JPH05224302A - スクリーン装置 - Google Patents

スクリーン装置

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Publication number
JPH05224302A
JPH05224302A JP4057504A JP5750492A JPH05224302A JP H05224302 A JPH05224302 A JP H05224302A JP 4057504 A JP4057504 A JP 4057504A JP 5750492 A JP5750492 A JP 5750492A JP H05224302 A JPH05224302 A JP H05224302A
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JP
Japan
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screen
link
casing
members
link mechanism
Prior art date
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Pending
Application number
JP4057504A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Takada
進 高田
Kazuya Tamura
和弥 田村
Keiichi Takase
敬一 高瀬
Minoru Hashi
稔 橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinsei Akebonogawa Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Akebonogawa Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akebonogawa Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Akebonogawa Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP4057504A priority Critical patent/JPH05224302A/ja
Publication of JPH05224302A publication Critical patent/JPH05224302A/ja
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  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で且つ安価に製作可能なスクリーン装置
を提供する。 【構成】 リンク機構6のうちの左右1対の下部リンク
部材13の下端部を前後方向向きの軸部材12を介して
ケーシング2に回動自在に枢支し、左右の下部リンク部
材の中段部同士を相互接近方向と相互離隔方向へ選択的
に駆動する為のスクリュー機構を設け、スクリュー機構
を正逆回転駆動可能な電動モータを設け、リンク機構6
をケーシング2内に折り畳んだ収納位置とスクリーン3
の背面に沿って展開した展開位置とに切り換え可能に構
成した。リンク機構が収納位置のとき、左右の下部リン
ク部材13間の開角が180度未満となるように、リミ
ットスイッチSW2と制御ボックスを介して設定する。
リンク機構6を展開位置の方へ弾性付勢する左右1対の
バネ部材34〜36を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロジェクションテレ
ビやプロジェクターや映写機などのプロジェクター機器
に好適のスクリーン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前記スクリーン装置として、床面
に立てたスクリーンスタンドの上端にスクリーンを吊下
げて展開するタイプのものが広く採用されているが、最
近では、左右方向に細長く且つ上端を開放可能なケーシ
ングと、ケーシング内に巻取った巻取り状態とケーシン
グの上方へ展開した使用状態とに切り換え可能なスクリ
ーンと、前記スクリーンを案内支持するリンク機構であ
って、ケーシング内に折り畳んだ収納位置とスクリーン
を使用状態にしたときにスクリーンの背面に沿って展開
した展開位置とに切り換え可能で、上端部においてスク
リーンの上端保形部材に連結されたリンク機構と、を備
えたタイプのスクリーン装置が提案され実用化されつつ
ある。
【0003】前記スクリーン装置として、例えば、実開
平2−128142号公報には、前後方向向きの軸部材
を介して回動自在に連結された上下1対のリンク部材を
左右対称に設け、上側1対のリンク部材の上端部を上端
保形部材に回動自在に連結し、下側1対のリンク部材の
下端部をボックス状のケーシング内に前後方向向きの軸
部材を介して回動自在に夫々支持し、下側1対のリンク
部材の下端部にセクタギヤを夫々固着し、減速機を介し
て両セクタギヤを電動モータで相互に逆方向に減速回転
駆動し、上下のリンク部材を略く字状に上方へ延ばした
展開位置と、上下のリンク部材の連結部を外方へ広げて
4本のリンク部材を略水平に折り畳んだ収納位置とに切
換え可能に構成したものが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記スクリーン装置に
おいては、略水平に収納された下側1対のリンク部材の
外端部(上端部)に上側1対のリンク部材とスクリーン
と上端保形部材などの自重が作用する関係上、比較的大
きな展開トルクでもって下側1対のリンク部材を駆動す
る必要がある。ところが、前記のようにリンク部材の下
端部に設けられたセクタギヤを介して下側1対のリンク
部材を駆動する場合には、セクタギヤのピッチ円直径を
大きくするか或いは減速機の減速比を大きくするか或い
は電動モータを大型化しないと十分な展開モーメントを
得ることが出来ず、装置全体が大型化したり製作コトス
が高くなること、また、1対の下側リンク部材の下端部
にセクタギヤを設けるため、ケーシングが上下方向に大
型化すること、また、展開状態におけるリンク機構の安
定性も十分でないこと、などの問題がある。本発明の目
的は、小型かつ簡単な構成で且つ安価に製作可能なスク
リーン装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るスクリー
ン装置は、左右方向に細長く且つ上端を開放可能なケー
シングと、ケーシング内に巻取った巻取り状態とケーシ
ングの上方へ展開した使用状態とに切り換え可能なスク
リーンと、前記スクリーンを案内支持するリンク機構で
あって、ケーシング内に折り畳んだ収納位置とスクリー
ンを使用状態にしたときにスクリーンの背面に沿って展
開した展開位置とに切り換え可能で、上端部においてス
クリーンの上端保形部材に連結されたリンク機構とを備
えたスクリーン装置において、前記リンク機構は、下端
部がケーシング内に前後方向向きの軸部材を介して枢支
された少なくとも左右1対のリンク部材を備え、前記両
リンク部材の各下端部から任意距離離れた部位同士を、
相互接近方向と相互離隔方向へ選択的に駆動する為のス
クリュー機構を設け、前記スクリュー機構を正逆回転駆
動可能な電動モータを設けたものである。
【0006】請求項2に係るスクリーン装置は、左右方
向に細長く且つ上端を開放可能なケーシングと、ケーシ
ング内に巻取った巻取り状態とケーシングの上方へ展開
した使用状態とに切り換え可能なスクリーンと、前記ス
クリーンを案内支持するリンク機構であって、ケーシン
グ内に折り畳んだ収納位置とスクリーンを使用状態にし
たときにスクリーンの背面に沿って展開した展開位置と
に切り換え可能で、上端部においてスクリーンの上端保
形部材に連結されたリンク機構とを備えたスクリーン装
置において、前記リンク機構は、下端部がケーシング内
に前後方向向きの軸部材を介して枢支された少なくとも
左右1対のリンク部材であって、少なくとも一方のリン
ク部材の下端部がケーシングに対して左右方向に移動自
在に支持されたリンク部材を備え、前記両リンク部材の
下端部が相互接近する方向と相互離隔する方向へ、前記
移動自在のリンク部材の下端部を選択的に駆動する為の
スクリュー機構を設け、前記スクリュー機構を正逆回転
駆動可能な電動モータを設けたものである。
【0007】請求項3に係るスクリーン装置は、請求項
1のスクリーン装置において、前記リンク機構が収納位
置のとき、前記1対のリンク部材間の開角が180度未
満となるように、両リンク部材の回動を規制するストッ
パー手段を設けたものである。
【0008】請求項4に係るスクリーン装置は、請求項
3のスクリーン装置において、前記リンク機構を展開位
置の方へ弾性付勢する左右1対のバネ部材を設けたもの
である。
【0009】請求項5に係るスクリーン装置は、左右方
向に細長く且つ上端を開放可能なケーシングと、ケーシ
ング内に巻取った巻取り状態とケーシングの上方へ展開
した使用状態とに切り換え可能なスクリーンと、前記ス
クリーンを案内支持するリンク機構であって、ケーシン
グ内に折り畳んだ収納位置とスクリーンを使用状態にし
たときにスクリーンの背面に沿って展開した展開位置と
