JPH0521764B2 - - Google Patents

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JPH0521764B2
JPH0521764B2 JP8335184A JP8335184A JPH0521764B2 JP H0521764 B2 JPH0521764 B2 JP H0521764B2 JP 8335184 A JP8335184 A JP 8335184A JP 8335184 A JP8335184 A JP 8335184A JP H0521764 B2 JPH0521764 B2 JP H0521764B2
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JP
Japan
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control valve
exhaust
accelerator opening
air
flow path
Prior art date
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Application number
JP8335184A
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English (en)
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JPS60226312A (ja
Inventor
Tadao Tanaka
Jun Chikamori
Mitsuhiko Harayoshi
Yasutaka Taniguchi
Masanaga Suzumura
Minoru Tatemoto
Naotake Kumagai
Hirotake Abe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Priority to KR1019850002749A priority patent/KR910002834B1/ko
Priority to US06/727,376 priority patent/US4602805A/en
Priority to DE19853515014 priority patent/DE3515014A1/de
Publication of JPS60226312A publication Critical patent/JPS60226312A/ja
Publication of JPH0521764B2 publication Critical patent/JPH0521764B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/015Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
    • B60G17/016Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by their responsiveness, when the vehicle is travelling, to specific motion, a specific condition, or driver input
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/02Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means
    • B60G17/033Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means characterised by regulating means acting on more than one spring
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/40Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
    • B60G2204/45Stops limiting travel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、自動車の前後方向の浮き沈み(ピ
ツチング)を防止する電子制御サスペンシヨン装
置に関する。 一般に、自動車の車体(ボデイ)と車輪(タイ
ヤ)との間には、衝撃吸収用のシヨツクアブソー
バとスプリングとが介在されている。このような
衝撃吸収機構は、前輪左右および後輪左右の各輪
毎に設けられるもので、特にスプリングは路面の
凹凸による車体の突き上げ等を吸収し、また、シ
ヨツクアブソーバは上記突き上げ等により変化し
た車高を素速く定位置に戻すように作用するもの
である。 しかしながら上記のような衝撃吸収機構では、
例えば制動時(ブレーキング)において前輪側に
継続的な荷重が加わつた場合や、また、発進加速
度時において後輪側に継続的な荷重が加わつた場
合には、車体が前後方向にピツチングするように
なる。この場合、乗心地や操縦安定性に悪影響を
及ぼすようになり好ましくない。 この発明は上記のような問題点に鑑みなされた
もので、減速時または加速時の何れの場合におい
ても、車体の前後方向のピツチングを抑制し最適
な車体姿勢抑制を行なうことができる電子制御サ
スペンシヨン装置を提供することを目的とする。 以下、図面を参照してこの発明の一実施例に係
る電子制御サスペンシヨン装置について説明す
る。第1図において、SFRは自動車の右側前輪用
サスペンシヨンユニツト、SFLは左側前輪用サス
ペンシヨンユニツト、SRRは右側後輪用サスペン
シヨンユニツト、SRLは左側後輪用サスペンシヨ
ンユニツトである。各サスペンシヨンユニツト
SFR,SFL,SRL,SRRは同一構造であるため、サス
ペンシヨンユニツトSRLのみその構造を示してお
く。サスペンシヨンユニツトSRLは主空気ばね室
11、副空気ばね室12、シヨツクアブソーバ1
3、補助ばねとして用いられるコイルばね(図示
せず)から構成されている。また、14は上記シ
ヨツクアブソーバ13の減衰力をハードあるいは
ソフトに切換えるためのアクチユエータ、15は
ベロースである。なお、上記アクチユエータ14
により、上記主空気ばね室11と副空気ばね室1
2の連通、非連通の制御がなされ、空気ばね定数
のハード/ソフトの切換えが行なわれる。 また、16はエアクリーナである。このエアク
リーナ16から送り込まれた大気は外気遮断用ソ
レノイドバルブ17を介してドライヤ18に送ら
れる。このドライヤ18により乾燥された大気は
コンプレツサ19により圧縮されてチエツクバル
ブ20を介してリザーブタンク21に貯められ
る。なお、191はコンプレツサ用リレーで、こ
のリレー191は後述するコントローラ36から
の信号により制御される。そして、リザーブタン
ク21は給気用ソレノイドバルブ221〜224
は介装される給気用配管23を介して各サスペン
シヨンユニツトSRL〜SFLの主、副空気ばね室1
1,12に接続される。また、サスペンシヨンユ
ニツトSRL及びSRRの主、副空気ばね室11,12
は連通用ソレノイドバルブ241が介装された連
通用配管25により連結され、サスペンシヨンユ
ニツトSFL及びSFRの主、副空気ばね室11,12
は連通用ソレノイドバルブ242が介装された連
通用配管26により連結される。また、上記各サ
スペンシヨンユニツトSRL〜SFLの主、副空気ばね
室11,12は排気用ソレノイドバルブ271〜
274が介装される排気用配管28、チエツクバ
ルブ29、ドライヤ18、ソレノイドバルブ1
7、エアクリーナ16を介して大気に解放され
る。上記給気用配管23には給気側流路選択用ソ
レノイドバルブ30が介装される配管31が並設
される。さらに、上記排気用配管28には排気側
流路選択用ソレノイドバルブ32が介装される配
管33が並設される。また、上記給気用配管23
と上記アクチユエータ14との間にはハード/ソ
フト切換用ソレノイドバルブ34が介装されてい
る。また、上記リザーブタンク21に貯められる
圧縮空気の圧力は圧力スイツチ35により検出さ
れる。この圧力スイツチ35の検出信号はコント
ローラ36に送られる。また、37は上記連通用
配管25に連結され、後輪のサスペンシヨンユニ
ツトSRR,SRLの主、副空気ばね室11,12の内
圧を検出する圧力スイツチである。この圧力スイ
ツチ37の検出信号は上記コントローラ36に送
られる。また、38Fは自動車の前部右側のロア
アーム39に取付けられて自動車の前部車高(フ
ロント車高)を検出するフロント車高センサ、3
8Rは自動車の後部左側のラテラルロツド40に
取付けられて後部車高(リヤ車高)を検出するリ
ヤ車高センサである。上記車高センサ38F,3
8Rから出力される車高検出信号は上記コントロ
ーラ36に入力される。上記センサ38F,38
RはホールIC素子及び磁石の一方を車輪側、他
方を車体側に取付けられて、ノーマル車高レベル
及び低車高あるいは高車高レベルからの距離をそ
れぞれ検出している。また、41は車速を検出す
る車速センサで、この車速センサ41から出力さ
れる検出信号はコントローラ36に入力される。
さらに、42はハンドル43の操舵角を検出する
