JP2743768B2 - ゲーム装置及び景品 - Google Patents
ゲーム装置及び景品Info
- Publication number
- JP2743768B2 JP2743768B2 JP5108615A JP10861593A JP2743768B2 JP 2743768 B2 JP2743768 B2 JP 2743768B2 JP 5108615 A JP5108615 A JP 5108615A JP 10861593 A JP10861593 A JP 10861593A JP 2743768 B2 JP2743768 B2 JP 2743768B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- prize
- player
- circulation path
- arm
- game
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Coin-Freed Apparatuses For Hiring Articles (AREA)
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収容部内に収容された
複数の景品の中から、所望の景品を獲得することを楽し
むゲーム装置及びこれに用いる景品に関するものであ
る。
複数の景品の中から、所望の景品を獲得することを楽し
むゲーム装置及びこれに用いる景品に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用のテレビゲーム装置は広く
普及し、画面の解像度やキャラクター動作の複雑さなど
の特性が著しく向上したので、ゲームセンター等の遊戯
場に設置されたゲーム装置には、さらに優れた娯楽性の
あるゲーム装置が求められることになり、様々なものが
提案されている。このような状況のなかで、いままでテ
レビゲーム機の出現によって注目度が薄れていたクレー
ンゲーム機やピンボール機などの旧来型のゲーム装置に
も人気が集まっている。とくに、クレーンゲーム機は、
内部に収納された景品を獲得できる面白味があり、ま
た、景品に人気のキャラクターを用いることによって挑
戦意欲をそそるので、多くのゲームセンターに設置され
脚光を浴びている。
普及し、画面の解像度やキャラクター動作の複雑さなど
の特性が著しく向上したので、ゲームセンター等の遊戯
場に設置されたゲーム装置には、さらに優れた娯楽性の
あるゲーム装置が求められることになり、様々なものが
提案されている。このような状況のなかで、いままでテ
レビゲーム機の出現によって注目度が薄れていたクレー
ンゲーム機やピンボール機などの旧来型のゲーム装置に
も人気が集まっている。とくに、クレーンゲーム機は、
内部に収納された景品を獲得できる面白味があり、ま
た、景品に人気のキャラクターを用いることによって挑
戦意欲をそそるので、多くのゲームセンターに設置され
脚光を浴びている。
【0003】このような景品の獲得作業を楽しませるた
めのゲーム装置には、従来から様々なものが提案されて
いる。そのゲーム装置の一例として、クレーンゲーム機
を図面にしたがって以下に説明する。すなわち、図15
に示すように、直方体の基台1の上に箱形の収容部2が
設けられている。この収容部2の周囲の側面2aは、透
明な樹脂またはガラスの板によって形成されている。収
容部2の内部の底面には、縫いぐるみ等の複数個の景品
3が収容されている。また、収容部2の底面の両端に
は、筒状の受け部4が垂直方向に設けられている。さら
に、収容部2の内部の上面には、棒状のアーム5が鉛直
方向に設けられ、その下端には景品3を把持するための
把持具6が取り付けられている。この把持具6は蟹足状
の二本の把持爪6aが開閉可能に設けられたものであ
る。また、アーム5は、収容部2の上部に設けられた駆
動源(図示せず)によって、収容部2の上面を左右方向
にスライド移動可能に、且つ上下方向に伸縮可能に設け
られている。
めのゲーム装置には、従来から様々なものが提案されて
いる。そのゲーム装置の一例として、クレーンゲーム機
を図面にしたがって以下に説明する。すなわち、図15
に示すように、直方体の基台1の上に箱形の収容部2が
設けられている。この収容部2の周囲の側面2aは、透
明な樹脂またはガラスの板によって形成されている。収
容部2の内部の底面には、縫いぐるみ等の複数個の景品
3が収容されている。また、収容部2の底面の両端に
は、筒状の受け部4が垂直方向に設けられている。さら
に、収容部2の内部の上面には、棒状のアーム5が鉛直
方向に設けられ、その下端には景品3を把持するための
把持具6が取り付けられている。この把持具6は蟹足状
の二本の把持爪6aが開閉可能に設けられたものであ
る。また、アーム5は、収容部2の上部に設けられた駆
動源(図示せず)によって、収容部2の上面を左右方向
にスライド移動可能に、且つ上下方向に伸縮可能に設け
られている。
【0004】一方、基台1には、左右方向に移動してい
るアーム5を所望の景品3に対応する位置に停止させる
ための、ボタンスイッチ7が設けられている。そして、
アーム5は、ボタンスイッチ7を押すと一端停止して下
方に伸び、その先端に設けられた把持具6が閉じて景品
3を挟む動作を一度おこなった後、再び上方に縮み、左
右どちらかに移動して受け部4の上方で把持具6を開く
ように設定されている。さらに、基台1の下方の両端に
は景品の取り出し口8が設けられ、この取り出し口8は
それぞれ受け部4の下端に接続されている。
るアーム5を所望の景品3に対応する位置に停止させる
ための、ボタンスイッチ7が設けられている。そして、
アーム5は、ボタンスイッチ7を押すと一端停止して下
方に伸び、その先端に設けられた把持具6が閉じて景品
3を挟む動作を一度おこなった後、再び上方に縮み、左
右どちらかに移動して受け部4の上方で把持具6を開く
ように設定されている。さらに、基台1の下方の両端に
は景品の取り出し口8が設けられ、この取り出し口8は
それぞれ受け部4の下端に接続されている。
【0005】以上のような構成を有する従来例の作用
は、以下の通りである。すなわち、遊戯者がコインを投
入して駆動源を作動させると、アーム5が左右方向にス
ライド移動する。アーム5が所望の景品3の上方に来た
ら、ボタンスイッチ7を押してアーム5を停止させる。
すると、アーム5が下方に伸びて、その先端の把持具6
の把持爪6aが閉じるので、把持爪6aによって景品3
