JPH0522263Y2 - - Google Patents

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JPH0522263Y2
JPH0522263Y2 JP1986169945U JP16994586U JPH0522263Y2 JP H0522263 Y2 JPH0522263 Y2 JP H0522263Y2 JP 1986169945 U JP1986169945 U JP 1986169945U JP 16994586 U JP16994586 U JP 16994586U JP H0522263 Y2 JPH0522263 Y2 JP H0522263Y2
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flat plate
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corrugated
plate
honeycomb carrier
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、触媒コンバータで用いられるメタル
ハニカム担体に関する。
〔従来の技術〕
一般に、自動車の排気系には、排気ガスを浄化
するため、例えば、特開昭56−85514号公報に開
示されるような触媒コンバータが配置されてい
る。
第2図および第3図は、この種の金属触媒コン
バータのメタルハニカム担体を示すもので、この
メタルハニカム担体では、第2図に示すように、
ほぼ同一の板厚を有する金属製の波板11と平板
13とを交互に重ね、これ等を図示しない芯材を
中心にして、円形形状に多重に巻回し仮コア部1
5を形成し、この後、仮コア部15を上下方向か
ら押圧することにより、第3図に示すような楕円
形状のコア部17が形成される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のメタルハニカ
ム担体では、車両の走行中には、コア部17の温
度分布が第4図および第5図に示すようになり、
コア部17の中心部と、コア部17の外側との温
度差が大きくなり、波板11と平板13との熱膨
張による熱応力がコア部17の中心に集中し、例
えば、第6図に示すように、平板13が破壊する
虞がある。
なお、前述した第4図は、コア部17中心から
の径方向への温度分布を示しており、第5図は、
コア部17中心の軸方向への温度分布を示してい
る。
〔考案の目的〕
本考案は、上記のような問題を解決すべくなさ
れたもので、コア部を形成する平板の破壊の虞を
確実に解消することのできるメタルハニカム担体
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本考案に係わるメタルハニカム担体
は、金属製の波板と平板とを多重に積層してコア
部を形成してなるメタルハニカム担体において、
前記平板の板厚を、前記波板の板厚1.5倍以上と
したものである。
〔考案の作用〕
本考案においては、平板の板厚を、波板の板厚
の1.5倍以上としたので、平板は、波板の熱変形
による熱応力に充分耐えることが可能となる。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の詳細を図面に示す一実施例につ
いて説明する。
第1図は、本考案のメタルハニカム担体の一実
施例を示すもので、図において符号21は、平板
を示しており、平板21の間には、波板23が配
置されている。
しかして、この実施例のメタルハニカム担体で
は、平板21の板厚t1が、波板23の板厚t2の1.5
倍以上とされている。
すなわち、この実施例では、平板21の板厚t1
は、従来の平板の板厚とほぼ同様とされており、
波板23の板厚t2が、従来の波板の板厚の30%程
度の板厚とされている。
以上のように構成されたメタルハニカム担体で
は、平板21の板厚t1を、波板23の板厚t2の1.5
倍以上としたので、平板21に、波板23の熱変
形による熱応力が作用しても、平板23は、この
熱応力に充分に耐えることが可能となる。
すなわち、波板23が熱変形しても、この熱変
形により、平板21に作用する熱応力は、平板2
1の剛性に対して比較的小さく、平板21は、波
板23の熱変形による応力に充分に耐えることが
可能となる。
なお、以上述べた実施例では、平板21と波板
23とを巻回してメタルハニカム担体を形成した
例について述べたが、本考案は、かかる実施例に
限定されるものではなく、平板21と波板23と
を上下あるいは左右方向に積層して形成されるメ
タルハニカム担体にも適用できることは勿論であ
る。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、平板の板
厚を、波板の板厚の1.5倍以上としたので、コア
部を形成する平板の破壊の虞を確実に解消するこ
とのできるメタルハニカム担体を提供することが
できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のメタルハニカム担体の一実施
例の要部を示す縦断面図、第2図は波板と平板と
を巻回している状態を示す斜視図、第3図は楕円
形状のコア部を示す斜視図、第4図はコア部の径
方向の温度分布を示すグラフ、第5図はコア部の
軸方向の温度分布を示すグラフ、第6図は従来の
コア部における平板の破壊を示す説明図である。 21……平板、23……波板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製の波板と平板とを多重に積層してコア部
    を形成してなるメタルハニカム担体において、前
    記平板の板厚を、前記波板の板厚の1.5倍以上と
    したことを特徴とするメタルハニカム担体。
JP1986169945U 1986-11-05 1986-11-05 Expired - Lifetime JPH0522263Y2 (ja)

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JPS6377634U JPS6377634U (ja) 1988-05-23
JPH0522263Y2 true JPH0522263Y2 (ja) 1993-06-08

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62234553A (ja) * 1986-04-04 1987-10-14 Usui Internatl Ind Co Ltd 排気ガス浄化用触媒の金属担持母体の製造法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62234553A (ja) * 1986-04-04 1987-10-14 Usui Internatl Ind Co Ltd 排気ガス浄化用触媒の金属担持母体の製造法

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JPS6377634U (ja) 1988-05-23

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