に切り換え可能で、上端部においてスクリーンの上端保
形部材に連結されたリンク機構とを備えたスクリーン装
置において、前記リンク機構は、下端部がケーシング内
に前後方向向きの軸部材を介して枢支された少なくとも
左右1対のリンク部材を備え、前記リンク機構が展開す
る方向へ前記1対のリンク部材を駆動する為の張力索と
この張力索を案内する案内部材とからなる張力索機構を
設け、前記ケーシング内に、前記張力索の基端側部分を
巻装したリールと、このリールを正逆回転駆動可能な電
動モータとを設けたものである。
【0010】請求項6に係るスクリーン装置は、請求項
5のスクリーン装置において、前記張力索機構の張力索
は、リールから、一方のリンク部材の下端近傍部の案内
部材と、このリンク部材の下端から任意距離離れた部位
の案内部材とを順に経由して他方のリンク部材の下端か
ら任意距離離れた部位に固定されたものである。
【0011】請求項7に係るスクリーン装置は、請求項
5のスクリーン装置において、前記リンク機構は、前記
1対のリンク部材の上端部に前後方向向きの軸部材を介
して夫々回動自在に支持された1対の上部リンク部材を
備え、上部リンク部材に対応する1対の揺動アームであ
って下端部が前後方向向きの軸部材を介してケーシング
内に枢支され且つ対応する上部リンク部材の下面に当接
転動するローラ部材をその上端部に有する1対の揺動ア
ームを設け、前記張力索機構の張力索は、リールから、
一方の揺動アームの途中部の案内部材と、他方の揺動ア
ームの途中部の案内部材と、一方の揺動アームに対応す
る一方のリンク部材の下端近傍部の案内部材と、このリ
ンク部材の下端から任意距離離れた部位の案内部材とを
順に経由して他方のリンク部材の下端から任意距離離れ
た部位に固定されたものである。
【0012】請求項8に係るスクリーン装置は、請求項
5のスクリーン装置において、前記1対のリンク部材の
うちの少なくとも一方のリンク部材の下端部がケーシン
グに左右方向に移動自在に支持されているものである。
【0013】請求項9に係るスクリーン装置は、請求項
5〜請求項8の何れか1項のスクリーン装置において、
前記張力索がワイヤーからなり、案内部材がプーリから
なるものである。
【0014】請求項10に係るスクリーン装置は、請求
項5のスクリーン装置において、前記張力索機構の張力
索部材は、リールから、少なくとも、一方のリンク部材
の上端近傍部の案内部材と、他方のリンク部材の上端近
傍部の案内部材とを順に経由してケーシングの底部に固
定されたものである。
【0015】請求項11に係るスクリーン装置は、請求
項5のスクリーン装置において、前記張力索機構の張力
索部材は、リールから、少なくとも、一方のリンク部材
の上端近傍部の案内部材と、他方のリンク部材の上端近
傍部の案内部材とを順に経由してリールに延び、リール
から繰り出される張力索と同方向となるようにリールに
巻装されているものである。
【0016】請求項12に係るスクリーン装置は、左右
方向に細長く且つ下端を開放可能で床面から所定高さ上
方の位置に固定的に配設されたケーシングと、ケーシン
グ内に巻取った巻取り状態とケーシングの下方へ展開し
た使用状態とに切り換え可能なスクリーンを備えたスク
リーン装置において、前記スクリーンを案内支持するリ
ンク機構であって、ケーシング内に折り畳んだ収納位置
とスクリーンを使用状態にしたときにスクリーンの背面
に沿って展開した展開位置とに切り換え可能で、下端部
においてスクリーンの下端保形部材に連結されたリンク
機構を設け、前記リンク機構に、上端部がケーシング内
に前後方向向きの軸部材を介して枢支された少なくとも
左右1対のリンク部材を備え、前記両リンク部材の各上
端部から任意距離離れた部位同士を、相互接近方向と相
互離隔方向へ選択的に駆動する為のスクリュー機構を設
け、前記スクリュー機構を正逆回転駆動可能な電動モー
タを設けたものである。
【0017】請求項13に係るスクリーン装置は、左右
方向に細長く且つ下端を開放可能で床面から所定高さ上
方の位置に固定的に配設されたケーシングと、ケーシン
グ内に巻取った巻取り状態とケーシングの下方へ展開し
た使用状態とに切り換え可能なスクリーンを備えたスク
リーン装置において、前記スクリーンを案内支持するリ
ンク機構であって、ケーシング内に折り畳んだ収納位置
とスクリーンを使用状態にしたときにスクリーンの背面
に沿って展開した展開位置とに切り換え可能で、下端部
においてスクリーンの下端保形部材に連結されたリンク
機構を設け、前記リンク機構に、上端部がケーシング内
に前後方向向きの軸部材を介して枢支された少なくとも
左右1対のリンク部材であって、少なくとも一方のリン
ク部材の上端部がケーシングに対して左右方向に移動自
在に支持されたリンク部材を設け、前記両リンク部材の
上端部が相互接近する方向と相互離隔する方向へ、前記
移動自在のリンク部材の上端部を選択的に駆動する為の
スクリュー機構を設け、前記スクリュー機構を正逆回転
駆動可能な電動モータを設けたものである。
【0018】請求項14に係るスクリーン装置は、左右
方向に細長く且つ下端を開放可能で床面から所定高さ上
方の位置に固定的に配設されたケーシングと、ケーシン
グ内に巻取った巻取り状態とケーシングの下方へ展開し
た使用状態とに切り換え可能なスクリーンを備えたスク
リーン装置において、前記スクリーンを案内支持するリ
ンク機構であって、ケーシング内に折り畳んだ収納位置
とスクリーンを使用状態にしたときにスクリーンの背面
に沿って展開した展開位置とに切り換え可能で、下端部
においてスクリーンの下端保形部材に連結されたリンク
機構を設け、前記リンク機構が折り畳まれる方向へ前記
リンク機構を駆動する為の張力索部材とこの張力索部材
を案内する案内部材とからなる張力索機構を設け、前記
ケーシング内に、前記張力索部材の基端側部分を巻装し
たリールと、このリールを正逆回転駆動可能な電動モー
タとを設け、前記張力索部材をリールから繰り出すとき
には、前記下端保形部材とリンク機構等に作用する自重
によりスクリーンが使用状態に展開するように構成した
ものである。
【0019】
【作用】請求項1に係るスクリーン装置においては、リ
ンク機構を構成する少なくとも左右1対のリンク部材の
下端部が前後方向向きの軸部材を介してケーシング内に
回動自在に枢支され、両リンク部材の各下端部から任意
距離離れた部位同士が、スクリュー機構を介して電動モ
ータで、相互接近方向と相互離隔方向へ選択的に駆動さ
れて、リンク機構が収納位置と展開位置とに位置切換え
されるので、前記任意距離を大きく設定することで、両
リンク部材に作用する展開モーメントのモーメントレバ
ー(軸部材から前記部位までの鉛直方向距離)を大きく
できるので、電動モータ等を大型化することなく十分な
展開力を確保出来る。しかも、スクリュー機構でリンク
機構を駆動するので、スクリーンを使用状態に保持する
ためのロック機構などを省略することが出来、また、ス
クリュー機構でリンク機構を補強して展開位置のときの
リンク機構の安定化も図ることができる。更に、軸部材
をケーシングの底部近くに配置できるためケーシングの
深さも小さくなる。
【0020】請求項2に係るスクリーン装置において
は、リンク機構を構成する少なくとも左右1対のリンク
部材の下端部が前後方向向きの軸部材を介してケーシン
グ内に回動自在に枢支され、少なくとも一方のリンク部
材の下端部がケーシングに対して左右方向に移動自在に
支持され、前記移動自在のリンク部材の下端部が、スク
リュー機構を介して電動モータで、相互接近方向と相互
離隔方向へ選択的に駆動されて、リンク機構が収納位置
と展開位置とに位置切換えされるので、電動モータ等を
大型化することなく十分な展開力を確保出来る。しか
も、スクリュー機構でリンク機構を駆動するので、スク
リーンを使用状態に保持するためのロック機構などを省
略することが出来る。
【0021】請求項3に係るスクリーン装置において
は、請求項1と同様の作用が得られるうえ、リンク機構
が収納位置のとき、1対のリンク部材間の開角が180
度未満となるように、両リンク部材の回動を規制するス
トッパー手段が設けられているので、収納位置において
も前記モーメントレバーを確保できるから、初期展開力
を大きくすることが出来る。
【0022】請求項4に係るスクリーン装置において
は、請求項3と同様の作用が得られるうえ、リンク機構
を展開位置の方へ弾性付勢する左右1対のバネ部材が設
けられているので、特に展開初期において両バネ部材で
もってある程度の展開力を得ることが出来、スクリュー
機構や電動モータに対する負担を軽減出来る。
【0023】請求項5に係るスクリーン装置において
は、リンク機構を構成する少なくとも左右1対のリンク
部材の下端部が前後方向向きの軸部材を介してケーシン
グ内に回動自在に枢支され、電動モータでリールが正回
転又は逆回転駆動されることで、張力索とこの張力索を
案内する案内部材とからなる張力索機構の張力索が、リ
ールに巻取られ又はリールから繰出され、リンク機構が
収納位置と展開位置とに位置切換えされる。このよう
に、張力索機構とリールと電動モータからなる簡単な構
成で、リンク機構を位置切換え出来るので、スクリーン
装置の全体構成を大幅に簡単化出来、その製作コストを
低減出来る。尚、リンク機構の収納時、リンク機構は、
スクリーンと上端保形部材とリンク部材などの自重で、
リールから繰出された張力索の長さに応じて下降する。
【0024】請求項6に係るスクリーン装置において
