JPH05220076A - 電気掃除機の吸込具 - Google Patents
電気掃除機の吸込具Info
- Publication number
- JPH05220076A JPH05220076A JP4026390A JP2639092A JPH05220076A JP H05220076 A JPH05220076 A JP H05220076A JP 4026390 A JP4026390 A JP 4026390A JP 2639092 A JP2639092 A JP 2639092A JP H05220076 A JPH05220076 A JP H05220076A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- suction device
- flow rate
- carpet
- vacuum cleaner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 絨毯に吸着して掃除の操作が困難になる問題
を解決し、吸込具の高さを調節できる操作性の優れた電
気掃除機の吸込具を提供することを目的とする。 【構成】 吸込具本体1の下部吸込具部材2に電動機1
3により上下する前部回転ローラ6と、本体16の送風
電動機17の排気室18に流量検知部19を配設し、吸
込通路3が絨毯に密着して、送風電動機13の排気量が
一定値以下に減少したとき、流量検知部19の信号で制
御部20により電動機13を駆動して前部回転ローラ6
を下げ、吸込具本体1を浮き上がらせる構成とすること
により、吸込通路3が絨毯に密着するのを防止できる操
作性の優れた吸込具が得られる。
を解決し、吸込具の高さを調節できる操作性の優れた電
気掃除機の吸込具を提供することを目的とする。 【構成】 吸込具本体1の下部吸込具部材2に電動機1
3により上下する前部回転ローラ6と、本体16の送風
電動機17の排気室18に流量検知部19を配設し、吸
込通路3が絨毯に密着して、送風電動機13の排気量が
一定値以下に減少したとき、流量検知部19の信号で制
御部20により電動機13を駆動して前部回転ローラ6
を下げ、吸込具本体1を浮き上がらせる構成とすること
により、吸込通路3が絨毯に密着するのを防止できる操
作性の優れた吸込具が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気掃除機の吸込具の前
部ローラ上下動装置に関する。
部ローラ上下動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気掃除機の吸込具は床面に応じ
て高さが自動的に調節されるものが望まれるようになっ
てきた。
て高さが自動的に調節されるものが望まれるようになっ
てきた。
【0003】以下に実開昭57−55446号公報に開
示された従来の電気掃除機の吸込具について説明する。
示された従来の電気掃除機の吸込具について説明する。
【0004】図4は従来の吸込具の構成を示すものであ
る。図4,図5において、吸込具本体1の下部吸込具部
材2の中央に吸込通路3が形成され、吸込通路3の後方
にブラシ4が設けられている。後部回転ローラ5は下部
吸込部材2に軸支され、前部回転ローラ6は弾性体のロ
ーラ支持具7に軸支されている。ローラ支持具7に当接
している作動子8にはカム山9と切換レバー10を設け
ている。
る。図4,図5において、吸込具本体1の下部吸込具部
材2の中央に吸込通路3が形成され、吸込通路3の後方
にブラシ4が設けられている。後部回転ローラ5は下部
吸込部材2に軸支され、前部回転ローラ6は弾性体のロ
ーラ支持具7に軸支されている。ローラ支持具7に当接
している作動子8にはカム山9と切換レバー10を設け
ている。
【0005】以上のように構成された吸込具について、
以下その動作について図5を用いて説明する。下部吸込
具部材2よりA寸法突出している前部回転ローラ6は、
切換レバー10を矢印方向に動かすと作動子8が矢印側
に移動し、カム山9にローラ支持具7が当接しa寸法だ
け押し下げられ、前部ローラ6が下部吸込具部材2より
さらにa寸だけ突出する。したがって、下部吸込具部材
2は床面よりAおよびA+a寸法の2段階の高さ調節が
できる。
以下その動作について図5を用いて説明する。下部吸込
具部材2よりA寸法突出している前部回転ローラ6は、
切換レバー10を矢印方向に動かすと作動子8が矢印側
に移動し、カム山9にローラ支持具7が当接しa寸法だ
け押し下げられ、前部ローラ6が下部吸込具部材2より
さらにa寸だけ突出する。したがって、下部吸込具部材
2は床面よりAおよびA+a寸法の2段階の高さ調節が
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、吸込具は下部吸込具部材2の床面よりの
高さが不連続的な2段階切り換えてあるので、被掃除面
の床面が板,畳,絨毯等種々雑多で、全ての床面に良好
な掃除性,操作性を得ることが困難であり、床面の条件
によっては下部吸込具部材2が床面に吸着されすぎて、
吸込具の操作が重くなり使い勝手が悪い問題点と、切換
レバー10が手動のため、切り換え操作が煩雑で使い勝
