JP2003159741A - 真空成形装置 - Google Patents

真空成形装置

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JP2003159741A
JP2003159741A JP2001361145A JP2001361145A JP2003159741A JP 2003159741 A JP2003159741 A JP 2003159741A JP 2001361145 A JP2001361145 A JP 2001361145A JP 2001361145 A JP2001361145 A JP 2001361145A JP 2003159741 A JP2003159741 A JP 2003159741A
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vacuum forming
forming apparatus
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vacuum
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Fujio Takai
冨士夫 高井
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表皮の周縁端末を芯材の裏面側に巻込み処理
する際に使用する真空成形装置であって、製品表面に寄
りシワが発生することがなく、しかも、成形前の予備作
業を不要とできる真空成形装置を提供する。 【解決手段】 真空成形装置10は、真空吸引機構を内
蔵したテーブル20と、テーブル20に開閉自在に取り
付けられる開閉枠30と、開閉枠30に張設される非通
気性シート31と、テーブル20上面に取り付けられる
真空成形用型22と、真空成形用型22の周囲を囲むよ
うに配設される枠体23とから構成され、真空成形用型
22の上面に対して枠体23の上縁23aを高位置に設
定することにより、真空成形時、非通気性シート31が
枠体23に先当たりさせて、寄りシワを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表皮の周縁端末
を芯材裏面側に巻込み処理する表皮の端末処理工程に使
用する真空成形装置に係り、特に、作業を簡素化できる
とともに、製品表面に表皮の寄りシワが発生することが
なく、外観性能を高めた成形品を成形できる真空成形装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、車両の側壁パネルには、室内美観
の向上及び乗員の安全保護を目的とした各種の内装部品
が装着されている。図9(a),(b)は内装部品の一
例としてのセンターピラートリム1を示している。
【0003】この種、センターピラートリム1は、合成
樹脂の射出成形体からなる芯材2の表面にクロス等を素
材とした表皮3を貼付して構成され、芯材2は略C字状
断面を有する長尺体から形成され、表皮3の周縁端末
は、芯材2の裏面側に巻込み接着されている。
【0004】すなわち、図10に示すように、センター
ピラートリム1の上下側端末については、芯材2の形状
が複雑であるため、手作業で芯材2の裏面側に端末3a
を巻込み処理している。一方、センターピラートリム1
の両側縁については、芯材2が比較的単純形状であるた
め、端末3bの処理にはバキュームバックホールディン
グ工法が通常用いられている。
【0005】このバキュームバックホールディング工法
に使用する真空成形装置4は、図11(a)に示すよう
に、真空吸引機構を備えたテーブル5に開閉枠6が回動
可能に取り付けられ、この開閉枠6にゴムシート7の4
隅部が固定され、ゴムシート7は、開閉枠6に張設され
ている。
【0006】また、テーブル5の上面5aには、真空吸
引機構と連通する中空状の真空成形用型8が配設されて
おり、この真空成形用型8には、図示はしないが吸引孔
や真空吸引用溝部が設けられている。
【0007】そして、真空成形用型8上面に芯材2、表
皮3をセットするが、このときの加工対象物としては、
表皮3における上下側の端末3aは手作業で巻込み処理
が完了しているとともに、両側縁に沿う端末3bが未処
理の状態である。
【0008】真空成形用型8に加工対象物をセットした
後、図11(b)に示すように、開閉枠6を閉鎖状態と
し、テーブル5内部の真空吸引機構を駆動させれば、ゴ
ムシート7が真空吸引力により真空成形用型8の型面上
に吸引され、図11(c)に示すように、ゴムシート7
の吸引力により表皮3における両側縁の端末3bは芯材
2の裏面に巻込み処理される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
真空成形装置4を使用して、表皮3の裏面巻込み処理を
行なう従来方法においては、図12(a)に示すよう
に、開閉枠6を閉鎖した際、ゴムシート7に弛みaが生
じ、加工対象物(この場合は表皮3)とゴムシート7と
の間に空気が侵入し、真空吸引力を作用させた場合、図
12(b)に示すように、ゴムシート7に寄りシワbが
発生し、製品面にも同様な寄りシワが生じることから製
品外観を低下させるという欠点が指摘されている。
【0010】この対策として、ゴムシート7に寄りシワ
が発生するのを防止するために、図13(a)に示すよ
うに、真空成形工程前に作業者が手で図中矢印で示す方
向にゴムシート7を引っ張り、ゴムシート7の張り調整
を行なう必要がある。また、図13(b)に示すよう
に、ピラートリム1の表面を加工前に軽く手で仮押えす
る等の予備作業を必要とする。従って、張り調整や仮押
え等の予備作業が付加されることから、生産性を低下さ
せる欠点が指摘されている。
【0011】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、表皮の周縁端末を芯材裏面側に巻込み処理
する真空成形装置であって、真空成形時におけるゴムシ
ートの弛みが解消でき、製品表面に寄りシワが発生する
ことがなく、美麗な製品外観が得られるとともに、従来
必要としたゴムシートの張り調整や製品表面の仮押え等
の予備作業も不要とでき、生産性を高めることができる
真空成形装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この出願の請求項1に記載の発明は、芯材の表面に
表皮を貼着してなる積層体における表皮の周縁端末の少
なくとも一部を芯材の裏面側に巻込み処理する真空成形
装置において、真空成形装置は、真空吸引機構と接続す
るテーブルと、テーブルに開閉自在に取り付けられる開
閉枠と、開閉枠に張設される弾性を有する非通気性シー
トと、テーブル上面に取り付けられる真空成形用型と、
真空成形用型の周囲を囲むように配設される枠体とから
構成され、開閉枠の閉鎖時、非通気性シートが真空成形
用型上にセットされた加工対象物よりも枠体に先当たり
するように、真空成形用型の上面よりも枠体の上縁位置
が上方に設定されていることを特徴とする。
【0013】ここで、真空成形用型上面に対して枠体上
面の高さ位置は、真空成形加工対象となる芯材及び表皮
の厚み寸法にも左右されるが、10〜30mm上方にあ
るのが良い。
【0014】そして、請求項1記載の発明によれば、開
閉枠を閉鎖した状態では、非通気性シートはまず枠体に
先当たりするため、真空成形用型上にセットされている
加工対象物の表面上に重なる非通気性シートに寄りシワ
が生じることがない。
【0015】従って、真空成形において、製品表面に表
皮の寄りシワが生じることがないことから、非通気性シ
ートの張り調整や真空成形前に手で製品表面を仮押えす
る等の予備作業を不要とできる。
【0016】この出願の請求項2に記載の発明は、テー
ブルの奥行寸法に比べ、開閉枠の前後側寸法が小さく設
定され、テーブルの手前側に空スペースが設定されてい
ることを特徴とする。
【0017】そして、請求項2に記載の発明によれば、
テーブルの奥行寸法に比べ、開閉枠の前後寸法を小さく
設定することにより、少なくとも非通気性シートの占有
面積は、枠体をシールする寸法を備えていれば良く、開
閉枠や非通気性シートの寸法をコンパクト化することが
できる。
【0018】更に、テーブルの手前側を空スペースとし
たため、この空スペースに後工程の部品等を載置収納す
ることができる。
【0019】この出願の請求項3に記載の発明は、枠体
の上縁は、非通気性シートに対する摩擦抵抗を低減でき
る構成としたことを特徴とする。
【0020】ここで、非通気性シートに対する摩擦抵抗
を低減できる構成としては、枠体の上縁に表面滑性に富
む樹脂シート、例えばフッ素樹脂シートやポリアミド樹
脂シート等を貼付するか、あるいは、枠体の上縁にフッ
素樹脂加工を施すことが考えられる。また、枠体の上縁