は、請求項5と同様の作用が得られるうえ、張力索機構
の張力索は、リールから、一方のリンク部材の下端近傍
部の案内部材と、このリンク部材の下端から任意距離離
れた部位の案内部材とを順に経由して他方のリンク部材
の下端から任意距離離れた部位に固定されているので、
請求項1と同様に、電動モータ等を大型化することなく
十分な展開力を確保出来る。
【0025】請求項7に係るスクリーン装置において
は、請求項5と同様の作用が得られるうえ、リンク機構
は、1対のリンク部材の上端部に前後方向向きの軸部材
を介して夫々回動自在に支持された1対の上部リンク部
材を備え、ケーシング内には上部リンク部材の下面に当
接転動するローラ部材を有する1対の揺動アームが前後
方向向きの軸部材を介して回動自在に枢支され、格納位
置において両揺動アーム間の開角は180度未満に設定
される。一方、張力索機構の張力索は、リールから、一
方の揺動アームの途中部の案内部材と、他方の揺動アー
ムの途中部の案内部材と、一方の揺動アームに対応する
一方のリンク部材の下端近傍部の案内部材と、このリン
ク部材の下端から任意距離離れた部位の案内部材とを順
に経由して他方のリンク部材の下端から任意距離離れた
部位に固定されている。ここで、張力索をリールに巻取
ると、揺動アームの上端が相互接近方向に回動し、1対
のローラ部材を介して両上部リンク部材を持ち上げるの
で、4本のリンク部材を略水平状態に収納することが可
能となり、スクリーン装置を上下方向に小型化出来、大
きな展開力を必要とする展開初期の展開作動性を高める
ことが出来る。
【0026】請求項8に係るスクリーン装置において
は、請求項5と同様の作用が得られるうえ、前記1対の
リンク部材のうちの少なくとも一方のリンク部材の下端
部がケーシングに左右方向に移動自在に支持されている
ので、張力索機構を介して両リンク部材の下端部を相互
接近方向と相互離隔方向へ駆動することで、リンク機構
を格納位置と展開位置とに位置切換え出来る。
【0027】請求項9に係るスクリーン装置において
は、請求項5、6、7又は8と同様の作用が得られるう
え、張力索部材がワイヤーからなり、案内部材がプーリ
からなるため、張力索部材の構成が簡単化し、また駆動
抵抗が小さくなり、耐久性に優れる。
【0028】請求項10に係るスクリーン装置において
は、請求項5と同様の作用が得られるうえ、前記張力索
機構の張力索部材は、リールから、少なくとも、一方の
リンク部材の上端近傍部の案内部材と、他方のリンク部
材の上端近傍部の案内部材とを順に経由してケーシング
の底部に固定されており、張力索部材の繰り出し長さ
が、リンク機構を展開位置にしたときよりも収納位置に
したときの方が長くなることから、展開位置における安
定性が向上する。
【0029】請求項11に係るスクリーン装置において
は、請求項5と同様の作用が得られるうえ、前記張力索
機構の張力索部材は、リールから、少なくとも、一方の
リンク部材の上端近傍部の案内部材と、他方のリンク部
材の上端近傍部の案内部材とを順に経由してリールに延
び、リールから繰り出される張力索と同方向となるよう
にリールに巻装されているため、リールに張力索部材を
巻き取ってリンク機構を展開するときの巻き取り速度を
2倍に高めることが出来、同様にリンク機構を収納する
ときの繰り出し速度を2倍に高めることが出来る。
【0030】請求項12に係るスクリーン装置は、前提
構成において請求項1と異なるものの、請求項1のスク
リーン装置を上下反対にし、ケーシングを床面から所定
高さ上方の位置に固定的に配設した構成であるため、本
請求項のスクリーン装置においては、基本的に請求項1
と同様の作用が得られる。加えて、スクリーンを下方へ
展開する形式のスクリーン装置に、リンク機構を設けた
ため、スクリーンを使用状態にしたときに、スクリーン
を平面的に整然と展開でき、スクリーンの展開と収納と
を自動的に行うことが出来る。
【0031】請求項13に係るスクリーン装置は、前提
構成において請求項2と異なるものの、請求項2のスク
リーン装置を上下反対にし、ケーシングを床面から所定
高さ上方の位置に固定的に配設した構成であるため、本
請求項のスクリーン装置においては、基本的に請求項2
と同様の作用が得られる。加えて、スクリーンを下方へ
展開する形式のスクリーン装置に、リンク機構を設けた
ため、スクリーンを使用状態にしたときに、スクリーン
を平面的に整然と展開でき、スクリーンの展開と収納と
を自動的に行うことが出来る。
【0032】請求項14に係るスクリーン装置において
は、前提構成においてまた張力索部材の掛装経路におい
て請求項5と異なるものの、基本的に請求項5と同様の
作用が得られる。但し、張力索部材を繰り出すと、スク
リーンの下端保形部材とリンク機構等の自重によりスク
リーンが下方へ展開して使用状態となり、また張力索部
材を巻き取ると、リンク機構が収納位置に切り換えられ
ることになる。加えて、スクリーンを下方へ展開する形
式のスクリーン装置に、リンク機構を設けたため、スク
リーンを使用状態にしたときに、スクリーンを平面的に
整然と展開でき、スクリーンの展開と収納とを自動的に
行うことが出来る。
【0033】
【発明の効果】前記作用の項で説明したように次のよう
な効果が得られる。請求項1に係るスクリーン装置によ
れば、スクリュー機構と電動モータとを備えた簡単な構
成で電動モータ等を大型化することなく十分な展開力を
確保出来こと、スクリーンを使用状態に保持するための
ロック機構などを省略出来ること、スクリュー機構でリ
ンク機構を補強して展開位置のときのリンク機構の安定
化を図り得ること、軸部材をケーシングの底部近くに配
置してケーシングの深さを小さくできること、などの効
果が得られる。
【0034】請求項2に係るスクリーン装置によれば、
スクリュー機構と電動モータとを備えた簡単な構成で電
動モータ等を大型化することなく十分な展開力を確保出
来こと、スクリーンを使用状態に保持するためのロック
機構などを省略出来ること、などの効果が得られる。
【0035】請求項3に係るスクリーン装置によれば、
請求項1と同様の効果が得られるうえ、収納位置におい
て1対のリンク部材間の開角が180度未満となるよう
に、両リンク部材の回動を規制するストッパー手段を設
けてあるので、収納位置においても前記モーメントレバ
ーを確保できるから、初期展開力を大きくすることが出
来る。
【0036】請求項4に係るスクリーン装置によれば、
請求項3と同様の効果が得られるうえ、リンク機構を展
開位置の方へ弾性付勢する左右1対のバネ部材を設けて
あるので、特に展開初期において両バネ部材でもってあ
る程度展開力を得ることが出来、スクリュー機構や電動
モータに対する負担を軽減出来る。
【0037】請求項5に係るスクリーン装置によれば、
張力索機構とリールと電動モータなどからなる簡単な構
成でリンク機構を位置切換え出来るので、スクリーン装
置の全体構成を大幅に簡単化出来、その製作コストを低
減出来る。
【0038】請求項6に係るスクリーン装置によれば、
請求項5と同様の効果が得られるうえ、張力索機構の張
力索は、リールから、一方のリンク部材の下端近傍部の
案内部材と、このリンク部材の下端から任意距離離れた
部位の案内部材とを順に経由して他方のリンク部材の下
端から任意距離離れた部位に固定されているので、電動
モータ等を大型化することなく十分な展開力を確保出来
る。
【0039】請求項7に係るスクリーン装置によれば、
請求項5と同様の効果が得られるうえ、簡単な構成の1
対の揺動アームを設けることで、4本のリンク部材を略
水平状態にして収納できるためスクリーン装置を上下方
向に小型化出来、また展開初期の展開作動性を高めるこ
とができる。
【0040】請求項8に係るスクリーン装置によれば、
請求項5と同様の効果が得られるうえ、前記1対のリン
ク部材のうちの少なくとも一方のリンク部材の下端部が
ケーシングに左右方向に移動自在に支持されているの
で、張力索機構を介して両リンク部材の下端部を相互接
近方向と相互離隔方向へ駆動することで、リンク機構を
格納位置と展開位置とに位置切換え出来る。
【0041】請求項9に係るスクリーン装置によれば、
請求項5、6、7又は8と同様の効果が得られるうえ、
張力索部材の構成が簡単化し、また駆動抵抗が小さくな
り、耐久性に優れる。
【0042】請求項10に係るスクリーン装置によれ
ば、請求項5と同様の効果が得られるうえ、張力索部材
の繰り出し長さが、リンク機構を展開位置にしたときよ
りも収納位置にしたときの方が長くなるため、展開位置
における安定性が向上する。
【0043】請求項11に係るスクリーン装置によれ
ば、請求項5と同様の効果が得られるうえ、リールに張
力索部材を巻き取ってリンク機構を展開するときの巻き
取り速度を2倍に高め、またリンク機構を収納するとき
の繰り出し速度を2倍に高めることが出来る。
【0044】請求項12に係るスクリーン装置によれ
ば、基本的に請求項1と同様の効果が得られる。加え
て、スクリーンを下方へ展開する形式のスクリーン装置
に、リンク機構を設けたため、スクリーンを使用状態に
したときに、スクリーンを平面的に整然と展開でき、ス
クリーンの展開と収納とを自動的に行うことが出来る。
【0045】請求項13に係るスクリーン装置によれ
ば、基本的に請求項2と同様の効果が得られる。加え
て、スクリーンを下方へ展開する形式のスクリーン装置
に、リンク機構を設けたため、スクリーンを使用状態に
したときに、スクリーンを平面的に整然と展開でき、ス
