JPH0453725B2 - - Google Patents

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JPH0453725B2
JPH0453725B2 JP59211636A JP21163684A JPH0453725B2 JP H0453725 B2 JPH0453725 B2 JP H0453725B2 JP 59211636 A JP59211636 A JP 59211636A JP 21163684 A JP21163684 A JP 21163684A JP H0453725 B2 JPH0453725 B2 JP H0453725B2
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JP
Japan
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control
fluid
vehicle
supply
air
Prior art date
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Application number
JP59211636A
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English (en)
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JPS6189109A (ja
Inventor
Tadao Tanaka
Mitsuhiko Harayoshi
Yasutaka Taniguchi
Masanaga Suzumura
Minoru Tatemoto
Naotake Kumagai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Priority to US06/727,376 priority patent/US4602805A/en
Priority to DE19853515014 priority patent/DE3515014A1/de
Publication of JPS6189109A publication Critical patent/JPS6189109A/ja
Publication of JPH0453725B2 publication Critical patent/JPH0453725B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/015Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
    • B60G17/016Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by their responsiveness, when the vehicle is travelling, to specific motion, a specific condition, or driver input
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/40Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
    • B60G2204/45Stops limiting travel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車の前後方向の浮き沈み(ピツ
チング)を防止するサスペンシヨン制御装置に関
する。
一般に、自動車の車体(ボデイ)と車輪(タイ
ヤ)との間には、衝撃吸収用のシヨツクアブソー
バとスプリングとが介在されている。このような
衝撃吸収機構は、前輪左右および後輪左右の各輪
毎に設けられるもので、特にスプリングは路面の
凹凸による車体の突き上げ等を吸収し、また、シ
ヨツクアブソーバは上記突き上げ等により変化し
た車高を素速く定位置に戻すように作用するもの
である。
しかしながら上記のような衝撃吸収機構では、
発進加速時において後輪側に継続的な荷重が加わ
つたな場合には、車体が前後方向にピツチングす
るようになる。この場合、乗心地や操縦安定性に
悪影響を及ぼすようになり好ましくない。
この発明は上記のような問題点に鑑みなされた
もので、加速時における車体の前後方向のピツチ
ングを抑制し最適な姿勢制御を行うことができる
サスペンシヨン制御装置を提供することを目的と
し、車輪と車体との間に介装された流体ばね室
と、上記流体ばね室内の流体の給排を制御する流
体給排装置と、車両原動機のアクセルの状態を掲
出するアクセルセンサと、駆動系の回転数を検出
する駆動系センサと、上記流体給排装置に制御信
号を出力する制御装置とを備え、上記制御装置
は、上記アクセルセンサにより検出されたアクセ
ルの開速度が設定値以上になつたときに車両の加
速に起因する車体の姿勢変化を相殺する方向の付
勢力を上記流体ばね室に生じせしめるように設定
目標値に沿う流体の給排を行いその状態を保持す
べき上記流体給排装置を制御する第1制御手段
と、同第1制御手段により制御が開始された後に
上記駆動系センサにより検出された上記駆動系の
回転数が減少側になつたときに上記流体ばね室内
の流体を上記第1制御手段による制御の開始前の
状態に戻すように流体の給排を行うべく上記流体
給排装置を制御する第2制御手段とを具備したこ
とを特徴とするサスペンシヨン制御装置である。
以下、図面を参照してこの発明の一実施例に係
るサスペンシヨン制御装置について説明する。第
1図において、SFR自動車の右側前輪用サスペン
シヨンユニツト、SFLは左側前輪用サスペンシヨ
ンユニツト、SRRは右側後輪用サスペンシヨンユ
ニツト、SRLは左側後輪用サスペンシヨンユニツ
トである。各サスペンシヨンユニツトSFR,SFL
SRL、SRRは同一構造であるため、サスペンシヨン
ユニツトSRLのみその構造を示しておく。サスペ
ンシヨンユニツトSRLは主空気ばね室11及び副
空気ばね室12より成る空気ばね10、シヨツク
アブソーバ13、補助ばねとして用いられるコイ
ルばね(図示せず)から構成されている。シヨツ
クアブソーバ13は減衰力をハードあるいはソフ
トに切換えるための減衰力切換弁13aを有して
いる。14は同減衰力切換弁13aを作動するア
クチユエータ、15はベロースである。なお、ア
クチユエータ14により、主空気ばね室11と副
空気ばね室12の連通、非連通の制御がなされ、
空気ばね10のばね定数のハード/ソフトの切換
えも同時に行なわれる。
また、16はエアクリーナであり、同エアクリ
ーナ16から送り込まれた大気は外気遮断用ソレ
ノイドバルブ17を介してドライヤ18に送られ
る。このドライヤ18により乾燥された大気はコ
ンプレツサ19により圧縮されてチエツクバルブ
20を介してリザーブタンク21に貯められる。
なお、191はコンプレツサ用リレーで、このリ
レー191は後述するコントローラ36からの信
号により制御される。そして、リザーブタンク2
1は供給用ソレノイドバルブ221〜224が介
装される供給用配管23を介して各サスペンシヨ
ンユニツトSRL〜SFLの主、副空気ばね室11,1
2に接続される。また、サスペンシヨンユニツ
ト。SRL及びSRRの主、副空気ばね室11,12は
連通用ソレノイドバルブ241が介装された連通
用配管25により連結され、サスペンシヨンユニ
ツトSFL及びSFRの主、副空気ばね室11,12は
連通用ソレノイドバルブ242が介装された連通
用配管26により連結される。また、各サスペン
シヨンユニツトSRL〜SFLの主、副空気ばね室1
1,12は排出用ソレノイドバルブ271〜27
4が介装される排出用配管28、チエツクバルブ
29、ドライヤ18、ソレノイドバルブ17、エ
アクリーナ16を介して大気に解放される。供給
用配管23には供給側流路選択用ソレノイドバル
ブ30が介装される配管31が並設されており、
同ソレノイドバルブ30が閉のときはリザーブタ
ンク21から各サスペンシヨンユニツトに向けて
小径の通路31aのみを介しエアが供給され、ソ
レノイドバルブ30が開のときはリザーブタンク
21から各サスペンシヨンユニツトに向けて通路
31a及び大径の通路31の両方を介しエアが供
給される。さらに、排出用配管28には排出側流
路選択用ソレノイドバルブ32が介装される配管
33が並設されており、同ソレノイドバルブ32
が閉のときは各サスペンシヨンユニツトからドラ
イヤ18に向けて小径の通路33aのみ介してエ
アが排出され、ソレノイドバルブ32が開のとき
は各サスペンシヨンユニツトからドライヤ18に
向けて通路33a及び大径の通路33の両方を介
しエアが排出される。供給用配管23と各アクチ
ユエータ14との間にはハード/ソフト切換用ソ
レノイドバルブ34が介装されている。また、リ
ザーブタンク21に貯められる圧縮空気の圧力は
圧力スイツチ35により検出され、この圧力スイ
ツチ35の検出信号はコントローラ36に送られ
る。37は連通用配管25に連結され、後輪のサ
スペンシヨンユニツトSRR,SRLの主、副空気ばね
室11,12の内圧を検出する圧力スイツトであ
り、この圧力スイツチ37の検出信号はコントロ
ーラ36に送られる。38Fは自動車の前部右側
のロアアーム39に取付けられて自動車の前部車
高(フロント車高)を検出するフロント車高セン
サ、38Rは自動車の後部左側のラテラルロツド
40に取付けられて後部車高(リヤ車高)を検出
するリヤ車高センサである。これら車高センサ3
8F,38Rから出力される車高検出信号はコン
トローラ36に入力される。センサ38F,38
Rはホール1C素子及び磁石の一方を車輪側、他
方を車体側に取付けられて、ノーマル車高レベル
及び低車高あるいは高車高レベルからの距離をそ
れぞれ検出している。41は車速を検出する車速
センサで、この車速センサ41から出力される検
出信号はコントローラ36に入力される。42は
ハンドル43の操舵角を検出するハンドル操舵角
センサで、このセンサ42はハンドル操舵角検出
信号をコントローラ36に出力している。また4
4は車体に作用する加速度を検出する加速度
(G)センサであり、この加速度センサ44は自
動車ばね上におけるピツチ、ロール及びヨーの車
体姿勢変化を検出できるようになつている。例え
ば、加速度がないときには、おもりが垂下された
状態となり、発光ダイオードからの光は遮蔽板に
よつて遮ぎられて、フオトダイオードへ到達しな
いことにより、加速度がないことが検出される。
そして、加速度が前後、左右ないし上下に作用す
るとおもりが傾斜したり、移動したりすることに
よつて、車体に作用する加速度が検出される。さ
らに、45は車高を高車高(HIGH)低車高
(LOW)、自動車高調整(AUTO)に設定する車
高選択スイツチ、46は自動車のロールを防止す
る姿勢制御を行うことを選択する姿勢制御選択ス
イツチであり、これらスイツチ45,46の信号
はコントローラ36に入力される。48はブレー
キの踏み込み及び踏み込み量を検出するブレーキ
センサで、その検出信号はコントローラ36に入
力される。49はアクセルの開度を検出するアク
セル開度センサで、このセンサ49から出力され
るアクセル開度信号はコントローラ36に入力さ
れる。50はエンジン回転数を検出するエンジン
回転数センサで、このセンサ50はエンジン回転
数信号をコントローラ36に出力する。51はイ
グニツシヨンキースイツチで、その操作信号はコ
ントローラ36に出力される。52は変速段を検
出する変速段センサで、このセンサ52は変速段
信号をコントローラ36に出力する。
なお、各ソレノイドバルブ17,221〜22
4,271〜274,30,34は常閉のバル
ブ,各ソレノイドバルブ241及び242は常開
のバルブである。
第2図は、第1図に示される各ソレノイドバル
ブの各モードにおける開閉状態を示すもので、図
中○印はON,×印はOFFである。なお、同各ソ
レノイドバルブは、第3図a及び第3図bに示す
ように、ON(通電状態)のときに開、OFF(非通
電状態)のときに閉となるよう構成されている。
第2図につき各モードを順に説明する。
通常モードにおいてはフロント及びリヤの各左
右連通用ソレノイドバルブ242及び241のみ
が開制御され、これにより左右各サスペンシヨン
ユニツトの空気ばね10が連通されて同空気ばね
10の容積が実質的に大きくなるので、ばね定数
が低下して乗心地が向上する。
車高調整モードは、車高センサ38F及び38
Rにより検出された車高信号と車高選択スイツチ
45により設定された目標車高とを比較して、目
標車高に向けて制御が行われるもので、上げ制御
において所要の供給用ソレノイドバルブが、下げ
制御において所要の排出用ソレノイドバルブ開制
御される。なお、この車高調整モードにおいて
は、左右連通用ソレノイドバルブ242及び24
1が開制御されて良好な乗心地が保たれる。また
供給側流路選択用ソレノイドバルブ30及び排出
側流路選択用ソレノイドバルブ32はこの車高調
整モードでは閉制御されており、車高調整がゆつ
くりと行われて乗員に異和感を与えないように構
成されている。
ロール制御は、左右方向において沈み込む側の
空気ばね10に所要量給気すると共に他側の空気
ばね10から所要量排気する開始モードと、その
開始モードにより得た状態を保持する保持モード
と、ロールの要因がなくなるときに左右の空気ば
ね10を互いに同圧に保復帰モードとから成つて
いる。開始モードにおいては、所要とする供給用
ソレノイドバルブ及び排出用ソレノイドバルブを
設定時間開制御すると共に、各流路選択用ソレノ
イドバルブ30及び32を開制御して速やかに姿
勢制御が行われる。保持モードにおいて各流路選
択用ソレノイドバルブのみが開制御を継続されて
おり、これにより、例えば旋回走行中に車体に作
用する横加速度がより増大する状況になつたとき
に片側の空気ばね10への給気と他側の空気ばね
10からの排気を追加して行う必要が生じるが、
この追加制御を可及的速やかに行うことができ
る。復帰モードにおいては各左右連通用ソレノイ
ドバルブ241及び242のみが開制御され、こ
れは通常モードと同じ状態である。
制動時制御(ノーズダイブ制御)は、フロント
側の空気ばね10に所要量給気すると共にリヤ側
の空気ばね10から所要量排気する開始モード
と、その開始モードにより得た状態を保持する保
持モードと、制動によるフロントの沈み込みがな
くなる状況になつたときにフロント側の空気ばね
10から所要量排気すると共にリヤ側の空気ばね
10から所要量給気して開始モードの開始前の状
態に戻す復帰モードとから成つている。開始モー
ドにおいてはフロント側の供給用ソレノイドバル
ブ223,224及びリヤ側の排出用ソレノイド
バルブ271,272を設定時間制御すると共に
各流路選択用ソレノイドバルブを開制御する。保
持モードは上述したロール制御と同様に各流路選
択用ソレノイドバルブのみが開制御を継続され
る。復帰モードにおいては、フロント側の排出用
ソレノイドバルブ273,274及びリヤ側の供
給用ソレノイドバルブ221,222が設定時間
開制御されると共に各流路選択用ソレノイドバル
ブ30,32の開制御が継続される。
加速時制御(スクオウト制御)は、フロント側
の空気ばね10から所要量排気すると共にリヤ側
の空気ばね10に所要量給気する開始モードと、
その開始モードにより得た状態を保持する保持モ
ードと、加速によるリヤの沈み込みがなくなる状
況になつたときにリヤ側の空気ばね10から所要
量排気すると共にフロント側の空気ばね10は所
要量給気して開始モードの開始前の状態に戻す復
帰モードとから成つている。開始モードにおいて
はフロント側の排出用ソレノイドバルブ273,
274及びリヤ側の供給用ソレノイドバルブ22
1,222を設定時間開制御すると共に各流路選
択用ソレノイドバルブを開制御する。保持モード
は上述したロール制御と同様に各流路選択用ソレ
ノイドバルブのみ開制御を継続される。復帰モー
ドにおいては、フロント側の供給用ソレノイドバ
ルブ223,224及びリヤ側の排出用ソレノイ
ドバルブ271,272が設定時間開制御される
と共に各流路選択バルブ30,32の開制御が継
続される。そして、以上述べた第2図に示される
各モードは、コントローラ36に設定された第4
図に示されるフローチヤートに従つて制御され
る。
同第4図において、イグニツシヨンキー・オン
でスタートして先ずステツプAで各データ及びフ
ラグが記憶される各メモリが初期設定され、次い
でステツプBで車高調整フロー、ステツプCでロ
ール制御フロー、ステツプDでノーズダイブ制御
フロー、ステツプEでスクオウト制御フローを経
て、ステツプFでイグニツシヨンキーがオフか否
かを判断し、オフでなければ、再びステツプBに
戻り、オフであれば制御を終了する。
車高調整フロー(ステツプB)は、各車高センサ
38F及び38Rから出力された車高検出信号と
車高選択スチツチ45から出力された信号に基づ
き、第2図に示される車高調整制御の所要モード
に合う制御を行う。
ロール制御フロー(ステツプC)は、車速セン
サ41,ハンドル操舵角センサ42、加速度セン
サ44等の出力から車体に作用する横加速度の状
態を予知または検知し、それに基づき、第2図に
示されるロール制御の所要モードに合う制御を行
う。ノーズダイブ制御フロー(ステツプD)は、
加速度センサ44,ブレーキセンサ48等の出力
から車体に作用する前後方向加速度の状態を予知
または検知し、それに基づき、第2図に示される
制動時制御の所要モードに合う制御を行う。
スクオウト制御フロー(ステツプE)は、アク
セル開度センサ49、変速段センサ52、車速セ
ンサ41等の出力から車体に作用する前後方向加
速度の状態を予知または検知し、それに基づき、
第2図に示される加速時制御の所要モードに合う
制御を行う。
次に、同スクオウト制御フロー(ステツプE)の
詳細を第5図に従つて詳細に説明する。
先ず、ステツプS1においてアクセル開速度セン
サ49、変速段センサ52及び車速センサ41か
らデータを読込み、アクセル開速度、車速、変速
段をメモリする。次いでステツプS2で変速段が1
速または2速等の低速段にあるか否か判定する。
そして、このステツプS2で「NO」と判定される
と後述するステツプS8へ進む。これは変速段が1
速または2速になければ、車体に前後方向の大き
な加速度が作用せず、姿勢制御の必要がないため
である。ステツプS2で「YES」と判定された場
合は、ステツプS3へ進む。ステツプS3においては
車速がVoKm/h(例えば、3Km/h)以上である
か判定し、「NO」と判定されるとステツプS8
進む。これは、例えば停車中の如く車速3Km/h
未満においては発進に際して変速段を1速にして
クラツチを接続しない状態でアクセルペダルを踏
み込む場合があり、この場合に実際に車体がスク
オウトしないのに、姿勢制御が開始されてしまう
不具合が生じてしまうからである。ステツプS3
「YES」と判定された場合は、ステツプS4へ進
む。ステツプS4においてはアクセル開速度が
Vam/S(例えば0.2m/s)以上であるか判定
し、「NO」と判定されるとステツプS8に進む。
これは、アクセル開速度が例えば0.2m/s未満
の小さい値であれば、車体に前後方向の大きな加
速度が生じることがなく、姿勢制御の必要がない
ためである。なお、このアクセル開速度の設定値
Va(m/s)は、車種によつてアクセル特性も異
なり、また各ソレノイドバルブの時間遅れ等も異
なるため、これらを考慮して最も大きな加速度が
車体に作用する時と姿勢制御による車体を戻そう
とする力が作用する時とが合致するように適宜設
定される。ステツプS4で「YES」と判定される
と、車体に前後方向の大きな加速度が作用して車
体がスクオウトしようとするので、制御開始のた
めにステツプS5では制御フラグが“1”であるか
判定する。制御フラグは後述するが、同制御フラ
グが“1”であるときは既に開始されたスクオウ
ト制御が未だ復帰されていない状態にあり、“1”
でないときはその時点で未だスクオウト制御が開
始されていないかまたは開始されたスクオウト制
御が既に復帰した状態にあることを示す。よつ
て、ステツプS5で「YES」と判定されるとステ
ツプS8へ進み、また同ステツプS5で「NO」と判
定されると、次のステツプS6に移り制御が開始さ
れる。ステツプS6では制御開始指令が出され、流
路選択用ソレノイドバルブ30,32が開制御さ
れると共に、前輪側排出用ソレノイドバルブ27
3,274及び後輪側供給用ソレノイドバルブ2
21,222を設定時間(例えば0.15sec)開制
御した後、これらソレノイドバルブ273,27
4,221,222を開制御する。このステツプ
S6の制御開始指令と共にステツプS7では制御フラ
グ“1”が立てられる。次にステツプS8でエンジ
ンの回転数が減少側になつたか判定する。これは
既に開始されて保持状態にある姿勢制御を復帰す
るか否かを判定するためのもので、このステツプ
S8で「NO」と判定されるとそれ以下のステツプ
をパスしてリターン、つまりはステツプS1に戻
る。ステツプS8で「YES」と判定された場合、
復帰制御を行う必要があるので、次のステツプS9
で制御が保持状態にあるか、つまり制御フラグが
“1”であるか判定する。そして、同ステツプS9
で「YES」と判定された場合、ステツプS10で制
御復帰指令が出され、それに基づき、流路選択用
ソレノイドバルブ30,32の閉が確認されると
共に、前輪側供給用ソレノイドバルブ223,2
24及び後輪側排出用ソレノイドバルブ271,
272を設定時間開制御し、その後これら各ソレ
ノイドバルブ223,224,271,272及
び30,32を閉制御する。他方ステツプS10
指令と共にステツプS11で制御フラグが“0”に
戻される。なお、ステツプS9で「NO」であれ
ば、復帰制御の必要がないので、ステツプS10
びS11をパスしてリターンつまりはステツプS1
戻る。上記構成によれば、急加速により車体前後
方向の大きな加速度が作用したときに車体の前部
が浮上する所謂スクオウトに対して最適なタイミ
ンでもつて前輪側の空気ばね10から設定時間排
気されると共に後輪側の空気ばね10へ圧縮空気
が設定時間供給されるので、該スクオウトを効果
的に低減できる。そして、該加速度が弱まり始め
るときにタイミングを合わせて、前輪側の空気ば
ね10は圧縮空気が設定時間供給されると共に後
輪側の空気ばね10から設定時間排気されるの
で、車体加速度が弱まつたときには前後の各空気
ばね10がほぼ元通りの圧力に復帰される。
なお、上記実施例の第5図に示すフローチヤー
トでは、ステツプS3において車速がVoKm/h以
上か否かを判定しているが、これは上述した如く
マニユアルトランスミツシヨンを備えた自動車で
は変速段が1速であつても、クラツチを接続しな
い状態でアクセルを踏み込む所謂空吹かし時に無
用な姿勢制御が行われないようにするためのもの
であり、例えばこの代わりに、ステツプS3にクラ
ツチが接続されているか否かの判定を用いること
も可能である。
またオートマチツクトランスミツシヨンを備え
た自動車においてはクラツチに相当する流体継手
が常に接続されているから、アクセルを急激に踏
み込むことが即急加速を意味することになり、し
たがつてステツプS2及びS3の判定は不要である。
更に、上記実施例ではステツプS8でエンジン回転
数が減少したか判定しているが、その代わりにス
テツプS8で車速が減少側になつたか判定するよう
に構成することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体図、第2
図は同第1図の各バルブの各モードにおける開閉
状態を示す図、第3図aは第1図に示される各バ
ルがONのときの状態を示す説明図、第3図bは
同各バルブがOFFのときの状態を示す説明図、
第4図は上記一実施例における制御のメインフロ
ーを示すフローチヤート図、第5図は第4図のス
クオウト制御フローEの詳細を示すフローチヤー
ト図である。 SFR,SFL……前輪用サスペンシヨンユニツト、
SRR,SRL……後輪用サスペンシヨンユニツト、1
0……空気ばね、21……リザーブタンク、22
1〜224……給気用ソレノイドバルブ、24
1,242……連通用ソレノイドバルブ、25,
26……連通用配管,271〜274……排出用
ソレノイドバルブ、30……供給側流路選択用ソ
レノイドバルブ、32……排出側流路選択用ソレ
ノイドバルブ、36……コントローラ、49……
アクセル開度センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 車輪と車体との間に介装された流体ばね室
    と、上記流体ばね室内の流体の給排を制御する流
    体給排装置と、車両原動機のアクセルの状態を検
    出するアクセルセンサと、駆動系の回転数を検出
    する駆動系センサと、上記流体給排装置に制御信
    号を出力する制御装置とを備え、上記制御装置
    は、上記アクセルセンサにより検出されたアクセ
    ルの開速度が設定値以上になつたときに車両の加
    速に起因する車体の姿勢変化を相殺する方向の付
    勢力を上記流体ばね室に生じせしめるように設定
    目標値に沿う流体の給排を行いその状態を保持す
    べく上記流体給排装置を制御する第1制御手段
    と、同第1制御手段により制御が開始された後に
    上記駆動系センサにより検出された上記駆動系の
    回転数が減少側になつたときに上記流体ばね室内
    の流体を上記第1制御手段による制御の開始前の
    状態に戻すように流体の給排を行うべく上記流体
    給排装置を制御する第2制御手段とを具備したこ
    とを特徴とするサスペンシヨン制御装置。
JP21163684A 1984-04-25 1984-10-09 サスペンション制御装置 Granted JPS6189109A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54142725A (en) * 1978-04-24 1979-11-07 Kayaba Ind Co Ltd Vehicle height regulator
JPS5830819A (ja) * 1981-07-23 1983-02-23 Toyota Motor Corp 車両急加速時におけるしやがみ込み防止装置
JPS58116215A (ja) * 1981-12-29 1983-07-11 Nippon Denso Co Ltd シヨツクアブソ−バ制御装置

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