JPH0522153Y2 - - Google Patents

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JPH0522153Y2
JPH0522153Y2 JP11143690U JP11143690U JPH0522153Y2 JP H0522153 Y2 JPH0522153 Y2 JP H0522153Y2 JP 11143690 U JP11143690 U JP 11143690U JP 11143690 U JP11143690 U JP 11143690U JP H0522153 Y2 JPH0522153 Y2 JP H0522153Y2
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JP
Japan
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plate part
cam surface
support shaft
inner plate
small
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  • Sanitary Thin Papers (AREA)
  • Non-Flushing Toilets (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Unwinding Webs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、巻紙支持軸を起伏自在に保持する型
式のトイレツトペーパーホルダに関する。
<従来の技術> この種のホルダとしては、例えば実公平1−
39518号公報に記されたものが既に提案されてい
る。この公知のホルダは巻紙支持軸が金属製コイ
ルばねにより起伏自在に両側板部に保持された構
造であり、巻紙状トイレツトペーパーの取替え操
作が容易という利点がある。
<考案が解決しようとする課題> しかし、この型式の場合には構造が相当に複雑
であり、その製作組立、特にコイルばねの取付に
は相当の手間を要するほか、湿気の多い場所での
使用のため該コイルばねが早期にサビつき、場合
によつては折損して作動不完全な状態に陥るとい
う問題があつた。
本考案の目的は、これらの問題点を一挙に解消
すべく、特に組立が容易であり、しかも湿気によ
るサビ発生が皆無な巻紙支持軸枢支構造を備えた
トイレツトペーパーホルダを提供することにあ
る。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成すべく本考案のトイレツトペー
パーホルダは、背板部と該背板部から垂直に連設
された両内側板部と、該内側板部との間に隙間を
介して該内側板部に連設された外側板部とからな
るホルダ本体を一体形成すると共に、前記内側板
部と外側板部とに夫々開口を設け、外側板部の該
開口を閉じるカバー体には、内側板部の開口から
突出させた巻紙支持軸を起伏自在に保持する受け
具を取付けたものにおいて、該受け具を門形と
し、その両脚の対向内面には筒端面をカム面とし
た略円筒形の小筒部を形成し、一方、巻紙支持軸
の両側面には前記小筒部の中心空洞部分に嵌合す
る小径先端部分を突出させた略円柱形の台状部を
夫々形成し、前記小径先端部分を除く台状部の端
面を前記小筒部の前記カム面に係合するカム面と
した構成であることを特徴とする。
本考案のトイレツトペーパーホルダの各部材は
合成樹脂の成形により製作できるが、特に巻紙支
持軸を起伏自在に保持する門形の受け具は弾性の
合成樹脂もしくは弾性金属製でなければならな
い。また、前記カム面は少なくとも前記小筒部と
台状部の何れか一方に形成されていなければなら
ない。
<作用> 本考案のトイレツトペーパーホルダにあつて
は、前記の門形の受け具とカム面とが重要な役割
をなすものである。即ち後記実施例および図面か
ら明らかなように、ロール状のペーパーを圧し当
てることにより、巻紙支持軸の左右側面に対称的
に突設した台状部を回動中心として該支持軸は内
外両側板部間の空隙内へ退避し「倒伏姿勢」をと
るべく回転させられる(第3図矢印Y)が、その
際、該台状部のカム面が前記小筒部のカム面に沿
つて摺動しつつ、後者カム面を外方へ押し出す作
用をなす。従つて、該小筒部を両脚の対向内面に
突設した前記門形の受け具は、その両脚が自己の
弾性力に抗して開脚方向に変形させられる。かく
して紙管の押込み方向先端が、倒伏中の巻紙支持
軸の先端よりも先へ進と、前記門形受け具の両脚
の弾性復元力は、前記両カム面間のカム作用によ
り巻紙支持軸を前記方向とは逆の方向に回転させ
紙管の中へ弾発的に入り込ませ、所謂「起立姿
勢」をとらせる(第3図矢印Y)ことになる。
<実施例> 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第4図に示した第1実施例におい
て、このトイレツトペーパーホルダは弾性の合成
樹脂、例えばポリプロピレン等で各部材を成形し
たものであり、背板部1から垂直に連設された両
内側板部2は隙間3を介して外側板部4に連設さ
れている。このホルダ本体Hには蓋Fが通常の如
くに枢着されており、第1図では該蓋を上方へは
ね上げた状態にある。
前記内側板部2と外側板部4とには夫々開口
5,6を設け、外側板部4の該開口6を閉じるカ
バー体7には、内側板部2の開口5から突出させ
た巻紙支持軸8を起伏自在に保持する受け具9を
取付けてある。該受け具9は「門形」であり、そ
の両脚10,10の対向内面からは小筒部11,
11がそれぞれ対向状に一体連設されており、
略々円筒形の該小筒部11の筒端面はカム面12
をなしていると共に、該小筒部11には中心空洞
部分13が形成してある。第1図において、番号
10aは受け具9の弾性、つまり脚10の弾性復
元力と強度を高めるためのリブを示す。
門形の受け具9の「鴨居」部分9aを密嵌合す
る溝14a付き突起14が前記カバー体7の内面
上部に設けてあり、その両側端縁部には開口6の
縁へ弾発的に係合可能な係止片15,15も突設
してある。
一方、巻紙支持軸8の両側面には前記小筒部1
1の中心空洞部分13に嵌合する小径先端部分1
6を突出させた略円柱形の台状部17を夫々形成
し、該小径先端部分16と一体でこれより大径の
台状部17の端面は前記小筒部11の前記カム面
12に係合するカム面18としてある。
尚、背板1に開設した3個の穴19には、便所
の壁面へ当該トイレツトペーパーホルダを取付け
るためのビスが通されるものである。
組立てに当たつては、前記両脚10,10をそ
の弾力に抗して拡げつつ巻紙支持軸8両側面の台
状部17小径先端部分16を該両脚の前記小筒部
11中心空洞部分13へ嵌合させ、その後または
前に、受け具9の鴨居部分9aをカバー体7内面
の突起14の溝14aへ密嵌合させる。そして該
カバー体7を外側板部4の開口6へ前記の係止片
15により取付ければよい。この状態において、
前記巻紙支持軸8は自然に「起立姿勢」をとるこ
とになる。
ロール状のトイレツトペーパーを装填する際の
各部の作動状況は既に<作用>の欄に記した通り
である。
本考案の第2及び第3実施例は、それぞれ第5
図及び第6図に示す。第5図において受け具9は
全体として「門形」をなすものの、その両脚1
0,10を別体に形成し、その上部における対向
両先端10bは上方へ屈曲させてある。従つて、
これに対応した溝14aに嵌合させた状態におい
ては上下左右のいずれの方向にも揺動不可能に保
持される。この実施例は、受け具の射出成形の際
における金型抜きを容易にする効果がある。
第6図において、受け具9の鴨居部分9aの両
端9bが互いに反対方向へ延長突出しており、こ
れに対応しカバー体7内面の突起14も2分割型
かつ小型としてあるから、該カバー体7の成形が
容易となつている。
上記の本考案実施例に対しては更に種々の改
変、例えば、前述のようにカム面を何れか一方の
側のみに設け、或いは台状部17を受け具9に、
小筒部11を巻紙支持軸8の方に設けること、或
いは巻紙支持軸8を水平方向に起伏する構成をと
ること等々の改変を加えることができる。
<考案の効果> 以上によつて明らかなように、本考案によれば
ワンタツチ式のトイレツトペーパーホルダの構造
が従来のものよりも簡潔であり、その製作組立が
容易であつて、従来のようなコイルばね(金属製
スプリング)の取付における繁雑な操作は不要で
ある。特に、巻紙支持軸を門形受け具に装着する
操作は、該受け具の両脚を開脚させるだけの簡易
なものとなり、金属製のスプリング等を使用して
いないから湿気の多い便所で長時間使用されても
スプリングのサビつきによる折損や作動不良とい
つた不都合を生じる恐れがない。そのほか、構成
部品数が従来公知のものよりも少なく、製作工程
の管理および製作コストの低減にとつても本考案
のトイレツトペーパーホルダは従来公知のものよ
りも有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の分解斜視図、第2
図は第1図中の−線に沿つた横断平面図、第
3図は第1図中の−線に沿つた縦断正面図、
第4図は第1図中の−線に沿つた縦断側面
図、第5図は第2実施例の要部の一部切欠側面
図、第6図は第3実施例の要部の側面図である。 図中、1は背板部、2は両内側板部、3は隙
間、4は外側板部、5,6は開口、7はカバー
体、8は巻紙支持軸、9は受け具、10は脚、1
1は小筒部、12はカム面、13は中心空洞部
分、16は小径先端部分、17は台状部、18は
カム面、Hはホルダ本体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 背板部1と該背板部から垂直に連設された両内
    側板部2と、該内側板部との間に隙間3を介して
    該内側板部に連設された外側板部4とからなるホ
    ルダ本体Hを一体形成するとともに、前記内側板
    部2と外側板部4とに夫々開口5,6を設け、外
    側板部の該開口6を閉じるカバー体7には、内側
    板部の開口5から突出させた巻紙支持軸8を起伏
    自在に保持する受け具9を取付けたものにおい
    て、該受け具を門形としその両脚10,10それ
    ぞれの対向内面には筒端面をカム面12とした略
    円筒形の小筒部11を形成し、一方、巻紙支持軸
    8の両側面には前記小筒部の中心空洞部分13に
    嵌合する小径先端部分16を突出させた略円柱形
    の台状部17を夫々形成し、前記小径先端部分1
    6を除く台状部17の端面を前記小筒部11の前
    記カム面12に係合するカム面18とした構成で
    あることを特徴とするトイレツトペーパーホル
    ダ。
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JP2000342485A (ja) * 1999-06-09 2000-12-12 Inax Corp ロールペーパーホルダー
JP2008018286A (ja) * 2007-10-09 2008-01-31 Rp Topla Ltd ロールホルダー
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