クリーンの展開と収納とを自動的に行うことが出来る。
【0046】請求項14に係るスクリーン装置によれ
ば、基本的に請求項5と同様の効果が得られる。加え
て、スクリーンを下方へ展開する形式のスクリーン装置
に、リンク機構を設けたため、スクリーンを使用状態に
したときに、スクリーンを平面的に整然と展開でき、ス
クリーンの展開と収納とを自動的に行うことが出来る。
【0047】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1・図2に示すように、スクリーン装置1は、
左右方向に細長いボックス状のケーシング2と、プロジ
ェクタ装置(図示略)からの画像が投写される可撓性の
膜体からなるスクリーン3と、スクリーン3をケーシン
グ2内に巻取る為のスクリーン巻取り機構4と、ケーシ
ング2の上壁部の後半部を構成する部材であってスクリ
ーン3の上端を保持する上端保形部材5と、上端保形部
材5を上下方向に平行移動可能に案内支持するリンク機
構6と、リンク機構6を介して上端保形部材5を昇降駆
動する為の駆動装置7とを備えている。
【0048】前記スクリーン巻取り機構4について説明
すると、図3に示すように、ケーシング2の前部内には
左右方向に細長いスクリーン収容ケース8が設けられ、
スクリーン収容ケース8の中央部には左右方向向きのロ
ッド9が回転自在に枢支され、スクリーン3の一端部は
ロッド9に固定され、スクリーン収容ケース8の一端部
内にはロッド9を介してスクリーン3を常時巻取り方向
に付勢する図示外の渦巻きバネが装着され、スクリーン
3の他端部はスクリーン収容ケース8の上壁部に形成さ
れたスリット8aを通って上方へ繰出され、その上端部
は上端保形部材5に略L型の固定部材10を介して固定
されている。
【0049】前記リンク機構6について説明すると、図
1〜図3・図6に示すように、スクリーン収容ケース8
の後方においてケーシング2の下壁部の略中央部には左
右方向に細長い断面略コ字状の下部支持部材11が上方
へ向けて突出状に設けられ、下部支持部材11の中段部
には前後方向向きの左右1対の軸部材12が所定距離隔
てて設けられ、軸部材12には上方へ向けて傾斜状に延
びる左右1対の下部リンク部材13がその下端部におい
て回動自在に夫々枢支され、下部リンク部材13の上方
には左右1対の上部リンク部材14が設けられ、上部リ
ンク部材14の下端部は連結プレート15及び前後方向
向きの軸部材16を介して下部リンク部材13の上端部
に回動自在に夫々連結され、上端保形部材5の略中央部
には上部支持部材17が下方へ向けて突出状に設けら
れ、上部支持部材17の中段部には前後方向向きの左右
1対の軸部材18が所定距離隔てて設けられ、上部リン
ク部材14の上端部は軸部材18を介して上端保形部材
5に回動自在に夫々連結されている。
【0050】前記リンク機構6において、上部リンク部
材14及び下部リンク部材13は、図1に示すように、
上方へ略菱形状に展開した実線で図示の展開位置と、ケ
ーシング2の後部内に折り畳んで収納した収納位置とに
切り換え可能に構成され、上端保形部材5はリンク機構
6を介してケーシング2の上方へ移動した実線で図示の
上昇位置と、ケーシング2の上壁部の開口部19を閉鎖
した下降位置とに亙って上下方向に平行移動可能に案内
支持されている。また、前記スクリーン3は、上端保形
部材5が上昇位置に移動することで、図1に実線で示す
ように、スクリーン巻取り機構4から順々に繰出され
て、リンク機構6の前側においてケーシング2の上方へ
展開した使用状態となり、上端保形部材5が下降位置に
移動することで、仮想線で示すように、スクリーン巻取
り機構4に順々に巻取られてケーシング2内に収納され
た巻取り状態になる。尚、前記リンク機構6の左右の上
部リンク部材14及び下部リンク部材13は、スクリー
ン3自体の面剛性及びスクリーン3に一様に作用する張
力でもって、バランス良く左右対称に展開するように構
成されている。
【0051】前記駆動装置7は、リンク機構6を介して
上端保形部材5を昇降駆動し、スクリーン3を使用状態
と巻取り状態とに選択的に切換える為のもので、左右の
下部リンク部材13の中段部間に亙って設けられたスク
リュー機構20と、スクリュー機構20のスクリュー軸
21を正逆回転駆動可能な電動モータ22とを備えてい
る。前記スクリュー機構20について説明すると、図1
〜図5に示すように、左右の下部リンク部材13の中段
部の後端面には格納位置において内方側へ延びる左右1
対のブラケット部材23が夫々設けられ、両ブラケット
部材23の後側には左右方向に延びる支持フレーム24
が配設され、支持フレーム24の左部及び右部には左右
方向に細長いガイドスリット25が夫々形成され、ブラ
ケット部材23の先端近傍部には挿通孔23aが形成さ
れ、ブラケット部材23の前側には挿通孔23a及びガ
イドスリット25を挿通するスペーサ軸部26aを有す
る固定ブロック26が設けられ、スペーサ軸部26aの
後端部には雌ネジ部材27がボルトを介して固定され、
左右の固定ブロック26及び雌ネジ部材27は左右のガ
イドスリット25を介して支持フレーム24に左右方向
に移動自在に夫々支持されるとともに、左右のブラケッ
ト部材23に回転自在に夫々支持され、左右の下部リン
ク部材13の中段部は固定ブロック26と雌ネジ部材2
7とを介して支持フレーム24に回転自在に且つ左右の
ガイドスリット25に沿って夫々左右方向に移動自在に
連結されている。
【0052】支持フレーム24の後側には左右方向に延
びる1対のスクリュー軸21が設けられ、スクリュー軸
21は支持フレーム24に固定された1対のブラケット
28に回転自在に夫々支持され、左右のスクリュー軸2
1には相互に逆方向のスクリューネジが形成され、スク
リュー軸21の途中部には雌ネジ部材27が螺合され、
支持フレーム24の中央部にはモータケース29が設け
られ、モータケース29の上部内には従動プーリ30が
設けられ、両スクリュー軸21の内端部は従動プーリ3
0のボス部30aに夫々連結固定され、モータケース2
9の下部内には電動モータ22が設けられ、電動モータ
22の回転軸22aには従動プーリ30よりも小径の駆
動プーリ31が設けられ、従動プーリ30と駆動プーリ
31とはVベルト32を介して連動連結されている。
【0053】前記駆動装置7においては、電動モータ2
2が正回転駆動又は逆回転駆動されることにより、左右
の雌ネジ部材27及び固定ブロック26が左右のガイド
スリット25に沿って相互接近方向又は相互離間方向に
駆動される。そして、左右の雌ネジ部材27及び固定ブ
ロック26が相互接近方向に駆動されると、左右の下部
リンク部材13の中段部が雌ネジ部材27及び固定ブロ
ック26を介して相互接近方向に駆動され、リンク機構
6が展開位置へ駆動されて上端保形部材5が上昇駆動さ
れ、スクリーン3が使用状態に駆動される。また、左右
の雌ネジ部材27及び固定ブロック26が相互離間方向
に駆動されると、左右の下部リンク部材13の中段部が
雌ネジ部材27及び固定ブロック26を介して相互離間
方向に駆動され、リンク機構6が収納位置へ駆動されて
上端保形部材5が下降駆動され、スクリーン3が巻取り
状態に駆動される。
【0054】前記ケーシング2には、図1に示すよう
に、リンク機構6が展開位置及び収納位置に移動したこ
とを検出する為の1対のリミットスイッチSW1・SW
2が設けられ、リミットスイッチSW1・SW2が操作
されたときに制御ボックスを介して電動モータ22への
通電を遮断することで、リンク機構6が展開位置或いは
収納位置に保持されるように構成されている。但し、収
納位置を検出するリミットスイッチSW2は、リンク機
構6が収納位置に保持された状態で、上部リンク部材1
4同士及び下部リンク部材13同士の最大開角が夫々1
80度未満になるように配置されている。尚、前記リミ
ットスイッチSW2と制御ボックスとがストッパー手段
に相当する。また、リンク機構6が展開位置付近及び収
納位置付近に移動したことを検出するリミットスイッチ
を設け、このリミットスイッチが操作されたときには、
電動モータ22の回転速度を低くして、リンク機構6が
スムーズに停止されるようにしてもよい。
【0055】前記リンク機構6の展開位置への移動を助
勢するため、図1・図6に示すように、ケーシング2の
下壁部の両端近傍部にはリンク機構6を収納位置に保持
した状態で左右の下部リンク部材13の外端近傍部の下
側付近まで延びるロッド状のストッパ部材33が設けら
れ、左右のストッパ部材33には収納位置付近において
下部リンク部材13を展開位置側(上方側)へ付勢する
バネ部材34が夫々外嵌され、右側のブラケット部材2
3と左側の軸部材12間及び左側のブラケット部材23
と右側の軸部材12間にはブラケット部材23を相互接
近方向に付勢するバネ部材35が夫々張架され、左右の
スクリュー軸21の外端近傍部には雌ネジ部材27を相
互接近方向に付勢するバネ部材36が夫々外装され、左
右の軸部材16には上下のリンク部材13・14の開角
が拡大する方向に両リンク部材13・14を付勢するバ
ネ部材37が夫々外装されている。尚、前記バネ部材3
4〜37は必要に応じて適宜設けるものとする。また、
前記ストッパ部材33はリンク機構6を収納位置に保持
した状態で、左右の下部リンク部材13が更に下方へ回
動することを規制する補助的なストッパとしての作用を
有しており、上端保形部材5の両端部に下方へ向けて突
