JPH05218609A - プリント配線板およびそのパターンずれ検査方法 - Google Patents
プリント配線板およびそのパターンずれ検査方法Info
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- JPH05218609A JPH05218609A JP4056175A JP5617592A JPH05218609A JP H05218609 A JPH05218609 A JP H05218609A JP 4056175 A JP4056175 A JP 4056175A JP 5617592 A JP5617592 A JP 5617592A JP H05218609 A JPH05218609 A JP H05218609A
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0266—Marks, test patterns or identification means
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/11—Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリント配線板のパターンずれを導通チェッ
カーにより簡単かつ自動的に検査する。 【構成】 基板に回路パターンを形成する際、同基板の
所定部位に、導通チェッカーのプローブを少なくとも3
本互いに干渉させることなく接触させ得る面積を有する
幹パターン部21と、X−Y方向に沿って直交するよう
に配向された状態でその幹パターン部21に連設される
一対の枝パターン部22,23とを有する検査パターン
20を同時に形成するとともに、ソルダーレジスト印刷
および文字印刷時には、幹パターン部21の異なる所定
部位にプローブの接触面よりも実質的に大きな面積をも
ってレジスト検査ランド25と文字検査ランド26とを
それぞれ印刷し、導通チェッカーの一方のプローブを幹
パターン部21の予定された導電面に接触させた状態
で、他方のプローブを各枝パターン部、レジスト検査ラ
ンドおよび文字検査ランドの本来形成されるべき適正位
置に接触させて、それらの導通、非導通状態により回路
パターンや印刷ずれの有無を検査する。
カーにより簡単かつ自動的に検査する。 【構成】 基板に回路パターンを形成する際、同基板の
所定部位に、導通チェッカーのプローブを少なくとも3
本互いに干渉させることなく接触させ得る面積を有する
幹パターン部21と、X−Y方向に沿って直交するよう
に配向された状態でその幹パターン部21に連設される
一対の枝パターン部22,23とを有する検査パターン
20を同時に形成するとともに、ソルダーレジスト印刷
および文字印刷時には、幹パターン部21の異なる所定
部位にプローブの接触面よりも実質的に大きな面積をも
ってレジスト検査ランド25と文字検査ランド26とを
それぞれ印刷し、導通チェッカーの一方のプローブを幹
パターン部21の予定された導電面に接触させた状態
で、他方のプローブを各枝パターン部、レジスト検査ラ
ンドおよび文字検査ランドの本来形成されるべき適正位
置に接触させて、それらの導通、非導通状態により回路
パターンや印刷ずれの有無を検査する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント配線板およびそ
のパターンずれ検査方法に関し、さらに詳しく言えば、
導通チェッカーによるショート・オープン検査にて回路
パターンやレジスト印刷および文字印刷のずれを検査し
得るようにしたプリント配線板およびそのパターンずれ
検査方法に関するものである。
のパターンずれ検査方法に関し、さらに詳しく言えば、
導通チェッカーによるショート・オープン検査にて回路
パターンやレジスト印刷および文字印刷のずれを検査し
得るようにしたプリント配線板およびそのパターンずれ
検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】部品の小形化および高密度実装化に伴っ
て配線パターンも高精細化が要求されている。例えば、
メモリやCPUの端子と接続されるランド間の間隔は
0.25mm程度とされている。したがって、回路パタ
ーンやソルダレジストの印刷時にずれが生ずると、それ
が直接的に誤接続の不良原因となってしまう。
て配線パターンも高精細化が要求されている。例えば、