が挟まれる。そして、アーム5が上方に縮むと景品3が
持ち上げられ、アーム5が左右どちらかに移動して受け
部4の上方に来る。この状態で把持爪6aを開くと、景
品3が受け部4内に落下し、下方の取り出し口8から景
品3が出てくる。
は、以下の通りである。すなわち、遊戯者がコインを投
入して駆動源を作動させると、アーム5が左右方向にス
ライド移動する。アーム5が所望の景品3の上方に来た
ら、ボタンスイッチ7を押してアーム5を停止させる。
すると、アーム5が下方に伸びて、その先端の把持具6
の把持爪6aが閉じるので、把持爪6aによって景品3
が挟まれる。そして、アーム5が上方に縮むと景品3が
持ち上げられ、アーム5が左右どちらかに移動して受け
部4の上方に来る。この状態で把持爪6aを開くと、景
品3が受け部4内に落下し、下方の取り出し口8から景
品3が出てくる。
【0006】なお、回転可能に設けられた平坦なターン
テーブル上に複数の景品を配置し、ターンテーブルの回
転とともに移動する景品を狙って、上記のようなアーム
5によって獲得したり、他の器具によってターンテーブ
ル上から落とすといったゲーム装置も存在する。これ
は、上記のゲーム装置に、動く景品に対してタイミング
を合わせる要素を付加したものである。
テーブル上に複数の景品を配置し、ターンテーブルの回
転とともに移動する景品を狙って、上記のようなアーム
5によって獲得したり、他の器具によってターンテーブ
ル上から落とすといったゲーム装置も存在する。これ
は、上記のゲーム装置に、動く景品に対してタイミング
を合わせる要素を付加したものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のゲーム装置には以下のような問題点があっ
た。すなわち、クレーンゲーム機においては、収容部2
の内部に収容された景品3は、その数や種類が多い方が
遊戯者の挑戦意欲を増すことになるし、見栄えも華やか
で人を引き付けるが、その場合、景品3が上下に積み重
なることになる。すると、上方から伸びてくるアーム5
は、下方に隠れた景品3を獲得できる可能性はないの
で、ゲームの面白味が半減する。これに対処するため
に、収容部2内の景品載置面を大きくして多数の景品3
を重ならないように配置すると、これを支える基台1も
大きくする必要があり、より大きな設置スペースが必要
となる。
ような従来のゲーム装置には以下のような問題点があっ
た。すなわち、クレーンゲーム機においては、収容部2
の内部に収容された景品3は、その数や種類が多い方が
遊戯者の挑戦意欲を増すことになるし、見栄えも華やか
で人を引き付けるが、その場合、景品3が上下に積み重
なることになる。すると、上方から伸びてくるアーム5
は、下方に隠れた景品3を獲得できる可能性はないの
で、ゲームの面白味が半減する。これに対処するため
に、収容部2内の景品載置面を大きくして多数の景品3
を重ならないように配置すると、これを支える基台1も
大きくする必要があり、より大きな設置スペースが必要
となる。
【0008】さらに、回転するターンテーブル上の景品
を獲得するゲーム装置の場合、一度ゲームを行った結
果、特に、景品獲得に失敗した場合には、ターンテーブ
ル上で所望の景品の位置が大きくずれることが多く、次
にゲームをする際に合わせるべきタイミングが大幅に変
化する。このように、ゲームを行うたびにタイミングが
変化すると、何度も挑戦してタイミングを合わせること
に習熟する楽しみが得られず、遊戯者の挑戦意欲が低下
する。また、ゲームを行った結果、景品の位置が変化す
ることによって、前の遊戯者と次の遊戯者とによって有
利不利が生じるため、遊戯者の挑戦意欲が低下する。
を獲得するゲーム装置の場合、一度ゲームを行った結
果、特に、景品獲得に失敗した場合には、ターンテーブ
ル上で所望の景品の位置が大きくずれることが多く、次
にゲームをする際に合わせるべきタイミングが大幅に変
化する。このように、ゲームを行うたびにタイミングが
変化すると、何度も挑戦してタイミングを合わせること
に習熟する楽しみが得られず、遊戯者の挑戦意欲が低下
する。また、ゲームを行った結果、景品の位置が変化す
ることによって、前の遊戯者と次の遊戯者とによって有
利不利が生じるため、遊戯者の挑戦意欲が低下する。
【0009】本発明は、上記のような問題点を解決する
ために提案されたものであり、その目的は、多数の景品
を収容しても、すべての景品が取得できる可能性を有
し、設置スペースをとらないゲーム装置及びその景品を
提供することである。
ために提案されたものであり、その目的は、多数の景品
を収容しても、すべての景品が取得できる可能性を有
し、設置スペースをとらないゲーム装置及びその景品を
提供することである。
【0010】本発明の第2の目的は、すべての景品の取
得確率が公平なゲーム装置及びその景品を提供すること
にある。
得確率が公平なゲーム装置及びその景品を提供すること
にある。
【0011】本発明の第3の目的は、景品獲得のための
操作タイミングが常に一定のゲーム装置及びその景品を
提供することである。
操作タイミングが常に一定のゲーム装置及びその景品を
提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明であるゲーム装置は、外部か
ら内部を視認可能な収容部と、前記収容部内において、
上下方向に景品を循環させる搬送手段と、遊戯者の操作
に応じて、所定の位置から移動する景品獲得手段と、前
記収容部外部に前記景品を排出する排出部とを有し、前
記景品獲得手段の移動によって景品がその循環経路より
逸脱した場合に、この景品が前記排出部より排出可能な
ように構成されていることを特徴とする。
めに、請求項1記載の発明であるゲーム装置は、外部か
ら内部を視認可能な収容部と、前記収容部内において、
上下方向に景品を循環させる搬送手段と、遊戯者の操作
に応じて、所定の位置から移動する景品獲得手段と、前
記収容部外部に前記景品を排出する排出部とを有し、前
記景品獲得手段の移動によって景品がその循環経路より
逸脱した場合に、この景品が前記排出部より排出可能な
ように構成されていることを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明であるゲーム装置は、
から内部を視認可能な収容部と、前記収容部内におい
て、上下方向に景品を循環させる搬送手段と、遊戯者の
操作に応じて、所定の位置から移動する景品獲得手段
と、前記収容部外部に前記景品を排出する排出部とを有
し、前記景品獲得手段の移動によって景品獲得手段が前
記景品と接触し、景品がその循環経路より逸脱した場合
に、この景品が前記排出部より排出可能なように構成さ
れていることを特徴とする。
から内部を視認可能な収容部と、前記収容部内におい
て、上下方向に景品を循環させる搬送手段と、遊戯者の
操作に応じて、所定の位置から移動する景品獲得手段
と、前記収容部外部に前記景品を排出する排出部とを有
し、前記景品獲得手段の移動によって景品獲得手段が前
記景品と接触し、景品がその循環経路より逸脱した場合
に、この景品が前記排出部より排出可能なように構成さ
れていることを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明であるゲーム装置は、
外部から内部を視認可能な収容部と、前記収容部内にお
いて景品を循環させる搬送手段と、遊戯者の操作に応じ
て、所定の位置から前記景品の循環経路に沿った面に直
交する方向に移動する景品獲得手段と、前記収容部外部
に景品を排出する排出部とを有し、前記景品獲得手段の
前記直交方向の移動によって、前記循環経路上の景品に
衝撃が加わった場合、その衝撃力で景品が前記循環経路
から逸脱可能なように構成されていることを特徴とす
る。
外部から内部を視認可能な収容部と、前記収容部内にお
いて景品を循環させる搬送手段と、遊戯者の操作に応じ
て、所定の位置から前記景品の循環経路に沿った面に直
交する方向に移動する景品獲得手段と、前記収容部外部
に景品を排出する排出部とを有し、前記景品獲得手段の
前記直交方向の移動によって、前記循環経路上の景品に
衝撃が加わった場合、その衝撃力で景品が前記循環経路
から逸脱可能なように構成されていることを特徴とす
る。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
請求項3記載のゲーム装置において、前記景品獲得手段
は、遊戯者の操作するボタンスイッチの操作によって移
動することを特徴とする。
請求項3記載のゲーム装置において、前記景品獲得手段
は、遊戯者の操作するボタンスイッチの操作によって移
動することを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1,2,3
または請求項4記載のゲーム装置において、前記搬送手
段は、景品を支持する景品支持部が等間隔に複数設けら
れていることを特徴とする。
または請求項4記載のゲーム装置において、前記搬送手
段は、景品を支持する景品支持部が等間隔に複数設けら
れていることを特徴とする。
【0017】
【作用】以上のような構成を有する本発明の作用は以下
の通りである。すなわち、請求項1記載の発明では、景
品は、搬送手段によって、収容部内の実質的に垂直な方
向の面に沿って循環して移動する。遊戯者は、収容部内
を視認しながら、所望の景品の移動タイミングに合わせ
て操作することによって景品獲得手段を移動させる。こ
のとき、当該景品の移動タイミングと景品獲得手段の移
動タイミングが合致すると、景品獲得手段が当該景品に
衝突し、当該景品がその循環経路から逸脱して排出部か
ら収容部外部に排出される。景品が垂直に循環するの
で、多数の景品を収容しても、すべての景品が取得でき
る可能性を有するとともに、収容部の奥行き方向の長さ
を抑え、装置の床面積に占める大きさを低減できる。
の通りである。すなわち、請求項1記載の発明では、景
品は、搬送手段によって、収容部内の実質的に垂直な方
向の面に沿って循環して移動する。遊戯者は、収容部内
を視認しながら、所望の景品の移動タイミングに合わせ
て操作することによって景品獲得手段を移動させる。こ
のとき、当該景品の移動タイミングと景品獲得手段の移
動タイミングが合致すると、景品獲得手段が当該景品に
衝突し、当該景品がその循環経路から逸脱して排出部か
ら収容部外部に排出される。景品が垂直に循環するの
で、多数の景品を収容しても、すべての景品が取得でき
る可能性を有するとともに、収容部の奥行き方向の長さ
を抑え、装置の床面積に占める大きさを低減できる。
【0018】請求項2記載の発明では、景品の移動タイ
ミングと遊戯者による景品獲得手段の駆動タイミングが
合致することによって景品獲得手段が景品と接触し、当
該景品がその循環経路から逸脱した場合に、この景品が
排出部から収容部外部に排出される。
ミングと遊戯者による景品獲得手段の駆動タイミングが
合致することによって景品獲得手段が景品と接触し、当
該景品がその循環経路から逸脱した場合に、この景品が
排出部から収容部外部に排出される。
【0019】請求項3記載の発明では、景品は、搬送手
段によって収容部内を循環するように移動する。遊戯者
は、収容部内を視認しながら所望の景品の移動タイミン
グに合わせて操作することによって、景品獲得手段を景
品の循環経路に沿った面に直交する方向に移動する。こ
のとき、当該景品の移動タイミングと景品獲得手段の駆
動タイミングが合致して循環経路上の景品に衝撃が加わ
った場合に、景品獲得手段によって当該景品が循環経路
から逸脱可能となる。そして、この循環経路から逸脱し
た景品は、排出部から排出される。また、景品獲得手段
は、景品の循環経路に沿った面に直交する方向に移動す
るので、個々の景品の取得確率を公平にすることができ
る。
段によって収容部内を循環するように移動する。遊戯者
は、収容部内を視認しながら所望の景品の移動タイミン
グに合わせて操作することによって、景品獲得手段を景
品の循環経路に沿った面に直交する方向に移動する。こ
のとき、当該景品の移動タイミングと景品獲得手段の駆
動タイミングが合致して循環経路上の景品に衝撃が加わ
った場合に、景品獲得手段によって当該景品が循環経路
から逸脱可能となる。そして、この循環経路から逸脱し
た景品は、排出部から排出される。また、景品獲得手段
は、景品の循環経路に沿った面に直交する方向に移動す
るので、個々の景品の取得確率を公平にすることができ
る。
【0020】請求項4記載の発明では、搬送手段によっ
て循環する複数の景品のうち、所望の景品を狙ってボタ
ンスイッチを押圧する。すると、景品獲得手段が移動す
るが、このとき、当該景品の移動タイミングと景品獲得
手段の移動タイミングが合致すると、景品獲得手段が当
該景品を循環経路から逸脱させるので、排出部から排出
される。このように、ボタンスイッチの押圧を契機とし
て景品獲得手段を移動させるので、タイミングを合わせ
やすい。
