JP3124037U - 絵または文字の回転遊具 - Google Patents
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Abstract
【課題】所定の速さで回転する複数個のゴンドラ状トレイの上に、絵または文字が書かれた小さなチップを一定の順序で載せることにより、脳を活性化・刺激して、ボケ予防、幼児知育を実現する回転遊具を提供する。
【解決手段】鉛直面内を所定の速さで回転する回転子1と、その回転子の同一円周上に定間隔に設けた係止フックに引掛垂下するゴンドラ状トレイ4と、該トレイに載せることができる複数枚のチップ6と、前記チップを前記ゴンドラ状トレイから落下させる機構5を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】鉛直面内を所定の速さで回転する回転子1と、その回転子の同一円周上に定間隔に設けた係止フックに引掛垂下するゴンドラ状トレイ4と、該トレイに載せることができる複数枚のチップ6と、前記チップを前記ゴンドラ状トレイから落下させる機構5を設ける。
【選択図】図1
Description
この考案は、遊戯者の脳を活性化・刺激することを狙いとする回転遊具に関し、絵または文字チップを回転するトレイの上に載せることでボケ予防、幼児知育を実現する遊具に関する。
脳の機能は青年期を過ぎると体力・筋力と同様に、年々低下するので、高齢者にとっては、身体の健康を維持すると同時に脳の老化防止をはかることはボケ予防に重要なこととされている。そのため最近、中高年層向けに脳の活性化を目的にしたトレーニング用の図書、電子玩具、ゲーム機器が開発、提案されている。
この考案の遊具は、歳とともにその働きが衰えてゆく高齢者の脳の健康を保ち、脳を刺激活性化することを主眼とし、特に、楽しみながら指先を動かすことで空間認識、神経集中、記憶力など、頭を使いながら主に卓上で使用して遊べる、絵または文字の回転盤を提案する。
特に、従来の電子玩具やゲーム機器のように複雑、高価なものでなく、しかも年齢に関係なく、幼児でもあそべ、かつ簡単に持ち運びができるようにしたものである。
特に、従来の電子玩具やゲーム機器のように複雑、高価なものでなく、しかも年齢に関係なく、幼児でもあそべ、かつ簡単に持ち運びができるようにしたものである。
上記の課題を達成するため、請求項1の本考案は、絵または文字が書かれた複数枚のチップと、そのチップを載せて動かす下記構成の回転盤との組合わせから成り、
回転盤は鉛直面内を所定の速さで回転する回転子と、その回転子を回転可能に支持する台座と、前記チップの一つを載せて保持するゴンドラ状トレイであって、回転子の同一円周上に定間隔に突出した係止フックに夫々引掛垂下させたゴンドラ状トレイと、前記ゴンドラ状トレイに衝突してトレイ上のチップを落とす落下装置を設けたことを特徴とする。
回転盤は鉛直面内を所定の速さで回転する回転子と、その回転子を回転可能に支持する台座と、前記チップの一つを載せて保持するゴンドラ状トレイであって、回転子の同一円周上に定間隔に突出した係止フックに夫々引掛垂下させたゴンドラ状トレイと、前記ゴンドラ状トレイに衝突してトレイ上のチップを落とす落下装置を設けたことを特徴とする。
請求項2の考案は、前記回転盤が、スイッチと、バッテリと、あらかじめ設定された駆動力をもって回転駆動する駆動モータと、複数のギヤより成る回転伝達部と、回転伝達部のギヤと噛合うギヤにより鉛直面内を所定の速さで回転する円板またはリングからなる回転子とからなっていることを特徴としている。
請求項3の考案は、前記落下装置が、トレイとの衝突を回避する切換手段を備えていることを特徴としている。
上記考案の構成により、遊戯者は定時間内に小さなチップを順番にてきぱきと回転中のゴンドラ状トレイに載せるという集中力と、手指の運動能力を向上させ、特に指を動かすことで脳を刺激して活性化を図り、さらに絵または文字が書かれた小さなチップを前後のゴンドラ状トレイを互いに関連付けさせながら一定の順序で、定時間内にゴンドラ状トレイの上に載せることで前後のゴンドラ状トレイを互いに関連付けをする「しりとり遊び」等を楽しむことができ、空間認識、神経集中、記憶力など頭を使いながら楽しみながら遊べる。また幼児の健全な知育効果も奏する。
次に本考案の実施の形態について図面を参照し説明する。図1は、主に卓上で使用する本考案の回転遊具の一実施態様を示す斜視図で、観覧車のような形態した回転盤である。図2は同上裏面図である。図3は同上側面図である。図4は同上駆動部分の説明図である。図5はチップ(小さな札である)を空のゴンドラ状トレイの上に載せる状態を示した説明図である。図6は前記チップをゴンドラ状トレイの上から落とす状態を示す部分説明図である。
図において、符号1は鉛直面内を所定の速さ、一例として40〜90秒で1回転する回転子である。回転子1の大きさは、一例として直径15〜30cm程度の、主に卓上で使用できるものが好ましく用いられる。2は、その回転子を回転可能に支持する台座である。図示例の回転子1は円板から成っているが、リング体でも差し支えない。