メモリやCPUの端子と接続されるランド間の間隔は
0.25mm程度とされている。したがって、回路パタ
ーンやソルダレジストの印刷時にずれが生ずると、それ
が直接的に誤接続の不良原因となってしまう。
【0003】図4には配線パターンがきわめて簡略的に
描かれたプリント配線板が例示されているが、そのパタ
ーンずれを検査する方法の一つとして、座標測定機にて
実測する方法がある。
描かれたプリント配線板が例示されているが、そのパタ
ーンずれを検査する方法の一つとして、座標測定機にて
実測する方法がある。
【0004】これは、基板に穿設されている例えば実装
基準孔1aもしくはプレス基準孔1bに対する各ランド
2…の位置情報(例えば距離)を求めて、それが許容値
内であるかを見る。
基準孔1aもしくはプレス基準孔1bに対する各ランド
2…の位置情報(例えば距離)を求めて、それが許容値
内であるかを見る。
【0005】しかしながら、この方法は生産性の面で好
ましくない。これに対して、パターン認識装置があるが
高価であるため、特に多品種少量生産の場合にはコスト
的に負担しきれない。
ましくない。これに対して、パターン認識装置があるが
高価であるため、特に多品種少量生産の場合にはコスト
的に負担しきれない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、人手による検
査ということになるが、目視検査にて回路パターンやレ
ジスト印刷および文字(シンボル)印刷などの各種のず
れを短時間の内に、しかも正確に検査するには、相当の
熟練を要し、またその検査員に過度の負担を強いるもの
であった。
査ということになるが、目視検査にて回路パターンやレ
ジスト印刷および文字(シンボル)印刷などの各種のず
れを短時間の内に、しかも正確に検査するには、相当の
熟練を要し、またその検査員に過度の負担を強いるもの
であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の事情
に鑑みなされたもので、プリント配線板における構成の
特徴は、銅張積層基板に所定の回路パターンが形成さ
れ、同回路パターン上にソルダーレジスト印刷および文
字(シンボル)印刷が順次形成されるプリント配線板に
おいて、上記銅張積層基板の所定部位には上記回路パタ
ーンとともに、導通チェッカーのプローブを少なくとも
3本互いに干渉させることなく接触させ得る面積を有す
る幹パターン部と、X−Y方向に沿って直交するように
配向された状態で上記幹パターン部に連設された所定幅
をなす一対の枝パターン部とを有する検査パターンが形
成されていることにある。
に鑑みなされたもので、プリント配線板における構成の
特徴は、銅張積層基板に所定の回路パターンが形成さ
れ、同回路パターン上にソルダーレジスト印刷および文
字(シンボル)印刷が順次形成されるプリント配線板に
おいて、上記銅張積層基板の所定部位には上記回路パタ
ーンとともに、導通チェッカーのプローブを少なくとも
3本互いに干渉させることなく接触させ得る面積を有す
る幹パターン部と、X−Y方向に沿って直交するように
配向された状態で上記幹パターン部に連設された所定幅
をなす一対の枝パターン部とを有する検査パターンが形
成されていることにある。
【0008】また、検査方法における構成上の特徴は、
銅張積層基板に回路パターンを形成するとともに、同回
路パターン上にソルダーレジスト印刷および文字印刷を
順次施した後、導通チェッカーを用いてその各パターン
ずれを検査するプリント配線板のパターンずれ検査方法
において、銅張積層基板に回路パターンを形成する際、
同基板の所定部位に、上記導通チェッカーのプローブを
少なくとも3本互いに干渉させることなく接触させ得る
面積を有する幹パターン部と、X−Y方向に沿って直交
するように配向された状態で上記幹パターン部に連設さ
れた所定幅をなす一対の枝パターン部とを有する検査パ
ターンを同時に形成するとともに、ソルダーレジスト印
刷および文字印刷時には、上記幹パターン部の異なる所
定部位に上記プローブの接触面よりも実質的に大きな面
積をもってレジスト検査ランドと文字検査ランドとをそ
れぞれ印刷し、上記導通チェッカーの一方のプローブを
上記幹パターン部の予定された導電面に接触させた状態
で、他方のプローブを上記各枝パターン部、上記レジス
ト検査ランドおよび文字検査ランドの本来形成されるべ
き適正位置に接触させて、それらの導通、非導通状態に
