JPH0522378Y2 - - Google Patents

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JPH0522378Y2
JPH0522378Y2 JP18965687U JP18965687U JPH0522378Y2 JP H0522378 Y2 JPH0522378 Y2 JP H0522378Y2 JP 18965687 U JP18965687 U JP 18965687U JP 18965687 U JP18965687 U JP 18965687U JP H0522378 Y2 JPH0522378 Y2 JP H0522378Y2
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welding
stud
pressurized air
collet
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、スタツド溶接機に関し、特に、先端
にスタツドを支持するコレツトと、スタツドの回
りに外気から遮蔽された溶接空間を形成するシー
ルドとを備え、シールドガス供給源からシールド
内の溶接空間にシールドガスを送つて溶接部分の
酸化や窒化を防止するスタツド溶接機に関する。
従来の技術 大気雰囲気中でスタツド溶接を行うとスタツド
及び母材の溶接部分が酸化したりあるいは窒化し
たりする。酸化は溶接部分の寿命を短くし、また
酸化も窒化もメツキや塗装等の後処理を困難にし
てしまう。そこで、先端にスタツドを支持するコ
レツトと、スタツドの回りに外気から遮蔽された
溶接空間を形成するシールド体とを備え、シール
ドガス供給源からシールド内の溶接空間にシール
ドガスを送つて溶接部分の酸化や窒化を防止する
スタツド溶接機が開発されている。
公知のスタツド溶接機では、自動二輪車のパイ
プフレーム等にスタツドを溶接する場合、その溶
接面の油やごみ等の汚れを布等で拭き取つてい
た。また、外部からエアブロー装置を持つてき
て、その溶接面の汚れを拭き取ることも行われて
いた。
考案が解決しようとする問題点 汚れを除去するためには、布での拭き取りやエ
アブローでの拭き取りが必要になるが、布での拭
き取りは面倒であり、エアブローでの拭き取りは
エアブローのノズルが溶接機のコレツトの先端部
を邪魔するという欠点があつた。
従つて、本考案の目的は、面倒なくしかも溶接
機の作業性は損なわないように汚れを除去できる
スタツド溶接機を提供することにある。
問題点を解決するための手段 かかる目的を達成するため、本考案によれば、
先端にスタツドを支持するコレツトと、該コレツ
トの外周に設けられ、先端が溶接母材に接し且つ
スタツドの回りにシールドガスで外気から遮蔽し
た溶接空間を形成するシールド体と、シールドガ
スの供給源と、該シールドガス供給源から前記シ
ールド体に連結され、溶接空間にシールドガスを
送る供給管とを備えたスタツド溶接機であつて、
ガス供給管に加圧エアを供給する加圧エア供給源
が連結され、コレツト先端に向けて加圧エアが吹
き出されることを特徴とするスタツド溶接機が提
供される。
実施例 以下、本考案の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。図面には、本考案に係るスタツ
ド溶接機の溶接銃の先端要部が示されている。
図面において、スタツド溶接機の溶接銃の先端
には、その中心部分に先端にスタツドを支持する
ように中空円筒に形成されたコレツト1を備え、
このコレツト1の先端には、スタツド2が保持さ
れている。なお、このコレツト1は溶接銃部分を
通つて溶接機本体(図示せず)の溶接用電源に電
気的に接続されている。溶接銃の先端部分には、
コレツト1と該コレツト1に保持されたスタツド
2の外周部分を一定の間隔をあけて包囲し且つ先
端が自動二輪車のパイプフレーム3等の溶接母材
との間であつてスタツド2の回りに外気から遮蔽
された溶接空間5を形成するシールド体6が設け
られている。シールド体6はコレツト1の回りに
前記溶接空間を形成するように中空の円筒状に形
成されている。
シールド体6の上端部分には溶接空間5を仕切
る上部シールド体7が固定保持され、シールドガ
スが漏れるのを防止している。また、この上部シ
ールド体7は電気的絶縁物で成り、シールド体6
をコレツト1に対して絶縁しており、高電圧がか
けられているコレツト1とシヨートすることがな
いようにしている。
シールド体6で作られた溶接空間5には不活性