出状に設けてもよいし、省略することも可能である。
【0056】次に、前記スクリーン装置1の作用につい
て説明する。前記スクリーン装置1では、電動モータ2
2でスクリュー機構20を駆動して、左右の下部リンク
部材13の中段部を相互接近方向又は相互離間方向へ移
動させ、左右の軸部材12を中心に下部リンク部材13
を夫々回動させて、リンク機構6を展開位置又は収納位
置に切り換え、スクリーン3を使用状態又は巻取り状態
に切り換えることになるが、減速率の大きいスクリュー
機構20でもって駆動するため、比較的小型な電動モー
タ22でもって十分な展開トルクを確保することが出来
る。しかも、左右の下部リンク部材13の中段部を駆動
する構成としたので、展開トルクのモーメントレバー
(軸部材12からスクリュー機構20までの鉛直方向距
離)を大きく出来るため、電動モータ22の小型化を図
ることが出来る。
【0057】下部リンク部材13の中段部に取付けられ
るブラケット部材23が、図1に仮想線で示すように、
リンク機構6を収納位置に保持した状態で上方へ突出さ
れ、その上端部に雌ネジ部材27及び固定ブロック26
が支持されるので、支持フレーム24やスクリュー軸2
1を左右方向にコンパクトに構成しつつ、雌ネジ部材2
7と軸部材12間の上下方向の距離(収納位置のときの
モーメントレバーに相当する)を大きくして、展開初期
トルクを大きく設定出来る。バネ部材34〜37でもっ
てリンク機構6が展開位置側へ付勢されるので、リンク
機構6の展開初期トルクを更に低減出来る。また、リミ
ットスイッチSW2により上部リンク部材14同士及び
下部リンク部材13同士の最大開角が、夫々180度未
満になるように設定されているので、特に展開初期にリ
ンク機構6を確実に展開駆動することが出来る。更に、
スクリュー機構20によってリンク機構6を補強できる
ため、展開位置のときのリンク機構6の安定性を高める
ことも出来る。
【0058】以上のように、以上説明したスクリーン装
置1によれば 比較的小型の電動モータ22でもって十
分な展開トルクを確保出来ること、収納位置において下
部リンク部材13から上方へ延びるブラケット部材23
の上端部に雌ネジ部材27を設けることで、スクリュー
機構20をコンパクトに構成しつつ十分な展開初期トル
クを確保出来ること、簡単な構成のバネ部材34〜37
を設けることで展開初期トルクを低減出来ること、など
の効果が得られる。本実施例では、スクリーン装置1を
床に設置するようにしたが、スクリーン装置1全体を上
下反対にした倒立状にして天井又は室内に臨む縦壁の床
面から所定高さの部位などに固定的に設けることも有り
得る。この場合には、リンク機構6を展開位置側へ助勢
するバネ部材34〜37を省略して、リンク機構6を収
納位置側へ助勢するバネ部材を設けることが望ましい。
【0059】次に、前記スクリーン装置1の別実施例に
ついて説明する。 〔第1別実施例〕・・・図7〜図9参照 このスクリーン装置40は、駆動装置に特徴を有するも
のであり、その他の構成は基本的に前記実施例と同様な
ので同一符号を付してその説明を省略する。前記駆動装
置は、図7〜図9に示すように、ワイヤー41と4つの
プーリ42〜45を備えたワイヤー機構と、ワイヤー機
構を駆動する駆動機構46とを備えている。前記駆動機
構46について説明すると、スクリーン収容ケース8の
後側であってケーシング2の左部内にはモータケース4
7が設けられ、モータケース47の上部には電動モータ
48がその回転軸48aを左右方向向きに向けて設けら
れ、回転軸48aの右端部にはウォームギヤ49が設け
られ、ウォームギヤ49の下方には前後方向向きの軸部
材50がモータケース47に回転自在に枢支され、軸部
材50の後部にはウォームギヤ49と噛合するウォーム
ホイール51が枢着され、左側の下部リンク部材13の
下方へ延びる軸部材50の前部にはリール52が枢着さ
れ、ワイヤー41の基端側部分はリール52に巻装さ
れ、電動モータ48によりリール52が正方向に減速回
転駆動されると、リール52にワイヤー41が巻取ら
れ、逆方向に減速回転駆動されるとリール52からワイ
ヤー41が繰出される。尚、前記リール52のワイヤー
巻き取り周面は、図9に示すように、後方へ向けて縮径
するように構成され、ワイヤー41の基端部はワイヤー
巻き取り周面の後端部付近に固定されている。このた
め、ワイヤー41の巻き取り初期における巻き取りトル
クを高めることが出来、且つワイヤー41の巻き取り後
期における巻き取り速度を上昇出来る。
【0060】前記ワイヤー機構について説明すると、図
7・図8に示すように、左右の軸部材12の内側におい
て下部支持部材11には左右1対の前後方向向きの軸部
材53が設けられ、両軸部材53にはプーリ42・43
が回転自在に枢支され、右側の下部リンク部材13の両
端部の軸部材12・16にはプーリ44・45が回転自
在に夫々枢支され、リール52から繰出されたワイヤー
41は、4つのプーリ42〜45を経由して左側の下部
リンク部材13の上端部に連結されている。前記上部支
持部材17の中央部には下方へ延びるストッパ部材54
が設けられ、ストッパ部材54の下端部にはプーリ45
と左側の下部リンク部材13の上端部間に張架されたワ
イヤー41と係合可能なプーリ55が回転自在に枢支さ
れ、リンク機構6はプーリ55の下端部がケーシング2
の下壁部の上面に当接して上部リンク部材14同士及び
下部リンク部材13同士の最大開角が夫々180度未満
になるよう収納位置に保持されている。
【0061】前記リンク機構6を収納位置に保持した状
態で、プーリ45と左側の下部リンク部材13の上端部
間に張架されたワイヤー41は、左右のプーリ42・4
3間においてプーリ55の案内溝で下方へ案内され、リ
ンク機構6の展開時には、ワイヤー41のテンションで
もってプーリ55が上方へ駆動され、プーリ55とスト
ッパ部材54でもって左右の下部リンク部材13がある
程度展開位置側へ移動駆動される。このため、上部リン
ク部材14同士及び下部リンク部材13同士の最大開角
は180度以上に設定してもよい。また、図7に仮想線
で示すように、左右の上部リンク部材14の中段部に内
方側へ延びるストッパ部材54Aを設け、ストッパ部材
54Aの先端部にプーリ55Aを回転自在に枢支し、リ
ンク機構6の展開初期において、プーリ45とリンク部
材13の上端部間のワイヤー41でもって、ストッパ部
材54A及びプーリ55Aを介して左右の上部リンク部
材14を上方へ駆動するようにしてもよい。
【0062】前記スクリーン装置40では、電動モータ
48によりリール52が正方向に減速回転駆動されてリ
ール52にワイヤー41が巻き取られると、ワイヤー4
1を介して左右の下部リンク部材13の上端部が相互接
近方向に駆動され、リンク機構6が展開位置へ駆動され
てスクリーン3が使用状態に駆動される。また、電動モ
ータ48によりリール52が逆方向に減速回転駆動され
てリール52からワイヤー41が繰出されると、スクリ
ーン3と上部リンク部材14と上端保形部材5の自重及
びスクリーン巻取り機構4の巻取り力でもって、リンク
機構6がワイヤー41の繰出し量に応じて収納位置側へ
移動し、スクリーン3が巻取り状態に駆動される。
【0063】以上のように、ワイヤー41と4つのプー
リ42・45からなる簡単な構成のワイヤー機構でリン
ク機構6を駆動出来るので、駆動装置の製作コストを大
幅に低減出来ること、ワイヤー41でもって左右の下部
リンク部材13の上端部を相互接近方向に駆動するの
で、比較的小型な電動モータ48でもって十分な展開ト
ルクを確保出来ること、簡単な構成のストッパ部材54
及びプーリ55を設けることで、リンク機構6の展開時
におけるワイヤー41のテンションでもって、リンク機
構6を展開位置側へ助勢出来ること、展開位置側へリン
ク機構6を助勢出来るので、上部リンク部材14同士及
び下部リンク部材13同士の最大開角を大きく設定して
スクリーン装置40を上下方向に小型に構成出来るこ
と、などの効果が得られる。
【0064】ここで、前記スクリーン装置40のワイヤ
ー機構の構成を変更した変形例について、図10・図1
1に示す機構図を参照しながら説明する。尚、ワイヤー
機構以外の構成は前記第1別実施例と同様の構成なの
で、同一部材には同一符号を付してその説明を省略す
る。第1変形例に係るスクリーン装置100のワイヤー
機構について説明すると、図10に示すように、左右の
下部リンク部材13の上端部の軸部材16にはプーリ1
01・102が回転自在に夫々枢支され、リール52か
ら繰出されたワイヤー103は、2つのプーリ101・
102を経由してケーシング2の右部の下壁部に設けら
れたブラケット104に連結されている。
【0065】第2変形例に係るスクリーン装置110の
ワイヤー機構について説明すると、図11に示すよう
に、左右の下部リンク部材13の上端部の軸部材16に
はプーリ111・112が回転自在に夫々枢支され、下
部支持部材11の略中央部には前後方向向きの軸部材1
13を介してプーリ114が回転自在に枢支され、リー
ル52から繰出されたワイヤー115は、プーリ111
・112を経由してリール52に連結され、リール52
から繰出されるワイヤー115と同方向となるように巻
き取られる。このスクリーン装置110のワイヤー機構
では、ワイヤー115の基端部及び先端部がリール52
に連結されているので、2倍の速度でリンク機構6を展
開位置側或いは収納位置側へ駆動することが出来る。