より回路パターン、レジスト印刷および文字印刷のずれ
の有無を検査するようにしたことにある。
銅張積層基板に回路パターンを形成するとともに、同回
路パターン上にソルダーレジスト印刷および文字印刷を
順次施した後、導通チェッカーを用いてその各パターン
ずれを検査するプリント配線板のパターンずれ検査方法
において、銅張積層基板に回路パターンを形成する際、
同基板の所定部位に、上記導通チェッカーのプローブを
少なくとも3本互いに干渉させることなく接触させ得る
面積を有する幹パターン部と、X−Y方向に沿って直交
するように配向された状態で上記幹パターン部に連設さ
れた所定幅をなす一対の枝パターン部とを有する検査パ
ターンを同時に形成するとともに、ソルダーレジスト印
刷および文字印刷時には、上記幹パターン部の異なる所
定部位に上記プローブの接触面よりも実質的に大きな面
積をもってレジスト検査ランドと文字検査ランドとをそ
れぞれ印刷し、上記導通チェッカーの一方のプローブを
上記幹パターン部の予定された導電面に接触させた状態
で、他方のプローブを上記各枝パターン部、上記レジス
ト検査ランドおよび文字検査ランドの本来形成されるべ
き適正位置に接触させて、それらの導通、非導通状態に
より回路パターン、レジスト印刷および文字印刷のずれ
の有無を検査するようにしたことにある。
【0009】この場合、上記導通チェッカーは上記幹パ
ターン部に接触する3本のプローブと、上記枝パターン
部の各々に接触する2本のプローブを含み、これらの各
プローブ1を良品基板の検査パターンを基準としてピン
ボード上の所定位置に植設しておくことが好ましい。
ターン部に接触する3本のプローブと、上記枝パターン
部の各々に接触する2本のプローブを含み、これらの各
プローブ1を良品基板の検査パターンを基準としてピン
ボード上の所定位置に植設しておくことが好ましい。
【0010】
【作用】回路パターンの検査時において、両プローブ間
がオープンとして検出された場合には回路パターンずれ
「有り」と判定される。これに対して、レジスト印刷お
よび文字印刷の検査時では、両プローブ間がショートの
場合には印刷ずれ「有り」と判断される。
がオープンとして検出された場合には回路パターンずれ
「有り」と判定される。これに対して、レジスト印刷お
よび文字印刷の検査時では、両プローブ間がショートの
場合には印刷ずれ「有り」と判断される。
【0011】
【実施例】以下、図1ないし図3を参照しながら、本発
明の一実施例を説明する。まず、銅張積層板10に所定
の回路パターンを有する例えばドライフィルムを添設
し、露光してエッチングレジストを形成した後、エッチ
ングして所定の回路パターン、この例ではCPU端子接
続用ランド11aとスルーホール間を接続する接続ライ
ン11bを形成する。
明の一実施例を説明する。まず、銅張積層板10に所定
の回路パターンを有する例えばドライフィルムを添設
し、露光してエッチングレジストを形成した後、エッチ
ングして所定の回路パターン、この例ではCPU端子接
続用ランド11aとスルーホール間を接続する接続ライ
ン11bを形成する。
【0012】このようにして回路パターン11a,11
bを形成する際、銅張積層板10の所定部位、この実施
例では対向する角部の2箇所に検査パターン20,20
を同時に形成する。
bを形成する際、銅張積層板10の所定部位、この実施
例では対向する角部の2箇所に検査パターン20,20
を同時に形成する。
【0013】この場合、2つの検査パターン20,20
は同一形状であり、図2にはその一方の検査パターン2
0の拡大図が示されている。また、図3には同検査パタ
ーン20と導通チェッカー30のプローブ31との対応
関係および検査状態が示されている。
は同一形状であり、図2にはその一方の検査パターン2
0の拡大図が示されている。また、図3には同検査パタ
ーン20と導通チェッカー30のプローブ31との対応
関係および検査状態が示されている。
【0014】この実施例において、導通チェッカー30
は5本のプローブ31a〜31eを有し、これらの各プ
ローブ31a〜31eは良品基板に形成された検査パタ
ーン20を基準としてピンボード32上の所定位置に植
設されている。なお、検査パターン20上に表示されて
いる星印箇所は各プローブ31a〜31eのピンボード
32上の設置位置を示している。
は5本のプローブ31a〜31eを有し、これらの各プ
ローブ31a〜31eは良品基板に形成された検査パタ
ーン20を基準としてピンボード32上の所定位置に植
設されている。なお、検査パターン20上に表示されて
いる星印箇所は各プローブ31a〜31eのピンボード
32上の設置位置を示している。
【0015】検査パターン20は、幹パターン部21
と、この幹パターン部21の例えば両端側に連設された
一対の枝パターン部22,23とを備えている。
と、この幹パターン部21の例えば両端側に連設された
一対の枝パターン部22,23とを備えている。
【0016】幹パターン部21は、少なくとも3本のプ
ローブ、この例ではプローブ31b,31cおよび31
dを互いに干渉しないようにして接触させ得る長さを有
している。この実施例ではその長さL1を7mm、幅W
1を2.5mmとした。またこの例では、各プローブ3
1の先端は針状に形成されており、したがって検査パタ
ーン20に対して点状に接触する。
ローブ、この例ではプローブ31b,31cおよび31
dを互いに干渉しないようにして接触させ得る長さを有
している。この実施例ではその長さL1を7mm、幅W
1を2.5mmとした。またこの例では、各プローブ3
1の先端は針状に形成されており、したがって検査パタ
ーン20に対して点状に接触する。
【0017】枝パターン部22,23は回路パターン1
1a,11bのずれ検出用のもので、X−Y方向に沿っ
て互いに直交するように配向されている。この実施例に
おいて、一方の枝パターン部22はその長さL2が3m
m、幅W2が1mmとされており、同枝パターン部22
は図2において幹パターン部21の右端のほぼ中央部か
らX方向(横方向)に向けて延在されている。
1a,11bのずれ検出用のもので、X−Y方向に沿っ
て互いに直交するように配向されている。この実施例に
おいて、一方の枝パターン部22はその長さL2が3m
m、幅W2が1mmとされており、同枝パターン部22
は図2において幹パターン部21の右端のほぼ中央部か
らX方向(横方向)に向けて延在されている。
【0018】これに対して、他方の枝パターン部23は
Y方向(縦方向)に配向された長さL3が1.5mm,
幅W3が1mmの銅箔からなるが、同枝パターン部23
は幹パターン部21の左端上部にX方向に延びる幅1m
m,長さ2.3mmの銅箔パターン24を介して連設さ
れている。
Y方向(縦方向)に配向された長さL3が1.5mm,
幅W3が1mmの銅箔からなるが、同枝パターン部23
は幹パターン部21の左端上部にX方向に延びる幅1m
m,長さ2.3mmの銅箔パターン24を介して連設さ
れている。
【0019】なお、この検査パターン20および回路パ
ターン11a,11bの厚さは、片面基板の場合は例え
ば35μm、両面基板の場合は例えば43μmとされ
る。
ターン11a,11bの厚さは、片面基板の場合は例え
ば35μm、両面基板の場合は例えば43μmとされ
る。
【0020】上記のように、回路パターン11a,11
bおよび検査パターン20を形成した後、ソルダレジス
トの印刷とシンボルマークなどを印刷するための文字印
刷が順次行なわれるのであるが、その際、検査パターン
20の幹パターン部21にレジスト検査ランド25と文
字検査ランド26が印刷される。
bおよび検査パターン20を形成した後、ソルダレジス
トの印刷とシンボルマークなどを印刷するための文字印
刷が順次行なわれるのであるが、その際、検査パターン
20の幹パターン部21にレジスト検査ランド25と文
字検査ランド26が印刷される。
【0021】この場合、各ランド25,26は幹パター
ン部21に対するプローブ31の接触面積よりも実質的
に大きな面をもって互いに重ならないように異なる位置
に形成される。この例では、レジスト検査ランド25が
プローブ31bに対応し、文字検査ランド26がプロー
ブ31cに対応するように印刷される。
ン部21に対するプローブ31の接触面積よりも実質的
に大きな面をもって互いに重ならないように異なる位置
に形成される。この例では、レジスト検査ランド25が
プローブ31bに対応し、文字検査ランド26がプロー
ブ31cに対応するように印刷される。
【0022】これに関連して、プローブ31aは枝パタ
ーン部23に、プローブ31dは幹パターン部21の導
電面に、またプローブ31eは枝パターン部22に対応
するようにそれぞれ配置される。
ーン部23に、プローブ31dは幹パターン部21の導
電面に、またプローブ31eは枝パターン部22に対応
するようにそれぞれ配置される。
【0023】なおこの実施例によると、被検査基板10
