JPH052208Y2 - - Google Patents

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JPH052208Y2
JPH052208Y2 JP1987198779U JP19877987U JPH052208Y2 JP H052208 Y2 JPH052208 Y2 JP H052208Y2 JP 1987198779 U JP1987198779 U JP 1987198779U JP 19877987 U JP19877987 U JP 19877987U JP H052208 Y2 JPH052208 Y2 JP H052208Y2
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gear
rotating body
doll
safe
housing
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は野球ゲーム盤に用いるセーフ・アウ
ト審判具に関するものである。
〔考案の背景〕
本物の野球では1塁に出た走者を2塁に進める
手段の一つとして盗塁がある。この盗塁は走者が
ピツチヤーのモーシヨンを盗んで塁を進めるもの
であり、盗塁しようとする走者と、それを阻止し
ようとするキヤツチヤーの送球及び送球を受けた
野手とのクロスプレーに面白さがあるとともに、
審判員によるセーフかアウトかの判定の瞬間にも
スリルがある。そして、盗塁の成功はノーヒツト
で塁を進めることができるし、犠牲打のようにア
ウトカウントを増やすこともない。また、次の打
者のワンヒツトで1点入る可能性も出るなど有利
である反面、アウトになる確立も高く、かなり冒
険性及び戦略性を伴うことから、野球ゲーム盤に
おいても盗塁を認める場合が多い。
ところで、野球ゲーム盤での盗塁は1塁走者が
出た場合に攻撃側が「盗塁」を宣言すると、攻撃
側と守備側とで一定の方法で盗塁のセーフかアウ
トかの判定を行う。この判定方法に従来からジヤ
ンケン或いはルーレツトのような器具を使用する
場合があつた。前者は攻撃側がジヤンケンに勝て
ば盗塁が成功(セーフ)したことになり、負けれ
ば不成功(アウト)になるというものであり、後
者は偶数が出たらセーフ、奇数が出たらアウトの
ように決めるというものである。
しかしながら、これらの判定方法は本物の野球
で行われる審判員のゼスチヤーがなく、今一歩、
面白さや興味に欠けた。
〔考案の目的〕
この考案は上記の問題に鑑み、公正にして野球
の審判員のゼスチヤーがあり、興味を損なわせる
ことのないセーフ・アウト審判具を提供すること
を目的としている。
〔考案の構成〕
上記目的を達成するため、この考案はセーフ人
形とアウト人形を円盤状の回転体の表裏面に取付
け、該回転体を両人形が筐体上面から交互に現れ
るように筐体内に軸支し、該回転体と同軸の歯車
に対し、平時には離反し、筐体上面にバネ圧の作
用で突出した押ボタンを手指にて押し込んだ状態
で噛合でき、しかも押し込んだ押ボタンから手指
を離すと前記バネ圧により勢いよく揺動して前記
歯車を回転させる扇歯車を備えた回転付勢手段を
設け、更に、前記回転体と同軸の歯車に、その歯
車の1/2の歯数を有する小歯車を噛合させ、該小
歯車の軸に偏心オモリを、前記セーフ人形又はア
ウト人形の何れかが筐体上面に現れて静止できる
ように固定してなる停止手段を備え、人形の形態
にてセーフかアウトがすぐに判るように構成した
ものである。
〔実施例〕
次に、この考案を添付図面に示す一実施例に基
づいて説明する。
第1図において、1は審判具筐体で、該審判具
筐体1は透明な素材により覆われた審判部2と、
ストライク・ボール・アウトカウントを表示する
SBO表示部3とを備えている。前記審判部2は
第2図示の如く両手を水平に挙げたゼスチヤーを
しているセーフ人形4と、第3図示の如く片手を
肘より折つて上に曲げたゼスチヤーをしているア
ウト人形5とを180°位置(円盤の表裏)に取付け
た回転体6と、該回転体6を回転付勢させる手段
7と、該回転体6をセーフ人形4又はアウト人形
5の何れかが上になつたときに停止させる手段8
とを備えている。
前記回転付勢手段7は筐体1内に軸9を中心に
シーソー状に揺動する扇歯車10と、前記回転体
6の軸12に固定した大歯車13とを噛合離反可
能に設けてなる。該扇歯車10は筐体1の上面に
設置した押しボタン11とバネ11′により揺動
する。即ち、押しボタン11を押した後、離すと
バネ11′の復元力により扇歯車10の時計廻り
方向の揺動により大歯車13を勢い良く回転させ
得るようになつている。
また、前記回転停止手段8は前記回転軸6と同
軸の大歯車13に、その1/2の歯数を持つ小歯車
14を噛合させ、該小歯車14の軸15に変心オ
モリ16を固定してなる。この変心オモリ16は
大径側が重いために、静止時はその重い大径側が
下向きになる。従つて、その静止時に前記回転体
6のセーフ人形4又はアウト人形5の何れかが上
になるようにすれば、セーフ及びアウトが2分の
1の確率で出ることとなる。
上記実施例において、野球ゲーム盤での遊戯中
に1塁走者が出たことをきつかけにして、攻撃側
が「盗塁」を宣言すると、攻撃側は守備側の見守
る中で、筐体1の上面の押しボタン11を手指で
押す。これによりバネ11′に抗して扇歯車10
が第4図Aの如く反時計廻り方向に揺動して大歯
車13に噛合しつつ矢印のように若干回転させ
る。この場合、大歯車13と同軸の回転体6も廻
る。
しかる後、押しボタン11を押していた手指を
離すと、該バネ11′の復元力により前記扇歯車
10が時計廻り方向に揺動し、大歯車13を矢印
のように勢い良く回転させ、該大歯車13より離
反する。この回転体6の回転は同軸の大歯車13
から小歯車14に伝達され、その軸15に固定さ
せた変心オモリ16を回転させることとなる。こ
の変心オモリ16の回転は回転体6に惰性を与え
る。従つて、変心オモリ16の回転力が徐々に弱
まり、遂に静止すると、回転体6もセーフ人形4
又はアウト人形5の何れかを上にした状態で停止
することとなる。これにより、「盗塁」がセーフ
かアウトに判定されることとなる。
なお、上記実施例では回転停止手段8は変心オ
モリ16を用いた場合を示したが、前記回転体6
と筐体1との対面部分に永久磁石を対向設置する
ようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上の如く、この考案はセーフ人形とアウト人
形を円盤状の回転体の表裏面に取付け、該回転体
を両人形が筐体上面から交互に現れるように筐体
内に軸支し、該回転体と同軸の歯車に対し、平時
には離反し、筐体上面にバネ圧の作用で突出した
押ボタンを手指にて押し込んだ状態で噛合でき、
しかも押し込んだ押ボタンから手指を離すと前記
バネ圧により勢いよく揺動して前記歯車を回転さ
せる扇歯車を備えた回転付勢手段を設け、更に、
前記回転体と同軸の歯車に、その歯車の1/2の歯
数を有する小歯車を噛合させ、該小歯車の軸に偏
心オモリを、前記セーフ人形又はアウト人形の何
れかが筐体上面に現れて静止できるように固定し
てなる停止手段を備えたから、回転体の回転時に
セーフ人形とアウト人形が次々と現れ、最終的に
何方かの人形が上になつて停止したときに、その
人形の形態(ゼスチヤー)にて即座にセーフかア
ウトが判明する。従つて、判定に臨場感があり、
興味を損なわせることがないなど、各種の優れた
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図は外観
斜視図、第2図は内部の分解斜視図、該3図は回
転体部分の斜視図、第4図A,Bは作用を示す断
面図である。 1……審判具筐体、2……審判部、3……
SBO表示部、4……セーフ人形、5……アウト
人形、7……回転付勢手段、10……扇歯車、1
1……押しボタン、11′……バネ、13……大
歯車、14……小歯車、16……変心オモリ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セーフ人形とアウト人形を円盤状の回転体の表
    裏面に取付け、該回転体を両人形が筐体上面から
    交互に現れるように筐体内に軸支し、該回転体と
    同軸の歯車に対し、平時には離反し、筐体上面に
    バネ圧の作用で突出した押ボタンを手指にて押し
    込んだ状態で噛合でき、しかも押し込んだ押ボタ
    ンから手指を離すと前記バネ圧により勢いよく揺
    動して前記歯車を回転させる扇歯車を備えた回転
    付勢手段を設け、更に、前記回転体と同軸の歯車
    に、その歯車の1/2の歯数を有する小歯車を噛合
    させ、該小歯車の軸に偏心オモリを、前記セーフ
    人形又はアウト人形の何れかが筐体上面に現れて
    静止できるように固定してなる停止手段を備えた
    ことを特徴とするセーフ・アウト審判具。
JP1987198779U 1987-12-26 1987-12-26 Expired - Lifetime JPH052208Y2 (ja)

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JP1987198779U JPH052208Y2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26

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JP1987198779U JPH052208Y2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26

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Publication Number Publication Date
JPH01101579U JPH01101579U (ja) 1989-07-07
JPH052208Y2 true JPH052208Y2 (ja) 1993-01-20

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ID=31489268

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JP1987198779U Expired - Lifetime JPH052208Y2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4946238U (ja) * 1972-07-29 1974-04-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4946238U (ja) * 1972-07-29 1974-04-23

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Publication number Publication date
JPH01101579U (ja) 1989-07-07

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