JPH07121910A - 光デイスク検査方法及び光デイスク検査装置 - Google Patents

光デイスク検査方法及び光デイスク検査装置

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JPH07121910A
JPH07121910A JP28429793A JP28429793A JPH07121910A JP H07121910 A JPH07121910 A JP H07121910A JP 28429793 A JP28429793 A JP 28429793A JP 28429793 A JP28429793 A JP 28429793A JP H07121910 A JPH07121910 A JP H07121910A
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sub
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beams
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recording track
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Ryusuke Nishida
竜介 西田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光デイスクやスタンパのトラツクピツチを定量
的に測定することにより、光デイスクの品質を向上させ
ることができる光デイスク検査方法及び光デイスク検査
装置を提案する。 【構成】記録トラツクTR1上を走査するようにメイン
ビームMB2を照射しかつメインビームMB2が走査す
る記録トラツクTR1に隣合う記録トラツクTR2、T
R3に対して一部が掛かるようにサブビームSB3、S
B4を照射し、このときサブビームSB3、SB4の反
射光量に基づいて記録トラツクTR1〜TR3のトラツ
クピツチを求めるようにしたことにより、トラツクピツ
チを定量的に測定し得、光デイスクの品質を向上させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1及び図4〜図7) 作用(図4〜図7) 実施例(図1〜図7) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は光デイスク検査方法及び
光デイスク検査装置に関し、例えばコンパクトデイスク
等の光デイスクや当該光デイスクを製造する際の型とな
るスタンパのトラツクピツチむらを検査する場合に適用
して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】光デイスクにおいては、スパイラル状の
記録トラツク上に記録情報に応じた配列でピツトが形成
されている。この光デイスクは、記録情報に応じた凹凸
部が形成されたスタンパを用いて、当該スタンパの情報
記録面に圧縮成形、射出成形又は2P法(photo polyma
rization)等によりプラスチツク材料を付着させること
により、当該プラスチツク材料の一面にスタンパに形成
された情報を転写するようにして製造される。この結果
一つのスタンパから容易に大量の光デイスクを製造する
ことができるようになされている。
【0004】ここで光デイスクにおいては、この記録ト
ラツクの間隔(以下これをトラツクピツチと呼ぶ)が規
格により所定の値に定められており、例えばCD(コン
パクトデイスク)においては、トラツクピツチを 1.6
〔μm 〕±0.1 〔μm 〕の範囲内に収める必要がある。
【0005】またトラツクピツチが上述した規格内に収
まつている場合でも、局部的にトラツクピツチが変化し
たり、又はある箇所から急にトラツクピツチが変化する
所謂トラツクピツチむらが発生した場合には、CDの信
号面に不自然な干渉縞が見えて外観不良となることによ
り、製造時においてこのトラツクピツチむらを信号面の
全面に亘つて検査する必要がある。
【0006】従来、このトラツクピツチやトラツクピツ
チむらを検査する方法としては、成形した光デイスクの
信号面に照射光を照射すると共にこのときの反射光に基
づいてトラツキングエラーが発生する箇所を検出する信
号特性検査装置を用い、当該信号特性検査装置によつて
トラツキングエラーが検出された箇所をオペレータが顕
微鏡で観察する方法が一般的に行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の光デ
イスクにおけるトラツクピツチやトラツクピツチむらを
検査する方法においては、最終的にはオペレータが目視
によりその箇所を確認する作業が必要となることによ
り、非常に手間が掛かると共にトラツクピツチむらを確
実に検出する点で未だ不十分な問題があつた。ここで光
デイスクやスタンパのトラツクピツチを定量的に測定す
ることができる装置があれば、製造時における不良品の
数を低減できると共に光デイスクの品質を向上すること
ができ、大変便利であると考えられる。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、光デイスクやスタンパのトラツクピツチを定量的に
測定することにより、光デイスクの品質を向上させるこ
とができる光デイスク検査方法及び光デイスク検査装置
を提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、光デイスク又は光デイスクを成形
する型2の情報記録面2Aの状態を検査する光デイスク
検査方法において、所定の回転駆動手段7〜10により
回転された光デイスク又は型2の記録トラツクTR1、
TR2又はTR3上にメインビームMB2を照射すると
共に情報記録面2AにサブビームSB2、SB3を照射
し、サブビームSB2、SB3の情報記録面2Aからの
反射光の光量L0〜L2に基づいて記録トラツクTR
1、TR2、TR3の間隔を検査するようにする。
【0010】また本発明においては、光デイスク又は光
デイスクを成形する型2の情報記録面2Aの状態を検査
する光デイスク検査装置1において、光デイスク又は型
2を回転させる回転駆動手段7〜10と、光デイスク又
は型2の情報記録面2Aに形成された記録トラツクTR
1上を走査するようにメインビームMB2を照射しかつ
メインビームMB2が走査する記録トラツクTR1に隣
合う記録トラツクTR2、TR3に対して一部が掛かる
ようにサブビームSB3、SB4を照射すると共に、メ
インビームMB2及びサブビームSB3、SB4の情報
記録面2Aからの反射光を受光する光ヘツド12と、サ
ブビームSB3、SB4の反射光量に応じて光ヘツド1
2から出力される出力信号S2に基づいて記録トラツク
TR1、TR2、TR3の間隔を求める信号処理手段1
8とを備えるようにする。
【0011】さらに本発明においては、光ヘツド12
は、1つのビームからメインビームMB2及びサブビー
ムSB3、SB4を形成する光学系を備え、メインビー
ムMB2によりフオーカス及びトラツキングサーボをか
けるようにする。
【0012】さらに本発明においては、サブビームは第
1及び第2のサブビームSB3及びSB4でなり、メイ
ンビームMB2並びに第1及び第2のサブビームSB3
及びSB4を同一の光ヘツド12から射出し、メインビ
ームMB2によりトラツキングサーボをかけると共に、
第1及び第2のサブビームSB3及びSB4をそれぞ
れ、メインビームMB2が走査する記録トラツクTR1
とメインビームMB2が走査する記録トラツクTR1の
両側の各記録トラツクTR2、TR3とのほぼ中間位置
に照射するようにする。
【0013】さらに本発明においては、光ヘツド12
は、メインビームMB2並びに第1及び第2のサブビー
ムSB3及びSB4を射出し、メインビームMB2及び
又は第1、第2のサブビームSB3、SB4によりトラ
ツキングサーボをかけると共に、第1及び第2のサブビ
ームSB3及びSB4をそれぞれ、メインビームMB2
が走査する記録トラツクTR1とメインビームMB2が
走査する記録トラツクTR1の両側の各記録トラツクT
R2、TR3とのほぼ中間位置に照射するようにする。
【0014】
【作用】記録トラツクTR1上を走査するようにメイン
ビームMB2を照射しかつメインビームMB2が走査す
る記録トラツクTR1に隣合う記録トラツクTR2、T
R3に対して一部が掛かるようにサブビームSB3、S
B4を照射し、このときサブビームSB3、SB4の情
報記録面2Aからの反射光量L0〜L2に基づいて記録
トラツクTR1、TR2、TR3の間隔を求めるように
したことにより、記録トラツクTR1、TR2、TR3
の間隔を定量的に測定することができる。
【0015】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0016】図1において、1は全体として光デイスク
検査装置を示し、光デイスクを成形する際の型でなるス
タンパ2の情報記録面2Aの記録情報を読み取るプレー
ヤ部3と、プレーヤ部3によつて読み取つた信号を処理
する制御部4とから構成されている。プレーヤ部3には
スタンパ2を下面に保持する回転テーブル5が設けられ
ており、回転テーブル5は回転軸6を介してスピンドル
モータ7により回転駆動される。スピンドルモータ7は
メカニカルコントローラ8により制御されるスピンドル
サーボ9により駆動される。
【0017】回転テーブル5の下方位置には回転軸6の
両側に信号特性測定用ピツクアツプ10とピツチむら測
定用ピツクアツプ11とが設けられており、各ピツクア
ツプ10及び11はそれぞれフオーカス・トラツキング
サーボ12及び13によりフオーカス方向及びトラツキ
ング方向に駆動される。また各フオーカス・トラツキン
グサーボ12及び13はそれぞれメカニカルコントロー
ラ8により制御される。
【0018】ここで信号特性測定用ピツクアツプ10
は、所謂3ビーム法によつてトラツキングサーボをかけ
るようになされている。すなわち信号特性測定用ピツク
アツプ10は、図2に示すように、メインビームMB1
及び2つのサブビームSB1、SB2を情報記録面2A
に照射し、このとき2つのサブビームSB1及びSB2
がメインビームMB1が走査している記録トラツクTR
1に対してそれぞれ同じ量だけかかるように制御するこ
とにより、メインビームMB1が記録トラツクTR1上
を正確に走査し得るようになされている。
【0019】すなわち、信号特性測定用ピツクアツプ1
0はサブビームSB1及びSB2からの反射光に基づい
て、図3(A)に示すように、メインビームMB1及び
サブビームSB1、SB2全体が記録トラツクTR1に
対して下方向に移動するとメインビームMB1及びサブ
ビームSB1、SB2全体を上方に移動させ、図3
(C)に示すように、メインビームMB1及びサブビー
ムSB1、SB2全体が記録トラツクTR1に対して上
方向に移動するとメインビームMB1及びサブビームS
B1、SB2全体を下方に移動させることにより、図3
(B)に示すように、メインビームMB1を常に記録ト
ラツクTR1の中心を走査させるようになされている。
【0020】この結果信号特性測定用ピツクアツプ10
は、トラツキングサーボをかけた状態で、メインビーム
MB1及びサブビームSB1、SB2の反射光に基づい
てスタンパ2の信号特性を検査するための検出信号S1
を発生し、これをインターフエース14を介して信号処
理ユニツト15の信号特性処理回路16に送出する。信
号特性処理回路16は、検出信号S1を解析することに
よりスタンパ2の信号特性を測定、検査する。すなわち
信号特性処理回路16は、ブロツクエラーレイト、バー
ストエラー、トラツキングエラーノイズ、ドロツプアウ
ト、アシンメトリ、クロストーク、プツシユプル及びT
OC情報チエツク等の項目に関して、予め設定されたし
きい値と検出信号S1とを比較することにより合否を判
定する検査を行い、この検査結果をホストコンピユータ
18を介してCRT19やプリンタ20等の出力装置に
表示する。
【0021】これに対してピツチむら測定用ピツクアツ
プ11は、当該ピツクアツプ11の格子(グレーテイン
グ)を調整することにより、通常の3ビーム法のサブビ
ーム(図2)に対してサブビームの形成位置をスタンパ
2の半径方向に所定量ずらすようになされている。すな
わちピツチむら測定要ピツクアツプ11においては、図
4に示すように、サブビームSB3及びSB4を、メイ
ンビームMB1が走査している記録トラツクTR1と当
該記録トラツクTR1の両側に隣合う記録トラツクTR
2及びTR3との中心位置に照射するようになされ、こ
の結果トラツクピツチが規格通りの場合、サブビームS
B3及びSB4はメインビームMB1が走査している記
録トラツクTR1とその両隣の記録トラツクTR2及び
TR3とを跨ぐように走査する。
【0022】またピツチむら測定用ピツクアツプ11に
おいては、メインビームMB1によつてプツシユプルサ
ーボ法による1ビームサーボをかけることにより、メイ
ンビームMB1が常に記録トラツクTR1の中心を走査
し得るようになされている。このときピツチむら測定用
ピツクアツプ11は、サブビームSB3及びSB4の情
報記録面2Aからの反射光に基づいて検出信号S2を発
生し、これをインターフエース14を介して信号処理ユ
ニツト15のピツチむら測定処理回路17に送出する。
【0023】また光デイスク検査装置1においては、検
査対象となるスタンパ2を検査する前に、回転テーブル
5に規格に合致した正確なトラツクピツチを有する記録
トラツクが形成された基準スタンパを取り付け、このと
きピツチむら測定用ピツクアツプ11によつて基準スタ
ンパから得られる基準信号S2ref を信号処理ユニツト
15の記憶部(図示せず)に記憶する。これにより光デ
イスク検査装置1においては、ピツチむら測定用ピツク
アツプ11によつて検査対象のスタンパ2から得られる
検出信号S2と基準信号S2ref をピツチむら測定処理
回路17によつて比較することによりスタンパ2にピツ
チむらがあるか否かを測定し、当該測定結果をホストコ
ンピユータ18を介してCRT19やプリンタ20等の
出力装置に表示する。
【0024】以上の構成において、光デイスク検査装置
1は、信号特性測定用ピツクアツプ10及びピツチむら
測定用ピツクアツプ11によつて、スタンパ2から検出
信号S1及びS2を得、信号特性測定用ピツクアツプ1
0によつて得られた検出信号S1に基づいてスタンパ2
の信号特性を検査すると共に、ピツチむら測定用ピツク
アツプ11により得られた検出信号S2に基づいてスタ
ンパ2のトラツクピツチむらを検出する。
【0025】すなわち、スタンパ2のトラツクピツチが
規格に合致している場合には、ピツチむら測定用ピツク
アツプ11から得られる反射光量は、図7(A)に示す
ようになり、この反射光量L0の値が基準光量として信
号処理ユニツト15の記憶部に記憶されている。
【0026】これに対して、スタンパ2のトラツクピツ
チが大きい場合には、サブビームSB3及びSB4のほ
とんどが記録トラツクTR1〜TR3間のミラー部によ
つて反射され、この結果ピツチむら測定用ピツクアツプ
11より得られる反射光量L1は、図7(B)に示すよ
うに、ほぼ最大光量となる。
【0027】またスタンパ2のトラツクピツチが小さい
場合には、記録トラツクTR1〜TR3からのRF信号
の洩れ込み量が大きくなり、この結果ピツチむら測定用
ピツクアツプ11より得られる反射光量L2は、図7
(C)に示すように、基準光量L0に比して小さくな
る。
【0028】従つて光デイスク検査装置1においては、
ピツチむら測定用ピツクアツプ11から得られるサブビ
ームSB3及びSB4の反射光量を基準光量L0と定量
的に比較し、反射光量が基準光量L0よりも大きい場合
にはトラツクピツチが規格よりも大きいと判断し、反射
光量が基準光量L0よりも小さい場合にはトラツクピツ
チが規格よりも小さいと判断し、反射光量が基準光量L
0と同じ場合にはトラツクピツチが規格に合致している
と判断する。このようにして、光デイスク検査装置1に
おいては、スタンパ2のトラツクピツチむらを定量的に
検査することができる。
【0029】以上の構成によれば、メインビームMB2
が走査する記録トラツクTR1の両側の記録トラツクT
R2、TR3のそれぞれに一部がかかるようにサブビー
ムSB3、SB4を照射し、当該サブビームSB3及び
SB4からの反射光量に基づいてトラツクピツチを検査
するようにしたことにより、容易にトラツクピツチむら
を検査することができる光デイスク検査装置1を実現で
きる。
【0030】なお上述の実施例においては、プレーヤ部
3を、ピツチむら測定用ピツクアツプ11及び信号特性
測定用ピツクアツプ10により構成することにより、ス
タンパ2のトラツクピツチむらを検査すると共に信号特
性を検査する場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、プレーヤ部3をピツチむら測定用ピツクアツプ1
1のみにより構成し、スタンパ2のトラツクピツチむら
のみを検査するようにしても良い。
【0031】また上述の実施例においては、信号特性測
定用ピツクアツプ10を設けることによりスタンパ2の
信号特性を検査する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、ピツチむら測定用ピツクアツプ11からの
検出信号S2に基づいてスタンパ2の信号特性を検査す
るようにしても良い。
【0032】さらに上述の実施例においては、光デイス
クの型であるスタンパ2を検査する場合についてのべた
が、本発明はこれに限らず、ピツチむら測定用ピツクア
ツプ11及び信号特性測定用ピツクアツプ10として光
デイスク用のものを使用し、上述の場合と同様にメイン
ビームMB2及びサブビームSB3、SB4を照射する
ようにすれば、上述の場合と同様に光デイスクのトラツ
クピツチむら及び又は信号特性を検査することができ
る。
【0033】さらに上述の実施例においては、メインビ
ームMB2が走査する記録トラツクTR1の両側の記録
トラツクTR2、TR3と記録トラツクTR1とのほぼ
中心位置にサブビームSB3及びSB4を照射するよう
にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
サブビームSB3及びSB4がそれぞれメインビームM
B2が走査している記録トラツクTR1の両側の記録ト
ラツクTR2及びTR3に所定量だけかかるようにすれ
ばよい。すなわちトラツクピツチの変化量に応じてサブ
ビームからの反射光量が変化するような位置にサブビー
ムを照射するようにすれば良い。
【0034】さらに上述の実施例においては、2つのサ
ブビームSB3及びSB4を照射し、当該サブビームS
B3及びSB4からの反射光量に基づいてトラツクピツ
チを検出する場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、1つのサブビームからの反射光量に基づいてトラ
ツクピツチを検出するようにしても良い。
【0035】さらに上述の実施例においては、ピツチむ
ら測定用ピツクアツプ11によるトラツキング方法とし
て、メインビームMB2によつてトラツキングサーボを
かける1ビームプツシユプルサーボ法を用いた場合につ
いて述べたが、ピツチむら測定用ピツクアツプ11のト
ラツキング方法としては、反射光の強度分布を4つに分
割した光検出器で受けることにより反射光の位相のずれ
を検出してトラツキングをとる所謂DPD(Differenti
al Phase Detection)法や、メインビームMB2及びサ
ブビームSB3、SB4のそれぞれの反射光からプツシ
ユプル信号を検出し、その差動に基づいてトラツキング
をとる所謂DPP(Differential PushPull)法を用い
ても良い。
【0036】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、光デイス
ク又は光デイスクを成形する型の情報記録面の状態を検
査する光デイスク検査装置において、記録トラツク上を
走査するようにメインビームを照射しかつメインビーム
が走査する記録トラツクに隣合う記録トラツクに対して
一部が掛かるようにサブビームを照射し、サブビームの
反射光量に基づいて記録トラツクの間隔を求めるように
したことにより、記録トラツクの間隔を定量的に測定し
得、光デイスクの品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光デイスク検査装置の一実施例の
全体構成を示すブロツク図である。
【図2】実施例による信号特性用ピツクアツプのビーム
照射位置を示す略線図である。
【図3】3ビーム法によるトラツキング動作の説明に供
する略線図である。
【図4】実施例によるピツチむら測定用ピツクアツプの
ビーム照射位置を示す略線図である。
【図5】トラツクピツチが大きい場合のビーム照射位置
を示す略線図である。
【図6】トラツクピツチが小さい場合のビーム照射位置
を示す略線図である。
【図7】サブビームからの反射光の光量を示す略線図で
ある。
【符号の説明】
1……光デイスク検査装置、2……スタンパ、2A……
情報記録面、10……信号特性測定用ピツクアツプ、1
1……ピツチむら測定用ピツクアツプ、17……ピツチ
むら測定処理回路、MB1、MB2……メインビーム、
SB1〜SB4……サブビーム、TR1〜TR3……記
録トラツク。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光デイスク又は上記光デイスクを成形する
    型の情報記録面の状態を検査する光デイスク検査方法に
    おいて、 所定の回転駆動手段により回転された上記光デイスク又
    は上記型の記録トラツク上にメインビームを照射すると
    共に上記情報記録面にサブビームを照射し、当該サブビ
    ームの上記情報記録面からの反射光の光量に基づいて上
    記記録トラツクの間隔を検査することを特徴とする光デ
    イスク検査方法。
  2. 【請求項2】光デイスク又は上記光デイスクを成形する
    型の情報記録面の状態を検査する光デイスク検査装置に
    おいて、 上記光デイスク又は上記型を回転させる回転駆動手段
    と、 上記光デイスク又は上記型の情報記録面に形成された記
    録トラツク上を走査するようにメインビームを照射しか
    つ上記メインビームが走査する上記記録トラツクに隣合
    う記録トラツクに対して一部が掛かるようにサブビーム
    を照射すると共に、上記メインビーム及びサブビームの
    上記情報記録面からの反射光を受光する光ヘツドと、 上記サブビームの反射光量に応じて上記光ヘツドから出
    力される出力信号に基づいて上記記録トラツクの間隔を
    求める信号処理手段とを具えることを特徴とする光デイ
    スク検査装置。
  3. 【請求項3】上記光ヘツドは、1つのビームから上記メ
    インビーム及び上記サブビームを形成する光学系を具
    え、上記メインビームによりフオーカス及びトラツキン
    グサーボをかけることを特徴とする請求項2に記載の光
    デイスク検査装置。
  4. 【請求項4】上記サブビームは第1及び第2のサブビー
    ムでなり、上記メインビーム並びに上記第1及び第2の
    サブビームを同一の光ヘツドから射出し、上記メインビ
    ームによりトラツキングサーボをかけると共に、上記第
    1及び第2のサブビームをそれぞれ、上記メインビーム
    が走査する記録トラツクと上記メインビームが走査する
    記録トラツクの両側の各記録トラツクとのほぼ中間位置
    に照射することを特徴とする請求項1に記載の光デイス
    ク検査方法。
  5. 【請求項5】上記光ヘツドは、上記メインビーム並びに
    第1及び第2のサブビームを射出し、上記メインビーム
    及び又は第1、第2のサブビームによりトラツキングサ
    ーボをかけると共に、上記第1及び第2のサブビームを
    それぞれ、上記メインビームが走査する記録トラツクと
    上記メインビームが走査する記録トラツクの両側の各記
    録トラツクとのほぼ中間位置に照射することを特徴とす
    る請求項2に記載の光デイスク検査装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002054906A (ja) * 2000-08-09 2002-02-20 Ekisupaato Magnetics Kk 記録媒体のスタンパー検査装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002054906A (ja) * 2000-08-09 2002-02-20 Ekisupaato Magnetics Kk 記録媒体のスタンパー検査装置

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