基づいて、前記の閾値設定手段37によって閾値Xを所定の値に設定するにあたっては、例えば、前記のように感光体11の使用履歴に基づいて各閾値(X=X1,X=X1-a)を設定した後、このように設定された閾値を基準にして、さらに前記のようにして画像形成モードに基づく閾値を設定させるようにすることができる。
また、第1濃度センサー31によって測定されたトナー濃度Taと第2濃度センサー32によって測定されたトナー濃度Tbとの濃度差(Ta−Tb)が閾値Xを超えた場合に、除電制御装置34により除電装置15を制御して追加除電動作を行うにあたっては、図9に示すように、前記の記憶手段35に記憶された感光体11の使用履歴や、前記の画像形成条件設定手段36において設定された画像形成モードを、前記の除電制御装置34に出力し、これに基づいて、この除電制御装置34において追加除電動作内容を設定し、例えば、回転する感光体11を回転させて、除電装置15によって感光体11の表面を追加除電させる追加除電動作の回数Nや、前記の除電装置15における各発光素子15aから感光体11の表面に照射させるイレーサー光量Pを設定し、このように設定した追加除電動作内容に基づいて、この除電制御装置34により除電装置15を制御して追加除電動作を行うようにする。
ここで、記憶手段36に記憶された感光体11の使用履歴に基づいて、前記の除電制御装置34により追加除電動作の回数Nを設定する工程を、図10に示すフローチャートに基づいて説明する。
先ず、記憶手段36に記憶された感光体11の使用履歴を入手し(S21)、感光体11による画像形成枚数がn枚以上であるかを判断し(S22)、画像形成枚数がn枚未満である場合には追加除電動作の回数NをN1に設定し(S23)、画像形成枚数がn枚以上である場合には追加除電動作の回数NをN1+cに設定する(S24)。なお、画像形成枚数n枚の数が増加するのに伴って、前記のcの値を増加させることができる。
このようにすると、画像形成枚数が多くて使用履歴の長い感光体11に対しては数多くの追加除電動作が実施され、使用履歴の長い感光体11における除電ムラを十分に解消できるようになる。
また、記憶手段36に記憶された感光体11の使用履歴に基づいて、前記の除電制御装置34により、除電装置15から感光体11の表面に照射させるイレーサー光量Pを設定する工程を、図11に示すフローチャートに基づいて説明する。
先ず、記憶手段36に記憶された感光体11の使用履歴を入手し(S31)、感光体11による画像形成枚数がn枚以上であるかを判断し(S32)、画像形成枚数がn枚未満である場合にはイレーサー光量PをP1に設定し(S33)、画像形成枚数がn枚以上である場合にはイレーサー光量PをP1+dに設定する(S34)。なお、画像形成枚数n枚の数が増加するのに伴って、前記のdの値を増加させることができる。
このようにすると、画像形成枚数が多くて使用履歴の長い感光体11に対しては、除電装置15から感光体11の表面に対して強いイレーサー光量Pの光が照射されて、使用履歴の長い感光体11における除電ムラを十分に解消できるようになる。
次に、画像形成条件設定手段36において設定された画像形成モードに基づいて、前記の除電制御装置34によって追加除電動作の回数Nを設定する工程を、図12に示すフローチャートに基づいて説明する。
先ず、画像形成条件設定手段36において設定された画像形成モードを入手し(S41)、画像形成モードが速度優先モードであるかを判断し(S42)、速度優先モードである場合には追加除電動作の回数NをN2に設定し(S43)、一方、画像形成モードが速度優先モードではなく画質優先モードである場合には追加除電動作の回数NをN2+eに設定する(S44)。
このようにすると、画像形成モードが画質優先モードの場合には、速度優先モードの場合よりも、感光体11に対して数多くの追加除電動作が実施され、感光体11における除電ムラをより一層解消できるようになる。
また、画像形成条件設定手段36において設定された画像形成モードに基づいて、前記の除電制御装置34により、除電装置15から感光体11の表面に照射させるイレーサー光量Pを設定する工程を、図13に示すフローチャートに基づいて説明する。
先ず、画像形成条件設定手段36において設定された画像形成モードを入手し(S51)、画像形成モードが速度優先モードであるかを判断し(S52)、速度優先モードである場合にはイレーサー光量PをP2に設定し(S53)、一方、画像形成モードが速度優先モードではなく画質優先モードである場合にはイレーサー光量PをP2+fに設定する(S54)。
