JP2003281872A - セルフタップネジ機構とそれを用いたフレキシブルディスクドライブ - Google Patents
セルフタップネジ機構とそれを用いたフレキシブルディスクドライブInfo
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Abstract
に使用できるフレキシブルディスクドライブのセルフタ
ップネジ機構とそれを用いたフレキシブルディスクドラ
イブとを提供すること。 【解決手段】 セルフタップネジ機構は、金属板のプレ
ス加工によって形成された部品のセルフタップネジ機構
において、セルフタップネジ51をねじ込むために、前
記セルフタップネジ51のねじ山径よりも小さな内接円
半径を備えた断面三角形の三角ネジ穴1を備えている。
Description
スクドライブに関し、特に、そのフレームに設けられる
セルフタップネジ機構に関する。
ライブ(以下、「FDD」とも略称する。)は、それに
挿入されたフレキシブルディスク(以下、「FD」とも
略称したり、「メディア」とも称する。)の円板状磁気
記録媒体に対してデータの記録再生を行うための装置で
ある。そして、このようなフレキシブルディスクドライ
ブは、ラップトップ・パソコンやノート型パソコン、あ
るいはノート型ワープロ等の携帯型電子機器に搭載され
る。
は、フレキシブルディスクの磁気記録媒体に対してデー
タの読出し/書込みを行う磁気ヘッドと、この磁気ヘッ
ドをフレキシブルディスクに対して所定の半径方向に沿
って移動可能に先端で支持するキャリッジアセンブリ
と、このキャリッジアセンブリを上記所定の半径方向に
沿って移動させるステッピングモータと、フレキシブル
ディスクを保持しつつ磁気記録媒体を回転駆動するスピ
ンドルモータ等のDD(ダイレクトドライブ)モータと
を有している。
技術によるフレキシブルディスクドライブのフレーム構
造を有する3.5インチ型フレキシブルディスクドライ
ブについて説明する。図12は分解斜視図、図13は前
面側からみた斜視図である。
3.5インチ型フレキシブルディスク(後述する)を駆
動するための装置である。挿入されたフレキシブルディ
スクは、図12及び図13の矢印Aに示す方向からフレ
キシブルディスクドライブ中に挿入される。挿入された
フレキシブルディスクは、ディスクテーブル110上
に、その回転軸110aとフレキシブルディスクの中心
軸とが一致した状態で保持される。後述するように、デ
ィスクテーブル110はメインフレーム130の表面上
で回転自在に支持されている。従って、ディスクテーブ
ル110の回転軸110aの軸方向Bは、メインフレー
ム130の厚み方向と平行に成っている。ディスクテー
ブル110は、後述するようにメインフレーム130の
凹部に設けられた図示しないスピンドルモータ(DDモ
ータ)によって回転駆動され、これによってフレキシブ
ルディスクの磁気記録媒体が回転する。また、メインフ
レーム130の裏面には、多数の電子部品が搭載された
プリント配線基板(図示せず)が取り付けられている。
シブルディスクの磁気記録媒体に対してデータの読出し
/書込みを行うための上下一対の磁気ヘッド140(上
側磁気ヘッドのみを図示する)を備えている。磁気ヘッ
ド140は、フレキシブルディスクドライブの背面側に
設けられたキャリッジアセンブリ150にその先端で支
持されている。すなわち、キャリッジアセンブリ150
は、上側磁気ヘッド140を支持する上側キャリッジ1
50Uと下側磁気ヘッドを支持する下側キャリッジ15
0Lとを有する。キャリッジアセンブリ150は、メイ
ンフレーム130の表面上で後述するようにメインフレ
ーム130から離隔して配置されており、磁気ヘッド1
40をその先端でフレキシブルディスクに対して所定の
半径方向(図12及び図13の矢印Cで示す方向)に沿
って移動可能に支持している。
壁131には、ステッピングモータ160が固定されて
いる。ステッピングモータ160はキャリッジアセンブ
リ150を所定の半径方向Cに沿ってリニアに駆動す
る。詳細に説明すると、ステッピングモータ160は所
定の半径方向Cと平行に延在する回転軸(駆動軸)16
1を有し、この回転軸161には雄ネジが切られてい
る。この回転軸161の先端161aは、メインフレー
ム130の表面から切り起こしにより立設された曲げ部
132に空けられた穴132aを貫通し、スチールボー
ル162が設けられる。この穴132aとスチールボー
ル162とによって、回転軸161は所定の半径方向C
と平行に延在するように規制され、かつその先端161
aは回転可能に保持される。
下側キャリッジ150Lから回転軸161まで延在した
アーム151を有し、このアーム151の先端151a
は回転軸161の雄ネジの谷の部分に係合する。一方、
このアーム151と実質的に平行に下側キャリッジ15
0Lからバネ155が延在している。すなわち、アーム
151とバネ155とによってステッピングモータ16
0の回転軸161を挟んでいる。
軸161が回転すると、このアーム151の先端151
aが回転軸161の雄ネジの谷の部分に沿って動かさ
れ、これによってキャリッジアセンブリ150自体が所
定の半径方向Cに沿って移動する。とにかく、ステッピ
ングモータ160はキャリッジアセンブリ150を所定
の半径方向Cに沿ってリニアに移動させるための駆動手
段として働く。
がキャリッジアセンブリ150の一方の側に設けられて
いるので、キャリッジアセンブリ150の一方の側はこ
の回転軸161によってメインフレーム130から離隔
した状態で、移動可能に支持される。しかしながら、こ
の回転軸161による支持だけでは、キャリッジアセン
ブリ150全体をメインフレーム130の表面から離隔
した配置することはできない。そのため、ガイドバー1
70によって、キャリッジアセンブリ150の他方の側
でキャリッジアセンブリ150を支持しながら案内す
る。ガイドバー170はキャリッジアセンブリ150を
間に挟んで、ステッピングモータ160の回転軸161
とは逆側に設けられている。ガイドバー170は所定の
半径方向Cに対して平行に延在し、メインフレーム13
0の表面上で一端171および他端172が後述するよ
うに固定され、キャリッジアセンブリ150を所定の半
径方向Cに沿って案内する。これによって、キャリッジ
アセンブリ150全体がメインフレーム130の表面か
ら離隔して配置される。
ガイドバー170側へフレキシブル・プリンテッド・サ
ーキット(FPC)152が延在しており、このFPC
152はメインフレーム130の図示しない裏面に取り
付けられたメインプリント配線基板に電気的に接続され
る。
の表面でガイドバークランプ180によって挟持されて
いる。ガイドバークランプ180はその中央部でメイン
フレーム130の表面にバインド子ネジ190によって
固定されている。詳細に説明すると、ガイドバークラン
プ180はガイドバー170より少しだけ長い矩形固定
部材180を有し、矩形固定部材180のほぼ中央には
バインド子ネジ190のネジ軸191が通過できる程度
の穴180aが穿設されている。矩形固定部材180の
一端180bおよび他端180cからは、それぞれ、ガ
イドバー170の一端171および他端172を挟持す
るための一対のアーム181および182が延在してい
る。
ー170を挟持しているだけなので、これだけではガイ
ドバー170をメインフレーム130の表面に固定する
ことはできない。このために、ガイドバー170の両端
171および172の位置を規制するための一対の位置
決め部材が必要である。この一対の位置決め部材として
は、メインフレーム130の一部をメインフレーム13
0の表面側に切り起こして形成した一対の曲げ部201
および202を使用している。
ッジ150Lは、キャリッジアセンブリ150をガイド
バー170に沿って摺動可能に支持する支持枠としても
働く。下側キャリッジ150Lはガイドバー170側へ
突出した突出部(図示せず)を有し、この突出部中にガ
イドバー170が摺動可能に嵌入されている。
クトプレート210とディスクホルダ220とを更に有
する。メインフレーム130、イジェクトプレート21
0、及びディスクホルダ220は、金属板に打抜き加
工、プレス加工、曲げ加工等を施すことにより形成され
る。
ルディスクの挿入方向Aおよびその逆方向に沿ってスラ
イド自在なように、メインフレーム130上に備えられ
ている。イジェクトプレート210は、後述するよう
に、フレキシブルディスクドライブの作動時に、ディス
クホルダ220と協働してフレキシブルディスクを保持
する。また、イジェクトプレート210は、フレキシブ
ルディスクを挿入方向Aに沿ってフレキシブルディスク
ドライブ内に挿入することを可能とし、或いはフレキシ
ブルディスクを挿入方向Aと逆方向に沿ってフレキシブ
ルディスクドライブ内からの取り出すことを可能とする
ために、挿入方向Aに沿ってフレキシブルディスクが摺
動自在なようにフレキシブルディスクを保持する。イジ
ェクトプレート210には、互いに対向する一対の側壁
210aが形成されている。この両側壁210aの各々
には、一対のカム部211が形成されている。また、イ
ジェクトプレート210の底面には、両側壁210aに
沿って切抜き部212が形成され、イジェクトプレート
210の底面中央部には、ディスクテーブル110を取
り囲むように略U字状の切欠き部213が形成されてい
る。更に、イジェクトプレート210の下面には、ピン
(後述する)が設けられており、このピンは、後述する
イジェクトレバーの係止部と係合する。
レート210上に配置されている。ディスクホルダ22
0aには、主表面220と、この主表面220の両側端
で互いに対向した一対の側壁221が形成されている。
この両側壁221には、それぞれ突片222(一方のみ
図示)が形成されている。これらの突片222は、イジ
ェクトプレート210の切抜き部212を通じてメイン
フレーム130の穴133内に挿通される。この突片2
22がメインフレーム130の穴133内に挿通される
ことにより、ディスクホルダ220aは、メインフレー
ム130に対する挿入方向Aの位置が決められるのと同
時に、ディスクホルダ220aは、ディスクテーブル1
10の回転軸110aの軸方向Bに沿って往復動自在と
なる。また、両側壁221の各々には、一対のピン22
3が設けられている。このピン223は、イジェクトプ
レート210の側壁210aに形成されたカム部211
内に挿通される。ディスクホルダ220aとイジェクト
プレート210との間には、イジェクトバネ230が架
設されている。
突片222を設け、メインフレーム130に穴133を
設けてあるが、これに限らず、メインフレームに突片を
設け、ディスクホルダに穴を設けて構わない。
方向Aの奥側中央部に、キャリッジアンセンブリ150
の上側キャリッッジ150Uと対応する位置に、所定の
半径方向Cに延在した略矩形状の開口部224が設けら
れている。この開口部224を囲むように、その周囲に
ディスクホルダ220の主表面220から上方に盛り上
がった、略U字形状の盛り上がり縁225が形成されて
いる。一方、キャリッジアンセンブリ150は、側方に
延びる一対の側方アーム153を備え、この側方アーム
153は盛り上がり縁225の上に位置する。後述する
ように、フレキシブルディスクがディスクホルダ220
からイジェクトされた状態では、この側方アーム153
が盛り上がり縁225と係合し、これによって上下一対
の磁気ヘッド14同士が互いに離される。さらに、ディ
スクホルダ220は、その挿入方向Aの奥側で開口部2
24から右よりに、後述するイジェクトレバーのレバー
部の回動を許すような形状の開口部226も有してい
る。
アセンブリ150の近傍に、イジェクトレバー240が
回動自在に設けられている。詳細に述べると、メインフ
レーム130には、その表面から上方に延びるロッド状
ピン134が立設している。イジェクトレバー240
は、ロッド状ピン134が嵌め込まれる筒状部240
と、この筒状部240から径方向に延在するアーム部
(レバー部)241と、このアーム部241の自由端に
設けた上方に延在する突起部242と、アーム部241
の自由端側から周方向に延びる円弧状の係止部243と
を有している。イジェクトレバー240には、筒状部2
40aの周りにイジェクトレバーバネ250が装着さ
れ、このイジェクトレバーバネ250は、イジェクトレ
バー240を図面上、反時計回りに付勢している。イジ
ェクトレバー240の突起部242は上記ディスクホル
ダ220の開口部226に遊嵌されている。また、この
突起部242は、後述するフレキシブルディスクのシャ
ッタの右側上端縁と係合して、シャッタの開閉を制御す
る。尚、図2に示されるように、ロッド状ピン134の
先端にはネジ26が捩じ込まれており、これによってイ
ジェクトレバー240がロッド状ピン134から抜ける
のを防止している。
は、フロントパネル270が取り付けられている。フロ
ントパネル270は、フレキシブルディスクを出し入れ
する開口271と、この開口271を開閉する扉272
とを備えている。このフロントパネル270には、イジ
ェクトボタン280が前後方向移動可能に突設されてい
る。イジェクトボタン280は、イジェクトプレート2
10の前端で前方に突き出ている突起部214に嵌め込
まれている。
レーム130には、イジェクト機構のスライド構造ガイ
ドが全て盛り込まれている。換言すれば、メインフレー
ム130は、摺動動作するイジェクトプレート210の
形状に合わせた構造のスライドガイド136を4箇所に
持っている。
のフレキシブルディスクドライブにおいては、メインフ
レーム130は、全ての部品を搭載する関係上、ネジ孔
が数多く形成されている。
が、プレス部品をベースにしたネジ止めは、部品(鉄
板)にバーリングを作り、後加工において転造タップを
行っている。このために、部品後加工が必要となってい
る。
ルフタップ(自己でねじを形成しながら部品固定する方
法)をプレス部品でも使用可能なネジが市販されてきて
いる。このようなプレス部品でのセルフタップネジを使
用するために、鉄板上に形成する穴形状が丸形状であ
り、このセルフタップネジの締め付けで、常に穴全周に
負荷があり、例えば、自己でネジを切りながら締め付け
るため、通常のねじと異なり大きなトルクを加えない
と、締め付け不十分になる。
のネジ破壊が発生し、トルク管理が難しいという欠点が
ある。
品を用いてセルフタップネジを容易に使用できるフレキ
シブルディスクドライブのセルフタップネジ機構とそれ
を用いたフレキシブルディスクドライブとを提供するこ
とにある。
のプレス加工によって形成された部品のセルフタップネ
ジ機構において、セルフタップネジ(51)をねじ込む
ために、前記セルフタップネジ(51)のねじ山径より
も小さな内接円半径を備えた断面多角形の穴(1,2,
3,4,5,6,7,8,9)を備えていることを特徴
とするセルフタップネジ機構が得られる。
ネジ機構において、前記穴(1,2,3,4,5,6,
7,8,9)は、その周囲に前記穴形状を形成するよう
に、断面多角形の筒状に突出したボス部(1a)を備え
ていることを特徴とするセルフタップネジ機構が得られ
る。
のセルフタップネジ機構において、フレキシブルディス
クドライブのフレーム部(10,20,50)に用いら
れることを特徴とするセルフタップネジ機構が得られ
る。
のセルフタップネジ機構において、前記穴(1,2,
3,4,5,6,7,8,9)は、バーリング穴である
ことを特徴とするセルフタップネジ機構が得られる。
のセルフタップネジ機構をフレーム部(10,20,5
0)に備えていることを特徴とするフレキシブルディス
クドライブが得られる。
のフレキシブルディスクドライブにおいて、前記フレー
ム部(10,20,50)は、フレキシブルディスクを
駆動するターンテーブル及び磁気ヘッドアセンブリを搭
載するメインフレーム(10)、前記メインフレームの
重ねあわされるロアカバー(20)、及び収容された前
記フレキシブルディスクを脱離させるためのイジェクト
プレート(50)の内の少なくとも一つであることを特
徴とするフレキシブルディスクドライブが得られる。
にするために付したものであり、一例にすぎず、本発明
は、これらに限定されないのは勿論である。
て図面を参照して詳細に説明する。
の形態に係るフレキシブルディスクドライブ用のフレー
ム構造について説明する。図1は本実施の形態に係るフ
レキシブルディスクドライブに用いられるメインフレー
ム10の斜視図である。図2は図1に図示したメインフ
レーム10の下面(底面)を覆うロアカバー(下蓋)2
0の斜視図である。図3は図1に図示したメインフレー
ム10と図2に図示したロアカバー20とを組み合わせ
た状態の斜視図である。
レーム10は、磁気ヘッド140(図12)を保持する
キャリッジアセンブリ150(図12)と、このキャリ
ッジアセンブリ150を所定の半径方向Cに沿って摺動
させるためのステッピングモータ160(図12)と、
挿入された図示しないフレキシブルディスクを、回転駆
動するための図示しないスピンドルモータの実質的に半
分に相当する部分のみとを搭載する寸法を有している。
すなわち、メインフレーム10は、フレームの前面部が
削除された構造を有している。
テッピングモータ160、スピンドルモータ等は、フレ
キシブルディスクドライブを構成する部品の中で、その
機能を発揮(特性を維持)する上で比較的高い精度が要
求される部品(以下、「高精度部品」と呼ぶ。)であ
る。
をメインフレーム10上に搭載するようにしている。
ームの前面部(モータフレーム部116の中心部より図
示しないフロントパネル側の部分の構造が削除されてい
るので、材料の展開が少なくなり、材料費の削減を図る
ことができる。図示のメインフレーム10の大きさ(寸
法)は、縦(長さ)×横×高さがそれぞれ約80mm×
100mm×10mmである。すなわち、従来のメイン
フレーム130(図12)に比較して、本実施の形態に
係るメインフレーム10(図1)は、長さ方向および高
さ方向で約1/2の大きさ(寸法)になる。また、メイ
ンフレーム10の両サイドの高さを低くすると共に、そ
の板厚を従来の1mmより0.8mmにすることによ
り、材料費を削減することができる。
面部の構造を削除したので、この部分を何らかの形(手
段)で補う必要がある。そこで、本発明では、図5のと
ころで後述するように、ロアカバー20に、この削除し
たフレームの前面部に相当する機能をもつサブフレーム
としての機能を持たせるようにした。尚、この削除した
フレームの前面部に相当する機能にはイジェクト機構の
スライドガイド構造部分などがある。このイジェクト機
構のスライドガイド構造部分は、フレキシブルディスク
ドライブを構成する部品の中で、その機能を発揮(特性
を維持)する上で比較的精度が低くても良い部品(以
下、「低精度部品」と呼ぶ。)である。
ム10上には、図示しないイジェクトプレート32が摺
動可能に保持される。前述したように、メインフレーム
10には、フレームの前面部の構造がないので、単に、
イジェクトプレート32をメインフレーム10上に設置
しただけでは、衝撃等でのイジェクトプレート32の撓
りや変形等の発生を防止することができない。
10が変形してイジェクト動作が不具合になるのを防止
するための工夫を、以下に述べるように、サブフレーム
として働くロアカバー20およびイジェクトプレート3
2に施している。
1と、この主表面の両側端で互いに対向した一対の側壁
23とを有する。主表面21は、その前面部で上方に盛
り上がった第1の盛り上がり部27を持つ。
端に下方に突出する第1の突起55を持ち、この第1の
突起55は、僅かの隙間を空けてロアカバー20の第1
の盛り上がり部27上に配置される。換言すれば、イジ
ェクトプレート32が摺動する間、第1の突起55は、
第1の盛り上がり部27上を隙間を空けて移動すること
になる。一方、ロアカバー20の一対の側壁23は、互
いに内側へ切り起こして形成された一対のサイドストッ
パー26を持つ。この一対のサイドストッパー26上を
図示しないイジェクトレバーが摺動する。
上がり部27と一対のサイドストッパー26を設け、イ
ジェクトプレート32に第1の突起55を設けたので、
衝撃等に起因する、イジェクトプレート32の撓りや変
形等を防止することができる。
の形態に係るイジェクト機構のスライドガイド構造部分
について説明する。
フレームの前面部の構造がないので、スライドガイド1
36(図14参照)は、メインフレーム10に2箇所し
か設けることができない。したがって、足りない2箇所
にイジェクト機構のスライドガイド構造部分を設ける必
要がある。
主表面21は、その前面部の中央やや左側で上方に盛り
上がった第2の盛り上がり部24を持つ。この第2の盛
り上がり部24は、挿入方向Aに延在するL字形の開口
25aを持つ。一方、図5に示されるように、イジェク
トプレート32は、その前端で下方に突出する第2の突
起56を持つ。この第2の突起56はロアカバー20の
第2の盛り上がり部24に当接する肩と、L字形の開口
25aに挿入されるL字形のフック部とを持つ。すなわ
ち、第2の盛り上がり部24と第2の突起56との組合
わせによって、1つのスライドガイド構造部分が構成さ
れている。
プレート32は、その底面の右側前面部で挿入方向Aに
延在するL字形の開口57aを持つ。一方、図4に示さ
れるように、ロアカバー20の主表面21は、その右側
前面部で上方に突出するように切り起こして形成された
曲げ部25を持つ。この曲げ部25は、イジェクトプレ
ート32の下面に当接する肩25aと、L字形の開口5
7aに挿入されるL字形のフック部25bとを持つ。す
なわち、イジェクトプレート32のL字形の開口57a
と曲げ部25との組合せによって、もう1つのスライド
ガイド構造部分が構成されている。
ンフレーム10とロアカバー20のサブフレームとの組
み合わせによって1つのフレームとして機能を果たすよ
うにしている。
レームを示す底面図である。また、図7は図6のメイン
フレームの上面図である。図8はメインフレームの後側
部分を示す斜視図,図9はメインフレームの前側部分を
示す斜視図である。
ム10のモータフレーム部に一対の三角ネジ穴1,2、
底部に三角ネジ穴3,4、窪み部に設けられた裏面側に
基板を固定するために設けられた四角片14に三角形の
ネジ穴5、ガイドバー固定用の矩形固定部材を固定する
ための三角ネジ穴6,側壁11にモータ固定用の三角ネ
ジ穴7,8が夫々セルフタップネジを使用するために設
けられている。尚、図2に示したロアカバー20にも、
メインフレームに固定するための三角ネジ穴が設けられ
ている。
面図、図10(b)は図10(a)の平面図である。図
11(a)は図10(a)の三角ネジ穴にセルフタップ
ネジを使用した断面図、図11(b)は図11(a)の
平面図である。
インフレーム10のバーリング穴を三角形状とした三角
ネジ穴1が設けられている。三角ネジ穴1は一方に略三
角形の筒状に突出したボス部1aを備えている。
を使用する場合には、図11(a)及び(b)に示すよ
うに、固定される部材61a,61aを三角ネジ穴1の
ボス部1aの無い側から重ね合わせて、セルフタップネ
ジ51をドライバ等の先端を十字溝51cにあてて、ね
じ込む。ここで、丸い穴の場合には、常に付加があり、
締め付けトルクがアップするが三角ネジ穴1とすること
で、セルフタップネジ51のネジ山と、三角ネジ穴1の
内周とが部分的に接触してねじ切りしながら進むため
に、ネジ締め付け時の負荷を軽減し、安定した締め付け
が可能となる。
ば、セルフタップネジに用いる穴形状を三角形状とする
ことで、締め付けトルクを通常のネジ締め付けとぼぼ同
等の値とすることができるとともにネジ締め付けの信頼
性を確保できるセルフタップネジ機構を備えた鉄板製の
プレス部品を提供することができる。
フタップネジに用いるネジ穴を三角形としたが、四角形
であっても良く、ネジ穴の全内周がねじ山に部分的に接
触するものであるならば、穴形状が多角形であっても良
いのは勿論である。
プレス部品を用いてセルフタップネジを容易に使用でき
るフレキシブルディスクドライブのセルフタップネジ機
構を提供することができる。
イブに用いられるメインフレーム10の斜視図である。
面)を覆うロアカバー(下蓋)20の斜視図である。
示したロアカバー20とを組み合わせた状態の斜視図で
ある。
示したロアカバー20とを組み合わせた状態の斜視図で
ある。
を示す斜視図である。
す底面図である。
である。
である。
る。(b)は図10(a)の平面図である。
タップネジを使用した断面図である。(b)は図11
(a)の平面図である。
ブのフレーム構造を有する3.5インチ型フレキシブル
ディスクドライブの分解斜視図である。
面側からみた斜視図である。
レーム構造を示す斜視図である。
(FPC) 153 側方アーム 155 バネ 160 ステッピングモータ 161 回転軸(駆動軸) 161a 先端 162 スチールボール 170 ガイドバー 171 一端 172 他端 180 ガイドバークランプ 180a 矩形固定部材 180b 一端 180c 他端 181,182 アーム 190 バインド子ネジ 191 ネジ軸 201,202 曲げ部 210 イジェクトプレート 210a 側壁 212 切抜き部 213 切欠き部 220 ディスクホルダ 220a ディスクホルダ 221 側壁 222 突片 223 ピン 224 開口部 225 縁 226 開口部 230 イジェクトバネ 240 イジェクトレバー 241 アーム部 242 突起部 243 係止部 250 イジェクトレバーバネ 270 フロントパネル 271 開口 272 扉 280 イジェクトボタン
Claims (6)
- 【請求項1】 金属板のプレス加工によって形成された
部品のセルフタップネジ機構において、セルフタップネ
ジをねじ込むために、前記セルフタップネジのねじ山径
よりも小さな内接円半径を備えた断面多角形の穴を備え
ていることを特徴とするセルフタップネジ機構。 - 【請求項2】 請求項1記載のセルフタップネジ機構に
おいて、前記穴は、その周囲に前記穴形状を形成するよ
うに、断面多角形の筒状に突出したボス部を備えている
ことを特徴とするセルフタップネジ機構。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のセルフタップネジ
機構において、フレキシブルディスクドライブのフレー
ム部に用いられることを特徴とするセルフタップネジ機
構。 - 【請求項4】 請求項1乃至3の内のいずれか一つに記
載のセルフタップネジ機構において、前記穴は、バーリ
ング穴であることを特徴とするセルフタップネジ機構。 - 【請求項5】 請求項1乃至4の内のいずれか一つに記
載のセルフタップネジ機構をフレーム部に備えているこ
とを特徴とするフレキシブルディスクドライブ。 - 【請求項6】 請求項5記載のフレキシブルディスクド
ライブにおいて、前記フレーム部は、フレキシブルディ
スクを駆動するターンテーブル及び磁気ヘッドアセンブ
リを搭載するメインフレーム、前記メインフレームの重
ねあわされるロアカバー、及び収容された前記フレキシ
ブルディスクを脱離させるためのイジェクトプレートの
内の少なくとも一つであることを特徴とするフレキシブ
ルディスクドライブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002081315A JP2003281872A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | セルフタップネジ機構とそれを用いたフレキシブルディスクドライブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002081315A JP2003281872A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | セルフタップネジ機構とそれを用いたフレキシブルディスクドライブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003281872A true JP2003281872A (ja) | 2003-10-03 |
Family
ID=29229996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002081315A Withdrawn JP2003281872A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | セルフタップネジ機構とそれを用いたフレキシブルディスクドライブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003281872A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010521345A (ja) * | 2007-03-23 | 2010-06-24 | カウテックス テクストロン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 熱可塑性プラスチック製押出ブロー成形品 |
-
2002
- 2002-03-22 JP JP2002081315A patent/JP2003281872A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010521345A (ja) * | 2007-03-23 | 2010-06-24 | カウテックス テクストロン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 熱可塑性プラスチック製押出ブロー成形品 |
US9046122B2 (en) | 2007-03-23 | 2015-06-02 | Kautex Textron Gmbh & Co. Kg | Assembly of thermoplastic extrusion blow molded component and fastening element |
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A977 | Report on retrieval |
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