JPH05217348A - 小型ディスクドライブの組立工具 - Google Patents

小型ディスクドライブの組立工具

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JPH05217348A
JPH05217348A JP4283241A JP28324192A JPH05217348A JP H05217348 A JPH05217348 A JP H05217348A JP 4283241 A JP4283241 A JP 4283241A JP 28324192 A JP28324192 A JP 28324192A JP H05217348 A JPH05217348 A JP H05217348A
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JP
Japan
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disk
head
motor
subassembly
ball
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Application number
JP4283241A
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English (en)
Inventor
James L Fortin
エル． フォーチン ジェームズ
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AREAL TECHNOL Inc
EERIARU TECHNOL Inc
Original Assignee
AREAL TECHNOL Inc
EERIARU TECHNOL Inc
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Publication date
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    • G—PHYSICS
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    • G11B25/00—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
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    • G—PHYSICS
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    • G11B5/4833—Structure of the arm assembly, e.g. load beams, flexures, parts of the arm adapted for controlling vertical force on the head
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ただ１つの組立ステーションで１人またはそ
れ以上の作業者により、小型ディスクドライブを組み立
てる。 【構成】 ラップトップ型コンピュータに有用な小型デ
ィスクドライブの組立工具は、ヘッドクレクシャ１２を
アクチュエータサブアセンブリに結合するためのボール
スェージング治具、並びに駆動モータを磁気ディスク３
１に結合するためのモータ／ディスクプラットフォーム
及びディスク締付け手段を含んでいる。ボールスェージ
ング治具はフレクシャ１２をアクチュエータサブアセン
ブリに固定するためのボールかしめ治具よりなってい
る。ディスク締付け手段は、ディスク３１を結合する留
め金具を、駆動モータ２９及びモータハブ３０に組み付
けるためのトルクゲージを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ラップトップ型コンピ
ュータに有用な小型ディスクドライブを組み立てる方法
及び手段に関する。
【０００２】
【従来の技術】データを記憶するための代表的なディス
クドライブは、通常１つまたはそれ以上の磁気ディス
ク、ディスクが取り付けられる駆動モータ及びモータハ
ブ、多数の磁気ヘッド、及びディスクの記憶面に対しヘ
ッドを半径方向に移動させるためのヘッドアクチュエー
タを含んでいる。
【０００３】ディスクドライブを組み立てる従来の方法
は、通常複数の連続したステーションを有する生産ライ
ンを採用している。ディスクドライブは、作業者が組立
工程の指定されたステップを行う各ステーションで、部
分ごとに組み立てられる。この組立方法は時間がかか
り、大きな労働力を要し、また作業者が誤りを犯しやす
い。また、複数のステーションは大きなスペースを必要
とし、数個の高価な工具や装置がディスクドライブの組
立のために必要である。
【０００４】現在のところディスクドライブ技術は、ノ
ートブック型及びラップトップ型コンピュータのような
ポータブル式のデータプロセッサに組み込むことができ
る小型で軽量なユニットを作ることに向けられている。
小型ディスクドライブの組立に要するスペース及び時間
を最小にすることはきわめて望ましいであろう。また、
小型ディスクドライブの組立に従来必要だった治具及び
装置を減少させまた省略することも望ましいであろう。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、限ら
れたスペース内で小型の組立工具及び治具を使用して、
小型ディスクドライブを組み立てるための改良された方
法及び手段を提供することである。
【０００６】本発明の他の目的は、ただ１つの組立ステ
ーションで１人またはそれ以上の作業者により、小型デ
ィスクドライブを組み立てる方法及び手段を提供するこ
とである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、小型デ
ィスクドライブを組み立てるための組立工具は、磁気ヘ
ッドスライダ及び変換器を支持する磁気ヘッドクレクシ
ャをヘッドアーム／アクチュエータサブアセンブリに結
合すると共に外部回路構成部分に接続するために、ヘッ
ド回路の線を可撓性配線ケーブルに取り付けるためのボ
ールスェージング治具、並びにディスク駆動モータ及び
駆動モータハブを記憶ディスクに結合するためのモータ
／ディスクプラットフォーム及び締付け装置により構成
されている。ディスク締付け装置は留め金具を駆動モー
タハブに制御可能に組み付けるトルクゲージを含んでい
る。最終組立てでは、アクチュエータの磁石及びハウジ
ングを含むヘッドアーム／アクチュエータサブアセンブ
リが位置決めされて、完全に作動する小型ディスクドラ
イブを供給するために、モータ／ディスクサブアセンブ
リに結合される。全ての組立はただ１つの場所すなわち
ステーションで１人の作業者によりなされるが、この作
業者は人でもよいし自動化されたロボットでもよい。
【０００８】
【作用】磁気ヘッドクレクシャがボールスェージング治
具によりヘッドアーム／アクチュエータサブアセンブリ
に結合されると共にヘッド回路の線が可撓性配線ケーブ
ルに取り付けられ、またディスク駆動モータのモータハ
ブはモータ／ディスクプラットフォーム及び締付け装置
により留め金具を介して記憶ディスクに結合されてモー
タ／ディスクサブアセンブリとなる。トルクゲージは留
め金具を所定のトルクで駆動モータハブに締め付ける。
【０００９】モータ／ディスクサブアセンブリは、モー
タ／ディスクプラットフォームの回転によりその位置に
固定された保持治具に移し換えて支持され、アクチュエ
ータ取付機構により支持された磁石ハウジングを含むヘ
ッドアーム／アクチュエータサブアセンブリは、アクチ
ュエータ取付機構の作動によりモータ／ディスクサブア
センブリに組み付けられて小型ディスクドライブとな
る。
【００１０】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、ただ１
つの所定の位置で、ヘッドアーム／アクチュエータサブ
アセンブリ及びモータ／ディスクサブアセンブリのサブ
組立、及びこの両サブ組立部分相互の組付けを行うこと
ができるので、小型ディスクドライブの組立てに必要な
スペース、労力、時間及び装置の少なからぬ節減を実現
することができる。
【００１１】
【実施例】本発明は図面を参照して詳細に説明される。
全図において同じ符号は同じ部分を示している。
【００１２】図１はヘッドクレクシャ１２Ａ及び１２Ｂ
をヘッドアームアクチュエータサブアセンブリ１３に組
み付けるのに使用する保持及びボールスェージング治具
１０を示している。組付けの間に、軸受カートリッジ１
４を含むヘッドアームサブアセンブリ１３は、軸受カー
トリッジ１４を治具１０の軸受孔に位置決めさせること
によりボールスェージング治具１０に装着される。スプ
リングロケータ１５は前方に押され、次いでヘッドアー
ムサブアセンブリ１３は図１に示す位置に向けて時計回
転方向に回転される。スプリングロケータ１５は、ヘッ
ドアームサブアセンブリ１３に形成されたスロット１８
に位置決め楔部１７が係合することを許容するように解
除される。ヘッドクレクシャ１２Ａ及び１２Ｂは図１に
示すように組み付けられる。
【００１３】次いで整列ピン１９が、ボールかしめ治具
１０側面の孔２１を通して、フレクシャ案内穴１６に挿
入される。フレクシャ１２を摺動スペーサを介してヘッ
ドアームアクチュエータサブアセンブリ１３に対してし
っかり保持するために、ノブ２０が内方に動かされる。
フレクシャ１２を位置決め保持したところで、スェージ
ボール２２が摺動スペーサのスロットすなわちボールキ
ャッチャ２３内に落とし込まれる。ボール押込みパンチ
２４が治具１０側面の孔２５を通して挿入される。ヘッ
ドアームアクチュエータ１３が治具１０に対してしっか
りと保持された状態で、押込みパンチ２４がボール２２
をヘッドアーム１３の孔６５（図８参照）を通して押し
込む。ボール２２はフレクシャのボスを通って押し込ま
れてフレクシャ１２Ａのボスの内径を広げ、その結果フ
レクシャ１２Ａをヘッドアームサブアセンブリ１３に結
合する。押込みパンチ２４はその後上向きに回転される
治具１０から取り出される。押込みパンチ２４は治具の
反対側に位置決めされ、他のボール２２がボールキャッ
チャ２３内に落とし込まれる。スェージング治具１０は
次いで、ボール押込みパンチ２４が治具１０の反対側か
らスェージボールをフレクシャ１２Ｂのボスを通して押
し込んでフレクシャ１２Ｂをヘッドアームサブアセンブ
リ１３に結合することができるように、９０度回転され
る。次いで押込みパンチ２４及び整列ピン１９は、スェ
ージング治具１０から取り除かれる。
【００１４】図２及び図３はモータ／ディスクサブアセ
ンブリ５０に使用される部品を示している。モータ／デ
ィスクプラットフォーム２６には、ディスク駆動モータ
２９を支持する固定フランジ２８と適合する円筒状開口
２７が形成されている。ディスクドライブの作動の間に
フランジ２８は停止されており、一方駆動モータ２９は
回転される。モータハブ３０はモータ２９及びフランジ
２８に連結されており、磁気ディスク３１を取り付ける
のに使用される留め金具３２を受け入れる段部を有して
いる。ディスク３１をモータ２９及びハブ３０に組み付
けるために、ディスク留め金具３２及びねじ３６が、図
４に詳細に示す３フィンガー式ディスク締付けチャック
３４を収納したトルクゲージ工具３３内に組み付けられ
る。レバー３５を外方に動かすことにより、締付けチャ
ック３４は、トルクゲージ工具３３のチャック装置内に
ディスク留め金具３２及びＴ−６ねじ３６を受け入れる
ことができるように開かれる。ディスク留め金具３２及
びねじ３６は、レバー３５を内方に動かすことにより、
トルクゲージ３３内の所定の位置に保持される。
【００１５】図４に示すように、ディスク締付けチャッ
ク３４は、ディスク留め金具３２を保持するための延長
ピン５１及び保持フィンガ４３を有している。ディスク
留め金具を位置決めした状態では、ねじ３６はチャック
装置内の中心に位置されたスクリュードライバ５３の先
端５２に係合される。滑り継手５４は、ドライバが回転
している間にスクリュードライバの軸４８が上下に浮動
することを許容する。圧縮ばね５６が、ドライバ５３の
先端５２をねじ３６の頭部の溝に係合させる。ドライバ
の容易な回転を可能にするために、ドライバの軸の回り
には玉軸受５５が設けられている。
【００１６】図５に図示したように、留め金具３２及び
ねじ３６をその位置に保持したトルクゲージ３３は、下
向きに９０度回転される。トルクゲージ３３はモータ／
ディスクサブアセンブリ５０の真上に位置するように摺
動される。図２に示すプラットフォーム２６上に配置さ
れたモータ／ディスクサブアセンブリ５０に向かってト
ルクゲージ３３を下向きに作動させるために、レバー４
９が作動される。トルクゲージノブ４１を回すことによ
りドライバ５３が回転され、ドライバ先端５２に係合さ
れたねじ３６は回転されて留め金具３２をハブ３０に締
め付ける。モータ締付けねじ３６は約１０インチ−オン
スのトルクが加えられて約５秒間維持される。次いでデ
ィスク締付けチャック３４はレバー３５により開かれ、
レバー４９を戻しまたハンドル３７Ｂによりトルクゲー
ジ３３をモータプラットフォーム２６から離れる向きに
摺動することによりトルクゲージ３３は後退される。
【００１７】モータ／ディスクサブアセンブリ５０及び
そのプラットフォーム２６は、図６に示すように、所定
の高さのベース５９の回りに回転される。ハンドル６０
を用いることにより、モータ／ディスクサブアセンブリ
５０は、図７に示す保持治具６１と整列した鉛直位置に
回転される。保持治具６１の大形ノブ４２は３個の保持
フィンガ４３の開閉を制御する。ノブ４２が６０度回転
されたとき、フィンガ４３が後退されてディスク３１及
びそれに締め付けられたアセンブリ５０が各フィンガの
間に位置されるのを許容する。ノブ４２は、他方に６０
度回転されればディスクの回りのフィンガを閉じてモー
タ／ディスクアセンブリ５０をその位置にしっかり保持
する。プラットフォーム２６は水平位置に回転される。
モータ／ディスクアセンブリ５０を支持した保持治具６
１は、ヘッドアーム及びアクチュエータアセンブリ１３
がヘッドをディスク面に装着する準備を整える間、その
ままにしておかれる。プラットフォーム２６のベース５
９と保持治具６１は図示を省略した基礎ベッド上に互い
に対向して立設固定され、同じく基礎ベッド上に固定さ
れたトルクゲージ工具３３の基台４０のトルクゲージ側
に位置している（図５参照）。
【００１８】本発明によれば、図８〜図１３に示すよう
なアクチュエータ取付機構６６が、磁気ヘッドを記憶デ
ィスクに組み付けるのに使用される。アクチュエータ取
付機構はヘッドローダサブアセンブリ６７、スェージン
グ工具１０、及びスェージング工具ピボットサブアセン
ブリ６９を含んでいる。ヘッドアームサブアセンブリ１
３は、ヘッド１２がアーム１３にスェージ止めされた後
も、スェージング治具１０内に残されている。磁石ハウ
ジング４６が、スプリングロケータ１５を後退させた後
にアーム１３のコイル端を覆って組み付けられる。ロケ
ータ１５は磁石ハウジング４６が位置決めされた後に外
される。ヘッドは、プラグ及び外部回路構成部分に接続
するためのピン４５に可撓性配線ケーブルすなわちテー
プ４４を介して電気的に接続される。
【００１９】ヘッドの組付けを行うために、ヘッドアー
ムアセンブリ１３及び磁石ハウジング４６が、スェージ
ング工具１０と共にスェージング工具ピボットサブアセ
ンブリ６９に形成された円筒状突起７５に取り付けられ
る。ヘッドローダがスェージング工具ピボットサブアセ
ンブリ６９に対し図９に示すように位置決めされるよう
に、ピン７３が引き戻されて、アクチュエータ取付機構
６６がベース９１上で図８に示す位置から約９０度回転
される。アクチュエータ取付機構６６がピボットサブア
センブリ６９に向かって自由に案内されるように、ピン
７６が引き戻される。ピン８０が引き戻されればヘッド
ローダ６７が後方に案内されて、ロードフィンガ６４が
図９に示すように引き戻され、また可撓性配線４４がロ
ーダ機構と当たることを避けることを確実にする。ピン
７６を引き戻すことにより、アクチュエータ取付機構６
６は図１０に示すようにピボットサブアセンブリ６９を
覆うように移動され位置決めされる。ロードフィンガ６
４は、図１０に示すように、レバー６３を回転すること
により開かれ、ハンドル８９を使用して鉛直に持ち上げ
られて、ピン８０を引き戻した後にヘッドアーム１３及
びフレクシャ１２に接近される。ベース９１を摺動可能
に支持する基台は、ベース５９及び保持治具６１を挟ん
でトルクゲージ工具３３と反対側になる基礎ベッド上に
固定されている。
【００２０】磁石ハウジング４６は、ノブ７７の回転に
より、収納ポケット４７内にしっかり位置決めされる。
次いでロードフィンガ６４が、ヘッドクレクシャ１２に
係合させるために、ハンドル６３を回転することにより
閉じられまたハンドル８９を用いて鉛直方向に引き下げ
られる。ロードフィンガ６４が開かれまたレバー９２が
１８０度回転されて磁石ハウジング４６を自由にする。
スェージング工具ピボットサブアセンブリ６９は、図１
１に図示するように、ピン９０を引いた後にヘッドロー
ダ６７から離れるように回転される。引き戻し可能なピ
ン７６が引っ張られて、アクチュエータ取付機構６６は
ピン７６が位置決めバー７４の中心のスロットに入るこ
とができる位置まで移動される。次いでピン７３を引い
た後、アクチュエータ取付機構６６は、図１１に示すよ
うにローダ機構６７がモータ／ディスクプラットフォー
ム２６及び図７のサブアセンブリ５０と平行になるよう
に、回転される。
【００２１】ピン７６が再び引っ張られてアクチュエー
タ取付機構６６は、図１２に示すように、ピン７６が位
置決めバー７４の左手のスロットに係合するまで左に移
動される。これにより、２つのフレクシャ１２はディス
ク３１を挟む位置に位置決めされる。次いでロードフィ
ンガ６４がハンドル６３を回転することにより閉じら
れ、これによりフレクシャ１２の端部に取り付けられた
読み／書きヘッドをディスク３１の表面上に位置させ
る。ハンドル８９を用いてローダ機構６７が上方に回転
され、ロードフィンガ６４がレバー６３を用いて開か
れ、ピン８０を引いた後ローダ機構６７が後退される。
【００２２】図１３(A)に示すように、ドライブ基板７
９は基板保持具８８のＵ形溝金具８４に装着される。基
板７９及び保持具８８は図１３(B)に示す位置に１８０
度回転され、次いで図１４に示すようにモータ／ディス
クアセンブリ５０及びアクチュエータサブアセンブリ１
３を覆うように前向きに押される。モータ３０を基板７
９に保持しまたアクチュエータ軸受１４を基板７９に保
持するねじが取り付けられる。
【００２３】磁石ハウジング４６を基板７９に取り付け
るのを許容するために、ばね保持ノブ８７が引っ張られ
てハウジングはばねによりその位置に押し付けられる。
磁石ハウジング４６をその収納ポケット４７に締め付け
るノブ７７が、磁石ハウジング４６を解除するためにそ
の止め具に抗して反時計回転方向に回転される。磁石ハ
ウジング４６を基板に保持するねじがここで取り付けら
れる。
【００２４】保持治具６１の裏側に設けた大形ノブ４２
を回転することにより、モータ／ディスクアセンブリ５
０が解除される。基板７９はそれに取り付けられた部品
と共に保持治具６１から図１３(B)に示す位置に移動さ
れる。次いで基板７９は、図１３(A)に示す位置に回転
される。配線盤４５がねじにより基板７９に取り付けら
れる。ディスクドライブは基板保持具８８から取り外さ
れ、これにより例えば更に次の工程及びラップトップ型
コンピュータへの組込みなどの準備が完了する。
【００２５】ここに開示された新規な組立工具により、
労力、時間及び装置の少なからぬ節減が実現される。た
だ１人の作業者で足りる組立工具を密集して配置したた
だ１つのステーションを使用することにより、これまで
代表的に使用されていたいくつかの位置と何人かの作業
者を必要とした複数の治具や装置を省略して、ディスク
ドライブ組立のために必要なスペースの量を減少するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 ヘッドアーム及びフレクシャをヘッドアクチ
ュエータに組み立てるためのボールスェージング治具の
等角図である。
【図２】 記憶ディスク、ディスク駆動モータ及びディ
スク留め金具リングを組み立てるために使用されるモー
タディスクプラットフォームを示す分解図である。
【図３】 ディスク、ディスクモータ及びディスク留め
金具を互いにねじ止めするためのトルクゲージ取付具の
等角図である。
【図４】 ディスク留め金具組付け装置の、図３の線Ａ
−Ａに沿った略断面図である。
【図５】 図３のトルクゲージを９０度下方に回転した
等角図である。
【図６】 モータ及びディスクアセンブリプラットフォ
ームの等角図である。
【図７】 鉛直位置に回転されて保持された図６のモー
タ及びディスクを示す図である。
【図８】 ヘッドアクチュエータのヘッドアーム、可撓
性配線及び磁石ハウジングを組み立てるための、ヘッド
ローダ、スェージング工具及びスェージング工具ピボッ
トアセンブリを示す、一部分解した等角図である。
【図９】 磁気ヘッドをディスク面に対し装着するため
に１つの所定の位置にした、図８に示す工具アセンブリ
の等角図である。
【図１０】 磁気ヘッドをディスク面に対し装着するた
めに別の所定の位置に変えた、図８に示す工具アセンブ
リの等角図である。
【図１１】 磁気ヘッドをディスク面に対し装着するた
めに更に別の所定の位置に変えた、図８に示す工具アセ
ンブリの等角図である。
【図１２】 ディスク面に対し装着されたヘッドを示
す、ヘッドローダの等角図である。
【図１３】 基板、保持具、ヘッドローダ及び保持治具
の分解された等角図を示し、(A)はディスクモータアセ
ンブリを保持するために使用される基板及び基板保持具
を示す図、(B)は基板が保持具に保持された状態を示す
図、(C)は後退位置にあるヘッドローダ並びに基板への
組付けの準備が整ったディスクモータ及びアクチュエー
タアセンブリを示す図である。
【図１４】 ディスクモータ及びアクチュエータを覆っ
た位置における基板を示す等角図である。
【符号の説明】
１０…ボールスェージング治具、１２…フレクシャ、１
３…アクチュエータサブアセンブリ（ヘッドアーム）、
１４…軸受カートリッジ、１５…スプリングロケータ、
１６…案内穴、１７…楔部、１８…スロット、１９…整
列ピン、２０…ノブ、２２…スェージボール、２３…ボ
ールキャッチャ、２６…モータ／ディスクプラットフォ
ーム、２７…円筒状開口、２９…駆動モータ（ディスク
モータ）、３０…モータハブ、３１…ディスク、３２…
留め金具、３３…トルクゲージ、３４…ディスク締付け
手段（ディスク締付けチャック）、３５…レバー、３６
…ねじ、４１…トルクゲージノブ、４４…可撓性配線ケ
ーブル、４５…配線盤、４６…磁石ハウジング、４８…
軸、５０…モータ／ディスクサブアセンブリ、５３…ド
ライバ、５４…滑り継手、６３…ノブ、６４…ロードフ
ィンガ、６６…アクチュエータ取付機構、６７…ヘッド
ローダ、６９…スェージング工具ピボットサブアセンブ
リ、７７…ノブ、７９…基板、８８…基板保持具。

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 次の構成よりなる小型ディスクドライブ
    の組立装置：所定の位置に配置されて、磁気ヘッドアー
    ムの磁気ヘッドを支持するヘッドクレクシャをヘッドア
    ーム／アクチュエータサブアセンブリに結合すると共に
    外部回路構成部分に連結するためにヘッド回路の線を可
    撓性配線ケーブルに取り付けるためのボールスェージン
    グ治具、並びに前記所定の位置に配置されて、ディスク
    駆動モータ及び駆動モータハブを少なくとも１個の記憶
    ディスクに結合してモータ／ディスクサブアセンブリを
    組み立てるためのモータ／ディスクプラットフォーム及
    びディスク締付け手段。
  2. 【請求項２】 基板保持具、この基板保持具内に置かれ
    る基板、及び前記モータ／ディスクサブアセンブリと前
    記ヘッドアームサブアセンブリを結合する手段を含む請
    求項１の装置。
  3. 【請求項３】 前記基板に取り付けられた配線盤を含む
    請求項２の装置。
  4. 【請求項４】 前記ヘッドアーム／アクチュエータサブ
    アセンブリが、前記ヘッドアームに接近して組み込まれ
    る磁石ハウジングを含む請求項１の装置。
  5. 【請求項５】 前記ヘッドアームサブアセンブリと、前
    記磁石ハウジングを取り付けるためのスェージング工具
    ピボットサブアセンブリを含む請求項４の装置。
  6. 【請求項６】 前記スェージング治具が、前記フレクシ
    ャを前記ヘッドアーム／アクチュエータサブアセンブリ
    に組み立てるためのボールかしめ治具よりなる請求項１
    の装置。
  7. 【請求項７】 前記ボールかしめ治具が、スェージボー
    ルと、前記フレクシャを前記ヘッドアーム／アクチュエ
    ータサブアセンブリに結合することを可能にするために
    前記ボールを受け入れるボールキャッチャを含む請求項
    ６の装置。
  8. 【請求項８】 前記フレクシャを整列するために、前記
    ボールかしめ治具及び前記ヘッドクレクシャに形成され
    た案内穴に挿入される整列ピンを含む請求項６の装置。
  9. 【請求項９】 前記ヘッドアーム／アクチュエータサブ
    アセンブリが、前記スェージング治具の軸受孔内に位置
    する軸受カートリッジを含む請求項１の装置。
  10. 【請求項１０】 楔部と前記ヘッドアーム／アクチュエ
    ータサブアセンブリに形成されたスロットを係合させる
    ためのスプリングロケータを含む請求項１の装置。
  11. 【請求項１１】 前記フレクシャを前記ヘッドアーム／
    アクチュエータサブアセンブリに対し固定するための可
    動ノブ及び摺動スペーサを含む請求項１の装置。
  12. 【請求項１２】 前記モータ／ディスクプラットフォー
    ムに前記ディスク駆動モータを支持するための円筒状開
    口が形成されている請求項１の装置。
  13. 【請求項１３】 前記磁気ヘッドフレクシャを前記記憶
    ディスクに対し組み付けるためのアクチュエータ取付機
    構を含む請求項１の装置。
  14. 【請求項１４】 前記アクチュエータ取付機構が前記ヘ
    ッドクレクシャを前記ディスクに装着するヘッドローダ
    を含む請求項１３の装置。
  15. 【請求項１５】 前記ディスク締付け手段が、トルクゲ
    ージ、ディスク留め金具及びねじよりなり、前記留め金
    具を前記駆動モータ、モータハブ及びディスクに取り付
    けるようにした請求項１の装置。
  16. 【請求項１６】 前記モータハブに前記留め金具を受け
    入れるための段部が形成されている請求項１５の装置。
  17. 【請求項１７】 前記トルクゲージ内に収納されて前記
    ディスク留め金具及び前記ねじを前記トルクゲージ内の
    所定の位置に保持する３フィンガー式のディスク締付け
    チャックを含む請求項１５の装置。
  18. 【請求項１８】 前記ねじにより前記留め金具を前記モ
    ータハブに固定するためのドライバを含む請求項１５の
    装置。
  19. 【請求項１９】 前記ドライバが軸、及びドライバが回
    転している間に前記軸が両方向に浮動することを許容す
    るための滑り継手を含む請求項１８の装置。
  20. 【請求項２０】 前記留め金具を前記ハブに固定するた
    めに前記ドライバ及び前記ねじを回転させるためのトル
    クゲージノブを含む請求項１８の装置。
  21. 【請求項２１】 ロードフィンガ、及び前記フィンガを
    前記ヘッドクレクシャに対して開閉するための制御ノブ
    を含む請求項１の装置。
  22. 【請求項２２】 次の各ステップよりなる、ディスク、
    ディスクモータ、モータハブ、ヘッドクレクシャ及びヘ
    ッドアーム／アクチュエータサブアセンブリを有する小
    型ディスクドライブを、所定の位置でただ１人の作業者
    により組み立てる方法：トルクゲージを回転させてディ
    スク留め金具を前記ディスク及びディスクモータに固定
    すること、及び前記ヘッドクレクシャを前記ヘッドアー
    ム／アクチュエータサブアセンブリに結合するためにボ
    ールスェージングすることを含む方法により、前記ヘッ
    ドクレクシャを前記サブアセンブリに組み付けること。
  23. 【請求項２３】 前記ヘッドクレクシャを組み付けるス
    テップが、軸受カートリッジをスェージング治具の軸受
    孔に位置決めすることを含む請求項２２の方法。
  24. 【請求項２４】 前記ヘッドクレクシャを組み付けるス
    テップが、前記フレクシャを整列させてスェージボール
    を前記フレクシャのボスを通して押し込むことを含む請
    求項２２の方法。
  25. 【請求項２５】 前記ディスク留め金具を固定するステ
    ップが、レバーを動かして３フィンガー式のディスク締
    付けチャックを作動させることにより前記留め金具及び
    ねじを前記ディスクモータに結合するステップを含む請
    求項２２の方法。
  26. 【請求項２６】 前記ヘッドクレクシャを可撓性配線ケ
    ーブルに電気的に接続するステップを含む請求項２２の
    方法。
  27. 【請求項２７】 締め付けノブを回転して磁石ハウジン
    グを解除して基板に組み付けることにより、前記磁石ハ
    ウジングを前記基板に取り付けるステップを含む請求項
    ２２の方法。
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