の隣り合う2箇所の角部にはピンボード32に対する位
置決め用のガイド孔13a,13bが穿設されており、
これに対して図示されていないがピンボード32側には
そのガイド孔13a,13bに嵌合し、同被検査基板1
0を適正な検査位置に案内するガイドピンが植設されて
いる。
の隣り合う2箇所の角部にはピンボード32に対する位
置決め用のガイド孔13a,13bが穿設されており、
これに対して図示されていないがピンボード32側には
そのガイド孔13a,13bに嵌合し、同被検査基板1
0を適正な検査位置に案内するガイドピンが植設されて
いる。
【0024】パターンずれの検査は、導電チェッカー3
0によりプローブ31dと他のプローブ31a〜31
c,31eとの間のショート、オープンを測定すること
により行なわれる。
0によりプローブ31dと他のプローブ31a〜31
c,31eとの間のショート、オープンを測定すること
により行なわれる。
【0025】まず、すべてのプローブ31a〜31eを
検査パターン20に向けて接触させ、プローブ31aと
プローブ31dの間に所定の電流を流し、回路パターン
11a,11bのX方向のずれを検査する。すなわち、
導通(ショート)であれば同検査パターン20を含む回
路パターン全体がX方向において良品位置に形成されて
いることに他ならないから「ずれ無し」、非導通(オー
プン)の場合には、回路パターン全体がX方向に枝パタ
ーン部23の幅1mm以上ずれていることを意味し、し
たがって「ずれ有り」と判定される。
検査パターン20に向けて接触させ、プローブ31aと
プローブ31dの間に所定の電流を流し、回路パターン
11a,11bのX方向のずれを検査する。すなわち、
導通(ショート)であれば同検査パターン20を含む回
路パターン全体がX方向において良品位置に形成されて
いることに他ならないから「ずれ無し」、非導通(オー
プン)の場合には、回路パターン全体がX方向に枝パタ
ーン部23の幅1mm以上ずれていることを意味し、し
たがって「ずれ有り」と判定される。
【0026】また、プローブ31eとプローブ31dの
間に所定の電流を流し、回路パターン11a,11bの
Y方向のずれを検査する。すなわち、導通であれば同検
査パターン20を含む回路パターン全体がY方向におい
て良品位置に形成されていることに他ならないから「ず
れ無し」、非導通の場合には、回路パターン全体がY方
向に枝パターン部22の幅1mm以上ずれていることを
意味し、したがって「ずれ有り」と判定される。
間に所定の電流を流し、回路パターン11a,11bの
Y方向のずれを検査する。すなわち、導通であれば同検
査パターン20を含む回路パターン全体がY方向におい
て良品位置に形成されていることに他ならないから「ず
れ無し」、非導通の場合には、回路パターン全体がY方
向に枝パターン部22の幅1mm以上ずれていることを
意味し、したがって「ずれ有り」と判定される。
【0027】次ぎに、プローブ31bとプローブ31d
の間に所定の電流を流し、ソルダレジスト印刷のずれを
検査する。すなわち、ソルダレジスト印刷の際、レジス
ト検査ランド25が良品位置に形成されていれば、同レ
ジスト検査ランド25によってプローブ31bとプロー
ブ31d間は非導通となる。したがって、「ずれ無し」
と判定される。
の間に所定の電流を流し、ソルダレジスト印刷のずれを
検査する。すなわち、ソルダレジスト印刷の際、レジス
ト検査ランド25が良品位置に形成されていれば、同レ
ジスト検査ランド25によってプローブ31bとプロー
ブ31d間は非導通となる。したがって、「ずれ無し」
と判定される。
【0028】これに対して、プローブ31bとプローブ
31d間が導通している場合には、そのレジスト検査ラ
ンド25を含むソルダレジスト全体がX方向もしくはY
方向に少なくとも同レジスト検査ランド25の大きさ分
だけずれていることを意味し、したがって「ずれ有り」
と判定される。
31d間が導通している場合には、そのレジスト検査ラ
ンド25を含むソルダレジスト全体がX方向もしくはY
方向に少なくとも同レジスト検査ランド25の大きさ分
だけずれていることを意味し、したがって「ずれ有り」
と判定される。
【0029】しかる後、同様にしてプローブ31cとプ
ローブ31dの間に所定の電流を流し、文字印刷のずれ
を検査する。すなわち、文字印刷の際、文字検査ランド
26が良品位置に形成されていれば、同文字検査ランド