ハンドル操舵角センサで、このセンサ42はハン
ドル操舵角検出信号を上記コントローラ36に出
力している。また44は車体の姿勢変化を検出す
る車体姿勢センサとしての加速度Gセンサであ
り、この加速度センサ44は自動車ばね上におけ
るピツチ、ロール及びヨーの車体姿勢変化を検出
するようになつている。例えば、加速度がないと
きには、おもりが垂下された状態となり、発光ダ
イオードからの光は遮蔽板によつて遮ぎられて、
フオトダイオードへ到達しないことにより、加速
度がないことが検出される。そして、加速度が前
後、左右ないし上下に作用するとおもりが傾斜し
たり、移動したりすることによつて、車体の加速
状態が検出される。さらに、45は車高を高車高
(HIGH)低車高(LOW)、自動車高調整
(AUTO)に設定する車高選択スイツチ、46は
自動車のロールを防止する姿勢制御を行なうこと
を選択する姿勢制御選択スイツチである。上記ス
イツチ45,46の信号は上記コントローラ36
に入力される。さらに、47はエンジンオイルの
油圧が所定値に達したか及び油圧量を検出する油
圧スイツチでこの油圧スイツチ47から出力され
る油圧検出信号は上記コントローラ36に入力さ
れる。また、48はブレーキの踏み込み及び踏み
込み量を検出するブレーキスイツチで、その検出
信号は上記コントローラ36に入力される。さら
に、49はアクセルの開度を検出するアクセル開
度センサで、このセンサ49から出力されるアク
セル開度信号は上記コントローラ36に入力され
る。さらに、50はエンジン回転数を検出するエ
ンジン回転数センサで、このセンサ50はエンジ
ン回転数信号を上記コントローラ36に出力す
る。さらに、51はイグニシヨンキースイツチ
で、その操作信号は上記コントローラ36に出力
される。52は変速段を検出する変速段センサ
で、このセンサ52は変速段信号を上記コントロ
ーラ36に出力する。 なお、上記ソレノイドバルブ17,221〜2
24,271〜274,30,34は常閉のバル
ブ、上記ソレノイドバルブ241及び242は常
開のバルブである。 次に、上記のように構成された電子制御サスペ
ンシヨン装置の動作について第2図のフローチヤ
ートを参照して説明する。イグニツシヨンキーを
オンするとコントローラ36により第2図に示す
フローチヤートの動作が開始される。まず、ステ
ツプS1においてコントローラ36はブレーキス
イツチ48の出力信号を読み取り、ブレーキオフ
か否か判定する。このステツプS1において
「NO」と判定されるとステツプS2に進み制動時
におけるピツチング制御ルーチンを実行する。す
なわち、走行中に車輪にブレーキが掛かり、車体
の荷重が前方に移動しようとすると、コントロー
ラ36は前輪側の給気用ソレノイドバルブ22
3,224および後輪側の排気用ソレノイドバル
ブ271,272を開制御する。これにより、前
輪用サスペンシヨンユニツトSFR,SFLの空気ばね
室11,12には、リザーブタンク21から給気
用配管23を介して圧縮空気が供給されると同時
に、後輪用サスペンシヨンユニツトSRR,SRL空気
ばね室11,12内の圧縮空気は、排気用配管2
8およびドライヤ18を介してエアクリーナ16
から大気に解放されるようになる。すなわち、制
動時において車体が前方に傾くことが抑制される
ようになる。 また、上記ステツプS1において「YES」と判
定されるとステツプ3に進み、コントローラ36
は変速段センサ52からの変速段検出信号を読み
取り、変速位置(ミツシヨンギヤ)が1速または
2速にあるか否か判定する。このステツプS3に
おいて「NO」と判定れると再度上記ステツプS1
を繰り返し、「YES」と判定されるとステツプS4
に進む。このステツプS4ではコントローラ36
は車速センサ41からの車速検出信号を読み取
り、車速が一定速度VO(Km/h)以上か否か判定
する。ここで、「NO」と判定されると上記ステ
ツプS1に戻り、また「YES」と判定されるとス
テツプS5に進む。このステツプS5では、アクセ
ル開度センサ49で検出されるアクセル開度信号
がコントローラ36に読み込まれると共に、アク
セル開度の時間的変化、つまりアクセル開速度va
(m/s)が算出され、このアクセル開速度va
(m/s)が一定値以上か否か判定される。この
ステツプS5において「YES」と判定された場合、
つまり、車両が一定値以上の加速状態にあると判
定された場合には、次のステツプS6に進み、コ
ントローラ36は前輪側の排気用ソレノイドバル
ブ273,274および後輪側の給気用ソレノイ
ドバルブ221,222を開制御する。これによ
り前輪用サスペンシヨンユニツトSFR,SFLの空気
ばね室11,12内の圧縮空気は、排気用配管2
8およびドライヤ18を介してエアクリーナ16