手が悪いという問題点を有していた。
来の構成では、吸込具は下部吸込具部材2の床面よりの
高さが不連続的な2段階切り換えてあるので、被掃除面
の床面が板,畳,絨毯等種々雑多で、全ての床面に良好
な掃除性,操作性を得ることが困難であり、床面の条件
によっては下部吸込具部材2が床面に吸着されすぎて、
吸込具の操作が重くなり使い勝手が悪い問題点と、切換
レバー10が手動のため、切り換え操作が煩雑で使い勝
手が悪いという問題点を有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、吸込具の高さ調整が自動で、かつ、連続的に切り換
えられる電気掃除機の吸込具を提供することを目的とす
る。
で、吸込具の高さ調整が自動で、かつ、連続的に切り換
えられる電気掃除機の吸込具を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電気掃除機の吸込具は、電気掃除機の本体の
排気室に配設した流量検知部により電動送風機の排気流
量を検知し、一定の排気流量以下に達すると、制御部の
指示により電動機で前部回転ローラを下に動かして、吸
込具を持ち上げて空気を流入させる構成を有している。
に本発明の電気掃除機の吸込具は、電気掃除機の本体の
排気室に配設した流量検知部により電動送風機の排気流
量を検知し、一定の排気流量以下に達すると、制御部の
指示により電動機で前部回転ローラを下に動かして、吸
込具を持ち上げて空気を流入させる構成を有している。
【0009】
【作用】この構成によって、吸込具が絨毯等に密着して
空気の流入が減少すると、流量検知部が検知して前部回
転ローラを下に動かし、前記吸込具を持ち上げて絨毯等
との間に一定の隙間を設けるので、空気の流入が生じ正
常な掃除状態とすることができる。
空気の流入が減少すると、流量検知部が検知して前部回
転ローラを下に動かし、前記吸込具を持ち上げて絨毯等
との間に一定の隙間を設けるので、空気の流入が生じ正
常な掃除状態とすることができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同一構成部品には同
じ符号で示し説明は省略する。
しながら説明する。なお、従来例と同一構成部品には同
じ符号で示し説明は省略する。
【0011】図1〜図3に示すように、前部回転ローラ
6を軸支する軸11を有する前部回転ローラ支持部材1
2は、電動機13の軸14に取り付けたカム15に当接
している。電気掃除機の本体16の電動送風機17を装
着した排気室18に流量検知部19を配設している。2
0は送風電動機17の排気流量の変化を検知した流量検
知部19の信号により電動機13の駆動を指示する制御
部である。吸込具本体1と本体16はホース(図示せ
ず)で接続されている。
6を軸支する軸11を有する前部回転ローラ支持部材1
2は、電動機13の軸14に取り付けたカム15に当接
している。電気掃除機の本体16の電動送風機17を装
着した排気室18に流量検知部19を配設している。2
0は送風電動機17の排気流量の変化を検知した流量検
知部19の信号により電動機13の駆動を指示する制御
部である。吸込具本体1と本体16はホース(図示せ
ず)で接続されている。
【0012】以上のように構成された吸込具について、
図1〜図3を用いてその動作を説明する。まず、掃除を
している床面が固い木床,畳より絨毯に変わると、吸込
具本体1の下部吸込具部材2が絨毯の起毛の中に沈み込
み、吸込通路3が塞がれて空気の流入が減少する。つい
で、送風電動機13への空気流入が減少して排気流量が
減少する。この排気流量が所定の一定値以下に達する
と、流量検知部19が作動して制御部20に信号を送
り、制御部20の指示により電動機13を駆動してカム
15で前部回転ローラ6を下に動かす。これにより、吸
込通路3が絨毯の起毛より浮き上り空気の流入が増加
し、排気流量が所定の一定値に回復すると流量検知部1
9が作動し、制御部20により電動機13の駆動を停止
する。
図1〜図3を用いてその動作を説明する。まず、掃除を
している床面が固い木床,畳より絨毯に変わると、吸込
具本体1の下部吸込具部材2が絨毯の起毛の中に沈み込
み、吸込通路3が塞がれて空気の流入が減少する。つい
で、送風電動機13への空気流入が減少して排気流量が
減少する。この排気流量が所定の一定値以下に達する
と、流量検知部19が作動して制御部20に信号を送
り、制御部20の指示により電動機13を駆動してカム
15で前部回転ローラ6を下に動かす。これにより、吸
込通路3が絨毯の起毛より浮き上り空気の流入が増加
し、排気流量が所定の一定値に回復すると流量検知部1
9が作動し、制御部20により電動機13の駆動を停止
する。
【0013】以上のように本実施例によれば、絨毯の掃
除の際、吸込具本体1は吸込通路3よりの空気流入が一
定値に達するまで、前部回転ローラ6の動きで浮き上る
ので、絨毯の起毛が下部吸込具部材2に当り抵抗となっ
て吸込具本体1の操作が困難になったり、吸込通路3が
絨毯の起毛の中に沈み込んで外気を吸わず絨毯に吸着す
ることを防止することができる。
除の際、吸込具本体1は吸込通路3よりの空気流入が一