26によってプローブ31cとプローブ31d間は非導
通となる。したがって、「ずれ無し」と判定される。
ローブ31dの間に所定の電流を流し、文字印刷のずれ
を検査する。すなわち、文字印刷の際、文字検査ランド
26が良品位置に形成されていれば、同文字検査ランド
26によってプローブ31cとプローブ31d間は非導
通となる。したがって、「ずれ無し」と判定される。
【0030】これに対して、プローブ31cとプローブ
31d間が導通している場合には、その文字検査ランド
26を含む文字印刷全体がX方向もしくはY方向に少な
くとも同文字検査ランド26の大きさ分だけずれている
ことを意味し、したがって「ずれ有り」と判定される。
31d間が導通している場合には、その文字検査ランド
26を含む文字印刷全体がX方向もしくはY方向に少な
くとも同文字検査ランド26の大きさ分だけずれている
ことを意味し、したがって「ずれ有り」と判定される。
【0031】なお、ガイド孔13a,13b自体がずれ
ている場合には、各プローブ31に対して検査パターン
20そのものがずれるため、上記と同様にしてそのずれ
を検出することが可能である。
ている場合には、各プローブ31に対して検査パターン
20そのものがずれるため、上記と同様にしてそのずれ
を検出することが可能である。
【0032】上記実施例では、説明の便宜上プローブ3
1dを基準にして、同プローブ31dと各プローブ31
a〜31cおよび31e間の導通、非導通を交代的に検
査しているが、その順番を変えても良いことはもとよ
り、それらを同時に検査することも可能である。
1dを基準にして、同プローブ31dと各プローブ31
a〜31cおよび31e間の導通、非導通を交代的に検
査しているが、その順番を変えても良いことはもとよ
り、それらを同時に検査することも可能である。
【0033】また、各プローブ31a〜31dをピンボ
ード32に直線状に配置しているが、この配置は検査パ
ターン20の形状に応じて変更される。さらに、検査精
度を高めるには、基板10の対角線状の両角部に形成さ
れている検査パターン20,20の各々について上記の
検査を行なえば良い。
ード32に直線状に配置しているが、この配置は検査パ
ターン20の形状に応じて変更される。さらに、検査精
度を高めるには、基板10の対角線状の両角部に形成さ
れている検査パターン20,20の各々について上記の
検査を行なえば良い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回路パターンを形成する際、それと同時に基板の所定部
位に検査パターンを形成するとともに、ソルダレジスト
印刷および文字印刷時には、その検査パターンないにレ
ジスト検査ランドと文字検査ランドとをそれぞれ印刷す
るようにしたことにより、その回路パターンやソルダレ
ジスト印刷および文字印刷のずれを導通チェッカーによ
って簡単にしかも自動的に検査することができ、品質の
安定した基板検査を能率良く行なうことができる。
回路パターンを形成する際、それと同時に基板の所定部
位に検査パターンを形成するとともに、ソルダレジスト
印刷および文字印刷時には、その検査パターンないにレ
ジスト検査ランドと文字検査ランドとをそれぞれ印刷す
るようにしたことにより、その回路パターンやソルダレ
ジスト印刷および文字印刷のずれを導通チェッカーによ
って簡単にしかも自動的に検査することができ、品質の
安定した基板検査を能率良く行なうことができる。
【0035】また、枝パターン部の幅や印刷検査ランド
の大きさにより、許容範囲を任意に設定することができ
る。
の大きさにより、許容範囲を任意に設定することができ
る。
【図1】本発明により検査されるプリント基板の一例を
示した同基板の摸式図。
示した同基板の摸式図。
【図2】同基板に形成されている検査パターンの拡大
図。
図。
【図3】導電チェッカーにてパターンずれを検査する状
態を説明するための摸式図。
態を説明するための摸式図。
【図4】従来の検査方法によって検査される基板を示し
た説明図。
た説明図。
10 基板 11a,11b 回路パターン 13a,13b ガイド孔 20 検査パターン 21 幹パターン部 22,23 枝パターン部 25 レジスト検査ランド 26 文字検査ランド 30 導電チェッカー 31 プローブ 32 ピンボード
Claims (3)
- 【請求項1】 銅張積層基板に所定の回路パターンが形
成され、同回路パターン上にソルダーレジスト印刷およ