また、前記回転子(円板)1の同一円周上に、定間隔に係止フック3を突出させる。この突出した係止フック3に、ゴンドラ状トレイ4が一つづつ引掛垂下されている。このゴンドラ状トレイ4は、後述する図7のチップの一つを載せて、回転移送する機能を有している。
さらに、前記回転子1下方の台座2上には、前記ゴンドラ状トレイが所定位置まで回転したときに、トレイと衝突してそのトレイを傾けて、前記トレイ上のチップをトレイから落とすストッパー棒からなる落下装置5を設ける。
また、前記回転子(円板)1の同一円周上に、定間隔に係止フック3を突出させる。この突出した係止フック3に、ゴンドラ状トレイ4が一つづつ引掛垂下されている。このゴンドラ状トレイ4は、後述する図7のチップの一つを載せて、回転移送する機能を有している。
さらに、前記回転子1下方の台座2上には、前記ゴンドラ状トレイが所定位置まで回転したときに、トレイと衝突してそのトレイを傾けて、前記トレイ上のチップをトレイから落とすストッパー棒からなる落下装置5を設ける。
因みに前例の落下装置は、回転子1と所定位置で必ず衝突するように、台座2上に固定的に設けているが、後述する図8にも例示したように、ピン13を介して落下装置が起倒自在となっていて、ゴンドラ状トレイ4の回転軌道から落下装置5が離れるように倒れたとき、トレイとの衝突を回避する切換手段14を備えているものであれば好ましい。
図7において、 符号6で示すものは、一例としてほぼ円形で薄板状をした、換言すると、コイン形状をしたチップの説明図であり、本考案の回転遊具の必須の部品である。このチップ6はプラスチックまたは金属製で、チップ表面/及びまたは裏面には絵または文字が書かれている。例えば、チップの表面には、「あいうえお・・・・・ん」等のひら仮名の1文字を書き、また裏面には、「ABCD・・・・Z」等のようなアルファベットの1文字や「123・・・10」のような数字、そのほか動物の絵模様その他の絵柄を描いてもよい。
以上のような構成のチップ6を、一例として51枚(個)準備しておくのである。
以上のような構成のチップ6を、一例として51枚(個)準備しておくのである。
一方、前記のゴンドラ状トレイ4は、前記回転子1の表面の同一円周上に定間隔に突出させた係止フック3に吊下げると、夫々のゴンドラ状トレイ4は、回転子1が回転しても、常に鉛直方向下方に向いている。そしてこのゴンドラ状トレイ4は、前記チップ6の一つを載せて回転しても、チップがみだりに落ちないような窪みまたは縁部7を有している。しかし、前記ゴンドラ状トレイ4が所定位置まで回転したとき、図6のように、前記回転子1下方の台座2上に設けたストッパー棒からなる落下装置5と、前記トレイ4とが衝突し、そのトレイ4を傾けて前記トレイ上のチップ6をトレイ4から落とすようになっている。
なお、図中符号10は、本考案の回転盤を示し、スイッチ部8と、バッテリ部9と、あらかじめ設定された駆動力をもって回転駆動する駆動モータ11と、複数のギヤより成る回転伝達部12と、その回転伝達部のギヤと噛合うギヤにより鉛直面内を所定の速さ、例えば40秒で1回転する円板またはリングからなる回転子1とからなっている。
次に本考案の遊具の使い方の一例を説明する。
先ずスイッチ8をオンにすると、回転子1は複数のギヤに減速され駆動モータ11と回転伝達部12の作用でゆっくり回転をする。遊戯者は、チップ6を指でつまみ上げ所定位置からゴンドラ状トレイ4の上に載せる。
文字を記したチップ6を用いる場合は、回転子1を介して所定の速さで回転移動するゴンドラ状トレイ4の上に、前記チップ6を連続して載せることで、回転移動する前後のトレイに載せた状態のチップの文字を関連付けする遊びが可能になる。
先ずスイッチ8をオンにすると、回転子1は複数のギヤに減速され駆動モータ11と回転伝達部12の作用でゆっくり回転をする。遊戯者は、チップ6を指でつまみ上げ所定位置からゴンドラ状トレイ4の上に載せる。
文字を記したチップ6を用いる場合は、回転子1を介して所定の速さで回転移動するゴンドラ状トレイ4の上に、前記チップ6を連続して載せることで、回転移動する前後のトレイに載せた状態のチップの文字を関連付けする遊びが可能になる。
また、文字ではなく動物の絵などを記したチップ6を用いた場合は、動物の名称をいわゆる「しりとり」に関連させて、前例の場合と同様に絵を記したチップを順次回転移動するトレイに載せる遊びを行うことができる。
数字を記したチップを用いる場合も、前例と同様に前後の数字と関連付けする遊びを行うことができる。
どの場合も、回転子1を介して所定の速さで回転移動するゴンドラ状トレイ4が所定位置まで回転した後、回転子1下方の台座2上に設けた落下装置5と前記トレイ4とがぶつかる。そしてぶつかったトレイ4がストッパー5を通りすぎる際に、そのトレイ4が傾くことで、その関連付けした文字、動物、数字を記したチップ6はトレイから落ちてクリヤーされる。クリヤーされたチップ6は台座2から転がり落ちる。なお、図8に例示したが、落下装置5に設けたシュート15により、クリヤーされたチップ6を一列に収納するコンパートメント16を台座2に設けることがある。