から大気開放されると同時に、後輪用サスペンシ
ヨンユニツトSRR,SRLの空気ばね室11,12に
は、リザーブタンク21から給気用配管23を介
して圧縮空気が供給されるようになる。すなわ
ち、一定以上の加速度において車体が後方に傾く
ことが制御されるようになる。 また、上記ステツプS5において「NO」と判
定された場合には、ステツプS7に進み、コント
ローラ36は上記アクセル開速度va(m/s)が
負の値か否か、つまり、アクセルが戻し側にある
か否か判定する。このステツプS7において
「NO」と判定されると、上記ステツプS1に戻
る。つまり、アクセル開速度va(m/s)が一定
値未満で、且つ減速時でない場合には、車体姿勢
制御は行なわれない。 さらに、上記ステツプS7において「YES」、つ
まり、車両がエンジンブレーキによつて減速状態
にあると判定された場合には、ステツプS8に進
み、コントローラ36は前輪側の給気用ソレノイ
ド223,224および後輪側の排気用ソレノイ
ドバルブ271,272を開制御する。これによ
り、上記ステツプS2におけるピツチング制御ル
ーチンと同様にして前輪用サスペンシヨンユニツ
トSFR,SFLの空気ばね室11,12には、リザー
ブタンク21から給気用配管23を介して圧縮空
気が供給されると同時に、後輪用サスペンシヨン
ユニツトSRR,SRLの空気ばね室11,12内の圧
縮空気は、排気用配管28およびドライヤ18を
介してエアクリーナ16から大気に開放されるよ
うになる。すなわち、エンジンブレーキによる減
速時において、車体が前方に傾くことが抑制され
るようになる。 したがつて、制動もしくは減速時または加速時
において、荷重が前後方向の何れか一方に加わる
ような場合でも、車体がその荷重に伴なつて傾い
てしまうことなく、常に定常車高状態に保たれる
ようになる。 尚、上記実施例における制動動作では、制動時
におけるピツチング制御と減速時におけるそれと
が、略同様のソレノイドバルブの制御により行な
われているが、例えば第3図に示すフローチヤー
トに従つた制御動作を行なえば、特に減速時にお
いて、さらに最適な車体姿勢制御を行なうことが
可能となる。すなわち、上記第2図におけるフロ
ーチヤートと同様にして、イグニツシヨンキーを
オンすると、コントローラ36により第3図に示
すフローチヤートの動作が開始される。ここでは
まずステツプS11において、給気側および排気側
流路選択用ソレノイドバルブ30および32が、
それぞさ開状態にあることがコントローラ36に
より確認される。次に、ステツプS12〜S14にお
いては、上記第2図で示したフローチヤートのス
テツプS2〜S5と同様の判定動作を行なうもので、
このステツプS14において「YES」、つまり、車
両が一定値以上の加速状態にあると判定された場
合には、ステツプS15に進む。このステツプS15
では、上記ステツプS11と同様にして、給気側お
よび排気側流路選択用ソレノイドバルブ30およ
び32が、それぞれ開状態にあることが、コント
ローラ36により再度確認され、次のステツプ
S16に進む。このステツプS16においては、上記
第2図におけるステツプS6と同様のソレノイド
バルブの制御動作が行なわれ、一定以上の加速時
において車体が後方に傾くことが抑制されるよう
になる。 また、上記ステツプS14において「NO」と判
定されると、ステツプS17に進み、上記第2図に
おけるステツプS7と同様の判定動作を行なう。
このステツプS17において「NO」、つまり、アク
セル開速度va(m/s)が一定値未満で、且つ減
速時でない場合には、上記ステツプS11に戻り車
体姿勢制御は行なわれない。 さらに、上記ステツプS17において「YES」、
つまり、車両がエンジンブレーキによつて減速状
態にあると判定された場合には、ステツプS18に
進み、給気側および排気側流路選択用ソレノイド
バルブ30および32が、コントローラ36によ
り閉制御される。ここで、給気側および排気側の
大径配管31および33は遮断状態となり、それ
ぞれ小径流路のみ選択されるようになる。そして
次に、ステツプS19に進み、上記第2図における
ステツプS8と同様のソレノイドバルブの制御動
作が行なわれる。すなわち、車両がエンジンブレ
ーキによつて減速状態にある場合には、前輪側サ
スペンシヨンユニツトSFR,SFLに対する給気動作
および後輪側サスペンシヨンユニツトSRR,SRL
排気動作は、それぞれ上記選択された小径流路を
介して徐々に行なわれるようになる。これによ
り、減速時に最適なゆつくりとした車体姿勢制御
が行なわれ車体が前方に傾くことが緩やかに抑制
されるようになる。 次に、アクセル開速度va(m/sec)の大きさに
基づいて各制御バルブの開時間を設定する場合の
車体姿勢制御動作を、第4図に示すフローチヤー
トを参照して説明する。イグニツシヨンキーをオ
ンするとコントローラ36により第4図に示すフ
ローチヤートの動作が開始される。まず、ステツ
プS21において、アクセル開速度va(m/sec)を
記憶するコントローラ36内の所定メモリ領域が
0クリアされる。次にステツプS22に進んで、マ
ツプメモリTMがリセツト(TM=0)される。そ
して、ステツプS23,S24において、上記実施例
の第2図におけるステツプS3,S4と同様の判定
動作を行ないステツプS25に進む。このステツプ
S25では、アクセル開度センサ49で検出される
アクセル開度信号がコントローラ36に入力され
ると共に、このアクセル開度の時間的変化、つま
り、アクセル開速度va(m/sec)が算出され読み
込まれる。そして、ステツプS26に進んで、コン
トローラ36は上記アクセル開度信号に基づいて
アクセルが開側か否か判定する。このステツプ
S26において「YES」、つまり、アクセルが開側
にあると判定された場合には、ステツプS27に進
み、下記の表で示すようなアクセル開速度マツプ
より、アクセル開速度va(m/sec)に基づいたバ
ルブ制御時間TPが求められる。
【表】 このステツプS27においてバルブ制御時間TP
求められると、ステツプS28に進んでバルブ開制
御時間T(=TP−TM)が算出される。そして、
ステツプS29に進んで上記バルブ開制御時間Tが
0より大きいか否か判定される。このステツプ
S29において「T≦0」と判定されると上記ステ
ツプS23に戻る。つまり、この場合には車体姿勢
制御は行なわれない。一方、上記ステツプS29に
おいて「T>0」と判定されるとステツプS30に
進む。このステツプS30では、コントローラ36
により上記バルブ開制御時間Tに対応して前輪側
の排気用ソレノイドバルブ273,274および
後輪側の給気用ソレノイドバルブ221,222
を開制御する。すなわち、上記アクセル開速度va
(m/sec)がアクセル開速度マツプにより定めら
れる一定開速度以上(|va|≧|va1|)となり、
一定以上の加速状態にあると判定された場合に
は、前輪用サスペンシヨンユニツトSFR,SFLの空
気ばね室11,12内の圧縮空気は、上記バルブ
制御時間Tに対応して大気開放され、また、後輪
用サスペンシヨンユニツトSRR,SRLの空気ばね室
11,12には、上記バルブ制御時間Tに対応し
て圧縮空気が供給されるようになる。これによ
り、発進加速時に車体が後方に傾くことが、アク
セル開速度va(m/sec)による加速状態に応じて
確実に抑制され姿勢制御されるようになる。そし
て、上記ステツプS30における車体姿勢制御が終
了すると、ステツプS31に進んでマツプメモリを
更新(TM=TP)し、上記ステツプS23に戻る。 一方、上記ステツプS26において「NO」と判
定されると、ステツプS32に進み、マツプメモリ
TM=0か否か判定される。このステツプ32に
おいて「YES」と判定された場合には、上記ス
テツプS22に戻り、車体姿勢制御は行なわれな
い。またこのステツプS32において「NO」、つま
りエンジンブレーキ状態であると判定された場合
には、ステツプS33に進む。このステツプ33で
は、前輪側の給気用ソレノイドバルブ223,2
24および後輪側の排気用ソレノイドバルブ27
1,272が、コントローラ36により、上記ス
テツプS31にて更新されたマツプメモリの時間TM
に対応して開制御される。すなわち、車両がエン
ジンブレーキ状態にあると判定された場合には、
前輪用サスペンシヨンユニツトSFR,SFRの空気ば
ね室11,12には、上記制御時間TMに対応し
て圧縮空気が供給され、また、後輪用サスペンシ
ヨンユニツトSRR,SRLの空気ばね室11,12内
の圧縮空気は、上記制御時間TMに対応して大気
開放されるようになる。これにより、減速時に車
体が前方に傾くことが、その減速状態に応じて確
実に抑制され姿勢制御されるようになる。 尚、上記第4図における制動動作では、各給気
用ソレノイドバルブ221〜224および排気用
ソレノイドバルブ271〜274を開制御する際
に、圧縮空気は常に一定の流量で給気または排気
されるようにしたが、次に、バルブ制御時間Tの
大きさに応じて圧縮空気流量を可変する場合の制
御動作を、第5図のフローチヤートを参照して説
明する。イグニツシヨンキーをオンするとコント
ローラ36により第5図に示すフローチヤートの
動作が開始される。まず、ステツプS41および
S42において、上記第4図におけるステツプS21
およびS22と同様の動作を行ない、ステツプS43
において給気側および排気側流路選択用ソレノイ
ドバルブ30および32が、それぞれ開状態にあ
ることがコントーラ36により確認される。次
に、ステツプS44〜S49まで上記第4図における
ステツプS23〜S28と同様の動作を行ない、ステ
ツプS50において、上記ステツプS49で求められ
たバルブ制御時間Tの大きさが、一定時間T0
基準にして判定される。このステツプS50におい
て「T≦0」と判定されると上記ステツプS43に
戻る。つまり、この場合には車体姿勢制御は行な
われない。一方、上記ステツプS50において「T
>T0」つまり、速いアクセル開速度va(m/sec)
に対応する急加速状態と判定された場合には、ス
テツプS51に進み上記ステツプS43と同様にして、
給気側および排気側流路選択用ソレノイドバルブ
30および32が、それぞれ開状態にあること
が、コントローラ36により再度確認される。ま
た、上記ステツプS50において「0<T≦T0」、
つまり、通常のアクセル開速度va(m/sec)に対
応する加速状態と判定された場合には、ステツプ
S52に進み、給気側および排気側流路選択用ソレ
ノイドバルブ30,32はコントローラ36によ
り閉制御される。ここで、給気側および排気側の
大径配管31および33は遮断状態となり、それ
ぞれ小径流路のみ選択れるようになる。そして、
上記ステツプS51またはS52の流路選択処理が終
了すると、ステツプS53に進み、上記第4図にお
けるステツプS30と同様のソレノイドバルブの制
御動作が行なわれる。すなわち、速いアクセルの
踏み込みによつて急加速状態にある場合には、前
輪用サスペンシヨンユニツトSFR,SFLの排気動作
および後輪用サスペンシヨンユニツトSRR,SRL
対する給気動作は、それぞれ上記選択された大径
配管31および33を介して多流量の圧縮空気に
より上記バルブ制御時間Tに対応して素速く行な
われるようになる。また、通常のアクセルの踏み
込みによる加速状態にある場合には、上記バルブ
の給排気動作は選択された小径流路を介して小流
量の圧縮空気により上記バルブ制御時間Tに対応
して徐々に行なわれるようになる。これにより、
あらゆる発進加速状態に適した車体姿勢制御が行
なわれるようになり、車体が後方に傾くことが正
確且つ確実に抑制されるようになる。この後、ス
テツプS4に進んでマツプメモリが更新(TM
TP)され、上記ステツプS43に戻る。 一方、上記ステツプS47において「NO」と判
定されると、ステツプS55に進み、マツプメモリ
TMの大きさが上記一定時間T0を基準にして判定
される。このステツプS55において「TM=0」と
判定された場合には、上記ステツプS42に戻り、
車体姿勢制御は行なわれない。また、このステツ
プS55において「0<TM<T0」、つまり通常のエ
ンジンブレーキ状態であると判定された場合に
は、ステツプS56に進み、給気側および排気側流
路選択用ソレノイドバルブ30,32はコントロ
ーラ36により閉制御される。この場合、給気側
および排気側の大径配管31および33は遮断状
態となり、それぞれ小径流路のみ選択されるよう
になる。また、上記ステツプS55において「TM
T0」、つまり強いエンジンブレーキによる急減速
状態と判定された場合には、ステツプS57に進
み、上記ステツプS43と同様にして、給気側およ
び排気側流路選択用ソレノイドバルブ30および
32が、それぞれ開状態にあることが、コントロ
ーラ36により再度確認される。そして、上記ス
テツプS56またはS57の流路選択処理が終了する
と、ステツプS58に進み、上記第4図におけるス
テツプS33と同様のソレノイドバルブの制御動作
が行なわれる。すなわち、通常のエンジンブレー
キ状態にある場合には、前輪用サスペンシヨンユ
ニツトSFR,SFLに対する給気動作および後輪用サ
スペンシヨンユニツトSRR,SRLの排気動作は、そ
れぞれ上記選択された小径流路を介して小流量の
圧縮空気により上記制御時間TMに対応して徐々
に行なわれるようになる。また、強いエンジンブ
レーキによる急減速状態にある場合には、上記バ
ルブの給排気動作は選択された大径配管31およ
び33を介して多流量の圧縮空気により上記制御
時間TMに対応して素速く行なわれるようになる。
これにより、エンジンブレーキによるあらゆる減
速状態に適した車体姿勢制御が行なわれるように
なり、車体が前方に傾くことが正確且つ確実に抑
制されるようになる。 以上のようにこの発明によれば、減速時または
加速時の何れの場合においても、前輪側および後
輪側のサスペンシヨンユニツトを給排気動作させ
ることにより、車体の前後方向のピツチングを抑
制することができるばかりでなく、上記給排気さ
れる圧縮空気量を加減するようにしたので、あら
ゆる減速および加速状態に応じた制御量で最適な
車体姿勢制御を行なうことが可能となる。これに
より、乗心地および操縦安定性を大幅に向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る電子制御サ
スペンシヨン装置を示す図、第2図は同実施例の
動作を示すフローチヤート、第3図乃至第5図は
それぞれこの発明の他の実施例の動作を示すフロ
ーチヤートである。 SFR,SFL……前輪用サスペンシヨンユニツト、
SRR,SRL……後輪用サスペンシヨンユニツト、1
1……主空気ばね室、12……副空気ばね室、2
1……リザーブタンク、221〜224……給気
用ソレノイドバルブ、241,242……連通用
ソレノイドバルブ、25,26……連通用配管、
271〜274……排気用ソレノイドバルブ、3
0……給気側流路選択用ソレノイドバルブ、3
1,33……配管(大径)、32……排気側流路
選択用ソレノイドバルブ、36……コントロー
ラ、49……アクセル開度センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主および副空気ばね室と補助ばねとを併用し
    た各輪毎に設けられるサスペンシヨンユニツト
    と、前輪および後輪用サスペンシヨンユニツトの
    左右の空気ばね室を連結する一対の連通管と、こ
    の一対の連通管路にそれぞれ介装される連通用制
    御弁と、圧縮空気を貯めておくリザーブタンク
    と、このリザーブタンクと各サスペンシヨンユニ
    ツトの空気ばね室とを連結する配管に各サスペン
    シヨンユニツト毎に介装される給気用制御弁と、
    上記リザーブタンクと上記各給気用制御弁との間
    に設けられ圧縮空気の流路を大小2系統に選択す
    ることができる給気流路選択用制御弁と、上記各
    サスペンシヨンユニツトの空気ばね室と大気とを
    連結する排気管に各サスペンシヨンユニツト毎に
    介装される排気用制御弁と、この排気用制御弁と
    大気との間に設けられ圧縮空気の流路を大小2系
    統に選択することができる排気流路選択用制御弁
    と、アクセル開速度を検出するアクセル開速度検
    出手段と、このアクセル開速度検出手段で検出さ
    れるアクセル開速度が一定値以上では上記前輪側
    の排気用制御弁および後輪側の給気用制御弁を開
    制御しまた上記アクセル開速度検出手段で検出さ
    れるアクセル開速度が負の値では上記前輪側の給
    気用制御弁および後輪側の排気用制御弁を開制御
    して車体姿勢制御するコントローラとを具備した
    ことを特徴とする電子制御サスペンシヨン装置。 2 主および副空気ばね室と補助ばねとを併用し
    た各輪毎に設けられるサスペンシヨンユニツト
    と、前輪および後輪用サスペンシヨンユニツトの
    左右の空気ばね室を連結する一対の連通管と、こ
    の一対の連通管路にそれぞれ介装される連通用制
    御弁と、圧縮空気を貯めておくリザーブタンク
    と、このリザーブタンクと各サスペンシヨンユニ
    ツトの空気ばね室とを連結する配管に各サスペン
    シヨンユニツト毎に介装される給気用制御弁と、
    上記リザーブタンクと上記各給気用制御弁との間
    に設けられ圧縮空気の流路を大小2系統に選択す
    ることができる給気流路選択用制御弁と、上記各
    サスペンシヨンユニツトの空気ばね室と大気とを
    連結する排気管に各サスペンシヨンユニツト毎に
    介装される排気用制御弁と、この排気用制御弁と
    大気との間に設けられ圧縮空気の流路を大小2系
    統に選択することができる排気流路選択用制御弁
    と、アクセル開速度を検出するアクセル開速度検
    出手段と、このアクセル開速度検出手段で検出さ
    れるアクセル開速度が一定値以上では上記給気流
    路選択用制御弁および排気流路選択用制御弁をそ
    れぞれ開制御して大径流路を選択すると共に上記
    前輪側の排気用制御弁および後輪側の給気用制御
    弁を開制御しまた上記アクセル開速度検出手段で
    検出されるアクセル開速度が負の値では上記給気
    流路選択用制御弁および排気流路選択用制御弁を
    それぞれ閉制御して小径流路を選択すると共に上
    記前輪側の給気用制御弁および後輪側の排気用制
    御弁を開制御して車体姿勢制御するコントローラ
    とを具備したことを特徴とする電子制御サスペン
    シヨン装置。
JP59083351A 1984-04-25 1984-04-25 電子制御サスペンシヨン装置 Granted JPS60226312A (ja)

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