このようにすると、画像形成モードが画質優先モードの場合には、速度優先モードの場合よりも、感光体11に対して強いイレーサー光量Pの光が照射され、感光体11における除電ムラをより一層解消できるようになる。
なお、除電制御装置34において追加除電動作内容を設定するにあたっては、前記のように追加除電動作の回数Nとイレーサー光量Pの何れか一方を設定させるようにする他、追加除電動作の回数Nとイレーサー光量Pとの両方を設定させるようにすることもできる。
次に、前記の画像形成装置において画像形成を行うあたり、前記のように閾値Xや追加除電動作内容を設定して追加除電動作を実施する場合の工程を、図14に示すフローチャートに基づいて説明する。
先ず、記憶手段35に記憶された感光体11の使用履歴及び画像形成条件設定手段36において設定された画像形成モードを入手し(S61)、このように入手した感光体11の使用履歴及び画像形成モードに基づいて、前記のように閾値設定手段37により閾値Xを設定し(S62)、さらに前記のように除電制御装置34において追加除電動作内容を設定する(S63)。
そして、画像形成動作を開始し(S64)、画像形成領域外に濃度検出用のトナーを付与し(S65)、前記の第1濃度センサー31と第2濃度センサー32とによって中間転写ベルト22に転写された濃度検出用のトナーのトナー濃度Ta,Tbを測定し(S66)、前記の比較手段33において、第1濃度センサー31によって測定されたトナー濃度Taと第2濃度センサー32によって測定されたトナー濃度Tbとの濃度差(Ta−Tb)が設定された閾値Xを超えているかを判断する(S67)。
ここで、濃度差(Ta−Tb)が閾値X以下の場合には、全ての画像形成が終了したかを判断し(S68)、一方、濃度差(Ta−Tb)が閾値Xを超えている場合には、前記の追加除電動作内容に基づく追加除電動作を行った後(S69)、全ての画像形成が終了したかを判断する(S68)。
そして、全ての画像形成が終了していない場合には、前記の画像形成動作の開始(S64)に戻り、前記のような動作を繰り返して行い、全ての画像形成が終了した場合には、画像形成動作を終了する(S69)。
また、図15のフローチャートに示すように、前記の比較手段33において、第1濃度センサー31によって測定されたトナー濃度Taと第2濃度センサー32によって測定されたトナー濃度Tbとの濃度差(Ta−Tb)が設定された閾値Xを超えているかを判断(S67)し、濃度差(Ta−Tb)が閾値Xを超えている場合、前記の追加除電動作を行った後(S69)、前記の画像形成領域外に濃度検出用のトナーを付与する工程(S65)に戻り、濃度差(Ta−Tb)が閾値X以下になるまで、追加除電動作を行うようにすることも可能である。
また、この実施形態における画像形成装置においては、前記のようにして画像形成を行う前における画像安定化動作においても、前記のような追加除電動作を行い、感光体11の表面に除電ムラが発生するのを予め抑制させるようにすることができる。
ここで、画像安定化動作において、画像形成モードが選択されていない状態で追加除電動作を実施する場合の工程を、図16に示すフローチャートに基づいて説明する。
先ず、記憶手段35に記憶された感光体11の使用履歴を入手し(S71)、このように入手した感光体11の使用履歴に基づいて、前記のように閾値設定手段37により閾値Xを設定し(S72)、さらに前記のように除電制御装置34において追加除電動作内容を設定し(S73)、画像安定化動作をスタートする(S74)。なお、画像安定化動作とは、感光体11の表面に複数の濃度の異なるトナー像を形成し、それを測定した値に基づいて、帯電出力、露光出力、現像バイアス電圧の少なくとも1つを調整するものである。
そして、感光体11に濃度検出用のトナーを付与し(S75)、前記の第1濃度センサー31と第2濃度センサー32とによって中間転写ベルト22に転写された濃度検出用のトナーのトナー濃度Ta,Tbを測定する(S76)。なお、画像安定化動作においては、感光体11や中間転写ベルト22に形成する濃度検出用のトナー像を、画像安定化動作用のトナー像と兼用させることができる。
次いで、前記の比較手段33により、第1濃度センサー31によって測定されたトナー濃度Taと第2濃度センサー32によって測定されたトナー濃度Tbとの濃度差(Ta−Tb)が設定された閾値Xを超えているかを判断する(S77)。
そして、濃度差(Ta−Tb)が閾値Xを超えている場合には、前記の追加除電動作内容に基づく追加除電動作を行い(S78)、前記のように感光体11に濃度検出用のトナーを付与する工程(S75)に戻り、濃度差(Ta−Tb)が閾値X以下になるまで追加除電動作を行う。
また、前記の濃度差(Ta−Tb)が閾値X以下になった場合には、追加除電動作が行われたかを判断する(S79)。
ここで、追加除電動作が行われた場合には、各種の動作条件が変更されているため、画像安定化動作を再スタートさせ(S80)、その後、画像安定化動作が終了したかを判断する(S81)。一方、追加除電動作が行われていない場合には、そのまま画像安定化動作が終了したかを判断する(S81)。
そして、画像安定化動作が終了していない場合には、画像安定化動作を続けて行い、画像安定化動作が終了した時点で終了する。
1 装置本体
10,10Y,10M,10C,10K イメージングユニット
11 感光体
12 帯電ローラー(帯電装置)
13 現像装置
14 第1クリーニング装置
15 除電装置、15a 発光素子
21 潜像形成装置
22 中間転写ベルト、22a 駆動ローラー、22b 回転ローラー
23 一次転写ローラー
24 二次転写ローラー
25 給紙ローラー
26 タイミングローラー
27 第2クリーニング装置
28 定着装置
29 排紙ローラー
30 CPU
31 第1濃度センサー
32 第2濃度センサー
33 比較手段
34 除電制御装置
35 記憶手段
36 画像形成条件設定手段
37 閾値設定手段
S 記録媒体
t トナー

Claims (8)

  1. 回転駆動される感光体に形成されたトナー画像を中間転写ベルトに転写させた後、感光体の軸方向に複数の発光素子が配置された除電装置から感光体の表面に光を照射させて感光体の表面を除電させる画像形成装置において、
    前記の除電装置から感光体の表面に照射される光量が強くなる位置に対応する前記の中間転写ベルトに付与されたトナーのトナー濃度を検出する第1濃度センサーと、前記の除電装置から感光体の表面に照射される光量が弱くなる位置に対応する前記の中間転写ベルトに付与されたトナーのトナー濃度を検出する第2濃度センサーと、前記の除電装置を制御する除電制御装置とを設け、
    前記の第1濃度センサーと第2濃度センサーとによって検出されたトナー濃度の濃度差が所定の閾値を超えた場合に、前記の除電制御装置により、前記の除電装置によって感光体の表面を除電させる追加除電動作を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、感光体の使用履歴に応じて、前記の閾値を変更させることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、画像形成モードに応じて、前記の閾値を変更させることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置において、感光体の使用履歴に応じて、前記の除電制御装置により、回転する感光体の表面を前記の除電装置によって追加除電させる追加除電動作の回数及び/又は除電装置から感光体の表面に照射させる光量を変更させることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置において、画像形成モードに応じて、前記の除電制御装置により、回転する感光体の表面を前記の除電装置によって追加除電させる追加除電動作の回数及び/又は除電装置から感光体の表面に照射させる光量を変更させることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記の第1濃度センサーと第2濃度センサーとによって検出されたトナー濃度の濃度差が所定の閾値以下になったことを検知するまで、前記の除電制御装置により、前記の除電装置によって感光体の表面を除電させる追加除電動作を行うことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の画像形成装置において、画像形成動作を行う前の画像安定化動作において、前記の第1濃度センサーと第2濃度センサーとによって検出されたトナー濃度の濃度差が所定の閾値を超えた場合に、前記の除電制御装置により、前記の除電装置によって感光体の表面を除電させる追加除電動作を行うことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記の第1濃度センサーと第2濃度センサーとを、画像形成を行う画像形成領域の外部に設けたことを特徴とする画像形成装置。
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