JPH05217217A - 光学式記録ディスクの外観検査方法および装置 - Google Patents

光学式記録ディスクの外観検査方法および装置

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JPH05217217A
JPH05217217A JP1899792A JP1899792A JPH05217217A JP H05217217 A JPH05217217 A JP H05217217A JP 1899792 A JP1899792 A JP 1899792A JP 1899792 A JP1899792 A JP 1899792A JP H05217217 A JPH05217217 A JP H05217217A
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JP
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optical recording
defect
light
recording disk
optical system
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JP1899792A
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Makoto Arisawa
誠 有沢
Tomoo Narishima
智夫 成島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、外観検査の際に、スタンパーに起因
して発生した光学式記録ディスク全面の欠陥の判定を迅
速にしかも精度よく行なえることを最も主要な特徴とし
ている。 【構成】本発明は、光源からの光を、第1の光学系を介
して検査対象である光学式記録ディスクの信号エリアに
照射し、その反射光を第2の光学系を介してCCDライ
ンセンサーで受光し、光学式記録ディスクを回転させる
ことによって前記光学式記録ディスク全面の欠陥情報を
得るようにした光学式記録ディスクの外観検査方法およ
び装置において、CCDラインセンサーからの欠陥情報
に基づいて、光学式記録ディスク毎の欠陥の半径方向位
置を測定して記憶し、欠陥の半径方向位置が同一位置と
して少なくとも2回連続して記憶された場合に、スタン
パー起因の欠陥であると判定することを特徴としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学式記録ディスク
(CD、CD−ROM、CD−I、レーザーディスク、
追記型および書換可能型ディスク、光磁気ディスク等)
の外観検査を行なう方法および装置に係り、特に外観検
査の際に、スタンパーに起因して発生した欠陥の判定を
迅速にしかも精度よく行ない得るようにした光学式記録
ディスクの外観検査方法および装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光学式記録は、磁気式記録と比較して記
録媒体とヘッドとが非接触であり、かつ高密度の記録が
可能である等の利点がある。この光学式記録媒体として
は、読出し専用のもの、追加書込み可能なもの、消去再
書込み可能なものが知られている。
【0003】そして、本発明にかかる読出し専用の光学
式記録媒体としては、既に光学式記録ディスク(CD、
CD−ROM、CD−I、レーザーディスク、追記型お
よび書換可能型ディスク、光磁気ディスク等)や、光カ
―ド(ROM型カード、追記型および書換可能型カー
ド、光磁気カード等)等の形で、実用に供されてきてい
る。
【0004】一方、本発明にかかる光学式記録ディスク
としては、例えば以下のような方法により作製されてい
る。すなわち、ガラス基板上に、感光性樹脂層(レジス
ト層)と導電膜層を形成し、この導電膜層上に電鋳層を
形成して、ガラス基板と電鋳層とを剥離し、洗浄ならび
に乾燥を行ない、保護層をコートし、さらに裏面を研磨
して打抜きにより成品化して作製される。そして、保護
層をコートした後に、品質維持のため、光学式記録ディ
スク全面の傷、ゴミ等の欠陥検出(以下、外観検査と称
する)が行なわれている。
【0005】この場合、検出される欠陥としては、スタ
ンパーに起因して発生するものと、それ以外の原因で発
生するものとに分類することができる。スタンパー起因
の欠陥の主な原因は、樹脂中や大気からスタンパーに付
着した異物であり、同一位置に発生する。また、それ以
外の欠陥の原因は、樹脂中の異物のディスク中への混
入、大気中の異物の信号面への付着、ウェルド、反射膜
のピンホール、ディスク表面の傷等が考えられ、ランダ
ムな位置にランダムに発生する。
【0006】ところで、このような欠陥のうち、光学式
記録ディスクの量産中に、スタンパー起因の欠陥が発生
した場合は、全品不良となる。そのため、この種の欠陥
をできる限り早期に検出して、スタンパーの洗浄または
交換を行なわなければならない。
【0007】しかしながら、従来の外観検査では、1デ
ィスク毎の欠陥位置を測定することは可能であるが、連
続同一位置の欠陥の有無については検出しておらず、全
てランダムに発生する欠陥として処理している。そのた
め、スタンパー起因の欠陥が発生した場合に、いち早く
対応することが困難となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
光学式記録ディスクの外観検査方法においては、スタン
パーに起因して発生した光学式記録ディスク全面の欠陥
の検出を素早く行なえないという問題があった。
【0009】本発明は上述のような問題を解決するため
に成されたもので、外観検査の際に、スタンパーに起因
して発生した光学式記録ディスク全面の欠陥の判定を迅
速にしかも精度よく行なうことが可能な極めて信頼性の
高い光学式記録ディスクの外観検査方法および装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、まず、請求項1に記載の発明では、光源からの光
を、第1の光学系を介して検査対象である光学式記録デ
ィスクの信号エリアに照射し、その反射光を第2の光学
系を介してCCDラインセンサーで受光し、光学式記録
ディスクを回転させることによって光学式記録ディスク
全面の欠陥情報を得るようにした光学式記録ディスクの
外観検査方法において、CCDラインセンサーからの欠
陥情報に基づいて、光学式記録ディスク毎の欠陥の半径
方向位置を測定して記憶し、欠陥の半径方向位置が同一
位置として少なくとも2回連続して記憶された場合に、
スタンパー起因の欠陥であると判定するようにしてい
る。
【0011】ここで、特に上記光源からの光よりも強い
光を、第3の光学系を介して光学式記録ディスクのプロ
グラムエリアに第1の光学系からの光と反対側から照射
し、その透過光を反射光と共にCCDラインセンサーに
入光させるようにしている。
【0012】また、請求項3に記載の発明では、光源か
らの光を、第1の光学系を介して検査対象である光学式
記録ディスクの信号エリアに照射し、その反射光を第2
の光学系を介してCCDラインセンサーで受光し、光学
式記録ディスクを回転させることによって光学式記録デ
ィスク全面の欠陥情報を得るようにした光学式記録ディ
スクの外観検査装置において、CCDラインセンサーか
らの欠陥情報に基づいて、光学式記録ディスク毎の欠陥
の半径方向位置を測定して記憶する欠陥測定・記憶手段
と、欠陥測定・記憶手段の記憶データに基づいて、欠陥
の半径方向位置が同一位置として少なくとも2回連続し
て記憶された場合に、スタンパー起因の欠陥であると判
定する判定手段と、判定手段による判定結果を出力する
出力手段とを備えて構成している。
【0013】ここで、特に上記光源からの光よりも強い
光を、第3の光学系を介して光学式記録ディスクのプロ
グラムエリアに第1の光学系からの光と反対側から照射
し、その透過光を反射光と共にCCDラインセンサーに
入光させる手段を付加して構成している。
【0014】
【作用】従って、本発明の光学式記録ディスクの外観検
査方法および装置においては、外観検査を行なう際に、
光学式記録ディスク毎の欠陥の半径方向位置を測定して
記憶し、欠陥が同一位置に連続して少なくとも2回発生
した場合に、スタンパー起因の欠陥であると判定するこ
とにより、スタンパーに起因して発生した光学式記録デ
ィスク全面の欠陥の判定を迅速に行なうことができる。
【0015】また、光学式記録ディスクの検査光とし
て、反射光とこの反射光よりも強い透過光とを併用する
ことにより、スタンパーに起因して発生した光学式記録
ディスク全面の欠陥の判定を精度よく行なうことができ
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明による外観検査装置の全体
構成例を示すブロック図である。すなわち、図1におい
て、第1のハロゲンランプ1からの光を、集光レンズ等
からなる第1の光学系2、ミラー3、ハーフミラー4を
介して、検査対象である光学式記録ディスク5の信号エ
リアに照射し、その反射光をハーフミラー4、シリンド
リカルレンズ等からなる第2の光学系6を介して、CC
Dラインセンサー7で受光する構成としている。
【0018】また、第2のハロゲンランプ8からの光
を、集光レンズ等からなる第3の光学系9、ミラー10
を介して、光学式記録ディスク5の信号エリアにミラー
3からの光と反対側から照射し、その透過光を上記反射
光と共に、ハーフミラー4、第2の光学系6を介して、
CCDラインセンサー7で受光する構成としている。
【0019】なお、光学式記録ディスク5は、スピンド
ルモーター11により回転させるようになっている。
【0020】一方、システムコントローラ12と、記憶
手段であるメモリ13と、出力手段である表示器14と
を備えている。そして、このシステムコントローラ12
と記憶手段であるメモリ13とから、欠陥測定・記憶手
段を構成している。
【0021】ここで、システムコントローラ12は、第
1,第2のハロゲンランプ1,8のオン/オフを制御す
る機能と、スピンドルモーター11の回転を制御する機
能と、CCDラインセンサー7からの欠陥情報に基づい
て、光学式記録ディスク5の欠陥の半径方向位置を測定
する欠陥測定機能と、メモリ13をアクセスする機能
と、メモリ13の記憶データに基づいて、欠陥の半径方
向位置が同一位置として少なくとも2回連続して記憶さ
れた場合に、スタンパー起因の欠陥であると判定する判
定機能と、この判定結果を表示器14に出力する表示機
能とを有するものである。
【0022】また、メモリ13は、システムコントロー
ラ12による光学式記録ディスク5毎の欠陥の半径方向
位置を記憶するためのものである。
【0023】さらに、表示器14は、システムコントロ
ーラ12による判定結果を表示するためのものである。
【0024】なお、上記において、第2のハロゲンラン
プ8からの光の強さは、第1のハロゲンランプ1からの
光の強さよりも強くなるようにしている。
【0025】以上により、光学式記録ディスクを1回転
させることによって、光学式記録ディスク全面の欠陥情
報を得るようにしている。
【0026】次に、以上のように構成した本実施例によ
る光学式記録ディスク5の外観検査方法について説明す
る。
【0027】いま、光学式記録ディスク5の外観検査を
行なう際には、まず第1枚目の光学式記録ディスク5を
スピンドルモーター11にセットする。
【0028】次に、システムコントローラ12により第
1,第2のハロゲンランプ1,8をオンすると共に、ス
ピンドルモーター11を駆動して光学式記録ディスク5
を回転させる。すると、第1のハロゲンランプ1からの
光は、第1の光学系2、ミラー3、ハーフミラー4を通
して、光学式記録ディスク5の信号エリアに照射され、
その反射光がハーフミラー4、第2の光学系6を通し
て、CCDラインセンサー7により受光される。また、
第2のハロゲンランプ8からの光は、第3の光学系9、
ミラー10を通して、光学式記録ディスク5の信号エリ
アにミラー3からの光と反対側から照射され、その透過
光が上記反射光と共に、ハーフミラー4、第2の光学系
6を通して、CCDラインセンサー7により受光され
る。
【0029】次に、これにより得られるCCDラインセ
ンサー7からの出力はシステムコントローラ12に入力
される。すると、システムコントローラ12では、CC
Dラインセンサー7からの欠陥情報に基づいて、光学式
記録ディスク5全面の欠陥の半径方向位置が測定され、
その測定データがメモリ13に記憶される。
【0030】以上により、第1枚目の光学式記録ディス
ク5の外観検査が終了する。
【0031】次に、第1枚目の光学式記録ディスク5に
代えて第2枚目の光学式記録ディスク5をスピンドルモ
ーター11にセットし、上記と全く同様にして外観検査
が行なわれ、その光学式記録ディスク5全面の欠陥の半
径方向位置が測定されて、その測定データがメモリ13
に記憶される。
【0032】以上により、第2枚目の光学式記録ディス
ク5の外観検査が終了する。
【0033】次に、システムコントローラ12では、上
記光学式記録ディスク5の欠陥の半径方向位置データを
メモリ13から読み出して両者が比較される。その結
果、欠陥の半径方向位置が同一である、すなわち欠陥が
2回連続して同一位置に発生したことを検出した場合に
は、その欠陥がスタンパー起因の欠陥であると判定され
る。そして、この判定結果は、表示器14に出力表示さ
れる。
【0034】なお、上記において、光学式記録ディスク
5全面の欠陥の位置確認として半径方向位置を測定する
のは、次のような理由によるものである。すなわち、通
常、光学式記録ディスクを作製する場合、透明基板作成
にインジェクション成形、反射膜付けに蒸着またはスパ
ッタ、保護膜付けにスピンコーターを使用することか
ら、光学式記録ディスク5の角度方向の位置データは位
置を持たないため、半径方向位置のみで行なうものであ
る。
【0035】また、検査光として、反射光と透過光とを
併用するのは、次のような理由によるものである。すな
わち、欠陥の種類としては、反射光で検出できる、スタ
ンパー起因の信号面のへこみや傷、透明基板中への異物
混入、ウェルド、表面の傷等と、透明光で検出できる反
射膜のピンホール等とがある。そこで、外観検査の際
に、反射光と透過光とを併用することにより、反射膜の
ピンホール等を分離することができ、スタンパー以外に
起因する欠陥を、スタンパー起因の欠陥と誤認する確率
を少なくすることができるからである。
【0036】上述したように、本実施例は、第1のハロ
ゲンランプ1からの光を、集光レンズ等からなる第1の
光学系2、ミラー3、ハーフミラー4を介して、検査対
象である光学式記録ディスク5の信号エリアに照射し、
その反射光をハーフミラー4、シリンドリカルレンズ等
からなる第2の光学系6を介して、CCDラインセンサ
ー7で受光すると共に、第1のハロゲンランプ1からの
光の強さよりも強い第2のハロゲンランプ8からの光
を、集光レンズ等からなる第3の光学系9、ミラー10
を介して、光学式記録ディスク5の信号エリアにミラー
3からの光と反対側から照射し、その透過光を上記反射
光と共に、ハーフミラー4、第2の光学系6を介して、
CCDラインセンサー7で受光する構成とし、光学式記
録ディスク5をスピンドルモーター11で回転させるこ
とによって光学式記録ディスク5全面の欠陥情報を得る
ようにした光学式記録ディスク5の外観検査装置におい
て、第1,第2のハロゲンランプ1,8のオン/オフを
制御する機能、スピンドルモーター11の回転を制御す
る機能、CCDラインセンサー7からの欠陥情報に基づ
いて、光学式記録ディスク5の欠陥の半径方向位置を測
定する欠陥測定機能、メモリ13をアクセスする機能、
メモリ13の記憶データに基づいて、欠陥の半径方向位
置が同一位置として少なくとも2回連続して記憶された
場合に、スタンパー起因の欠陥であると判定する判定機
能、この判定結果を表示器14に出力する表示機能を有
するシステムコントローラ12と、システムコントロー
ラ12による光学式記録ディスク5毎の欠陥の半径方向
位置を記憶するためのメモリ13と、システムコントロ
ーラ12による判定結果を表示するための表示器14と
を備えて構成し、光学式記録ディスク5の外観検査を行
なうに際して、CCDラインセンサーからの欠陥情報に
基づいて、光学式記録ディスク5毎の欠陥の半径方向位
置を測定して記憶し、欠陥の半径方向位置が同一位置と
して2回連続して記憶された場合に、スタンパー起因の
欠陥であると判定するようにしたものである。
【0037】従って、次のような効果が得られるもので
ある。
【0038】(a)光学式記録ディスク5の外観検査の
際に、スタンパーに起因して発生した光学式記録ディス
ク5全面の欠陥の判定を迅速に行なうことが可能とな
り、もってスタンパー起因の欠陥が発生した場合に、そ
れにいち早く対応することができる。
【0039】(b)検査光として、反射光と透過光とを
併用しているため、スタンパーに起因して発生した光学
式記録ディスク5全面の欠陥の判定精度を高めることが
可能となる。
【0040】(c)従来の検査装置に簡単な改良を加え
るだけ実現可能であるため、コストのアップ度合が少な
い。
【0041】(d)従来工程の変更や追加をほとんどし
なくて済む。
【0042】(e)スタンパーのどの部分にコミが付着
し易いかを分析して、金型の設計やクリーンブースの設
計にフィードバックすることが可能となる。
【0043】尚、上記各実施例では、出力手段として表
示器を備えた場合について説明したが、これに限らず出
力手段として、システムコントローラ12による判定結
果を印字するためのプリンタを備える場合についても、
本発明を全く同様に適用して同様の効果を得ることがで
きるものである。
【0044】また、上記実施例では、検査光として、反
射光と透過光とを併用する場合について説明したが、こ
れは本発明に必要不可欠な要件ではない。
【0045】さらに、上記実施例では、光学式記録ディ
スク毎の欠陥の半径方向位置を測定し、欠陥が同一位置
に連続して2回発生した場合に、スタンパー起因の欠陥
であると判定する場合について説明したが、これに限ら
ず光学式記録ディスク毎の欠陥の半径方向位置を測定
し、欠陥が同一位置に連続して3回以上発生した場合
に、スタンパー起因の欠陥であると判定するようにして
もよく、判定の信頼度を高めることが可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、C
CDラインセンサーからの欠陥情報に基づいて、光学式
記録ディスク毎の欠陥の半径方向位置を測定して記憶
し、欠陥の半径方向位置が同一位置として少なくとも2
回連続して記憶された場合に、スタンパー起因の欠陥で
あると判定するようにしたので、外観検査の際に、スタ
ンパーに起因して発生した光学式記録ディスク全面の欠
陥の判定を迅速にしかも精度よく行なうことが可能な極
めて信頼性の高い光学式記録ディスクの外観検査方法お
よび装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による外観検査装置の一実施例を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
1…第1のハロゲンランプ、2…第1の光学系、3…ミ
ラー、4…ハーフミラー、5…光学式記録ディスク、6
…第2の光学系、7…CCDラインセンサー、8…第2
のハロゲンランプ、9…第3の光学系、10…ミラー、
11…スピンドルモーター、12…システムコントロー
ラ、13…メモリ、14…表示器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を、第1の光学系を介して
    検査対象である光学式記録ディスクの信号エリアに照射
    し、その反射光を第2の光学系を介してCCDラインセ
    ンサーで受光し、前記光学式記録ディスクを回転させる
    ことによって前記光学式記録ディスク全面の欠陥情報を
    得るようにした光学式記録ディスクの外観検査方法にお
    いて、 前記CCDラインセンサーからの欠陥情報に基づいて、
    前記光学式記録ディスク毎の欠陥の半径方向位置を測定
    して記憶し、 前記欠陥の半径方向位置が同一位置として少なくとも2
    回連続して記憶された場合に、スタンパー起因の欠陥で
    あると判定するようにしたことを特徴とする光学式記録
    ディスクの外観検査方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光学式記録ディスクの
    外観検査方法において、前記光源からの光よりも強い光
    を、第3の光学系を介して前記光学式記録ディスクの信
    号エリアに前記第1の光学系からの光と反対側から照射
    し、その透過光を前記反射光と共にCCDラインセンサ
    ーに入光させるようにしたことを特徴とする光学式記録
    ディスクの外観検査方法。
  3. 【請求項3】 光源からの光を、第1の光学系を介して
    検査対象である光学式記録ディスクのプログラムエリア
    に照射し、その反射光を第2の光学系を介してCCDラ
    インセンサーで受光し、前記光学式記録ディスクを回転
    させることによって前記光学式記録ディスク全面の欠陥
    情報を得るようにした光学式記録ディスクの外観検査装
    置において、 前記CCDラインセンサーからの欠陥情報に基づいて、
    前記光学式記録ディスク毎の欠陥の半径方向位置を測定
    して記憶する欠陥測定・記憶手段と、 前記欠陥測定・記憶手段の記憶データに基づいて、前記
    欠陥の半径方向位置が同一位置として少なくとも2回連
    続して記憶された場合に、スタンパー起因の欠陥である
    と判定する判定手段と、 前記判定手段による判定結果を出力する出力手段と、 を備えて成ることを特徴とする光学式記録ディスクの外
    観検査装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の光学式記録ディスクの
    外観検査装置において、前記光源からの光よりも強い光
    を、第3の光学系を介して前記光学式記録ディスクのプ
    ログラムエリアに前記第1の光学系からの光と反対側か
    ら照射し、その透過光を前記反射光と共にCCDライン
    センサーに入光させる手段を付加して成ることを特徴と
    する光学式記録ディスクの外観検査装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011122096A1 (ja) * 2010-03-30 2011-10-06 株式会社日立ハイテクノロジーズ パターンドメディアの欠陥検査装置及びそれを用いたパターンドメディア用スタンパの検査方法
JP2012018734A (ja) * 2010-07-08 2012-01-26 Hitachi High-Technologies Corp パターンドメディアの検査装置及びパターンドメディア用スタンパの検査方法

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