【0066】〔第2別実施例〕・・・図12参照 次に、前記スクリーン装置40のワイヤー機構の構成を
変更して、天井や室内に臨む縦壁など床面から所定高さ
上方の位置に固定的に設置可能にした第2別実施例につ
いて、図12を参照しながら説明する。但し、このスク
リーン装置120においては、ワイヤー機構の構成以外
は基本的に前記スクリンー装置40を倒立状にしたもの
と同様の構成なので、同一部材には対応する符号を付し
てその説明を省略する。前記スクリーン装置120のケ
ーシング2Aは天井などに固定的に設けられ、ケーシン
グ2Aから下方へ繰り出されたスクリーン3Aの下端部
は前記上端保形部材5に相当する下端保形部材5Aに固
定され、前記下部リンク部材13に相当する上部リンク
部材13Aの上端部は、軸部材12Aを介して下部支持
部材11に相当する上部支持部材11Aに回動自在に夫
々連結され、前記上部リンク部材14に相当する下部リ
ンク14Aの下端部は、軸部材18Aを介して上部支持
部材17に相当する下部支持部材17Aに回動自在に夫
々連結されている。
【0067】リンク機構6Aの下部リンク14A及び上
部リンク13Aは、下方へ略菱形状に展開した実線で図
示の展開位置と、ケーシング2Aの後部内に折り畳んで
収納した収納位置とに切り換え可能に構成され、下端保
形部材5Aはリンク機構6Aを介してケーシング2Aの
下方へ移動した実線で図示の下降位置と、ケーシング2
Aの下壁部の開口部19Aを閉鎖した上昇位置とに亙っ
て上下方向に平行移動可能に案内支持されている。ま
た、スクリーン3Aは、下端保形部材5Aが下降位置に
移動することで、実線で示すように、スクリーン巻取り
機構4Aから順々に繰出され、リンク機構6Aの前側に
おいてケーシング2Aの下方へ展開した使用状態とな
り、下端保形部材5Aが上昇位置に移動することで、仮
想線で示すように、スクリーン巻取り機構4Aに順々に
巻取られてケーシング2A内に収納された巻取り状態に
なる。前記ワイヤー機構について説明すると、上部支持
部材11Aの左右方向略中央部には前後方向向きの軸部
材121が設けられ、軸部材121にはプーリ122が
回転自在に枢支され、駆動機構46Aのリール52Aか
ら繰り出されたワイヤー41Aは、プーリ122を経由
して下部支持部材17Aに連結されている。
【0068】前記スクリーン装置120では、電動モー
タ48Aによりリール52Aが逆方向に減速回転駆動さ
れて、リール52Aからワイヤー41Aが繰り出される
と、リンク機構6Aがスクリーン3Aとリンク部材13
A・14Aと下端保形部材5Aとの自重(例えば、10
Kgw)でもって、スクリーン巻取り機構4Aの巻取り
力(例えば、5Kgw)に抗して、繰り出されたワイヤ
ー41Aの長さに応じて展開位置側へ駆動され、スクリ
ーン3Aが使用状態に駆動される。また、電動モータ4
8Aによりリール52Aが正方向に減速回転駆動されて
リール52Aにワイヤー41Aが巻き取られると、リン
ク機構6Aが収納位置側へ駆動されて、スクリーン3A
が巻取り状態に駆動される。前記スクリーン装置120
によれば、前記第1別実施例と同様の効果が得られるう
え、スクリーン3Aやリンク機構6Aなどの自重とスク
リーン巻取り機構4Aの巻取り力を適正に設定すること
で、比較的小さな力でスクリーン3Aを自動的に展開し
たり収納したり出来ること、上下方向へ引っ張る力がス
クリーン3Aに作用するので、スクリーン3Aを整然と
展開出来ること、などの効果が得られる。
【0069】〔第3別実施例〕・・・図13〜図15参
照 このスクリーン装置60は、駆動装置に特徴を有するも
のであり、その他の構成は基本的に前記実施例と同様な
ので同一符号を付してその説明を省略する。前記駆動装
置は、図13〜図15に示すように、展開初期において
リンク機構6を展開位置側へ駆動する為の左右1対の揺
動アーム61と、ワイヤー62と6つのプーリ63〜6
8を備えたワイヤー機構と、ワイヤー機構を駆動する駆
動機構69とを備えている。前記下部支持部材11の後
側のケーシング2の上面にはアーム支持部材70が設け
られ、左右の軸部材12の内側においてアーム支持部材
70には前後方向向きの軸部材71が設けられ、左右の
下部リンク部材13の後側にはその略半分の長さを有す
る左右1対の揺動アーム61が夫々配設され、左右の揺
動アーム61は実線で図示の最小開角位置と2点鎖線で
図示の最大開角位置とに回動可能に軸部材71に夫々枢
支され、揺動アーム61の先端部には上部リンク部材1
4の下側へ延びるローラ部材72が回転自在に枢支され
ている。尚、前記左右の揺動アーム61を最小開角位置
に位置規制するため、揺動アーム61の下端部には最小
開角位置にてアーム支持部材70の下壁部に当接する規
制部61aが形成されている。
【0070】前記駆動機構69について説明すると、図
13・図15に示すように、スクリーン収容ケース8の
後側であってケーシング2の左部内には電動モータ73
がその回転軸73aを左右方向向きに向けて設けられ、
回転軸73aの右端部にはウォームギヤ74が設けら
れ、ウォームギヤ74の下方には前後方向向きの軸部材
75がブラケット76を介して回転自在に枢支され、軸
部材75の後部にはウォームギヤ74と噛合するウォー
ムホイール77が枢着され、左側の揺動リンク61の下
方へ延びる軸部材75の前部にはリール78が枢着さ
れ、ワイヤー62の基端側部分はリール78に巻装さ
れ、電動モータ73によりリール78が正方向に減速回
転駆動されると、リール78にワイヤー62が巻取ら
れ、逆方向に減速回転駆動されるとリール78からワイ
ヤー62が繰出される。
【0071】前記ワイヤー機構について説明すると、図
13〜図15に示すように、アーム支持部材70の略中
央部にはプーリ63が回転自在に枢支され、右側の軸部
材71にはプーリ64が回転自在に枢支され、左右の揺
動アーム61の中段部には揺動アーム61を最大開角位
置に回動させた状態で上方へ延びるブラケット部材79
が固定され、左右のブラケット部材79の先端部にはプ
ーリ65・66が回転自在に夫々枢支され、右側の下部
リンク部材13の両端部にはプーリ67・68が回転自
在に枢支され、リール78から繰出されたワイヤー62
はプーリ63〜68を順に経由して左側の下部リンク部
材13の上端部に連結されている。前記スクリーン装置
60においては、連結プレート15の下端部がケーシン
グ2の下壁部の上面に当接してリンク機構6が収納位置
に保持され、収納位置において下部リンク部材13同士
及び上部リンク部材14同士の開角は略180度に設定
される。
【0072】前記スクリーン装置60では、電動モータ
73によりリール78が正方向に減速回転駆動されてリ
ール78にワイヤー62が巻き取られると、先ずとワイ
ヤー62を介して揺動アーム61が最小開角位置側へ回
動され、ローラ部材72が上部リンク部材14の下面を
当接転動して、図13に1点鎖線で示すように、展開位
置側へ上部リンク部材14及び下部リンク部材13が駆
動され、次にワイヤー62を介して左右の下部リンク部
材13の上端部が相互接近方向に駆動され、リンク機構
6が展開位置へ駆動されてスクリーン3が使用状態に駆
動される。また、電動モータ73によりリール78が逆
方向に減速回転駆動されてリール78からワイヤー62
が繰出されると、スクリーン3の自重などでリンク機構
6がワイヤー62の繰出し量に応じて収納位置側へ移動
するとともに、ローラ部材72が上部リンク部材14の
下面で下方へ押されて揺動アーム61が最大開角位置へ
回動し、スクリーン3が巻取り状態に駆動される。
【0073】以上のように、ワイヤー62と6つのプー
リ63〜68からなる簡単な構成のワイヤー機構でリン
ク機構6を駆動出来るので、駆動装置の製作コストを大
幅に低減出来ること、揺動アーム61でもってリンク機
構6をある程度まで展開位置側へ駆動するので、下部リ
ンク部材13同士及び上部リンク部材14同士の開角を
略180度に設定出来、スクリーン装置60を上下方向
に小型化出来ること、展開初期の展開作動性を高め得る
こと、ワイヤー62でもって左右の下部リンク部材13
の上端部を相互接近方向に駆動するので、比較的小型な
電動モータ73でもって十分な展開トルクを確保出来る
こと、などの効果が得られる。尚、前記実施例では、電
動モータ22・48・73によりリンク機構6を駆動す
るようにしたが、手動によりスクリュー軸21又は軸部
材50・75を正逆回転駆動してリンク機構6を駆動す
るようにしてもよい。尚、前記張力索としてのワイヤー
に代えて、張力索として所定間隔おきにボールを有する
チェーン、通常のチェーン、ベルト、合成樹脂製のロー
プなどを適用することが出来る。尚、本実施例では、プ
ーリを介してワイヤーを案内するようにしたが、低摩擦
の例えば合成樹脂製の案内部材や軸部材であって回転し
ない部材により直接的に案内してもよい。また張力索と
してチェーンを用いる場合にはスプロケットを介して案
内するようにしてもよい。
【0074】次に、前記リンク機構6の種々の変形例に
ついて、図16〜図26の機構図を参照しながら説明す
る。 〔1〕 図16に示すように、上部支持部材17の略中
央部に前後方向向きの軸部材80を設け、左右の上部リ
ンク部材14の上端部を軸部材80に回動自在に枢支し
てもよい。 〔2〕 図17に示すように、上部支持部材17の略中
央部に前後方向向きの軸部材81を設け、軸部材81に
左右の上部リンク部材14の上端部を回動自在に枢支
し、下部支持部材11の略中央部に前後方向向きの軸部
材82を設け、軸部材82に左右の下部リンク部材13
の下端部を回動自在に枢支してもよい。
【0075】〔3〕 図18に示すように、上部支持部
材17の略中央部に前後方向向きの軸部材83を設け、
軸部材83に左右の上部リンク部材14の上端部を回動
自在に枢支し、左右の下部リンク部材13を交差状に前
後に配設し、上部リンク部材14の下端部を下部リンク
部材13の上端部に夫々回動自在に連結してもよい。 〔4〕 図19に示すように、下部リンク部材13及び
上部リンク部材14を夫々交差状に前後に配設し、下部
リンク部材13の上端部と上部リンク部材14の下端部
とを夫々回動自在に連結してもよい。尚、下部リンク部
材13と上部リンク部材14間に、交差状に前後に配設
された図示外の1対の中間リンク部材を1乃至複数組設
け、中間リンク部材の上下両端部を上部リンク部材14
の下端部及び下部リンク部材13の上端部に夫々回動自
在に連結してもよい。 〔5〕 図20に示すように、下部リンク部材13及び
上部リンク部材14を略く字状に連結し、左右のリンク
部材13・14をその中段部が縮小するように左右対称
に配設してもよい。尚、この場合、左右の下部リンク部
材13の中段部が相互離間方向に駆動されることで展開
位置側へ駆動され、相互接近方向に駆動されることで収
納位置側へ駆動される。
【0076】〔6〕 図21に示すように、下部リンク
部材13を交差状に前後に配設し、上部リンク部材14
も交差状に配設し、両交差部を夫々前後後方向きの軸部
材84で回動自在に連結し、下部支持部材11及び上部
支持部材17を左方へ延長してその延長部分に左右方向
向きのガイドスリット85・86を形成し、ガイドスリ
ット85を介して一方の下部リンク部材13の下端部を
下部支持部材11に左右方向に移動自在に連結し、ガイ
ドスリット86を介して一方の上部リンク部材14の上
端部を上部支持部材17に左右方向に移動自在に連結し
てもよい。 〔7〕 図22に示すように、上部リンク部材14を省
略し、下部リンク部材13を交差状に設け、上部支持部
材17を左右方向に延長してその延長部分に左右方向向
きのガイドスリット87を夫々形成し、左右のガイドス
リット87を介して1対の下部リンク部材13の上端部
を夫々上部支持部材17に左右方向に移動自在に連結し
てもよい。
【0077】〔8〕 図23に示すように、上部リンク
部材14を省略し、下部リンク部材13を交差状に設
け、交差部を前後方向向きの軸部材88を介して回動自
在に連結し、下部支持部材11及び上部支持部材17を
左方へ延長してその延長部分に左右方向向きのガイドス
リット89・90を形成し、ガイドスリット89を介し
て一方の下部リンク部材13の下端部を下部支持部材1
1に左右方向に移動自在に連結し、ガイドスリット90
を介して他方の下部リンク部材13の上端部を上部支持
部材17に左右方向に移動自在に連結してもよい。
〔9〕 図24に示すように、上部リンク部材14を省
略し、下部リンク部材13を交差状に設け、下部支持部
材11を左方へ延長してその延長部分に左右方向向きの
ガイドスリット91を形成し、上部支持部材17を右方
へ延長してその延長部分に左右方向向きのガイドスリッ
ト92を形成し、ガイドスリット91・92を介して一
方の下部リンク部材13の両端部を下部支持部材11及
び上部支持部材17に夫々左右方向に移動自在に連結し
てもよい。尚、この場合、上部支持部材17を上端保形
部材5に対して左右方向に移動自在に支持する必要があ
る。
【0078】〔10〕 図25に示すように、上部リン
ク部材14を省略し、一方の下部リンク部材13を他方
の下部リンク部材13よりも短く構成し、一方の下部リ
ンク部材13の上端部を下方の下部リンク部材13の中
段部に前後方向向きの軸部材93を介して回動自在に連
結し、下部支持部材11を左方へ延長してその延長部分
に左右方向向きのガイドスリット94を形成し、ガイド
スリット94を介して一方の下部リンク部材13の下端
部を下部支持部材11に左右方向に移動自在に連結して
もよい。尚、この場合、上部支持部材17を上端保形部
材5に対して左右方向に移動自在に支持する必要があ
る。 〔11〕 図26に示すように、上部リンク部材14を
省略し、一方の下部リンク部材13と他方の下部リンク
部材13とをその上端部において交差状するように配置
し、上部支持部材17を両下部リンク部材13に対して
その軸方向に夫々移動自在で且つ前後方向軸心回りに回
動自在に連結してもよい。
【0079】尚、図21・図23・図24・図25に示
すリンク機構をスクリュー式の駆動装置7で駆動する場
合には、下部リンク部材13の下端部に雌ネジ部材27
を前後方向軸心回りに回動自在に連結し、1本のスクリ
ュー軸21で雌ネジ部材27を介して下部リンク部材1
3の下端部をガイドスリット85・89・91・94に
沿って移動させ、リンク機構を展開位置と収納位置とに
切り換えるようにしてもよい。この場合、前記駆動装置
7の構成を大幅に簡単化出来るとともに、スクリュー機
構20及び電動モータ22をケーシング2側に固定的に
設けることが出来る。また、ワイヤー式の駆動装置で前
記リンク機構を駆動する場合には、プーリを省略してワ
イヤー41・62の先端部を直接的に下部リンク部材1
3の下端部に連結してもよい。また、前記ガイドスリッ
ト85・89・91・94に代えて、ガイドロッドやガ
イドレールに沿って下部リンク部材13の下端部を案内
するようにしてもよい。
【0080】尚、前記下部リンク部材13の下端部をガ
イドスリット85・89・91・94に沿って移動させ
る為の駆動機構としては、図26に示すように、ガイド
スリット130の両端近傍部に左右1対のスプロケット
131を前後方向向きの軸部材132を介して回転自在
に設け、両スプロケット131間にチェーン133を張
架し、チェーン133の途中部をガイドスリット130
に沿って移動可能なスライド部材134に連結し、スラ
イド部材134に下部リンク部材13の下端部を回動自
在に連結し、一方のスプロケット131を電動モータ1
35で回転駆動することにより、下部リンク部材13の
下端をガイドスリット130に沿って移動駆動するよう
にしてもよい。尚、チェーン133及びスプロケット1
31に代えて、ベルト及びプーリや、ボール付きのチェ
ーン及びスプロケットを採用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態におけるスクリーン装置の背面図であ
る。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】巻取り状態におけるスクリーン装置の縦断面図
である。
【図4】駆動装置の背面図である。
【図5】図4の5−5線断面図である。
【図6】下部リンク部材と上部リンク部材の連結部分の
縦断面図である。
【図7】第1別実施例に係るスクリーン装置の図1相当
図である。
【図8】第1別実施例に係るスクリーン装置のリンク機
構の下部付近の縦断面図である。
【図9】第1別実施例に係るスクリーン装置の図3相当
図である。
【図10】第1変形例に係るスクリーン装置の説明図で
ある。
【図11】第2変形例に係るスクリーン装置の説明図で
ある。
【図12】第2別実施例に係るスクリーン装置の図3相
当図である。
【図13】第3別実施例に係るスクリーン装置の図1相
当図である。
【図14】第3別実施例に係るスクリーン装置の図8相
当図である。
【図15】第3別実施例に係るスクリーン装置の図3相
当図である。
【図16】変形例に係るリンク機構の説明図である。
【図17】変形例に係るリンク機構の説明図である。
【図18】変形例に係るリンク機構の説明図である。
【図19】変形例に係るリンク機構の説明図である。
【図20】変形例に係るリンク機構の説明図である。
【図21】変形例に係るリンク機構の説明図である。
【図22】変形例に係るリンク機構の説明図である。
【図23】変形例に係るリンク機構の説明図である。
【図24】変形例に係るリンク機構の説明図である。
【図25】変形例に係るリンク機構の説明図である。
【図26】変形例に係るリンク機構の説明図である。
【図27】変形例に係る駆動機構の説明図である。
【符号の説明】
1 スクリーン装置 2 ケーシング 3 スクリーン 6 リンク機構 5 上端保形部材 14 上部リンク部材 13 下部リンク部材 12 軸部材 20 スクリュー機構 22・48・73 電動モータ 61 揺動アーム 72 ローラ部材 41・62 ワイヤー 42〜45 プーリ 63〜68 プーリ 52・78 リール SW2 リミットスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋 稔 八尾市刑部1丁目31番地 株式会社曙川電 機製作所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右方向に細長く且つ上端を開放可能な
    ケーシングと、ケーシング内に巻取った巻取り状態とケ
    ーシングの上方へ展開した使用状態とに切り換え可能な
    スクリーンと、前記スクリーンを案内支持するリンク機
    構であって、ケーシング内に折り畳んだ収納位置とスク
    リーンを使用状態にしたときにスクリーンの背面に沿っ
    て展開した展開位置とに切り換え可能で、上端部におい
    てスクリーンの上端保形部材に連結されたリンク機構と