形状を湾曲面状に設定しても良い。
【0021】そして、請求項3に記載の発明によれば、
真空成形時、非通気性シートが枠体の上縁に沿って真空
成形用型方向に滑るため、非通気性シートの引込み量を
多く確保できることから、良好な真空成形が期待でき
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る真空成形装置
の好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら
詳細に説明する。尚、本発明に係る真空成形装置の適用
対象としては、従来例の図9,図10で示したピラート
リム1における表皮3の両側縁に沿う端末3bを巻込み
処理する具体例について適用する。
【0023】まず、図1乃至図3において、本発明に係
る真空成形装置10の概略構成について説明する。
【0024】図1は真空成形装置10の全体図、図2は
真空成形装置10におけるテーブル、枠体、真空成形用
型の構成を示す分解斜視図、図3は真空成形装置の構成
を示す断面図である。
【0025】図面において、真空成形装置10は、図示
しない真空吸引機構を内蔵するテーブル20と、テーブ
ル20の上面の一部に固定された台座21上に固着さ
れ、上記真空吸引機構と連通する真空成形用型22と、
テーブル20に回動可能に取り付けられる開閉枠30
と、この開閉枠30に張設される非通気性シート31
と、真空成形用型22の周囲を囲むように台座21上に
載置される枠体23とから大略構成されている。
【0026】更に詳しくは、テーブル20と開閉枠30
の相互関係は、従来の真空成形装置と同一である。簡単
に説明すると、開閉枠30は、テーブル20の後縁部左
右2箇所のヒンジ部32を基に回動可能に支持されると
ともに、シリンダ33がテーブル20の後部左右側のブ
ラケット331を介して取り付けられており、このシリ
ンダ33のピストンロッド332先端にU字状リンク3
33が固定されている。このU字状リンク333と開閉
枠30の凸部301の間にピン334が嵌め込まれ、シ
リンダ33の伸縮作用により、開閉枠30は、ヒンジ部
32を基に回動する。
【0027】また、非通気性シート31は厚み0.8m
mの合成ゴム(ブタジエン−スチレンラバー、ブタジエ
ン−アクリルニトリルラバー等)が使用される。
【0028】そして、非通気性シート31は、台座21
の面積とほぼ等しく、4隅部311に環状紐312が取
り付けられ、この環状紐312が開閉枠30の4隅部に
設けられているフック313に係止されることにより、
非通気性シート31が開閉枠30に張設支持されてい
る。
【0029】ところで、本発明に係る真空成形装置10
は、真空成形用型22の周囲に枠体23を設置すること
で、開閉枠30、非通気性シート31のコンパクト化を
図るとともに、良好な真空成形性能を確保したことが特
徴である。
【0030】図2において、テーブル20上の真空成形
用型22及び枠体23の関係について説明する。
【0031】テーブル20の略中央部に吸引孔201が
開設され、この吸引孔201と図示しない真空吸引機構
との間に蛇腹状の真空吸引管202が接続されている。
【0032】そして、テーブル20と台座21との間に
対応位置に設けられている取付孔203、211との間
に図示しないボルトを締結することにより、台座21が
テーブル20の上面に固定される。
【0033】更に、この台座21についてもテーブル2
0の吸引孔201と対応する位置に吸引孔212が開設
され、更に、吸引孔212の左右側に真空成形用型22
を位置決めするための位置決め用突起213が突設され
ている。
【0034】この台座21上に固定される真空成形用型
22は、内部が中空で表面の複数箇所に吸引孔221が
開設され、更にこの吸引孔221に繋がるように縦横方
向に延びる真空吸引用溝部222が凹設されている。
【0035】更に、この真空成形用型22の底面に吸引
孔223が開設され、この吸引孔223内に真空吸引管
202の先端が差し込まれ、真空成形用型22に真空吸
引力を作用させている。また、台座21に突設した位置
決め用突起213に対してこれと嵌合するように位置決
め用開口224が対応して真空成形用型22の底面に開
設されている。
【0036】次に、上記真空成形用型22を囲むように
セットされる枠体23は、木製、樹脂製、金属製等、材
質は問わないが、図3に示すように、真空成形用型22
の上面22aに対してこの枠体23の上縁23a位置が
上方にあることが必須条件であり、例えば、このクリア
ランス(図3中符号dで示す)は、10〜30mmの範
囲に設定されるのが良い。
【0037】次いで、上記真空成形装置10を使用し
て、ピラートリム1の両側縁に沿う表皮の端末3bの巻
込み処理に適用した作業工程について、図4を基に説明
する。
【0038】まず、図4(a)に示すように、開閉枠3
0、非通気性シート31が上昇位置にあるとき、真空成
形用型22上に加工対象物をセットする。このとき、芯
材2の上下側の端末は手作業で表皮3の端末3aが巻込
み処理されており、両側縁に沿う表皮の端末3bは、巻
込み未処理の状態である。
【0039】そして、図4(b)に示すように、シリン
ダ33の収縮動作により、開閉枠30が下方向に下ろさ
れ、まず、非通気性シート31が枠体23の上縁23a
に先当たり状態となる。
【0040】その後、図4(c)に示すように、シリン
ダ33の収縮が完了して開閉枠30が水平状態となり、
この状態においては非通気性シート31は、枠体23の
上縁23aと接触している。続いて、テーブル20内部
の真空吸引機構が駆動して、非通気性シート31が枠体
23の上縁23aにシールされているため、非通気性シ
ート31が図中矢印で示す方向に吸引され、表皮3の端
末3bが芯材2裏面側に巻込み処理される(図4
(d)、図5参照)。
【0041】このとき、図5に示すように、真空成形用
型22の表面に形成されている真空吸引用溝部222を
伝わってエアが吸引されることにより、非通気性シート
31からのホールディング力が表皮3の端末3bに作用
することで、端末3bが芯材2の裏面に円滑に巻込み処
理され、製品表面に寄りシワb等が発生することなく、
美麗な外観見栄えが得られる。
【0042】このように、本発明に係る真空成形装置1
0は、枠体23で非通気性シート31をシールするとい
う構造であり、非通気性シートが弛んだ状態で加工対象
物に接触することがないため、シワ発生を有効に防止で
きるという作用効果を有する。
【0043】更に、開閉枠30や非通気性シート31の
寸法はテーブル20に合わせる必要がなく、台座21の
寸法に合わせるだけで良いため、図6に示すように、開
閉枠30の前後側寸法(図中符号Aで示す)が小さく設
定され、従来の開閉枠、非通気性シートに比べコンパク
ト化が可能となることから、材料コストの低減が見込め
る。また、テーブル20の手前側が空スペース(図中符
号Bで示す)となるため、後工程の部品P等を載置して
おけば、作業性を高めることができる。
【0044】次いで、図7に示すように、枠体23の上
縁23aに滑り特性に富む樹脂シート24、例えば、フ
ッ素樹脂シート、ナイロン等のポリアミド樹脂シート等
を貼付すれば、真空成形時、非通気性シート31が真空
成形用型22側に矢印方向に沿って引き込まれるため、
小容量の真空圧でも良好な真空成形が可能となる。尚、
枠体23として、金属材料、あるいは樹脂材料を使用し
た場合には、枠体23の上縁23aにフッ素樹脂加工を
施しても同様の作用効果が得られる。
【0045】同様に、図8に示すように、枠体23の上
縁23aに湾曲面25を形成しても非通気性シート31
が真空成形時に真空成形用型22側に矢印方向に滑り込
み、図7の場合と同様、小容量の真空圧で良好な真空成
形が可能となる。
【0046】以上説明した実施形態は、本発明に係る真
空成形装置10を使用して芯材2の表面に表皮3を貼着
してなるセンターピラートリム1の成形における、特
に、両側縁の表皮の端末3bの巻込み処理に適用した
が、用途並びに加工部位について限定するものではな
く、センターピラートリム1以外にも内装部品全般に適
用できる他、表皮3の材質として、クロス等の通気性を
備えた素材に対して好適であるが、樹脂シート等、非通
気性素材にも適用できる。
【0047】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る真空成
形装置は、テーブル上面に固定される真空成形用型の周
囲を覆うように枠体を配設し、この枠体の上縁位置を真
空成形用型の上面よりも高方位置に設定することによ
り、非通気性シートが真空成形用型に当たる前に枠体に
先当たりするようにしたから、真空成形時、非通気性シ
ートに寄りシワが発生することがなく、非通気性シート
の寄りシワが原因となる製品外観へのシワ発生を皆無と
でき、製品の外観性能、品質を良好に維持できるという
効果を有する。
【0048】また、真空成形時、非通気性シートにシワ
が発生することがないため、成形前の予備作業としての
非通気性シートの引張り作業や製品の仮押え作業等の予
備作業を不要とでき、生産性を大幅に高めることができ
るという効果を有する。
【0049】加えて、非通気性シートを枠体でシールす
るようにしたから、開閉枠、非通気性シートをコンパク
ト化することができ、材料コストを低減することができ
るとともに、テーブルの手前側スペースの有効利用が図
れるという効果を有する。
【0050】また、枠体の上面に滑り性の優れたシート
を貼付するか、あるいは湾曲面に形成することにより、
真空成形時、非通気性シートが真空成形用型方向に引き
寄せられるため、真空成形時の負圧を小容量に設定して
も、良好な真空成形が可能となり、省力化を図ることが
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る真空成形装置の一実施形態の構成
を示す全体図である。
【図2】図1に示す真空成形装置におけるテーブル、真
空成形用型、枠体を示す分解斜視図である。
【図3】図1に示す真空成形装置の構成を示す断面図で
ある。
【図4】図1に示す真空成形装置を使用した表皮の裏面
巻込み処理工程を示す各説明図である。
【図5】図1に示す真空成形装置を利用した表皮の真空
成形時の状態を示す断面図である。
【図6】図1に示す真空成形装置の使用形態を示す説明
図である。
【図7】本発明に係る真空成形装置の別実施形態を示す
断面図である。
【図8】本発明に係る真空成形装置の別実施形態を示す
断面図である。
【図9】センターピラートリムの構成を示す(a)正面
図、(b)断面図である。
【図10】センターピラートリムにおける表皮の巻込み
作業を示す説明図である。
【図11】従来の真空成形装置の構成及びセンターピラ
ートリムの真空成形工程を示す説明図である。
【図12】従来の真空成形装置の不具合点を示す説明図
である。
【図13】従来のセンターピラートリムの成形工程の予
備作業を示す説明図である。
【符号の説明】
1 センターピラートリム 2 芯材 3 表皮 3b 端末 10 真空成形装置 20 テーブル 202 真空吸引管 21 台座 213 位置決め用突起 22 真空成形用型 221 吸引孔 222 吸引用溝部 23 枠体 24 樹脂シート 25 湾曲面 30 開閉枠 31 非通気性シート 312 環状紐 32 ヒンジ部 33 シリンダ 333 U字状リンク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材(2)の表面に表皮(3)を貼着し
    てなる積層体における表皮(3)の周縁端末の少なくと
    も一部(3b)を芯材(2)の裏面側に巻込み処理する
    真空成形装置(10)において、 真空成形装置(10)は、真空吸引機構と接続するテー
    ブル(20)と、テーブル(20)に開閉自在に取り付
    けられる開閉枠(30)と、開閉枠(30)に張設され
    る弾性を有する非通気性シート(31)と、テーブル
    (20)上面に取り付けられる真空成形用型(22)
    と、真空成形用型(22)の周囲を囲むように配設され
    る枠体(23)とから構成され、開閉枠(30)の閉鎖
    時、非通気性シート(31)が真空成形用型(22)上
    にセットされた加工対象物よりも枠体(23)に先当た
    りするように、真空成形用型(22)の上面(22a)
    よりも枠体(23)の上縁(23a)位置が上方に設定
    されていることを特徴とする真空成形装置。
  2. 【請求項2】 テーブル(20)の奥行寸法に比べ、開
    閉枠(30)の前後側寸法(A)が小さく設定され、テ
    ーブル(20)の手前側に空スペース(B)が設定され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の真空成形装
    置。
  3. 【請求項3】 枠体(23)の上縁(23a)は、非通
    気性シート(31)に対する摩擦抵抗を低減できる構成
    としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の真空成
    形装置。
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