ガスであるシールドガスが供給される。このた
め、シールドガスの供給源8からシールド体6の
導入管9に延びるシールドガス供給管10が設け
られ、シールドガス供給管10には、ガスの供給
及び遮断を制御する弁11が設けられている。な
お、弁以外にも、ガスの流量を調整するガス流量
調整器が設けられるのが好ましい。また、弁11
は電気的に開閉が制御できるのが好ましく、本例
では最も一般的なものとして電磁弁が使用され
る。
本考案においては、シールドガス供給管10の
途中に、加圧エア供給源13からの加圧エアが供
給できるように構成されている。すなわち、加圧
エア供給源13は加圧エアの供給及び遮断を制御
する弁14を介して、供給管10に連結されてい
る。従つて、加圧エア供給源13からの加圧エア
が弁14を通つて供給管10に入り、そのまま導
入管9を通つて、コレツト1とシールド体6とで
形成された溶接空間5に導入される。そして、溶
接空間5を通つて、加圧エアはコレツト1の先端
部に吹き出され、スタツド2を溶接すべきパイプ
フレーム2の部分の汚れを吹き飛ばすことができ
る。
なお、汚れを吹き飛ばすため、溶接空間5の部
分に細い穴15を形成した部材16を設けるのが
好ましく、これにより、加圧エアが勢いよくコレ
ツト1の先端部からパイプフレーム3に向けて噴
射される。従つて、パイプフレーム3に強く固着
した汚れでも除去することができる。また、供給
管10と供給及び遮断弁15との間には、逆流防
止弁16が設けられるのが好ましく、これによ
り、高圧で送られてくるシールドガスが加圧エア
供給源13に逆流するのを防止できる。同様に、
加圧エアがシールドガス供給源8に逆流するのを
防止するため、シールドガスの供給及び遮断弁1
1と供給管10との間にも逆流防止弁17が設け
られるのが好ましい。
この加圧エアを噴射するのには、一般に溶接作
業の直前に行うのが好ましい。これは、溶接作業
の最中に行うと、溶接のアークが加圧エアの影響
によつて不安定になるからである。加圧エアで汚
れを除去してその加圧エアの供給を停止した後、
シールドガスで溶接空間5を充満するように、供
給源8からシールドガスを供給し、溶接空間5が
充満された一定の時間の経過後、アーク溶接が開
始される。なお、この溶接の間もアークを動揺さ
せない程度にシールドガスが供給されるのが好ま
しい。
考案の効果 本考案によれば、ガス供給管に加圧エアを供給
する加圧エア供給源が連結され、コレツト先端に
向けて加圧エアが吹き出されるので、パイプフレ
ーム等の溶接箇所を布等で拭き取るという面倒な
作業が不要になり、また、別にエアブロー装置を
容易する必要もなくなる。そして、溶接作業にお
いてエアブロー装置との干渉もなくなつて、溶接
作業が極めて良好に且つ容易に行える。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係るスタツド溶接機の主要な
部分の構成を示す図である。 符号の説明、1……コレツト、2……スタツ
ド、3……パイプフレーム、5……溶接空間、6
……シールド体、7……上部シールド体、8……
シールドガス供給源、9……導入管、10……ガ
ス供給管、11……シールドガス供給及び遮断
弁、13……加圧エア供給源、14……加圧エア
供給及び遮断弁、15……穴、16……穴形成部
材、17……逆流防止弁、18……逆流防止弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端にスタツドを支持するコレツトと、該コレ
    ツトの外周に設けられ、先端が溶接母材に接し且
    つスタツドの回りにシールドガスで外気から遮蔽
    した溶接空間を形成するシールド体と、シールド
    ガスの供給源と、該シールドガス供給源から前記
    シールド体に連結され、溶接空間にシールドガス
    を送る供給管とを備えたスタツド溶接機におい
    て、ガス供給管に加圧エアを供給する加圧エア供
    給源が連結され、コレツト先端に向けて加圧エア
    が吹き出されることを特徴とするスタツド溶接
    機。
JP18965687U 1987-12-14 1987-12-14 Expired - Lifetime JPH0522378Y2 (ja)

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JPH0196270U JPH0196270U (ja) 1989-06-26
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