定値に達するまで、前部回転ローラ6の動きで浮き上る
ので、絨毯の起毛が下部吸込具部材2に当り抵抗となっ
て吸込具本体1の操作が困難になったり、吸込通路3が
絨毯の起毛の中に沈み込んで外気を吸わず絨毯に吸着す
ることを防止することができる。
【0014】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなように
本発明は、吸込具本体が絨毯より一定の外気吸込量まで
浮き上るので、下部吸込具部材に絨毯の起毛が当り抵抗
となったり、吸込通路が絨毯に密着して、前記吸込具本
体の操作が困難になることを防止することができる操作
性の優れた電気掃除機の吸込具を実現できるものであ
る。
本発明は、吸込具本体が絨毯より一定の外気吸込量まで
浮き上るので、下部吸込具部材に絨毯の起毛が当り抵抗
となったり、吸込通路が絨毯に密着して、前記吸込具本
体の操作が困難になることを防止することができる操作
性の優れた電気掃除機の吸込具を実現できるものであ
る。
【図1】本発明の第1の実施例における吸込具の断面図
【図2】同電気掃除機の断面図
【図3】同ブロック図
【図4】従来の吸込具の縦断面図
【図5】同吸込具の横断面図
【符号の説明】 2 下部吸込具部材 6 前部回転ローラ 12 前部回転ローラ支持部材 13 電動機 15 カム 16 本体 17 送風電動機 18 排気室 19 流量検知部 20 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 幸一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 下部吸込具部材に電動機のカムにより上
下に摺動する前部回転ローラを有する前部回転ローラ支
持部材を備え、本体のに排気室に流量検知部を配設し、
送風電動機の排気流量の変化を前記流量検知部が検知し
た信号で制御部により前記電動機を駆動し、前記前部回
転ローラを上下に動かすようにしてなる電気掃除機の吸
込具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4026390A JPH05220076A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 電気掃除機の吸込具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4026390A JPH05220076A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 電気掃除機の吸込具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05220076A true JPH05220076A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=12192215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4026390A Pending JPH05220076A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 電気掃除機の吸込具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05220076A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007512884A (ja) * | 2003-12-06 | 2007-05-24 | フォルヴェルク・ウント・ツェーオー、インターホールディング・ゲーエムベーハー | 吸気ノズルを有する真空掃除機の駆動方法及び吸気ノズルを有する真空掃除機 |
JP2009045440A (ja) * | 2007-08-21 | 2009-03-05 | Samsung Kwangju Electronics Co Ltd | 真空掃除機用吸引ブラシ |
-
1992
- 1992-02-13 JP JP4026390A patent/JPH05220076A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007512884A (ja) * | 2003-12-06 | 2007-05-24 | フォルヴェルク・ウント・ツェーオー、インターホールディング・ゲーエムベーハー | 吸気ノズルを有する真空掃除機の駆動方法及び吸気ノズルを有する真空掃除機 |
JP4887156B2 (ja) * | 2003-12-06 | 2012-02-29 | フォルヴェルク・ウント・ツェーオー、インターホールディング・ゲーエムベーハー | 吸気ノズルを有する真空掃除機の駆動方法及び吸気ノズルを有する真空掃除機 |
JP2009045440A (ja) * | 2007-08-21 | 2009-03-05 | Samsung Kwangju Electronics Co Ltd | 真空掃除機用吸引ブラシ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |