JPH05220843A - 可撓性表皮材を芯材に包着する方法 - Google Patents

可撓性表皮材を芯材に包着する方法

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JPH05220843A
JPH05220843A JP5681192A JP5681192A JPH05220843A JP H05220843 A JPH05220843 A JP H05220843A JP 5681192 A JP5681192 A JP 5681192A JP 5681192 A JP5681192 A JP 5681192A JP H05220843 A JPH05220843 A JP H05220843A
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JP
Japan
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skin material
flexible
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Application number
JP5681192A
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English (en)
Inventor
Akiyoshi Otake
秋吉 大嶽
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Inoac Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
Inoac Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C51/00Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
    • B29C51/16Lining or labelling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2009/00Layered products

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 可撓性表皮材を芯材に包着する際に、種々の
材質からなる表皮材を使用でき、成形品形状も制限を受
けず、簡略な作業で済む方法を提供する。 【構成】 真空吸引部26を有する芯材保持台14に芯
材16をその裏面の接合周縁部17が自由状態で担持さ
れるように保持せしめるとともに、芯材16上に可撓性
表皮材18を載置し、さらに可撓性表皮材18の上面か
ら不通気性の柔軟なかつ伸縮性を有する包着用シート2
0を、前記可撓性表皮材18を覆いかつ芯材保持台14
下部のベース面12との間に密閉空間38が形成される
ように包被し、次いで、前記芯材保持台の真空吸引部2
6より前記密閉空間38内の空気を吸引して減圧し、も
って前記包着用シート20を前記芯材16側に巻き込む
ことによって前記可撓性表皮材18を芯材16に密着せ
しめて芯材裏面の接合周縁部17に接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、可撓性表皮材を裏面
側に接合周縁部を有する芯材に包着する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用ピラーガーニッシュ、ドアトリ
ム等の内装部品にあっては、図5に示す断面図のよう
に、軟質プラスチック、ファブリック等からなる可撓性
表皮材18を硬質プラスチック等からなる芯材16表面
に包着して、前記可撓性表皮材18周縁部を前記芯材1
6周縁部裏側に巻き込んだものが多用されている。
【0003】従来、前記のような可撓性表皮材を芯材に
包着する方法として、手作業、真空成形、あるいはプレ
ス成形による方法がある。
【0004】しかし、手作業による場合は、可撓性表皮
材を作業者の手で引張りながら行うために、多くの作業
人員が必要となり、しかも作業に熟練していないと表皮
材に皺を生じ易い問題、さらには表皮材を硬めの材質で
構成した場合には表皮材を引っ張るのに大なる力が必要
となり、作業者に与える負担が大きい等の問題がある。
【0005】一方、真空成形による場合は、表皮材を芯
材表面に真空吸引した後、手作業等による後作業で前記
表皮材周縁部を芯材周縁部裏側に巻き込むため、作業が
容易とは言いがたかった。しかも、表皮材がファブリッ
ク等のような通気性を有する材質からなる場合には、表
皮材を芯材表面に真空吸引できないため、表皮材の材質
が限られる問題もあった。
【0006】また、プレス成形による場合は、芯材と該
芯材より大なる表皮材を一旦プレスにより圧着した後、
前記表皮材周縁部をスライド機構等により前記芯材周縁
部で芯材裏側に起こし、その後再び前記表皮材と芯材を
プレスして、表皮材周縁部を芯材周縁部裏側に圧着する
ものであるため、成形品がプレス成形可能な形状に限定
され、特にアンダーカット形状を採ることは不可能であ
った。さらに、設備が大掛かりになり、設備費用が嵩む
問題、メンテナンスの問題等があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に鑑
み、可撓性表皮材を芯材に包着する際に、通気性、不通
気性のいずれの材質からなる表皮材も使用でき、成形品
形状に制限を受けず、また作業を簡略にでき、しかも設
備が大掛かりにならない方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、可撓性表皮材を裏面側に接合周縁部を有
する芯材に包着するに際して、真空吸引部を有する芯材
保持台に前記芯材をその接合周縁部が自由状態で担持さ
れるように保持せしめ、該芯材上に前記可撓性表皮材を
載置し、さらに該可撓性表皮材の上面から不通気性の柔
軟なかつ伸縮性を有する包着用シートを、前記可撓性表
皮材を覆いかつ前記芯材保持台下部のベース面との間に
密閉空間が形成されるように包被し、次いで、前記芯材
保持台の真空吸引部より前記密閉空間内の空気を吸引し
て減圧し、もって前記包着用シートを前記芯材側に巻き
込むことによって前記可撓性表皮材を芯材に密着せしめ
て芯材裏面の接合周縁部に接合することにした。
【0009】
【作用】前記密閉空間の減圧により包着用シートを芯材
側に巻き込む際、包着用シートの内側に位置する可撓性
表皮材が、包着用シートにより外側から押圧されて芯材
を巻き込みながら該芯材表面および芯材裏面の接合周縁
部に密着する。それによって、前記芯材が可撓性表皮材
により包着される。その際、前記包着用シートは自己の
柔軟性、伸縮性により芯材形状に応じて変形するため、
該芯材形状に影響を受けることなく可撓性表皮材を芯材
に密着させることができる。
【0010】
【実施例】以下添付の図面に従って本発明の実施例を説
明する。図1ないし図3は本発明の一実施例を、その工
程順に示す断面図である。まず本実施例において使用す
るベースフレーム10、芯材保持台14、芯材16、可
撓性表皮材18および包着用シート20について説明す
る。
【0011】ベースフレーム10は、芯材保持台14を
ベース面12に支持するものであって、該ベース面12
が前記芯材保持台14の下面より大になっている。また
このベースフレーム10には、真空吸引パイプ22が内
部に配管されて、該真空吸引パイプ22の一端が前記ベ
ース面12で開口し、他端が外部の真空吸引装置24に
連結している。なお、このベースフレーム10は、真空
成形機のテーブルにセットして使用する構造のものでも
よい。
【0012】芯材保持台14は、外周が芯材16の外周
より所定量小さくされたもので、かつ真空吸引部26が
形成されたものである。その真空吸引部26は、一端が
芯材保持台14底面で開口し他端が上部の芯材保持面2
8で開口する真空吸引孔30、および該真空吸引孔30
と前記芯材保持面28で連通して該芯材保持面28周縁
に到る溝32とからなる。また前記芯材保持台14は、
前記真空吸引部26下端がベースフレーム10の真空吸
引パイプ22と連通するようにして、ベースフレーム1
0のベース面12に載置される。
【0013】芯材16は、裏面側に接合周縁部17を有
するもので、製品形状に応じた形状からなり、一部にア
ンダーカット形状を有していてもよい。またこの芯材1
6は、自己形状保持可能な硬さからなり、硬質プラスチ
ック、繊維強化プラスチック、ハードボード等から構成
される。なおこの芯材16には、裏面の前記接合周縁部
17にあらかじめ接着剤34または粘着剤等を設けてお
いて、後記する可撓性表皮材18の包着時に該可撓性表
皮材18の周縁が、前記芯材の接合周縁部17に固着さ
れるようにするのが好ましい。勿論、芯材16表面にも
接着剤等を塗布しておいてもよい。
【0014】可撓性表皮材18は、不通気性または通気
性いずれの材質からなるものでもよく、求められる製品
外観、感触等に応じて最適材質が選択される。その材質
として塩化ビニル樹脂等のプラスチックシート、ファブ
リック単体、あるいはそれらの裏面に軟質発泡層、補強
布等が貼着されたものを挙げることができる。
【0015】また包着用シート20は、前記可撓性表皮
材18より大なるものであって、しかも不通気性の柔軟
性かつ伸縮性を有する材質からなる。この包着用シート
20としては、ゴムシートが好適であるが、その他プラ
スチックシートであってもよい。なお、36は前記包着
用シート20の保持具である。
【0016】次に、前記ベースフレーム10等の装置お
よび前記芯材16等の部材を用いて行う、可撓性表皮材
を芯材に包着する方法の実施例について説明する。
【0017】まず図1および図2に示すように、前記ベ
ースフレーム10のベース面12にセットした芯材保持
台14の芯材保持面28に、前記芯材16を裏面が芯材
保持面28側になるようにして載置し、その芯材16上
に可撓性表皮材18を載置し、さらにその可撓性表皮材
18の上面から前記包着用シート20を被せて前記芯材
保持台14下部のベース面12との間に密閉空間38を
形成する。このとき前記芯材16は芯材保持台14に保
持されるとともに、芯材16周縁が芯材保持面28の周
縁から外方へ突出して芯材16裏面の接合周縁部17が
自由状態で担持される。また前記可撓性表皮材18の周
縁は、前記密閉空間38内において芯材16の表面周縁
から垂れ下がった状態にある。
【0018】その後前記真空吸引装置24を作動させ、
前記芯材保持台14の真空吸引部26を介して密閉空間
38の空気を外部へ吸引し、該密閉空間38を減圧にす
る。このとき密閉空間38内の空気は、前記芯材16裏
面側の接合周縁部17に沿って流動し、前記芯材保持台
14の真空吸引部26上部から外部へ吸引される。
【0019】そして前記密閉空間38の減圧により前記
包着用シート20が図3のように芯材16側に巻き込ま
れて、内側に可撓性表皮材18を介在させたまま芯材1
6表面および該芯材裏面側の接合周縁部17に吸引密着
される。それによって前記可撓性表皮材18が芯材16
表面に密着するとともに、該可撓性表皮材18の周縁が
前記芯材16周縁を巻き込んで該芯材裏面側の接合周縁
部17に密着し、該部の接着剤34により接合される。
そして可撓性表皮材18と芯材16との一体成形品が形
成される。
【0020】その後前記密閉空間38の真空吸引を止
め、前記包着用シート20を外し、前記一体成形品を芯
材保持台14から外して必要に応じトリミングを施せ
ば、所望の製品が得られる。図4は、このようにして得
られた自動車用ピラーガーニッシュ40の斜視図、図5
はそのA−A断面図である。
【0021】なお前記芯材裏面の接合周縁部17にあら
かじめ接着剤34等を設けずに、前記一体成形品を芯材
保持台14から外した後、前記接合周縁部17に密着し
ている可撓性表皮材18周縁を前記接合周縁部17にタ
ッカー止め等で固着してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上図示し説明したように、本発明は真
空吸引によって可撓性表皮材を芯材に包着でき、作業者
も少なくて済むため、きわめて作業性にすぐれる効果が
ある。また、可撓性表皮材が通気性、不通気性いずれで
もあってもよく、加えて芯材にアンダーカット形状が有
る場合であっても何ら支障なく該芯材に可撓性表皮材を
包着できるため、製品デザインの自由度が高くなる効果
がある。
【0023】さらに本発明は、形状の異なる芯材に可撓
性表皮材を包着する場合であっても包着用シートを交換
することなく同一のものを使用できる効果があり、しか
も大掛かりな装置あるいは高価な設備を必要としないた
め、きわめて合理的なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例において芯材、可撓性表皮材
および包着用シートの配置時を示す断面図である。
【図2】同実施例において、包着用シートの包着時を示
す断面図である。
【図3】同実施例において、包着用シートの巻き込み時
を示す断面図である。
【図4】本発明の実施により得られた自動車用ピラーガ
ーニッシュの斜視図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【符号の説明】
12 ベース面 14 芯材保持台 16 芯材 17 接合周縁部 18 可撓性表皮材 20 包着用シート 26 真空吸引部 38 密閉空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性表皮材を裏面側に接合周縁部を有
    する芯材に包着するに際して、真空吸引部を有する芯材
    保持台に前記芯材をその接合周縁部が自由状態で担持さ
    れるように保持せしめ、該芯材上に前記可撓性表皮材を
    載置し、さらに該可撓性表皮材の上面から不通気性の柔
    軟なかつ伸縮性を有する包着用シートを、前記可撓性表
    皮材を覆いかつ前記芯材保持台下部のベース面との間に
    密閉空間が形成されるように包被し、次いで、前記芯材
    保持台の真空吸引部より前記密閉空間内の空気を吸引し
    て減圧し、もって前記包着用シートを前記芯材側に巻き
    込むことによって前記可撓性表皮材を芯材に密着せしめ
    て芯材裏面の接合周縁部に接合することを特徴とする可
    撓性表皮を芯材に包着する方法。
JP5681192A 1992-02-07 1992-02-07 可撓性表皮材を芯材に包着する方法 Pending JPH05220843A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013014027A (ja) * 2011-06-30 2013-01-24 Three M Innovative Properties Co 真空圧空成形または真空成形により一体化された構造体、およびその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013014027A (ja) * 2011-06-30 2013-01-24 Three M Innovative Properties Co 真空圧空成形または真空成形により一体化された構造体、およびその製造方法
US10252491B2 (en) 2011-06-30 2019-04-09 3M Innovative Properties Company Structure integrated by vacuum-pressure forming or vacuum forming, and manufacturing method thereof

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