JP2001265184A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2001265184A
JP2001265184A JP2000081330A JP2000081330A JP2001265184A JP 2001265184 A JP2001265184 A JP 2001265184A JP 2000081330 A JP2000081330 A JP 2000081330A JP 2000081330 A JP2000081330 A JP 2000081330A JP 2001265184 A JP2001265184 A JP 2001265184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoconductor
light
resistance value
eraser
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000081330A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Sakurai
政人 桜井
Shigeru Shimizu
茂 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd, Casio Electronics Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2000081330A priority Critical patent/JP2001265184A/ja
Publication of JP2001265184A publication Critical patent/JP2001265184A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体ドラムに起因するいわゆる転写メモリ
の防止に関し、特に感光体ドラムを光疲労させることな
く、イレーサ光の照射によって十分な除電効果を得るこ
とが可能な画像形成装置を提供するものである。 【解決手段】 吸着ロール電源30から吸着ロール25
に対して電圧を印加し、用紙及び用紙搬送ベルト3を介
して金属ロール26に電流を流し、更に電流検出回路2
7を通して接地に電流を流す。電流検出回路27によっ
てこの電流値を検出することで用紙及び用紙搬送ベルト
3の抵抗値を測定する。そして、この測定結果に従って
イレーサ制御回路はイレーサ11fから感光体ドラム1
0に照射する除電光(イレーサ光)を制御する。この制
御は、例えば連続プリントの場合でも1枚目のみに除電
光を照射する場合や、用紙等の抵抗値に従って除電光の
照射、非照射を制御し、又は除電光の照射光量の制御
や、除電光の照射枚数を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真プロセスを
使用する画像形成装置であって、感光体ドラムに起因す
るいわゆる転写メモリを防止する画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】今日、パーソナルコンピュータ等のホス
ト機器やネットワークに接続され、ホスト機器から供給
される印刷データ、又はネットワークを介して供給され
る印刷データに従って印刷を行うプリンタ装置(画像形
成装置)が広く使用されている。そして、上記画像形成
装置の中には、電子写真方式を使用したプリンタ装置も
数多く採用されている。
【0003】しかしながら、このようなプリンタ装置で
は、感光体ドラムに起因する画像のメモリが発生する場
合がある。この現象は次のような理由で、転写メモリと
呼ばれている。すなわち、印字画像全体のうち感光体ド
ラムの一周目で形成されたトナー画像が用紙に転写され
る際、感光体ドラム上のトナーの無い部分に(白部分
に)対して多くの転写電流が流れ、トナーの有る部分に
流れる転写電流は少ない。この時、転写電流が多く流れ
た部分の感光体層中にトラップが発生し、二周目の画像
形成の際、その部分の電位が他の部分より低くなり、形
成される画像として、その部分が他の部分より濃くな
る。この結果、一周目の画像が二周目の画像にメモリと
なって現れる。また、この現象は用紙抵抗が小さい時
(高湿な環境で)、発生し易い。
【0004】この為、従来以下のようにして感光体ドラ
ム上に残る電位を除去している。図12は従来の電位除
去方法を説明するタイムチャートである。同図に示す方
法は、先ずに示すタイミングで感光体ドラムへの帯電
処理を開始し、その後同図に示すのタイミングで印字
ヘッドから印刷データに従った露光を行い、更にのタ
イミングで転写処理を行う。この際、同図に示すのタ
イミングでイレーサによる除電処理を開始し、当該除電
処理を一定期間継続する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方式では、
以下の問題が発生する。すなわち、感光体ドラムにイレ
ーサ光を使用して多数枚の連続プリントを行うため、感
光体ドラムが光疲労を起こし、画像濃度が低下する。
【0006】このため、イレーサ光の照射量を弱くする
提案や、画像領域に対してのみイレーサ光を照射する提
案もなされているが、十分な効果は得られない。本発明
は、こうした実情に鑑みなされたものであり、感光体ド
ラムを光疲労させることなく、イレーサ光の照射によっ
て十分な除電効果を得ることが可能な画像形成装置を提
供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は請求項1記載
の発明によれば、感光体と、該感光体上を所定電位に帯
電する帯電手段と、該帯電手段により帯電された前記感
光体上に画像信号に応じた露光を行い、静電潜像を形成
する露光手段と、前記感光体上に形成された静電潜像に
トナーを付与し、前記信号に応じたトナー像を形成する
現像手段と、駆動ロールと従動ロールの少なくとも2つ
のロールに掛け渡され、外周面に転写材を吸着して前記
感光体に前記転写材を接触させるべく循環移動する搬送
ベルトと、該搬送ベルトの内側に前記感光体と対応させ
て設けられ該感光体に接触中の前記転写材にトナー像を
転写する転写手段と、前記トナー像の転写後の前記感光
体上に除電光を照射する除電光照射手段と、前記搬送ベ
ルトに吸着搬送される1枚目の転写材に対応する前記感
光体上の画像形成領域のみに前記除電光を照射すべく前
記除電光照射手段の作動を制御する除電光照射制御手段
とを備えた画像形成装置を提供することによって達成で
きる。
【0008】このように構成することにより、除電光照
射手段は転写材である用紙の1枚目に対してのみ除電光
(イレーサ光)を照射し、除電光(イレーサ光)の照射
回数を減らして感光体の光疲労を少なくすることができ
る。
【0009】上記課題は請求項2記載の発明によれば、
感光体と、該感光体上を所定電位に帯電する帯電手段
と、該帯電手段により帯電された前記感光体上に画像信
号に応じた露光を行い、静電潜像を形成する露光手段
と、前記感光体上に形成された静電潜像にトナーを付与
し、前記信号に応じたトナー像を形成する現像手段と、
駆動ロールと従動ロールの少なくとも2つのロールに掛
け渡され外周面に転写材を吸着して前記感光体に前記転
写材を接触させるべく循環移動する搬送ベルトと、該搬
送ベルトの内側に前記感光体と対応させて設けられ、該
感光体に接触中の前記転写材にトナー像を転写する転写
手段と、前記トナー像の転写後の前記感光体上に除電光
を照射する除電光照射手段と、前記搬送ベルトに吸着搬
送される転写材の抵抗値を検出する抵抗値検出手段と、
該抵抗値検出手段の検出結果に基づいて前記除電光照射
手段の作動を制御する除電光照射制御手段とを備えた画
像形成装置を提供することによって達成できる。
【0010】このように構成することにより、転写材で
ある例えば用紙の抵抗値を測定し、当該抵抗値に基づい
て除電光(イレーサ光)の照射を制御することにより、
感光体の除電を確実に行いつつ、感光体の光疲労を防止
する構成である。
【0011】上記課題は請求項3記載の発明によれば、
感光体と、該感光体上を所定電位に帯電する帯電手段
と、該帯電手段により帯電された前記感光体上に画像信
号に応じた露光を行い、静電潜像を形成する露光手段
と、前記感光体上に形成された静電潜像にトナーを付与
し、前記信号に応じたトナー像を形成する現像手段と、
駆動ロールと従動ロールの少なくとも2つのロールに掛
け渡され外周面に転写材を吸着して前記感光体に前記転
写材を接触させるべく循環移動する搬送ベルトと、該搬
送ベルトの内側に前記感光体と対応させて設けられ、該
感光体に接触中の前記転写材にトナー像を転写する転写
手段と、前記トナー像の転写後の前記感光体上に除電光
を照射する除電光照射手段と、前記搬送ベルトおよび転
写材の抵抗値を検出する抵抗値検出手段と、該抵抗値検
出手段の検出結果に基づいて前記除電光照射手段の作動
を制御する除電光照射制御手段とを備えた画像形成装置
を提供することによって達成できる。
【0012】このように構成することにより、転写材で
ある例えば用紙のみではなく、用紙搬送ベルトの有する
抵抗値も合わせて測定し、上記合成抵抗値に基づいて除
電光(イレーサ光)の照射を制御することにより、感光
体の除電をより確実に行いつつ、感光体の光疲労を防止
する構成である。
【0013】請求項4の記載は、前記請求項2又は3記
載の発明において、除電光照射制御手段は、前記抵抗値
検出手段の検出結果に基づいて前記除電光照射手段の作
動をオン、オフ制御する構成である。
【0014】このように構成することにより、除電光照
射制御手段は抵抗値検出手段の検出結果に基づいて除電
光(イレーサ光)の照射を行う。例えば、用紙の抵抗値
が小さい時、除電光(イレーサ光)の照射を行い、感光
体の除電を確実に行いつつ、感光体の光疲労を防止す
る。また、用紙の抵抗値と用紙搬送ベルトの合成抵抗値
が小さい場合も同様である。
【0015】請求項5の記載は、前記請求項2又は3記
載の発明において、前記除電光照射制御手段は、前記抵
抗値検出手段の検出結果に基づいて前記除電光照射手段
の除電光照射量を可変制御する構成である。
【0016】このように構成することにより、除電光照
射制御手段は抵抗値検出手段の検出結果に基づいて除電
光(イレーサ光)の照射を行い、例えば上記用紙の抵抗
値が小さい時、除電光(イレーサ光)の照射光量を大き
くし、感光体の除電を確実に行いつつ、感光体の光疲労
を防止する。また、用紙の抵抗値と用紙搬送ベルトの合
成抵抗値が小さい場合も同様である。
【0017】請求項6の記載は、前記請求項2又は3記
載の発明において、前記除電光照射制御手段は、前記抵
抗値検出手段の検出結果に基づいて、前記搬送ベルトに
吸着搬送される所定枚数の転写材に対応する前記感光体
上の画像形成領域のみに前記除電光を照射すべく前記除
電光照射手段の作動を制御する構成である。
【0018】このように構成することにより、除電光照
射制御手段は抵抗値検出手段の検出結果に基づいて除電
光(イレーサ光)の照射を行い、例えば用紙の抵抗値が
小さい時、除電光(イレーサ光)を照射する用紙枚数を
可変する構成である。また、用紙の抵抗値と用紙搬送ベ
ルトの合成抵抗値が小さい場合も同様である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
を用いて詳細に説明する。 <第1実施形態例>図1は本実施形態の画像形成装置と
して、例えばカラープリンタのシステム構成を説明する
図である。また、上記プリンタ装置はいわゆるタンデム
方式のプリンタ装置の例である。
【0020】同図において、プリンタ装置1は用紙搬送
ベルト3も含めた画像形成部2、制御回路4、及び給紙
部5で構成されている。ここで、画像形成部2は4個の
画像形成ユニット6〜9を並設した構成であり、同図の
紙面右側から左側に向かってマゼンダ(M)、シアン
(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)の順に配設さ
れている。また、この中のマゼンダ(M)、シアン
(C)、イエロー(Y)の画像形成ユニット6〜8は減
法混色によりカラー印刷を行う構成であり、ブラック
(K)の画像形成ユニット9はモノクロ印刷に使用す
る。
【0021】ここで、上記各画像形成ユニット6〜9は
それぞれドラムセットとトナーセットで構成され、現像
容器に収納された現像剤(の色)を除き同じ構成であ
る。そこで、例えばマゼンダ(M)用の画像形成ユニッ
ト6を例にして構成を説明する。
【0022】図2は上記構成を説明する図である。マゼ
ンダ(M)用の画像形成ユニット6は、例えばドラムセ
ットC1とトナーセットC2で構成され、ドラムセット
C1には感光体ドラム10、帯電器11a等が収納さ
れ、トナーセットC2には現像ロール11cやトナーが
収納されている。感光体ドラム10は、その周面が例え
ば有機光導電性材料で構成され、感光体ドラム10の周
面近傍には、帯電ロール11a、印字ヘッド11b、現
像ロール11c、転写器11d、クリーナ11e、イレ
ーサ11fが順次配設されている。感光体ドラム10は
矢印方向に回動し、先ず帯電器11aからの電荷付与に
より、感光体ドラム10の周面を一様に帯電する。そし
て、印字ヘッド11bからの印字情報に基づく光書き込
みにより、感光体ドラム10の周面に静電潜像を形成
し、現像ロール11cによる現像処理によりトナー像を
形成する。この時、感光体ドラム10の周面に形成され
るトナー像は、現像容器11c’に収納したマゼンダ
(M)色のトナーによる。
【0023】一方、用紙の給紙や搬送は前述の給紙部5
を構成する給紙カセット13や給紙コロ14、及び待機
ロール15等で行われ、給紙コロ14の回動によって給
紙カセット13から搬出される用紙は、待機ロール15
まで送られ、更にトナー像に一致するタイミングで用紙
搬送ベルト3上に送られ、転写器11dに達する。そし
て、転写器11dにおいてトナー像が転写され、トナー
像が転写された用紙は用紙搬送ベルト3の移動に従っ
て、搬送ベルト3上を矢印方向に移動し、定着ユニット
20において熱定着処理が施される。尚、用紙搬送ベル
ト3は駆動ロール17と複数の従動ロール18、及び後
述する金属ロール26間を掛け渡され、同図に矢印で示
す方向に回動する。
【0024】また、上記用紙搬送ベルト3上を移動する
用紙の上面には、上記マゼンダ(M)のトナー像のみな
らず、他の色のドラムセットC1及びトナーセットC2
によって転写されたシアン(C)、イエロー(Y)のト
ナー像も転写され、前述の減法混色に従った色の印刷が
行われる。
【0025】尚、上述の用紙は給紙カセット13から搬
出される用紙のみならず、MPFトレイ21から供給さ
れる用紙も含まれ、この場合には用紙は給紙コロ22に
よって搬入され、前述の経路に沿って印刷処理が行われ
る。
【0026】また、上記定着ユニット20は熱ロール2
0a、20b、及びクリーナ20cで構成され、用紙が
上述の熱ロール20aと20b間を挟持搬送される間、
用紙に転写された例えば複数色のトナー像は溶融して用
紙に熱定着する。また、クリーナ20cは熱ロール20
aに残るトナーを除去する機能を有する。尚、定着ユニ
ット20によってトナー像が定着された用紙は切換板2
4を介して上方、又は紙面左方向に搬送される。
【0027】ここで、図2の説明に戻って、用紙及び用
紙搬送ベルト3の抵抗値を測定する構成を説明すると、
先ず用紙搬送ベルト3はポリカーボネート、又はETF
E等の電子伝導性材料から成る。また、吸着ロール25
はウレタンロールであり、吸着ロール電源30から吸着
ロール25に定電圧が印加され、用紙搬送ベルト3、又
は用紙と用紙搬送ベルト3を通って金属ロール26に電
流を流す。金属ロール26は電流検出回路27を経て接
地されており、金属ロール26を流れた電流は電流検出
回路27を通って接地に流れ込む。
【0028】また、電流検出回路27は演算回路28に
接続され、電流検出回路27の出力は演算回路28によ
って演算され、抵抗値が検出される。また、演算回路2
8の出力はイレーサ制御回路29に出力され、上記抵抗
値に従った制御を行う。ここで、イレーサ制御回路29
後述する各種制御を行う。例えば、イレーサ11fのオ
ン、オフ制御や、除電光(イレーサ光)の照射光量の制
御等である。次に、本例の処理動作について説明する。
【0029】先ず、本例は転写メモリの発生がプリント
の1枚目では発生するが、連続プリントの2枚目以降で
はその発生が無いことに着目するものである。尚、この
理由は、休止後の感光体ドラム10の帯電が始めのうち
は低く、繰り返し使用することにより帯電が安定するた
めと思われる。この結果、トラップが発生しても電位に
はほとんど影響しないと推測される。尚、図3に感光体
ドラム10の駆動休止後の帯電変化を示す。
【0030】そこで、本例では画像領域に対してのみイ
レーサ光を照射するが、その照射を1枚プリントの場合
と2枚以上の連続プリントの場合で以下のように制御す
る。先ず、図4は1枚プリントの場合のタイムチャート
である。1枚プリントの場合、用紙が給紙カセット13
から搬出され、搬送路を通って待機ロールに達する。そ
の後、所定のタイミングで用紙が用紙搬送ベルト3上に
送られると、各画像形成ユニット6〜9によって用紙へ
の転写処理が行われる。この場合、図4のタイミングに
示すように、画像形成ユニット6〜9は各工程制御を行
う。
【0031】先ず、同図に示すタイミングで帯電ロー
ル11aから感光体ドラム10に電荷を付与し、感光体
ドラム10の周面を一様に帯電する。次に、同図に示
すタイミングで前述の印字ヘッド11bから印刷データ
に従った露光を行い、静電潜像を形成する。
【0032】次に、現像ロール11cによって感光体ド
ラム10に形成された静電潜像をトナー像化し、当該ト
ナー像を前述の転写器11dの位置に移動し、同図の
に示すタイミングで用紙にトナー像を転写する。
【0033】その後、用紙は定着ユニット20方向に送
られるが、それぞれの感光体ドラム10はクリーナ20
eによって周面に残留するトナーが回収された後、イレ
ーサ11fによる除電が行われる。このため、イレーサ
11fは図4のに示すタイミングで駆動を開始し、感
光体ドラム10の画像形成領域の除電を行う。
【0034】その後、同図ののタイミングでイレーサ
11fの駆動を停止する。このイレーサ11fの駆動タ
イミングの制御は、前述のイレーサ制御回路29が行
う。尚、本例の場合、イレーサ制御回路29は単に1回
のみ上記図4に示すタイミングでイレーサ11fを駆動
する制御であり、図2に示す電流検出回路27等は使用
しない。
【0035】一方、2枚以上の連続プリントの場合、図
5に示す工程処理となる。すなわち、1枚目の用紙は前
述と同様、給紙カセット13から搬出され、搬送路を通
って待機ロールに達し、所定のタイミングで用紙が用紙
搬送ベルト3上に送られると、各画像形成ユニット6〜
9によって用紙への転写処理が行われる。
【0036】この場合、図5のに示すタイミングで帯
電ロール11aから電荷を付与し、感光体ドラム10の
周面を一様に帯電する。次に、同図に示すタイミング
で前述の印字ヘッド11bから印刷データに従った露光
を行い、更に現像ロール11cによって静電潜像をトナ
ー像化し、当該トナー像を前述の転写器11dの位置に
移動し、同図のに示すタイミングで用紙にトナー像を
転写する。
【0037】その後、用紙は定着ユニット20方向に送
られ、感光体ドラム10の周面の残留するトナーが回収
された後、イレーサ11fによる除電が行われる。この
除電処理は、1枚目については前述と同様、図5に示す
〜に示すタイミングで行われる。
【0038】一方、2枚目のプリントについては、同図
のに示すタイミングで印字ヘッド11bから印刷デー
タに従った露光を行い、更に現像ロール11cによって
静電潜像をトナー像化し、当該トナー像を前述の転写器
11dの位置に移動し、同図のに示すタイミングで用
紙にトナー像を転写する。
【0039】その後、用紙は定着ユニット20方向に送
られ、感光体ドラム10の周面に残留するトナーが回収
されるが、イレーサ11fによる除電処理は行われな
い。この場合、イレーサ制御回路29によって2枚目以
降のプリントにおける除電処理は停止される。
【0040】以上のように、本例によれば1枚目の用紙
の画像領域に対応したドラム上にのみ除電光(イレーサ
光)を照射し、2枚目以降は画像領域に対しては除電光
(イレーサ光)を照射しないので、連続してイレーサ光
が感光体ドラム10に照射されることが無く、光疲労に
よる画像濃度の低下を防止できる。
【0041】一方、1枚プリントが繰り返された場合に
は、毎回画像領域分のイレーサ光が照射されるが、除電
光(イレーサ光)の連続照射ではないので光疲労にはつ
ながらない。 <第2の実施形態>次に、本発明の第2の実施形態につ
いて説明する。
【0042】本例は、上記転写メモリの発生が、用紙の
吸湿に基づく抵抗値の低下に起因する場合が大きいこと
から、この抵抗値低下を考慮して除電処理を行うもので
ある。
【0043】図6は上記の現象を用紙の抵抗値を変化さ
せて調査した結果である。同図に示すように、用紙抵抗
値と転写メモリの発生の関係は、以下のようであり、用
紙抵抗が1010Ωcmより低くなると転写メモリが発生す
る。尚、用紙抵抗が5×109 Ωcmの場合には“△”で
あり、転写メモリが発生する場合もある抵抗値である。
【0044】したがって、本例では用紙抵抗を検知し、
この抵抗値によってイレーサ11fのオン/オフ制御を
行うものである。尚、前述の図1に示すプリンタ装置1
の全体構成、及び図2に示す電流検出回路27、イレー
サ制御回路29等の構成は前述の構成説明の通りであ
る。
【0045】本例の場合も、先ずプリンタ装置1を駆動
し、感光体ドラム10や現像ロール11c等を駆動し、
用紙搬送ベルト3の回転を開始する。ここで、先ず吸着
ロール電源30から吸着ロール25に対して電圧を印加
し、電流検出回路27に流れる電流量を検出する。この
場合、吸着ロール25に供給される電流は、用紙(用紙
及び用紙搬送ベルト3)を介して金属ロール26に流
れ、更に電流検出回路27を通って接地に流れ込む。し
たがって、電流検出回路27を流れる電流は、用紙の抵
抗値に従って変化する。尚、用紙が位置しない場合もあ
るので、用紙の抵抗値は、用紙と用紙搬送ベルト3を含
めた場合と、用紙搬送ベルト3のみの場合について測定
し、両者の抵抗値を減算することによって、用紙のみの
抵抗値が得られる。
【0046】上記処理は、演算回路28によって実行さ
れ、イレーサ制御回路29はこの上記結果に従って以下
のように処理を行う。すなわち、前述と同様、用紙は給
紙カセット13から搬出され、搬送路を通って待機ロー
ルに達し、所定のタイミングで用紙搬送ベルト3上に送
られる。各画像形成ユニット6〜9は、例えば1枚プリ
ントの場合、図4のタイミングで駆動する。
【0047】しかし、本例の場合以下の制御に従ってイ
レーサ11fのオン、オフ制御が行われる。すなわち、
前述の処理によって用紙の抵抗値が1010cmを越える
時、イレーサ制御回路29はオン信号を出力せず、感光
体ドラム10に対する除電光(イレーサ光)の照射は行
わない。一方、用紙の抵抗値が1010cmより低い時、イ
レーサ制御回路29はオン信号を出力し、感光体ドラム
10に対する除電光(イレーサ光)の照射を行う。
【0048】したがって、上記のように制御することに
よって、例えば用紙が吸湿する環境時のみイレーサ光が
感光体ドラム10に照射されるので、光疲労の悪影響を
最小限に抑えることができる。
【0049】尚、上記説明では1枚プリントの場合のみ
説明したが、連続プリントの場合も同様であり、用紙の
抵抗値が1010cmより低い時、除電光(イレーサ光)の
照射を行う。 <第3の実施形態>次に、本発明の第3の実施形態につ
いて説明する。
【0050】本例は、上記転写メモリの発生が、用紙の
吸湿に基づく抵抗値の低下に起因し、更に用紙の吸湿度
合いが高いほど、即ち用紙抵抗が低いほど発生すること
から、この特性に基づいて除電処理を行うものである。
【0051】図7は、用紙抵抗とイレーサ光量による転
写メモリ発生の関係を調べた図である。用紙の抵抗値が
ある程度高い間、弱いイレーサ光の照射によっても転写
メモリの発生は無いが、用紙の抵抗値が低くなると強い
イレーサ光の照射が必要となる。尚、図7に示すデータ
は予め実験的に用紙の抵抗値と照射する除電光(イレー
サ光)との関係を調べ、イレーサ制御回路29が出力す
る除電光(イレーサ光)の強弱を示す。
【0052】したがって、本例は用紙の抵抗値を検知
し、その抵抗値によって照射するイレーサの光量を可変
するものである。本例の場合も、先ずプリンタ装置1を
駆動し、感光体ドラム10や現像ロール11c等を駆動
し、用紙搬送ベルト3の回転を開始する。ここで、前述
と同様吸着ロール電源30から吸着ロール25に対して
電圧を印加し、電流検出回路27に流れる電流を検出す
る。この検出電流値は、演算回路28によって演算さ
れ、この演算結果が用紙抵抗1×1010Ωcmである場
合、イレーサ制御回路29は除電光(イレーサ光)の出
力をオフする。一方、上記演算結果が用紙抵抗8×10
9 Ωcm〜1×1010Ωcmである時、イレーサ光量を弱に
設定する。また、上記演算結果が用紙抵抗4×109 Ω
cm〜8×1010Ωcmの時はイレーサ光量を中に設定す
る。さらに、上記演算結果が用紙抵抗4×109 Ωcm以
下の時、イレーサ光量を強に設定する。
【0053】このように除電光(イレーサ光)の光量を
制御することによって、感光体ドラム10への光量照射
を必要最小限度にとどめることができ、光疲労を防止で
きる。 <第4の実施形態>次に、本発明の第4の実施形態につ
いて説明する。
【0054】本例は、感光体ドラムの種類によって連続
プリントの場合でも、1枚目だけでなく数枚の印刷の
間、転写メモリの発生が続く場合がある。この理由は、
休止後、感光体ドラムの帯電電位が安定するまで多くの
帯電の繰り返しが必要なためである。
【0055】図8は、このような感光体ドラムにおいて
連続プリントした時の転写メモリの発生と用紙抵抗の関
係を示す図である。同図に示すように、用紙の抵抗値が
低いほど連続印字であっても転写メモリが出なくなるま
での枚数が多いことがわかる。本例においては、用紙の
抵抗値に応じて連続プリントでのイレーサ照射枚数を可
変するものである。
【0056】尚、図8に示すデータは予め実験的に用紙
の抵抗値に対する除電されるまでの用紙枚数を調べ、テ
ーブルにまとめたデータである。したがって、本例は用
紙の抵抗値を検知し、その抵抗値によってイレーサを照
射する用紙の枚数を決定するものである。
【0057】本例の場合も、先ずプリンタ装置1を駆動
し、感光体ドラム10や現像ロール11c等を駆動し、
用紙搬送ベルト3の回転を開始する。ここで、前述と同
様吸着ロール電源30から吸着ロール25に対して電圧
を印加し、電流検出回路27に流れる電流を検出する。
この検出電流値は、演算回路28によって演算され、こ
の演算結果が例えば5×1010Ωcm以上の場合、イレー
サ11fをオフする。一方、演算結果が例えば1×10
10Ωcm〜5×1010Ωcmの場合、プリントの1枚目のみ
に除電光(イレーサ光)を照射する。また、上記演算結
果が例えば4×1010Ωcm〜1×1010Ωcmの場合、2
枚目の用紙まで除電光(イレーサ光)を照射する。さら
に、上記演算結果が例えば4×1010Ωcm以下の場合、
3枚目の用紙まで除電光(イレーサ光)を照射する。
【0058】以上のように制御することによって、用紙
の抵抗値により除電光(イレーサ光)を照射する連続プ
リント枚数を可変するので、より的確に転写メモリを防
ぎつつ感光体ドラムへの光疲労の影響を少なくすること
ができる。 <第5の実施形態>次に、本発明の第5の実施形態につ
いて説明する。
【0059】上記第2実施形態〜第4実施形態では、用
紙の抵抗値によって転写メモリが発生する場合について
述べた。しかし、用紙搬送ベルト3の抵抗値変化によっ
ても転写メモリの発生が異なる。このことは、用紙搬送
ベルト3の抵抗値が高い場合、感光体ドラム10に流れ
る転写電流が少なくトラップも少ないため転写メモリは
発生しない。一方、用紙搬送ベルト3の抵抗値が低い場
合、感光体ドラム10に流れる転写電流が多くなり、こ
のためトラップも増え転写メモリが発生する。
【0060】本例では、用紙搬送ベルト3の抵抗値も加
味してイレーサ11fの駆動を行うものである。図9は
用紙搬送ベルト3の抵抗値も加味した場合の転写メモリ
の発生状態を示す一例である。この場合、イレーサ制御
回路29は上記抵抗値が10 10Ωcmより低く場合、イレ
ーサ11fを駆動する。
【0061】したがって、本例においても、プリンタ装
置1を駆動し、吸着ロール電源30から吸着ロール25
に対して電圧を印加し、電流検出回路27に流れる電流
量を検出し、上記抵抗値が1010cmより低い時、イレー
サ制御回路29はオン信号を出力し、感光体ドラム10
に対する除電光(イレーサ光)の照射を行う。
【0062】したがって、上記のように制御することに
よって、環境等により抵抗が変化する用紙搬送ベルトに
対しても的確な制御を行うことができる。 <第6の実施形態>次に、本発明の第6の実施形態につ
いて説明する。
【0063】本例は上記第3実施形態について、用紙搬
送ベルト3の抵抗値変化を加味したものであり、イレー
サ制御回路29は検出結果の基づいて除電光(イレーサ
光)の光量を可変する。
【0064】図10に示す例は、予め実験的に用紙の抵
抗値と照射する除電光(イレーサ光)との関係を調べ、
イレーサ制御回路29が出力する除電光(イレーサ光)
の強弱を示す。例えば、上記抵抗値が1×1010Ωcm以
上である場合、イレーサ制御回路29は除電光(イレー
サ光)の出力をオフする。一方、上記演算結果が用紙抵
抗8×109 Ωcm〜1×1010Ωcmである時、イレーサ
の光量を弱に設定する。また、上記演算結果が用紙抵抗
4×109 Ωcm〜8×1010Ωcmの時イレーサ光量を中
に設定し、用紙抵抗4×109 Ωcm以下の時、イレーサ
光量を強に設定する。
【0065】このように除電光(イレーサ光)の光量を
制御することによって、感光体ドラム10への光量を必
要最小限照射することになり、光疲労を防止できる。し
たがって、本例の場合にも用紙搬送ベルト3の抵抗値を
加味して除電光(イレーサ光)の設定を行うことができ
る。 <第7の実施形態>次に、本発明の第7の実施形態につ
いて説明する。
【0066】本例は上記第4実施形態について、用紙搬
送ベルト3の抵抗値変化を加味した構成であり、イレー
サ制御回路29は検出結果の基づいて除電光(イレーサ
光)を照射する用紙枚数を設定する。
【0067】図11に示す例は、予め実験的に用紙の抵
抗値に対する除電されるまでの用紙枚数を調べ、テーブ
ルにまとめたデータである。したがって、本例は用紙の
抵抗値を検知し、その抵抗値によってイレーサを照射す
る用紙の枚数を決定するものである。
【0068】本例の場合、前述と同様演算結果が例えば
5×1010Ωcm以上の場合、イレーサ11fをオフす
る。一方、演算結果が例えば1×1010Ωcm〜5×10
10Ωcmの場合、プリントの1枚目のみに除電光(イレー
サ光)を照射する。また、上記演算結果が例えば4×1
10Ωcm〜1×1010Ωcmの場合、2枚目の用紙まで除
電光(イレーサ光)を照射する。さらに、上記演算結果
が例えば4×1010Ωcm以下の場合、3枚目の用紙まで
除電光(イレーサ光)を照射する。
【0069】以上のように制御することによって、用紙
搬送ベルトの抵抗値を加味した場合においても、より的
確に転写メモリを防ぎつつ感光体ドラムへの光疲労の悪
影響をなくすることができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば従
来発生していた転写メモリの発生を防止することができ
る。
【0071】また、感光体ドラムに対する光疲労を極力
小さくできる。また、用紙が吸湿している時のみ、例え
ば除電光(イレーサ光)を照射することによって、感光
体ドラムに対する光疲労を更に小さくすることができ
る。
【0072】また、用紙搬送ベルトの抵抗値も含めイレ
ーサの光量を可変することによって、環境等により抵抗
が変化するベルトに対しても的確な可変ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の画像形成装置として、例えばカラ
ープリンタのシステム構成を説明する図である。
【図2】用紙及び用紙搬送ベルトの抵抗値を測定する構
成を説明する図である。
【図3】感光体ドラムの駆動休止後の帯電変化を示す図
である。
【図4】1枚プリントの場合のタイムチャートである。
【図5】2枚以上の連続プリントの場合のタイムチャー
トである。
【図6】第2の実施形態について説明する図であり、用
紙の抵抗値を変化させて調査した転写メモリの発生結果
である。
【図7】第3の実施形態について説明する図であり、用
紙の抵抗値を変化させて調査した除電光(イレーサ光)
の強弱照射結果である。
【図8】第4の実施形態について説明する図であり、用
紙の抵抗値を変化させて調査した除電光(イレーサ光)
の照射枚数を示す結果である。
【図9】第5の実施形態について説明する図であり、用
紙の抵抗値を変化させて調査した転写メモリの発生結果
である。
【図10】第6の実施形態について説明する図であり、
用紙の抵抗値を変化させて調査した除電光(イレーサ
光)の強弱照射結果である。
【図11】第7の実施形態について説明する図であり、
用紙の抵抗値を変化させて調査した除電光(イレーサ
光)の照射枚数を示す結果である。
【図12】従来例処理を説明するタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1 プリンタ装置 2 画像形成部 3 用紙搬送ベルト 4 制御回路 5 給紙部 6〜9 画像形成ユニット 10 感光体ドラム 11a 帯電器 11b 印字ヘッド 11c 現像ロール 11d 転写器 11e クリーナ 11f イレーサ 13 給紙カセット 14 給紙コロ 15 待機ロール 17 駆動ロール 18 従動ロール 20 定着ユニット 20a、20b 熱ロール 20c クリーナ20c 25 吸着ロール 26 金属ロール 27 電流検出回路 28 演算回路 29 イレーサ制御回路 30 吸着ロール電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 茂 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ計算機株式会社東京事業所内 Fターム(参考) 2H027 DA01 DA46 DC02 DE07 EA10 ED26 EF09 2H032 AA05 AA15 BA02 BA13 BA18 2H035 AA08 AB03 AC02 AC03 AC04 AC06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体と、 該感光体上を所定電位に帯電する帯電手段と、 該帯電手段により帯電された前記感光体上に画像信号に
    応じた露光を行い、静電潜像を形成する露光手段と、 前記感光体上に形成された静電潜像にトナーを付与し、
    前記信号に応じたトナー像を形成する現像手段と、 駆動ロールと従動ロールの少なくとも2つのロールに掛
    け渡され外周面に転写材を吸着して前記感光体に前記転
    写材を接触させるべく循環移動する搬送ベルトと、 該搬送ベルトの内側に前記感光体と対応させて設けられ
    該感光体に接触中の前記転写材にトナー像を転写する転
    写手段と、 前記トナー像の転写後の前記感光体上に除電光を照射す
    る除電光照射手段と、 前記搬送ベルトに吸着搬送される1枚目の転写材に対応
    する前記感光体上の画像形成領域のみに前記除電光を照
    射すべく前記除電光照射手段の作動を制御する除電光照
    射制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 感光体と、 該感光体上を所定電位に帯電する帯電手段と、 該帯電手段により帯電された前記感光体上に画像信号に
    応じた露光を行い、静電潜像を形成する露光手段と、 前記感光体上に形成された静電潜像にトナーを付与し、
    前記信号に応じたトナー像を形成する現像手段と、 駆動ロールと従動ロールの少なくとも2つのロールに掛
    け渡され外周面に転写材を吸着して前記感光体に前記転
    写材を接触させるべく循環移動する搬送ベルトと、 該搬送ベルトの内側に前記感光体と対応させて設けら
    れ、該感光体に接触中の前記転写材にトナー像を転写す
    る転写手段と、 前記トナー像の転写後の前記感光体上に除電光を照射す
    る除電光照射手段と、 前記搬送ベルトに吸着搬送される転写材の抵抗値を検出
    する抵抗値検出手段と、 該抵抗値検出手段の検出結果に基づいて前記除電光照射
    手段の作動を制御する除電光照射制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 感光体と、 該感光体上を所定電位に帯電する帯電手段と、 該帯電手段により帯電された前記感光体上に画像信号に
    応じた露光を行い、静電潜像を形成する露光手段と、 前記感光体上に形成された静電潜像にトナーを付与し、
    前記信号に応じたトナー像を形成する現像手段と、 駆動ロールと従動ロールの少なくとも2つのロールに掛
    け渡され外周面に転写材を吸着して前記感光体に前記転
    写材を接触させるべく循環移動する搬送ベルトと、 該搬送ベルトの内側に前記感光体と対応させて設けら
    れ、該感光体に接触中の前記転写材にトナー像を転写す
    る転写手段と、 前記トナー像の転写後の前記感光体上に除電光を照射す
    る除電光照射手段と、 前記搬送ベルトおよび転写材の抵抗値を検出する抵抗値
    検出手段と、 該抵抗値検出手段の検出結果に基づいて前記除電光照射
    手段の作動を制御する除電光照射制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記除電光照射制御手段は、前記抵抗値
    検出手段の検出結果に基づいて前記除電光照射手段の作
    動をオン、オフ制御することを特徴とする請求項2、又
    は3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記除電光照射制御手段は、前記抵抗値
    検出手段の検出結果に基づいて前記除電光照射手段の除
    電光照射量を可変制御することを特徴とする請求項2、
    又は3記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記除電光照射制御手段は、前記抵抗値
    検出手段の検出結果に基づいて、前記搬送ベルトに吸着
    搬送される所定枚数の転写材に対応する前記感光体上の
    画像形成領域のみに前記除電光を照射すべく前記除電光
    照射手段の作動を制御することを特徴とする請求項2、
    又は3記載の画像形成装置。
JP2000081330A 2000-03-23 2000-03-23 画像形成装置 Withdrawn JP2001265184A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000081330A JP2001265184A (ja) 2000-03-23 2000-03-23 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000081330A JP2001265184A (ja) 2000-03-23 2000-03-23 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001265184A true JP2001265184A (ja) 2001-09-28

Family

ID=18598284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000081330A Withdrawn JP2001265184A (ja) 2000-03-23 2000-03-23 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001265184A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009008906A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2014202767A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
US20160274482A1 (en) * 2015-03-19 2016-09-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and cartridge
JP2020052282A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 株式会社沖データ 画像形成ユニット及び画像形成装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009008906A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2014202767A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
US20160274482A1 (en) * 2015-03-19 2016-09-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and cartridge
US9733608B2 (en) * 2015-03-19 2017-08-15 Canon Kabushiki Kaisha Determining light quantity of pre-charging exposure device in an image forming apparatus and cartridge
JP2020052282A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 株式会社沖データ 画像形成ユニット及び画像形成装置
JP7063219B2 (ja) 2018-09-27 2022-05-09 沖電気工業株式会社 画像形成ユニット及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009075357A (ja) 画像形成装置
US20210373453A1 (en) Image forming apparatus
JP3457083B2 (ja) 像形成装置
JPH103186A (ja) 静電写真プリントマシーン及び画像形成表面の電気パラメータの監視制御方法
JP2001265184A (ja) 画像形成装置
US20100329709A1 (en) Image forming apparatus
EP1045295B1 (en) Double-sided printing apparatus
JP2010210892A (ja) 画像形成装置
JP2007232856A (ja) 画像形成装置
JP2006251508A (ja) 画像形成装置
JP7146487B2 (ja) 画像形成装置
JP7218526B2 (ja) 画像形成装置
JP3479446B2 (ja) 画像形成装置の画質補償装置
JP3473742B2 (ja) 電荷供給装置および画像形成装置
JP2010117491A (ja) 画像形成装置
JP2010014995A (ja) 画像形成装置
JP2006072207A (ja) 画像形成装置
JP2004029853A (ja) 画像形成装置
JP2002207373A (ja) 画像形成装置
JP3821196B2 (ja) 画像形成装置
JP2002049252A (ja) 画像形成装置
JP2002091182A (ja) 画像形成装置
JP3660192B2 (ja) 画像形成装置
JPH08339100A (ja) 画像形成装置
JP2004085753A (ja) 画像形成方法、及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070605