    を備えたスクリーン装置において、 前記リンク機構は、下端部がケーシング内に前後方向向
    きの軸部材を介して枢支された少なくとも左右1対のリ
    ンク部材を備え、 前記両リンク部材の各下端部から任意距離離れた部位同
    士を、相互接近方向と相互離隔方向へ選択的に駆動する
    為のスクリュー機構を設け、 前記スクリュー機構を正逆回転駆動可能な電動モータを
    設けたことを特徴とするスクリーン装置。
  2. 【請求項2】 左右方向に細長く且つ上端を開放可能な
    ケーシングと、ケーシング内に巻取った巻取り状態とケ
    ーシングの上方へ展開した使用状態とに切り換え可能な
    スクリーンと、前記スクリーンを案内支持するリンク機
    構であって、ケーシング内に折り畳んだ収納位置とスク
    リーンを使用状態にしたときにスクリーンの背面に沿っ
    て展開した展開位置とに切り換え可能で、上端部におい
    てスクリーンの上端保形部材に連結されたリンク機構と
    を備えたスクリーン装置において、 前記リンク機構は、下端部がケーシング内に前後方向向
    きの軸部材を介して枢支された少なくとも左右1対のリ
    ンク部材であって、少なくとも一方のリンク部材の下端
    部がケーシングに対して左右方向に移動自在に支持され
    たリンク部材を備え、 前記両リンク部材の下端部が相互接近する方向と相互離
    隔する方向へ、前記移動自在のリンク部材の下端部を選
    択的に駆動する為のスクリュー機構を設け、 前記スクリュー機構を正逆回転駆動可能な電動モータを
    設けたことを特徴とするスクリーン装置。
  3. 【請求項3】 前記リンク機構が収納位置のとき、前記
    1対のリンク部材間の開角が180度未満となるよう
    に、両リンク部材の回動を規制するストッパー手段を設
    けたことを特徴とする請求項1に記載のスクリーン装
    置。
  4. 【請求項4】 前記リンク機構を展開位置の方へ弾性付
    勢する左右1対のバネ部材を設けたことを特徴とする請
    求項3に記載のスクリーン装置。
  5. 【請求項5】 左右方向に細長く且つ上端を開放可能な
    ケーシングと、ケーシング内に巻取った巻取り状態とケ
    ーシングの上方へ展開した使用状態とに切り換え可能な
    スクリーンと、前記スクリーンを案内支持するリンク機
    構であって、ケーシング内に折り畳んだ収納位置とスク
    リーンを使用状態にしたときにスクリーンの背面に沿っ
    て展開した展開位置とに切り換え可能で、上端部におい
    てスクリーンの上端保形部材に連結されたリンク機構と
    を備えたスクリーン装置において、 前記リンク機構は、下端部がケーシング内に前後方向向
    きの軸部材を介して枢支された少なくとも左右1対のリ
    ンク部材を備え、 前記リンク機構が展開する方向へ前記1対のリンク部材
    を駆動する為の張力索部材とこの張力索部材を案内する
    案内部材とからなる張力索機構を設け、 前記ケーシング内に、前記張力索部材の基端側部分を巻
    装したリールと、このリールを正逆回転駆動可能な電動
    モータとを設けたことを特徴とするスクリーン装置。
  6. 【請求項6】 前記張力索機構の張力索は、リールか
    ら、一方のリンク部材の下端近傍部の案内部材と、この
    リンク部材の下端から任意距離離れた部位の案内部材と
    を順に経由して他方のリンク部材の下端から任意距離離
    れた部位に固定されたことを特徴とする請求項5に記載
    のスクリーン装置。
  7. 【請求項7】 前記リンク機構は、前記1対のリンク部
    材の上端部に前後方向向きの軸部材を介して夫々回動自
    在に支持された1対の上部リンク部材を備え、上部リン
    ク部材に対応する1対の揺動アームであって、下端部が
    前後方向向きの軸部材を介してケーシング内に枢支され
    且つ対応する上部リンク部材の下面に当接転動するロー
    ラ部材をその上端部に有する1対の揺動アームを設け、
    前記張力索機構の張力索は、リールから、一方の揺動ア
    ームの途中部の案内部材と、他方の揺動アームの途中部
    の案内部材と、一方の揺動アームに対応する一方のリン
    ク部材の下端近傍部の案内部材と、このリンク部材の下
    端から任意距離離れた部位の案内部材とを順に経由して
    他方のリンク部材の下端から任意距離離れた部位に固定
    されたことを特徴とする請求項5に記載のスクリーン装
    置。
  8. 【請求項8】 前記1対のリンク部材のうちの少なくと
    も一方のリンク部材の下端部がケーシングに左右方向に
    移動自在に支持されていることを特徴とする請求項5に
    記載のスクリーン装置。
  9. 【請求項9】 前記張力索がワイヤーからなり、案内部
    材がプーリからなることを特徴とする請求項5〜請求項
    8の何れか1項に記載のスクリーン装置。
  10. 【請求項10】 前記張力索機構の張力索部材は、リー
    ルから、少なくとも、一方のリンク部材の上端近傍部の
    案内部材と、他方のリンク部材の上端近傍部の案内部材
    とを順に経由してケーシングの底部に固定されたことを
    特徴とする請求項5に記載のスクリーン装置。
  11. 【請求項11】 前記張力索機構の張力索部材は、リー
    ルから、少なくとも、一方のリンク部材の上端近傍部の
    案内部材と、他方のリンク部材の上端近傍部の案内部材
    とを順に経由してリールに延び、リールから繰り出され
    る張力索と同方向となるようにリールに巻装されている
    ことを特徴とする請求項5に記載のスクリーン装置。
  12. 【請求項12】 左右方向に細長く且つ下端を開放可能
    で床面から所定高さ上方の位置に固定的に配設されたケ
    ーシングと、ケーシング内に巻取った巻取り状態とケー
    シングの下方へ展開した使用状態とに切り換え可能なス
    クリーンを備えたスクリーン装置において、 前記スクリーンを案内支持するリンク機構であって、ケ
    ーシング内に折り畳んだ収納位置とスクリーンを使用状
    態にしたときにスクリーンの背面に沿って展開した展開
    位置とに切り換え可能で、下端部においてスクリーンの
    下端保形部材に連結されたリンク機構を設け、 前記リンク機構に、上端部がケーシング内に前後方向向
    きの軸部材を介して枢支された少なくとも左右1対のリ
    ンク部材を備え、 前記両リンク部材の各上端部から任意距離離れた部位同
    士を、相互接近方向と相互離隔方向へ選択的に駆動する
    為のスクリュー機構を設け、 前記スクリュー機構を正逆回転駆動可能な電動モータを
    設けたことを特徴とするスクリーン装置。
  13. 【請求項13】 左右方向に細長く且つ下端を開放可能
    で床面から所定高さ上方の位置に固定的に配設されたケ
    ーシングと、ケーシング内に巻取った巻取り状態とケー
    シングの下方へ展開した使用状態とに切り換え可能なス
    クリーンを備えたスクリーン装置において、 前記スクリーンを案内支持するリンク機構であって、ケ
    ーシング内に折り畳んだ収納位置とスクリーンを使用状
    態にしたときにスクリーンの背面に沿って展開した展開
    位置とに切り換え可能で、下端部においてスクリーンの
    下端保形部材に連結されたリンク機構を設け、 前記リンク機構に、上端部がケーシング内に前後方向向
    きの軸部材を介して枢支された少なくとも左右1対のリ
    ンク部材であって、少なくとも一方のリンク部材の上端
    部がケーシングに対して左右方向に移動自在に支持され
    たリンク部材を設け、 前記両リンク部材の上端部が相互接近する方向と相互離
    隔する方向へ、前記移動自在のリンク部材の上端部を選
    択的に駆動する為のスクリュー機構を設け、 前記スクリュー機構を正逆回転駆動可能な電動モータを
    設けたことを特徴とするスクリーン装置。
  14. 【請求項14】 左右方向に細長く且つ下端を開放可能
    で床面から所定高さ上方の位置に固定的に配設されたケ
    ーシングと、ケーシング内に巻取った巻取り状態とケー
    シングの下方へ展開した使用状態とに切り換え可能なス
    クリーンを備えたスクリーン装置において、 前記スクリーンを案内支持するリンク機構であって、ケ
    ーシング内に折り畳んだ収納位置とスクリーンを使用状
    態にしたときにスクリーンの背面に沿って展開した展開
    位置とに切り換え可能で、下端部においてスクリーンの
    下端保形部材に連結されたリンク機構を設け、 前記リンク機構が折り畳まれる方向へ前記リンク機構を
    駆動する為の張力索部材とこの張力索部材を案内する案
    内部材とからなる張力索機構を設け、 前記ケーシング内に、前記張力索部材の基端側部分を巻
    装したリールと、このリールを正逆回転駆動可能な電動
    モータとを設け、 前記張力索部材をリールから繰り出すときには、前記下
    端保形部材とリンク機構等に作用する自重によりスクリ
    ーンが使用状態に展開するように構成したことを特徴と
    するスクリーン装置。
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