て循環する複数の景品のうち、所望の景品を狙ってボタ
ンスイッチを押圧する。すると、景品獲得手段が移動す
るが、このとき、当該景品の移動タイミングと景品獲得
手段の移動タイミングが合致すると、景品獲得手段が当
該景品を循環経路から逸脱させるので、排出部から排出
される。このように、ボタンスイッチの押圧を契機とし
て景品獲得手段を移動させるので、タイミングを合わせ
やすい。
【0021】請求項5記載の発明では、景品支持部が等
間隔に設けられているので、複数の景品支持部に支持さ
れて循環する各々の景品は、獲得のために要求される操
作手段の操作タイミングが常に等しくなる。
間隔に設けられているので、複数の景品支持部に支持さ
れて循環する各々の景品は、獲得のために要求される操
作手段の操作タイミングが常に等しくなる。
【0022】
【実施例】本発明によるゲーム装置の実施例を、図面に
したがって以下に説明する。
したがって以下に説明する。
【0023】(1)実施例の構成 請求項1〜5記載の発明に対応する一つの実施例を、図
1〜4に従って以下に説明する。なお、各請求項記載の
収容部は枠およびカバー、景品支持部は仕切板、景品獲
得手段はアームとする。また、基台の取出し口を設けた
側が手前、その反対側を奥とする。
1〜4に従って以下に説明する。なお、各請求項記載の
収容部は枠およびカバー、景品支持部は仕切板、景品獲
得手段はアームとする。また、基台の取出し口を設けた
側が手前、その反対側を奥とする。
【0024】まず、本実施例の構成を以下に説明する。
すなわち、図1に示すように、箱形の基台9上に、円筒
形の枠10が設けられている。枠10は、その中心軸が
地面と水平になる方向に設けられている。この枠10の
円形の開口部は手前側と奥側に位置し、それぞれ手前側
開口部10a、奥側開口部10bとなっている。また、
枠10の内部には、円筒形の搬送手段11が枠10と同
じ方向に設けられている。搬送手段11は、その中心軸
を中心に回動可能に設けられ、搬送手段11の外側面の
周囲には、図2に示すように、帯状のギア溝11aが形
成されている。搬送手段11の内側面には、中心に向か
う方向に複数の長方形状の仕切板11bが設けられてい
る。各仕切板11bの間隔は、ほぼ均等に設けられ、そ
こに景品3が収容されている。
すなわち、図1に示すように、箱形の基台9上に、円筒
形の枠10が設けられている。枠10は、その中心軸が
地面と水平になる方向に設けられている。この枠10の
円形の開口部は手前側と奥側に位置し、それぞれ手前側
開口部10a、奥側開口部10bとなっている。また、
枠10の内部には、円筒形の搬送手段11が枠10と同
じ方向に設けられている。搬送手段11は、その中心軸
を中心に回動可能に設けられ、搬送手段11の外側面の
周囲には、図2に示すように、帯状のギア溝11aが形
成されている。搬送手段11の内側面には、中心に向か
う方向に複数の長方形状の仕切板11bが設けられてい
る。各仕切板11bの間隔は、ほぼ均等に設けられ、そ
こに景品3が収容されている。
【0025】さらに、図3に示すように、枠10の手前
側開口部10aおよび奥側開口部10bには、ドーム形
のカバー12が取り付けられている。このようなカバー
12内の基台9上には、アーム13および受け部14が
以下のように設けられている。すなわち、奥側開口部1
0b近傍の基台9上には、くの字に屈折した棒状のアー
ム13が立ち上げられていて、その下端は基台に、前後
(図中矢印方向)に移動可能に取り付けられている。こ
のアーム13の先端13aは手前に向かっていて、ボク
シングのグラブの形となっている。
側開口部10aおよび奥側開口部10bには、ドーム形
のカバー12が取り付けられている。このようなカバー
12内の基台9上には、アーム13および受け部14が
以下のように設けられている。すなわち、奥側開口部1
0b近傍の基台9上には、くの字に屈折した棒状のアー
ム13が立ち上げられていて、その下端は基台に、前後
(図中矢印方向)に移動可能に取り付けられている。こ
のアーム13の先端13aは手前に向かっていて、ボク
シングのグラブの形となっている。
【0026】また、手前側開口部10a近傍の基台9上
には、景品が排出される穴が設けられ、排出部14とな
っている。この排出部14には筒状の受け部14aが地
面に対して垂直な方向に設けられている。この受け部1
4aの上方の受け口14bは奥側が低くなるように斜め
にカットされ、アーム13の先端13aに距離をおいて
向かい合っている。
には、景品が排出される穴が設けられ、排出部14とな
っている。この排出部14には筒状の受け部14aが地
面に対して垂直な方向に設けられている。この受け部1
4aの上方の受け口14bは奥側が低くなるように斜め
にカットされ、アーム13の先端13aに距離をおいて
向かい合っている。
【0027】そして、基台9の内部には、モータ16が
設けられている。このモータ16は、その回転軸に設け
られたギア16aが、搬送手段11の周囲のギア溝11
aに係合しているので、モーター16の作動により搬送
手段11が回転するように設けられている。また、基台
9の内部にはアーム駆動装置(図示せず)が設けられ、
このアーム駆動装置はアーム13の下端に接続されてい
る。したがって、アーム駆動装置が作動することによ
り、アーム13は景品の循環経路と交差する方向に移動
するように設けられている。
設けられている。このモータ16は、その回転軸に設け
られたギア16aが、搬送手段11の周囲のギア溝11
aに係合しているので、モーター16の作動により搬送
手段11が回転するように設けられている。また、基台
9の内部にはアーム駆動装置(図示せず)が設けられ、
このアーム駆動装置はアーム13の下端に接続されてい
る。したがって、アーム駆動装置が作動することによ
り、アーム13は景品の循環経路と交差する方向に移動
するように設けられている。
【0028】さらに、カバー12の外側における基台9
には、コイン投入口15、ボタンスイッチ7、取り出し
口8が設けられている。コイン投入口15は、基台9内
部に設けられたコインカウンタスイッチ(図示せず)に
接続されていて、このコインカウンタスイッチは、モー
タ16に接続されている。したがって、コイン投入口1
5に投入されたコインによってコインカウンタスイッチ
が作動すると、モータ16も作動するようになってい
る。また、ボタンスイッチ7は、基台9内部のアーム駆
動装置に接続されている。したがって、ボタンスイッチ
7を押すと、アーム駆動装置が作動し、アーム13が景
品の循環経路と交差する方向(図中矢印方向)に移動す
るように設けられている。そして、取り出し口8は、受
け部14aの下端に接続されている。したがって、受け
口14bに投入された景品3は、受け部14aを通って
取り出し口8から取り出し可能な構成となっている。
には、コイン投入口15、ボタンスイッチ7、取り出し
口8が設けられている。コイン投入口15は、基台9内
部に設けられたコインカウンタスイッチ(図示せず)に
接続されていて、このコインカウンタスイッチは、モー
タ16に接続されている。したがって、コイン投入口1
5に投入されたコインによってコインカウンタスイッチ
が作動すると、モータ16も作動するようになってい
る。また、ボタンスイッチ7は、基台9内部のアーム駆
動装置に接続されている。したがって、ボタンスイッチ
7を押すと、アーム駆動装置が作動し、アーム13が景
品の循環経路と交差する方向(図中矢印方向)に移動す
るように設けられている。そして、取り出し口8は、受
け部14aの下端に接続されている。したがって、受け
口14bに投入された景品3は、受け部14aを通って
取り出し口8から取り出し可能な構成となっている。
【0029】(2)実施例の作用 以上のような構成を有する本実施例の作用は以下の通り
である。すなわち、遊戯者がコインをコイン投入口15
から投入すると、コインカウンタスイッチが作動するの
で、モータ16の回転軸が回転する。このモータ16の
回転軸に設けられたギア16aは、搬送手段11のギア
溝11aに係合しているので、回転軸の回転とともに搬
送手段11が回転する。すると、搬送手段11の仕切板
11bの間に収容された景品3は、次々と上方に持ち上
げられていく。そして、景品3は搬送手段11内部の最
上方に来ると、そこから下方に移動して、その時下方に
ある仕切板11bの間に入り、この景品3は再び仕切板
11bによって持ち上げられる。したがって、搬送手段
11が回転を続けるかぎり、景品3が持ち上げられ、下
方に移動するという作業が繰り返されるので、景品3
は、枠10及びカバー12の実質的に垂直な方向の内側
面に沿って循環移動することになる。
である。すなわち、遊戯者がコインをコイン投入口15
から投入すると、コインカウンタスイッチが作動するの
で、モータ16の回転軸が回転する。このモータ16の
回転軸に設けられたギア16aは、搬送手段11のギア
溝11aに係合しているので、回転軸の回転とともに搬
送手段11が回転する。すると、搬送手段11の仕切板
11bの間に収容された景品3は、次々と上方に持ち上
げられていく。そして、景品3は搬送手段11内部の最
上方に来ると、そこから下方に移動して、その時下方に
ある仕切板11bの間に入り、この景品3は再び仕切板
11bによって持ち上げられる。したがって、搬送手段
11が回転を続けるかぎり、景品3が持ち上げられ、下
方に移動するという作業が繰り返されるので、景品3
は、枠10及びカバー12の実質的に垂直な方向の内側
面に沿って循環移動することになる。
【0030】このように循環移動する景品3にタイミン
グを合わせてボタンスイッチ7を押すと、アーム駆動装
置が作動してアーム13が景品の循環経路と交差する方
向に移動する。すると、図4に示すように、アーム13
の先端13aが景品3に衝突して景品3をその循環経路
から逸脱させ、手前側にある受け口14bに入る。そし
て、景品3は受け部14aを通って取り出し口8から出
てくる。
グを合わせてボタンスイッチ7を押すと、アーム駆動装
置が作動してアーム13が景品の循環経路と交差する方
向に移動する。すると、図4に示すように、アーム13
の先端13aが景品3に衝突して景品3をその循環経路
から逸脱させ、手前側にある受け口14bに入る。そし
て、景品3は受け部14aを通って取り出し口8から出
てくる。
【0031】なお、プレーヤーがタイミングを合わせる
ことに失敗してアーム13の先端13aが景品3に衝突
しなければ、景品3を取り出すことはできない。また、
景品3にアーム13の先端13aを衝突させることがで
きて、景品3が移動経路から逸脱しても、その逸脱方向
がずれて受け口14bに入らなければ、景品3を取り出
すことはできない。
ことに失敗してアーム13の先端13aが景品3に衝突
しなければ、景品3を取り出すことはできない。また、
景品3にアーム13の先端13aを衝突させることがで
きて、景品3が移動経路から逸脱しても、その逸脱方向
がずれて受け口14bに入らなければ、景品3を取り出
すことはできない。
【0032】(3)実施例の効果 以上のような本実施例の効果は以下の通りである。すな
わち、搬送手段11に収容された景品3は、均等の間隔
で設けられた仕切板11bによって順次持ち上げられ、
その後、アーム13の先端13aの手前に移動するの
で、どの景品3もほぼ平等に獲得できるチャンスがあ
る。したがって、景品3の数を増やしても特定の景品3
だけしか獲得できないということがなくなり、遊戯者の
挑戦意欲が増す。また、獲得できる景品3の種類が片寄
らないので、多くの種類の景品3を収納することで見栄
えを華やかにすることができ、人を引き付ける。
わち、搬送手段11に収容された景品3は、均等の間隔
で設けられた仕切板11bによって順次持ち上げられ、
その後、アーム13の先端13aの手前に移動するの
で、どの景品3もほぼ平等に獲得できるチャンスがあ
る。したがって、景品3の数を増やしても特定の景品3
だけしか獲得できないということがなくなり、遊戯者の
挑戦意欲が増す。また、獲得できる景品3の種類が片寄
らないので、多くの種類の景品3を収納することで見栄
えを華やかにすることができ、人を引き付ける。
【0033】また、景品3は搬送手段11によって垂直
方向に循環するので、多数の景品3を収容しても、景品
3の取得可能性を得るために景品収容部分の面積を水平
方向に拡大する必要はない。むしろ、図15に示した従
来技術よりも奥行き方向の長さを低減することができる
ので、装置の設置スペースが節約可能となる。
方向に循環するので、多数の景品3を収容しても、景品
3の取得可能性を得るために景品収容部分の面積を水平
方向に拡大する必要はない。むしろ、図15に示した従
来技術よりも奥行き方向の長さを低減することができる
ので、装置の設置スペースが節約可能となる。
【0034】また、アーム13は景品3の循環経路と交
差する方向に移動するので、個々の景品3を狙うことが
でき、全ての景品の取得確率が公平となる。そして、無
端状の搬送手段11を一定の速度で回転させることによ
り、景品3は同じタイミングで一定の位置に来るので、
一度ゲームを行った結果、景品3の獲得に失敗した場合
であっても、次にゲームをする際にボタンスイッチ7を
押すべきタイミングは変わらない。したがって、何度も
挑戦してタイミングを合わせることに習熟する楽しみが
得られるとともに、前の遊戯者と次の遊戯者とによって
有利不利に違いが生じることがないため、遊戯者の挑戦
意欲が増す。さらに、搬送手段11の回転の速度を調節
することによって、一定時間に景品3が移動する速度を
変えれば、難易度を変えることができ、飽きがこない。
差する方向に移動するので、個々の景品3を狙うことが
でき、全ての景品の取得確率が公平となる。そして、無
端状の搬送手段11を一定の速度で回転させることによ
り、景品3は同じタイミングで一定の位置に来るので、
一度ゲームを行った結果、景品3の獲得に失敗した場合
であっても、次にゲームをする際にボタンスイッチ7を
押すべきタイミングは変わらない。したがって、何度も
挑戦してタイミングを合わせることに習熟する楽しみが
得られるとともに、前の遊戯者と次の遊戯者とによって
有利不利に違いが生じることがないため、遊戯者の挑戦
意欲が増す。さらに、搬送手段11の回転の速度を調節
することによって、一定時間に景品3が移動する速度を
変えれば、難易度を変えることができ、飽きがこない。
【0035】(4)その他の実施例 本発明は、以上のような実施例に限定されるものではな
く、各部材の形状、寸法等は適宜変更可能である。たと
えば、駆動源は搬送手段11を回転させることができる
ものであれば、電源に接続されたモータに限らず、どの
ような機構のものでもよい。アーム駆動装置も、景品獲
得手段であるアーム13を景品3の循環経路に対してほ
ぼ直交するように移動又は回動させることができるもの
であればどのような機構の装置でもよい。
く、各部材の形状、寸法等は適宜変更可能である。たと
えば、駆動源は搬送手段11を回転させることができる
ものであれば、電源に接続されたモータに限らず、どの
ような機構のものでもよい。アーム駆動装置も、景品獲
得手段であるアーム13を景品3の循環経路に対してほ
ぼ直交するように移動又は回動させることができるもの
であればどのような機構の装置でもよい。
【0036】アーム13の駆動速度は、景品3をその循
環経路から逸脱させて排出部14へ移動させることがで
きるならば、景品を押圧する程度であってもよい。
環経路から逸脱させて排出部14へ移動させることがで
きるならば、景品を押圧する程度であってもよい。
【0037】収容体10の角度は多少傾いていても良
く、搬送手段11によって景品が実質的に上下方向に循
環されるように設ければよい。そして、搬送手段11は
必ずしも円筒形でなくともよく、図5に示すように、多
角形の筒であってもよいし、図6に示すように、回転可
能に設けられた無端状のベルトもしくはチェーンであっ
てもよい。また、図6に示すように、搬送手段11を垂
直方向又水平方向に長く形成したものも構成可能であ
る。
く、搬送手段11によって景品が実質的に上下方向に循
環されるように設ければよい。そして、搬送手段11は
必ずしも円筒形でなくともよく、図5に示すように、多
角形の筒であってもよいし、図6に示すように、回転可
能に設けられた無端状のベルトもしくはチェーンであっ
てもよい。また、図6に示すように、搬送手段11を垂
直方向又水平方向に長く形成したものも構成可能であ
る。
【0038】アーム13の支持位置は、景品3をその移
動経路から逸脱させて排出部14へ移動させることので
きる位置ならばどのような位置でもよく、基台9と別体
でもよい。さらに、受け部14aをカバー12の外側に
設け、カバー12における受け口14bに対応する位置
に穴を設けることによって、アーム13の先端13aに
接触した景品3がその穴から出て、受け口14bに入る
ような構造にしてもよい。
動経路から逸脱させて排出部14へ移動させることので
きる位置ならばどのような位置でもよく、基台9と別体
でもよい。さらに、受け部14aをカバー12の外側に
設け、カバー12における受け口14bに対応する位置
に穴を設けることによって、アーム13の先端13aに
接触した景品3がその穴から出て、受け口14bに入る
ような構造にしてもよい。
【0039】受け部14aは移動可能に設けてもよい。
たとえば、図7に示すように、受け部14aをベルトコ
ンベア上に設け、搬送手段11が回転するとともにベル
トコンベアが作動して受け部14aが左右方向に移動す
るようにすれば、ゲームの困難さが増す。さらに、この
ように移動可能に設けた受け部14aを、外部から操作
できる構成にすれば、アーム13を操作する人と、受け
部14aを操作する人の二人で楽しむことができ、ゲー
ムの興味が増す。
たとえば、図7に示すように、受け部14aをベルトコ
ンベア上に設け、搬送手段11が回転するとともにベル
トコンベアが作動して受け部14aが左右方向に移動す
るようにすれば、ゲームの困難さが増す。さらに、この
ように移動可能に設けた受け部14aを、外部から操作
できる構成にすれば、アーム13を操作する人と、受け
部14aを操作する人の二人で楽しむことができ、ゲー
ムの興味が増す。
【0040】受け部14aは必ずしも設ける必要はな
く、アーム13の先端13aによって移動経路から逸脱
した景品3を、プレイヤーが直接受け取れるような構成
にしてもよい。この場合、カバー12に穴を設けるか、
カバー12を使用しないという構成にすることが考えら
れる。
く、アーム13の先端13aによって移動経路から逸脱
した景品3を、プレイヤーが直接受け取れるような構成
にしてもよい。この場合、カバー12に穴を設けるか、
カバー12を使用しないという構成にすることが考えら
れる。
【0041】アーム13の先端13aは、必ずしもボク
シングのグラブ形である必要はなく、景品3をその循環
経路から逸脱させて排出部14へ移動させることができ
るものであればどのような形状であってもよい。例え
ば、図8に示すように、左右方向に移動又は回動可能に
設けられたバット形でもよいし、図9に示すように、前
後方向に回動可能に設けられた足形でもよい。さらに、
ラケットの形にしてもよいし、張り手や、拳骨の形でも
よい。以上のような形にすれば、野球、テニス、卓球、
サッカー、相撲等、さまざまなスポーツの面白みを取り
入れることができ、ゲームの興味が増す。収納する景品
3もそれぞれのスポーツに合わせたボールや人形の形に
すれば、魅力的なゲームを構成することができる。
シングのグラブ形である必要はなく、景品3をその循環
経路から逸脱させて排出部14へ移動させることができ
るものであればどのような形状であってもよい。例え
ば、図8に示すように、左右方向に移動又は回動可能に
設けられたバット形でもよいし、図9に示すように、前
後方向に回動可能に設けられた足形でもよい。さらに、
ラケットの形にしてもよいし、張り手や、拳骨の形でも
よい。以上のような形にすれば、野球、テニス、卓球、
サッカー、相撲等、さまざまなスポーツの面白みを取り
入れることができ、ゲームの興味が増す。収納する景品
3もそれぞれのスポーツに合わせたボールや人形の形に
すれば、魅力的なゲームを構成することができる。
【0042】景品支持部は景品を支持できる構造であれ
ばよく、必ずしも板状の仕切板11bにする必要はな
い。例えば、図10、図11、図12に示すように、角
柱形や円柱形または半円柱形でもよい。そして、図13
に示すような箱型でもよいし、図14に示すような枠に
ネットを張ったものでもよい。
ばよく、必ずしも板状の仕切板11bにする必要はな
い。例えば、図10、図11、図12に示すように、角
柱形や円柱形または半円柱形でもよい。そして、図13
に示すような箱型でもよいし、図14に示すような枠に
ネットを張ったものでもよい。
【0043】
【発明の効果】以上のような本発明によれば、多数の景
品を収容しても、すべての景品が取得できる可能性を有
し、設置スペースをとらないゲーム装置及び景品を提供
することができる。
品を収容しても、すべての景品が取得できる可能性を有
し、設置スペースをとらないゲーム装置及び景品を提供
することができる。
【0044】また、本発明によれば、すべての景品の取
得確率が公平なゲーム装置及びその景品を提供すること
ができる。
得確率が公平なゲーム装置及びその景品を提供すること
ができる。
【0045】また、本発明によれば、景品獲得のための
操作タイミングが常に一定のゲーム装置及びこれに用い
る景品を提供することができる。
操作タイミングが常に一定のゲーム装置及びこれに用い
る景品を提供することができる。
【図1】本発明によるゲーム装置の一つの実施例を示す
斜視図
斜視図
【図2】図1の実施例における搬送手段のギア溝とモー
タのギアとの係合関係を示す斜視図
タのギアとの係合関係を示す斜視図
【図3】図1の実施例を示す側面図
【図4】図1の実施例におけるアームおよびその先端に
よって移動経路から逸脱した景品を示す側面図
よって移動経路から逸脱した景品を示す側面図
【図5】本発明によるゲーム装置における搬送手段を多
角形状にした一例を示す斜視図
角形状にした一例を示す斜視図
【図6】本発明によるゲーム装置における搬送手段をベ
ルトもしくはチェーンによって形成した一例を示す斜視
図
ルトもしくはチェーンによって形成した一例を示す斜視
図
【図7】本発明によるゲーム装置における受容体を移動
可能にした一例を示す斜視図
可能にした一例を示す斜視図
【図8】本発明によるゲーム装置におけるアームの先端
をバット形状にした一例を示す斜視図
をバット形状にした一例を示す斜視図
【図9】本発明によるゲーム装置におけるアームの先端
を足形状にした一例を示す斜視図
を足形状にした一例を示す斜視図
【図10】本発明によるゲーム装置における景品支持部
を角柱形状にした一例を示す斜視図
を角柱形状にした一例を示す斜視図
【図11】本発明によるゲーム装置における景品支持部
を円筒形状にした一例を示す斜視図
を円筒形状にした一例を示す斜視図
【図12】本発明によるゲーム装置における景品支持部
を半円筒形状にした一例を示す斜視図
を半円筒形状にした一例を示す斜視図
【図13】本発明によるゲーム装置における景品支持部
を箱状にした一例を示す斜視図
を箱状にした一例を示す斜視図
【図14】本発明によるゲーム装置における景品支持部
をネット形にした一例を示す斜視図
をネット形にした一例を示す斜視図
【図15】従来のゲーム装置の一例を示す斜視図
1,9…基台 2…収容部 2a…側面 3…景品 4,14a…受け部 5…アーム 6…把持具 6a…把持爪 7…ボタンスイッチ 8…取出し口 10…枠 10a…引掛部 11…搬送手段 11a…ギア溝 11b…仕切板 12…カバー 13…アーム 13a…先端 14…排出部 14b…受け口 15…コイン投入口 16…モータ 16a…ギア
Claims (5)
- 【請求項1】 外部から内部を視認可能な収容部と、 前記収容部内において、上下方向に景品を循環させる搬
送手段と、 遊戯者の操作に応じて、所定の位置から移動する景品獲
得手段と、 前記収容部外部に前記景品を排出する排出部とを有し、 前記景品獲得手段の移動によって景品がその循環経路よ
り逸脱した場合に、この景品が前記排出部より排出可能
なように構成されていること、 を特徴とするゲーム装置。 - 【請求項2】 外部から内部を視認可能な収容部と、 前記収容部内において、上下方向に景品を循環させる搬
送手段と、 遊戯者の操作に応じて、所定の位置から移動する景品獲
得手段と、 前記収容部外部に前記景品を排出する排出部とを有し、 前記景品獲得手段の移動によって景品獲得手段が前記景
品と接触し、景品がその循環経路より逸脱した場合に、
この景品が前記排出部より排出可能なように構成されて
いること、 を特徴とするゲーム装置。 - 【請求項3】 外部から内部を視認可能な収容部と、 前記収容部内において景品を循環させる搬送手段と、 遊戯者の操作に応じて、所定の位置から前記景品の循環
経路に沿った面に直交する方向に移動する景品獲得手段
と、 前記収容部外部に景品を排出する排出部とを有し、 前記景品獲得手段の前記直交方向の移動によって、前記
循環経路上の景品に衝撃が加わった場合、その衝撃力で
景品が前記循環経路から逸脱可能なように構成されてい
ること、 を特徴とするゲーム装置。 - 【請求項4】 前記景品獲得手段は、遊戯者の操作する
ボタンスイッチの操作によって移動することを特徴とす
る請求項1,2または請求項3記載のゲーム装置。 - 【請求項5】 前記搬送手段は、景品を支持する景品支
持部が等間隔に複数設けられていることを特徴とする請
求項1,2,3または請求項4記載のゲーム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5108615A JP2743768B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | ゲーム装置及び景品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5108615A JP2743768B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | ゲーム装置及び景品 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11475297A Division JP3235511B2 (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | ゲーム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06315570A JPH06315570A (ja) | 1994-11-15 |
JP2743768B2 true JP2743768B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=14489293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5108615A Expired - Fee Related JP2743768B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | ゲーム装置及び景品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2743768B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110201383A (zh) * | 2019-04-22 | 2019-09-06 | 武汉合厚丰玩具有限公司 | 一种答对可奖励的数字玩具 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57134082U (ja) * | 1981-02-17 | 1982-08-20 | ||
JPS60184586U (ja) * | 1984-05-16 | 1985-12-07 | 株式会社トミー | キヤツチゲ−ム玩具 |
JPH0344219U (ja) * | 1989-09-11 | 1991-04-24 | ||
JPH0719508Y2 (ja) * | 1990-10-02 | 1995-05-10 | 株式会社セガ・エンタープライゼス | 景品取得装置 |
JP3000800U (ja) * | 1994-02-07 | 1994-08-16 | 大陽工業株式会社 | 走行玩具 |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP5108615A patent/JP2743768B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06315570A (ja) | 1994-11-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5884911A (en) | Table game | |
US3679208A (en) | Game apparatus for catching randomly moving articles | |
JPH0938271A (ja) | パチンコ遊戯装置 | |
WO2002043824A2 (en) | Multi-playfield redemption game | |
US6595385B2 (en) | Token dispensing game apparatus for young children | |
US6598876B1 (en) | Interactive board game with a tangible reward | |
JP2001029644A (ja) | 遊戯装置 | |
JP2001029643A (ja) | メダルプッシャゲーム装置 | |
JP2743768B2 (ja) | ゲーム装置及び景品 | |
US4529207A (en) | Toy having interchangeable game modules | |
JP3787926B2 (ja) | ゲーム装置、メダル打ち出し器及び所定物体打ち出し器 | |
US20120289349A1 (en) | Vertical interactive amusement system for mechanical dispensing machines | |
JP3235511B2 (ja) | ゲーム装置 | |
USRE37451E1 (en) | Table game | |
US5697828A (en) | Toy coin bank with audio signal | |
JP2007301111A (ja) | メダルゲーム装置 | |
JPH0520397Y2 (ja) | ||
JP3712798B2 (ja) | 景品獲得ゲーム機 | |
KR200298991Y1 (ko) | 축구 게임기 | |
JPH09322978A (ja) | エアホッケー玩具 | |
JP3002905U (ja) | 景品パックンゲーム機 | |
JP3021314U (ja) | パチンコ遊戯装置 | |
JP2795714B2 (ja) | 遊技機の入賞装置 | |
WO2008082593A2 (en) | Apparatus and method for play utilizing an interactive play table that provides 3-dimensional movement to a play piece | |
JP4775564B2 (ja) | メダルゲーム装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980106 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090206 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100206 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |