JPH05216874A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH05216874A
JPH05216874A JP3046360A JP4636091A JPH05216874A JP H05216874 A JPH05216874 A JP H05216874A JP 3046360 A JP3046360 A JP 3046360A JP 4636091 A JP4636091 A JP 4636091A JP H05216874 A JPH05216874 A JP H05216874A
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JP3046360A
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Masaki Hamada
正基 浜田
Atsushi Kakimoto
厚志 柿本
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) [目的] 異なる装置で作成された文書情報を入力して
も、操作者の意図した結果を得ることが可能な文書処理
装置を提供する。 [構成] 文書情報を入力する手段と、入力した文書中
の出力形態を特定する情報を抽出する手段と、文書処理
装置自信が有する出力形態の個々の機能名称を抽出した
出力形態に併せて変更する手段と、変更された出力形態
の機能名称に従って文書情報を出力する手段とを備える
文書処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文書処理装置、特に図
形、イメージ或いは文章から構成される文書情報を作成
或いは編集する文書処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、文書を構成するコードデータ中に
その論理構造を示す例えば「大見出し」、「中見出し」
等のマーク付け(その旨の制御コード付け)を行ない、
そのマークにしたがつて書式を参照し、書体、文字サイ
ズ、文字組方法等を決定し、組み版出力を得る組版装置
がある。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】この種の装置にお
いては、他の論理構造を持つ文書コードデータを入力さ
れた場合、たとえば「見出し(1)」、「見出し
(6)」等のマーク付けをされた文書コードデータを入
力された場合、内蔵する書式と整合をとる事が出来ず、
組版出力を行なう事ができないか、或いはできたとして
も意図した通りの出力を得る事ができないという問題が
あった。
【0004】本発明はかかる従来技術に鑑みなされたも
のであり、異なる装置で作成された文書情報を入力して
も、操作者の意図した結果を得ることが可能な文書処理
装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明の文書処理装置は以下に示す構成を備える。
すなわち、図形、イメージ及び文章から構成される文書
情報を作成或いは編集する文書処理装置において、前記
文書情報を入力する入力手段と、入力した文書中の出力
形態を特定する情報を抽出する抽出手段と、前記文書処
理装置自身が有する出力形態の個々の機能名称を前記抽
出手段で抽出した出力形態に併せて変更する変更手段
と、該変更手段で変更された出力形態の機能名称に従っ
て前記文書情報を出力する出力手段とを備える。
【0006】
【作用】かかる本発明の構成において、入力した文書情
報中の出力形態を特定する情報を抽出手段で抽出し、装
置自身が有する出力形態の個々の機能名声を変更手段で
変更する。そして、その変更内容に従って入力文書情報
を出力する。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明に係る実施例
を詳細に説明する。
【0008】尚、以下の説明において、文書は文章(表
も含む)、図形、そしてイメージ等を含む総称である。
また、以下に説明する実施例の機能が実現できるもので
あれば、単体の装置であっても、複数の機器からなるシ
ステムであっても、LAN等のネツトワークを介して、
処理が行なわれるシステムであつても本発明が適用され
ることは言うまでもない。
【0009】図1−1は本発明に係る一実施例の画像処
理システムのシステム・ブロツク図である。1はシステ
ム・バスであり、以下に説明する各構成ブロツクはこの
システム・バスに接続されている。2はCPU(Central
Processing Unit) である。3はCPU2の処理手順
(プログラム)を記憶したり、編集中の文書データを記
憶するプログラム・メモリ(以下、PMEMと称す)で
ある。各種編集処理のためのプログラムは適宜ハード・
デイスク14の中から選択され、このPMEM3に読み
込まれる。又、キーボード8から入力されたデータも文
書データとして、テキスト・メモリでもあるPMEMに
格納される。
【0010】尚、PMEM3内の簡単なメモリマツプを
第1−2図に示す。P−1は、文書データ文章部で、文
章データがコード情報で格納されている。P−2は文書
データ書式部で、詳細は図2で説明するが、例えば、本
文、見出し部、ノンブル、柱等の文字種、行ピツチ、文
字ピツチ等がデータとして含まれる。P−3は行情報テ
ーブルで、メモリ及び表示上の位置付けを行うもので、
例えば行単位での文字位置座標(x11,x12,x13…,
1 )等のデータが格納されている。また、プログラム
は図示しない領域に読み出される。
【0011】図1−1に戻って、4はイメージ・メモリ
(IMEMと称す)、5は印刷出力制御部、6はプリン
タであり、印刷イメージはビツトマツプデータとしてI
MEM4に展開されたのち印刷出力制御部5の制御によ
りプリンタ6に出力される。7は入力制御部であり、キ
ーボード8やマウス9(CRT上での任意の位置を指定
するためのポインテイング・デバイスで、以下PDと称
す)の入力装置が接続される。操作者はこのキーボード
8やマウス9はを操作することで、本装置に各種データ
を入力したり、命令を与えたりすることになる。特に、
PD9はCRT12上に表示されたカーソルの表示位置
を変えるものであり、表示された各種コマンドメニュー
を選択するのに用いられる。10は表示画像(ビットイ
メージ等)を表示するためのビデオ・イメージ・メモリ
(VRAMと称す)、11はVRAM10に展開された
イメージ等を表示出力するための表示出力制御部、12
は表示出力制御部10の制御の基でVRAM10に展開
されたイメージを表示するCRTである。つまり、文字
を表示するのであれば、その文字に対応する文字パター
ンをVRAM10上に展開することでその文字をCRT
12に表示するようになっている。また、カーソルを表
示する場合には、そのカーソルのパターンを同様に展開
することで表示が可能である。13は外部記憶装置制御
部、14、15はデータフアイル用のデイスクで、実施
例の場合、符号14はハード・デイスク(HDと称
す)、15は、3.5インチ・フロツピー・デイスク
(FDと称す)である。
【0012】上述した構成からなる本実施例の装置にお
いて、文書編集装置の予め用意しておく印刷形式段組体
裁などの書式に関する機能及びその文章への呼出しにつ
いて説明する。書式に関しては以下のような機能を有
す。 (1)書式の登録、 (2)登録された書式の一部修正、 (3)文書への書式付け、 (4)文書の書式の一部修正 先ず上記(1)から(4)の説明の前に、書式のデータ
について説明する。図2は第1−1図に示したデイスク
14内に格納されるデータの一部を示している。
【0013】書式フアイルテーブル20は、書式フアイ
ル21とどのフアイルを選択するかを決定するテーブル
である。文書フアイル23内には、実際に文書データが
格納されている文章部24、及び、その文章に対応した
書式が格納された書式部25があり、文書フアイルテー
ブル22により、該文書フアイル群のどの文書を選択す
るかを決定する。
【0014】次に、図2に示した書式フアイル21内に
格納される書式データについて説明する。尚、このデー
タは、フアイルに格納される必要はなく、図1−2のよ
うにIMEM、PMEMに格納されてもよい。
【0015】書式定義は、次の3つのレコードからな
る。つまり《a》書式定義ヘツダレコード部、《b》1
個の本文定義レコード部、《c》複数の周辺定義レコー
ド部である。《a》は書式定義全体に関する定義および
各レコードの管理を行うもので、書式名称、定義レコー
ド数、組版処理にて書式を参照するための参照名称テー
ブル、定義レコード・インデクス等を持ち、例えば図3
−1の様な構成になつている。周辺定義レコード部
《c》はノンブル(ページ番号)定義、柱(欄外の見出
し)定義等であるが、ここでは詳細は省略する。本文定
義レコード部《b》は本文定義で本文と段の定義を有
し、例えば図3−2の様な構成になつている。尚、書式
に関するパラメータ(用語)の説明を図4に示す。
【0016】図4は、図1−1に示したCRT12の表
示画面に表示される用紙中の文書等の入力編集する場所
である版面の位置を示しており、頁の左側をとじしろと
すると、I、II、III 、VIはそれぞれ“天(頁の上部の
空白部分)”及び“のど(とじしろ側の空白部分)”、
“小口(頁のとじしろと反対側の空白部分)”、“地
(頁の下部の空白部分)”と呼ばれ、用紙40中の版面
の位置を決定するものである。図3−2図における段数
とは、段組の数を示すもので、第4図の場合は2段とな
っていることがわかる。段揃えは図から明らかなよう
に、各段組の下段を揃えることである。また、行長は、
段の行長を示すものでIVで示され、行数は1段中の行数
を示すものである。更に段間は、図4の場合は2段であ
るので、その段の間の間隔(V)を示すものである。以
上が図3−2に示す段定義に係るデータで、本文の定義
については、文字の書体、ドツト数、大きさや文字間
隔、段落字下げの有無、色情報等を有している。
【0017】さて、上述した説明を踏まえて、先に示し
た(1)〜(4)の各項目を以下に説明する。 (1)書式の登録 図5に、書式登録のフローチヤートを示す。キーボード
8等より、書式を登録するコマンドを入力すると、この
処理が実行される。
【0018】先ず、ステップS1において、用紙の大き
さ、用紙を置く方向、縦/横書等の情報を入力する。次
にステップS2において、図4に示したような段体裁に
ついて入力を行う。各種座標位置等をキーボード8より
入力しても良いが、本実施例では、このとき例えば図6
−1に示すような表示が行なわれる。そして、かかる表
示画面において、図6−1(1)に示すように用紙5内
の版面6を矩形と見たてて、その対角線の両端点(2
点)をポインテイングデバイス(PD)9により入力す
る事により決定する。そして、次に図6−1(2)にお
いて、段数を入力し(図では2段)、図6−1(3)に
おいてキーボードあるいはPD9により例えば×印点を
指定し、段幅、段間を指定する。以上のように段定義を
した後は、更に使用する文字の書体、大きさ等の本文定
義を行う。この結果として図6−1(4)が表示され、
大体の行数とかレイアウトが直観でわかる。
【0019】図5に戻って、処理はステップS3に進む
と、更にノンブル(ページ番号)や柱(欄外見出し)、
見出し類の定義を行う。この動作も、表示画面を見なが
ら直観的に入力できるので、非常に効率よく書式を設定
することができる。以上により設定した書式は図5のス
テップS4で登録され、図2に示した書式フアイル21
のA、B、C、…の1つとして格納される。
【0020】以上により複数の書式を登録することがで
きる。尚、以上のようにして設定した書式を示す画像に
合わせて、書式を示す数値データを表示するようにして
もよい。数値データを表示して操作者に修正させる場合
の表示画面の例を図6−2に示す。かかる画面において
は、操作者はキーボード8より各項目を選択或いは数値
を入力することになる。 (2)登録された書式の一部修正 本処理は書式登録(1)において、説明した手順によつ
て登録された書式を呼び出し、修正するものである。
【0021】キーボード8により、かかる処理のキーを
押下したときの(メニューに従ってPD9を操作するこ
とで指定しても良い)、表示画面を図7に示す。
【0022】図示に示す如く、かかる操作を操作者がし
たときには、既に登録された書式に係る内容を視覚的に
わかり易くCRT12に表示する。
【0023】図8のフローチャートに従って、説明す
る。
【0024】先ず、ステップS11により、既に登録さ
れている書式を読み出し、その一覧を視覚的に解り易い
ように、すなわち、図7に示すように表示する。例えば
操作者はこの表示画面を見て、書式(B)は「記事」で
A4(用紙の大きさ)、10ポ(字の大きさ)、1段
(段数)であることがわかるようになっている。次にス
テップS12において、操作者はPD9を操作すること
でグラフィックカーソル(図7では符号17で示されて
いる)を移動させ、所望の書式、例えば(A)のレポー
トの所でPD9に設けられたボタンスイッチをオン(以
下、この操作をクリックという)とする図2の書式フア
イルAに入つている書式が書式ファイルテーブル20に
より選択され、CRT12に図6−1(1)のような形
式で表示される。そしてステップS13において、選択
した書式について図4で説明した段の行長等のパラメー
タについて、“書式の登録(1)”にて記述したと同様
にキーボード8或いはPD9より数値または直観的に画
像を変形することにより修正する。修正作業を終了した
ときには、ステップS14で、そして修正された書式を
図2に示した書式フアイル21に再書き込み、あるいは
新たに書込み、登録するようにすればよい。当然、図6
−2に示す数値データ画面を表示しこれを修正すること
も可能である。また、この場合は「大見出し」等の周辺
書式定義の参照名称を変更することも可能である。
【0025】図6−3に示した「大見出し」の参照名称
で参照する周辺書式定義を例として、参照名称変更の操
作について説明する。
【0026】PD9により画面のグラフィックカーソル
を移動し、図6−3の名称欄61を指示しクリツクす
る。これにより図6−4に示すように名称欄が反転し、
文字入力ウインドウ62が表示される。ここで、たとえ
ば「見出し1」と入力すると、図6−5に示すように名
称欄が変更される。このとき、かかる書式の図3−1に
示した書式定義ヘツダ・レコード部の参照名称も更新さ
れる。 (3)文書への書式付け 次に、文書への書式付けについて説明する。この処理
も、キーボード8等より対応する指示(コマンド)が入
力されてときに実行されるものである。
【0027】さて、この指示を受けると、(2)の場合
と同様、図7のような画面が表示される。尚、この画面
は現在、編集中の文書が表示されていても、その上に重
畳して表示される。従つて文書を見易いように、図7の
右下の“□”にグラフィックカーソル17を移動させる
ことで、そのウインドウを変倍することができる。ま
た、タイトルの「書式フアイル」の部分を指して移動さ
せれば、ウインドウ全体を移動させる事ができる。従つ
て文章画面を表示していない場合はもちろんのこと文章
画面を表示したままでも文章画面上の空いた部分に図7
に示すウインドウを移動または変倍して表示させ文章画
面に合わせてウインドウ内の所望の書式を容易に選択す
ることができる。
【0028】図9のフローチャートに従って文書への書
式付けの処理内容を説明する。
【0029】ただし、画面上には図2に示す文書部24
のデータn1 の文書が表示されているものとする。先
ず、キーボード8より文書への書式付けにかかるコマン
ドを受けると、ステップS21において、図7に示す書
式ファイル一覧のウインドウをCRT12の画面上に表
示する。そして、操作者がPD9或いはカーソル17を
操作することでいずれか1つを選択するのを待つ。例え
ば、書式(A)が選択されたとする。このとき、現在編
集中の文書に対応する第2図の書式フアイルAが選択さ
れ、その書式AはステップS22において図2の書式フ
アイル23内の書式部n1 に対応した“a”の部分に複
写される。これによつて、現在処理中の文書の書式は削
除される。そして文書の組版出力は文書内の新しい書式
に従つて文書をフオーマツテングしながら行われるため
以上の操作で上記処理中の文書は完全に新しい書式のフ
オーマツトで出力される。 (4)文書の書式の一部変更 次に(3)「文書への書式付け」のような手順によつ
て、付加された文書の書式の一部を修正する場合につい
て説明する。
【0030】まず表示画面に文書を呼び出す場合を図1
0のフローチヤートに従って説明する。
【0031】ステップS31において、図2に示す書式
部25及び文章部24からなる文書フアイル23を文書
フアイルテーブル22によつて読み出し、表示部に於い
て、その書式で文書を表示する。
【0032】次にステップS32において、前述の段
数,段組,行長,段間等の書式に関するパラメータを修
正し、ステップS33において、登録しておきたい場合
は第2図の文書フアイル23に新しく又は再登録しても
よい。 [入力・編集処理の説明]次に以上の様な書式のフアイ
ル上での登録・修正及び文書への書式付け、その一部修
正などの機能を用いて、入力・編集作業について、詳細
に説明する。
【0033】また、以下で説明する組版処理とは画像デ
ータを含む文書データを、書式データに基づき、画面表
示または印刷出力のためにメモリ上に展開する処理で例
えば図1−2に示した文書データ文章部P−1に格納さ
れたデータを、文書データP−2を参照しながらイメー
ジメモリに展開する処理である。
【0034】図11は、以上の構成機能を有した画像処
理システムの特に文書画像処理、組版関係の制御フロー
チヤートである。尚、ここで言う文書は画像データを含
めた言葉である。又説明を簡単にする為、入力制御部7
等の説明は省略し、すべてCPU2が管理しているもの
としている。
【0035】ステップS41においてCPU2はキーボ
ード8又はPD9等からの入力を待っている。入力があ
った場合、文書または画像呼び出しの指令かどうかを判
定しする(ステップS42)。NOの場合、つまり、い
ずれでもない場合には対応する処理(本願発明に直接関
係がないので、ここでは省略する)を行ない、ステップ
S41に戻る。また、YESの場合は、ステップS43
に進み、IMEM上あるいはPMEM上に文書データが
なく、白紙の初期状態であるかどうかを判定する。NO
の場合は、デイスク14等から文書データをメモリ上に
呼び出し(ステップS44)、ステップS66において
組版処理をしステップS45及びS46に進む。また、
ステップS43でYESの場合は、メモリ上に文書が存
在するので、そのままステップS66、S45及びS4
6に進み、VRAM10上に展開された文書データを組
版処理すると共に編集メニューをCRT12上に表示す
る。この表示した状態の例を第12図に示す。次にステ
ップS47において、キーボード8或いはPD9による
入力を待つ。
【0036】先のステップS41で説明した入力は、例
えば画面上のメニュー部に於いてPD9等によりカーソ
ルを移動し、リーダやキヤビネツトや原稿用紙等を示す
アイコン(絵文字)を指定することによる文書(図12
の符号101)呼出し等の指示によるものであり、この
ステップS47における入力はステップS41と同様で
あるが画面上に表示された文書101上にカーソルを移
動することにより、文書中の位置が図1−2の行情報テ
ーブルP−3により決定されるような入力である。
【0037】さて、ステップS47においてカーソル移
動の指示があつた場合、カーソルCR(PD9によるグ
ラフィックカーソル17とは異なり、文書中の編集対象
位置(文字の入力位置等)を示すものである)はステッ
プS49において、対応する位置にカーソルCRの表示
位置を更新する。但し、PD9によるグラフィックカー
ソルARによつて、文字列又は画像データのエリアの始
点と終点を指示すると、そのエリアが指定される。キー
ボード8又はメニュー部中の「範囲指定」のキーを指示
するとカーソルCRは範囲カーソルと設定される(ステ
ップS50,ステップS51)。
【0038】次にステップS52においてメニュー部
(図12の符号100)において、行そろえ等の編集コ
マンドを入力すると、ステップS53において、各編集
コマンドを実行する。また、ステップS58において書
式コマンドの挿入指示の入力があるとステップS59に
おいて、書式コマンドの挿入を実行し、文書データ中
に、例えば「見出し始め」,「見出し終り」等のコード
・データを挿入する。また、レイアウトのコマンド入力
の場合には、ステップS60,S61において、レイア
ウトコマンドを実行する。プリントの指示、例えばプリ
ンタのアイコンをPD9により指示すると、ステップS
62,S68,S63のプリント処理と移行して指定さ
れた文書を書式に従つてプリンタによつて印字出力す
る。ステップS64,ステップS65では、その他のア
プリケーシヨンとして例えば文書更新を行う。例えば、
新たに表を作成するモードを指定した場合にステップS
65において新たにデイスク54に文書を格納したり、
文書を呼び出したり、文書更新を行い、終了後ステップ
S41に戻る。
【0039】また、ステップS54からステップS57
は各コマンドを実行した後の修正された部分の状態によ
り一部分を修正するだけで表示する場合、又は全面につ
いて修正表示する場合の表示制御処理である。 [組版処理の説明]以上、説明したシステムの構成及び
画像(文書)処理の流れの中で、更に、組版処理につい
て以下に詳細に説明する。
【0040】図1−2において示した文書データ文章部
P−1は「見出し」,「ノンブル」,[柱」,[本文定
義」等の書式の参照を指示するコマンド及び該コマンド
が挿入されるべき文字列等を含むコードデータからな
る。そして組版処理とは、同図の文書データ書式部P−
2(後述の図13−4及び図13−5において説明す
る)の「見出し」等に係るデータを参照しながら上記P
−1の文字コードデータを実際のビツトイメージのデー
タへ展開していく処理である。
【0041】以下、更に組版処理について図面を参照し
説明する。また、ここでは、書式コマンドを全く含まな
い文書データを画面上に表示し、これに書式コマンドを
挿入し文書の整形を行なう例を説明する。
【0042】図13−1は書式コマンドを全く含まない
文章のコードデータで図1−2のデイスクメモリ14や
PMEM3に格納されているものである。このデータに
組版処理(第11図のステップS66)を行なうと文字
列(文章)はすべて本文と見なされる。図13−4及び
その続きである図13−5は図1−2の文書データ書式
部の詳細図であるが、上記本文と見なされた文字列は図
13−4及び図13−5の本文定義部分P−Iを参照
し、そこに定義されている文字種,字間,行送り等の情
報によりビツトイメージのデータに展開され、画面に図
13−2に示す様に表示される(第11図のステップS
45)。ここでは、すべてが本文と見なされている為
「見出し」等は当然ない。次にこの文字列中からP9D
又はキーボード8により、範囲カーソル(CR)を操作
し、文書中範囲指定処理により文字列“ここは見出し部
です。”を選択指示する(図11のステップS50,S
51)と、図13−3に示すように上記範囲指定された
文字列が斜線は施され(或いは反転表示しても良い)、
範囲指定された旨を示す表示画面となる。
【0043】次に、図13−3に示した画面下部に表示
されている「大見出し」のコマンドをあらわしているア
イコン(絵)をPD9に連動するグラフィックカーソル
ARで指示することにより、上記文字列が「大見出し」
の属性を持つものと認識され、図11のステップS59
の書式コマンド挿入実行処理により、図13−6に示す
様にコードデータ上では文書データ中に「大見出し始
め」,「大見出し終り」の書式コマンド(制御コード)
が挿入される。そして、図13−6に示したデータに基
づいて組版処理(第11図のステップS67)では図1
3−4及び図13−5に示した書式定義中の見出し部分
P−IIを参照し、本文とは別に定義されている文字種,
字間,行間等の情報により「大見出し」の文字列をメモ
リ(例えばIMEM)上に実際に展開する。図13−7
は、以上の処理により「大見出し」の文字種として「本
文定義」より大きな文字が設定されていた場合の画面の
表示の例を示す図である。尚、ここでは、「見出し」を
例にとって組版処理の説明を行なったが、1頁の画像
(文書)データの展開が終了する毎に同じく書式定義の
「ノンブル」(P−IV)、「柱」(PーIII )等の頁毎
の出力が必要な情報を参照し、「ノンブル」の指示があ
る場合は、同じく設定された印字位置,文字種等により
ノンブル(ページ番号)を出力してもよい。又、同様に
「柱」定義にて大見出し文字列を柱文として使用するよ
うに指示されていれば同様に「柱」を設定された位置へ
展開出力する。 [組版指示コマンド対応表の作成の説明]次に、組版指
示コマンド対応表の作成について説明する。入力文書フ
アイルとしてはISO8879に規定されているSGM
L(標準一般化マーク付け言語:Standard Generalized
Markup Language)に類似のフオーマツトで、文書定義
部とテキスト部を持つことを想定している。文書定義部
は、テキスト部に付与されている組版コマンド(マー
ク)のすべてが定義されている。本願システムに、この
様な文書が入力された場合、図14−1に例を示す様に
横方向の符号131に本装置内蔵の書式の参照名称のす
べてを列挙する。これは図3−1に示した書式定義ヘツ
ダレコード部の各周辺定義の参照名を列挙したものであ
る。また縦方向の符号132に入力文書フアイル中の文
書定義部より同じくすべての組版指示コマンド名称を抽
出し列挙する。そして、この2次元の表をCRT12に
表示し、操作者に知らせる。操作者はこの画面を見て、
PD9を用いて縦軸132方向のすべての組版指示コマ
ンドに対し対応させる横軸132のいずれかの組版指示
コマンドをクリックする。これによって、クリックされ
た位置には○印をつける事により、どのような指示を与
えたかを操作者に確認できるようにしている。こうし
て、操作者は縦横の交差する位置をクリックしていっ
て、入力文書ファイル中の組版指示コマンドを本装置の
それに対応付けるようにする。
【0044】図14−2は、この操作によって決定され
たコマンド対応表の表示例を示している。
【0045】図示において、縦軸「見出し(5)」と横
軸「同行見出し1」の交点に○印が付けられているの
は、入力フアイル中の「見出し5」が検出された場合、
「同行見出し1」の書式定義を参照して組版処理を行な
うことを示し、「脚注」と「出力せず」の交点に○印が
されているのは、入力フアイル中に「脚注」コマンドを
検出した場合、この文字列は無視される事を示してい
る。
【0046】また、上の例では、本装置の持つ書式参照
名称が文書定義部の持つコマンド(マーク)と一致しな
いとき、かかるコマンドを本装置のそれに変換する例で
あった。そこで、先に「(2)登録された書式の一部修
正」で説明した操作を行なうことにより、書式定義部の
参照名称を文書定義部の持つマークの名称と一致するよ
う変更し、その後で、「(3)文書への書式付け」によ
り書式付けを行なうことにより、所望の組版出力を得る
ようにしても良い。
【0047】以上説明したように本実施例によれば、入
力フアイル中のすべての組版コマンドと内蔵書式定義参
照名称の対応を決定することにより、他の文書処理シス
テムにて組版処理コマンド付けを行なった文書フアイル
を組版出力することが可能となる。
【0048】また、装置内蔵の書式の引用名称を操作者
が変更することで、上述した効果を得ることも可能にな
る。
【0049】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適応しても良いし、1つの機器から成る装置に
適応しても良い。また、システム或いは装置にプログラ
ムを供給することによって達成される場合にも適応でき
ることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、たと
えば他の文書処理装置で作成された文書データであって
も、その文書データの出力形態に合うよう本装置の出力
形態の個々の参照名称を変更することで、操作者の意図
した結果を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1−1】実施例の文書処理装置のブロック構成図で
ある。
【図1−2】実施例のプログラムメモリ(PMEM)内
のメモリマツプを示す図である。
【図2】実施例のデイスク装置14内に格納されるデー
タの一部を示す図である。
【図3−1】図2の書式フアイル21内に格納される書
式データのうち書式定義ヘツダ部を示す図である。
【図3−2】図2の書式フアイル21内に格納される書
式データのうち段定義レコード部及び本文定義レコード
部を示す図である。
【図4】実施例における書式に関する用語を説明するた
めの図である。
【図5】実施例における書式登録に係るフローチヤート
である。
【図6−1】実施例の段体裁入力における表示の流れを
示す図である。
【図6−2】実施例の書式フアイルの一部修正の為の本
文定義の数値データ表示画面を示す図である。
【図6−3】実施例の書式フアイルの一部修正の為の
「大見出し」定義の数値データ表示画面を示す図であ
る。
【図6−4】実施例の書式フアイルの「大見出し」名称
を変更するために日本語入力ウインドウを示す図であ
る。
【図6−5】実施例の数値データ表示画面の名称部分が
「見出し1」に変更された状態を示す図である。
【図7】実施例における書式のメニュー表示画面を示す
図である。
【図8】実施例における登録された書式フアイルの一部
修正に係るフローチヤートである。
【図9】実施例における文書への書式付けに係るフロー
チヤートである。
【図10】実施例における文書の書式の一部変更に係る
フローチヤートである。
【図11】実施例の装置における文書処理,組版処理を
含む制御に係るフローチヤートである。
【図12】実施例における文書データ及び編集メニュー
の表示の一例を示す図である。
【図13−1】実施例における書式コマンドを全く含ま
ない文章コードデータのメモリ上に格納された様子を示
す図である。
【図13−2】実施例におけるビツトイメージデータに
展開された情報の画像表示例を示す図である。
【図13−3】実施例における範囲指定の様子を示す図
である。
【図13−4】及び
【図13−5】実施例におけるPMEM上の組版処理に
係る書式データの一部分を示す図である。
【図13−6】実施例における書式コマンドを含めた文
章コードデータのメモリ上に格納された様子を示す図で
ある。
【図13−7】実施例における組版処理により書式コマ
ンドに基づい画面上へのイメージ出力例を示す図であ
る。
【図14−1】実施例において表示された組版結果コマ
ンドの対応表を示す図である。
【図14−2】実施例において、第14−1図に示した
対応表を操作者が完成させた状態を示す図である。
【符号の説明】
1 システムバス 2 CPU 3 プログラムメモリ(PMEM) 4 イメージメモリ(IMEM) 5 印刷出力制御部 6 プリンタ 7 入力制御部 8 キーボード 9 ポインティングデバイス(PD) 10 VRAM 11 表示出力制御部 12 CRT 13 外部記憶装置制御部 14 ハードディスク 15 フロッピーディスク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1−1】実施例の文書処理装置のブロック構成図で
ある。
【図1−2】実施例のプログラムメモリ(PMEM)内
のメモリマツプを示す図である。
【図2】実施例のデイスク装置14内に格納されるデー
タの一部を示す図である。
【図3−1】図2の書式フアイル21内に格納される書
式データのうち書式定義ヘツダ部を示す図である。
【図3−2】図2の書式フアイル21内に格納される書
式データのうち段定義レコード部及び本文定義レコード
部を示す図である。
【図4】実施例における書式に関する用語を説明するた
めの図である。
【図5】実施例における書式登録に係るフローチヤート
である。
【図6−1】実施例の段体裁入力における表示の流れを
示す図である。
【図6−2】実施例の書式フアイルの一部修正の為の本
文定義の数値データ表示画面を示す図である。
【図6−3】実施例の書式フアイルの一部修正の為の
「大見出し」定義の数値データ表示画面を示す図であ
る。
【図6−4】実施例の書式フアイルの「大見出し」名称
を変更するために日本語入力ウインドウを示す図であ
る。
【図6−5】実施例の数値データ表示画面の名称部分が
「見出し1」に変更された状態を示す図である。
【図7】実施例における書式のメニュー表示画面を示す
図である。
【図8】実施例における登録された書式フアイルの一部
修正に係るフローチヤートである。
【図9】実施例における文書への書式付けに係るフロー
チヤートである。
【図10】実施例における文書の書式の一部変更に係る
フローチヤートである。
【図11−1】実施例の装置における文書処理,組版処
理を含む制御に係るフローチヤートである。
【図11−2】実施例の装置における文書処理,組版処
理を含む制御に係るフローチヤートである。
【図12】実施例における文書データ及び編集メニュー
の表示の一例を示す図である。
【図13−1】実施例における書式コマンドを全く含ま
ない文章コードデータのメモリ上に格納された様子を示
す図である。
【図13−2】実施例におけるビツトイメージデータに
展開された情報の画像表示例を示す図である。
【図13−3】実施例における範囲指定の様子を示す図
である。
【図13−4】及び
【図13−5】実施例におけるPMEM上の組版処理に
係る書式データの一部分を示す図である。
【図13−6】実施例における書式コマンドを含めた文
章コードデータのメモリ上に格納された様子を示す図で
ある。
【図13−7】実施例における組版処理により書式コマ
ンドに基づい画面上へのイメージ出力例を示す図であ
る。
【図14−1】実施例において表示された組版結果コマ
ンドの対応表を示す図である。
【図14−2】実施例において、第14−1図に示した
対応表を操作者が完成させた状態を示す図である。
【符号の説明】 1 システムバス 2 CPU 3 プログラムメモリ(PMEM) 4 イメージメモリ(IMEM) 5 印刷出力制御部 6 プリンタ 7 入力制御部 8 キーボード 9 ポインティングデバイス(PD) 10 VRAM 11 表示出力制御部 12 CRT 13 外部記憶装置制御部 14 ハードディスク 15 フロッピーディスク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図形、イメージ及び文章から構成され
    る文書情報を作成或いは編集する文書処理装置におい
    て、 前記文書情報を入力する入力手段と、 入力した文書中の出力形態を特定する情報を抽出する抽
    出手段と、 前記文書処理装置自身が有する出力形態の個々の機能名
    称を前記抽出手段で抽出した出力形態に併せて変更する
    変更手段と、 該変更手段で変更された出力形態の機能名称に従って前
    記文書情報を出力する出力手段とを備えることを特徴と
    する文書処理装置。
JP3046360A 1991-03-12 1991-03-12 文書処理装置 Pending JPH05216874A (ja)

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JP3046360A JPH05216874A (ja) 1991-03-12 1991-03-12 文書処理装置

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