以上のように本考案では、回転する小さなトレイに文字、数字、絵柄等を記したちいさなチップをのせることで、前後のトレイを関連付ける遊びが可能になりました。また、トレイは一周すると、前記のチップをトレイから払い落とすように仕組まれているために、一定の時間内で前記文字や絵を関連付けする遊びを完結させる必要性が生じるために、記憶力など頭を使いながらテキパキ判断して、トレイ上にチップを載せることが必要になり、指先を動かすことと、神経の集中等により、前頭葉を刺激するのである。
従来、物を載せるトレイを具備し、観覧車形態を有する回転玩具はありましたが、従来のものは回転を見て楽しむことを目的としたものであった。しかし本考案の遊具は、楽しみながら指先を動かすことで空間認識、神経集中、記憶力など頭を使いながら遊べる、絵または文字の回転遊具を提案するものであり、このようなものは従来なかったものである。
1 回転子
2 台座
3 係止フック
4 ゴンドラ状トレイ
5 落下装置
6 円板状チップ
7 縁部
8 スイッチ
9 バッテリ
10 回転盤
11 駆動モータ
12 回転伝達部
13 ピン
14 切換手段
15 シュート
16 チップを収納するコンパートメント
2 台座
3 係止フック
4 ゴンドラ状トレイ
5 落下装置
6 円板状チップ
7 縁部
8 スイッチ
9 バッテリ
10 回転盤
11 駆動モータ
12 回転伝達部
13 ピン
14 切換手段
15 シュート
16 チップを収納するコンパートメント
Claims (3)
- 絵または文字が書かれた複数枚のチップと、そのチップを載せて動かす下記構成の回転盤との組み合わせから成り、
回転盤は鉛直面内を所定の速さで回転する回転子と、その回転子を回転可能に支持する台座と、前記チップの一つを載せて保持するゴンドラ状トレイであって、回転子の同一円周上に定間隔に突出した係止フックに夫々引掛垂下させたゴンドラ状トレイと、前記ゴンドラ状トレイに衝突してトレイ上のチップを落とす落下装置を設けたことを特徴とする絵または文字の回転遊具。 - 前記回転盤は、スイッチと、バッテリと、あらかじめ設定された駆動力をもって回転駆動する駆動モータと、複数のギヤより成る回転伝達部と、回転伝達部のギヤと噛合うギヤにより鉛直面内を所定の速さで回転する円板またはリングからなる回転子とからなっていることを特徴とする請求項1に記載の絵または文字の回転遊具。
- 前記落下装置は、トレイとの衝突を回避する切換手段を備えている請求項1または2のいずれかに記載の絵または文字の回転遊具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006003940U JP3124037U (ja) | 2006-05-24 | 2006-05-24 | 絵または文字の回転遊具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006003940U JP3124037U (ja) | 2006-05-24 | 2006-05-24 | 絵または文字の回転遊具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3124037U true JP3124037U (ja) | 2006-08-03 |
Family
ID=43474003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006003940U Expired - Fee Related JP3124037U (ja) | 2006-05-24 | 2006-05-24 | 絵または文字の回転遊具 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3124037U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020120826A (ja) * | 2019-01-29 | 2020-08-13 | 株式会社バンダイ | 回転玩具 |
CN115446796A (zh) * | 2022-09-29 | 2022-12-09 | 衡阳舜达精工科技有限公司 | 适用于汽车零部件的产品存放架 |
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- 2006-05-24 JP JP2006003940U patent/JP3124037U/ja not_active Expired - Fee Related
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