JPH0522333Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0522333Y2 JPH0522333Y2 JP18951087U JP18951087U JPH0522333Y2 JP H0522333 Y2 JPH0522333 Y2 JP H0522333Y2 JP 18951087 U JP18951087 U JP 18951087U JP 18951087 U JP18951087 U JP 18951087U JP H0522333 Y2 JPH0522333 Y2 JP H0522333Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strip
- meandering
- meandering adjustment
- adjustment roll
- roll
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は帯板（帯鋼板、アルミ帯板、ロール
紙、フイルム等）の蛇行を修正する帯板蛇行調整
装置に関するものである。
紙、フイルム等）の蛇行を修正する帯板蛇行調整
装置に関するものである。
従来の連続帯板処理設備においては、ロール取
付精度通板材の形状等によつて帯板は蛇行（ウオ
ーク）を起すことがあつた。この蛇行が起ると、
帯板の端部がガイド等に当たり帯板端部に疵を付
けたり、折れ曲つたりして歩留低下の原因となつ
ていた。従来からこの蛇行を防止する方法とし
て、例えば第２図に例示する如く、帯板Ｓが矢印
の如く通板されている時、蛇行調整ロール１の出
側に光電管２を設け、蛇行量を測定し制御装置
（図示せず）により演算し、油圧シリンダー３の
ピストンロツド４を伸縮させて、旋回プレート５
をピンジヨイント６を支点として点線矢印の如く
回動させる。旋回プレート５が旋回すれば旋回プ
レート上に固定されている蛇行調整ロール１はａ
を中心としてｂ←→ｃ間で帯板Ｓと平行回動面上を
回動することによつて帯板の蛇行を防止してい
た。即ち、帯板Ｓが操作側に蛇行している時は、
蛇行調整ロール１を〔ｂ−ｂ〕の如く回動させる
ことにより、又駆動側に蛇行する時は〔ｃ−ｃ〕
の如く回動させて蛇行修正することができる。
又、特開昭52−120942号公報には、さらに、第３
図イに示すように帯板入側平面〔l1−l1〕に加え、
帯板出側平面〔l2−l2〕に沿つても回動できるよ
うに工夫した３次元回動自在な蛇行調整ロールに
よる帯板の蛇行調整装置が開示されている。
付精度通板材の形状等によつて帯板は蛇行（ウオ
ーク）を起すことがあつた。この蛇行が起ると、
帯板の端部がガイド等に当たり帯板端部に疵を付
けたり、折れ曲つたりして歩留低下の原因となつ
ていた。従来からこの蛇行を防止する方法とし
て、例えば第２図に例示する如く、帯板Ｓが矢印
の如く通板されている時、蛇行調整ロール１の出
側に光電管２を設け、蛇行量を測定し制御装置
（図示せず）により演算し、油圧シリンダー３の
ピストンロツド４を伸縮させて、旋回プレート５
をピンジヨイント６を支点として点線矢印の如く
回動させる。旋回プレート５が旋回すれば旋回プ
レート上に固定されている蛇行調整ロール１はａ
を中心としてｂ←→ｃ間で帯板Ｓと平行回動面上を
回動することによつて帯板の蛇行を防止してい
た。即ち、帯板Ｓが操作側に蛇行している時は、
蛇行調整ロール１を〔ｂ−ｂ〕の如く回動させる
ことにより、又駆動側に蛇行する時は〔ｃ−ｃ〕
の如く回動させて蛇行修正することができる。
又、特開昭52−120942号公報には、さらに、第３
図イに示すように帯板入側平面〔l1−l1〕に加え、
帯板出側平面〔l2−l2〕に沿つても回動できるよ
うに工夫した３次元回動自在な蛇行調整ロールに
よる帯板の蛇行調整装置が開示されている。
しかし、前記公知の蛇行調整装置は、いずれ
も、旋回平面が、入側及び出側の帯板に平行な平
面で旋回するため、ロールが旋回すると帯板の幅
方向の各点でパス長さが変化し、帯板に張力が不
均一に作用して、時には帯板が変形する欠点があ
つた。
も、旋回平面が、入側及び出側の帯板に平行な平
面で旋回するため、ロールが旋回すると帯板の幅
方向の各点でパス長さが変化し、帯板に張力が不
均一に作用して、時には帯板が変形する欠点があ
つた。
本考案は、帯板に均一張力をかけて帯板の蛇行
防止を計つた帯板の蛇行調整装置を提供する点に
ある。
防止を計つた帯板の蛇行調整装置を提供する点に
ある。
本考案は、連続帯板通板処理設備における蛇行
調整ロールによる蛇行調整において、蛇行調整ロ
ールの一方の端部を支点とし、他端を前記蛇行調
整ロールの入側と出側の帯板が成す角を２等分す
る平面と直角な平面内で滑動可能に設けた帯板蛇
行調整装置を提案するものである。
調整ロールによる蛇行調整において、蛇行調整ロ
ールの一方の端部を支点とし、他端を前記蛇行調
整ロールの入側と出側の帯板が成す角を２等分す
る平面と直角な平面内で滑動可能に設けた帯板蛇
行調整装置を提案するものである。
本考案の最大の特徴点は、帯鋼の蛇行修正に作
用させる蛇行調整ロールの旋回方向が従来方式と
大きく異なる点である。即ち、第３図ロに示す如
く、蛇行調整ロール１を通過する帯板Ｓの入側と
出側とが成す角を２等分する〔ｌ−ｌ〕線に対し
直角な平面〔l3−l3〕内を蛇行調整ロールが回動
するのである。
用させる蛇行調整ロールの旋回方向が従来方式と
大きく異なる点である。即ち、第３図ロに示す如
く、蛇行調整ロール１を通過する帯板Ｓの入側と
出側とが成す角を２等分する〔ｌ−ｌ〕線に対し
直角な平面〔l3−l3〕内を蛇行調整ロールが回動
するのである。
第２の特徴点は、蛇行調整ロールの一方の端部
を支点とし固定して、他端を前記平面〔l3−l3〕
上を蛇行調整ロールが回動するように滑動させる
点に在る。
を支点とし固定して、他端を前記平面〔l3−l3〕
上を蛇行調整ロールが回動するように滑動させる
点に在る。
上述した２大特徴点を有する蛇行調整装置は、
従来方式と異なり、蛇行調整ロールを通過する帯
板全幅の各点において、パス長さが一定なので、
帯板に無理な力が作用せず、結果として帯板の各
部に変形が全く起らずに蛇行修正することができ
る。
従来方式と異なり、蛇行調整ロールを通過する帯
板全幅の各点において、パス長さが一定なので、
帯板に無理な力が作用せず、結果として帯板の各
部に変形が全く起らずに蛇行修正することができ
る。
次に本考案の一実施例を図面にもとづいて説明
する。
する。
第１図は本考案の一実施例で、前記した従来例
第２図と対比しながら説明する。
第２図と対比しながら説明する。
(1) 蛇行調整ロール１の駆動側軸受７Ａはベース
フレーム８Ａに固定されている。これに対し従
来例では旋回プレート５に固定されている。旋
回プレート５はピンジヨイント６を支点として
回動するため、駆動側軸受も旋回プレート５の
動きと一緒に回動する点で異なる。
フレーム８Ａに固定されている。これに対し従
来例では旋回プレート５に固定されている。旋
回プレート５はピンジヨイント６を支点として
回動するため、駆動側軸受も旋回プレート５の
動きと一緒に回動する点で異なる。
(2) 蛇行調整ロール１の操作側軸受７Ｂは油圧シ
リンダー３のピストンロツド４と直接連結して
おり、傾斜案内ガイド９の溝１０に沿つて矢印
の如く滑動し、蛇行調整ロール１はａを中心と
してｂ←→ｃ間で回動する。
リンダー３のピストンロツド４と直接連結して
おり、傾斜案内ガイド９の溝１０に沿つて矢印
の如く滑動し、蛇行調整ロール１はａを中心と
してｂ←→ｃ間で回動する。
傾斜案内ガイド９は、蛇行調整ロール１の入側
と出側とが成す角を２等分する平面と直角な平面
に沿つて設けられている（図面ではほぼ45度傾
斜）。したがつて蛇行調整ロール１の回動面は第
３図ロ〔l3−l3〕となつている。
と出側とが成す角を２等分する平面と直角な平面
に沿つて設けられている（図面ではほぼ45度傾
斜）。したがつて蛇行調整ロール１の回動面は第
３図ロ〔l3−l3〕となつている。
一方、従来例は前述したように、操作側軸受７
Ｂは駆動側軸受７Ａと同一面、即ち旋回プレート
５に固定されているため、第３図イ〔l1−l1〕面
を蛇行調整ロール１は回動する点で異なる。
Ｂは駆動側軸受７Ａと同一面、即ち旋回プレート
５に固定されているため、第３図イ〔l1−l1〕面
を蛇行調整ロール１は回動する点で異なる。
なお、本実施例においては滑動軸受を操作側と
したが、駆動側を滑動軸受とし操作側を固定軸受
としても良い。
したが、駆動側を滑動軸受とし操作側を固定軸受
としても良い。
以上(1)，(2)項で述べた本考案の実施例による作
用について述べる。
用について述べる。
第１図の実施例の構成によれば、帯板の蛇行修
正方法は従来例と同一手段で、蛇行調整ロール１
を〔ｂ−ｂ〕又は〔ｃ−ｃ〕方向に回動させるこ
とにより蛇行修正ができる。この点では、従来例
と何ら変わることがないが、帯板に与える影響が
全く異なる。
正方法は従来例と同一手段で、蛇行調整ロール１
を〔ｂ−ｂ〕又は〔ｃ−ｃ〕方向に回動させるこ
とにより蛇行修正ができる。この点では、従来例
と何ら変わることがないが、帯板に与える影響が
全く異なる。
即ち、前述したように、蛇行調整ロール１を回
動し蛇行修正しても、帯板Ｓ全幅各点において、
パス長さが一定なので、帯板に無理な力が作用せ
ず、結果として帯板の各部に変形が全く起らずに
蛇行修正することができる。これに対し、従来例
第２図の方式では、蛇行調整ロール１は帯板Ｓと
平行な面で回動するため、蛇行調整ロールが旋回
プレート５を介して回動すると、帯板の幅方向の
各点でパス長さが変化し、帯板に張力が不均一に
作用して、時には帯板が変形することもある。
動し蛇行修正しても、帯板Ｓ全幅各点において、
パス長さが一定なので、帯板に無理な力が作用せ
ず、結果として帯板の各部に変形が全く起らずに
蛇行修正することができる。これに対し、従来例
第２図の方式では、蛇行調整ロール１は帯板Ｓと
平行な面で回動するため、蛇行調整ロールが旋回
プレート５を介して回動すると、帯板の幅方向の
各点でパス長さが変化し、帯板に張力が不均一に
作用して、時には帯板が変形することもある。
以上述べたように、本考案によれば、従来使用
されていた帯板と平行な面で回動して蛇行修正し
た方式に比し、帯板全幅各点においてパス長さが
一定なので、帯板に無理な力が作用せず、板端部
の形状不良や損傷を全く与えずに蛇行修正でき、
しかも従来の如く旋回プレートも不要で機構的に
も故障が無く設備的にも安価で有効な帯板の蛇行
調整装置である。
されていた帯板と平行な面で回動して蛇行修正し
た方式に比し、帯板全幅各点においてパス長さが
一定なので、帯板に無理な力が作用せず、板端部
の形状不良や損傷を全く与えずに蛇行修正でき、
しかも従来の如く旋回プレートも不要で機構的に
も故障が無く設備的にも安価で有効な帯板の蛇行
調整装置である。
第１図は本考案の一実施例の斜視図、第２図は
従来の実施例の斜視図、第３図は、本考案と従来
の蛇行修正方式の差異を示す動作説明図である。。 １……蛇行調整ロール、２……光電管、３……
油圧シリンダー、４……ピストンロツド、５……
旋回プレート、６……ピンジヨイント、７Ａ，Ｂ
……軸受、８……ベースフレーム、９……傾斜案
内ガイド、１０……溝、Ｓ……帯板。
従来の実施例の斜視図、第３図は、本考案と従来
の蛇行修正方式の差異を示す動作説明図である。。 １……蛇行調整ロール、２……光電管、３……
油圧シリンダー、４……ピストンロツド、５……
旋回プレート、６……ピンジヨイント、７Ａ，Ｂ
……軸受、８……ベースフレーム、９……傾斜案
内ガイド、１０……溝、Ｓ……帯板。
Claims (1)
- 連続帯板通板処理設備における蛇行調整ロール
による蛇行調整装置において、蛇行調整ロールの
一方の端部を支点とし、他端を前記蛇行調整ロー
ルの入側と出側の帯板が成す角を２等分する平面
と直角な平面内で滑動可能に設けてなる帯板蛇行
調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18951087U JPH0522333Y2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18951087U JPH0522333Y2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0196207U JPH0196207U (ja) | 1989-06-26 |
| JPH0522333Y2 true JPH0522333Y2 (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=31480536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18951087U Expired - Lifetime JPH0522333Y2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0522333Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ATE437975T1 (de) * | 2004-04-13 | 2009-08-15 | Applied Materials Gmbh & Co Kg | Führungsanordnung mit mindestens einer führungswalze für die führung von bändern in bandbehandlungsanlagen |
| JP5441421B2 (ja) * | 2009-01-21 | 2014-03-12 | 日新製鋼株式会社 | 連続鋼帯プロセスラインにおける蛇行矯正方法および装置 |
-
1987
- 1987-12-15 JP JP18951087U patent/JPH0522333Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0196207U (ja) | 1989-06-26 |
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