び文字(シンボル)印刷が順次形成されるプリント配線
板において、上記銅張積層基板の所定部位には上記回路
パターンとともに、導通チェッカーのプローブを少なく
とも3本互いに干渉させることなく接触させ得る面積を
有する幹パターン部と、X−Y方向に沿って直交するよ
うに配向された状態で上記幹パターン部に連設された所
定幅をなす一対の枝パターン部とを有する検査パターン
が形成されていることを特徴とするプリント配線板。 - 【請求項2】 銅張積層基板に回路パターンを形成する
とともに、同回路パターン上にソルダーレジスト印刷お
よび文字(シンボル)印刷を順次施した後、導通チェッ
カーを用いてその各パターンずれを検査するプリント配
線板のパターンずれ検査方法において、銅張積層基板に
回路パターンを形成する際、同基板の所定部位に、上記
導通チェッカーのプローブを少なくとも3本互いに干渉
させることなく接触させ得る面積を有する幹パターン部
と、X−Y方向に沿って直交するように配向された状態
で上記幹パターン部に連設された所定幅をなす一対の枝
パターン部とを有する検査パターンを同時に形成すると
ともに、ソルダーレジスト印刷および文字印刷時には、
上記幹パターン部の異なる所定部位に上記プローブの接
触面よりも実質的に大きな面積をもってレジスト検査ラ
ンドと文字検査ランドとをそれぞれ印刷し、上記導通チ
ェッカーの一方のプローブを上記幹パターン部の予定さ
れた導電面に接触させた状態で、他方のプローブを上記
各枝パターン部、上記レジスト検査ランドおよび文字検
査ランドの本来形成されるべき適正位置に接触させて、
それらの導通、非導通状態により回路パターン、レジス
ト印刷および文字印刷のずれの有無を検査することを特
徴とするプリント配線板のパターンずれ検査方法。 - 【請求項3】 上記導通チェッカーは上記幹パターン部
に接触する3本のプローブと、上記枝パターン部の各々
に接触する2本のプローブを含み、これらの各プローブ
は良品基板の検査パターンを基準としてピンボード上の
所定位置に植設されていることを特徴とする請求項1に
記載のプリント配線板のパターンずれ検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4056175A JPH05218609A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | プリント配線板およびそのパターンずれ検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4056175A JPH05218609A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | プリント配線板およびそのパターンずれ検査方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05218609A true JPH05218609A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=13019772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4056175A Withdrawn JPH05218609A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | プリント配線板およびそのパターンずれ検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05218609A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0946014A (ja) * | 1995-07-28 | 1997-02-14 | Nec Toyama Ltd | プリント配線板及び品名検査方法 |
-
1992
- 1992-02-06 JP JP4056175A patent/JPH05218609A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0946014A (ja) * | 1995-07-28 | 1997-02-14 | Nec Toyama Ltd | プリント配線板及び品名検査方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |