JPH0521695Y2 - - Google Patents

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JPH0521695Y2
JPH0521695Y2 JP6462086U JP6462086U JPH0521695Y2 JP H0521695 Y2 JPH0521695 Y2 JP H0521695Y2 JP 6462086 U JP6462086 U JP 6462086U JP 6462086 U JP6462086 U JP 6462086U JP H0521695 Y2 JPH0521695 Y2 JP H0521695Y2
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ヘリカル走査形ビデオテープレコー
ダに使用して好適な磁気記録再生機の磁気ヘツド
支持装置に関する。
〔考案の概要〕
本考案は、ヘリカル走査形ビデオテープレコー
ダに使用して好適な磁気記録再生機の磁気ヘツド
支持装置であつて、回転ヘツドドラムに一端を固
定した電気−機械変換素子の他端に磁気ヘツドを
固定し、この電気−機械変換素子に所定電圧を供
給して磁気ヘツドがテープ上のトラツクを良好に
トレースする様にした磁気記録再生機の磁気ヘツ
ド支持装置において、電気−機械変換素子の厚さ
を回転ヘツドドラムに固定した一端側から磁気ヘ
ツドを固定した他端側になるに従つて厚くなるよ
うにして、電気−機械変換素子の変位時の磁気ヘ
ツドのテープに対する当たり角度が良好になるよ
うにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、ヘリカル走査形ビデオテープレコーダに
おいて、バイモルフのような電気−機械変換素子
に磁気ヘツドを取付けて回転ヘツドドラムを構成
したものがある。このバイモルフは、例えば銀等
の薄膜の両面を圧電セラミツクで挾んで構成した
もので、このバイモルフに所要の駆動電圧を供給
して、磁気ヘツドをその走査方向とほぼ直交する
方向に変位させて、磁気ヘツドがテープ上の傾斜
トラツクを始めから終わりまで正確にトレースす
るようにした装置は周知である。このような装置
は一般に変速再生時に使用されるが、これを
DTF(Dynamic Track Following)装置と呼ぶ
ことがある。このDTF装置において、特殊再生
例えば数倍速の早送り再生(キユー)或いは巻き
戻し再生(レビユー)を行なうときには、第4図
或いは第5図に示すように、磁気テープ3の記録
トラツク3aと磁気ヘツドの軌跡2aの傾斜角の
違いを補正するために第6図B或いはCのような
+V0から−V0(V)へ或いは−V0(V)から+V0
(V)への傾斜電圧をバイモルフに印加して磁気
ヘツドの軌跡2aが記録トラツク3aと一致する
ようにしている。即ち、例えば正方向の電圧をバ
イモルフに供給すると第7図に示す如くバイモル
フ1は上方へたわんで磁気ヘツド2がテープ3に
対して上方へ仰られた状態となり、負方向の電圧
をバイモルフに印加すると第8図に示す如くバイ
モルフ1は下方へたわんで磁気ヘツド2がテープ
3に対して下方へ仰られた状態となる。そして、
バイモルフ1のたわむ程度は供給電圧に比例し、
供給電圧が高い程磁気ヘツド2の仰られ方が大き
い。このため、第6図Bに示す+V0(V)から−
V0(V)への傾斜電圧をバイモルフ1に印加する
と、ヘツド2は上方へ仰られた状態から下方へ仰
られた状態へと徐々に移動し、この+V0(V)か
ら−V0(V)への傾斜電圧の供給を磁気ヘツド2
がテープ3の1トラツクトレースする期間(第6
図Aのパルス波のハイレベル時)に同期させて行
なうことで、第4図に示す様なキユー時のテープ
3の記録トラツク3aと磁気ヘツド2の軌跡2a
との角度のずれがなくなる。また、第6図Cに示
す第6図Bとは逆の−V0(V)から+V0(V)へ
の傾斜電圧をバイモルフ1に供給すると、磁気ヘ
ツド2は上述とは逆方向に移動し、第5図に示す
様なレビユー時のテープ3の記録トラツク3aと
ヘツド2の軌跡2aとの角度のずれがなくなる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが上述のようにバイモルフにより磁気ヘ
ツドが仰られた状態で磁気テープ上をトレースす
ると、磁気ヘツドのテープへの当り不良が発生す
ることがある。即ち、例えば第9図に示す如く、
磁気ヘツド2を上方へ強く仰らせると、この磁気
ヘツド2の下方のエツジ2bだけが強くテープ3
に当り、良好な信号の再生ができなくなり、モニ
ター画面にノイズが現われたりして画質が劣化す
る欠点があつた。
この欠点を解決するために、例えば第10図に
示す如き磁気ヘツド支持装置が提案されている
(特開昭60−231907号公報)。この支持装置は、2
組のバイモルフ1a,1bを上下に配置し、この
2組のバイモルフ1a,1bの先端をアーム5で
連結し、アーム5に磁気ヘツド2を固定するよう
にしたものである。このように構成したことによ
り、テープ3の記録面に対し略平行に磁気ヘツド
2が移動し、磁気ヘツド2のエツジだけが強くテ
ープ3に当ることがないものである。
ところが、この第10図に示した如き磁気ヘツ
ド支持装置は機構が複雑で取付、調整等に手間が
かかると共に、高価なバイモルフを2組使用しな
ければならず非常に高価な装置となつてしまう不
都合があつた。
本考案は之等の点に鑑み、簡単な構成で電気−
機械変換素子の変位時の磁気ヘツドのテープに対
する当たり角度が良好になる磁気記録再生機の磁
気ヘツド支持装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の磁気記録再生機の磁気ヘツド支持装置
は、例えば第1図に示す如く、回転ヘツドドラム
4に一端6aを固定した電気−機械変換素子6の
他端6bに磁気ヘツド2を固定し、この電気−機
械変換素子6に所定電圧を供給して磁気ヘツド2
がテープ上のトラツクを良好にトレースする様に
した磁気記録再生機の磁気ヘツド支持装置におい
て、電気−機械変換素子6の厚さを回転ヘツドド
ラム4に固定した一端6a側から磁気ヘツド2を
固定した他端6b側になるに従つて厚くなるよう
にしたものである。
〔作用〕
本考案によると、電気−機械変換素子は厚さが
厚いほど同じ印加電圧で曲がりにくくなるため、
電気−機械変換素子6は磁気ヘツド2寄りよりも
ヘツドドラム4寄りの方が急角度で曲がり、全体
が均一に曲がる場合に比べ同じ変位量でもテープ
に対する磁気ヘツド2の当たり角度が鈍角にな
る。
〔実施例〕
以下、本考案の磁気記録再生機の磁気ヘツド支
持装置の一実施例を、第1図〜第3図を参照して
説明しよう。この第1図〜第3図において、第4
図〜第10図に対応する部分には同一符号を付
し、その詳細説明は省略する。
本例の磁気ヘツド支持装置は、第1図に示す如
く、ビデオテープレコーダの回転ヘツドドラム4
の所定箇所にバイモルフ6の一端6aを固定し、
この回転ヘツドドラム4から伸びたバイモルフ6
の先端6bに磁気ヘツド2を固定する。ここで本
例のバイモルフ6は、第1図に示す如くヘツドド
ラム4に固定した一端6a側から磁気ヘツド2を
固定した先端6b側になるに従つて徐々に厚さが
厚くなつている。このため一端6a側の厚さt1
りも先端6b側の厚さt2の方が厚い。また、第2
図に示す如くこのバイモルフ6の上方から見た形
状は台形をして、一端6aから先端6b側へと
徐々に幅が狭くなつている。
本例の磁気ヘツド支持装置は、バイモルフ6を
以上のように構成したことにより、1組のバイモ
ルフ6だけを使用した簡単な構成にもかかわら
ず、バイモルフ6の変位時にも磁気ヘツド2のテ
ープ3に対する角度を良好にすることができる。
即ち、バイモルフは同じ印加電圧でも厚さが厚い
ほど曲がりにくいことが次式に変位yで示す如く
表わされる。
y=1/2d31l2/tE =1/2d31(l/t)2V d31:バイモルフの圧電定数 l:バイモルフの有効長 t:バイモルフの厚さ E:電界 Y:電圧 このため、変位時には厚さが最も薄い一端6a
寄りの回転ヘツドドラム4固定部付近6cが急角
度で曲がり、先端6b側になるに従つて厚さの変
化に対応して徐々に曲がる角度が緩くなる。この
ように曲がることにより、第3図に示す如くテー
プ3に対する変位量Xを得るために必要な磁気ヘ
ツド2即ちバイモルフ6の先端6bの屈曲角度θ1
は、従来例として第9図に示した全体が均一に曲
がるものの場合の屈曲角度θ2よりも小さくなる。
この屈曲角度θ1が小さくなると、磁気ヘツド2の
傾きが少なくなり、磁気ヘツド2のエツジ2bが
鋭くテープ3に当たることはなくなり、良好な信
号の再生が可能になる。また、本例のバイモルフ
6は、第2図に示す如く台形をしているので、共
振周波数を上げることができ、回転ヘツドドラム
4の回転による振動(例えば30Hz)とバイモルフ
6の変位による揺動との干渉を阻止することがで
きる。
なお、本考案は上述実施例に限らず、本考案の
要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が取
り得ることは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案の磁気記録再生機の磁気ヘツド支持装置
は、電気−機械変換素子6の変位時には、先端の
磁気ヘツド2寄りよりもヘツドドラム4寄りの方
が急角度で曲がり、全体が均一に曲がる場合に比
べ同じ変位量でもテープに対する磁気ヘツド2の
当たり角度が鈍角になり、良好な信号の再生が可
能になる利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の磁気記録再生機の磁気ヘツド
支持装置の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図例の上面図、第3図は第1図例の変位状態を示
す断面図、第4図〜第9図は夫々従来のヘツド支
持装置の説明に供する線図、第10図は従来のヘ
ツド支持装置の一例を示す断面図である。 2は磁気ヘツド、4は回転ヘツドドラム、6は
バイモルフである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転ヘツドドラムに一端を固定した電気−機械
    変換素子の他端に磁気ヘツドを固定し、上記電気
    −機械変換素子に所定電圧を供給して上記磁気ヘ
    ツドがテープ上のトラツクを良好にトレースする
    様にした磁気記録再生機の磁気ヘツド支持装置に
    おいて、 上記電気−機械変換素子の厚さを回転ヘツドド
    ラムに固定した一端側から磁気ヘツドを固定した
    他端側になるに従つて厚くなるようにしたことを
    特徴とする磁気記録再生機の磁気ヘツド支持装
    置。
JP6462086U 1986-04-28 1986-04-28 Expired - Lifetime JPH0521695Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6462086U JPH0521695Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6462086U JPH0521695Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28

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Publication Number Publication Date
JPS62175410U JPS62175410U (ja) 1987-11-07
JPH0521695Y2 true JPH0521695Y2 (ja) 1993-06-03

Family

ID=30900938

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